JP4999061B2 - ピペリジン−4−オン誘導体の製造方法 - Google Patents

ピペリジン−4−オン誘導体の製造方法 Download PDF

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本発明は、農医薬の中間体として有用なピペリジン−4−オン誘導体の製造方法に関する。
本発明に含まれるイソトロパン誘導体は、農医薬中間体として有用な化合物であり、従来以下に示す製造方法が知られていた。(特許文献1を参照)
Figure 0004999061
特表平6−5063443号公報
しかし、特許文献1に記載の方法は、工程が短いものの、収率が低く工業的には実用性に乏しいという欠点があった。
本発明は、収率よく、工業的に利用可能な、イソトロパン骨格に代表されるピペリジン−4−オン誘導体の製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、Mannich反応条件を制御し、逐次アミノメチル化することにより、収率よく目的物を得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、
(1)式(I)
Figure 0004999061
(式中、R11、R12、R21、及びR22は、それぞれ独立に、水素原子または有機基を表し、R11とR21は、結合して環を形成することができ、Rは、水素原子、または有機基を表す。)で表されるピペリジン−4−オン誘導体の製造方法において、式(II)
Figure 0004999061
(式中、R11、R12、R21、R22、及びRは、前記と同じ意味を表す)で表されるアセトン誘導体又はその酸付加物とホルムアルデヒドを反応させることを特徴とするピペリジン−4−オン誘導体の製造方法、
(2)式(I)で表されるピペリジン−4−オン誘導体が、式(III)
Figure 0004999061
(式中、Rは、水素原子または有機基を表し、Rは、有機基を表し、nは、0または化学的に許容される置換基数を表し、nが2以上の場合、R同士は、同一または相異なっており、点線は、3位と5位が架橋している構造を表す。)で表される架橋ピペリジン−4−オン誘導体であることを特徴とする上記(1)に記載のピペリジン−4−オン誘導体の製造方法、
(3)式(III)で表される架橋ピペリジン−4−オン誘導体が、式(IV)
Figure 0004999061
(式中、R、R、nは前記と同じ意味を表す。)で表されるイソトロパン誘導体であることを特徴とする上記(2)に記載のピペリジン−4−オン誘導体の製造方法、
(4)式(II)で表されるアセトン誘導体が、式(V)
Figure 0004999061
(式中、R11、R12、R21、及びR22は、前記と同じ意味を表す。)で表されるアセトン誘導体と、ホルムアルデヒド及びRNH(Rは、前記と同じ意味を表す。)を反応させて得られたものであることを特徴とする上記(1)に記載のピペリジン−4−オン誘導体の製造方法、
(5)式(V)で表されるアセトン誘導体をRNH(Rは前記と同じ意味を表す)に対して2当量以上用いて反応させ、式(II)で表されるアセトン誘導体を製造することを特徴とする上記(4)に記載のピペリジン−4−オン誘導体の製造方法、
(6)ホルムアルデヒドを、RNH(Rは前記と同じ意味を表す。)に対して、2当量用いて反応させ、式(II)で表されるアセトン誘導体を製造することを特徴とする上記(4)または(5)に記載のピペリジン−4−オン誘導体の製造方法、
(7)式(V)で表されるアセトン誘導体が、式(VI)
Figure 0004999061
(式中、Rは有機基を表し、nは、0または化学的に許容される置換基数を表し、nが2以上の場合、R同士は、同一または相異なっており、点線は、1位と3位が結合した環状構造を表し、ケトンのα位は、同時に2以上のRで置換されることはない。)で表される環状ケトンであることを特徴とする上記(4)または(5)に記載のピペリジン−4−オン誘導体の製造方法、及び
(8)式(VI)で表される化合物が、式(VII)
Figure 0004999061
(式中、R、及びnは、前記と同じ意味を表す。)で表されるシクロペンタノン誘導体であることを特徴とする上記(7)に記載のピペリジン−4−オン誘導体の製造方法に関する。
本発明において、Mannich反応条件を制御し、逐次アミノメチル化することにより、収率よく目的物を得ることができた。その結果、工業的に利用可能な、イソトロパン骨格に代表されるピペリジン−4−オン誘導体の製造方法を提供することが可能となった。
本発明において、式(I)で表されるピペリジン−4−オン誘導体、式(III)で表される架橋ピペリジン−4−オン誘導体、式(II)又は式(V)で表されるアセトン誘導体、及び式(VI)で表される環状ケトンの置換基について以下に記載する。
置換基R、R、R11、R12、R21及びR22における「有機基」とは、本反応を阻害しないような基(例えば、本方法における反応条件下で非反応性の基、本反応の立体障害とならない基など)であればよく、炭化水素基、複素環式基などが挙げられる
