JP5003163B2 - ステーション装置およびフレーム転送方法 - Google Patents

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Description

この発明は、RPRネットワークにおけるステーション装置およびフレーム転送方法に関する。
RPR(Resilient Packet Ring)では、ステーションと呼ばれる複数のフレーム転送装置がリング状に接続される。このステーションの配下では、リモートステーションと呼ばれるフレーム転送装置が複数台接続されており、ステーションは、リモートステーションからイーサネット(登録商標)フレームを受信すると、RPRフレームに変換し、さらに、RPRリングがSONET/SDH(Synchronous Optical Network/Synchronous Digital Hierarchy)で構成される場合には、GFP(Generic Framing Procedure)フレームにマッピングを行う。
従来、ステーションは、リモートステーションから受信したイーサネットフレームを、一つずつRPRフレームに変換していた。
具体的に例を挙げて説明すると、図12の(A)に示すように、ステーション10〜ステーション70がリング状に接続され、ステーション20の配下では、リモートステーション21〜リモートステーション24が接続され、ステーション60の配下では、リモートステーション61〜リモートステーション64が接続されるRPRネットワークがある。
ここで、図12の(B)に示すように、例えば、ステーション20は、配下のリモートステーション21やリモートステーション22によってステーション60配下のリモートステーション61やリモートステーション62宛てに送信されたイーサネットフレーム80やイーサネットフレーム90をそれぞれRPRフレーム81やRPRフレーム91に変換していた。なお、ステーション20は、これらRPRフレーム81、RPRフレーム91も含め複数のRPRフレームを所定の形式でGFPフレームにマッピングを行い、ステーション10に転送する(ステーション60までのホップ数(転送先のステーションまでに経由するステーションの数)は反時計回りの方が少ないため)。
なお、特許文献1では、複数の端末を収容する複数のノードステーションが伝送路により相互に接続されたネットワークにおいて、発信端末ごとに生成された全ての信号ユニットを連結し、前端に開始ブロックを付加し、後端に終了ブロックを付加し、一つのパケット信号に組み立てることで、パケット信号のオーバーヘッドの部分の占める割合を小さくする技術が開示されている。
特開昭61−33054号公報
ところで、上記した従来の技術では、RPRネットワーク帯域を有効に使用できないという課題があった。つまり、ステーションは、それぞれのイーサネットフレームにRPRフレームのヘッダ及びGFPフレームヘッダを付加する結果、RPRフレームのヘッダ及びGFPフレームヘッダがRPRネットワーク帯域に占める割合が多くなるので(フレーム長が短いほど顕著になる)、RPRネットワーク帯域を有効に使用できないという課題があった。なお、特許文献1では、連結した全てのフレームに対して自ステーション宛てに送信されたフレームかどうかを確かめるという煩雑な処理を行わなければならないので、効率的ではないという課題があった。
ここで、RPRネットワーク帯域を有効に使用できないという課題、言い換えれば、RPRフレームヘッダおよびGFPフレームヘッダのオーバーヘッドが、フレーム長が短いほど大きく、RPRネットワーク帯域を有効に使用できないという課題について以下に詳細に説明する。
規格IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.17では、図13−1に示すように、RPRフレームのデータフレームサイズが定まっている。RPRリングがSONET/SDHで構成されていた場合には、図13−2や図13−3に示すように、ステーションは、イーサネットフレームをRPRフレーム化(FF1(Basic Frame Format)、もしくはFF2(Extended Frame Format))した後、GFPフレームにマッピングし、さらに図13−4に示すように、SPE(SONET/SDH Payload Envelope)に収容する。
ここで、例えば、RPRリングがSTS−12c(Synchronous Transport Signal level 12)で構成されていた場合には、SONET Payload Capacity=(12*780*8)/125μsec=599.04Mbpsとなる。
イーサネットフレームの入力可能な最大Rate値であるEthernet(登録商標) capacityは、上記したSONET Payload Capacityに対するRPRフレームヘッダと、GFPフレームヘッダと、GFPのFCS(frame check sequence)と(挿入するか挿入しないかを選択)を除いた容量であるので、例えば、「フレーム長64Bytes」、「FF1(Basic Frame Format)」、「GFPのFCSなし」であるイーサネットフレームのEthernet capacityを計算すると、599.04*64/(64+6+8)=491.52Mbpsとなる。なお、式中の6はFF1でのRPRフレームヘッダ長、8はGFPフレームヘッダ長である。
他のイーサネットフレームのEthernet capacityについて、同様に64Bytes長ずつフレーム長を増やして算出すると、図13−5に示すような結果が得られる(図13−5の(1)参照)。そして、各イーサネットフレームのEthernet capacityと、9198Bytes長のイーサネットフレームのEthernet capacityとの差をとり(図13−5の(2)参照)、9198Bytes長のイーサネットフレームの損失率を0%として各イーサネットフレームの損失率を求めると(図13−5の(2)参照)、64Bytes長のイーサネットフレームで最大32%もの損失率となる。ここで9198Byteとは、図13−1JUMBO_MAXである9216ByteよりFF2のRPRフレームヘッダ長18Bytesを引いた値である。
以上に説明したとおり、RPRフレームヘッダおよびGFPフレームヘッダのオーバーヘッドが、フレーム長が短いほど大きく、RPRネットワーク帯域を有効に使用できないという課題があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、RPRネットワーク帯域を有効に使用可能とすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る発明は、リモートステーション装置を配下にしてRPRネットワークの一部として構成され、前記リモートステーション装置から受信したイーサネットフレームをRPRフレームに変換して隣接する他のステーション装置に転送するとともに、隣接する他のステーション装置から受信した自ステーション宛てのRPRフレームをイーサネットフレームに変換して配下のリモートステーション装置に転送するステーション装置であって、前記RPRネットワークを構成する他のステーション装置のMACアドレスと当該他のステーション装置配下にあるリモートステーション装置のMACアドレスとを対応付けた対応