JP5002312B2 - 家畜の排泄物の乾燥システム - Google Patents

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Description

本発明は、家畜の排泄物、特に家禽類の糞を乾燥させるための乾燥システムに関する。
一般的な技術背景として、以下の既存技術が開示される。
微生物学的に排泄物を処理するための複雑で管理の必要な構成を持たないこと。
乾燥した排泄物が土の塊に良く似た塊の形状で集められたとき、これが著しく硬い素材だからである。シャフトを回転させるための駆動力は、その塊を破壊に成功し、2つの隣接したシャフトの指状突起またはブレードの間に位置する隙間へそれらを通過させるために、著しく高くなければならない。このような動力の増加は、エネルギーの点から費用が高くつく。
US-A-2679114号公報(特許文献1)は、肥料を変換し堆肥化するための装置と方法に関するものである。その装置は、サイロの上部へ未加工の肥料を移送するコンベヤからなる。そのサイロのベースは、2つの穿孔され収束する仕切から形成され、その仕切の間に通路が広がっている。その通路の底部には、シュート中に配置されたコンベヤが備えられている。コンベヤの上部には、ブレードを備えた2つの平行なロータリシャフトが伸びている。そのシャフトを回転駆動させると、いくらかの肥料がコンベヤ上へ移送される。
圧力下で、湿気をたくさん含んでいる可能性のある空気は、サイロの下部を通って、肥料の塊の中へ導かれ、その変換に備える。その空気は、肥料の後方で循環し、その乾燥または変換の改善に寄与する。
DE-A-2723581号公報(特許文献2)は、有機固体の好気性分解のための方法と装置に関するものである。その装置は、素材の前乾燥のための装置、貯蔵室、およびサイロから構成され、そのサイロのベースには、前乾燥された生成物と乾燥生成物の完全な混合物を製造するツインスクリューコンベヤが通じている。
その混合物はつぎに、バーチカルコンベヤを経て、可動ベースを有する分解反応器へ移送される。その混合物は、乾燥塔へ選択的に導かれることが可能であり、最終生成物は前述のサイロに蓄えられる。
前記公報のような、可動ベースは、ロータリシャフトの集合から構成されることに注目すべきであり、その周囲には指状突起またはブレードが備えられている。このタイプの通気性の可動ベースは深刻な欠点を有している。
さらに、シャフトが停止中のとき、すなわち回転していないとき、上述の隙間は乾燥した素材の最も流動性のある一部分のみを必然的にろ過させるが、それは望ましくない。
最後に、WO-A-97/02222号公報(特許文献3)を通じて、家畜の排泄物の乾燥装置が知られており、ベースが可動で通気性のある乾燥室から構成されている。
このベースは、連結式の押出し成形からなる多数のエレメントから形成されるが、排泄物の一部分が流れることができるようにするために同時に振動可能である。
このタイプの装置は、操作に関しては申し分がない。しかしながら、振動操作は、相当なエネルギー消費を必要とする。
本発明は、以上の従来技術の問題点を克服するとともに以下の課題を解決し、より乾燥効率を高め、さらに環境に対しても配慮した、家禽類の糞を効率的に乾燥させることができる乾燥システムを提供することにある。
米国特許第2679114号 独国公開第2723581号 国際特許公開第WO97/02222号
乾燥させた家畜の排泄物は通常において塊が大きくなり、非常に堅く、それゆえに扱いが難しかった、一方、特殊な手法で排泄物を粒状に乾燥させることを本願と同一発明者が提唱し、その結果として例えば、スクリューコンベア等でも自由に搬送できるような粒状の乾燥排泄物が得られるようになった。この乾燥システムにおいて、該粒状化した排泄物と新鮮な排泄物との混合をすることが必須の構成である。しかし、攪拌時に生じる湿気が乾燥室に戻り、乾燥室の機能を低下させる傾向があった。
さらに、上記の通り粒状化の排泄物は、搬送が自由で、攪拌がしやすいなどの特長があるものの、攪拌時において粉塵が発生しやすくなった。また、新鮮な排泄物との混合はなるべく、勢いよく行うことで、混合がより状態が良くなるが、その一方で、攪拌時に粉塵が増加する傾向が強く、その粉塵は細かい形状であるがゆえに、拡散しやすく、飛散もしやすいものであった。
また、上記の乾燥した粒状化排泄物と新鮮な排泄物との混合を、今まで以上に効率良く得る家畜の排泄物の乾燥システムが求められていた。
本発明の請求項1の特徴によれば、
