JP4994178B2 - 光記録媒体、情報記録または再生方法、および情報記録または再生装置 - Google Patents

光記録媒体、情報記録または再生方法、および情報記録または再生装置 Download PDF

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Description

本発明は、光を照射して情報の記録または再生を行う光記録媒体に関し、特に4面以上の情報記録面を備える光記録媒体の層間隔の構造に関する。
高密度、大容量の光情報記録媒体として市販されているものでDVDやBDと呼ばれる光ディスクがある。このような光ディスクは画像、音楽、コンピュータデータを記録する記録媒体として、最近急速に普及しつつある。さらに記録容量を増すために、特許文献1に示すように記録層を複数有するものも提案されている。
図12および図13に従来の光記録媒体と光ピックアップの構成を示す。
まず、図12について説明する。図12における光記録媒体401は、記録面401a、401bを有している。第1記録面401aは、光入射側表面に近い記録面であって、表面からの距離d1(つまり、カバー層の厚み)は0.075mmである。第2記録面401bは、光入射側表面から遠い記録面であって、表面からの距離d2(つまり、カバー層+中間層の厚み)は0.1mmである。
第2記録面401bの情報を記録または再生する場合について説明する。
半導体レーザ等の光源1は、波長λ1が405nmの直線偏光のビーム70を出射する。光源1から出射された発散性のビーム70は、球面収差補正手段93を備えた焦点距離f1が15mmのコリメートレンズ53を透過し、偏光ビームスプリッタ52に入射する。偏光ビームスプリッタ52に入射したビーム70は、偏光ビームスプリッタ52を透過し、4分の1波長板54を透過して円偏光に変換された後、焦点距離f2が2mmの対物レンズ56で収束ビームに変換され、光記録媒体401の透明基板を透過し、第2記録面401b上に集光される。図12では第2記録面401bで球面収差がほぼ0mλとなるように球面収差補正手段93でコリメートレンズ53の位置が制御されている。対物レンズ56の開口はアパーチャ55で制限され、開口数NAを0.85としている。第2記録面401bで反射されたビーム70は、対物レンズ56、4分の1波長板54を透過して往路とは90度異なる直線偏光に変換された後、偏光ビームスプリッタ52で反射される。偏光ビームスプリッタ52で反射されたビーム70は、焦点距離f3が30mmの集光レンズ59を透過して収束光に変換され、シリンドリカルレンズ57を経て、光検出器32に入射する。ビーム70には、シリンドリカルレンズ57を透過する際、非点収差が付与される。
光検出器32は、4つの受光部(図示せず)を有している。各受光部は、それぞれ受光した光量に応じた電流信号を出力する。
これら電流信号から、例えば、非点収差法によってフォーカス誤差(以下FEとする)信号が得られ、さらにプッシュプル法によってトラッキング誤差(以下TEとする)信号が得られ、光記録媒体401に記録された情報(以下RFとする)信号が得られる。FE信号およびTE信号は、所望のレベルに増幅および位相補償が行われた後、アクチュエータ91および92に供給されて、フォーカスおよびトラッキング制御がなされる。
また、第1記録面401aの情報を記録または再生する場合については、第1記録面401aで球面収差がほぼ0mλとなるように球面収差補正手段93でコリメートレンズ53の位置が制御されている。
次に、図13について説明する。図13では、図12とほぼ同様の構成を有する光ピックアップの構成を示している。光源1から出射された発散性のビーム70は、球面収差補正手段93を備えた焦点距離f1が15mmのコリメートレンズ53を透過し、偏光ビームスプリッタ52に入射する。偏光ビームスプリッタ52に入射したビーム70は、偏光ビームスプリッタ52を透過し、4分の1波長板54を透過して円偏光に変換された後、焦点距離f2が2mmの対物レンズ56で収束ビームに変換され、光記録媒体401の透明基板を透過し、光記録媒体401内部に形成された記録面401a、401b、401c、401dのいずれかの上に集光される。対物レンズ56は、第1記録面401aと第4記録面401dの中間の深さ位置で球面収差が0になる様に設計され、各記録面401a〜401dに集光する場合に発生する球面収差は、球面収差補正手段93がコリメートレンズ53の位置を光軸方向に移動することにより除去される。