関係を記憶する記憶手段と、前記RPRフレームへの変換に際して、前記記憶手段によって記憶された対応関係とイーサネットフレームの送信先アドレスとに基づいて、共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレーム同士をネスト化するネスト化手段と、前記他のステーション装置によってネスト化されたRPRフレームを受信した場合に、当該RPRフレームからネスト化前の各イーサネットフレームを抽出する抽出手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、上記の発明において、前記ネスト化手段は、IFGに復元するためのIFG情報およびネスト化されたイーサネットフレームからネスト化前の各イーサネットフレームを抽出するためのLengthを、ネスト化される各イーサネットフレーム間に挿入しつつネスト化し、前記抽出手段は、前記RPRフレームに挿入されたLengthに基づいてネスト化前の各イーサネットフレームを抽出するとともに、前記IFG情報から復元したIFGに基づいて当該各イーサネットフレームの間隔を制御することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、上記の発明において、前記ネスト化手段は、ネスト化される各イーサネットフレームに対するFCSチェックにおいて問題がなかった前記イーサネットフレームのFCSを削除するとともに、新たなFCSを挿入して当該各イーサネットフレームをネスト化し、前記抽出手段は、前記RPRフレームに挿入されたFCSに基づいてFCSチェックを行うことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、上記の発明において、前記ネスト化手段は、所定のサービスクラスのイーサネットフレームのみをネスト化対象とすることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、リモートステーション装置を配下にしてRPRネットワークの一部として構成され、前記リモートステーション装置から受信したイーサネットフレームをRPRフレームに変換して隣接する他のステーション装置に転送するとともに、隣接する他のステーション装置から受信した自ステーション宛てのRPRフレームをイーサネットフレームに変換して配下のリモートステーション装置に転送するフレーム転送方法であって、前記RPRネットワークを構成する他のステーション装置のMACアドレスと当該他のステーション装置配下にあるリモートステーション装置のMACアドレスとを対応付けた対応関係を保持する保持工程と、前記RPRフレームへの変換に際して、前記保持工程によって保持された対応関係とイーサネットフレームの送信先アドレスとに基づいて、共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレーム同士をネスト化するネスト化工程と、前記他のステーション装置によってネスト化されたRPRフレームを受信した場合に、当該RPRフレームからネスト化前の各イーサネットフレームを抽出する抽出工程と、を含んだことを特徴とする。
請求項1または5の発明によれば、RPRネットワークを構成する他のステーション装置のMACアドレスと当該他のステーション装置配下にあるリモートステーション装置のMACアドレスとを対応付けた対応関係を記憶し、RPRフレームへの変換に際して、対応関係とイーサネットフレームの送信先アドレスとに基づいて、共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレーム同士をネスト化し、他のステーション装置によってネスト化されたRPRフレームを受信した場合に、当該RPRフレームからネスト化前の各イーサネットフレームを抽出するので、RPRネットワーク帯域を有効に使用することが可能となる。つまり、RPRフレームのヘッダ及びGFPフレームヘッダによるRPRネットワーク帯域の占有率が抑えられるので、RPRネットワーク帯域を有効に使用することが可能となる。
また、請求項2の発明によれば、IFGに復元するためのIFG情報およびネスト化されたイーサネットフレームからネスト化前の各イーサネットフレームを抽出するためのLengthを、ネスト化される各イーサネットフレーム間に挿入しつつネスト化し、RPRフレームに挿入されたLengthに基づいてネスト化前の各イーサネットフレームを抽出するとともに、IFG情報から復元したIFGに基づいて当該各イーサネットフレームの間隔を制御するので、他のステーション装置でネスト化されたイーサネットフレームを元のイーサネットフレームに確実に復元することが可能となる。
また、請求項3の発明によれば、ネスト化される各イーサネットフレームに対するFCSチェックにおいて問題がなかったイーサネットフレームのFCSを削除するとともに、新たなFCSを挿入して当該各イーサネットフレームをネスト化し、RPRフレームに挿入されたFCSに基づいてFCSチェックを行うので、他のステーション装置でネスト化されたイーサネットフレームの正常性を保つことが可能となる。
また、請求項4の発明によれば、所定のサービスクラスのイーサネットフレームのみをネスト化対象とするので、サービスクラスに適したフレーム転送を行うことが可能となる。つまり、サービスクラスの低いフレームに対してのみネスト化を行なうなどしてフレーム転送を制御することができるので、サービスクラスに適したフレーム転送を行うことが可能となる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るステーション装置の実施例を詳細に説明する。なお、以下では、実施例1に係るステーション装置の概要および特徴、実施例1に係るステーション装置の構成および処理の流れ、実施例1の効果を順に説明し、引き続き、他の実施例を説明する。
[実施例1に係るステーション装置の概要および特徴]
まず、図1を用いて、実施例1に係るステーション装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係るステーション装置の概要および特徴を説明するための図である。
実施例1に係るステーション装置の概要を以下に説明する。図1の(A)に示すように、ステーション装置110は、他のステーション装置100やステーション装置120〜ステーション装置160とともにRPRネットワークを構成し、さらにリモートステーション装置110a〜110dを配下にする。そして、ステーション装置110は、リモートステーション装置110a〜110dから受信したイーサネットフレームをRPRフレームに変換して隣接するステーション装置100またはステーション装置120に転送するとともに、隣接するステーション装置100またはステーション装置120から転送された自ステーション宛てのRPRフレームをイーサネットフレームに変換して配下のリモートステーション装置110a〜110dに転送する。以上が実施例1に係るステーション装置の概要であり、このステーション装置は、RPRネットワーク帯域を有効に使用することを可能としている点に主たる特徴がある。
この主たる特徴について説明すると、ステーション装置110は、RPRネットワークを構成する他のステーション装置のMAC(Media Access Control)アドレスと当該他のステーション装置配下にあるリモートステーション装置のMACアドレスとを対応付けた対応関係を記憶する。