家畜の排泄物の乾燥システムであって、新鮮な排泄物と乾燥した排泄物の混合物(M)を乾燥をする対象物として受け入れ、その混合物は、ベース(6)によって保持されるとともに空気(A)の通気性を有し、該ベースはエレメント(60、60')の集合から構成され、該エレメントは排泄物を保持する手段を形成するとともに定期的に乾燥した排泄物の一部を該エレメントの下方へ落下を促す移送する移送手段(T;T1、T2)を備え、さらに該エレメントは2つの重ね合わさった平行な平面(P1、P2)に編成される2組の水平部材(60、60')から構成され、これら水平部材(60、60')はベース(6)が垂直方向に連続した障害を有しないように配置され、前記移送手段(T;T1、T2)は水平部材(T;T1、T2)からなる2つの平面(P1、P2)の間を水平にスライド動作可能な少なくとも1つのスライドから構成されるとともに、このスライド動作によって、前記ベースの全表面が一端から他端まで掃引され、下方の平面(P)の水平部材(60')の頂部に蓄積された排泄物が押されて重力によって乾燥室の下方に落ちて乾燥した排泄物が蓄積されるようにされた乾燥システムにおいて、
前記乾燥室に対して壁面によって隔てられるとともに外気の雰囲気に対しても壁面によって隔てられる構成とした処理室内へ、前記乾燥室に蓄積された乾燥した排泄物をコンベアによって、前記処理室内へ搬送させる手段を設け、畜舎から搬送される新鮮な排泄物を前記処理室内へコンベアによって搬送させる手段を設け、これら二つの搬送手段に加えて、モータ駆動による攪拌手段を前記処理室内に設け、これら搬送手段によって搬送された新鮮な排泄物と乾燥した排泄物とを前記攪拌手段によって、攪拌をさせて混合物(M)を作成し、該混合物を再びコンベアによって前記乾燥用のベース(6)へ戻すようにした、家畜の排泄物の乾燥システムを提供することができる。
本発明の請求項2の特徴によれば、請求項1の構成に加えて、
搬送された新鮮な排泄物と乾燥した排泄物とが、同一コンベア上で合流した後に攪拌手段によって、攪拌を行うようにしたことを特徴としている。
本発明の請求項3の特徴によれば、請求項1の構成に加えて、前記攪拌手段が、ベルトコンベア上に攪拌する部分が配置されるようにした、第1の配置と、ベルトコンベア上からはずれた位置に、攪拌する部分が配置される、第2の配置の少なくとも2つの配置が選択可能にしたことを特徴としている。
請求項1で定義した構成により、家畜の排泄物は、乾燥室内に設けたベース上で十分乾燥しつつ、移送手段の動作によって、細かい乾燥物体として乾燥室内下方に集められる。この乾燥物体は、コンベアで搬送され、処理室内で新鮮な排泄物と合流し、十分に攪拌される。その結果として適切に混ぜ合わせられた混合物を得ることができる。この混合物は、再び乾燥室内へ送り込まれる。上記処理室によって十分に攪拌されることで、その後の乾燥工程が楽になる。また、十分に攪拌を行っても、処理室内で発生する湿気や粉塵は、直接的に湿気や粉塵が乾燥室へ入り込むことはない。また、外気の雰囲気に対して直接的に湿気や粉塵が放出されることはない。従って、今まで以上に十分な攪拌ができ、乾燥処理に適合する混合物を得ることができる。
請求項2で定義した構成により、搬送された新鮮な排泄物と乾燥した排泄物とが、同一コンベア上で合流した後に攪拌手段によって混合する構成としている。そのために、新鮮な排泄物は、処理室に入ると攪拌前に乾燥した排泄物によってカバーされ、その結果として、湿気や臭気が処理室内で発散しにくくなる。また、合流後に攪拌することで、攪拌効率も良い。
請求項3で定義した構成により、第1の配置とすることで、攪拌手段がコンベア上で攪拌作業を行うことが可能であり、攪拌が不要であった場合に、コンベアの流れに対して、攪拌手段が障壁にならないように、第2の配置へと変えることができる。すなわち、コンベア上に存在した攪拌手段をコンベアの外側へ移動させることで、コンベア上の排泄物の移動をスムーズにすることができる。
以下本発明の一実施例を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明による乾燥室を含む装置の概要を示す説明図である。上下の図面は、作図の都合で切断がされているが、図中の一点鎖線側は、互いに連続しているものである。
図2は、本発明による乾燥室に排泄物を供給可能にする手段の側面図であり、ベースは縦方向の垂直面を通って切断されている。
図3は、乾燥室の通気性を有するベースを構成する水平部材の部分上面図である。
図4は、排泄物供給手段を備えた、乾燥室の単純化した上面図である。
図5は、乾燥室が備えた可動スライドを駆動させる手段の上面図である。
