JP4996165B2 - 交換可能な測定プローブのためのホルダアーマチュア - Google Patents

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Description

本発明は、交換可能な測定プローブのためのプローブホルダアーマチュアに関する。
プローブホルダアーマチュアは、殆どの場合に標準化された設計である測定プローブが、例えば化学、薬品又は生化学プロセスにおいて又はこのようなプロセスが行われる容器内に簡単な方法で設置及び/又は取り外しできるようにする手段である。例えば、欠陥のある測定プローブを交換するために又は例えば処理装置が清掃されているときに測定プローブを保護するために、測定プローブをプロセスから取り外すことが必要となり得る。従って、交換可能なプローブのための公知のタイプのホルダアーマチュアは、多くの場合、処理チャンバを備え、この処理チャンバ内では、とりわけ測定プローブが清掃され機能点検を受け及び/又は処理装置とは別個に校正され得る。交換可能なプローブのためのホルダアーマチュアは、とりわけ、例えばpHプローブ、伝導率プローブ、イオン感知プローブ、濁度測定プローブ又はガスプローブのような種々の測定プローブと共に使用される。
公知のタイプの交換可能なプローブのためのホルダアーマチュアは、ほぼ円筒形状に設計される。測定プローブは、測定媒体から遠い方に面している端部からホルダアーマチュア内へ挿入され、測定プローブに結合されているケーブルが前記端部においてアーマチュアから出て行くようになされる。測定プローブの交換の際に、プローブのケーブルによって測定プローブがホルダアーマチュアから単に引っ張られることが起こり、それによって、ケーブルは幾つかの場合には測定プローブから強制的に分離される。更に、ケーブルはアーマチュアの作動中に引っ張り力によって応力を受けてケーブルと測定プローブとの間の結合が弱くなることもあり得る。
交換可能なプローブのためのホルダアーマチュアが化学的プローブに曝される状態に鑑みると、アーマチュアの設計は測定プローブがホルダアーマチュアから不用意に外れる可能性を防止するために極めて安全志向のものとされなければならない。
特許出願EP 0 882 896 A1には、測定プローブが管から取り出されるのを許容する方法で浸漬管内に配置されている交換可能なプローブのためのホルダアーマチュアが開示されている。この浸漬管はハウジング内に配置され、当該ハウジング内で浸漬管が休止位置と測定位置との間を軸線方向に可動である。浸漬管と当該浸漬管内に配置されている測定プローブとの間には、浸漬管を測定媒体から密封する少なくとも1つのシールが設けられている。このホルダアーマチュアは、測定プローブが定位置にないときに浸漬管の軸線方向の動きを阻止する係止部材を含んでいる。(特許文献1参照)
処理チャンバ及び測定プローブの不用意な外れに対する係止部材を備えている交換可能なプローブのためのホルダアーマチュアがDE 102 41 833 A1に開示されている。このホルダアーマチュアは、同様に、測定プローブが測定媒体から遠い方のホルダアーマチュアの端部からホルダアーマチュアの内側に配置されている浸漬管内へ挿入できるような設計とされている。浸漬管は係止部材として固定可能な挿入部材を備えており、それによって、測定プローブは浸漬管の内側に配置されているストッパに対して押圧され且つ測定媒体の方へ導かれる。当該技術の状況において知られている安全な処置に拘わらず、原理的には、浸漬管が測定位置にある場合においてさえ強い力によって測定プローブをホルダアーマチュアから引っ張り出すことが依然として確かに可能である。このことは、測定媒体がホルダアーマチュア内に入り且つそこから周囲環境へと逃げ出す危険性があるという結論を有し、特に攻撃的且つ/又は有毒な媒体の場合には、かかる危険性は全ての状況において避けなければならない。(特許文献2参照)
現在の技術状況における交換可能な測定プローブのためのホルダアーマチュアは、ハウジング内で軸線方向に可動であり且つその中に測定プローブを配置することができる浸漬管を備えている。この浸漬管は少なくとも測定プローブの長さに適合される。浸漬管の長さは、ホルダアーマチュアの最大外側高さすなわち容器の外側に位置しているアーマチュアの部分の高さを決めることが多い。特に、長いセンサープローブが使用される場合には、浸漬管は、休止位置において測定媒体から遠い方の端部がホルダアーマチュア又はホルダアーマチュアのハウジングから突出することができる。休止位置から測定位置へと移動とき、浸漬管は、ハウジング内で当該浸漬管の内側に配置された測定プローブと共に測定媒体へ向かって軸線方向へ動かされる。従って、従来技術による交換可能なプローブのためのホルダアーマチュアの設置高さは、浸漬管がその移動範囲内での配置場所に応じて且つ浸漬管内に配置することができる測定プローブの種類に応じて変化する。設置高さは、ホルダアーマチュアからの測定プローブの取り外しを可能にするために十分な自由空間を提供するように特にプロセス装置の設計において考慮される。ホルダアーマチュアは、当該アーマチュアが容易に受け入れ可能であるが浸漬管が異なる位置まで動かされるときの外側高さの変化が、プロセス装置の部品、近くの対象物又は近くにいるかも知れない人に対する危険を惹き起こさないように装置に一体化されるのが好ましい。
EP 0 882 896 A1公報 DE 102 41 833 A1公報
従って、本発明は、特に安全に作動し且つ上記した欠点が解消された交換可能なプローブのためのホルダアーマチュアのための改良された設計を提案することを目的とする。