具体的に例を挙げて説明すると、図1の(A)に示すように、ステーション装置110は、RPRネットワークを構成するステーション装置100〜160のうち、ステーション装置150がリモートステーション装置150a〜150dを配下にしているので、ステーション装置150のMACアドレスとステーション装置150の配下であるリモートステーション装置150a〜150dのMACアドレスとを対応付けた対応関係をテーブル170によって記憶する。
そして、ステーション装置110は、受信したイーサネットフレームからRPRフレームへの変換に際して、記憶している対応関係とイーサネットフレームの送信先アドレスとに基づいて、共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレーム同士をネスト化する。
具体的に例を挙げて説明すると、図1の(B)に示すように、ステーション装置110は、送信先アドレスが異なる種々のイーサネットフレーム180をリモートステーション装置110a〜110dから受信して所定の記憶部に保存する。そして、ステーション装置110は、所定の記憶部に保存されているイーサネットフレームのなかから、テーブル170によって記憶する対応関係に基づいて、共通のステーション装置150配下にあるリモートステーション装置宛てであるイーサネットフレーム180a〜180cについてはネスト化し、共通のRPRヘッダを付加したRPRフレーム190に変換する。なお、ステーション装置110は、RPRフレーム190を所定の形式でGFPフレームにマッピングを行い、ステーション装置100に転送する(ステーション装置150までのホップ数は反時計回りの方が少ないため)。
また、ステーション装置110は、他のステーション装置によってネスト化されたRPRフレームを受信した場合に、当該RPRフレームからネスト化前の各イーサネットフレームを抽出する。
具体的に例を挙げて説明すると(以下ではステーション装置110に変わってステーション装置150を主体に説明する)、図1の(C)に示すように、ステーション装置150は、ステーション装置110によってネスト化されたRPRフレーム190がステーション装置160から転送されると、RPRフレーム190からネスト化前のイーサネットフレーム180a〜180cを抽出し、それぞれの送信先アドレスに該当するリモートステーション装置150a〜150cへ送信する。
したがって、このステーション装置によれば、上記した主たる特徴のとおり、RPRネットワーク帯域を有効に使用することが可能となる。つまり、RPRフレームの変換に際して複数のイーサネットフレームをネスト化することでRPRフレームのヘッダによるRPRネットワーク帯域の占有率が抑えられるので、RPRネットワーク帯域を有効に使用することが可能となる。
[実施例1に係るステーション装置の構成]
次に、図2を用いて、図1に示した実施例1に係るステーション装置の構成を説明する。図2は、ステーション装置の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、ステーション装置110は、イーサネット通信制御I/F部200と、RPRネットワーク通信制御I/F部210と、記憶部220と、処理部230とを備える。
イーサネット通信制御I/F部200は、自ステーションと配下のリモートステーション装置との通信を制御する。具体的には、イーサネット通信制御I/F部200は、リモートステーション装置110a〜110dから受信したイーサネットフレームを後述する処理部230のイーサネットフレーム受信制御部231に出力するとともに、後述する処理部230のイーサネットフレーム送信制御部236から受け取ったイーサネットフレームをリモートステーション装置110a〜110dに送信する。
RPRネットワーク通信制御I/F部210は、自ステーションとRPRネットワークを構成する他のステーション装置との通信を制御する。具体的には、RPRネットワーク通信制御I/F部210は、隣接するステーション装置から転送されたGFPフレームを受信すると、GFPデカプセリングを行い、自ステーション宛てのRPRフレームである場合には、当該RPRフレームを取り込んで後述する処理部230のRPRフレーム受信制御部234に出力し、自ステーション宛てのRPRフレームでない場合には、再度GFPカプセリングして次のステーション装置へ転送する。また、RPRネットワーク通信制御I/F部210は、後述する処理部230のRPRフレーム送信制御部233からRPRフレームを受け取ると、GFPカプセリングを行い、隣接するステーション装置に転送する。なお、RPRネットワーク通信制御I/F部210は、時計回りおよび反時計回りからなる2通りの経路の通信を制御する。
記憶部220は、処理部230による各種処理に必要なデータおよびプログラムを記憶し、特に本発明に密接に関連するものとしては、イーサネットフレーム記憶部221と、対応関係記憶部222とを備える。なお、対応関係記憶部222は、特許請求の範囲に記載の「記憶手段」に対応する。
イーサネットフレーム記憶部221は、イーサネットフレームがRPRフレームに変換されるまでの間当該イーサネットフレームを記憶する。具体的には、イーサネットフレーム記憶部221は、後述するイーサネットフレーム受信制御部231からイーサネットフレームを受け取り、後述するイーサネットフレームネスト化部232に処理されるまでの間当該イーサネットフレームを記憶する。
対応関係記憶部222は、RPRネットワークを構成する他のステーション装置のMACアドレスと当該他のステーション装置配下にあるリモートステーション装置のMACアドレスとを対応付けた対応関係を記憶する。例えば、図3に示すように、対応関係記憶部222は、リモートステーション装置150aのMACアドレス「150a」と、ステーション装置150のMACアドレス「150」とを対応付けて記憶する。なお、図3は、対応関係記憶部222が記憶する情報の例を示す図である。また、以下ではステーション装置やリモートステーション装置の指示番号と、MACアドレスとを同じものとして扱う(例えば、ステーション装置110のMACアドレスは「110」である)。
処理部230は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有して種々の処理を実行し、特に本発明に密接に関連するものとしては、イーサネットフレーム受信制御部231と、イーサネットフレームネスト化部232と、RPRフレーム送信制御部233と、RPRフレーム受信制御部234と、イーサネットフレーム抽出部235と、イーサネットフレーム送信制御部236とを備える。なお、イーサネットフレームネスト化部232は、特許請求の範囲に記載の「ネスト化手段」に対応し、イーサネットフレーム抽出部235は、同じく「抽出手段」に対応する。
イーサネットフレーム受信制御部231は、イーサネットフレームの受信を制御する。具体的には、イーサネットフレーム受信制御部231は、イーサネット通信制御I/F部200からイーサネットフレームを受け取ると、イーサネットフレーム記憶部221へ出力する。
