JP4998759B2 - 音量調整システム - Google Patents

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本発明は、増幅装置とコントローラとを備える音量調整システムに関する。
AVアンプは、LAN等のネットワーク経由でPCに接続され、PCにインストールされているコントローラプログラム(以下、コントローラという。)によってコンテンツ再生が制御される。PCには、サーバプログラム(以下、サーバという。)もインストールされており、PCのHDDに複数のオーディオファイルが記録されている。コントローラは、ユーザ操作によって、HDDに記録されたオーディオファイルが選択されると、選択されたオーディオファイルの再生指示をAVアンプに送信する。AVアンプは、選択されたオーディオファイルの送信をサーバに要求する。サーバは、選択されたオーディオファイルをHDDから読み出して、AVアンプに送信する。AVアンプは、サーバから送信されたオーディオファイルをデコードし、増幅し、スピーカーから音声を出力する。(例えば、特許文献1)
コントローラは、ユーザのマウス操作等によってコントローラ側音量値の変更指示が入力されると、変更後のコントローラ側音量値をAVアンプに送信する。AVアンプは、これに応じて、AVアンプが音声信号を増幅する際の音量値を調整する。ここで、コントローラの操作画面にはコントローラ側音量値をユーザ操作によって変更するためのスライドバーが設けられており、スライドバーが移動されることによって、コントローラ側音量値が変更され、その結果、AVアンプの音量値が制御される。従って、コントローラ側音量値の変更に応じて、適切に(つまり、ユーザにとって分かりやすいように)AVアンプの音量が変更されることが要求されている。
また、ユーザが一度にコントローラ側音量値を最大値(又はその近傍)まで増加させた場合、AVアンプの音量値が最大値(又はその近傍)まで一度に上昇してしまい、AVアンプのアンプ回路やスピーカーが破損するという問題がある。
本出願人が特願2009−281064号で提案した音量調整装置によると、上記の通り、コントローラから送信されるコントローラ側音量値に応じてAVアンプの音量を調整することができる。しかし、コントローラはAVアンプの音量値を認識することができないので、ユーザが、AVアンプの音量値をAVアンプのボリュームツマミやリモコンを操作して調整した場合には、コントローラに設定されているコントローラ側音量値がAVアンプの実際の音量値と異なってしまう。その結果、コントローラ側音量値の変更に応じて、適切にAVアンプの音量を変更することができない。
特開2005−31494号公報
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、コントローラ側音量値が変更された際に、コントローラ側音量値の変化量に応じて、増幅装置の音量値を適切に変更することができる音量調整システムを提供することである。
本発明の好ましい実施形態による音量調整システムは、増幅装置と、前記増幅装置に接続可能なコントローラとを備え、前記増幅装置が、コントローラ側音量値を前記コントローラから受信する第1受信部と、前記第1受信部によって受信された前記コントローラ側音量値を、アンプ側音量値に変換する第1変換部と、ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される第1入力部と、ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記コントローラ側音量値に変換する第2変換部と、前記第2変換部によって変換された前記コントローラ側音量値を前記コントローラに送信する第1送信部と、前記第1受信部が前記コントローラ側音量値を受信した場合、又は、前記第1入力部に変更後の前記アンプ側音量値が入力された場合、前記アンプ側音量値に基づいて前記増幅装置の音量値を調整する音量調整部とを有し、前記コントローラが、前記コントローラ側音量値を表示装置に表示させる表示部と、前記コントローラ側音量値を前記増幅装置から受信する第2受信部と、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記コントローラ側音量値を、前記第2受信部によって受信された前記コントローラ側音量値に変更する変更部と、ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記コントローラ側音量値を変更する指示が入力される第2入力部と、ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記コントローラ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記コントローラ側音量値を前記増幅装置に送信する第2送信部とを有する。
増幅装置では、第1入力部に変更後のアンプ側音量値が入力されると、入力されたアンプ側音量値に基づいて増幅装置の音量値を調整し、第2変換部がアンプ側音量値をコントローラ側音量値に変換し、第1送信部がコントローラ側音量値をコントローラに送信する。コントローラでは、第2受信部がコントローラ側音量値を受信すると、変更部が、表示部が表示装置に表示させるコントローラ側音量値を、受信したコントローラ側音量値に変更する。一方、第2入力部にコントローラ側音量値が入力されると、変更部が、表示部が表示装置に表示させるコントローラ側音量値を第2入力部に入力されたコントローラ側音量値に変更し、第2送信部が、第2入力部に入力されたコントローラ側音量値を増幅装置に送信する。増幅装置では、第1受信部がコントローラからコントローラ側音量値を受信すると、第1変換部が、コントローラ側音量値をアンプ側音量値に変換し、アンプ側音量値に基づいて増幅装置の音量値を調整する。このように、増幅装置とコントローラとの間でコントローラ側音量値を通知しあうことにより、双方で管理しているコントローラ側音量値を常に同じにすることができる。従って、コントローラ側音量値が変更された際に、アンプ側音量値を適切な値に変更することができる。
好ましい実施形態においては、前記第1変換部が、コントローラ側最大音量値、コントローラ側最小音量値、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最大値であるアンプ側最大音量値、および、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最小値であるアンプ側最小音量値に基づいて、前記コントローラ側音量値をアンプ側音量値に変換し、前記第2変換部が、前記コントローラ側最大音量値、前記コントローラ側最小音量値、前記アンプ側最大音量値、および、前記アンプ側最小音量値に基づいて、前記アンプ側音量値を前記コントローラ側音量値に変換する。
好ましい実施形態においては、前記第1変換部が、コントローラ側最大音量値、コントローラ側最小音量値、前記コントローラによって調整可能なアンプ側音量値の最大値であり、かつ、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最大値であるアンプ側最大音量値よりも小さいアンプ側設定最大音量値、および、前記コントローラによって調整可能なアンプ側音量値の最小値であり、かつ、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最小値であるアンプ側最小音量値よりも大きいアンプ側設定最小音量値(又は、前記アンプ側最小音量値)に基づいて、前記コントローラ側音量値を前記アンプ側音量値に変換し、前記第2変換部が、前記コントローラ側最大音量値、前記コントローラ側最小音量値、前記アンプ側設定最大音量値、および、前記アンプ側設定最小音量値(又は、前記アンプ側最小音量値)に基づいて、前記アンプ側音量値を前記コントローラ側音量値に変換する。
この場合、コントローラ側音量値がコントローラ側最大音量値に変更されても、アンプ側音量値はアンプ側設定最大音量値以上にならないので、アンプやスピーカーの破損を防止できる。
好ましい実施形態においては、前記コントローラと前記増幅装置とが接続解除する際の、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記コントローラ側音量値を記憶装置に記憶させる記憶部をさらに有し、前記コントローラと前記増幅装置とが接続された場合に、前記変更部が、前記記憶部によって記憶されている前記コンローラ側音量値に、前記表示部が前記表示装置に表示させるコントローラ側音量値を変更し、前記第2送信部が、前記記憶部によって記憶されている前記コントローラ側音量値を前記増幅装置に送信する。
本発明のさらに別の好ましい実施形態による音量調整システムは、増幅装置と、前記増幅装置に接続可能なコントローラとを備え、前記増幅装置が、アンプ側音量値を前記コントローラから受信する第1受信部と、ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される第1入力部と、ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記コントローラに送信する第1送信部と、前記第1受信部が前記アンプ側音量値を受信した場合、又は、前記第1入力部に変更後の前記アンプ側音量値が入力された場合、前記アンプ側音量値に基づいて前記増幅装置の音量値を調整する音量調整部とを有し、前記コントローラが、コントローラ側音量値を表示装置に表示させる表示部と、前記アンプ側音量値を前記増幅装置から受信する第2受信部と、前記第2受信部によって受信された前記アンプ側音量値を、前記コントローラ側音量値に変換する第1変換部と、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記コントローラ側音量値を、前記第1変換部によって変換された前記コントローラ側音量値に変更する変更部と、ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記コントローラ側音量値を変更する指示が入力される第2入力部と、ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記コントローラ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記コントローラ側音量値を、前記アンプ側音量値に変換する第2変換部と、前記第2変換部によって変換された前記アンプ側音量値を前記増幅装置に送信する第2送信部とを有する。
増幅装置側では、第1入力部にアンプ側音量値が入力されると、入力されたアンプ側音量値に基づいて増幅装置の音量値を調整し、第1送信部がアンプ側音量値をコントローラに送信する。コントローラ側では、第2受信部がアンプ側音量値を受信すると、第1変換部がアンプ側音量値をコントローラ側音量値に変換し、変更部が、表示部が表示装置に表示させるコントローラ側音量値を第1変換部によって変換されたコントローラ側音量値に変更する。一方、第2入力部にコントローラ側音量値が入力されると、変更部が、表示部が表示装置に表示させるコントローラ側音量値を第2入力部に入力されたコントローラ側音量値に変更し、第2変換部が、コントローラ側音量値をアンプ側音量値に変換し、第2送信部が、第2変換部によって変換されたアンプ側音量値を増幅装置に送信する。増幅装置側では、第1受信部がコントローラからアンプ側音量値を受信すると、受信したアンプ側音量値に基づいて増幅装置の音量値を調整する。このように、増幅装置とコントローラとの間でアンプ側音量値を通知しあうことにより、双方で管理しているアンプ側音量値を常に同じにすることができる。従って、コントローラ側音量値が変更された際に、アンプ側音量値を適切な値に変更することができる。
好ましい実施形態においては、前記第1変換部が、コントローラ側最大音量値、コントローラ側最小音量値、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最大値であるアンプ側最大音量値、および、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最小値であるアンプ側最小音量値に基づいて、前記アンプ側音量値を前記コントローラ側音量値に変換し、前記第2変換部が、前記コントローラ側最大音量値、前記コントローラ側最小音量値、前記アンプ側最大音量値、および、前記アンプ側最小音量値に基づいて、前記コントローラ側音量値を前記アンプ側音量値に変換する。
好ましい実施形態においては、前記第1変換部が、コントローラ側最大音量値、コントローラ側最小音量値、前記コントローラによって調整可能なアンプ側音量値の最大値であり、かつ、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最大値であるアンプ側最大音量値よりも小さいアンプ側設定最大音量値、および、前記コントローラによって調整可能なアンプ側音量値の最小値であり、かつ、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最小値であるアンプ側最小音量値よりも大きいアンプ側設定最小音量値(又は、前記アンプ側最小音量値)に基づいて、前記アンプ側音量値を前記コントローラ側音量値に変換し、前記第2変換部が、前記コントローラ側最大音量値、前記コントローラ側最小音量値、前記アンプ側設定最大音量値、および、前記アンプ側設定最小音量値(又は、前記アンプ側最小音量値)に基づいて、前記コントローラ側音量値を前記アンプ側音量値に変換する。