対物レンズ56の開口はアパーチャ55で制限され、開口数NAを0.85としている。第4記録面401dで反射されたビーム70は、対物レンズ56、4分の1波長板54を透過して往路とは90度異なる直線偏光に変換された後、偏光ビームスプリッタ52で反射される。偏光ビームスプリッタ52で反射されたビーム70は、焦点距離f3が30mmの集光レンズ59を透過して収束光に変換され、シリンドリカルレンズ57を経て、光検出器32に入射する。ビーム70には、シリンドリカルレンズ57を透過する際、非点収差が付与される。
光検出器32は、図示しない4つの受光部を有し、それぞれ受光した光量に応じた電流信号を出力する。これら電流信号から、非点収差法によるフォーカス誤差(以下FEとする)信号、プッシュプル法によるトラッキング誤差(以下TEとする)信号、光記録媒体401に記録された情報(以下RFとする)信号が生成される。FE信号およびTE信号は、所望のレベルに増幅および位相補償が行われた後、アクチュエータ91および92に供給されて、フォーカスおよびトラッキング制御がなされる。
光記録媒体401の表面401zから第1記録面401aまでの厚みt1、第1記録面401aから第2記録面401bまでの厚みt2、第2記録面401bから第3記録面401cまでの厚みt3、第3記録面401cから第4記録面401dまでの厚みt4は、その比が、t1:t2:t3:t4=2:3:4:5の様に設定されている。ここで、厚みt1〜t4を全て同じ長さにせずに上記の様な比に設定する理由を以下に説明する。
仮に厚みt1〜t4が全て同じ長さである場合には以下の様な問題が発生する。例えば第4記録面401dへの記録再生を行うために第4記録面401dにビーム70を集光したとき、ビーム70の一部は、第3記録面401cで反射する。第3記録面401cから第4記録面401dまでの距離と、第3記録面401cから第2記録面401bまでの距離が同じなので、第3記録面401cで反射したビーム70の一部は第2記録面401bの裏側に結像し、その反射が再び第3記録面401cで反射して本来読み出すべき第4記録面401dからの反射光に混入してしまう。さらに、第2記録面401bから第4記録面401dまでの距離と、第2記録面401bから光記録媒体401の表面401zまでの距離も同じなので、記録面401bで反射したビーム70の一部が光記録媒体401の表面401zの裏側に結像し、その反射が再び第2記録面401bで反射して、本来読み出すべき第4記録面401dからの反射光に混入してしまう。この様に本来読み出すべき第4記録面401dからの反射光に、他層の裏側に結像した反射光が多重に重なって混入し記録/再生に支障をきたすという問題がある。
これを防ぐために、各記録層の間の層間距離を光記録媒体401の表面401zから順番に徐々に長くなる様に設定し、本来読み出すべき第4記録面401dにビーム70を集光させたときに、同時に第2記録面401bの裏側や表面401zの裏側に結像しないようにする方法が開示されている(特許文献1参照)。ここで、厚みt1〜t4はそれぞれ±10μmの製造ばらつきを有している。厚みt1〜t4は、各々がばらついた場合にも異なる距離になる様に設定する必要があることから、距離の差は例えば20μmに設定される。この場合それぞれ、t1=40μm、t2=60μm、t3=80μm、t4=100μmとなり、第1記録面401aから第4記録面401dの総層間厚みt(=t2+t3+t4)は240μmである。
ところが、さらなる大容量化を図るために記録面をさらに多層構造とすることが考えられる。このように複数の記録面を有した光記録媒体の場合、その記録面の層間距離(記録面間距離)がばらつきを含めて同一であると、本来読み出す記録面とは別の記録面の影響を受け、安定した信号を読み出すことが困難になる。例えば4つの記録面を有する光ディスクの場合には、第4記録面の信号を読む場合、光ピックアップは第4記録面に焦点が合うようフォーカス制御されている。しかし、このとき一部のビームは第3記録面で反射され第2記録面で焦点を結ぶ。この焦点を結んだ第2記録面で反射したビームが再び第3記録面で反射され、第4記録面で反射したビームと同じ光路を通り光ピックアップの検出器に入射する。この第2記録面で反射したビームは本来読み出すべき第4記録面の信号に対しクロストークとなり悪影響を及ぼす。以後本明細書では、これを裏焦点課題と呼ぶ。