イーサネットフレームネスト化部232は、受信したイーサネットフレームからRPRフレームへの変換に際して、記憶している対応関係とイーサネットフレームの送信先アドレスとに基づいて、共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレーム同士をネスト化する。
具体的には、イーサネットフレームネスト化部232は、所定のタイミング(例えば、タイマなどによって一定間隔で出力された信号を受け取るタイミング)でイーサネットフレーム記憶部221に格納されたイーサネットフレームの送信先アドレスを読み出すとともに、対応関係記憶部222によって記憶された対応関係に基づいて、共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレームを見付ける。
そして、イーサネットフレームネスト化部232は、共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレームについてはネスト化を行い、ネスト化されたイーサネットフレームに新たなRPRヘッダやFCSを付加することでRPRフレームに変換して後述するRPRフレーム送信制御部233に出力する。
また、イーサネットフレームネスト化部232は、共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレーム同士で格納されておらず、単独のイーサネットフレームで格納されていた場合においても、所定のタイミングとなった時点で当該単独で格納されたイーサネットフレームをRPRフレームに変換して後述するRPRフレーム送信制御部233に出力する。
例えば、イーサネットフレームネスト化部232は、イーサネットフレーム記憶部221に送信先アドレスが「150a」、「150b」、「150c」であるイーサネットフレームが格納されていた場合には、以下の処理を行う。つまり、イーサネットフレームネスト化部232は、対応関係記憶部222によって記憶された対応関係に基づいて、これらイーサネットフレームが共通のステーション装置のMACアドレス「150」と対応しているので、送信先アドレス「150」や送信元アドレス「110」を含むRPRヘッダを付加してRPRフレームに変換し、さらに当該RPRフレームに新たなFCSを付加する。
RPRフレーム送信制御部233は、RPRフレームの送信を制御する。具体的には、RPRフレーム送信制御部233は、イーサネットフレームネスト化部232からRPRフレームを受け取ると、RPRネットワーク通信制御I/F部210に出力する。
RPRフレーム受信制御部234は、RPRフレームの受信を制御する。具体的には、RPRフレーム受信制御部234は、RPRネットワーク通信制御I/F部210からRPRフレームを受け取ると、イーサネットフレーム抽出部235に出力する。
イーサネットフレーム抽出部235は、他のステーション装置によってネスト化されたRPRフレームを受信した場合に、当該RPRフレームからネスト化前の各イーサネットフレームを抽出する。具体的には、イーサネットフレーム抽出部235は、RPRフレーム受信制御部234からRPRフレームを受け取ると、当該RPRフレームからネスト化前の各イーサネットフレームを抽出し、後述するイーサネットフレーム送信制御部236に出力する。
イーサネットフレーム送信制御部236は、イーサネットフレームの送信を制御する。具体的には、イーサネットフレーム送信制御部236は、イーサネットフレーム抽出部235からイーサネットフレームを受け取ると、イーサネット通信制御I/F部200に出力する。
[実施例1に係るステーション装置による処理]
次に、図4および図5を用いて、実施例1におけるステーション装置による処理を説明する。図4は、ネスト化されたRPRフレームの転送処理の流れを示すフローチャートであり、図5は、ネスト化されたRPRフレームの受信処理の流れを示すフローチャートである。
図4に示すように、ステーション装置110において、イーサネットフレームネスト化部232は、ネスト化を行うタイミングになると(ステップS401肯定)、イーサネットフレーム記憶部221に格納されたイーサネットフレームのうち共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレーム同士については、RPRフレームへの変換に際してネスト化を行う(ステップS402)。そして、RPRネットワーク通信制御I/F部210は、RPRフレーム送信制御部233を介して、ネスト化されたRPRフレームをイーサネットフレームネスト化部232から受け取り、GFPカプセリングを行い(ステップS403)、隣接するステーション装置に転送して(ステップS404)処理を終了する。
また、図5に示すように、ステーション装置110において、RPRネットワーク通信制御I/F部210は、隣接するステーション装置からGFPフレームを受信すると(ステップS501肯定)、GFPデカプセリングを行い(ステップS502)、自ステーション宛てのRPRフレームである場合には(ステップS503肯定)、自ステーションに当該RPRフレームを取り込む(ステップS504)。そして、イーサネットフレーム抽出部235は、RPRフレーム受信制御部234を介してRPRネットワーク通信制御I/F部210より受け取とったRPRフレームから、ネスト化前の各イーサネットフレームを抽出する(ステップS505)。そして、イーサネット通信制御I/F部200は、イーサネットフレーム送信制御部236を介してイーサネットフレーム抽出部235から受け取とったイーサネットフレームを送信先のリモートステーション装置へ送信して(ステップS506)処理を終了する。
また、RPRネットワーク通信制御I/F部210は、自ステーション宛てのRPRフレームでない場合には(ステップS503否定)、TTLを1減算した後で再度GFPカプセリングを行い(ステップS507)、次のステーション装置へ転送して(ステップS508)処理を終了する。
[実施例1の効果]
上記したように、実施例1によれば、RPRネットワークを構成する他のステーション装置のMACアドレスと当該他のステーション装置配下にあるリモートステーション装置のMACアドレスとを対応付けた対応関係を記憶し、RPRフレームへの変換に際して、対応関係とイーサネットフレームの送信先アドレスとに基づいて、共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレーム同士をネスト化し、他のステーション装置によってネスト化されたRPRフレームを受信した場合に、当該RPRフレームからネスト化前の各イーサネットフレームを抽出するので、RPRネットワーク帯域を有効に使用することが可能となる。つまり、RPRフレームの変換に際して複数のイーサネットフレームをネスト化することでRPRフレームのヘッダによるRPRネットワーク帯域の占有率が抑えられるので、RPRネットワーク帯域を有効に使用することが可能となる。
また、実施例1によれば、共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレーム同士であって、所定の時間内にリモートステーションから受信したイーサネットフレーム同士をネスト化するので、合計フレーム長が所定の閾値を超えたらネスト化する手法に比較して、イーサネットフレームの受信が少ない場合には、効率的にフレーム転送を行うことが可能となる。