この場合、コントローラ側音量値がコントローラ側最大音量値に変更されても、アンプ側音量値はアンプ側設定最大音量値以上にならないので、アンプやスピーカーの破損を防止できる。
好ましい実施形態においては、前記コントローラと前記増幅装置とが接続解除する際の、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記コントローラ側音量値を記憶装置に記憶させる記憶部をさらに有し、前記コントローラと前記増幅装置とが接続された場合に、前記変更部が、前記記憶部によって記憶されている前記コンローラ側音量値に、前記表示部が前記表示装置に表示させるコントローラ側音量値を変更し、前記第2変換部が、前記記憶部によって記憶されている前記コントローラ側音量値を前記アンプ側音量値に変換し、前記第2送信部が、前記アンプ側音量値を前記増幅装置に送信する。
本発明のさらに別の好ましい実施形態による音量調整システムは、増幅装置と、前記増幅装置に接続可能なコントローラとを備え、前記増幅装置が、アンプ側音量値を前記コントローラから受信する第1受信部と、ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される第1入力部と、ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記コントローラに送信する第1送信部と、前記第1受信部が前記アンプ側音量値を受信した場合、又は、前記第1入力部に変更後の前記アンプ側音量値が入力された場合、前記アンプ側音量値に基づいて前記増幅装置の音量値を調整する音量調整部と、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最大値であるアンプ側最大音量値、および、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最小値であるアンプ側最小音量値を前記コントローラに送信する第2送信部とを有し、前記コントローラが、コントローラ側音量値を記憶装置に記憶させる記憶部と、前記アンプ側音量値、前記アンプ側最大音量値、および、前記アンプ側最小音量値を前記増幅装置から受信する第2受信部と、コントローラ側最大音量値を前記アンプ側最大音量値に変更し、コントローラ側最小音量値を前記アンプ側最小音量値に変更することによって、前記コントローラ側音量値の代わりに前記アンプ側音量値を表示装置に表示させる表示部と、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を、前記第2受信部によって受信された前記アンプ側音量値に変更する変更部と、ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される第2入力部と、ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記増幅装置に送信する第2送信部とを有する。
この場合、コントローラにはユーザ操作によってコントローラ側音量値ではなく、アンプ側音量値を入力することができるので、コントローラ及び増幅装置は、アンプ側音量値とコントローラ側音量値とを変換する必要がなく、処理が簡素化される。また、コントローラはアンプ側音量値を表示するので、ユーザが第2入力部を操作し、どの程度アンプ側音量値を変更すればよいかが分かりやすくなる。
好ましい実施形態においては、前記コントローラと前記増幅装置とが接続解除する際の、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を記憶装置に記憶させる第2記憶部をさらに有し、前記コントローラと前記増幅装置とが接続された場合に、前記変更部が、前記第2記憶部によって記憶されている前記アンプ側音量値に、前記表示部が前記表示装置に表示させるアンプ側音量値を変更し、前記第2送信部が、前記第2記憶部によって記憶されている前記アンプ側音量値を前記増幅装置に送信する。
本発明のさらに別の好ましい実施形態による音量調整システムは、増幅装置と、前記増幅装置に接続可能なコントローラとを備え、前記増幅装置が、アンプ側音量値を前記コントローラから受信する第1受信部と、ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される第1入力部と、ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記コントローラに送信する第1送信部と、前記第1受信部が前記アンプ側音量値を受信した場合、又は、前記第1入力部に変更後の前記アンプ側音量値が入力された場合、前記アンプ側音量値に基づいて前記増幅装置の音量値を調整する音量調整部と、前記コントローラによって調整可能なアンプ側音量値の最大値であり、かつ、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最大値であるアンプ側最大音量値よりも小さいアンプ側設定最大音量値、および、前記コントローラによって調整可能なアンプ側音量値の最小値であり、かつ、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最小値であるアンプ側最小音量値よりも大きいアンプ側設定最小音量値(又は、前記アンプ側最小音量値)を前記コントローラに送信する第2送信部とを有し、前記コントローラが、コントローラ側音量値を記憶装置に記憶させる記憶部と、前記アンプ側音量値、前記アンプ側設定最大音量値、および、前記アンプ側設定最小音量値(又は、前記アンプ側最小音量値)を前記増幅装置から受信する第2受信部と、コントローラ側最大音量値を前記アンプ側設定最大音量値に変更し、コントローラ側最小音量値を前記アンプ側設定最小音量値(又は、前記アンプ側最小音量値)に変更することによって、前記コントローラ側音量値の代わりに前記アンプ側音量値を表示装置に表示させる表示部と、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を、前記第2受信部によって受信された前記アンプ側音量値に変更する変更部と、ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される第2入力部と、ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記増幅装置に送信する第2送信部とを有する。
この場合、コントローラにはユーザ操作によってコントローラ側音量値ではなく、アンプ側音量値を入力することができるので、コントローラ及び増幅装置は、アンプ側音量値とコントローラ側音量値とを変換する必要がなく、処理が簡素化される。また、コントローラはアンプ側音量値を表示するので、ユーザが第2入力部を操作し、どの程度アンプ側音量値を変更すればよいかが分かりやすくなる。また、コントローラによってアンプ側設定最大音量値以上に変更されないので、アンプやスピーカーの破損を防止できる。
好ましい実施形態においては、前記コントローラと前記増幅装置とが接続解除する際の、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を記憶装置に記憶させる第2記憶部をさらに有し、前記コントローラと前記増幅装置とが接続された場合に、前記変更部が、前記第2記憶部によって記憶されている前記アンプ側音量値に、前記表示部が前記表示装置に表示させるアンプ側音量値を変更し、前記第2送信部が、前記第2記憶部によって記憶されている前記アンプ側音量値を前記増幅装置に送信する。
本発明の別の好ましい実施形態による音量調整システムは、増幅装置と、前記増幅装置に接続可能なコントローラとを備え、前記増幅装置が、音量値を前記コントローラから受信する第1受信部と、ユーザ操作に応じて前記音量値を変更する指示が入力される第1入力部と、前記第1入力部に入力された前記音量値を前記コントローラに送信する第1送信部と、前記第1受信部が前記音量値を受信した場合、又は、前記第1入力部に変更後の前記音量値が入力された場合、前記音量値に基づいて前記増幅装置の音量値を調整する音量調整部とを有し、前記コントローラが、前記音量値を表示装置に表示させる表示部と、前記音量値を前記増幅装置から受信する第2受信部と、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記音量値を、前記第2受信部によって受信された前記音量値に変更する変更部と、ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記音量値を変更する指示が入力される第2入力部と、ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記音量値を前記増幅装置に送信する第2送信部とを有する。
増幅装置側では、第1入力部に音量値が入力されると、入力された音量値に基づいて増幅装置の音量値を調整し、第1送信部が音量値をコントローラに送信する。コントローラ側では、第2受信部が音量値を受信すると、変更部が、表示部が表示装置に表示させる音量値を、受信した音量値に変更する。一方、第2入力部に音量値が入力されると、変更部が、表示部が表示装置に表示させる音量値を、第2入力部に入力された音量値に変更し、第2送信部が、第2入力部に入力された音量値を増幅装置に送信する。増幅装置側では、第1受信部がコントローラから音量値を受信すると、受信した音量値に基づいて増幅装置の音量値を調整する。このように、増幅装置とコントローラとの間で音量値を通知しあうことにより、双方で管理している音量値を常に同じにすることができる。従って、音量値が変更された際に、アンプ側音量値を適切な値に変更することができる。
好ましい実施形態においては、前記コントローラに複数の前記増幅装置が接続可能であり、複数の前記増幅装置のうちの第1の増幅装置の前記第1送信部が、前記第1入力部に入力された前記音量値を前記コントローラに送信し、前記変更部が、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記音量値を、前記第1の増幅装置から受信した前記音量値に変更し、前記第2送信部が、変更後の前記音量値を前記第1の増幅装置以外の前記増幅装置に送信し、前記第1の増幅装置以外の前記増幅装置の前記音量調整部が、受信した音量値に基づいて前記増幅装置の音量値を調整する。
好ましい実施形態においては、前記コントローラに複数の前記増幅装置が接続可能であり、前記各増幅装置の前記第1送信部が、接続時の自身の前記音量値を前記コントローラに送信し、前記コントローラが、前記各増幅装置の前記音量値のうちの一つを選択し、前記変更部が、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記音量値を、選択された前記音量値に変更し、前記第2送信部が、変更後の前記音量値を、音量値が選択されなかった前記各増幅装置に送信し、音量値が選択されなかった前記各増幅装置の前記音量調整部が、受信した前記音量値に基づいて音量値を調整する。
好ましい実施形態においては、前記増幅装置に複数の前記コントローラが接続可能であり、前記各コントローラのうちの1つにおいて、ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記音量値を前記増幅装置に送信し、前記増幅装置において、前記音量調整部が、受信した前記音量値に基づいて前記増幅装置の音量値を調整し、前記第1送信部が、前記音量値を送信してきたコントローラ以外のコントローラに、前記音量値を送信し、前記音量値を送信してきたコントローラ以外のコントローラにおいて、前記変更部が、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記音量値を前記増幅装置から受信した前記音量値に変更する。
好ましい実施形態においては、前記増幅装置に複数の前記コントローラが接続可能であり、前記各コントローラのうちの1つにおいて、ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記音量値を前記増幅装置、および、他の前記コントローラに送信し、前記増幅装置において、前記音量調整部が、受信した前記音量値に基づいて前記増幅装置の音量値を調整し、前記第1送信部が、前記音量値を送信してきたコントローラ以外のコントローラに、前記音量値を送信し、前記音量値を送信してきたコントローラ以外のコントローラにおいて、前記変更部が、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記音量値を前記コントローラから受信した前記音量値に変更する。
好ましい実施形態においては、前記増幅装置と前記コントローラとが接続された場合に、前記第1送信部が、前記増幅装置の音量値を前記コントローラに送信する。
従って、前記増幅装置と前記コントローラとが接続された際に、双方で管理している音量値を常に同じにすることができる。従って、音量値が変更された際に、アンプ側音量値を適切な値に変更することができる。
好ましい実施形態においては、前記コントローラは、前記コントローラと前記増幅装置とが接続解除する際の前記表示部に表示される前記音量値を記憶装置に記憶させる記憶部をさらに有し、前記コントローラと前記増幅装置とが接続された場合に、前記変更部が、前記記憶部によって記憶されている前記音量値に前記表示部に表示される音量値を変更し、前記コントローラと前記増幅装置とが接続された場合に、前記第2送信部が、前記記憶部によって記憶されている前記音量値を前記増幅装置に送信する。