図6は、スライドと駆動ケーブルと戻りプーリの概略上面図である。
図7は、プーリと駆動ケーブルの詳細図である。
図8は、一組の平坦化指状突起を備えた乾燥室に排泄物を供給するための運搬手段との側面図である。
図9は、引っ込んだ位置における、1つの指状突起の詳細図である。
図10は、図1における、処理室R中心に描いた部分断面斜視図であり、スクリュー30は第1の配置としている。また、コンベアの内部がわかりやすいように、一部破断部分を設けており、さらに、壁面の一部もその外側の様子がわかるように破断部分を設けている。
図11は、スクリュー30を第2の配置に変化させた、図10と同様の図であり、視点位置が左上に移動している。なお、同図においては、破断部分を無くして描いている。なお、壁面に示した符号は図面の位置関係から表した符号であり、WFは正面側壁面、WBは背面側壁面、WRは右側壁面、WLは左側壁面、WTは上面側壁面、WUは底面側壁面を各々示している。なお、図10においてはこれら壁面に対応する符号は省略している。
図12は、スクリュー30の拡大斜視図。
図13は、図10における各コンベアのカバー部分を取り外した状態を示した参考用斜視図である。
図1に描かれた装置は、乾燥室1、処理室R、アルキメデススクリューコンベヤ2、ベルトコンベア3、ベルトコンベアα、該ベルトコンベア3に対して排泄物を送り込むように配置した新鮮な排泄物フィードコンベヤB、乾燥室1内への空気ブロー手段Aから構成される。すなわち、フィードコンベヤBは鶏舎内の除糞ベルトで集められた排泄物を処理室Rに向かって搬送する。ベルトコンベア3は、新鮮な排泄物フィードコンベヤBと排泄物が搬送可能に接続されている。
一方、乾燥室1の下部には乾燥排泄物Sの受け入れピット8が備えてあり、その中へアルキメデススクリューコンベヤ2の上流の端部が傾斜して位置決めされ、その下流の端部は、乾燥室1の外部即ち処理室Rへ延び、アルキメデススクリューコンベヤ2の他端側は、シュート300を介してベルトコンベア3の中間地点と接続される。
ベルトコンベア3のシュート300との合流位置より下流において、切り替え用スクリュー30が設けられる。
このスクリュー30は、第1の角度と、第2の角度の二種類の角度を切り替えて利用することができる(詳細は後述する)、図1においては、第1の角度としている。また、このスクリュー30を回転させることで、ベルトコンベア3上に載置された、新鮮な排泄物と乾燥した排泄物が攪拌されて、作られた混合物が、ベルトコンベアαへスクリュー30の移送力によって、移動する。移動した混合物は、その後ベルトコンベアαの流れに沿って、処理室Rから乾燥室1へ移動し、ベルトコンベアαの出力側端部から、混合物が放出される。放出された混合物は、その下方に配置されたムービングベルトコンベア4上に載せられる。
上記混合物のその後の乾燥はベース部分で行われる。その基本的な構成は以下の通りである。
−側面から見ると、水平部材は互い違いの列に配置され、上方の平面の水平部材の端部は、下方の平面の水平部材と部分的に重なり合っており;
−上方の平面の水平部材は穿孔されており;
−乾燥室は長方形の2つのスライドを有し、その幅はベースの幅の半分に等しく、この2つのスライドは反対方向に移動可能であり;
−前記スライドを駆動させる手段は、第1のケーブルと第2のケーブルからなり、第1のケーブルは、全く同じ側面から向けられた2つのスライドの横方向の端部に接続し、このケーブルは一組のプーリ上を通過し、少なくともその1つは駆動プーリであり、第2のケーブルは第1のケーブルとは反対の2つのスライドの横方向の端部に接続し、このケーブルは一組の戻りプーリ上を通過し、ゆえに、駆動プーリの駆動によって、1つのスライドが一方向に移動し、一方第2のスライドがその逆方向に移動し;
−それらは第1のケーブルの両端を常に張力下に置くように構成され、第1のケーブルはそれぞれ第1のスライドと第2のスライドに連結され;
−それは縦方向に移動可能な運搬手段を有し、前記混合物を受け入れて前記べース上に一様にそれを分布させることが可能であり;
−前記運搬手段は下方に向いた一組の指状突起を有し、それは前記ベース上に排出された混合物の層を平坦にすることが可能であり;
−前記一組の指状突起は乾燥室の端部で引っ込めることができる。
つぎに、乾燥した排泄物が、堆積Sへ移動する経緯を説明する。