実施例1では、受信したイーサネットフレームをそのままバッファに格納する場合を説明したが、実施例2では、バッファに格納する際に新たな情報を挿入したり、不要となる情報を削除したりする場合を説明する。
図6および図7を用いて、実施例2に係るステーション装置110を説明する。図6および図7は、実施例2に係るステーション装置を説明するための図である。
ステーション装置110は、大きく分けて「PA(preamble)」、「MACヘッダ」、「データ」、「FCS」の4つの部分からなるイーサネットフレームを、所定のIFG(Inter Frame Gap)の間隔で受信する。なお、以下ではPAの最後の特定の部分についてはSFD(Start Frame Delimiter)と呼んで区別する。
例えば、図6に示すように、ステーション装置110は、MACヘッダに含まれる送信先アドレスが「150a」、送信元アドレスが「110a」であるイーサネットフレーム180aを受信し、所定のIFG受信後に、同じくMACヘッダに含まれる送信先アドレスが「150b」、送信元アドレスが「110b」であるイーサネットフレーム180bを受信し、さらに所定のIFG受信後に、同じくMACヘッダに含まれる送信先アドレスが「150c」、送信元アドレスが「110c」であるイーサネットフレーム180cを受信する。
そこで、ステーション装置110において、イーサネットフレーム受信制御部231は、それぞれのイーサネットフレーム180a〜180cについて、PA/SFDを削除し、FCSについては問題がなければ削除する。そして、イーサネットフレーム受信制御部231は、IFGの長さを16進数変換したIFG情報と、MACヘッダおよびデータまでの長さを16進数変換したLengthとを挿入したイーサネットフレーム181a〜181cを生成し、イーサネットフレーム記憶部221に格納する。
そして、イーサネットフレームネスト化部232は、所定のタイミングでイーサネットフレーム181a〜181cをネスト化し、送信先アドレス「150」や送信元アドレス「110」を含むRPRヘッダ190aを付加し、他のステーション装置にネスト化されたフレームであることを通知するためのネスト情報190bをRPRヘッダ190aに含まれるHECの次に挿入し、さらに新たなFCS190cを付加してRPRフレーム190に変換する。
次に、図7に示すように、ステーション装置150がGFPフレームを受信してGFPデカプセリングした結果、RPRヘッダの送信先アドレスが「150」であり、RPRフレーム190を取り込んだ場合を説明する。
ステーション装置150において、イーサネットフレーム抽出部235は、ネスト情報190bによってRPRフレーム190がネスト化されたRPRフレームとして識別すると、FCS190cについては問題がなければ削除する。そして、イーサネットフレーム抽出部235は、各Lengthを元にイーサネットフレーム181a〜181cを抽出するとともに、各IFG情報を元に算出したIFGを一時的に内部メモリに格納した上でLengthおよびIFG情報を削除する。そして、イーサネットフレーム抽出部235は、イーサネットフレーム181a〜181cにPA/SFDおよびFCSを付加し、内部メモリに格納したIFGの間隔でイーサネットフレーム送信制御部236に出力する。
[実施例2の効果]
上記したように、実施例2によれば、IFGに復元するためのIFG情報およびネスト化されたイーサネットフレームからネスト化前の各イーサネットフレームを抽出するためのLengthを、ネスト化される各イーサネットフレーム間に挿入しつつネスト化し、RPRフレームに挿入されたLengthに基づいてネスト化前の各イーサネットフレームを抽出するとともに、IFG情報から復元したIFGに基づいて当該各イーサネットフレームの間隔を制御するので、他のステーション装置でネスト化されたイーサネットフレームを元のイーサネットフレームに復元することが可能となる。
また、実施例2によれば、ネスト化される各イーサネットフレームに対するFCSチェックにおいて問題がなかったイーサネットフレームのFCSを削除するとともに、当該各イーサネットフレームをネスト化し、RPRフレームに挿入されたFCSに基づいてFCSチェックを行うので、他のステーション装置でネスト化されたイーサネットフレームの正常性を保つことが可能となる。
実施例3では、サービスクラスによってネスト化対象とするイーサネットフレームを限定する場合を説明する。
図8を用いて、実施例3に係るステーション装置110を説明する。図8は、実施例3に係るステーション装置を説明するための図である。
RPRでは、ClassA−CIR(Committed Information Rate)、ClassB−CIR、ClassB−EIR(Excess Information Rate)、ClassC−EIRからなる4つのサービスクラスでイーサネットフレームが区別される。ここで、例えば、ステーション装置110は、サービスクラスがClassB−EIRまたはClassC−EIRであるイーサネットフレームのみをネスト化対象とするようにしてもよい。
図8に示すように、ステーション装置110は、イーサネットフレーム受信制御部231によってイーサネットフレームをサービスクラスで振り分け、サービスクラスがClassA−CIRまたはClassB−CIRであるイーサネットフレームについてはイーサネットフレームネスト化部232に出力し、サービスクラスがClassB−EIRまたはClassC−EIRであるイーサネットフレームについてはイーサネットフレーム記憶部221に格納する(図8の(1)参照)。
そして、イーサネットフレームネスト化部232は、イーサネットフレーム受信制御部231からサービスクラスがClassA−CIRまたはClassB−CIRであるイーサネットフレームを受け取ると、RPRフレームに変換し(図8の(4)参照)、RPRフレーム送信制御部233に出力する。
また、イーサネットフレーム記憶部221は、ClassB−EIRまたはClassC−EIRであるイーサネットフレームを、イーサネットフレームがRPRフレームに変換されるまでの間当該イーサネットフレームを記憶する(図8の(2)参照)。そして、イーサネットフレームネスト化部232は、所定のタイミングでイーサネットフレーム記憶部221に格納されたイーサネットフレームについて共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレームのネスト化を行い(図8の(3)参照)、ネスト化されたイーサネットフレームをRPRフレームに変換し(図8の(4)参照)、RPRフレーム送信制御部233に出力する。
[実施例3の効果]
上記したように、実施例3によれば、所定のサービスクラスのイーサネットフレームのみをネスト化対象とするので、サービスクラスに適したフレーム転送を行うことが可能となる。つまり、サービスクラスの低いフレーム、例えばclassB−EIR,classC−EIRに対してのみネスト化を行なうなどしてフレーム転送を制御することができるので、サービスクラスに適したフレーム転送を行うことが可能となる。
実施例4では、宛先のステーション装置によってネスト化対象とするイーサネットフレームを限定する場合を説明する。
図9を用いて、実施例4に係るステーション装置110を説明する。図9は、実施例4に係るステーション装置を説明するための図である。