この目的に適合する解決方法は、本願特許請求の範囲の請求項1による交換可能な測定プローブのためのホルダアーマチュアによって提供される。
本発明による交換可能な測定プローブのためのプローブホルダアーマチュアは、ハウジングと、前記ハウジング内で休止位置と測定位置との間を軸線方向に可動である浸漬管と、前記測定プローブを浸漬管から取り出すことができる形態で浸漬管内に配置することができる測定プローブと、駆動機構ハウジング内に配置された駆動機構と、浸漬管に結合することができる駆動部材とを備え、浸漬管及び/又は浸漬管内に配置することができる測定プローブが常に駆動機構ハウジングの外側に位置している。
ハウジングと駆動機構が占有している駆動機構ハウジングとの間には、ハウジングに解放可能に結合され且つ駆動部材を収容しているハウジングアタッチメントが配置されている。ハウジングアタッチメントは、ハウジングからの駆動機構の空間的な分離を提供し且つ駆動部材と組み合わせて駆動機構とハウジングとの間の熱的な隔離を可能にする。これは特に、駆動機構ハウジング内で発生される熱は、ハウジングに対してもハウジング内に配置されている浸漬管に対しても浸漬管内に配置することができる測定プローブに対しても影響を及ぼし得ないので有利である。
駆動機構と浸漬管との間の解除可能な結合は、駆動機構ハウジング内に配置され且つ殆ど完全に封入されている駆動機構の使用を可能にするので特に有利である。この配置は、駆動機構内にも浸漬管及び/又は浸漬管内に配置することができる測定プローブのための駆動機構ハウジング内にも通路用穴を残さない。駆動機構及び駆動部材は、浸漬管内に設置することができる測定プローブの交換が測定プローブを駆動機構内で動かす必要なく簡単且つ安全な方法で行うことができるように、ホルダアーマチュアから分離することができる。測定プローブは、ホルダアーマチュア内に挿入されるように設計されており、このことは、測定プローブがホルダアーマチュアから取り外すことができるばかりでなくホルダアーマチュア内に設置することができること又は別の測定プローブと交換することもできることを意味している。
ハウジングアタッチメントは、ハウジングに対する解放可能な結合及び好ましくは駆動機構ハウジングに対する固定結合を有している。浸漬管から取り外し可能である測定プローブの交換を行うためには、浸漬管の穴は直接アクセス可能であり、測定プローブは浸漬管内へ容易に挿入することができるか又は浸漬管から容易に取り外すことができるように、駆動機構ハウジングを駆動部材及びハウジングアタッチメントと共にハウジングから完全に取り外すことができ又はハウジングに対して単に動かし且つ/又は開くこともできる。
このような形態に形成されているホルダアーマチュアは固定の外側高さを有しているので、駆動機構ハウジングとハウジングとの間にハウジングアタッチメントを配置することは特に有利である。浸漬管を内部へ又は内部から摺動させることによる浸漬管の位置の変化は、ホルダアーマチュアの外側高さを変化させないであろう。
駆動機構ハウジングに測定プローブへの及び/又は測定プローブからの導管のための通路が設けられない形態でホルダアーマチュアを形成することは有利である。測定プローブへの及び/又は測定プローブからの全ての導管ラインは、ホルダアーマチュアの側部を通過するように配置して、駆動部材のみが駆動機構に直に結合されるようにすることができる。本明細書における“導管ライン”という用語は、主として測定プローブへの及び測定プローブからの電力及び/又はデータを伝達し且つ適当な処理及び/又は制御ユニット又は作動制御センターへの伝達を行う機能を果たすケーブルを意味している。
好ましい実施形態においては、処理チャンバは、浸漬管内に挿入することができる測定プローブのためのハウジング内に配置されている。処理チャンバは、浸漬管内の定位置に設定されている測定プローブが使用されている測定プローブの種類に応じて休止位置において清掃でき及び/又は機能点検できるような形態に設計されている。
従って、処理チャンバは、種々の公知の清掃及び校正液のみならずガスが内部へ及び内部から搬送され又は真空に引かれ得る少なくとも1つの導管ターミナルを備えている。特に、処理剤のような液体又はガスを使用する場合には、処理チャンバに1以上の導管ターミナルを備えることが考えられる。処理剤は、同じか又は少なくとも1つの付加的な導管ターミナルによって処理チャンバから再び除去することができる。
駆動部材は、ロッド又はスリーブの形態ばかりでなく軸線方向の可動性を有する構造とされるのが好ましく且つ駆動機構に結合されるのが好ましい。測定媒体に近い方の端部において駆動部材はセンサーヘッドすなわち測定媒体と反対側の端部にある測定プローブの一部分を受け入れることができるか又はセンサーヘッドに取り付けられているケーブルのためのケーブルガイドとしても機能することができる穴を備えている。ケーブルガイドとしての構造は、電力及び/又はデータの交換がケーブルを介して行われる測定プローブに対してのみ即ち接続がワイヤレスでない場合にのみ関連性がある。駆動部材の設計により、ケーブルは、ホルダアーマチュアの側部から出て行き従って常に張力を弱くする。測定プローブを設置し或いは取り外すためには、測定プローブはケーブルに引張力をかけることなくセンサーヘッドによって保持することができる。
駆動部材は、浸漬管に結合することができ且つ駆動部材によって休止位置から測定位置へと浸漬管と一緒に動かすことができる。駆動部材は、センサーヘッドを受け入れることができる構造とされている。休止位置においては、駆動部材はハウジングアタッチメント内に及び駆動機構ハウジング内に配置されており、測定位置においては、駆動部材は測定媒体に向かって動かされ且つこの場合には実質的にハウジングアタッチメント及び隣接するハウジング内に配置される。
