JP5000918B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に用いられ、遊技者に遊技機の効果音、BGM(バックグラウンドミュージック)、店内放送などによる音響、音楽、音声などを伝達するための遊技機用イヤホン、並びにイヤホン接続口、及び遊技機に関する。
パチンコ機等の遊技機においては、遊技機の機内に各種遊技状態に応じた様々な効果音を発するための遊技機用スピーカ装置が装備されている。遊技機の外郭をなす外枠内には、遊技機の搭載枠とも称される中枠が設置され、この中枠の前面側にスピーカ装置が配設されている。
ところで、パチンコ店は、複数台のパチンコ機が配置されたホールにスピーカなどにより音声を流すための放送設備を有している。そして、この放送設備を用いて遊技客に各種の情報を伝達するための店内放送を行ったり、BGMを流すことにより店のイメージを演出したりしている。店内放送は大音量で流れるため、パチンコ機から流れる効果音を明確に聞き取ることは難しい。そこで、効果音を聞き取り易くするために、遊技台の枠にヘッドホンの接続プラグを電気的に接続する接続口を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−150255号公報
しかし、電気的端子が外部に露出していると、この電気的端子に外部不正機器が接続され、遊技制御基板に実装されているROMの改ざん等の不正行為が行われるおそれがある。
本発明は、上記のような問題点にかんがみなされたものであり、ROMの改ざん等の電気的な不正行為に対するセキュリティを保ちつつ、効果音等の音を明確に聞き取ることを可能にすることを目的とする。
本発明の遊技機は、遊技機本体に設けられ、音源を有したイヤホン接続口と、前記イヤホン接続口に嵌挿される集音部を有し、該集音部の互いに異なる複数部位に各々集音口が設けられている遊技機用イヤホンと、を有することを特徴とする。
本発明の遊技機によると、遊技機用イヤホンが、電気的端子を有することなく、イヤホン接続口から流れる効果音等の音を集音口から取り込み遊技者まで伝達できる。このため、ROMの改ざん等の電気的な不正行為に対するセキュリティを保ちつつ、効果音等の音を明確に聞き取ることが可能になる。また、イヤホン接続口に対するイヤホン集音部の位置を調節すると集音口の位置が調節されるため、聞き取る音量を調節することが可能になると共に、イヤホン接続口内の互いに異なる位置から複数種類の音を流す場合、聞き取る音の種類を選択可能になる。
具体的には、本発明の遊技機は遊技機本体に設けられたイヤホン接続口と、可撓性を有するチューブの一端に中空状の耳挿入部を設けるとともに、他端に前記イヤホン接続口に挿入可能な中空状の集音部を設け、前記チューブ、耳挿入部及び集音部をそれぞれ互いに連通させ、前記イヤホン接続口内に配置されている音源からの発生音を取得する集音口を前記集音部の互いに異なる複数部位にそれぞれ設けた遊技機用イヤホンと、を有することを特徴とする。
ここで、前記集音部の外周面に、前記イヤホン接続口の内周面に対し係止可能な部を設け、前記イヤホン接続口の内周面に、前記集音部の外周面を係止可能にする凹部を設けると、イヤホン集音部がイヤホン接続口から非所望に抜け出る不具合を防止できる。また、イヤホン接続口に対するイヤホン集音部の位置決めが容易になる。
また、前記凸部に傾斜面を形成すると、イヤホン接続口に対するイヤホン集音部の挿入及び引き抜きを容易に行うことができる。
また、当該イヤホン接続口の内周面に、前記集音部の外周面を係止可能にする凸部設けられ、前記集音部の外周面に、前記イヤホン接続口の内周面に対し係止可能な凹部が設けられていることを特徴とする。
本発明の遊技機によると、集音部の外周面がイヤホン接続口の内周面に係止され、集音部をイヤホン接続口に係留させることができる。
ここで、当該イヤホン接続口を、遊技機本体の前面において発射ハンドルと左右反対側の位置に配設すると、イヤホン接続口が発射ハンドルの反対側に設けられているため、発射ハンドルを操作しているときに、イヤホン集音部をイヤホン接続口に挿入及び引き抜く操作を同時にかつ容易に行うことが可能となる。また、イヤホンのチューブが遊技者の発射ハンドル操作を邪魔しない。