コントローラと増幅装置とが接続解除する際に、コントローラは表示部に表示されている音量値を記憶しておく。次に、コントローラと増幅装置とが接続された場合に、変更部が、記憶されている音量値に表示部に表示される音量値を変更し、第2送信部が、記憶されている音量値を増幅装置に送信する。増幅装置側では、第1受信部がコントローラから音量値を受信すると、受信した音量値に基づいて音量調整値が音量を調整する。従って、コントローラと増幅装置とが接続されていないときに増幅装置の音量値が変更された場合でも、コントローラと増幅装置とが接続解除する際に記憶しておいた音量値に復帰させることができる。
好ましい実施形態においては、前記コントローラに対して複数の前記増幅装置が接続可能であり、前記記憶部が、複数の前記増幅装置毎に、前記コントローラと前記増幅装置とが接続解除する際の、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記音量値を記憶し、前記変更部が、前記コントローラと前記増幅装置とが接続された場合に、接続された前記増幅装置に対応付けて前記記憶部によって記憶されている前記音量値に、前記表示部が前記表示装置に表示させる音量値を変更し、前記第2送信部が、前記コントローラと前記増幅装置とが接続された場合に、接続された前記増幅装置に対応付けて前記記憶部によって記憶されている前記音量値を前記増幅装置に送信する。
本発明の好ましい実施形態による音量調整システムは、増幅装置と、前記増幅装置に接続可能なコントローラとを備え、前記増幅装置が、コントローラ側音量値を前記コントローラから受信する第1受信部と、前記第1受信部によって受信された前記コントローラ側音量値を、アンプ側音量値に変換する第1変換部と、ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される第1入力部と、ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、前記アンプ側音量値を前記コントローラに送信する第1送信部と、前記第1受信部が前記コントローラ側音量値を受信した場合、又は、前記第1入力部に変更後の前記アンプ側音量値が入力された場合、前記アンプ側音量値に基づいて前記増幅装置の音量値を調整する音量調整部とを有し、前記コントローラが、前記コントローラ側音量値を表示装置に表示させる表示部と、前記アンプ側音量値を前記増幅装置から受信する第2受信部と、前記第2受信部によって受信された前記アンプ側音量値を、前記コントローラ側音量値に変換する第2変換部と、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記コントローラ側音量値を、前記第2変換部によって変換された前記コントローラ側音量値に変更する変更部と、ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記コントローラ側音量値を変更する指示が入力される第2入力部と、ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記コントローラ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記コントローラ側音量値を前記増幅装置に送信する第2送信部とを有する。
好ましくは、前記コントローラと前記増幅装置とが接続解除する際の、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記コントローラ側音量値を記憶装置に記憶させる記憶部をさらに有し、前記コントローラと前記増幅装置とが接続された場合に、前記変更部が、前記記憶部によって記憶されている前記コンローラ側音量値に、前記表示部が前記表示装置に表示させるコントローラ側音量値を変更し、前記第2送信部が、前記記憶部によって記憶されている前記コントローラ側音量値を前記増幅装置に送信する。
本発明の好ましい実施形態による音量調整システムは、増幅装置と、前記増幅装置に接続可能なコントローラとを備え、前記増幅装置が、アンプ側音量値を前記コントローラから受信する第1受信部と、ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される第1入力部と、ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記コントローラ側音量値に変換する第1変換部と、前記第1変換部によって変換された前記コントローラ側音量値を前記コントローラに送信する第1送信部と、前記第1受信部が前記アンプ側音量値を受信した場合、又は、前記第1入力部に変更後の前記アンプ側音量値が入力された場合、前記アンプ側音量値に基づいて前記増幅装置の音量値を調整する音量調整部とを有し、前記コントローラが、前記コントローラ側音量値を表示装置に表示させる表示部と、前記コントローラ側音量値を前記増幅装置から受信する第2受信部と、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記コントローラ側音量値を、前記第2受信部によって受信された前記コントローラ側音量値に変更する変更部と、ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記コントローラ側音量値を変更する指示が入力される第2入力部と、ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記コントローラ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記コントローラ側音量値を、前記アンプ側音量値に変換する第2変換部と、前記第2変換部によって変換された前記アンプ側音量値を前記増幅装置に送信する第2送信部とを有する。
好ましくは、前記コントローラと前記増幅装置とが接続解除する際の、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記コントローラ側音量値を記憶装置に記憶させる記憶部をさらに有し、前記コントローラと前記増幅装置とが接続された場合に、前記変更部が、前記記憶部によって記憶されている前記コンローラ側音量値に、前記表示部が前記表示装置に表示させるコントローラ側音量値を変更し、前記第2変換部が、前記記憶部によって記憶されている前記コンローラ側音量値を前記アンプ側音量値に変換し、 前記第2送信部が、前記第2変換部によって変換された前記アンプ側音量値を前記増幅装置に送信する。
コントローラ側音量値が変更された際に、コントローラ側音量値の変化量に応じて、増幅装置の音量値を適切に変更することができる音量調整システムを提供することができる。
本発明の好ましい実施形態によるPC及びAVアンプを示すブロック図である。 コントローラの操作画面を示す図である。 AVアンプの制御部の処理を示すフローチャートである。 コントローラの処理を示すフローチャートである。 AVアンプの制御部の処理を示すフローチャートである。 コントローラの処理を示すフローチャートである。 コントローラの処理を示すフローチャートである。 コントローラの操作画面を示す図である。 AVアンプの制御部の処理を示すフローチャートである。 AVアンプの制御部の処理を示すフローチャートである。 コントローラの操作画面を示す図である。 コントローラの処理を示すフローチャートである。 コントローラの操作画面を示す図である。 AVアンプの制御部の処理を示すフローチャートである。 コントローラの処理を示すフローチャートである。 コントローラの操作画面を示す図である。 コントローラの処理を示すフローチャートである。 コントローラの操作画面を示す図である。 コントローラの処理を示すフローチャートである。 コントローラの操作画面を示す図である。 コントローラの処理を示すフローチャートである。 コントローラの処理を示すフローチャートである。 コントローラの処理を示すフローチャートである。 コントローラに複数のAVアンプが接続される場合の動作を示す図である。 コントローラに複数のAVアンプが接続される場合の動作を示す図である。 コントローラに複数のAVアンプが接続される場合の動作を示す図である。 コントローラに複数のAVアンプが接続される場合の動作を示す図である。 AVアンプの処理を示すフローチャートである。 コントローラの処理を示すフローチャートである。 コントローラの処理を示すフローチャートである。 AVアンプの処理を示すフローチャートである。 コントローラの処理を示すフローチャートである。 コントローラの処理を示すフローチャートである。 AVアンプの処理を示すフローチャートである。 AVアンプに複数のコントローラが接続される場合の動作を示す図である。 AVアンプに複数のコントローラが接続される場合の動作を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照して具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。
[実施例1]
図1に示すように、本発明の音量調整システムは、PC1とAVアンプ(AVレシーバともいう。)等の増幅装置11とを備え、これらはLAN等のネットワークを介して相互に接続可能である。または、これらは、HDMI、IEEE1394、USB、インターネット等の他の電気通信回線を介して接続されてもよい。
PC1は、CPU2と、HDD3と、メモリ(ROM、RAM等)4と、操作部5と、表示部6と、通信部7とを備える。CPU2は、HDD3に記録されているOSやその他のプログラムに基づいて、PC1の各部を制御する。HDD3には、サーバプログラム(以下、サーバという。)3Aおよびコントローラプログラム(以下、コントローラという。)3Bがインストールされている。これらは、CPU2によってメモリ4内に展開されて実行される。また、HDD3には、複数のコンテンツデータが記録されている。コンテンツデータとはオーディオデータのことであり、本例では、オーディオファイルである。サーバ3Aは、AVアンプ11からオーディオファイルの送信要求を受信すると、オーディオファイルをHDDから読み出して、LAN経由でAVアンプ11に送信する。
コントローラ3Bは、AVアンプ11のコンテンツ再生を制御する。コントローラ3Bは、ユーザ操作によって、HDD3に記録されたオーディオファイルの中から再生すべきオーディオファイルが選択されると、選択されたオーディオファイルの再生指示をLAN経由でAVアンプ11に送信する。
コントローラ3Bは、コントローラ側音量値をメモリ4に記憶させる。コントローラ側音量値は、AVアンプ11の音量値をコントローラ3B側で調整するために、コントローラ3B側で管理される音量値である。コントローラ3Bは、ユーザ操作によってコントローラ側音量値の変更指示が入力されると、変更後のコントローラ側音量値をAVアンプ11に送信し、AVアンプ11の音量値を変更させる。
図2は、コントローラ3Bの操作画面を示す図である。操作画面には、制御対象のAVアンプ11を示す領域21と、AVアンプ11に再生させるオーディオファイルを示す領域22と、各種操作ボタンを示す領域23とを含み、領域23はコントローラ側音量値を示すスライドバー24を含む。コントローラ側音量値は、スライドバーを移動させることによって、コントローラ側最小音量値〜コントローラ側最大音量値(特に限定されないが例えば0〜100)の範囲で変更可能である。コントローラ側最小音量値、および、コントローラ側最大音量値は、メモリ4に予め登録されている。
操作部5は、ユーザ操作が入力されるものであり、例えばマウス、キーボード、リモコン等である。表示部6は、図2のコントローラ3Bの操作画面を表示するものであり、例えばLCD等である。通信部7は、LAN経由でAVアンプ11と通信するものであり、例えばLANインターフェースである。
AVアンプ11は、制御部12と、メモリ(ROM、RAM等)13と、DSP14と、増幅部15と、音量調整部16と、通信部17と、操作部18と、表示部19とを備える。制御部12は、メモリ13に格納されているAVアンプの動作プログラムに基づいて、後述する各処理を実行するもので、例えばマイコン等である。制御部12は、コントローラ3Bからオーディオファイルの再生指示を受信すると、サーバ3Aにオーディオファイルの送信を要求する。
通信部17は、LAN経由でPC1と通信するものであり、例えばLANインターフェースである。通信部17によってサーバ3Bからのオーディオファイルが受信されると、DSP14は、オーディオファイルに対してデコード、D/A変換を実行し、アナログオーディオ信号を生成する。音量調整部16はオーディオ信号の音量値を調整し、増幅部15はオーディオ信号を増幅し、外部に接続されたスピーカーから音声を出力する。操作部18は、ユーザ操作が入力されるものであり、操作ボタンやリモコン等である。操作部18は、音量調整部16の音量値(アンプ側音量値VAという。)を変更するための音量調整ツマミを含む。表示部19は、アンプ側音量値VA等を表示するものであり、例えばFL管等である。