前記炭化水素基及び複素環式基には、置換基を有する炭化水素基及び複素環式基も含まれる。前記炭化水素基には、脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基、芳香族炭化水素基及びこれらの結合した基が含まれる。
脂肪族炭化水素基としては、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル、デシル、ドデシル基などの炭素数1〜20(好ましくは1〜10、さらに好ましくは1〜3)程度のアルキル基;ビニル、アリル、1−ブテニル基などの炭素数2〜20(好ましくは2〜10、さらに好ましくは2〜3)程度のアルケニル基;エチニル、プロピニル基などの炭素数2〜20(好ましくは2〜10、さらに好ましくは2〜3)程度のアルキニル基などが挙げられる。
脂環式炭化水素基としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロオクチル基などの炭素数3〜20(好ましくは3〜15、さらに好ましくは5〜8)程度のシクロアルキル基;シクロペンテニル、シクロへキセニル基などの炭素数3〜20(好ましくは3〜15、さらに好ましくは5〜8)程度のシクロアルケニル基;パーヒドロナフタレン−1−イル基、ノルボルニル、アダマンチル、テトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]ドデカン−3−イル基などの橋かけ環式炭化水素基などが挙げられる。
芳香族炭化水素基としては、フェニル、ナフチル基などの炭素数6〜14(好ましくは6〜10)程度の基が挙げられる。
脂肪族炭化水素基と脂環式炭化水素基とが結合した炭化水素基としては、シクロペンチルメチル、シクロヘキシルメチル、2−シクロヘキシルエチル基などのシクロアルキル−アルキル基などが含まれる。また、脂肪族炭化水素基と芳香族炭化水素基とが結合した炭化水素基には、アラルキル基(例えば、C7-18アラルキル基など)、アルキル置換アリール基(例えば、1〜4個程度のC1-4アルキル基が置換したフェニル基又はナフチル基など)などが挙げられる。
上記炭化水素基は、種々の置換基、例えば、オキソ基、置換オキシ基(例えば、アルコキシ基、アリールオキシ基、アラルキルオキシ基、アシルオキシ基など)、カルボキシル基、置換オキシカルボニル基(アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルキルオキシカルボニル基など)、置換又は無置換カルバモイル基、ニトロ基、複素環式基などを有していてもよい。前記カルボキシル基は慣用の保護基で保護されていてもよい。また、脂環式炭化水素基や芳香族炭化水素基の環には芳香族性又は非芳香属性の複素環が縮合していてもよい。
複素環式基には、芳香族性複素環及び非芳香族性複素環が含まれる。このような複素環としては、例えば、ヘテロ原子として酸素原子を含む複素環(例えば、フラン、テトラヒドロフラン、オキサゾール、イソオキサゾール、γ−ブチロラクトン環などの5員環、4−オキソ−4H−ピラン、テトラヒドロピラン、モルホリン環などの6員環、ベンゾフラン、イソベンゾフラン、4−オキソ−4H−クロメン、クロマン、イソクロマン環などの縮合環、3−オキサトリシクロ[4.3.1.14,8]ウンデカン−2−オン環、3−オキサトリシクロ[4.2.1.04,8]ノナン−2−オン環などの橋かけ環)、ヘテロ原子としてイオウ原子を含む複素環(例えば、チオフェン、チアゾール、イソチアゾール、チアジアゾール環などの5員環、4−オキソ−4H−チオピラン環などの6員環、ベンゾチオフェン環などの縮合環など)、ヘテロ原子として窒素原子を含む複素環(例えば、ピロール、ピロリジン、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール環などの5員環、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、ピペリジン、ピペラジン環などの6員環、インドール、インドリン、キノリン、アクリジン、ナフチリジン、キナゾリン、プリン環などの縮合環など)などが挙げられる。上記複素環式基には、前記炭化水素基が有していてもよい置換基のほか、アルキル基(例えば、メチル、エチル基などのC1-4アルキル基など)、シクロアルキル基、アリール基(例えば、フェニル、ナフチル基など)などの置換基を有していてもよい。
式(I)で表されるピペリジン−4−オン誘導体における「R11とR21は、結合して環を形成する」、式(III)の架橋ピペリジン−4−オン誘導体における「点線は3位と5位が架橋している構造」及び(VI)で表される化合物における「点線は1位と3位が結合した環状構造」とは、いずれも、炭素数1〜20の二価の炭化水素基、O、S等の異種原子を1個又は複数個含有する炭素数1〜20の二価の炭化水素基などにより架橋している構造を意味する。ここでいう炭化水素基は、上記「有機基」において例示した一価の炭化水素基を二価に置き換えたものを例示することができる。これらは置換基を有していても良く、上記「有機基」において例示した置換基と同様のものを例示することができる。特に、炭素数1〜20アルキレン基が好ましく、さらに炭素数2〜5のアルキレン基が好ましい。