また、当該イヤホン接続口の前面に、当該イヤホン接続口を開閉する蓋体を設けると、イヤホンを使用しないときに、イヤホン接続口にごみ等の異物が侵入するのを防止できる。
また、前記蓋体が、弾性部材の弾性復帰力によって常時閉状態に保持され、前記弾性復帰力に打ち勝つ外力が加わったとき開状態に変化するよう構成すると、遊技者が簡単な操作を行うことによって蓋体を開放し、イヤホン接続口を開けることができる。
また、前記蓋体は、前記イヤホンの前記集音部が挿通可能な開口部を有し、該開口部の周面に、前記イヤホンの前記集音部が該開口部を経て当該イヤホン接続口に嵌挿されているとき、前記集音部の外周面の係止溝に侵入する係止凸部を設けると、蓋体によって集音部の挿入状態を確実に保持し、集音部の抜けを防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る遊技機であるパチンコ遊技機の概念構成図、図2は、第1実施形態に係るイヤホンの斜視図、図3は、同イヤホンの縦断面図、図4は、第1実施形態に係るイヤホン接続口の横断面図、図5は、同イヤホン接続口の縦断面図、図6は、蓋体の正面図、図7は、同イヤホンと同イヤホン接続口との第1接続状態を表した横断面図、図8は、同第1接続状態を表した縦断面図、図9は、同イヤホンと同イヤホン接続口との第2接続状態を表した横断面図、図10は、同第2接続状態を表した縦断面図、図11は、第2実施形態に係るイヤホンと第2実施形態に係るイヤホン接続口との第1接続状態を表した横断面図、図12は、同第1接続状態を表した縦断面図、図13は、同イヤホンと同イヤホン接続口との第2接続状態を表した横断面図、図14は、同第2接続状態を表した縦断面図をそれぞれ示す。
図1において、パチンコ遊技機本体100の前面101に、イヤホン200の遊技機側接続部1が嵌挿可能なイヤホン接続口300が設けられる。イヤホン接続口300は、発射ハンドル102の配設位置とは左右方向において反対側に設けられる。
イヤホン200は、図2及び図3に示すように、一端にイヤホン接続口300に嵌挿される遊技機側接続部1を有すると共に、他端に遊技者の耳に挿入される耳挿入部2を有し、遊技機側接続部1と耳挿入部2はチューブ3を介して繋がっている。
図2及び図3において、遊技機側接続部1は、弾性変形が可能な硬質性を有する弾性部材である合成樹脂材又はゴム材で一体成形され、中空角筒部11と、この中空角筒部11に連通した集音部としての有底円筒部12とで構成される。有底円筒部12の外周面には、軸方向に間隔を置いて複数条(本実施形態では2条)の環状凸部、すなわち第1環状凸部13と第2環状凸部14が形成されている。第1、第2環状凸部13、14は、各々、2つの環状傾斜面13aと13b、14aと14bからなる断面鋸歯状の外周面を有している。第1環状凸部13と第2環状凸部14との間の周壁部15には、半径方向に貫通した第1集音口16が設けられている。また、第1環状凸部13と底部17との間の周壁部18には、第1集音口16に対して周方向に180°反対側の部位に、半径方向に貫通した第2集音口19が設けられている。第2環状凸部14と中空角筒部11との間の周壁部20の下部には、断面円弧状の第1係止溝21が設けられている。また、第1環状凸部13と第2環状凸部14との間の周壁部15の下部には、第1係止溝21と同一形状の断面円弧状の第2係止溝22が設けられている。
図4及び図5において、イヤホン接続口300は、イヤホン200の遊技機側接続部1の有底円筒部12の外形を一回り大きくしたような円柱状空間30によって構成され、通常は、イヤホン接続口300の前面301に配される図6に示すような蓋体50によって閉塞される。イヤホン接続口300は、イヤホン200の有底円筒部12がイヤホン接続口300に深く挿入されたとき、有底円筒部12の第1環状凸部13を収容する第1環状凹部31を有する。また、イヤホン接続口300は、有底円筒部12がイヤホン接続口300に深く挿入されたとき、有底円筒部12の第2環状凸部14を収容する第2環状凹部32を有する。この第2環状凹部32は、有底円筒部12がイヤホン接続口300に浅く挿入されたときには、有底円筒部12の第1環状凸部13を収容する。また、イヤホン接続口300は、第1音源33と第2音源34の2種類の音源を有し、第1音源33及び第2音源34は、イヤホン接続口300の同じ深さ位置において互いに対向するように設けられ、第1音源33及び第2音源34の効果音等の音は円柱状空間30に向かって発せられる。第1音源33及び第2音源34からは、互いに異なる種類の音が流れ、例えば、第1音源33から日本語による音声が流れ、第2音源34からは韓国語による音声が流れるようにする。