制御部12は、コントローラ3Bからコントローラ側音量値VCを受信すると、コントローラ側音量値VCをアンプ側音量値VAに変換し、音量調整部16に音量を変更させる。また、制御部12は、音量調整ツマミやリモコンのユーザ操作によってアンプ側音量値が変更された場合、変更後のアンプ側音量値をコントローラ側音量値に変更し、コントローラ3Bに送信する。コントローラ3Bは、コントローラ側音量値を受信すると、メモリ4に記憶しているコントローラ側音量値を受信した値に変更し、スライドバーをコントローラ側音量値に移動させる。これにより、音量調整ツマミやリモコンのユーザ操作によってアンプ側音量値が変更された場合にも、コントローラ3Bが管理するコントローラ側音量値も変更することができ、その結果、ユーザ操作によってコントローラ側音量値を変更することによって、適切にアンプ側音量値を変更することができる。
次に、本例の動作を説明する。図3は、AVアンプ11の制御部12の処理を示すフローチャートであり、図4は、コントローラ3Bの処理を示すフローチャートである。図4に示すように、コントローラ3Bは、例えば、LANに接続された機器の中からAVアンプ11がユーザ操作によって選択され、AVアンプ11と接続すると、コントローラ側最大音量値VCmax(本例では100)およびコントローラ側最小音量値VCmin(本例では0)をAVアンプ11に送信する(S11)。
AVアンプ11の制御部12は、図3に示すとおり、コントローラ側最大音量値VCmaxおよびコントローラ側最小音量値VCminを受信したか否かを判断している(S1)。受信した場合(S1でYES)、制御部12は、アンプ側最大音量値VAmaxをコントローラ側最大音量値VCmaxに対応させ、アンプ側最小音量値VAminをコントローラ側最小音量値VCminに対応させ、メモリ13に記憶させる(S2)。アンプ側最大音量値VAmaxは、操作部18のユーザ操作に応じて変更可能な音量調整部16の最大音量値であり、特に限定されないが本例では0(dB)である。アンプ側最小音量値VAminは、操作部18のユーザ操作に応じて変更可能な音量調整部16の最小音量値であり、特に限定されないが本例では−50(dB)である。これらの値はメモリ13に予め登録されている。
制御部12は、現在のアンプ側音量値VAをコントローラ側音量値VCに変換し、コントローラ3Bに通知する(S3)。詳細には、制御部12は、下記式1に基づいてコントローラ側音量値VCを算出する。例えば、アンプ側音量値VAが−20(dB)であれば、コントローラ側音量値VCは60となる。
Figure 0004998759
図4に示すように、コントローラ3Bは、AVアンプ11からコントローラ側音量値を受信したか否かを判断する(S12)。受信しない場合(S12でNO)、S14に進む。受信した場合(S12でYES)、コントローラ3Bは、受信したコントローラ側音量値VCをメモリ4に記憶し、スライドバーを受信したコントローラ側音量値VCに基づいて変更する(S13)。受信したコントローラ側音量値VCが60であれば、スライドバーを60まで移動させる。
コントローラ3Bは、ユーザ操作によってスライドバーが移動されたか否かを判断する(S14)。移動されない場合(S14でNO)、S12に戻る。移動された場合(S14でYES)、コントローラ3Bは、移動後のスライドバーの位置によって決定されるコントローラ側音量値VCをメモリ4に記憶し、コントローラ側音量値VCをAVアンプ11に送信する(S15)。
図3に示すように、AVアンプ11の制御部12は、コントローラ側音量値VCを受信したか否かを判断する(S4)。受信しない場合(S4でNO)、S6に進む。受信した場合(S4でYES)、制御部12は、受信したコントローラ側音量値VCをアンプ側音量値に変換し、音量調整部16に音量を変更させる(S5)。詳細には、制御部12は、下記式2に基づいて、アンプ側音量値を算出する。例えば、コントローラ側音量値VCが80であれば、アンプ側音量値VAは−10(dB)となる。
Figure 0004998759
続いて、制御部12は、ユーザ操作によって、音量調整つまみ(または、リモコンの音量調整ボタン)が操作されたか否かを判断する(S6)。つまり、ユーザ操作によって、アンプ側音量値VAを変更する指示が入力されたか否かが判断される。操作されなければ(S6でNO)、S4に戻る。操作された場合(S6でYES)、制御部12は、音量調整つまみの操作位置に応じて決定されるアンプ側音量値VAに、音量調整部16の音量を変更させる(S7)。制御部12は、変更後のアンプ側音量値VAを上記式1に基づいてコントローラ側音量値VAに変更し、コントローラ3Bに通知する(S8)。
先ほどと同様に、コントローラ3Bは、AVアンプ11からコントローラ側音量値を受信したか否かを判断する(S12)。受信した場合(S12でYES)、コントローラ3Bは、受信したコントローラ側音量値VCをメモリ4に記憶し、スライドバーを受信したコントローラ側音量値VCに基づいて変更する(S13)。
以上のように、AVアンプ11の制御部11とコントローラ3Bとの間で、相互にコントローラ側音量値を通知しあうことにより、双方で管理しているコントローラ側音量値VCを常に同じにすることができる。従って、コントローラ側音量値が変更された際に、アンプ側音量値VAを適切な値に変更することができる。なお、コントローラ3BとAVアンプ11との接続時に、コントローラ3Bのコントローラ側音量値がAVアンプ11に送信され、AVアンプ11のアンプ側音量値をコントローラ側音量値に合わせるようにしてもよい。以下の他の実施例でも同様である。
[実施例2]
次に、本発明の別の好ましい実施形態を説明する。実施例1と比較して、本例では、コントローラ3Bがコントローラ側音量値VCとアンプ側音量値VAとの変換を実行する。従って、コントローラ3Bと制御部12との間ではアンプ側音量値が相互に通知される。図5は、AVアンプ11の制御部12の処理を示すフローチャートであり、図6は、コントローラ3Bの処理を示すフローチャートである。コントローラ3Bが、例えば、LANに接続された機器の中からAVアンプ11がユーザ操作によって選択され、AVアンプ11と接続すると、図5に示すように、AVアンプ11の制御部12は、アンプ側最大音量値VAmax(本例では0dB)およびアンプ側最小音量値VAmin(本例では−50dB)をメモリ13から読み出してコントローラ3Bに送信する(S21)。
コントローラ3Bは、図6に示すとおり、アンプ側最大音量値VAmaxおよびアンプ側最小音量値VAminを受信したか否かを判断している(S31)。受信した場合(S31でYES)、コントローラ3Bは、アンプ側最大音量値VAmaxをコントローラ側最大音量値VCmaxに対応させ、アンプ側最小音量値VAminをコントローラ側最小音量値VCminに対応させ、メモリ4に記憶させる(S32)。
図5に示すように、AVアンプ11の制御部12は、現在のアンプ側音量値VAをコントローラ3Bに通知する(S22)。図6に示すように、コントローラ3Bは、AVアンプ11からアンプ側音量値VAを受信したか否かを判断する(S33)。受信しない場合(S33でNO)、S35に進む。受信した場合(S33でYES)、コントローラ3Bは、受信したアンプ側音量値VAを上記式1に基づいてコントローラ側音量値VCに変換し、メモリ4に記憶し、スライドバーをコントローラ側音量値VCに基づいて変更する(S34)。
続いて、コントローラ3Bは、ユーザ操作によってスライドバーが移動されたか否かを判断する(S35)。移動されない場合(S35でNO)、S33に戻る。移動された場合(S35でYES)、コントローラ3Bは、移動後のスライドバーの位置によって決定されるコントローラ側音量値VCをメモリ4に記憶し、コントローラ側音量値VCを上記式2に基づいてアンプ側音量値VAに変換し、AVアンプ11に送信する(S36)。
図5に示すように、AVアンプ11の制御部12は、アンプ側音量値VAを受信したか否かを判断する(S23)。受信しない場合(S23でNO)、S25に進む。受信した場合(S23でYES)、制御部12は、受信したアンプ側音量値VAに、音量調整部16の音量を変更させる(S24)。続いて、制御部12は、ユーザ操作によって、音量調整つまみ(または、リモコンの音量調整ボタン)が操作されたか否かを判断する(S25)。つまり、ユーザ操作によって、アンプ側音量値VAを変更する指示が入力されたか否かが判断される。操作されなければ(S25でNO)、S23に戻る。操作された場合(S25でYES)、制御部12は、音量調整つまみの操作位置に応じて決定されるアンプ側音量値VAに、音量調整部16の音量を変更させる(S26)。制御部12は、変更後のアンプ側音量値VAを、コントローラ3Bに通知する(S27)。
先ほどと同様に、コントローラ3Bは、AVアンプ11からアンプ側音量値VAを受信したか否かを判断する(S33)。受信した場合(S33でYES)、コントローラ3Bは、受信したアンプ側音量値VAを上記式1に基づいてコントローラ側音量値VCに変換し、メモリ4に記憶し、スライドバーをコントローラ側音量値VCに基づいて変更する(S34)。
以上のように、AVアンプ11の制御部11とコントローラ3Bとの間で、相互にアンプ側音量値を通知しあうことにより、双方で管理しているアンプ側音量値VAを同じにすることができる。従って、コントローラ側音量値が変更された際に、アンプ側音量値VAを適切な値に変更することができる。
[実施例3]
次に、本発明のさらに別の好ましい実施形態を説明する。実施例2と比較して、本例では、コントローラ3Bはスライドバーに、コントローラ側音量値VC(コントローラ側最大音量値VCmax、コントローラ側最小音量値VCmin)ではなくアンプ側音量値VA(アンプ側最大音量値VAmax、アンプ側最小音量値VAmin)を表示するようにする。図7は、コントローラ3Bの処理を示すフローチャートである。なお、AVアンプ11の制御部12の処理は図5と同じであり、説明を援用する。
図7に示すように、コントローラ3Bは、アンプ側最大音量値VAmaxおよびアンプ側最小音量値VAminを受信したか否かを判断している(S41)。受信した場合(S41でYES)、コントローラ3Bは、アンプ側最大音量値VAmaxをコントローラ側最大音量値VCmaxに対応させ、アンプ側最小音量値VAminをコントローラ側最小音量値VCminに対応させ、メモリ4に記憶させる。そして、コントローラ3Bは、図8に示すように、スライドバーの表示を、コントローラ側音量値VCからアンプ側音量値VAに変更する(S42)。また、コントローラ3Bは、スライドバーに表示されるコントローラ側最大音量値VCmaxをアンプ側最大音量値VAmaxに変更し、コントローラ側最小音量値VCminをアンプ側最小音量値VAminに変更する。例えば、アンプ側最大音量値VAmaxが0dBであり、アンプ側最小音量値VAminが−50dBであれば、図8のように、スライドバーに移動可能範囲を−50〜0に変更する。
コントローラ3Bは、アンプ側音量値VAを受信したか否かを判断する(S43)。受信した場合(S43でYES)、コントローラ3Bは、アンプ側音量値VAをメモリ4に記憶し、アンプ側音量値VAに基づいてスライドバーの位置を移動させる(S44)。また、コントローラ3Bは、ユーザ操作によってスライドバーが移動されたか否かを判断する(S45)。移動された場合(S45でYES)、コントローラ3Bは、スライドバーの位置によって特定されるアンプ側音量値VAをメモリ4に記憶し、AVアンプ11に通知する(S46)。
以上のように、本例によると、コントローラ3BがAVアンプ11から受信したアンプ側最大音量値VAmaxおよびアンプ側最小音量値VAminに基づいて、スライドバーの表示をアンプ側音量値VAに変更し、コントローラ側音量値VCではなくアンプ側音量値VAによってユーザ操作を受け付ける。従って、アンプ側音量値VAとコントローラ側音量値VCとの変換処理が不要となる。
[実施例4]
次に、本発明のさらに別の好ましい実施形態を説明する。実施例1と比較して、本例では、コントローラ3Bによって(つまり、コントローラ側音量値によって)調整可能なアンプ側音量値VAの最大値であるアンプ側設定最大音量値VASmaxと、コントローラ3Bによって(つまり、コントローラ側音量値によって)調整可能なアンプ側音量値VAの最小値であるアンプ側設定最小音量値VASminとがメモリ13に設定されている。言い換えると、コントローラ3Bによって調整可能なアンプ側音量値VAの範囲と、操作部18によって調整可能なアンプ側音量値VAの範囲とが異なっている。アンプ側設定最大音量値VASmaxは、アンプ側最大音量値VAmaxよりも小さな値に設定されており、増幅部15やスピーカーが破損しない程度の値に設定されている。アンプ側設定最小音量値VASminは、アンプ側最小音量値VAminよりも大きな値に設定されている。例えば、アンプ側設定最大音量値VASmaxは−10dBであり、アンプ側設定最小音量値VASminは−40dBである。アンプ側設定最大音量値VASmaxおよびアンプ側設定最小音量値VASminはユーザ操作によって変更可能でもよく、変更不可能でもよい。
図9はAVアンプ11の制御部12の処理を示すフローチャートである。コントローラ3Bの処理は図4と同じであり、説明を援用する。AVアンプ11の制御部12は、コントローラ側最大音量値VCmaxおよびコントローラ側最小音量値VCminを受信したか否かを判断している(S51)。受信した場合(S51でYES)、制御部12は、アンプ側設定最大音量値VASmaxをコントローラ側最大音量値VCmaxに対応させ、アンプ側設定最小音量値VASminをコントローラ側最小音量値VCminに対応させ、メモリ13に記憶させる(S52)。
制御部12は、現在のアンプ側音量値VAをコントローラ側音量値VCに変換し、コントローラ3Bに通知する(S53)。詳細には、制御部12は、下記式3に基づいて(すなわち、アンプ側設定最大音量値VASmax、アンプ側設定最小音量値VASmin、コントローラ側最大音量値VCmaxおよびコントローラ側最小音量値VCmin)に基づいて、コントローラ側音量値VCを算出する。例えば、アンプ側音量値VAが−25(dB)であれば、コントローラ側音量値VCは50となる。