駆動部材と当該駆動部材が配置されるハウジングアタッチメントとは、ハウジングアタッチメントが開かれているか又は解放されており浸漬チューブ及び駆動部材が相互に分離されている休止位置においてのみ測定プローブが取り外され又はホルダアーマチュア内に挿入されるような形態に設計されている。ハウジングアタッチメントは、駆動機構ハウジング及び駆動部材と共にハウジングから完全に取り外すことができる。しかしながら、ハウジングアタッチメントが非求心的に配置された軸を介してハウジングに回り継手結合されている構造が好ましい。
ハウジングアタッチメントが唯一のヒンジ部分のみにおいてハウジングに結合されており且つ外部から出来る限り閉塞され好ましくは測定プローブに結合することができるケーブルに対するハウジングアタッチメント内に少なくとも1つのケーブルガイド通路を有している設計である場合が好ましい。従って、測定プローブは、ハウジングアタッチメント及びハウジングが閉じられている場合にはホルダアーマチュアから取り外すことができない。出来る限り閉塞されているハウジングアタッチメントは、液体及び/又は塵粒が外部からホルダアーマチュア内へ侵入するのが阻止されるという更に別の利点を有している。
測定プローブの浸漬管からの不用意な外れは、駆動部材及びハウジングアタッチメントの設計によって既に防止されている。更に、ホルダアーマチュアは、少なくとも1つの安全部材を備えることができる。少なくとも1つの安全部材は、浸漬管内に測定プローブが存在しないとき及び/又はハウジングアタッチメントが開いているとき及び/又は浸漬管と駆動部材との間に正しい結合がなされていないときに、浸漬管の軸線方向の変位を阻止する。1以上の安全部材をホルダアーマチュア内の種々の位置に配置することができる。
安全部材はまた、処理チャンバへの少なくとも1つの入口導管の開放を制御して測定プローブが浸漬管内に配置され且つ浸漬管が休止位置にある場合にのみ処理チャンバを使用することができるようにするという目的のために機能することもできる。
少なくとも1つの安全部材は、機械的及び/又は電子的な係止部材として形成することができる。機械的係止部材は、例えば浸漬管内の凹部と係合し従って浸漬管の軸線方向の変位を阻止するボルトとすることができる。しかしながら、係止部材はまた、電気装置として設計して駆動機構が例えば2つの部材間に電気的な接触がない場合に動作不能とされるようにすることもできる。
プロセス装置は、一般的に、プロセスの監視及び/又は制御センターによって制御及び監視される。プロセス装置は、交換可能なプローブのための1以上のホルダアーマチュアを有することができる。この場合には、少なくとも1つの安全部材を、電気係止部材のように駆動機構を制御し及び/又は信号を制御センターに送って特別なホルダアーマチュアの状態に関する報告がそこに到達するようにすることができる電子センサーとして設計することが考えられる。これは、幾つかのホルダアーマチュアが中央位置から同時に監視でき且つ欠陥のあるアーマチュアを例えば特定することができるので特に有利であり且つ使い易い。
測定媒体のいずれかをホルダアーマチュアの内側で得ることができることを防止するために、浸漬管及び/又はハウジングは、測定位置において処理チャンバを測定媒体から密封し及び/又は休止位置において測定媒体のみならず周囲環境から密封する少なくとも1つのシールを備えている。
好ましい実施形態は、浸漬管及び/又はハウジングに配置されており且つ休止位置において処理チャンバが測定媒体のみならず駆動部材及び駆動部材が配置されているハウジングアタッチメントから密封されるのを確実にする少なくとも1つの更に別のシールを備えている。
当該ホルダアーマチュアの駆動機構のみならず駆動機構ハウジングは、直線状又は角度が付けられた形態に設計することができる。ある角度で配列された駆動機構を使用することは、例えば密な空間条件を有する工業装置内の幾つかの場所に対して提案できる。
ホルダアーマチュアのための駆動機構は出来るだけ小さくされるべきであると同時に極めて頑丈であるべきである。駆動機構は、空気圧的、電気的又は角度付き電気駆動装置として形成することができ、空気圧による駆動装置は好ましい方法である。ホルダアーマチュアはまた手動によって起動させることもできる。
以下、交換可能な測定プローブのためのホルダアーマチュアの実施形態の幾つかの異なる例を図面を参照して説明する。
処理チャンバと測定プローブとを備えたプローブホルダアーマチュアの部分図が、図1には測定位置で、図2には休止位置で示されている。以下の説明は、大部分はこれらの図面両方に関連している。
ホルダアーマチュアは処理チャンバ1を含んでいるハウジング2を備えており、処理チャンバ1は、ハウジング2内で軸線方向に可動の浸漬管3と、浸漬管3に解除可能に結合されている駆動部材4と、浸漬管3内に配置されている測定プローブとを備えている。測定プローブは、センサー5とセンサーヘッド6とを備えている。図1には示されておらず且つ他の部材間の駆動機構を含んでいるホルダアーマチュアの(図面に関して)頂部が図3乃至5により詳細に示されている。
ハウジング2は、測定媒体に近い方の端部にホルダアーマチュアを例えばパイプ導管又は反応容器のような所望の容器に結合させるフランジ7を備えている。フランジ7の設計は他のファクタの中でとりわけ適用分野のファクタに依存している。フランジ7は、標準のプロセスフランジ又はプロセス結合とすることができるばかりでなく、顧客の要望に応じてあつらえた特別なフランジとすることもできる。