図6において、蓋体50の上部は、イヤホン200の有底円筒部12を挿通可能な丸孔部51を有する。丸孔部51の周面下端部には、有底円筒部12の第1係止溝21又は第2係止溝22に進入可能な係止凸部52が設けられている。蓋体50の上部は、図5に示すように、遊技機本体100の前面101に設けられたガイドプレート60によって案内されながら上下方向へ移動可能とされる。蓋体50の下部は、イヤホン接続口300を閉塞可能な蓋部53を有する。蓋体50の上端部は、上下方向に伸縮自在なスプリング70の下端部71に接続され、図5に示すように、スプリング70の上端部72は、ガイドプレート60の上端部61に接続され、蓋体50を上方へ引っ張っている。蓋体50の下端部は、前面に遊技者によって押下操作される操作リブ54を有する。また、蓋体50の下端部は、後面に1つ又は複数のガイドピン55を有し、ガイドピン55は、図5に示すように、遊技機本体100の前面101に設けられた上下方向に延びたガイド溝10に案内されながら上下方向へ移動可能とされる。ガイドピン55及びガイド溝10は、蓋体50がスプリング70の引張力によって上端位置にある通常時に、ガイドピン55がガイド溝10の上端面10aと当接状態となり、ストッパーとしても機能する。
次に、上記のように構成されるパチンコ遊技機の使用方法について説明する。
遊技者がイヤホン200を使用していないときには、蓋体50は、スプリング70の引張力により上端位置に保たれ、蓋体50の下部の蓋部53によってイヤホン接続口300は閉塞されている。このとき、蓋体50の下端部のガイドピン55はガイド溝103の上端面103aと当接状態にある。
イヤホン200を使用するにあたっては、遊技者は指で蓋体50の操作リブ54を押下げる操作を行い、蓋体50の上部の丸孔部51がイヤホン接続口300と重なる位置まで蓋体50を下方へ移動させる。そして、イヤホン200の有底円筒部12を蓋体50の丸孔部51を介してイヤホン接続口300に挿入する。この挿入操作のとき、第1、第2環状凸部13、14の外径がイヤホン接続口300の内周面の小径部35(大径の第1、第2環状凹部31、32を除いた部位、図5参照)の口径よりも大きいため、有底円筒部12の少なくとも第1環状凸部13がイヤホン接続口300の内周面の小径部35と干渉するようになるが、有底円筒部12が弾性変形可能なため、第1環状凸部13は縮径する弾性変形をしながらイヤホン接続口300の内部へと進入してゆく。ここで、有底円筒部12をイヤホン接続口300に深く挿入する際には、有底円筒部12の第2環状凸部14も縮径する弾性変形をしながらイヤホン接続口300の内部へと進入してゆく。また、この挿入操作のとき、第1、第2環状凸部13、14の傾斜面13a、14aにより、第1、第2環状凸部13、14がイヤホン接続口300の内部へ挿入し易くなる。
有底円筒部12をイヤホン接続口300の内部に深く挿入したときの接続状態である第1接続状態は、図7及び図8に示される。図7及び図8において、有底円筒部12の第1集音口16は、イヤホン接続口300の第1音源33に対向して位置し、また、第2集音口19は、イヤホン接続口300の第1環状凹部31と第2環状凹部32との間の内周面つまり小径部35に対向して位置する。このため、有底円筒部12は、第1集音口16を介して第1音源33からの音を内部に取り込むことができ、第2集音口19からは第1、第2音源33、34からの音を内部に取り込まないため、遊技者は、第1音源33の音のみを聞き取ることができる。
また、第1接続状態のとき、有底円筒部12の第1環状凸部13及び第2環状凸部14はそれぞれイヤホン接続口300の第1環状凹部31及び第2環状凹部32に収容された状態となる。このため、有底円筒部12はイヤホン接続口300から抜けにくい。
また、第1接続状態のとき、遊技者が蓋体50の操作リブ54に加えていた押下力を解除すると、スプリング70の引張力によって蓋体50が上方へ移動し、蓋体50の丸孔部51の係止凸部52は有底円筒部12の第1係止溝21に進入する。このため、有底円筒部12はイヤホン接続口300からより一層抜けにくくなり、有底円筒部12をイヤホン接続口300内に確実に保持できるようになる。