このような課題を考慮し、光ディスクの記録層の間隔を提案しているものに特許文献1に示すものがある。この文献では、任意の記録層から支持基板側の全ての記録層までの間隔と、その記録層からカバー層側の全ての記録層までの間隔がそれぞれ一致しないように構成することにより、上記課題の発生を防いでいる。
この実施の形態として、中間層の厚みが支持基板側からカバー層側に向かって順に厚くなる、あるいは、順に薄くなる構造が提案されている。
特開平2001−155380号公報
しかしながら特許文献1に示されるディスク構造で考慮されているのは、再生時に光学ヘッドからの照射光が他層に集光することにより層間クロストークを増大させる場合のみであり、再生層反射光と他層反射光や表面反射光との干渉について考慮されていない。
図14は、従来のディスク構造を設定した3層ディスク40の断面図を示している。この図において、101〜103は記録層(面)、105はカバー層、106〜107は中間層を示している。
例えば図14に示したようなディスク構造では、他層(第2記録層102)での反射光の一部が再生層(第3記録層103)での反射光108と同一の光路を通り、ほぼ等しい波面で光学ヘッドに戻る。このような光は干渉性が高く、受光素子上で干渉による明暗分布を形成する。さらにこの明暗分布は、光ディスク面内の微少な中間層厚みばらつきによる他層反射光との位相差変化に応じて変動するため、サーボ信号および再生信号の品質を著しく低下させてしまう。
しかしこのような干渉の課題が生じるのは、特許文献1で考慮されている裏焦点課題を引き起こすディスク構造の場合だけではない。
図15は特許文献1で考慮している裏焦点課題が生じないように、ディスク構造を設定した4層ディスク40の断面図を示している。この図において、111〜114は記録層(面)、115はカバー層、116〜118は中間層を示している。
ここでカバー層115と中間層116〜117の厚みは変えた構成してあり、情報記録面の裏焦点課題は生じない。
しかしながら表面から第1記録層111までのカバー層の厚みと第4記録層114から第1記録層111のまでの厚みが等しい場合、第4記録層114で反射した光108が表面で焦点を結び反射し、再び第4記録層114で反射後に受光部へ導かれる。この光束は表面での裏焦点のため、他の記録層での裏焦点の光束のようなピットやマークの情報は持っていないが、記録層が多層化されていくと光量としては他の記録層と同程度の大きさがあるため、再生層の光束との干渉は同じように発生し、サーボ信号および再生信号の品質を著しく低下させる重大な課題となる。
また、裏焦点以外でもサーボ信号および再生信号品質を低下させる課題がある。それは例えば、第2記録層112を再生または記録している時、隣接する第1記録層111と第3記録層113からの反射光も受光部に入射する。このとき、第2記録層112と第1記録層111の距離、または第2記録層112と第3記録層113の距離が狭くなると、第2記録層112の光束との干渉により再生信号品質を著しく低下させてしまう。
本発明の目的は、光記録媒体において、表面での裏焦点を防止するとともに各記録面での反射光同士の干渉を減らすことで、サーボ信号および再生信号へ品質を向上させることにある。
本発明の一見地に係る光記録媒体は、3面以上の情報記録面を有した光記録媒体であって、光記録媒体の表面から一番近い情報記録面までの距離をd1、一番遠い第m番目の情報記録面までの距離をdm、情報記録面間の最小層間厚みをdminとしたとき、
d1<(dm−d1)、かつ、38μm≦d1≦49.5μm、かつ、隣接する面間距離の差が1μm以上であり、かつ、dmin≧8μmを満たし、波長が405nm、対物レンズの開口数が0.85の光ヘッドを用いて記録または再生される。
d1≠(dm−d1)であるため、表面での裏焦点問題が生じにくい。さらに、d1<(dm−d1)であるため、カバー層が薄くなり、そのため中間層の厚みのばらつきの許容度が高くなる。さらに、dmin≧8μmであるため、隣接する記録面の反射光同士の干渉が生じにくい。この結果、サーボ信号および再生信号の品質が向上する。
d1は(dm−d1)より1μm以上小さいことが好ましい。
d1≧38μmであることが望ましい。カバー層が十分な厚みを確保することで、信号品質に対する表面のキズやホコリの影響を小さくできる。
d1≦47μmであることが好ましい。
さらに、表面から第3番目以上のいずれかの情報記録面までの距離が100μmであることが望ましい。
また、情報記録面が4面であることが望ましい。