ほとんどの異なった種類の反応容器及び処理装置のためのフランジ又はコネクタが一般的に知られており、従って以下においては詳細に説明しない。
ハウジング2の内側には、この例においては処理チャンバ1として設計されている連続的なチャンバが破線によって示された軸線に沿って延びている。最も基本的なケースにおいては、処理チャンバ1は、測定プローブが測定媒体内に配備されホルダアーマチュアが測定位置にあるときに、周囲大気に対して少なくとも部分的に開放されている。
処理チャンバ1は、センサー5とりわけ測定媒体に面しているセンサー5の端部に設けられた感応素子11を異なる種類の処理剤によって処理するという目的を果たす。これらの処理剤には種々の液体又は気体が含まれ得る。更に、センサー及び主として感応素子11が処理チャンバ1内で清浄にすることができ及び/又は測定プローブを校正することができ及び/又は適正に機能する能力を点検することができるようにチャンバ1を真空にすることができる。センサー5ばかりでなく浸漬管3の外面の大部分が処理チャンバ1内で清浄にすることができる。この例においては、処理剤は、処理チャンバ1内へと導き、続いてハウジング2上の2つの導管ターミナル9,10によって処理チャンバ1から取り出すことができる。可能な最良の処理結果を得るために、導管ターミナル9,10は処理チャンバの両端に配置されている。
浸漬管3は、その直径及び形状がセンサー5の外形及び形状に適合されている中空空間をその内部に備えていて、浸漬管3が少なくともセンサー5を収容できるようになされている。測定媒体に面している端部において、浸漬管3には測定媒体に向けて少なくとも部分的に開放されている開口領域22が形成されるように穴が開けられている。測定媒体に対する浸漬管3の閉塞部が大きなプラグ13によって形成されている。測定位置においては、センサー5は、感応素子11が開口領域22内に配置されて開口領域22において測定媒体と直接接触状態となるような形態で浸漬管3内に配置されている。
測定媒体から遠い方の浸漬管3の端部は、開口しており且つ測定プローブを固定する機能を果たすコネクタを備えていて少なくともセンサー5が浸漬管3内に挿入でき且つ測定プローブを浸漬管3に固定することができるようになされている。このコネクタは、この図面においては、コネクタブッシュ14例えばセンサー5とセンサーヘッド6との間の測定プローブに配置されているキャップナットによって視野から覆われている。公知の技術状況によって測定プローブの固定のための種々のコネクタが提供される。従ってコネクタについてはここでは説明しない。
測定媒体から遠い方の浸漬管3の端部は更に、駆動部材4に対する浸漬管3の解除可能な結合を提供する閉塞部材(図3乃至5参照)を含んでいる。浸漬管3と駆動部材4とは、例えばバヨネット結合、ねじ結合、プラグイン結合又は公知の技術による他のコネクタによって結合することができる。
駆動部材4は、例えば二枚貝又はスリーブ部分(同じく図3及び4を参照)の形態の測定媒体に向かう領域が部分的に開口している設計のスリーブとして形成されて駆動部材4がセンサーヘッド6を収容することができるようになされているのが好ましい。閉塞されたスリーブから開口したスリーブへの移行部分は、斜角によって切断されていて駆動部材4が同時にセンサーヘッド6に締結されているケーブル16のためのケーブルガイドとして機能するようになされているのが好ましい。ケーブル16は、処理及び/又は制御ユニットに接続され、これは更にこの図面に示されていない駆動機構ハウジングの外側に固定することができる。
測定媒体又は周囲大気に対してホルダアーマチュアの種々の部分をシールするために、ホルダアーマチュアは幾つかのシールを備えている。少なくとも第一のシール18が浸漬管3の外側上端(図1に関して)に配置されている。第二のシール19が押縁8上のハウジング2の狭くされた領域に配置されている。これら2つのシール18,19は、測定位置のみならず休止位置において測定媒体及び周囲大気に対して処理チャンバを密封するように作用する。
更に別のシールが浸漬管3とセンサー5との間で浸漬管3の内側に配置されている。第三のシール20は、図1に関してシール18の若干上方の測定媒体から遠い方の浸漬管3の端部に配置されており、第四のシール21は、浸漬管3の内部のみならずセンサーヘッド6を侵入する媒体から密封し、また、センサー5を浸漬管3内の定位置に保持する役目をも果たす。シール18乃至21は、耐薬品性の殺菌材料からなるO−リングであるのが好ましい。
図1に示されている測定位置においては、浸漬管3の大部分のみならず感応素子11は測定媒体と接触している。浸漬管3は測定媒体内へと進入せしめられ、すなわち別の言い方をすると測定プローブが配備される。センサーヘッド6のみならずセンサーヘッド6を包囲している駆動部材4の一部分は処理チャンバ1の内側に配置されている。
処理チャンバ1のための導管ターミナル9,10は、測定位置においては、処理チャンバ1の方向へ向けられた穴が浸漬管3又は駆動部材4によって密閉され且つ閉塞されていて、例えば、供給導管に配置することができる閉止弁に加えて、間違いによって生じ得る処理剤の流入に対する保護手段としての機械的バリアが存在するような形態で配置されている。この測定位置における処理チャンバ1は周囲大気に対して開いており、シール18,19はホルダアーマチュアを侵入媒体から緊密に遮断している。