新鮮な排泄物を処理室に導入する予定のベルトコンベア3に対して、鶏舎から導入する予定の新鮮な排泄物を、停止する。たとえば、新鮮な排泄物フィードコンベヤBを停止させることによって、新鮮な排泄物の導入を停止させる。一方、ベルトコンベア3は通常運転をさせる。また、アルキメデススクリューコンベア2も通常運転をさせることにより、シュート300を介してベルトコンベア3の中間地点に、乾燥した排泄物が導入される。また、ベルトコンベア3のシュート300の位置よりも下流に配置されたスクリュー30は、後述する第2の角度に配置する。こうすることで、乾燥した排泄物は、ベルトコンベア3の流れに沿って、処理室Rの外の堆積Sへ排出される。
なお、ベルトコンベア3をケージ列の除糞ベルト付近まで延長させることで、この新鮮な排泄物フィードコンベヤBを省略させることが可能である。その場合、乾燥した排泄物を堆積Sへ移動させるためには、鶏舎内のケージ列中における除糞ベルトを停止させることで、新鮮な排泄物の導入を停止させる。延長したベルトコンベア3は停止させないで、乾燥した排泄物を受け入れるようにし、その後は上述の流れで堆積Sへ運ぶようにする。
ところで、乾燥室1は、細長い直角の平行六面体の形状であって、その頂部を開口している。その上方の部分には、縦方向の垂直な壁の1つに近接して、ムービングベルトコンベヤ4が設けられ、その上方および下方のベルトは水平に、互いに平行に延びている。
このコンベヤは、単一の回転方向を有し;この方向は、図1を参照して、上方のベルトが左から右へ動くものである。それの上流端は、わずかに乾燥室1の外側に置かれ、ベルトコンベアαの下流端部からの混合物を受け取る構造としている。
図4に示されるように、コンベヤ4は乾燥室の幅の極めて小さな部分を占めている。
乾燥室はまた、その上方の部位において、ケーシングの形状をした可動な運搬手段5を備えており、それは乾燥室の縦方向の壁に備えられた案内通路に置かれているローラー55によって縦方向の並進運動の動作が案内されている。
この運搬手段は、コンベヤ4の上方のベルトに置かれるスクレーパブレード51を備えている。それはまた、水平および横方向の回転軸を有するアルキメデススクリュー50を備えており、それはコンベヤ4の下方のベルトの平面の下方に位置する平面に置かれている。それが中で動作する容器の底は、部分的に開口している。
あとで分かるように、コンベヤ4によって受け入れられた糞は、ブレード51によってこすられ、運搬手段5の中へ排出され、スクリュー50によって乾燥室の全幅にわたって分配される。
例えば光電セルを有する、図示しない電気的または電子的手段は、排泄物の存在がアルキメデススクリューにおいて検知されるとすぐに、運搬手段を自動的に進めることを可能にする。
乾燥室1のベースは、通常6の符号が付され、長方形に収めている。
それは2組の水平部材60と60'から構成され、水平に配置され、2つの重なった平行な面P1とP2として編成されている。水平部材の配置は、ベース6が垂直方向に連続した障害を有しないような配置である。換言すると、これは、上記または下記で分かるように、ベースが1つおよび唯一の連続した板から構成されているという印象を与えることを意味する。水平面上におけるベースの投影は、したがって、連続した外見(開口部が欠けている)を形成する。
水平部材は概して平坦で、非常に厚くはなく、長方形の部位を有している。それらは例えば金属製である。
より詳細に図2および図3で示されるように、上方の平面P1の水平部材60は、それらの横方向の端部601が下方の平面P2の水平部材60'に部分的に覆いかぶさるように配置されている。
上方の平面P1の水平部材60は、横方向に配置された矩形の開口部600を備えている。このような特徴の重要性は、詳細な説明の後半で説明される。
水平部材60と60'の2つの平面P1とP2を分けている空間には、少なくとも1つの水平に移動可能なスライドTが存在する。これは厚みが小さい長方形の板であり、その幅はベースの幅に一致する。このスライドは、下記で分かるように、乾燥室の外へ排泄物を除去するために、下方の平面の水平部材60'上に蓄積された排泄物を押す機能を有する。
それは、ベースの全面を、一端から他端へ掃引することができる。
1つの特に有利な問題解決手段に相当する図6の実施例においては、乾燥室は長方形の板の形状をした2つのスライドT1とT2を有し、その幅は乾燥室の幅のおよそ半分に相当する。
これらのスライドは、水平部材の2つの平面の間の縦方向の並進運動の動作を可能にする手段が備えられており、1つは一方向へ、一方他はその反対方向へ動作する。
これを行うために、それぞれのスライドは、通常9の符号を有する1組の戻りプーリと協力する第1のケーブル92の端部へその横方向の面の1つによって取り付けられている。