RPRネットワークがステーション装置100〜160で構成されていた場合に、例えば、ステーション装置110は、ステーション装置130、ステーション装置140、ステーション装置150またはステーション装置160が宛先となるイーサネットフレームのみをネスト化対象とするようにしてもよい。
図9に示すように、ステーション装置110は、イーサネットフレーム受信制御部231によってイーサネットフレームを宛先のステーション装置で振り分け、ステーション装置100またはステーション装置120が宛先となるイーサネットフレームについてはイーサネットフレームネスト化部232に出力し、ステーション装置130〜160が宛先となるイーサネットフレームについてはイーサネットフレーム記憶部221に格納する(図9の(1)参照)。具体的には、イーサネットフレーム受信制御部231は、イーサネット通信制御I/F部200からイーサネットフレームを受け取ると、対応関係記憶部222が記憶する対応関係において当該イーサネットフレームの送信先アドレスと対応付けられた宛先のステーション装置のMACアドレスを読み出して振り分け処理を行う。
そして、イーサネットフレームネスト化部232は、イーサネットフレーム受信制御部231からステーション装置100またはステーション装置120が宛先となるイーサネットフレームを受け取ると、RPRフレームに変換し(図9の(4)参照)、RPRフレーム送信制御部233に出力する。
また、イーサネットフレーム記憶部221は、ステーション装置130〜160が宛先となるイーサネットフレームを、イーサネットフレームがRPRフレームに変換されるまでの間当該イーサネットフレームを記憶する(図9の(2)参照)。そして、イーサネットフレームネスト化部232は、所定のタイミングでイーサネットフレーム記憶部221に格納されたイーサネットフレームについて共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレームのネスト化を行い(図9の(3)参照)、ネスト化されたイーサネットフレームをRPRフレームに変換し(図9の(4)参照)、RPRフレーム送信制御部233に出力する。
[実施例4の効果]
上述したように、実施例4によれば、所定のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレームのみをネスト化対象とするので、限られた記憶容量を有効に使用することが可能となる。
実施例1では、全てのイーサネットフレームを一つのバッファへ格納する場合を説明したが、実施例5では、イーサネットフレームを当該イーサネットフレームの宛先となるステーション装置ごとに設けたバッファへ格納する場合を説明する。
図10を用いて、実施例5に係るステーション装置110を説明する。図10は、実施例5に係るステーション装置を説明するための図である。
RPRネットワークがステーション装置100〜160で構成されていた場合に、ステーション装置110は、以下6つのステーション装置100、ステーション装置120、ステーション装置130、ステーション装置140、ステーション装置150そしてステーション装置160が宛先となるイーサネットフレームを格納する各バッファを設けるようにしてもよい。
図10に示すように、ステーション装置110は、イーサネットフレーム受信制御部231によってイーサネットフレームを宛先のステーション装置で振り分け、ステーション装置100宛てのイーサネットフレームについてはバッファ222aに格納、ステーション装置120宛てのイーサネットフレームについてはバッファ222bに格納するなどしてイーサネットフレーム記憶部221に格納する(図10の(1)参照)。なお、具体的には、イーサネットフレーム受信制御部231は、イーサネット通信制御I/F部200からイーサネットフレームを受け取ると、対応関係記憶部222が記憶する対応関係において当該イーサネットフレームの送信先アドレスと対応付けられた宛先のステーション装置のMACアドレスを読み出して振り分け処理を行う。
そして、イーサネットフレーム記憶部221は、各バッファにおいてステーション装置100またはステーション装置120〜160が宛先となるイーサネットフレームを、イーサネットフレームがRPRフレームに変換されるまでの間当該イーサネットフレームを記憶する(図10の(2)参照)。そして、イーサネットフレームネスト化部232は、所定のタイミングで各バッファに格納されたイーサネットフレームのネスト化を行い(図10の(3)参照)、ネスト化されたイーサネットフレームをRPRフレームに変換し(図10の(4)参照)、RPRフレーム送信制御部233に出力する。
[実施例5の効果]
上述したように、実施例5によれば、ネスト化される前のイーサネットフレームを、RPRフレームの宛先となるステーション装置ごとに区分けして記憶し、同一の区分けで記憶されたイーサネットフレーム同士をネスト化するので、共通のバッファに格納する手法に比較して、効率的にネスト化することが可能となる。
実施例6では、自ステーションから宛先のステーション装置までの間に輻輳ドメインを通過するイーサネットフレームのみをネスト化対象とする場合を説明する。
RPRでは、各ステーション装置がTPフレームを送受信することで、自ステーションの先で発生した輻輳や障害に係る情報を共有する。具体的には、各ステーション装置は、当該TPフレームを受信すると、トポロジーデータベース(自ステーションから各ステーション装置までのホップ数を、時計回りおよび反時計回りからなる2通りの経路で記憶したテーブル)に輻輳や障害に係る情報を書き込む。そして、各ステーション装置は、受信したイーサネットフレームが宛先のステーション装置まで転送されるまでの間に輻輳ドメインを通過する場合にのみ、当該イーサネットフレームをネスト化対象とするようにしてもよい。
図11を用いて、実施例6に係るステーション装置110を説明する。図11は、実施例6に係るステーション装置を説明するための図である。
図11の(A)に示すように、ステーション装置110は、ステーション装置100やステーション装置120〜160とともにRPRネットワークを構成し、リモートステーション装置110a〜110dを配下にする。また、ステーション装置120やステーション装置140も、同様にそれぞれリモートステーション装置120a〜120d、リモートステーション装置140a〜140dを配下にする。
ここで、ステーション装置110は、リモートステーション装置110bからリモートステーション装置140d宛てのイーサネットフレームを受信し、トポロジーデータベースより時計回りで転送するように選択した場合に、輻輳ドメインを通過しないので、当該イーサネットフレームを単独でRPRフレームに変換して転送する。
一方、図11の(B)に示すように、ステーション装置110は、リモートステーション装置110bからリモートステーション装置140d宛てのイーサネットフレームを受信し、トポロジーデータベースより時計回りで転送するように選択した場合に、輻輳ドメインを通過するので、当該イーサネットフレームをイーサネットフレーム記憶部221に格納することで、ネスト化対象にする。
[実施例6の効果]