図2に示されている休止位置においては、浸漬管3と当該浸漬管内に配置されているセンサー5とは処理チャンバ1内に配置されている。浸漬管3におけるシール18とプラグ13との間に位置している部分の直径は処理チャンバの内側の直径よりも小さくなされていて、測定中に測定媒体と接触するホルダアーマチュアのほとんど全ての部分が処理チャンバ1内で処理できるようになされている。処理チャンバ1につながっている導管ターミナル9,10の穴はもはや遮断されていない。校正及び/又は清浄のための内部へ給送された液体及び/又は気体のような処理剤は、循環させ且つ浸漬管3ばかりでなく開口領域22内に配置されている感応素子11をも洗い流すことができる。プラグ13の底部のみが依然として測定媒体と接触しており且つ測定媒体と接している容器を清浄にするためにも使用される方法によって処理することができる。
測定位置(図1参照)から休止位置(図2参照)への移行するには、駆動部材4、浸漬管3だけでなく浸漬管3内に配置されている測定プローブが駆動機構ハウジングに向かってすなわち図1及び2に関して上方へ動かされることが必要とされる。これは、休止位置において、センサーヘッド6ばかりでなく少なくとも部分的には駆動部材4もハウジングアタッチメント内に配置されるという結論を有する。
休止位置(図2参照)においては、押縁8によって形成されているハウジング2内の狭められた部分上に配置されている第二のシール19は、処理チャンバ1を測定媒体に対して密封して、処理剤が処理チャンバ1から測定媒体内へ或いはその逆に漏れないようになされている。シール18は、浸漬管3の端部と測定媒体から遠い方の処理チャンバ1の端部との間に配置され且つ処理チャンバ1を周囲空間から閉塞している。
図1及び2に示されている好ましい実施形態は、測定媒体に対して最も近い領域内でハウジング2の内側に配置されている押縁8の形態の更に別の安全機構を備えている。押縁8は、この位置において、ハウジング2を収縮させ、同時に処理チャンバ1の一端をも示している。押縁8は、浸漬管3のための制限ストッパの機能を果たし且つ図面に関してフランジ7の上方に配置されている。
浸漬管3は、ハウジング2内で軸線方向に可動なように配置されている。浸漬管3は、測定媒体のみならず周囲空間(図2参照)から処理チャンバ1を密封することができるような形態で形成されている。従って、測定位置において測定媒体と接触状態にある浸漬管3の部分は、測定位置においてハウジング2内に残っている部分よりも外形が小さく、その結果、測定媒体に向かって尖っている浸漬管3の部分はハウジング2の狭くされた部分内を摺動することができる。
浸漬管の異なる外形を備えている部分は、測定位置において処理チャンバ1の押縁8に対して着座せしめられて浸漬管3が測定位置にあるときにハウジング2内の浸漬管3のための固定位置を規定している段部12の形態の移行領域を備えている。
休止位置においては、測定プローブは、処理チャンバ内を循環せしめられる処理剤によって処理するか、又は、コネクタブッシュ14が解放され、駆動部材4がハウジング2に対して分離され且つ移動せしめられ、処理チャンバ1内への導管が閉塞されており、処理チャンバは空の状態にある(図3及び4参照)。測定プローブが定位置にあるときのみ処理チャンバ1内での処理を行うことができるのを確保するために、ホルダアーマチュアは、例えば接触ピン(図面内では見ることができない)のような少なくとも1つの安全部材を備えており、前記接触ピンは浸漬管の一部分の内側に配置されており、前記浸漬管は測定媒体から離れる方向を向いており、前記接触ピンは定位置に設定されている測定プローブによって作動せしめられ且つこの処理及び/又は制御ユニットに信号を送る。
図3には、測定プローブのためのホルダアーマチュアの一実施形態の更に別の例が斜視図で示されている。このホルダアーマチュアは、外部に安全部材24が配置され且つ内部に浸漬管が配置されているハウジング2を備えており、ハウジング2の図面は、駆動部材4への結合のための結合部材23及びここでは示されていない測定プローブのためのコネクタ28のみが図示されている。ホルダアーマチュアは更に、ハウジング2に解除可能に結合されているハウジングアタッチメント25と、ある角度に設定されるように設計されている駆動機構のための角度が付けられた駆動機構ハウジング17とを含んでいる。より明確な断面では、ハウジングアタッチメント25は少なくとも部分的に開かれた状態で示される。
ハウジング2ばかりでなくホルダアーマチュアも、実質的に円筒形状であるが他の形状で実現することもできる。ハウジング2は、測定媒体に面している端部にフランジ7を備えている。ハウジング2は、測定媒体と反対側の端部では円筒形から突出している平らな円板形状の部品27で終端している。
ハウジング2の内側には、浸漬管がハウジング内で摺動できるように配置されている。この実施形態におけるハウジング2は、処理チャンバとして設計されておらず且つ処理剤のための導管ターミナルも備えていない。ハウジング2は、主としてハウジングの内側を軸線方向に摺動することができるように配置されている浸漬管のためのガイド又はホルダとしての機能を果たす。浸漬管の配置に関するハウジング2の内側寸法、設計及び機能は、図1及び2に示されている処理チャンバのものと類似している。
浸漬管は、ハウジング2内に配置されており且つ測定プローブ特に測定プローブのセンサーを収容することができる。浸漬管には、測定プローブを固定するために、休止位置において測定媒体から遠い方の端部においてハウジング2から突出しているコネクタ28が備えられている。コネクタ28は、図1及び2の説明において述べた測定プローブのコネクタブッシュに結合することができる公知の測定プローブコネクタのうちのいずれかの形態を有することができる。