より正確には図5を参照して、乾燥室の縦方向の中央軸にマスタープーリ90が配置され、その回転軸は、垂直に配置され、図示しないモータからなる手段によって駆動される。これは溝付きプーリであって、都合良く台形の側面を有している。このプーリは、2つの補助的なプーリ90Aと90Bと連合しており、これら3つのプーリにわたるケーブル92の進行は、おおよそギリシャ文字のオメガ(Ω)の形状を与える。
そのシステムはまた、第2の戻りプーリまたはコーナープーリ91の対を備えており、それぞれは実質的にスライドT1とT2の縦方向の中央軸に沿って配置されている。
前とは逆のスライドの横方向の面に関しては、スライドT1とT2の縦方向の中央軸に沿って配置された一対の戻りプーリまたはコーナープーリ94と連合する第2のケーブル93が接続している。
4つのコーナープーリ91と94は、架空の長方形の角に配置され、その大きい側面に沿ってスライドは駆動される。一方向または他方向におけるプーリ90の駆動は、スライドT1を一方向に動作させ、同時にスライドT2をその逆方向へ動作させることになることを理解すべきである。
図示しないスライドに対応するケーブル92の端部が弛むか緩むということが原因で、動作において急に引くことを避けるために図7に示すように、2つのプーリ90Aと90Bがクランプに固定して取り付けられ、それ自体マスタープーリ90へ固定して取り付けられるという対策がなされている。
したがって、ケーブルに働く力に依存して、ケーブルを張力下に置くように、プーリ90、90A、90Bの集合は、いわゆる弛んだケーブル端の方向に適応する。
このシステムは、システムの正しい運転を継続して監視することを不要にすることができる。
もちろん、スライドT1とT2がそれぞれ乾燥室1の一端に達したとき、プーリ90を駆動するモータは回転方向が反転するように制御される。これを行うために、終点検出装置を用いることが可能である。
もちろん、ケーブルの材質は、十分に強いものを選ばなければならない。それらは例えばプラスチック被覆された鋼のケーブルであってもよい。
図8を参照すると、これは排泄物供給運搬手段を図示しており、その前面の部分において、揺動垂直アーム54を備え、その下方の端部は1組の曲がった指状突起52を備えており、指状突起52はベースの方へ向いており、角では排泄物の方向に向いている。
これら指状突起の機能は、水平部材の上方の平面上に、下方の平面が損傷するほど排泄物が蓄積することを防ぐことができるように、水平部材の一面に排泄物を一様に分配することである。
図9に示されるように、この指状突起システムは、乾燥室の端部10において、前記指状突起システムが引っ込むように、接続部53に関して揺れるように設けられている。これは、指状突起によって妨げられることなく、乾燥室のベースへ都合良く運搬手段5が移動することを可能にする。
ベース6の下方には、既知のタイプのスクレーパシステム7が設けられ、それは、あとで説明されるように、通気性を有するベース6を通過した乾燥した排泄物をピット8へ戻すようになっている。ある特定の実施例において、多数のスクレーパを備えることが可能である。
最後に、装置は、例えば装置に近接して置かれた育成舎から来た空気Aを取り込む手段を備えている。
この空気は、ベースの下側から取り込まれ、例えばファンVからなる手段によって、前記ベースを底部から頂部へ通過させられる。
本発明の装置および乾燥室の使用方法を、添付した図面を参照して説明する。
予備的なステップにおいて、新鮮な排泄物、例えば糞は、通気性を有し、ほぐれた混合物を得るために、乾燥した糞と混合される。通常において、新鮮な排泄物は、塊になりやすく、塊状になった場合、通気性も損ない、乾燥するためには不都合な形状となりやすい。しかし、上述の通り乾燥したものと新鮮な排泄物を積極的に混合することで、従来において取扱と処理が厄介な半流動体となる傾向が強かった新鮮な糞が、これとは対照的に、空気の通りの良い、ほぐれた状態、即ち、扱いやすい生成物(混合物)を得ることが可能になっている。そうして作られた混合物Mは、コンベヤαを介して乾燥室上部へ移送される。
これら2つの生成物の完全な混合物は、コンベヤ3上に設けられた、スクリュー30で攪拌されて作成され、攪拌後に、落下してベルトコンベアαへたどりつく。この工程によって、攪拌のみならず、空気が十分に含まれる。しかしながら、粉塵は発生しやすい工程でもある。
運搬手段5のベルト4に関連した動作によって、乾燥室の内側のベース6上へ混合物が排出され、移送される。指針として、混合物Mは例えば単位重量当たり、約50%の水分量を備えた、乾燥品から構成される。