また、表面から第4番目の情報記録面の表面からの距離が100μmであることが望ましい。
本発明の他の見地に係る光記録媒体は、4面の情報記録面を有する光記録媒体であって、光記録媒体の表面に近い側から第1情報記録面〜第4情報記録面としている。表面から第1情報記録面までの距離が47μm以下である。第1情報記録面から第4情報記録面までの各情報面間の中間層厚みが、11〜15μmと、16〜21μmと、22μm以上との組み合わせからなる。表面から第4情報記録面までの距離が100μmである。
表面から第1情報記録面までの距離が47μm以下であり、さらに表面から第4情報記録面までの距離が100μmであるため、表面における裏焦点は生じにくい。さらに、すべての中間層厚みが11μm以上であるため、隣接する記録面の反射光同士の干渉が生じにくい。この結果、サーボ信号および再生信号の品質が向上する。
本発明の光記録媒体によれば、表面での裏焦点を防止するとともに各記録面での反射光同士の干渉を減らすことで、サーボ信号および再生信号へ品質が向上する。
以下、本発明の光記録媒体、光情報装置、光ピックアップヘッド装置および光情報再生方法の実施形態について添付の図面を参照して説明する。なお、各図面において同一の符号は同一の構成要素または同様の作用、動作をなすものを表す。
(実施の形態1)
以下、図1および図2を用いて、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係る光情報装置の構成を示している。光ピックアップヘッド装置201(または光ピックアップとも言う)は、波長λが405nmのレーザ光を光記録媒体40に照射し、光記録媒体40に記録された信号の再生を行う。移送制御器205は、光記録媒体40上の任意の位置で情報を記録もしくは再生するために光ピックアップヘッド装置201を光記録媒体40の半径方向に沿って移動させる。光記録媒体40を駆動するモータ206は、光記録媒体40を回転させる。制御器207は、光ピックアップヘッド装置201と移送制御器205とモータ206とを制御する。
増幅器208は、光ピックアップヘッド装置201によって読み取られた信号を増幅する。制御器209には、増幅器208からの出力信号が入力される。制御器209は、この信号に基づいて、光ピックアップヘッド装置201が光記録媒体40の信号を読み取る際に必要とされるFE信号やTE信号などのサーボ信号を生成し、これを制御器207に出力する。また、制御器209に入力される信号はアナログ信号であるが、制御器209はこのアナログ信号をディジタル化(2値化)する。復調器210は、光記録媒体40から読み取られてディジタル化された信号を解析するとともに、元の映像や音楽などのデータを再構築し、再構築された信号は出力器214から出力される。
検出器211は、制御器209から出力される信号に基づいてアドレス信号等を検出し、これをシステム制御器212に出力する。システム制御器212は、光記録媒体40から読み取られた物理フォーマット情報及び光記録媒体製造情報(光記録媒体管理情報)に基づいて光記録媒体40を識別し、記録再生条件等を解読し、この光情報装置全体を制御する。光記録媒体40に情報を記録再生する場合、システム制御器212からの指示に従って、制御器207は移送制御器205を駆動制御する。その結果、移送制御器205は図2において後述する光記録媒体40に形成された第2情報記録面40bの所望の位置の上に光ピックアップヘッド装置201を移動させ、光ピックアップヘッド装置201は光記録媒体40の情報記録面に情報を記録再生する。
図2は、本発明に係る光記録媒体40と光ピックアップヘッド装置201の構成の一例を示している。光記録媒体40には4面の情報記録面が形成されており、図3に示すように、光記録媒体40の表面から近い側から情報記録面40a、40b、40c、40dである。光記録媒体40は、さらに、カバー層42、第1中間層43、第2中間層44、第3中間層45を有している。カバー層42(表面40zから第1情報記録面40aまでの基材)の厚みをt1、第1中間層43(第1情報記録面40aから第2情報記録面40bまでの基材)の厚みをt2、第2中間層44(第2情報記録面40bから第3情報記録面40cまでの基材)の厚みをt3、第3中間層45(第3情報記録面40cから第4情報記録面40dまでの基材)の厚みをt4とする。また、表面40zから第1情報記録面40aまでの距離をd1(≒t1)、表面40zから第2情報記録面40bまでの距離をd2(≒t1+t2)、表面40zから第3情報記録面40cまでの距離をd3(≒t1+t2+t3)、表面40zから第4情報記録面40dまでの距離をd4(≒t1+t2+t3+t4)とする。
