JP5001897B2 - 建物の構築方法 - Google Patents
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Description
そこで、SRC柱の工期の短縮化を図る方法として、プレキャストコンクリート(以下PCaと呼ぶ。)製の柱型枠を用いる方法が提案されている(特許文献1)。
その後、1階の柱鉄骨80を柱型枠92で囲み、柱型枠92内にコンクリート83を打設する。以上の手順を繰り返してSRC柱90、鉄骨梁86、床型枠88を構築してゆく方法である。
次に、鉄筋コンクリート柱に梁を接合する。その後、柱鉄骨を型枠で囲みコンクリートを打設して、鉄骨鉄筋コンクリート柱を構築する。
このように、柱鉄骨の建方を終えて、柱鉄骨を型枠で囲みコンクリートを打設する前に、鉄筋コンクリート柱を柱鉄骨の上端に連接することで、早く上階の梁を鉄筋コンクリート柱に接合でき、上階の作業用の足場が確保される。このため、作業の連続性が確保され、作業効率が改善される。
これにより、ブレースで建物の耐震強度を高くできる。
請求項3に記載の発明に係る、請求項1又は2に記載の建物の構築方法は、前記鉄骨鉄筋コンクリート柱の上端と前記鉄筋コンクリート柱との連接位置を、1つの建物の中で、場所により異ならせたことを特徴としている。
これにより、1つの建物の中で、鉄骨鉄筋コンクリート柱と鉄筋コンクリート柱が混在しても、鉄骨鉄筋コンクリート柱と鉄筋コンクリート柱の建方の速度を合わせることができ、鉄骨鉄筋コンクリート柱に接合される梁と、鉄筋コンクリート柱に接合される梁を同じ速度でそれぞれ接合できる。これにより、作業用の足場が建物全体で均一に確保され、作業効率が向上する。
請求項4に記載の発明によれば、プレキャストコンクリート柱が鉄骨鉄筋コンクリート柱の上端に連接される。これにより、現場でコンクリートを打設して鉄筋コンクリート柱を構築する手間が省け、工期の短縮が図れる。
図1(A)に示すように、第1の実施の形態に係る建物の構築方法10は、先ず、後述する鉄骨鉄筋コンクリート柱(以下SRC柱と呼ぶ。)の柱鉄骨12、13を建てる。
次に、図1(B)に示すように、柱鉄骨12、13に大梁となる梁鉄骨14、15を、溶接又はボルト接合で組付ける。この、組み付けられた梁鉄骨14、15に、下階から順にデッキプレート64を敷き、デッキプレート64を足場としてスラブ施工や配管施工等の作業が進められる。
なお、PCaRC柱16の内部には主筋34と帯筋35が配筋されており、主筋34の下端部には、主筋34と軸線を一致させ下方に向けて開口した機械式継手36が設けられている。
接合された梁鉄骨18、19に、下階から順にデッキプレート64を敷き、デッキプレート64を作業用の足場としてスラブ施工や配管施工等を行う。
コンクリート24の打設を終えると、梁15の上に敷かれたデッキプレート64の上にコンクリート66を打設し、スラブを構築する。このとき、同時にSRC柱20とPCaRC柱16の連接部にコンクリート66を充填し、SRC柱20、PCaRC柱16、及びスラブ66を一体化する。
コンクリート24が硬化した後型枠22を取り外し、SRC柱20、21を仕上げる。
図4(A)(B)に示すように、従来の建物の構築方法26は、SRC柱の柱鉄骨12、13を建てた後、柱鉄骨12、13に梁鉄骨14、15を溶接若しくはボルト接合で組付ける。この、組付けられた梁鉄骨14、15に、下階から順にデッキプレート64を敷き、デッキプレート64を足場としてスラブ施工や配管施工等の作業を進める。ここまでは、第1の実施の形態と同じである。
また、梁の接合を下階から順次上階へ向けて行うことができ、作業用の足場を確保しながら、例えばスラブ施工、配筋施工等の作業を進めることができる。
図5に示すように、第2の実施の形態に係る建物の構築方法30は、建物58の1階と2階がSRC柱44で、3階と4階がPCaRC柱46で構成されている。
柱X1〜柱X3のSRC柱44の部分には、ブレース32、33が取付けられ、梁F3の位置で、SRC柱44とPCaRC柱46が連接されている。なお、図5において、SRC柱44とPCaRC柱46を区別するため、SRC柱44は、SRC柱44の外形線の内部に柱鉄骨48の外形線を記載している。
第2の実施の形態の構築順序には、第1の実施の形態に係る建物の構築方法10で説明した順序と基本的に同じであるが、ブレース32、33の取付け作業が追加される。
ただし、寸法上の制約等から位置Q1を通過しない場合もある。
図6に示すように、第3の実施の形態に係る建物の構築方法60は、SRC柱20の上端とPCaRC柱16との連接位置が、場所により高さ方向で異なる構成である。
図6の建物62において、柱X1〜柱X12は下部がSRC柱44で、上部がPCaRC柱46である。ここに、SRC柱44とPCaRC柱46を区別するため、SRC柱44は、SRC柱44の外形線の内部に柱鉄骨48の外形線を記載している。
先ず、長さの異なる柱X1〜柱X12の柱鉄骨48を建て、床部(F1)の梁71と、2階(F2)の梁72を、それぞれ柱X1〜柱X12に接合する。その後、梁71と梁72にデッキプレート64(図示は省略する。)を敷き、柱X2〜柱X11の間にブレース32、33を取り付ける。
12 柱鉄骨
13 柱鉄骨
14 梁鉄骨
15 梁鉄骨
16 プレキャスト鉄筋コンクリート柱(PCaRC柱)
17 プレキャスト鉄筋コンクリート柱(PCaRC柱)
18 梁
19 梁
20 鉄骨鉄筋コンクリート柱(SRC柱)
21 鉄骨鉄筋コンクリート柱(SRC柱)
22 型枠
24 コンクリート
32 ブレース
33 ブレース
Claims (4)
- 鉄骨鉄筋コンクリート柱の上端に、鉄筋コンクリート柱を連接する建物の構築方法において、
前記鉄骨鉄筋コンクリート柱の柱鉄骨を建方後、前記柱鉄骨に梁鉄骨を架設し、前記柱鉄骨の上端に前記鉄筋コンクリート柱を連接し、前記鉄筋コンクリート柱に梁を接合した後に、前記柱鉄骨を型枠で囲み、コンクリートを打設して前記鉄骨鉄筋コンクリート柱を構築する建物の構築方法。 - 前記柱鉄骨と前記梁鉄骨に、ブレースを取り付ける請求項1に記載の建物の構築方法。
- 前記鉄骨鉄筋コンクリート柱の上端と前記鉄筋コンクリート柱との連接位置を、1つの建物の中で、場所により異ならせた請求項1又は2に記載の建物の構築方法。
- 前記鉄筋コンクリート柱は、プレキャストコンクリート柱である請求項1〜3のいずれか1項に記載の建物の構築方法。
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