排出に先立って、空気Aをブローする手段が始動され、ゆえに前記空気は乾燥室1内で生じ、優先的に、水平部材60と60'の間に位置する空間を通過する。空気の一部はまた、水平部材60の開口部600を通過することによって流れ出す。
それは乾燥室のベースから頂部へ進行するので、空気は湿気をたくさん抱えて、最大95%の湿度となるが、時間経過とともに、糞の混合物Mは、次第に完全に乾燥させることが可能となる。
通常において、ベース6に最も近接した混合物の層が最初に乾燥する。
定期的に、水平部材の2つの平面60と60'の間で反対向きに縦方向の動作をスライドT1とT2がするように、プーリ90のモータが起動される。
この操作の間、水平部材60'の頂部に蓄積した乾燥した排泄物の一部は、押されて乾燥室の下方の部分に存在する地面へ重力によって落下する。
上方の平面P1の水平部材における矩形の穴600の存在は、そこに累積した糞の部分の乾燥を早める目的を有しているが、それは、この領域では、糞は優先的に通過する空気Aの流れを有していないためである。
通気性のあるベース6を通ってそれぞれ糞の一部が移送されることによって、水平部材6の上方の平面の上部に糞の円錐体が形成される。この現象を防止するために、運搬手段5に平坦化用の指状突起52が設けられている。この方法で、ベース6上の糞の層は絶え間なく平坦化される。
受け入れピット8中へ乾燥した糞を移送するために、スクレーパ7がケーブルシステムによって定期的に始動される。ここで、それらはアルキメデススクリューコンベヤ2によって回収されて、その後の使用を意図して堆積Sへ全量移送されるか、または、新たに到着した新鮮な糞と部分的に混合される。
この過程の全体が連続的に実行され、乾燥した糞の一部が乾燥室から定期的に取り出されることは全く明らかである。糞の湿度測定の自動的な測定を可能にする手段が、可動ベースのわずか上方に実装されている。
1つの実施例において、図示しないが、スライドが4つの押出し成形の部品、すなわち2つの縦方向の押出し成形品と2つの横方向の押出し成形品を溶接して構成した枠から形成され、それらが区切った内部空間は空である。
この場合、ベース6の下方の水平部材60'に累積した排泄物を押すのは、2つの横方向の押出し成形品の垂直な面である。好ましくは、2つの横方向の押出し成形品の間の間隔は、2つの隣接した水平部材の間の間隔より大きく決められる。例えば、それは75cmであり、2つの水平部材の間の間隔は50cmである。このように、1つの押出し成形品が排泄物を押すとき、他の押出し成形品は作用せず、逆もまた同様である。このことは、スライドを駆動するのに必要な動力の範囲を定めることを可能にする。
スライドの幅が2メートルであるとすると、それぞれの押出し成形品は、水平部材を「掃引」するたびに、約1m2の表面積の糞を移動させる(0.5m×2m)。
水平部材の2つの平面の間の間隔は、例えば25mmのオーダーである。
したがって、スライドが通過するたびに除去される乾燥した排泄物の量はたいへん多いものではない。
したがって、本発明による技術は、単純な手段を用いて殆どエネルギーを消費せずに、定期的に一定の、しかしたいへん多くはない、均一な乾燥した糞の層、すなわち湿気のレベルが完全に同じものを回収することを可能にする。
さらに、この作業を実行するために、400kgのオーダーのケーブル92の牽引力を開発することが必要であるが、それは750ワットのオーダーの動力に相当する。
ベースの表面積が200m2のオーダーであり、1m2の表面積の掃引がそれぞれ可能な200のスライドを動かす必要があるとすると、明らかになった相当する動力は、150キロワットである(0.750×200)。
以上、本発明を家禽類の糞を例に挙げて説明したが、他のタイプの排泄物も処理可能である。
次に処理室Rにおけるコンベアの構造の詳細について図10を参照して説明する。
上述の通り、処理室Rの内を通過するコンベアは合計で3本である。ベルトコンベア3は、一端が処理室Rにおける「←B」で示された側で処理室Rの壁面を介して外側に突出し、新鮮な排泄物フィードコンベヤBと連通する。このフィードコンベヤBは、さらに隣接する養鶏システムの除糞ベルトから放出される排泄物を受け取る構造を備えている(図示せず)。また、ベルトコンベア3とフィードコンベヤBは、設置環境によっては、一本のベルトコンベアで構成が可能である。このような、設置環境からなるベルトコンベア3は、処理室R内の中央位置までカバー3aが設けられている。