ここで、第4情報記録面40dの記録または再生を行う場合について説明する。
光源1は、波長λが405nmの直線偏光の発散ビーム70を出射する。光源1から出射されたビーム70は、焦点距離f1が18mmのコリメートレンズ53で平行光に変換された後、偏光ビームスプリッタ52を透過し、4分の1波長板54を透過して円偏光に変換された後、焦点距離f2が2mmの対物レンズ56で収束ビームに変換され、光記録媒体40に形成されたカバー層4を透過し、第4情報記録面40d上に集光される。対物レンズ56の開口はアパーチャ55によって制限され、開口数NAを0.85としている。また、第4情報記録面40dで球面収差がほぼ0mλとなるようにステッピングモータ等で構成される球面収差補正手段93を用いてコリメートレンズ53を光軸方向に調整されている。
第4情報記録面40dで反射されたビーム70は、対物レンズ56、4分の1波長板54を透過して往路とは90度異なる直線偏光に変換された後、偏光ビームスプリッタ52で反射される。偏光ビームスプリッタ52で反射したビーム70は、ビーム分割素子である回折格子60で0次光のビーム70と1次光に分割され、焦点距離f3が30mmの集光レンズ59とシリンドリカルレンズ57とを経て、光検出器32に入射する。光検出器32に入射するビーム70は、シリンドリカルレンズ57を透過する際、非点収差が付与される。
ここで、情報記録面が4面ある場合の課題について説明する。一つ目の課題として、多面反射光による干渉を図4〜図7を用いて説明する。図4のように再生または記録のために集光された光束は、以下の複数のビームとして存在する。
・図4のように再生または記録面に集光するビーム70
・図5のように第3情報記録面40cで反射し、第2情報記録面40bで焦点を結び反射し、再び第3情報記録面40cで反射するビーム71
・図6のように第2情報記録面40bで反射し、表面で焦点を結び反射し、再び第2情報記録面40bで反射するビーム72(裏焦点光)
・図7のように情報記録面で焦点は結ばないが、情報記録面40c、40a、40bの順で反射したビーム73
ここで、t4=t3の場合ビーム70とビーム71は等しい光路長と光束径で光検出器32に入射する。同様にt4=t2の時、ビーム70とビーム72が、またt1+t2=t3+t4の時ビーム70とビーム73がそれぞれ等しい光路長と光束径で光検出器32に入射する。ビーム70に対して多面反射光であるビーム71〜72の光量は小さいが、等しい光路長と等しい光束径で光検出器32に入射するため干渉による影響は大きく、光検出器32で受光した光量は微少な層間厚みの変化で大きく変動を起こし、安定な信号を検出することが困難となる。
図8は、ビーム70とビーム71またはビーム72またはビーム73の光量比を100:1とし、かつカバー層42と第1中間層43の屈折率を1.57とした時の層間厚みの差に対するFS信号振幅を示している。横軸は層間厚みの差、縦軸はFS信号振幅でビーム70のみの反射光を光検出器32で受光したときのDC光量で規格化した値である。図8のように層間厚みの差が±1μm以下になるとFS信号が急激に変動することがわかる。
二つ目の課題として、情報記録面間の層間距離が小さすぎると、隣接する情報記録面からのクロストークの影響を受けるため所定値以上の層間距離が必要となる。そこで、層間厚みの検討を行い最小層間厚みを決定する。図9に各記録層の反射率がほぼ等しいディスクでの層間厚みとジッタとの関係を示す。図9の横軸は層間厚み、縦軸は25GB/層のランダム記録をしたときのジッタ値を示している。層間厚みが薄くなるに従ってジッタは劣化し、変曲点は約8μmとなっており、それ以下の層間厚みでは急激なジッタの劣化が起こる。
次に、図3を用いて、本発明にかかる実施例における光記録媒体40の構成について説明する。本実施例では、一つ目の課題を解決するために製作上の厚みバラツキを考慮した上で、以下の条件が確保できるように設定する。
条件1):カバー層42の厚みt1と各中間層43〜45の厚みt2〜t4との差を1μm以上確保
条件2):カバー層42の厚みt1と中間層43〜45の厚みの総和である(t2+t3+t4)との差を1μm以上確保