Figure 0004998759
ただし、アンプ側音量値VAがアンプ側設定最大音量値VASmax以上であれば、アンプ側音量値VAをアンプ側設定最大音量値VASmaxとみなして計算する。つまり、アンプ側音量値VAがアンプ側設定最大音量値VASmax以上であれば、算出されるコントローラ側音量値VCはコントローラ側最大音量値VCmaxとなる。同様に、アンプ側音量値VAがアンプ側設定最小音量値VASmin以下であれば、アンプ側音量値VAをアンプ側設定最小音量値VASminとみなして計算する。つまり、アンプ側音量値VAがアンプ側設定最小音量値VASmin以下であれば、算出されるコントローラ側音量値VCはコントローラ側最小音量値VCminとなる。
また、制御部12は、コントローラ側音量値VCを受信したか否かを判断する(S54)。受信しない場合(S54でNO)、S56に進む。受信した場合(S54でYES)、制御部12は、受信したコントローラ側音量値VCをアンプ側音量値VAに変換し、音量調整部16に音量を変更させる(S55)。詳細には、制御部12は、下記式4に基づいて(すなわち、アンプ側設定最大音量値VASmax、アンプ側設定最小音量値VASmin、コントローラ側最大音量値VCmaxおよびコントローラ側最小音量値VCmin)に基づいて、アンプ側音量値VAを算出する。例えば、コントローラ側音量値VCが80であれば、アンプ側音量値VAは−16(dB)となる。
Figure 0004998759
続いて、制御部12は、ユーザ操作によって、音量調整つまみ(または、リモコンの音量調整ボタン)が操作されたか否かを判断する(S56)。つまり、ユーザ操作によって、アンプ側音量値VAを変更する指示が入力されたか否かが判断される。操作されなければ(S56でNO)、S54に戻る。操作された場合(S56でYES)、制御部12は、音量調整つまみの操作位置に応じて決定されるアンプ側音量値VAに、音量調整部16の音量を変更させる(S57)。制御部12は、変更後のアンプ側音量値VAを上記式3に基づいてコントローラ側音量値VCに変更し、コントローラ3Bに通知する(S58)。
以上のように、AVアンプ11の制御部11とコントローラ3Bとの間で、相互にコントローラ側音量値を通知しあうことにより、双方で管理しているコントローラ側音量値VCを同じにすることができる。従って、コントローラ側音量値が変更された際に、アンプ側音量値VAを適切な値に変更することができる。また、アンプ側設定最大音量値VASmax、アンプ側設定最小音量値VASminに基づいて、コントローラ側音量値VCとアンプ側音量値VAとが変換されるので、コントローラ側音量値VCがコントローラ側最大音量値VCmaxに変更されても、アンプ側音量値はアンプ側設定最大音量値VASmaxまでしか増加しない。従って、増幅部15やスピーカーの破損が防止される。なお、アンプ側設定最小音量値VASminを設けずに、アンプ側設定最大音量値VASmaxのみを設けるようにしてもよく、この場合、アンプ側設定最大音量値VASmax、アンプ側最小音量値VAminに基づいて、コントローラ側音量値VCとアンプ側音量値VAとが変換される。
[実施例5]
次に、本発明のさらに別の好ましい実施形態を説明する。実施例2と比較して、本例では、コントローラ3Bによって(つまり、コントローラ側音量値VCによって)調整可能なアンプ側音量値VAの最大値であるアンプ側設定最大音量値VASmaxと、コントローラ3Bによって(つまり、コントローラ側音量値VCによって)調整可能なアンプ側音量値VAの最小値であるアンプ側設定最小音量値VASminとがメモリ13に設定されている。アンプ側設定最大音量値VASmaxは、アンプ側最大音量値VAmaxよりも小さな値に設定されており、増幅部15やスピーカーが破損しない程度の値に設定されている。アンプ側設定最小音量値VASminは、アンプ側最小音量値VAminよりも大きな値に設定されている。例えば、アンプ側設定最大音量値VASmaxは−10dBであり、アンプ側設定最小音量値VASminは−40dBである。アンプ側設定最大音量値VASmaxおよびアンプ側設定最小音量値VASminはユーザ操作によって変更可能でもよく、変更不可能でもよい。
図10は、AVアンプ11の制御部12の処理を示すフローチャートであり、図11は、コントローラ3Bの処理を示すフローチャートである。コントローラ3Bが、例えば、LANに接続された機器の中からAVアンプ11がユーザ操作によって選択され、AVアンプ11と接続すると、図10に示すように、AVアンプ11の制御部12は、アンプ側設定最大音量値VASmax(本例では−10dB)およびアンプ側設定最小音量値VASmin(本例では−40dB)をメモリ13から読み出してコントローラ3Bに送信する(S61)。なお、制御部12の以降の処理は、図5の処理と同じであるので、説明を援用する(符号を同じにしている)。
コントローラ3Bは、図11に示すとおり、アンプ側設定最大音量値VASmaxおよびアンプ側設定最小音量値VASminを受信したか否かを判断している(S71)。受信した場合(S71でYES)、コントローラ3Bは、アンプ側設定最大音量値VASmaxをコントローラ側最大音量値VCmaxに対応させ、アンプ側設定最小音量値VASminをコントローラ側最小音量値VCminに対応させ、メモリ4に記憶させる(S72)。
コントローラ3Bは、AVアンプ11からアンプ側音量値VAを受信したか否かを判断する(S73)。受信しない場合(S73でNO)、S75に進む。受信した場合(S73でYES)、コントローラ3Bは、受信したアンプ側音量値VAを上記式3に基づいてコントローラ側音量値VCに変換し、メモリ4に記憶し、スライドバーをコントローラ側音量値VCに基づいて変更する(S74)。
続いて、コントローラ3Bは、ユーザ操作によってスライドバーが移動されたか否かを判断する(S75)。移動されない場合(S75でNO)、S73に戻る。移動された場合(S75でYES)、コントローラ3Bは、移動後のスライドバーの位置によって決定されるコントローラ側音量値VCをメモリ4に記憶し、コントローラ側音量値VCを上記式4に基づいてアンプ側音量値VAに変換し、AVアンプ11に送信する(S76)。
以上のように、AVアンプ11の制御部11とコントローラ3Bとの間で、相互にアンプ側音量値を通知しあうことにより、双方で管理しているアンプ側音量値VAを同じにすることができる。従って、コントローラ側音量値が変更された際に、アンプ側音量値VAを適切な値に変更することができる。アンプ側設定最大音量値VASmax、アンプ側設定最小音量値VASminに基づいて、コントローラ側音量値VCとアンプ側音量値VAとが変換されるので、コントローラ側音量値VCがコントローラ側最大音量値VCmaxに変更されても、アンプ側音量値はアンプ側設定最大音量値VASmaxまでしか増加しない。従って、増幅部15やスピーカーの破損が防止される。なお、アンプ側設定最小音量値VASminを設けずに、アンプ側設定最大音量値VASmaxのみを設けるようにしてもよい。
[実施例6]
次に、本発明のさらに別の好ましい実施形態を説明する。実施例5と比較して、本例では、コントローラ3Bはスライドバーに、コントローラ側音量値ではなくアンプ側音量値を表示するようにする。図12は、コントローラ3Bの処理を示すフローチャートである。なお、AVアンプ11の制御部12の処理は図10と同じであり、説明を援用する。
図12に示すように、コントローラ3Bは、アンプ側設定最大音量値VASmaxおよびアンプ側設定最小音量値VASminを受信したか否かを判断している(S81)。受信した場合(S81でYES)、コントローラ3Bは、アンプ側設定最大音量値VASmaxをコントローラ側最大音量値VCmaxに対応させ、アンプ側設定最小音量値VASminをコントローラ側最小音量値VCminに対応させ、メモリ4に記憶させる。そして、コントローラ3Bは、図13に示すように、スライドバーの表示を、コントローラ側音量値VCからアンプ側音量値VAに変更する(S82)。つまり、スライドバーに表示されるコントローラ側最大音量値VCmaxをアンプ側設定最大音量値VASmaxに変更し、コントローラ側最小音量値VCminをアンプ側設定最小音量値VASminに変更する。例えば、アンプ側設定最大音量値VASmaxが−10dBであり、アンプ側設定最小音量値VASminが−40dBであれば、スライドバーの移動可能範囲を−40〜−10に変更する。
コントローラ3Bは、アンプ側音量値VAを受信したか否かを判断する(S83)。受信した場合(S83でYES)、コントローラ3Bは、アンプ側音量値VAをメモリ4に記憶し、アンプ側音量値VAに基づいてスライドバーの位置を移動させる(S84)。また、コントローラ3Bは、ユーザ操作によってスライドバーが移動されたか否かを判断する(S85)。移動された場合(S85でYES)、コントローラ3Bは、スライドバーの位置によって特定されるアンプ側音量値VAをメモリ4に記憶し、AVアンプ11に通知する(S86)。
以上のように、本例によると、コントローラ3BがAVアンプ11から受信したアンプ側設定最大音量値VASmaxおよびアンプ側設定最小音量値VASminに基づいて、スライドバーの表示をアンプ側音量値VAに変更し、コントローラ側音量値VCではなくアンプ側音量値VAによってユーザ操作を受け付ける。従って、アンプ側音量値VAとコントローラ側音量値VCとの変換処理が不要となる。
[実施例7]
次に本発明のさらに別の好ましい実施形態を説明する。上記各実施例と比較し、本例では、コントローラ側音量値VCとアンプ側音量値VAとが元々共通の音量値Vとして用いられている。従って、制御部12またはコントローラ3Bによって、コントローラ側音量値VCとアンプ側音量値VAとの間の変換処理が不要である。図14は、AVアンプ11の制御部12の処理を示すフローチャートであり、図15は、コントローラ3Bの処理を示すフローチャートである。
コントローラ3BとAVアンプ11とが接続したとき、図14に示すように、AVアンプ11の制御部12は、現在のAVアンプ11の音量値Vをメモリから読み出して、コントローラ3Bに送信する(S90)。図15に示すように、コントローラ3Bは、音量値Vをコントローラ3Bから受信すると(S101でYES)、受信した音量値Vをメモリ4に記憶し(S101)、受信した音量値Vに基づいてスライドバーを移動させる(S102)。
図15に示すように、コントローラ3Bは、ユーザ操作によってスライドバーが移動されると(S103でYES)、移動後のスライドバーの位置によって決定される音量値Vをメモリ4に記憶し、変更後の音量値VをAVアンプ11に送信する(S104)。図14に示すように、AVアンプ11の制御部12は、音量値Vをコントローラ3Bから受信すると(S91でYES)、受信した音量値Vに基づいて、音量調整部16の音量を変更させる(S92)。
また、制御部12は、音量調整つまみが操作されると(S93でYES)、音量調整つまみの位置によって決定される音量値Vに、音量調整部16の音量を変更させ(S94)、変更後の音量値Vをコントローラ3Bに送信する(S95)。図15に示すように、コントローラ3Bは、音量値Vをコントローラ3Bから受信すると(S101でYES)、受信した音量値Vをメモリ4に記憶し(S101)、受信した音量値Vに基づいてスライドバーを移動させる(S102)。
[実施例8]
次に本発明のさらに別の好ましい実施形態を説明する。上記各実施例と比較し、本例では、コントローラ3BがAVアンプ11と接続解除した際に、そのときのコントローラ側音量値VC(またはアンプ側音量値VA、音量値V)をメモリ4に記憶しておく。次回、コントローラ3BがAVアンプ11に接続された際に、メモリ4からコントローラ側音量値VC(またはアンプ側音量値VA、音量値V)を読み出して、スライドバーを移動させ(コントローラ側音量値VC(またはアンプ側音量値VA、音量値V)を変更し)、かつ、AVアンプ11に送信する。これにより、AVアンプ11がコントローラ3Bと接続されていないときに、ユーザがAVアンプ11の操作部を操作することによってアンプ側音量値が変更された場合であっても、コントローラ3Bが再度接続されたときに、最後にコントローラ3Bに接続されていたときのアンプ側音量値にAVアンプ11を復帰させることができる。
図16は、実施例1(図3、図4)に対応する本例のコントローラ3Bの処理を示すフローチャートであり、AVアンプ11の処理は図3においてS3の処理を省略したものとなる。コントローラ3Bは、AVアンプ11と接続解除すると判断すると(S112でYES)、現在メモリ4に記憶されているコントローラ側音量値VCをAVアンプ11の識別情報(特に限定されないが、機器番号、シリアル番号等のAVアンプ11を一意に特定できる情報)と対応付けてメモリ4に記憶する(S113)。なお、AVアンプ11の識別情報は、接続時にAVアンプ11から取得することができる。
コントローラ3Bは次回AVアンプ11に接続した際に、AVアンプ11から識別情報を取得し、取得した識別情報に対応付けてメモリ4に記憶されている前回接続解除時のコントローラ側音量値VCをメモリ4から読み出して、スライドバーの位置を変更させ、かつ、AVアンプ11にコントローラ側音量値VCを送信する(S111)。AVアンプ11の制御部12は、コントローラ側音量値VCを受信すると(S4でYES)、コントローラ側音量値VCをアンプ側音量値に変換し、音量調整部16に音量を変更させる(S5)。