ハウジング2はハウジングアタッチメント25に対して解除可能に結合され、ハウジングアタッチメント25は、外縁から中心がずれているが近接して配置され且つハウジング2をハウジングアタッチメント25に結合するための手段が沿うように設けられている軸線を中心に旋回することができるように設計されているのが好ましい。前記手段は、例えばピン、合い釘又はロッドとして形成することができる。ハウジングアタッチメント25及びハウジング2は相互に完全に分離することができる。ハウジングアタッチメント25は、駆動機構ハウジング17内の駆動機構に結合されている駆動部材4を外部作用要素から保護し且つハウジング2と駆動機構ハウジング17との間の結合を提供する役目を果たす。絶対的な要件としてではないが、ハウジングアタッチメント25は、駆動機構ハウジング17に堅固に結合され且つ駆動機構ハウジング17と共にのみ動かすことができるのが好ましい。
ハウジングアタッチメント25は、測定媒体に近い方の端部に溝29を備えており、この溝は円板形状部品27の外縁の周囲に正確に嵌合することができる。図3におけるホルダアーマチュアは、測定プローブがなく且つ少なくとも部分的に開口しているハウジングアタッチメント25と共に示されている。円板形状部品27の外縁には、ハウジングアタッチメント25がハウジング2から外方へ旋回されるか又は開口状態にあるときに、浸漬管3又は浸漬管3内に配置された測定プローブが測定媒体内へ配備されるのを阻止する電子的及び/又は機械的安全部材24が配置されている。ハウジングアタッチメント25は、閉じられると安全部材24と接触状態となって係止部材が解放されて浸漬管3が測定媒体内へ進入せしめられ得るようになされている。安全部材24は、例えば押し込まれることに応答し且つ浸漬管3の凹部と係合するボルトと協働するキーその他の部材として形成することができる。ハウジングアタッチメント25が安全部材24をハウジング2内へ押し込むとボルトが浸漬管3の凹部から解放され、浸漬管3は駆動機構によって動かすことができる。ハウジングアタッチメント25がハウジング2から解放されると、ボルトは凹部に再係合せしめられる。機械的な係止を達成することに加えて、安全部材24ばかりでなく更に別の安全部材もまた、例えば最も簡単な場合は駆動機構の作動状態(オン/オフ)を制御するために駆動機構及び/又はプロセス制御センター又は処理及び/又は制御ユニットに電気的に接続することができる。
駆動機構4は、実質的には、駆動機構ハウジング17内に配置されている駆動機構に接続されている細長いスリーブである。測定媒体から遠い方の駆動部材4の部分は閉塞されたリング状スリーブ30の形態を有しており、一方、測定媒体に近い方の部分は、浸漬管の結合部材23と協働することができる結合部材32内の測定媒体に向かって終端している少なくとも部分的に開いたスリーブ部分31とされている。休止位置においては、閉塞されたリング状スリーブ30の端部は駆動機構26内に配置されている。
ハウジングアタッチメントが閉じられると、結合部材23及び32は相互に係合し、浸漬チューブと駆動部材4との間に解除可能な結合が達成される。結合部材23,32は、ハウジングアタッチメント25が閉じられているときに相互に係合し且つかみ合い、ハウジングアタッチメント25が開いているときに再び相対的に容易に分離されるように設計されている。更に別の安全部材は、結合部材23,32と正しく係合したときに起動されて、駆動機構が駆動部材によって浸漬チューブに対して正しく結合されている場合にのみ測定媒体内に進入させることができるようになされる。結合部材23,32が係合していない場合には、浸漬管の配備は駆動部材が浸漬管と接触している場合であっても阻止される。
図1及び2の説明において記載した安全部材は、内部に測定プローブが存在しない場合に浸漬チューブ3の配備を阻止する。安全部材24は、ハウジングアタッチメント25が開いているときに浸漬管3の配備を阻止する。更に別の安全部材は、結合手段32,23が解放されているときに浸漬管の配備を阻止する。3つの安全装置全てが備えられているホルダアーマチュアにおいては、測定媒体内への浸漬管3の配備は、測定プローブがアーマチュア内にあり、ハウジングアタッチメント25が閉じられており、駆動機構が駆動部材によって浸漬管に結合されている場合にのみ可能である(同じく、図4及び5参照)。
測定プローブが定位置に設定されており、ハウジングアタッチメント25が閉じられており、駆動機構ハウジング26が直線駆動機構のためのものである休止位置にあるホルダアーマチュアの実施形態の更に別の例が図4に斜視図で示されている。以前と同様に周囲大気に向かって少なくとも部分的に開口しているハウジングアタッチメント25が示されている。
測定プローブは結合ブッシュ14によって浸漬管に結合されている。この浸漬チューブは、休止位置においてはハウジング2の内側にあり且つこの図面においては見ることができない。駆動部材4も同様に結合部材23,32によって浸漬管に結合されており、ハウジングアタッチメント25の溝29は円板形状部品27の外縁を包囲している。ここに開示されている休止位置においては、センサーヘッド6はハウジングアタッチメント25内に配置されているスリーブ部分31の内側にある。センサーヘッド6に取り付けられているケーブル16は、特にスリーブ30とスリーブ部分31との間の移行部分15において駆動部材4内をホルダアーマチュアの外側へと経路が定められている。ハウジングアタッチメント25はこの目的のために設計された通路穴を備えている。
この実施形態においては、ハウジング2は、内部に配置されている処理チャンバへの或いは処理チャンバからの処理剤のための入口及び出口として3つの導管ターミナル9,10,33を備えている。