一方、有底円筒部12をイヤホン接続口300の内部に浅く挿入したときの接続状態である第2接続状態は、図9及び図10に示される。図9及び図10において、有底円筒部12の第2集音口19は、イヤホン接続口300の第2音源34に対向して位置し、また、第1集音口16は、イヤホン接続口300の第2環状凹部32よりも開口部側に位置する。このため、有底円筒部12は、第2集音口19を介して第2音源34からの音を内部に取り込むことができ、第1集音口16からは第1、第2音源33、34からの音を内部に取り込まないため、遊技者は、第2音源34の音のみを聞き取ることができる。
また、第2接続状態のとき、有底円筒部12の第1環状凸部13はイヤホン接続口300の第2環状凹部32に収容された状態となる。このため、有底円筒部12はイヤホン接続口300から抜けにくい。
また、第2接続状態のとき、遊技者が蓋体50の操作リブ54に加えていた押下力を解除すると、スプリング70の引張力によって蓋体50が上方へ移動し、蓋体50の丸孔部51の係止凸部52は有底円筒部12の第2係止溝22に進入する。このため、有底円筒部12はイヤホン接続口300からより一層抜けにくくなり、有底円筒部12をイヤホン接続口300内に確実に保持できるようになる。
このように、有底円筒部12をイヤホン接続口300に深く挿入した第1接続状態のときは、遊技者は第1音源33からの音のみを聞き取ることができ、一方、有底円筒部12をイヤホン接続口300に浅く挿入した第2接続状態のときは、遊技者は第2音源34からの音のみを聞き取ることができるため、遊技者は、有底円筒部12をイヤホン接続口300に挿入する際の深度を選択するという簡単な操作によって、第1音源33、第2音源34のいずれか一方を自由に選択して聞き取ることができるようになる。
一方、イヤホン200の有底円筒部12をイヤホン接続口300から抜く作業は、イヤホン200の遊技機側接続部1の中空角筒部11を指で挟み、手前に引くと、第1接続状態のときは有底円筒部1の第1環状凸部13及び第2環状凸部14が弾性変形して縮径することにより有底円筒部12をイヤホン接続口300から引き抜くことができ、また、第2接続状態のときは第1環状凸部13が弾性変形して縮径することにより有底円筒部12をイヤホン接続口300から引き抜くことができる。この引抜操作のとき、第1、第2環状凸部13、14の傾斜面13b、14bにより、第1、第2環状凸部13、14がイヤホン接続口300の外部へ抜け易くなる。ここで、図3から明らかなように、傾斜面13a、14aの傾斜角度は傾斜面13b、14bの傾斜角度よりも小さく設定されているため、イヤホン接続口300に有底円筒部12を挿入し易くなり、また、傾斜面13b、14bの傾斜角度は傾斜面13a、14aと比べて大きく設定されているため、イヤホン接続口300から有底円筒部12を引き抜きにくくなる。
次に、第2実施形態に係るイヤホン200とイヤホン接続口300について、図11〜図14に基づいて説明する。
図11〜図14において、第2実施形態に係るイヤホン200は、第1実施形態に係るイヤホン200と同様な構成を有する。また、第2実施形態に係るイヤホン接続口300は、図11及び図12に示すように、イヤホン200の有底円筒部12がイヤホン接続口300に深く挿入された第1接続状態のとき、第1集音口16と第2集音口19の両方と連通する音源40であって、かつ、図13及び図14に示すように、イヤホン200の有底円筒部12がイヤホン接続口300に浅く挿入された第2接続状態のとき、第2集音口19のみと連通するようになる音源40を有する点で第1実施形態に係るイヤホン接続口300と構成が異なっており、その他の構成は、第1実施形態に係るイヤホン接続口300と同様である。その他、蓋体50等の構成も第1実施形態と同様である。
この第2実施形態に係るパチンコ遊技機によると、有底円筒部12をイヤホン接続口300に深く挿入した第1接続状態のときは、音源40が通路41及び通路42を介して第1集音口16と第2集音口19の両方と連通するようになるため、大きな音量の音が有底円筒部12の内部に取り込まれることとなり、一方、有底円筒部12をイヤホン接続口300に浅く挿入した第2接続状態のときは、音源40が通路42を介して第2集音口19のみと連通するようになるため、小さな音量の音が有底円筒部12の内部に取り込まれることとなる。したがって、遊技者が、有底円筒部12をイヤホン接続口300に挿入する際の深度を選択するという簡単な操作によって、聞き取りたい音量を選択できるようになる。