なお、コントローラ3Bに複数のAVアンプ11が接続可能である場合には、コントローラ3Bは、複数のAVアンプ11の各々について、AVアンプ11の識別情報に対応付けて、コントローラ3BとAVアンプ11とが接続解除する際のコントローラ側音量値VCをメモリ4に記憶する。そして、次回コントローラ3BとAVアンプ11とが接続された場合に、コントローラ3Bは、接続されたAVアンプ11の識別情報に対応付けてメモリ4に記憶されているコントローラ側音量値VCを読み出して、スライドバーを移動させる、接続されたAVアンプ11にコントローラ側音量値VC送信する。
図17は、実施例2(図5、図6)に対応する本例のコントローラ3Bの処理を示すフローチャートであり、AVアンプ11の処理は図5においてS22の処理を省略したものとなる。コントローラ3Bは、AVアンプ11と接続解除すると判断すると(S122でYES)、現在メモリ4に記憶されているコントローラ側音量値VCをAVアンプ11の識別情報と対応付けてメモリ4に記憶する(S123)。
コントローラ3Bは次回AVアンプ11に接続した際に、AVアンプ11から識別情報を取得し、取得した識別情報に対応付けてメモリ4に記憶されている前回接続解除時のコントローラ側音量値VCをメモリ4から読み出して、スライドバーの位置を変更させ、かつ、アンプ側音量値VAに変換し、AVアンプ11に送信する(S121)。AVアンプ11の制御部12は、アンプ側音量値VAを受信すると(S23でYES)、音量調整部16に音量を変更させる(S24)。
図18は、実施例3(図7)に対応する本例のコントローラ3Bの処理を示すフローチャートである。コントローラ3Bは、AVアンプ11と接続解除すると判断すると(S132でYES)、現在メモリ4に記憶されているアンプ側音量値VAをAVアンプ11の識別情報と対応付けてメモリ4に記憶する(S133)。
コントローラ3Bは次回AVアンプ11に接続した際に、AVアンプ11から識別情報を取得し、取得した識別情報に対応付けてメモリ4に記憶されている前回接続解除時のアンプ側音量値VAをメモリ4から読み出して、スライドバーの位置を変更させ、AVアンプ11にアンプ側音量値VAを送信する(S131)。AVアンプ11の制御部12は、アンプ側音量値VAを受信すると、音量調整部16に音量を変更させる。
図19は、実施例5(図10、図11)に対応する本例のコントローラ3Bの処理を示すフローチャートであり、AVアンプ11の処理は図10においてS22の処理を省略したものとなる。コントローラ3Bは、AVアンプ11と接続解除すると判断すると(S142でYES)、現在メモリ4に記憶されているコントローラ側音量値VCをAVアンプ11の識別情報と対応付けてメモリ4に記憶する(S143)。
コントローラ3Bは次回AVアンプ11に接続した際に、AVアンプ11から識別情報を取得し、取得した識別情報に対応付けてメモリ4に記憶されている前回接続解除時のコントローラ側音量値VCをメモリ4から読み出して、スライドバーの位置を変更させ、かつ、アンプ側音量値VAに変換し、AVアンプ11に送信する(S141)。AVアンプ11の制御部12は、アンプ側音量値VAを受信すると(S23でYES)、音量調整部16に音量を変更させる(S24)。
図20は、実施例6(図12)に対応する本例のコントローラ3Bの処理を示すフローチャートである。コントローラ3Bは、AVアンプ11と接続解除すると判断すると(S152でYES)、現在メモリ4に記憶されているアンプ側音量値VAをAVアンプ11の識別情報と対応付けてメモリ4に記憶する(S153)。
コントローラ3Bは次回AVアンプ11に接続した際に、AVアンプ11から識別情報を取得し、取得した識別情報に対応付けてメモリ4に記憶されている前回接続解除時のアンプ側音量値VAをメモリ4から読み出して、スライドバーの位置を変更させ、かつ、AVアンプ11に送信する(S151)。AVアンプ11の制御部12は、アンプ側音量値VAを受信すると、音量調整部16に音量を変更させる。
図21は、実施例7(図14、図15)に対応する本例のコントローラ3Bの処理を示すフローチャートであり、AVアンプ11の処理は図14においてS90の処理を省略したものとなる。コントローラ3Bは、AVアンプ11と接続解除すると判断すると(S162でYES)、現在メモリ4に記憶されている音量値VをAVアンプ11の識別情報と対応付けてメモリ4に記憶する(S163)。
コントローラ3Bは次回AVアンプ11に接続した際に、AVアンプ11から識別情報を取得し、取得した識別情報に対応付けてメモリ4に記憶されている前回接続解除時の音量値Vをメモリ4から読み出して、スライドバーの位置を変更させ、かつ、AVアンプ11に送信する(S161)。AVアンプ11の制御部12は、音量値Vを受信すると(S91でYES)、音量調整部16に音量を変更させる(S92)。
なお、必要に応じて、コントローラ3Bは、AVアンプ11との接続解除時に、AVアンプ11の識別情報に対応付けて、アンプ側最大音量値VAmax(または、アンプ側設定最大音量値VASmax)、アンプ側最小音量値VAmin(または、アンプ側設定最小音量値VASmin)をメモリ4に記憶しておいて、次回接続にこれらの情報をメモリから読み出すことによって、次回接続時にAVアンプ11がこれらの情報を再度コントローラ3Bに送信する必要がなくなる。
[実施例9]
一般的には、コントローラ3Bに複数のAVアンプ11が接続可能な場合、各AVアンプに対して図2のコントローラ画面が生成され、各AVアンプ11を独立して音量制御する。しかし、上記各実施例において、複数のAVアンプ11に対して1つのスライドバーを含む1つのコントローラ画面のみが生成され、複数のAVアンプ11の音量を一斉に同じ値に制御するようにしてもよい。以下では、実施例7をベースに説明するが、他の実施例でも同様である。図22、図23は、コントローラ3Bの処理を示す。AVアンプ11の処理は図14と概略同じである。図24〜図27は本例のコマンドの送受信を説明する模式図である。
まず、初期動作を説明する。図22、図24に示すように、コントローラ3Bに複数のAVアンプ11A、11Bが接続されたとき、(1)コントローラ3Bは現在のスライドバーの位置に対応する音量値V(又は、コントローラ側音量値、アンプ側音量値、以下同様。)を各AVアンプ11A、11Bに送信する(図22のS171)。(2)AVアンプ11A、11Bは、コントローラ3Bから音量値を受信すると、自身の音量値を変更する(図14のS91、S92)。これにより、コントローラ3Bと各AVアンプ11A、11Bとの音量値Vを一致させることができる。
もしくは、図23、図25に示すように、コントローラ3Bに複数のAVアンプ11A、11Bが接続されたとき、(1)各AVアンプ11A、11Bが現在の音量値Vをコントローラ3Bに送信する(図14のS90)。(2)コントローラ3Bは、各AVアンプ11A、11Bから受信した音量値Vの中から1つの音量値(特に限定されないが、例えば、最小の音量値)を選択し、スライドバーの位置を変化させる(図23のS181、S182)。例えば、AVアンプ11Aの音量値VがAVアンプ11Bの音量値Vよりも小さければ、AVアンプ11の音量値Vが選択され、コントローラ3Bのスライドバーの位置が変更される。(3)コントローラ3Bは、コントローラ3Bに接続されており、音量値が選択されなかった全てのAVアンプ(ここでは、AVアンプ11B)に、選択された(AVアンプ11Aの)音量値Vを送信する(図23のS183)。(4)AVアンプ11Bは、コントローラ3Bから音量値を受信すると、AVアンプ11Bの音量値を変更する(図14のS91、S92)。これにより、コントローラ3Bと各AVアンプ11A、11Bとの音量値Vを一致させることができる。なお、小さい方の音量値を選択することにより、他のAVアンプ11の音量値がユーザの意に反して急激に増加することを防止することができる。
続いて、図26に示すように、(1)ユーザ操作によってコントローラ3Bのスライドバーが変更された場合(図22、図23のS175)、コントローラ3Bは、変更後の音量値Vをメモリに記憶し、スライドバーを移動させ、全AVアンプ11に対して変更後の音量値Vを送信する(S176)。(3)AVアンプ11A、11Bは、コントローラ3Bから音量値を受信すると、自身の音量値を変更する(図14のS91、S92)。
一方、図27に示すように、(1)一方のAVアンプ(ここではAVアンプ11A)の音量値Vがユーザの音量調整つまみの操作によって変更された場合(図14のS93、S94)、(2)AVアンプ11Aは変更後の音量値Vをコントローラ3Bに送信する(S95)。(3)コントローラ3Bは、AVアンプ11Aから音量値Vを受信すると(図22、図23のS172)、受信した音量値Vにスライドバーの位置を変化させる(S173)。(4)コントローラ3Bは、音量値Vを送信してきたAVアンプ11A以外のコントローラ3Bに接続されている全AVアンプ11(ここではAVアンプ11B)に変更後の音量値Vを送信する(S174)。(5)AVアンプ11Bは、コントローラ3Bから音量値を受信すると、AVアンプ11Bの音量値を変更する(図14のS91、S92)。
[実施例10]
次に、本発明のさらに別の好ましい実施形態を説明する。実施例1、2と比較して、本例では、AVアンプ11とコントローラ3Bとの両方がコントローラ側音量値VCとアンプ側音量値VAとの変換を実行する。図28は、AVアンプ11の制御部12の処理を示すフローチャートであり、図29は、コントローラ3Bの処理を示すフローチャートである。コントローラ3BがAVアンプ11と接続すると、AVアンプ11の制御部12は、アンプ側最大音量値VAmax(本例では0dB)およびアンプ側最小音量値VAminをメモリ13から読み出してコントローラ3Bに送信する(S191)。
コントローラ3Bは、アンプ側最大音量値VAmaxおよびアンプ側最小音量値VAminを受信したか否かを判断している(S202)。受信した場合(S202でYES)、コントローラ3Bは、アンプ側最大音量値VAmaxをコントローラ側最大音量値VCmaxに対応させ、アンプ側最小音量値VAminをコントローラ側最小音量値VCminに対応させ、メモリ4に記憶させる(S203)。
また、コントローラ3Bは、コントローラ側最大音量値VCmaxおよびコントローラ側最小音量値VCminをAVアンプ11に送信する(S201)。
AVアンプ11の制御部12は、コントローラ側最大音量値VCmaxおよびコントローラ側最小音量値VCminを受信したか否かを判断している(S192)。受信した場合(S192でYES)、制御部12は、アンプ側最大音量値VAmaxをコントローラ側最大音量値VCmaxに対応させ、アンプ側最小音量値VAminをコントローラ側最小音量値VCminに対応させ、メモリ13に記憶させる(S193)。
AVアンプ11の制御部12は、現在のアンプ側音量値VAをコントローラ3Bに通知する(S194)。コントローラ3Bは、AVアンプ11からアンプ側音量値VAを受信したか否かを判断する(S204)。受信した場合(S204でYES)、コントローラ3Bは、受信したアンプ側音量値VAを上記式1に基づいてコントローラ側音量値VCに変換し、メモリ4に記憶し、スライドバーをコントローラ側音量値VCに基づいて変更する(S205)。
続いて、コントローラ3Bは、ユーザ操作によってスライドバーが移動されたか否かを判断する(S206)。移動された場合(S206でYES)、コントローラ3Bは、移動後のスライドバーの位置によって決定されるコントローラ側音量値VCをメモリ4に記憶し、AVアンプ11に送信する(S207)。
AVアンプ11の制御部12は、コントローラ側音量値VCを受信したか否かを判断する(S195)。受信した場合(S195でYES)、制御部12は、受信したコントローラ側音量値VCを上記式2に基づいてアンプ側音量値VAに変換し、音量調整部16の音量を変更させる(S196)。続いて、制御部12は、ユーザ操作によって、音量調整つまみ(または、リモコンの音量調整ボタン)が操作されたか否かを判断する(S197)。操作された場合(S197でYES)、制御部12は、音量調整つまみの操作位置に応じて決定されるアンプ側音量値VAに、音量調整部16の音量を変更させる(S198)。制御部12は、変更後のアンプ側音量値VAを、コントローラ3Bに通知する(S199)。
先ほどと同様に、コントローラ3Bは、AVアンプ11からアンプ側音量値VAを受信したか否かを判断する(S204)。受信した場合(S204でYES)、コントローラ3Bは、受信したアンプ側音量値VAを上記式1に基づいてコントローラ側音量値VCに変換し、メモリ4に記憶し、スライドバーをコントローラ側音量値VCに基づいて変更する(S205)。
図30は、コントローラ3Bの別の処理を示すフローチャートである。コントローラ3Bは、AVアンプ11と接続解除すると判断すると(S209でYES)、現在メモリ4に記憶されているコントローラ側音量値VCをAVアンプ11の識別情報と対応付けてメモリ4に記憶する(S210)。
コントローラ3Bは次回AVアンプ11に接続した際に、AVアンプ11から識別情報を取得し、取得した識別情報に対応付けてメモリ4に記憶されている前回接続解除時のコントローラ側音量値VCをメモリ4から読み出して、スライドバーの位置を変更させ、かつ、AVアンプ11にコントローラ側音量値VCを送信する(S208)。AVアンプ11の制御部12は、コントローラ側音量値VCを受信すると(S195でYES)、コントローラ側音量値VCをアンプ側音量値に変換し、音量調整部16に音量を変更させる(S196)。