このカバー3aはさらにシュート300と連続して接合され、シュート300と該カバーとは内部構造で連続している。このカバー3aは上記シュート300と接合された位置で終端し、ベルトコンベア3の流れにおける下流位置においては、カバー3aが途切れて、上側が開いている。さらに、カバー3aの側壁部分(立ち上がり部分3c)も低くして、広い開放エリア3bを作っている。
さて、この開放エリア3bには、切り替え用として設けられたスクリュー30が設置されている。図10において、該スクリュー30は、第1の角度としている。この第1の角度に設けられたスクリュー30を回転させると、開放エリア3bに到来した排泄物がベルトコンベア3に対してほぼ直角方向へ移動し、落下する。落下した排泄物は、その下方に設けられたベルトコンベアα上で受け止められる。ベルトコンベアαは、下流側の一部にカバーαaを備えているが、前記落下した排泄物を受け取り位置において、そのカバーは設けられていない。なお、その受け取る位置において、所望に応じて、受け取り用のホッパーを設置することが可能である。ところで、前記シュート300には、乾燥室1から乾燥した排泄物を搬送するためのアルキメデススクリューコンベア2の上方位置(即ち下流部分)と接続されて、乾燥した排泄物がその、スクリューの回転によって上方向へ運ばれて、シュート300位置まで達すると、そこから落下してベルトコンベア3に載る。ここで、フィードコンベヤBが稼働状態で、隣接する養鶏システムから新鮮な排泄物が運ばれ、それが、ベルトコンベア3へ受け渡されて、シュート300の位置まで上昇してきた状況において、上記新鮮な排泄物のレベルにあわせてアルキメデススクリューコンベア2の搬送力を回転数可変にて調節をして、シュート300から適度な量の乾燥させた排泄物を載せる。こうして、適度な割合の新鮮な排泄物と、乾燥した排泄物がベルトコンベア3上に載置されつつ上昇をすると、上述のスクリュー30の位置までたどりつき、そのスクリュー30の回転によって、ベルトコンベア上の排泄物が混合されつつ、移動して、下方に設けられたベルトコンベアα上に落下する。この際の攪拌にともなって、配設部は十分に混合されるが、それと同時に、同雰囲気内に粉塵となって飛散する。ただし、上記の通り、処理室Rは、この飛散した粉塵が外気の雰囲気に直接行かないように壁で隔てられる。この環境をもたらすことによって、十分に攪拌がされた混合物が得られる。さて、十分に攪拌された混合物は、ベルトコンベアαを介して、乾燥室1の所定位置まで戻され、再度乾燥処理がなされる。
次に、乾燥処理がなされた排泄物を、乾燥室1と処理室R外において堆積させる工程を図11を参照して説明する。
同図は、図10と同一構成要素の図面で、わずかに左側やや上方に視点を変えて描いている。また、同一構成ではあるものの、スクリュー30は、図10の状態に対して、90度回転させて、第2の角度に配置している。この回転は、スクリュー全体を回動自在に支えている支柱31中心に回転させて達成している。なお、符号32はこのスクリュー部分に回転駆動を与えるモータである。さて、上記の第2の角度に配置した場合、上記モータ32の稼働の有無にかかわらず、排泄物の混合ならびに移動の動きをすることは無くなる。それは、ベルトコンベア3上から外れた位置にスクリューが配置変更されたためである。
このような状態において、新鮮な排泄物フィードコンベヤBを停止させることで、新たな排泄物をベルトコンベア3に対して、湿った排泄物の到来を停止する(または、鶏舎内の状糞ベルトを停止させる)。一方、乾燥室1から乾燥した排泄物をアルキメデススクリューコンベア2を稼働することで、流動させ、シュート300を経て、ベルトコンベア3に載置される。ベルトコンベア3は、下方から上方に向かって搬送させる状態を、図10と同様に引き続き実行させる。また、上述の通りスクリュー30は第2の配置を取っているために、ベルトコンベア3上に載置された乾燥した排泄物は、そのまま流れて上がり、処理室Rの壁面を隔てて通過している、ベルトコンベア3の先端部分から、自然落下させる。その自然落下させて堆積した状態が、堆積物Sである。このようにして、所望の乾燥した排泄物が所望の場所に堆積状態で得ることができる。
最後に、スクリュー30の詳細ならびに、変形実施例を説明する。図12は、スクリュー30の拡大図であり、図10および図11では、開示していなかった、カバー部33が取り付けられている。このカバーは、スクリュー30によって乾燥した排泄物と、湿度の多い新鮮な排泄物を勢いよく攪拌する際に、上方に飛散する粉塵などを最小限に抑えるようにする、飛散防止カバーである。また、スクリュー30は前述の通り支柱31を中心軸として回動させて、二つの配置を達成しているが、所望により、この支柱31に対してスクリュー30、モータ32、カバー33を全体的に上下させることで、二つの形態を達成することも可能である。この場合、ベルトコンベア3に接近させた状態が、第1の配置とすることができ、ベルトコンベア3に載置される排泄物に接触しない状態までスクリュー30の位置が上昇させた状態を第2の配置とすることができる。