式(III)で表される架橋ピペリジン−4−オン誘導体及び式(IV)で表されるイソトロパン誘導体における(R1)nの置換位置は、各々、式(III)においては環状ケトン骨格、式(IV)においてはシクロペンタノン骨格における置換位置を示す。
式(II)のアセトン誘導体の酸付加物としては、塩酸、硫酸などの付加物が挙げられる。
(製法)
本発明においては、まず、式(V)で表されるアセトン誘導体とホルムアルデヒド及びRNHを酸性条件下で反応させて式(II)で表されるアセトン誘導体を製造する(工程1)。次に、得られたアセトン誘導体に酸性条件下でホルムアルデヒドを反応させることにより式(I)で表されるピペリジン−4−オン誘導体を製造する(工程2)。工程1及び2は、系内において連続的に行うこともできる。
工程1における、式(V)で表されるアセトン誘導体、ホルムアルデヒド及びRNHの使用割合は、反応性及び原料コスト等を考慮して適宜選択できるが、通常、RNHで表されるアミン誘導体に対して、ホルムアルデヒドを1〜5当量、好ましくは1.5〜3当量、アセトン誘導体を1〜5当量、好ましくは2〜3当量使用する。
次に、工程2における、式(II)で表されるアセトン誘導体に対するホルムアルデヒドの使用割合は、通常、式(II)で表されるアセトン誘導体に対して、ホルムアルデヒドを1〜5当量、好ましくは1.5〜3当量使用する。
使用溶媒としては、例えば、水、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール等の低級アルコール類、蟻酸、酢酸、酢酸エチルなどの酸類などの水系溶媒が挙げられる。これらの溶媒は単独で又は2種以上を混合して用いられる。必要に応じ有機溶剤との混合溶媒を用いてもよい。
溶媒の使用量は特に限定されず、反応系の種類などに応じて適宜選択することができるが、通常は工程1においてはRNHで表されるアミン誘導体に対して質量比で2〜10倍程度、工程2においては式(II)で表されるアセトン誘導体に対して質量比で5〜20倍程度が適当である。
反応温度は、反応成分や触媒の種類などに応じて適宜選択でき、特に制限はないが、通常は、工程1は室温〜150℃(もしくは溶媒の沸点)、好ましくは70〜100℃、工程2は室温〜150℃(もしくは溶媒の沸点)、好ましくは70〜100℃である。反応時間も特に限定されないが、工程1は通常は10分〜24時間、好ましくは30分〜4時間、工程2は通常は10分〜24時間、好ましくは1時間〜6時間である。反応は常圧で行ってもよく、加圧下で行ってもよい。反応の雰囲気は反応を阻害しない限り特に限定されず、例えば、空気雰囲気、窒素雰囲気、アルゴン雰囲気などの何れであってもよい。また、反応はバッチ式、セミバッチ式、連続式などの何れの方法で行うこともできる。
反応終了後、反応生成物は、例えば、濾過、濃縮、蒸留、抽出、晶析、再結晶、カラムクロマトグラフィーなどの分離手段や、これらを組み合わせた分離手段により分離精製できる。
以下、本発明を実施例を用いてさらに詳細に説明するが、本発明は、実施例に限定されるものではない。
Figure 0004999061
(1)2-(Benzylamino-methyl)-cyclopentanone塩酸塩 化合物(1)の合成
ベンジルアミン5.36g(50mmol)をt−ブチルアルコール(12ml)に溶解し、パラホルムアルデヒド3.0g(100mmol)、35%塩酸5.73g(55mmol)およびシクロペンタノン20.94g(130mmol)を10℃以下にて順次加えた後、75〜80℃で3時間加熱した。反応液を室温に戻し、t−ブチルアルコールを減圧留去し、アセトン(25ml)を加えた。この溶液を加温して20分還流処理し、再び冷却、析出した結晶をろ過して化合物(1)を8.04g、収率64.2%にて白色結晶として得た。
(2)3-Benzyl-3-aza-bicyclo[3.2.1]octan-8-one 化合物(2)の合成
パラホルムアルデヒド3.5g(116.4mmol)および35%塩酸6.06g(58.2mmol)を含む酢酸(76ml)溶液に、化合物(1)15.0g(58.2mmol)の酢酸(76ml)懸濁液を90〜95℃にて0.5時間を要して滴下した後、この温度にてさらに1時間加熱した。反応液を室温に戻し、濃縮、得られた残渣に水とクロロホルムを加え、水層を分取、これを28%苛性ソーダにてpH9〜10とした。トルエンにて抽出し、これを濃縮することで粗精製物として化合物(2)を14.3g得た。HPLCの分析により88.4%の収率であった。
3-Benzyl-3-aza-bicyclo[3.2.1]octan-8-one 化合物(2)の合成
ベンジルアミン5.36g(50mmol)を2−エトキシエタノール11.3g(125mmol)に溶解し、氷冷下にて37%ホルマリン4.47g(55mmol)、35%塩酸5.22g(50mmol)およびシクロペンタノン5.47g(65mmol)を順次加えた後、95〜100℃にて3時間加熱した。反応液を室温に戻した後、減圧濃縮し、得られた残渣を酢酸(65ml)に懸濁、室温にて35%塩酸3.13g(30mmol)およびパラホルムアルデヒド1.65g(55mmol)を順次加え、95〜100℃にて1時間加熱した。反応液をHPLCにより分析し42.7%の収率で化合物(2)が得られていることがわかった。