以上説明したように、上記実施形態の遊技機用イヤホン200は、遊技機本体100のイヤホン接続口300に嵌挿される集音部(有底円筒部)12を有し、有底円筒部12の互いに異なる複数部位に各々集音口(第1集音口16及び第2集音口19)が設けられている。この遊技機用イヤホン200によると、電気的端子を有することなく、イヤホン接続口300から流れる効果音等の音を第1、第2集音口16、19から取り込み遊技者まで伝達できる。このため、ROMの改ざん等の電気的な不正行為に対するセキュリティを保ちつつ、効果音等の音を明確に聞き取ることが可能になる。また、イヤホン接続口300に対する有底円筒部12の位置を調節すると第1、第2集音口16、19の位置が調節され、聞き取る音量を調節することが可能になると共に、イヤホン接続口200内の互いに異なる位置から複数種類の音を流す場合、聞き取る音の種類を選択可能になる。
また、有底円筒部12の外周面に、イヤホン接続口300の内周面に対し係止可能な凸部(第1、第2環状凸部13、14)を設けたため、有底円筒部12がイヤホン接続口300から非所望に抜け出る不具合を防止できる。また、イヤホン接続口300に対する有底円筒部12の位置決めが容易になる。
また、第1、第2環状凸部13、14に傾斜面13a、13b、14a、14bを形成したため、イヤホン接続口300に対する有底円筒部12の挿入及び引き抜きを容易に行うことができる。
上記実施形態のイヤホン接続口300は、音源33、34、40を有し、イヤホン200の有底円筒部12が嵌挿可能なイヤホン接続口300であって、遊技機本体100の前面101において発射ハンドル102と左右反対側の位置に配設される。このイヤホン接続口300によると、イヤホン接続口300が発射ハンドル102の反対側に設けられているため、発射ハンドル102を操作しているときに、有底円筒部12をイヤホン接続口300に挿入及び引き抜く操作を同時にかつ容易に行うことが可能となる。また、イヤホン200のチューブ3が遊技者の発射ハンドル操作102を邪魔しない。
また、イヤホン接続口300の内周面に、有底円筒部12の外周面(第1、第2環状凸部13、14)を係止可能にする凹部(第1、第2環状凹部31、32)を設けたため、有底円筒部12の第1、第2環状凸部13、14がイヤホン接続口300の第1、第2環状凹部31、32に係止され、有底円筒部12をイヤホン接続口300に係留させることができる。
また、イヤホン接続口300の前面301に、イヤホン接続口300を開閉する蓋体50を設けたため、イヤホン200を使用しないときに、イヤホン接続口300にごみ等の異物が侵入するのを防止できる。
また、蓋体50は、弾性部材(スプリング70)の弾性復帰力によって常時閉状態に保持され、弾性復帰力に打ち勝つ外力が加わったとき開状態に変化するため、遊技者が簡単な操作を行うことによって蓋体50を開放しイヤホン接続口300を開けることができる。
また、蓋体50は、イヤホン200の有底円筒部12が挿通可能な開口部(丸孔部51)を有し、丸孔部51の周面に、イヤホン200の有底円筒部12が丸孔部51を経てイヤホン接続口300に嵌挿されているとき、有底円筒部12の外周面の係止溝(第1、第2係止溝21、22)に侵入する係止凸部52を設けたため、蓋体50によって有底円筒部12の挿入状態を確実に保持し、有底円筒部12の抜けを防止することができる。
また、蓋体50の前面に、操作リブ54を設けたため、遊技者がこの操作リブ54を操作することによって蓋体50を容易に開放し、イヤホン接続口300を開けることができる。