なお、図13は、図10における各コンベアのカバー部分を取り外した状態を示した参考用斜視図である。
本発明による乾燥室を含む装置の高度に図式的な説明図であり、それを構成する、異なるエレメントを示しており、図の下方部分は普通に上方部分と連続している。 本発明による乾燥室に排泄物を供給可能にする手段の側面図であり、ベースは縦方向の垂直面を通って切断されている。 乾燥室の通気性を有するベースを構成する水平部材の部分上面図である。 排泄物供給手段を備えた乾燥室の単純化した上面図である。 乾燥室が備えた可動スライドを駆動させる手段の上面図である。 スライドと駆動ケーブルと戻りプーリの概略上面図である。 プーリと駆動ケーブルの詳細図である。 一組の平坦化指状突起を備えた乾燥室に排泄物を供給するための運搬手段との側面図である。 引っ込んだ位置における1つの指状突起の詳細図である。 図1における、処理室R中心に描いた部分断面斜視図であり、スクリュー30は第1の配置としている。 スクリュー30を第2の配置に変化させた、図10と同様の図であり、視点位置が左上に移動している。 スクリュー30の拡大斜視図 図10における各コンベアのカバー部分を取り外した状態を示した参考用斜視図である。
符号の説明
1 乾燥室
2 アルキメデススクリューコンベア
3 ベルトコンベア
αベルトコンベア
5 運搬手段
6 ベース
30 スクリュー(混合手段)
52 指状突起
60、60' 水平部材(エレメント)
90 駆動プーリ
92 第1のケーブル
93 第2のケーブル
94 戻りプーリ
601 端部
A 空気
M 混合物
1、P2 平面
T、T1、T2 スライド(移送手段)
V ブロー手段
S 乾燥排泄物(堆積物)
R 処理室

Claims (3)

  1. 家畜の排泄物の乾燥システムであって、新鮮な排泄物と乾燥した排泄物の混合物(M)を乾燥する対象物として受け入れ、その混合物は、ベース(6)によって保持されるとともに空気(A)の通気性を有し、該ベースはエレメント(60、60')の集合から構成され、該エレメントは排泄物を保持する手段を形成するとともに定期的に乾燥した排泄物の一部を該エレメントの下方へ落下を促す移送する移送手段(T;T1、T2)を備え、さらに該エレメントは2つの重ね合わさった平行な平面(P1、P2)に編成される2組の水平部材(60、60')から構成され、これら水平部材(60、60')はベース(6)が垂直方向に連続した障害を有しないように配置され、前記移送手段(T;T1、T2)は水平部材(T;T1、T2)からなる2つの平面(P1、P2)の間を水平にスライド動作可能な少なくとも1つのスライドから構成されるとともに、このスライド動作によって、前記ベースの全表面が一端から他端まで掃引され、下方の平面(P)の水平部材(60')の頂部に蓄積された排泄物が押されて重力によって乾燥室の下方に落ちて乾燥した排泄物が蓄積されるようにされた、乾燥システムにおいて、
    前記乾燥室に対して壁面によって隔てられるとともに外気の雰囲気に対しても壁面によって隔てられる構成とした処理室(R)を設け、該処理室内へ、前記乾燥室に蓄積された乾燥した排泄物をコンベアによって、前記処理室内へ搬送させる手段を設け、畜舎から搬送される新鮮な排泄物を前記処理室内へコンベアによって搬送させる手段を設け、これら二つの搬送手段に加えて、モータ駆動による攪拌手段を前記処理室内に設け、これら搬送手段によって搬送された新鮮な排泄物と乾燥した排泄物とを前記攪拌手段によって、攪拌をさせて混合物(M)を得て、得られた混合物を再びコンベアによって前記乾燥用のベース(6)へ戻すようにした、家畜の排泄物の乾燥システム。
  2. 搬送された新鮮な排泄物と乾燥した排泄物とが、同一コンベア上で合流した後に攪拌手段によって、攪拌を行うようにした、請求項1に記載の家畜の排泄物の乾燥システム。
  3. 前記攪拌手段が、ベルトコンベア上に攪拌する部分が配置されるようにした、第1の配置と、ベルトコンベア上からはずれた位置に、攪拌する部分が配置される、第2の配置の少なくとも2つの配置が選択可能にした、請求項1に記載の家畜の排泄物の乾燥システム。
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