Claims (5)

  1. 式(I)
    Figure 0004999061

    (式中、 12 及びR 22 は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜10の脂肪族炭化水素基または炭素数3〜15の脂環式炭化水素基を表し、R11とR21は、結合して炭素数1〜20のアルキレン基を形成し、Rは、水素原子、または炭素数7〜18のアラルキル基を表す。)で表されるピペリジン−4−オン誘導体の製造方法において、
    式(V)
    Figure 0004999061
    (式中、R 11 、R 12 、R 21 、及びR 22 は、前記と同じ意味を表す。)で表されるアセトン誘導体と、ホルムアルデヒド及びRNH (Rは、前記と同じ意味を表す。)を反応させて、式(II)
    Figure 0004999061

    (式中、R11、R12、R21、R22、及びRは、前記と同じ意味を表す)で表されるアセトン誘導体又はその酸付加物を製造した後、ホルムアルデヒドを添加して反応させることを特徴とするピペリジン−4−オン誘導体の製造方法。
  2. (I)で表されるピペリジン−4−オン誘導体が、式(IV)
    Figure 0004999061

    (式中、Rは前記と同じ意味を表し、R は、炭素数1〜3脂肪族炭化水素基を表し、nは、0または化学的に許容される置換基数を表し、nが2以上の場合、R 同士は、同一または相異なっていてもよい。)で表されるイソトロパン誘導体であることを特徴とする請求項に記載のピペリジン−4−オン誘導体の製造方法。
  3. 式(V)で表されるアセトン誘導体をRNH(Rは前記と同じ意味を表す)に対して2当量以上用いて反応させ、式(II)で表されるアセトン誘導体を製造することを特徴とする請求項1または2に記載のピペリジン−4−オン誘導体の製造方法。
  4. ホルムアルデヒドを、RNH(Rは前記と同じ意味を表す。)に対して、2当量用いて反応させ、式(II)で表されるアセトン誘導体を製造することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のピペリジン−4−オン誘導体の製造方法。
  5. (V)で表される化合物が、式(VII)
    Figure 0004999061

    (式中、R、及びnは、前記と同じ意味を表す。)で表されるシクロペンタノン誘導体であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のピペリジン−4−オン誘導体の製造方法。
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