上述したように、実施例6によれば、自ステーションから宛先ステーションまでの間に輻輳ドメインを通過するイーサネットフレームのみをネスト化するので、過剰なネスト化による遅延を制御することが可能となる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下に示すように、(1)〜(2)にそれぞれ区分けして異なる実施例を説明する。
(1)ネスト化
上記の実施例1では、共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレーム同士であって、所定の時間内にリモートステーションから受信したイーサネットフレーム同士をネスト化する場合を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレームであって、ネスト化されるイーサネットフレームの合計フレーム長が所定の閾値を超えたところまでに受信したイーサネットフレーム同士をネスト化するようにしてもよい。
例えば、イーサネットフレームネスト化部232は、イーサネットフレーム記憶部221にイーサネットフレームが格納されるたびに、イーサネットフレーム記憶部221によって記憶された全てのイーサネットフレームについて共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレームごとに合計フレーム長を算出し、所定の閾値を超えたイーサネットフレーム同士についてはネスト化するようにしてもよい。なお、タイマなどによって一定間隔で出力された信号を受け取るタイミングで上記した処理を行うようにしてもよい。こうすることによって、所定の時間ごとにネスト化する手法に比較して、イーサネットフレームの受信が多い場合には、効率的にフレーム転送を行うことが可能となる。
(2)システム構成等
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、イーサネットフレーム受信制御部231と、イーサネットフレームネスト化部232とを統合するなど、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、MACアドレスに用いた数字「110」や「110a」についてはこの限りではなく、ステーション装置やリモートステーション装置を一意に識別するものであればよい。
(付記1)リモートステーション装置を配下にしてRPRネットワークの一部として構成され、前記リモートステーション装置から受信したイーサネットフレームをRPRフレームに変換して隣接する他のステーション装置に転送するとともに、隣接する他のステーション装置から受信した自ステーション宛てのRPRフレームをイーサネットフレームに変換して配下のリモートステーション装置に転送するステーション装置であって、
前記RPRネットワークを構成する他のステーション装置のMACアドレスと当該他のステーション装置配下にあるリモートステーション装置のMACアドレスとを対応付けた対応関係を記憶する記憶手段と、
前記RPRフレームへの変換に際して、前記記憶手段によって記憶された対応関係とイーサネットフレームの送信先アドレスとに基づいて、共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレーム同士をネスト化するネスト化手段と、
前記他のステーション装置によってネスト化されたRPRフレームを受信した場合に、当該RPRフレームからネスト化前の各イーサネットフレームを抽出する抽出手段と、
を備えたことを特徴とするステーション装置。
(付記2)前記ネスト化手段は、IFGに復元するためのIFG情報およびネスト化されたイーサネットフレームからネスト化前の各イーサネットフレームを抽出するためのLengthを、ネスト化される各イーサネットフレーム間に挿入しつつネスト化し、
前記抽出手段は、前記RPRフレームに挿入されたLengthに基づいてネスト化前の各イーサネットフレームを抽出するとともに、前記IFG情報から復元したIFGに基づいて当該各イーサネットフレームの間隔を制御することを特徴とする付記1に記載のステーション装置。
(付記3)前記ネスト化手段は、ネスト化される各イーサネットフレームに対するFCSチェックにおいて問題がなかった前記イーサネットフレームのFCSを削除するとともに、当該各イーサネットフレームをネスト化し、
前記抽出手段は、前記RPRフレームに挿入されたFCSに基づいてFCSチェックを行うことを特徴とする付記1または2に記載のステーション装置。
(付記4)前記ネスト化手段は、所定のサービスクラスのイーサネットフレームのみをネスト化対象とすることを特徴とする付記1、2または3に記載のステーション装置。
(付記5)前記ネスト化手段は、所定のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレームのみをネスト化対象とすることを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載のステーション装置。
(付記6)前記ネスト化手段は、前記共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレーム同士であって、所定の時間内にリモートステーションから受信したイーサネットフレーム同士をネスト化することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載のステーション装置。
(付記7)前記ネスト化手段は、前記共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレームであって、ネスト化されるイーサネットフレームの合計フレーム長が所定の閾値を超えたところまでに受信したイーサネットフレーム同士をネスト化することを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載のステーション装置。
(付記8)前記ネスト化手段によってネスト化される前のイーサネットフレームを、RPRフレームの宛先となるステーション装置ごとに区分けして記憶するイーサネットフレーム記憶手段をさらに備え、
前記ネスト化手段は、同一の区分けで記憶されたイーサネットフレーム同士をネスト化することを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載のステーション装置。
(付記9)前記ネスト化手段は、自ステーションから宛先ステーションまでの間に輻輳ドメインを通過するイーサネットフレームのみをネスト化することを特徴とする付記1〜8のいずれか一つに記載のステーション装置。
(付記10)リモートステーション装置を配下にしてRPRネットワークの一部として構成され、前記リモートステーション装置から受信したイーサネットフレームをRPRフレームに変換して隣接する他のステーション装置に転送するとともに、隣接する他のステーション装置から受信した自ステーション宛てのRPRフレームをイーサネットフレームに変換して配下のリモートステーション装置に転送するフレーム転送方法であって、
前記RPRネットワークを構成する他のステーション装置のMACアドレスと当該他のステーション装置配下にあるリモートステーション装置のMACアドレスとを対応付けた対応関係を保持する保持工程と、
前記RPRフレームへの変換に際して、前記保持工程によって保持された対応関係とイーサネットフレームの送信先アドレスとに基づいて、共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置宛てのイーサネットフレーム同士をネスト化するネスト化工程と、