なお、図示はしないが、有底円筒部12の1つの部位のみに集音口16又は19を設けるようにしてもよい。また、上記実施形態では、イヤホン接続口300の内周面に、集音部12の外周面を係止可能にする凹部31、32を設けた例を示したが、イヤホン接続口300の内周面に凹部31、32の代わりに凸部を設けるとともに集音部12の外周面に凸部13、14の代わりに凹部を設け、上記凸部によって集音部12の外周面を係止可能にするようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る遊技機であるパチンコ遊技機の概念構成図である。 第1実施形態に係るイヤホンの斜視図である。 同イヤホンの縦断面図である。 第1実施形態に係るイヤホン接続口の横断面図である。 同イヤホン接続口の縦断面図である。 蓋体の正面図である。 同イヤホンと同イヤホン接続口との第1接続状態を表した横断面図である。 同第1接続状態を表した縦断面図である。 同イヤホンと同イヤホン接続口との第2接続状態を表した横断面図である。 同第2接続状態を表した縦断面図である。 第2実施形態に係るイヤホンと第2実施形態に係るイヤホン接続口との第1接続状態を表した横断面図である。 同第1接続状態を表した縦断面図である。 同イヤホンと同イヤホン接続口との第2接続状態を表した横断面図である。 同第2接続状態を表した縦断面図である。
符号の説明
100 パチンコ遊技機本体(遊技機本体)
101 前面
102 発射ハンドル
200 イヤホン
1 遊技機側接続部
11 中空角筒部
12 有底円筒部(集音部)
13 第1環状凸部(凸部)
13a、13b 傾斜面
14 第2環状凸部(凸部)
14a、14b 傾斜面
16 第1集音口(集音口)
19 第2集音口(集音口)
21 第1係止溝(係止溝)
22 第2係止溝(係止溝)
2 耳挿入部
3 チューブ
300 イヤホン接続口
31 第1環状凹部(凹部)
32 第2環状凹部(凹部)
33 第1音源(音源)
34 第2音源(音源)
40 音源
50 蓋体
51 丸孔部(開口部)
52 係止凸部
54 操作リブ
70 スプリング(弾性部材)

Claims (9)

  1. 遊技機本体に設けられ、音源を有したイヤホン接続口と、
    前記イヤホン接続口に嵌挿される集音部を有し、該集音部の互いに異なる複数部位に各々集音口が設けられている遊技機用イヤホンと、
    を有することを特徴とする遊技機
  2. 遊技機本体に設けられたイヤホン接続口と、
    可撓性を有するチューブの一端に中空状の耳挿入部を設けるとともに、他端に前記イヤホン接続口に挿入可能な中空状の集音部を設け、前記チューブ、耳挿入部及び集音部をそれぞれ互いに連通させ、前記イヤホン接続口内に配置されている音源からの発生音を取得する集音口を前記集音部の互いに異なる複数部位にそれぞれ設けた遊技機用イヤホンと、
    を有することを特徴とする遊技機
  3. 前記集音部の外周面に、前記イヤホン接続口の内周面に対し係止可能な凸部が設けられ、前記イヤホン接続口の内周面に、前記集音部の外周面を係止可能にする凹部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機
  4. 前記凸部に傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の遊技機
  5. 該イヤホン接続口の内周面に、前記集音部の外周面を係止可能にする凸部設けられ、前記集音部の外周面に、前記イヤホン接続口の内周面に対し係止可能な凹部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機
  6. 当該イヤホン接続口は、前記遊技機本体の前面において発射ハンドルと左右反対側の位置に配設されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の遊技機
  7. 当該イヤホン接続口の前面に、当該イヤホン接続口を開閉する蓋体が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の遊技機
  8. 前記蓋体は、弾性部材の弾性復帰力によって常時閉状態に保持され、前記弾性復帰力に打ち勝つ外力が加わったとき開状態に変化することを特徴とする請求項7に記載の遊技機
  9. 前記蓋体は、前記イヤホンの前記集音部が挿通可能な開口部を有し、該開口部の周面に、前記イヤホンの前記集音部が該開口部を経て当該イヤホン接続口に嵌挿されているとき、前記集音部の外周面の係止溝に進入する係止凸部が設けられることを特徴とする請求項8に記載の遊技機
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