図5は、図4と同じプローブホルダアーマチュアの実施形態であるが測定位置にある実施形態を示している。浸漬管3は、駆動部材4によって動かされハウジング2から例えば測定媒体内へ突出しており測定媒体と接触状態となることができる。この図では、ハウジングアタッチメント25の領域では主として駆動部材4の閉塞されたスリーブ30が見えている。スリーブ部分31は、ハウジング2の内側へほぼ完全に配置されていて、ほんの小さな穴のみがハウジングアタッチメントの領域内に残っていて、ケーブルを備えている測定プローブか使用されている場合にはケーブル16はこの穴を通って外部へと通過する。
測定媒体内に配備された状態では、浸漬管3、駆動部材4及び内側に配置されている測定プローブは、駆動機構ハウジング26内に配置されている駆動機構によって測定媒体に向かって軸線方向に進入せしめられる。
測定位置においては浸漬管へのアクセス従って測定プローブへのアクセスは駆動部材4の閉塞された部品30によって遮断されているので、測定プローブは、ハウジングアタッチメント25が開口状態にある休止位置においてのみ設置し又は取り外すことができる。測定プローブが処理チャンバ内で処理されているときは、測定プローブの取り外しは主として実質的に閉塞されたハウジングアタッチメント25によって阻止される。
更に明確にするために、図3乃至5の全てにおけるハウジングアタッチメント25は、周囲大気に対して部分的に開放された状態で示されている。作動中には、ハウジングアタッチメントが実質的に閉じられていて液体も塵粒もハウジングアタッチメントを通ってプローブホルダアーマチュア内へ入ることができないことが有利である。閉塞されたハウジングアタッチメントは、例えば閉塞部材かケーブルのための通路を有することができる。これは、別個のキャップ、可動閉塞部材又は可撓性のベローズによって、測定プローブの交換のために必要とされる穴を閉塞することによって実現することができる。
本発明によるプローブホルダアーマチュアは、処理チャンバが有っても無くても実現することができ、処理チャンバを含んでいる態様に付与されるのが好ましい。
測定プローブの浸漬深さは、ホルダアーマチュアの変位高さすなわちハウジング内での浸漬管の移動距離によって変えることができる。しかしながら、最大浸漬深さは、使用されている測定プローブの長さ特に使用されているセンサーの長さによって決定される。
少なくとも浸漬管の長さは、使用されている測定プローブの長さに依存して適合するようにされるべきである。種々のプローブ長さに対する更に別の適合は、ハウジングの長さ及び/又はハウジングアタッチメントを変えることによってもたらされ得る。プローブホルダアーマチュアが処理チャンバを備えている場合にはハウジングアタッチメントに適合させるのが好ましい。なぜならば、浸漬管の外側は、浸漬管が処理チャンバ内で引っ張られると既に掃除され得るからであり且つ処理中には感応素子のほぼ全てが処理チャンバの内側に配置されなければならないからである。更に、特に長いセンサーが使用されている場合には、測定媒体を含んでいる容器の内側にホルダアーマチュアの主要部分を配置することが考えられる。従って、プローブホルダアーマチュアの設計に応じて、プローブホルダアーマチュアは、一般的な市販によって入手可能なセンサー長さの全てに対して使用することができる。
浸漬管3の設計及び媒体に近い方の浸漬管の端部に開口領域22を配置することは、浸漬管の好ましい実施形態とりわけ感応素子が端部に配置されている測定プローブ及びセンサーに対して望ましい浸漬管を示している。浸漬管はまた、別の位置に1以上の窓を有することもでき、その場合には、感応素子が端部に配置されていないセンサーを備えた測定プローブが同様にホルダアーマチュア内に設置され且つ測定媒体の種々のパラメータの測定のために使用することができる。
ハウジング2は、変位制限ストッパとして機能するように図1及び2に示されている押縁8を備えることができる。このストッパの目的は、浸漬管がプローブホルダアーマチュアが結合されている容器内へ余りに深く入るのを阻止することである。ハウジング2はまた、この押縁8無しで設計することもでき、この場合にはシール9はハウジングの内側の溝内に配置することができ、浸漬管3は均一な内径によって設計することができる。
図示された実施形態における駆動部材は、部分的に開口したスリーブとして示されている。他の設計可能性としては、ロッドばかりでなく異なる大きさの穴を備えたスリーブ部分又はケーブル無しの測定プローブが使用されている場合には完全に閉塞されたスリーブが挙げられる。
駆動部材及びハウジングアタッチメントは、駆動機構及びハウジングが熱伝導に関して相互に分離されていて駆動機構において発生される熱がハウジング内の浸漬管内に配置されている測定プローブに作用しないという効果を奏する。
図1は、処理チャンバと測定プローブ(ここでは測定位置にある)を備えたホルダアーマチュアの部分断面図である。 図2は、処理チャンバと測定プローブ(ここでは休止位置にある)を備えたホルダアーマチュアの部分断面図である。 図3は、処理チャンバを備えておらず且つ角度が付けられた駆動機構が非結合状態にあるホルダアーマチュアの斜視図である。 図4は、処理チャンバを備えており且つ測定プローブが休止位置にある状態のホルダアーマチュアの斜視図である。 図5は、処理チャンバを備えており且つ測定プローブが測定位置にある状態のホルダアーマチュアの斜視図である。
符号の説明
1 処理チャンバ、 2 ハウジング、
3 浸漬管、 4 駆動部材、
5 センサー、 6 センサーヘッド、
7 フランジ、 8 押縁、
9 導管ターミナル、 10 導管ターミナル、
11 感応素子、 12 段部、
13 プラグ、 14 結合ブッシュ、
15 ケーブルガイド、 16 ケーブル、
17 角度付き駆動機構ハウジング、 18 第一のシール、