[実施例11]
次に、本発明のさらに別の好ましい実施形態を説明する。実施例1、2と比較して、本例では、AVアンプ11とコントローラ3Bとの両方がコントローラ側音量値VCとアンプ側音量値VAとの変換を実行する。図31は、AVアンプ11の制御部12の処理を示すフローチャートであり、図32は、コントローラ3Bの処理を示すフローチャートである。コントローラ3BがAVアンプ11と接続すると、AVアンプ11の制御部12は、アンプ側最大音量値VAmaxおよびアンプ側最小音量値VAminをメモリ13から読み出してコントローラ3Bに送信する(S211)。
コントローラ3Bは、アンプ側最大音量値VAmaxおよびアンプ側最小音量値VAminを受信したか否かを判断している(S222)。受信した場合(S222でYES)、コントローラ3Bは、アンプ側最大音量値VAmaxをコントローラ側最大音量値VCmaxに対応させ、アンプ側最小音量値VAminをコントローラ側最小音量値VCminに対応させ、メモリ4に記憶させる(S223)。
また、コントローラ3Bは、コントローラ側最大音量値VCmaxおよびコントローラ側最小音量値VCminをAVアンプ11に送信する(S221)。
AVアンプ11の制御部12は、コントローラ側最大音量値VCmaxおよびコントローラ側最小音量値VCminを受信したか否かを判断している(S212)。受信した場合(S212でYES)、制御部12は、アンプ側最大音量値VAmaxをコントローラ側最大音量値VCmaxに対応させ、アンプ側最小音量値VAminをコントローラ側最小音量値VCminに対応させ、メモリ13に記憶させる(S213)。
AVアンプ11の制御部12は、現在のアンプ側音量値VAを、コントローラ側音量値VCに変換し、コントローラ3Bに通知する(S214)。コントローラ3Bは、AVアンプ11からコントローラ側音量値VCを受信したか否かを判断する(S224)。受信した場合(S224でYES)、コントローラ3Bは、受信したコントローラ側音量値VCを、メモリ4に記憶し、スライドバーをコントローラ側音量値VCに基づいて変更する(S225)。
続いて、コントローラ3Bは、ユーザ操作によってスライドバーが移動されたか否かを判断する(S226)。移動された場合(S226でYES)、コントローラ3Bは、移動後のスライドバーの位置によって決定されるコントローラ側音量値VCをメモリ4に記憶し、アンプ側音量値VAに変換し、AVアンプ11に送信する(S227)。
AVアンプ11の制御部12は、アンプ側音量値VAを受信したか否かを判断する(S215)。受信した場合(S215でYES)、制御部12は、受信したアンプ側音量値VAに基づいて、音量調整部16の音量を変更させる(S216)。続いて、制御部12は、ユーザ操作によって、音量調整つまみ(または、リモコンの音量調整ボタン)が操作されたか否かを判断する(S217)。操作された場合(S217でYES)、制御部12は、音量調整つまみの操作位置に応じて決定されるアンプ側音量値VAに、音量調整部16の音量を変更させる(S218)。制御部12は、変更後のアンプ側音量値VAを、コントローラ側音量値に変換し、コントローラ3Bに通知する(S219)。
先ほどと同様に、コントローラ3Bは、AVアンプ11からコントローラ側音量値VCを受信したか否かを判断する(S224)。受信した場合(S224でYES)、コントローラ3Bは、受信したコントローラ側音量値VCをメモリ4に記憶し、スライドバーをコントローラ側音量値VCに基づいて変更する(S225)。
図33は、コントローラ3Bの別の処理を示すフローチャートである。コントローラ3Bは、AVアンプ11と接続解除すると判断すると(S229でYES)、現在メモリ4に記憶されているコントローラ側音量値VCをAVアンプ11の識別情報と対応付けてメモリ4に記憶する(S230)。
コントローラ3Bは次回AVアンプ11に接続した際に、AVアンプ11から識別情報を取得し、取得した識別情報に対応付けてメモリ4に記憶されている前回接続解除時のコントローラ側音量値VCをメモリ4から読み出して、スライドバーの位置を変更させ、かつ、アンプ側音量値VAに変換し、AVアンプ11に送信する(S228)。AVアンプ11の制御部12は、アンプ側音量値VAを受信すると(S215でYES)、音量調整部16に音量を変更させる(S216)。
[実施例12]
本例では、複数のコントローラ3B(例えば、コントローラ3Ba、3Bb)が存在し、各コントローラがAVアンプ11を制御することができる。以下では、実施例7をベースに説明するが、他の実施例でも同様である。AVアンプ11の処理を図34に示し、各コントローラの処理は図15と概略同じである。図35は本例のコマンドの送受信を説明する模式図である。
コントローラ3Baにおいて、(1)ユーザ操作によってスライドバーが変更された場合(S103)、コントローラ3Bは、変更後の音量値Vをメモリに記憶し、スライドバーを移動させ、(2)AVアンプ11に対して変更後の音量値Vを送信する(S104)。(3)AVアンプ11は、コントローラ3Baから音量値を受信すると、自身の音量値を変更する(S91、S92)。その後、(4)AVアンプ11は、音量値を送信してきたコントローラ以外のコントローラを特定し、そのコントローラ(ここでは3Bb)に変更後の音量値を送信する(S231)。音量値を送信してきたコントローラ以外のコントローラ3Bbは、AVアンプ11から音量値を受信し、音量値Vをメモリに記憶し、スライドバーを移動させる(S101、S102)。
もしくは、図36に示すように、(4)コントローラ3Baが、コントローラ3Baに対して変更後の音量値Vを送信し(S103、S104)、コントローラ3Bbが、コントローラ3Baから音量値を受信し、音量値Vをメモリに記憶し、スライドバーを移動させてもよい(S101、S102)。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。上記各実施例において、コントローラ3BによってAVアンプ11の音量が変更される場合には、AVアンプ11の音量値が徐々に増加又は減少するようにする。これにより、ユーザが誤ってコントローラ3Bのスライドバーを急激に変化させてしまった場合でも、AVアンプ11の音量は徐々にしか変化しないので、変化している途中で、ユーザによってコントローラ3Bのスライドバーを適切な位置に再変更することが可能である。上記のコントローラプログラム3B自体、又は、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体という形態で提供されてもよい。上記のAVアンプ11をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムまたはそのコンピュータプログラムを記録した記録媒体という形態で提供されてもよい。
本発明は、AVアンプ等の増幅装置に好適に採用され得る。
1 PC
2 CPU
3 HDD
3A サーバプログラム
3B コントローラプログラム
4 メモリ
5 操作部
6 表示部
7 通信部
11 AVアンプ
12 制御部
13 メモリ
14 DSP
15 増幅部
16 音量調整部
17 通信部
18 操作部
19 表示部

Claims (10)

  1. 増幅装置と、前記増幅装置に接続可能なコントローラとを備え、
    前記増幅装置が、
    アンプ側音量値を前記コントローラから受信する第1受信部と、
    ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される第1入力部と、
    ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記コントローラに送信する第1送信部と、
    前記第1受信部が前記アンプ側音量値を受信した場合、又は、前記第1入力部に変更後の前記アンプ側音量値が入力された場合、前記アンプ側音量値に基づいて前記増幅装置の音量値を調整する音量調整部と、
    前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最大値であるアンプ側最大音量値、および、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最小値であるアンプ側最小音量値を前記コントローラに送信する第2送信部とを有し、
    前記コントローラが、
    前記アンプ側音量値、前記アンプ側最大音量値、および、前記アンプ側最小音量値を前記増幅装置から受信する第2受信部と、
    表示装置に表示させる最大音量値を前記第2受信部によって受信された前記アンプ側最大音量値に変更し、表示装置に表示させる最小音量値を前記第2受信部によって受信された前記アンプ側最小音量値に変更することによって、前記アンプ側音量値を表示装置に表示させる表示部と、
    前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を、前記第2受信部によって受信された又は第2入力部に入力された前記アンプ側音量値に変更する変更部と、
    ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される前記第2入力部と、
    ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記増幅装置に送信する第送信部とを有する、音量調整システム。
  2. 増幅装置と、前記増幅装置に接続可能なコントローラとを備え、前記コントローラが、アンプ側音量値、アンプ側最大音量値、および、アンプ側最小音量値を前記増幅装置から受信する第2受信部と、表示装置に表示させる最大音量値を前記第2受信部によって受信された前記アンプ側最大音量値に変更し、表示装置に表示させる最小音量値を前記第2受信部によって受信された前記アンプ側最小音量値に変更することによって、前記アンプ側音量値を表示装置に表示させる表示部と、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を、前記第2受信部によって受信された又は第2入力部に入力された前記アンプ側音量値に変更する変更部と、ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される前記第2入力部と、ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記増幅装置に送信する第送信部とを有する、音量調整システムにおける前記増幅装置であって、
    アンプ側音量値を前記コントローラから受信する第1受信部と、
    ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される第1入力部と、
    ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記コントローラに送信する第1送信部と、
    前記第1受信部が前記アンプ側音量値を受信した場合、又は、前記第1入力部に変更後の前記アンプ側音量値が入力された場合、前記アンプ側音量値に基づいて前記増幅装置の音量値を調整する音量調整部と、
    前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最大値である前記アンプ側最大音量値、および、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最小値である前記アンプ側最小音量値を前記コントローラに送信する第2送信部とを有する、増幅装置。
  3. 増幅装置と、前記増幅装置に接続可能なコントローラとを備え、前記増幅装置が、アンプ側音量値を前記コントローラから受信する第1受信部と、ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される第1入力部と、ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記コントローラに送信する第1送信部と、前記第1受信部が前記アンプ側音量値を受信した場合、又は、前記第1入力部に変更後の前記アンプ側音量値が入力された場合、前記アンプ側音量値に基づいて前記増幅装置の音量値を調整する音量調整部と、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最大値であるアンプ側最大音量値、および、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最小値であるアンプ側最小音量値を前記コントローラに送信する第2送信部とを有する、音量調整システムにおける前記コントローラであって、
    前記アンプ側音量値、前記アンプ側最大音量値、および、前記アンプ側最小音量値を前記増幅装置から受信する第2受信部と、
    表示装置に表示させる最大音量値を前記第2受信部によって受信された前記アンプ側最大音量値に変更し、表示装置に表示させる最小音量値を前記第2受信部によって受信された前記アンプ側最小音量値に変更することによって、前記アンプ側音量値を表示装置に表示させる表示部と、
    前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を、前記第2受信部によって受信された又は第2入力部に入力された前記アンプ側音量値に変更する変更部と、
    ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される前記第2入力部と、
    ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記増幅装置に送信する第送信部とを有する、コントローラ。
  4. 前記コントローラと前記増幅装置とが接続解除する際の、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を記憶装置に記憶させる記憶部をさらに有し、
    前記コントローラと前記増幅装置とが接続された場合に、
    前記変更部が、前記記憶部によって記憶されている前記アンプ側音量値に、前記表示部が前記表示装置に表示させるアンプ側音量値を変更し、
    前記第送信部が、前記記憶部によって記憶されている前記アンプ側音量値を前記増幅装置に送信する、請求項3に記載のコントローラ。
  5. 増幅装置と、コントローラプログラムがインストールされ前記増幅装置に接続可能なコンピュータとを備え、前記増幅装置が、アンプ側音量値を前記コンピュータから受信する第1受信部と、ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される第1入力部と、ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記コンピュータに送信する第1送信部と、前記第1受信部が前記アンプ側音量値を受信した場合、又は、前記第1入力部に変更後の前記アンプ側音量値が入力された場合、前記アンプ側音量値に基づいて前記増幅装置の音量値を調整する音量調整部と、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最大値であるアンプ側最大音量値、および、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最小値であるアンプ側最小音量値を前記コンピュータに送信する第2送信部とを有する、音量調整システムにおける前記コントローラプログラムであって、
    前記アンプ側音量値、前記アンプ側最大音量値、および、前記アンプ側最小音量値を前記増幅装置から受信する第2受信ステップと、
    表示装置に表示させる最大音量値を前記第2受信部によって受信された前記アンプ側最大音量値に変更し、表示装置に表示させる最小音量値を前記第2受信部によって受信された前記アンプ側最小音量値に変更することによって、前記アンプ側音量値を表示装置に表示させる表示ステップと、
    前記表示ステップが前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を、前記第2受信ステップによって受信された又は第2入力ステップによって入力された前記アンプ側音量値に変更する変更ステップと、
    ユーザ操作によって、前記表示ステップが前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される前記第2入力ステップと、
    ユーザ操作によって、前記表示ステップが前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記増幅装置に送信する第送信ステップとを前記コンピュータに実行させる、コントローラプログラム。
  6. 増幅装置と、前記増幅装置に接続可能なコントローラとを備え、
    前記増幅装置が、
    アンプ側音量値を前記コントローラから受信する第1受信部と、
    ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される第1入力部と、
    ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記コントローラに送信する第1送信部と、
    前記第1受信部が前記アンプ側音量値を受信した場合、又は、前記第1入力部に変更後の前記アンプ側音量値が入力された場合、前記アンプ側音量値に基づいて前記増幅装置の音量値を調整する音量調整部と、
    前記コントローラによって調整可能なアンプ側音量値の最大値であり、かつ、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最大値であるアンプ側最大音量値よりも小さいアンプ側設定最大音量値、および、前記コントローラによって調整可能なアンプ側音量値の最小値であり、かつ、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最小値であるアンプ側最小音量値よりも大きいアンプ側設定最小音量値(又は、前記アンプ側最小音量値)を前記コントローラに送信する第2送信部とを有し、
    前記コントローラが、
    前記アンプ側音量値、前記アンプ側設定最大音量値、および、前記アンプ側設定最小音量値(又は、前記アンプ側最小音量値)を前記増幅装置から受信する第2受信部と、
    表示装置に表示させる最大音量値を前記アンプ側設定最大音量値に変更し、表示装置に表示させる最小音量値を前記アンプ側設定最小音量値(又は、前記アンプ側最小音量値)に変更することによって、前記アンプ側音量値を表示装置に表示させる表示部と、
    前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を、前記第2受信部によって受信された又は第2入力部に入力された前記アンプ側音量値に変更する変更部と、
    ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される前記第2入力部と、
    ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記増幅装置に送信する第送信部とを有する、音量調整システム。
  7. 増幅装置と、前記増幅装置に接続可能なコントローラとを備え、前記コントローラが、 アンプ側音量値、アンプ側設定最大音量値、および、アンプ側設定最小音量値(又は、アンプ側最小音量値)を前記増幅装置から受信する第2受信部と、表示装置に表示させる最大音量値を前記アンプ側設定最大音量値に変更し、表示装置に表示させる最小音量値を前記アンプ側設定最小音量値(又は、前記アンプ側最小音量値)に変更することによって、前記アンプ側音量値を表示装置に表示させる表示部と、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を、前記第2受信部によって受信された又は第2入力部に入力された前記アンプ側音量値に変更する変更部と、ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される前記第2入力部と、ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記増幅装置に送信する第送信部とを有する、音量調整システムにおける前記増幅装置であって、
    前記アンプ側音量値を前記コントローラから受信する第1受信部と、
    ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される第1入力部と、
    ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記コントローラに送信する第1送信部と、
    前記第1受信部が前記アンプ側音量値を受信した場合、又は、前記第1入力部に変更後の前記アンプ側音量値が入力された場合、前記アンプ側音量値に基づいて前記増幅装置の音量値を調整する音量調整部と、
    前記コントローラによって調整可能なアンプ側音量値の最大値であり、かつ、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最大値であるアンプ側最大音量値よりも小さい前記アンプ側設定最大音量値、および、前記コントローラによって調整可能なアンプ側音量値の最小値であり、かつ、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最小値であるアンプ側最小音量値よりも大きい前記アンプ側設定最小音量値(又は、前記アンプ側最小音量値)を前記コントローラに送信する第2送信部とを有する、増幅装置。
  8. 増幅装置と、前記増幅装置に接続可能なコントローラとを備え、前記増幅装置が、アンプ側音量値を前記コントローラから受信する第1受信部と、ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される第1入力部と、ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記コントローラに送信する第1送信部と、前記第1受信部が前記アンプ側音量値を受信した場合、又は、前記第1入力部に変更後の前記アンプ側音量値が入力された場合、前記アンプ側音量値に基づいて前記増幅装置の音量値を調整する音量調整部と、前記コントローラによって調整可能なアンプ側音量値の最大値であり、かつ、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最大値であるアンプ側最大音量値よりも小さいアンプ側設定最大音量値、および、前記コントローラによって調整可能なアンプ側音量値の最小値であり、かつ、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最小値であるアンプ側最小音量値よりも大きいアンプ側設定最小音量値(又は、前記アンプ側最小音量値)を前記コントローラに送信する第2送信部とを有する音量調整システムにおける前記コントローラであって、
    前記アンプ側音量値、前記アンプ側設定最大音量値、および、前記アンプ側設定最小音量値(又は、前記アンプ側最小音量値)を前記増幅装置から受信する第2受信部と、
    表示装置に表示させる最大音量値を前記アンプ側設定最大音量値に変更し、表示装置に表示させる最小音量値を前記アンプ側設定最小音量値(又は、前記アンプ側最小音量値)に変更することによって、前記アンプ側音量値を表示装置に表示させる表示部と、
    前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を、前記第2受信部によって受信された又は第2入力部に入力された前記アンプ側音量値に変更する変更部と、
    ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される前記第2入力部と、
    ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記増幅装置に送信する第送信部とを有する、コントローラ。
  9. 増幅装置と、コントローラプログラムがインストールされ前記増幅装置に接続可能なコンピュータとを備え、前記増幅装置が、アンプ側音量値を前記コンピュータから受信する第1受信部と、ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される第1入力部と、ユーザ操作に応じて前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記コンピュータに送信する第1送信部と、前記第1受信部が前記アンプ側音量値を受信した場合、又は、前記第1入力部に変更後の前記アンプ側音量値が入力された場合、前記アンプ側音量値に基づいて前記増幅装置の音量値を調整する音量調整部と、前記コンピュータによって調整可能なアンプ側音量値の最大値であり、かつ、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最大値であるアンプ側最大音量値よりも小さいアンプ側設定最大音量値、および、前記コンピュータによって調整可能なアンプ側音量値の最小値であり、かつ、前記第1入力部によって調整可能なアンプ側音量値の最小値であるアンプ側最小音量値よりも大きいアンプ側設定最小音量値(又は、前記アンプ側最小音量値)を前記コンピュータに送信する第2送信部とを有する音量調整システムにおける前記コントローラプログラムであって、
    前記アンプ側音量値、前記アンプ側設定最大音量値、および、前記アンプ側設定最小音量値(又は、前記アンプ側最小音量値)を前記増幅装置から受信する第2受信ステップと、
    表示装置に表示させる最大音量値を前記アンプ側設定最大音量値に変更し、表示装置に表示させる最小音量値を前記アンプ側設定最小音量値(又は、前記アンプ側最小音量値)に変更することによって、前記アンプ側音量値を表示装置に表示させる表示ステップと、
    前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を、前記第2受信部によって受信された又は第2入力部に入力された前記アンプ側音量値に変更する変更ステップと、
    ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を変更する指示が入力される前記第2入力ステップと、
    ユーザ操作によって、前記表示部が前記表示装置に表示させる前記アンプ側音量値を変更する指示が入力された場合、変更後の前記アンプ側音量値を前記増幅装置に送信する第送信ステップとを前記コンピュータに実行させる、コントローラプログラム。
  10. 請求項2または7に記載の増幅装置の各部をコンピュータに実行させる、増幅装置の動作プログラム。
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