前記他のステーション装置によってネスト化されたRPRフレームを受信した場合に、当該RPRフレームからネスト化前の各イーサネットフレームを抽出する抽出工程と、
を含んだことを特徴とするフレーム転送方法。
以上のように、本発明に係るステーション装置は、リモートステーション装置を配下にしてRPRネットワークの一部として構成され、前記リモートステーション装置から受信したイーサネットフレームをRPRフレームに変換して隣接する他のステーション装置に転送するとともに、隣接する他のステーション装置から受信した自ステーション宛てのRPRフレームをイーサネットフレームに変換して配下のリモートステーション装置に転送する場合に有用であり、特に、RPRネットワーク帯域を有効に使用することに適する。
実施例1に係るステーション装置の概要および特徴を説明するための図である。 実施例1に係るステーション装置の構成を示すブロック図である。 対応関係記憶部が記憶する情報の例を示す図である。 ネスト化されたRPRフレームの転送処理の流れを示すフローチャートである。 ネスト化されたRPRフレームの受信処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2に係るステーション装置を説明するための図である。 実施例2に係るステーション装置を説明するための図である。 実施例3に係るステーション装置を説明するための図である。 実施例4に係るステーション装置を説明するための図である。 実施例5に係るステーション装置を説明するための図である。 実施例6に係るステーション装置を説明するための図である。 従来のPRPネットワークを説明するための図である。 RPRフレームのデータフレームサイズを示す図である。 FF1のフレームフォーマットを示す図である。 FF2のフレームフォーマットを示す図である。 STS−Nc SPEを示す図である。 Ethernet capacityの計算結果を示す図である。
符号の説明
100〜160 ステーション装置
200 イーサネット通信制御I/F部
210 RPRネットワーク通信制御I/F部
220 記憶部
221 イーサネットフレーム記憶部
222 対応関係記憶部
230 処理部
231 イーサネットフレーム受信制御部
232 イーサネットフレームネスト化部
233 RPRフレーム送信制御部
234 RPRフレーム受信制御部
235 イーサネットフレーム抽出部
236 イーサネットフレーム送信制御部

Claims (5)

  1. リモートステーション装置を配下にしてRPRネットワークの一部として構成され、前記リモートステーション装置から受信したイーサネットフレームをRPRフレームに変換して隣接する他のステーション装置に転送するとともに、隣接する他のステーション装置から受信した自ステーション宛てのRPRフレームをイーサネットフレームに変換して配下のリモートステーション装置に転送するステーション装置であって、
    前記RPRネットワークを構成する他のステーション装置のMACアドレスと当該他のステーション装置配下にあるリモートステーション装置のMACアドレスとを対応付けた対応関係を記憶する記憶手段と、
    前記RPRフレームへの変換に際して、前記記憶手段によって記憶された対応関係とイーサネットフレームの送信先アドレスとに基づいて、共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置を宛先とし且つ自ステーションから各他のステーションまでの経路ごとのホップ数と輻輳に関する情報とを含むトポロジーデータベースに基づいて自ステーションから前記宛先のリモートステーション装置までの間に輻輳ドメインを通過すると判断されたイーサネットフレーム同士をネスト化し、前記共通のステーションの装置配下にあるリモートステーション装置を宛先とし且つ自ステーションから前記宛先のリモートステーション装置までの間に輻輳ドメインを通過しないイーサネットフレームをネスト化しないネスト化手段と、
    前記他のステーション装置によってネスト化されたRPRフレームを受信した場合に、当該RPRフレームからネスト化前の各イーサネットフレームを抽出する抽出手段と、
    を備えたことを特徴とするステーション装置。
  2. 前記ネスト化手段は、IFGに復元するためのIFG情報およびネスト化されたイーサネットフレームからネスト化前の各イーサネットフレームを抽出するためのLengthを、ネスト化される各イーサネットフレーム間に挿入しつつネスト化し、
    前記抽出手段は、前記RPRフレームに挿入されたLengthに基づいてネスト化前の各イーサネットフレームを抽出するとともに、前記IFG情報から復元したIFGに基づいて当該各イーサネットフレームの間隔を制御することを特徴とする請求項1に記載のステーション装置。
  3. 前記ネスト化手段は、ネスト化される各イーサネットフレームに対するFCSチェックにおいて問題がなかった前記イーサネットフレームのFCSを削除するとともに、新たなFCSを挿入して当該各イーサネットフレームをネスト化し、
    前記抽出手段は、前記RPRフレームに挿入されたFCSに基づいてFCSチェックを行うことを特徴とする請求項1または2に記載のステーション装置。
  4. 前記ネスト化手段は、所定のサービスクラスのイーサネットフレームのみをネスト化対象とすることを特徴とする請求項1、2または3に記載のステーション装置。
  5. リモートステーション装置を配下にしてRPRネットワークの一部として構成され、前記リモートステーション装置から受信したイーサネットフレームをRPRフレームに変換して隣接する他のステーション装置に転送するとともに、隣接する他のステーション装置から受信した自ステーション宛てのRPRフレームをイーサネットフレームに変換して配下のリモートステーション装置に転送するフレーム転送方法であって、
    前記RPRネットワークを構成する他のステーション装置のMACアドレスと当該他のステーション装置配下にあるリモートステーション装置のMACアドレスとを対応付けた対応関係を保持する保持工程と、
    前記RPRフレームへの変換に際して、前記保持工程によって保持された対応関係とイーサネットフレームの送信先アドレスとに基づいて、共通のステーション装置配下にあるリモートステーション装置を宛先とし且つ自ステーションから各他のステーションまでの経路ごとのホップ数と輻輳に関する情報とを含むトポロジーデータベースに基づいて自ステーションから前記宛先のリモートステーション装置までの間に輻輳ドメインを通過すると判断されたイーサネットフレーム同士をネスト化し、前記共通のステーションの装置配下にあるリモートステーション装置を宛先とし且つ自ステーションから前記宛先のリモートステーション装置までの間に輻輳ドメインを通過しないイーサネットフレームをネスト化しないネスト化工程と、
    前記他のステーション装置によってネスト化されたRPRフレームを受信した場合に、当該RPRフレームからネスト化前の各イーサネットフレームを抽出する抽出工程と、
    を含んだことを特徴とするフレーム転送方法。
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