19 第二のシール、 20 第三のシール、
21 第四のシール、 22 開口領域、
23 結合部材、 24 安全部材、
25 ハウジングアタッチメント、 26 駆動機構ハウジング、
27 円板形状部品、 28 コネクタ、
29 溝、 30 スリーブ、
31 スリーブ部分、 32 結合部材、
33 導管ターミナル

Claims (13)

  1. 交換可能な測定プローブのためのプローブホルダアーマチュアであり、ハウジング(2)と、駆動機構ハウジング(17,26)と、ハウジング(2)内で休止位置と測定位置との間を軸線方向に可動である浸漬管(3)と、前記測定プローブを浸漬管(3)から取り出すことができるようにする形態で浸漬管(3)内に配置されるように設計されている測定プローブと、駆動機構ハウジング(17,26)内に配置された駆動機構と、駆動機構及び浸漬管(3)と結合されるように設計された駆動部材(4)とを備え、浸漬管(3)及び/又は浸漬管(3)内に配置することができる前記測定プローブが常に駆動機構ハウジング(17,26)の外側に配置されていること及び、プローブホルダアーマチュアはハウジングアタッチメント(25)をさらに備え、ハウジングアタッチメント(25)がハウジング(2)と駆動機構ハウジング(17,26)との間に配置され、ハウジングアタッチメント(25)が駆動部材(4)を囲繞しており、かつ前記ハウジング(2)から取り外し可能な形態でハウジング(2)に結合されていることを特徴とする測定プローブのためのプローブホルダアーマチュア。
  2. 請求項1に記載のプローブホルダアーマチュアであり、前記測定プローブからの及び/又は当該測定プローブへの導管が、前記ハウジングアタッチメント(25)から直接出て行くように配置されていることを特徴とするプローブホルダアーマチュア。
  3. 請求項1又は2に記載のプローブホルダアーマチュアであり、
    浸漬管(3)内に配置することができる測定プローブのための処理チャンバ(1)がハウジング(2)内に配置されていることを特徴とするプローブホルダアーマチュア。
  4. 請求項に記載のプローブホルダアーマチュアであり、
    処理チャンバ(1)が、少なくとも1つの処理剤を供給し及び/又は取り出すための少なくとも1つの導管ターミナル(9,10,33)を含んでいることを特徴とするプローブホルダアーマチュア。
  5. 請求項1乃至のうちのいずれか一項に記載のプローブホルダアーマチュアであり、
    当該プローブホルダアーマチュアが、浸漬管(3)内に測定プローブが存在しないとき及び/又は浸漬管(3)と駆動部材(4)との間に結合部が存在しないとき及び/又はハウジングアタッチメント(25)が開いているときに、浸漬管(3)の軸線方向の変位を防止するように設計されている少なくとも1つの安全部材を含んでいることを特徴とするプローブホルダアーマチュア。
  6. 請求項3又は4に記載のプローブホルダアーマチュアであり、
    当該プローブホルダアーマチュアが、処理チャンバ(1)内への前記少なくとも1つの処理剤の注入を制御する少なくとも1つの安全部材を含んでいることを特徴とするプローブホルダアーマチュア。
  7. 請求項5又は6に記載のプローブホルダアーマチュアであり、
    前記少なくとも1つの安全部材が機械的及び/又は電子的係止部材であることを特徴とするプローブホルダアーマチュア。
  8. 請求項5又は6に記載のプローブホルダアーマチュアであり、
    前記少なくとも1つの安全部材が、処理及び/又は制御ユニット及び/又は前記ホルダアーマチュア及び/又は前記測定プローブに結合されている制御センサーへ信号を送るよ
    うに設計されている電子センサーであることを特徴とするプローブホルダアーマチュア。
  9. 請求項1乃至のうちのいずれか一項に記載のプローブホルダアーマチュアであり、
    前記測定プローブが、センサー(5)とセンサーヘッド(6)とを含んでおり、前記測定プローブは、センサー(5)が浸漬管(3)内に配置され且つセンサーヘッド(6)が駆動部材(4)内に配置されるような形態で当該ホルダアーマチュア内に配置されるように設計されていることを特徴とするプローブホルダアーマチュア。
  10. 請求項1乃至のうちのいずれか一項に記載のプローブホルダアーマチュアであり、
    前記測定プローブが、ハウジングアタッチメント(25)が開いており且つ駆動部材(4)が浸漬管(3)から分離されている状態で、前記休止位置においてのみ前記プローブホルダアーマチュアから取り外すことができることを特徴とするプローブホルダアーマチュア。
  11. 請求項3乃至10のうちのいずれか一項に記載のプローブホルダアーマチュアであり、
    浸漬管(3)及び/又はハウジング(2)が少なくとも1つのシール(18,19,20,21)を含んでおり、当該少なくとも1つのシールは、測定位置において前記処理チャンバ(1)を測定媒体から密封し及び/又は休止位置において前記測定媒体ばかりでなく周囲雰囲気から密封することを特徴とするプローブホルダアーマチュア。
  12. 請求項1乃至11のうちのいずれか一項に記載のプローブホルダアーマチュアであり、
    前記駆動機構が、直線駆動機構又は角度が付けられた駆動機構として設計されていることを特徴とするプローブホルダアーマチュア。
  13. 請求項1乃至11のうちのいずれか一項に記載のプローブホルダアーマチュアであり、
    前記駆動機構が、空気圧駆動機構又は電気駆動機構として設計されていることを特徴とするプローブホルダアーマチュア。
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