条件2)について詳細に説明する。カバー層42の厚みt1と中間層43〜45の厚みの総和(t2+t3+t4)が異なるということは、d1≠d4−d1であり、より正確にはd1<(d4−d1)であることと同じである。ここでは、d1が光記録媒体40の表面40zから一番近い第1情報記録面40aまでの距離を意味し、d4が表面40zから一番遠い第4番目の第4情報記録面40dまでの距離を意味している。d1≠(d4−d1)であるため、表面40zでの裏焦点問題が生じにくい。さらに、d1<(dm−d1)であるため、カバー層42が薄くなり、そのため中間層43〜45の厚みのばらつきの許容度が高くなる。さらに、dmin≧8μmであるため、隣接する記録面の反射光同士の干渉が生じにくい。この結果、サーボ信号および再生信号の品質が向上する。
条件3):カバー層42の厚みt1と第1中間層43の厚みt2および第2中間層44の厚みt3の和である(t2+t3)との差を1μm以上確保
条件4):カバー層42の厚みt1およびと第1中間層43の厚みt2の和(t1+t2)と第2中間層44の厚みt3と第3中間層45の厚みt4の和(t3+t4)との差を1μm以上確保
また、二つ目の課題を解決するために
条件5):最小層間厚みdminを8μm以上に、より好ましくは10μm以上に設定する。
条件5)は一般的にディスクの作成上各記録層の反射率の差は1.5倍の程度は起こりえるためである。例えば、再生または記録層の反射率に対し、他層の反射率が1.5倍の場合、干渉による再生層への影響は√1.5倍となるため、層間厚みに対するジッターは図9の破線のようになる。すなわち、最小層間厚みdminを8μmから10μm以上に設定することで、他層の迷光の受光部での光量密度は反射率1.5×(8/10)2=0.96となり他層の反射効率の増加分を相殺することができる。また、最小層間厚みdminは、図9のように反射率が等しい場合のジッター劣化の変曲点厚み8μm以上となっている。
また、本実施例では、表面40zから一番遠い第4情報記録面40dは表面から概ね100μmとすることで、現在市販されている光ディスクの中で最も大容量であるBD(Blu-rayDisc)と互換性を持たせると共にチルトマージン等のシステムマージンも充分に確保できるという利点を持たせる。
カバー層42及び中間層43〜45の作成バラツキを±eμmとすると、上記条件を満たす各層間厚みt2〜t4の中心値は10+e(μm)、10+3e+1(μm)、10+5e+2(μm)の組合せとなる。図10は上記条件を満足するカバー層厚みt1と各中間層43〜45の作成時の最大許容バラツキe(μm)との関係を示した図である。まず、図の斜線部の領域は、上記条件2)の観点からカバー層の厚みt1は49.5〜51.5(μm)の範囲は裏焦点が発生するためこの領域は除外する。また、カバー層42が49.5μm以下の場合、本実施例では表面40zから一番遠い第4情報記録面40dまでの距離が100μmであるので、
100=t1+t2+t3+t4
=t1+10+e+10+3e+1+10+5e+2・・・(1)
となるが、カバー層42が49.5μm以下の場合は、バラツキeμmを考慮し、最大厚みで49.5μm以下に設定が必要なため、
100=(t1−e)+10+e+10+3e+1+10+5e+2
e=(67−d1)/8
となる。また、カバー層42が50.5μm以上の場合は、反対に最小厚みで50.5μm以上に設定が必要なため、
100=(t1+e)+10+e+10+3e+1+10+5e+2
e=(67−t1)/10
となる。したがって、図10の実線のように層間厚みバラツキeの値は不使用領域の前後で不連続になり、層間厚みが49.5μm以下の方が層間厚みバラツキeを大きく取れる。
すなわち、
d1≦(100−d1)−1(μm)
の場合に層間厚みバラツキの許容度が増える。
これは、ディスクの製作時のバラツキの許容範囲をより多く取れるということになるので、安価なディスクを実現することができる。
本実施例の場合、カバー層厚みを50μm以上にしようとすると、各層間の厚みバラツキは最大でも1.6μm以下となり、非常に高い作成精度が必要となりコストアップの要因となる。
また、カバー層厚みt1は上記の観点では薄ければ薄い方が各層間の厚みバラツキの許容度は増えるが、薄すぎると表面のキズやホコリの影響により、信号品質に大きな影響を与える。
図11はカバー層の厚みを100μmから30μmまで変化させたディスクと、それら媒体のカバー層表面に欠陥を付着させた時のエラーレートを評価した結果である。なお、記録した信号は、1−7PP変調方式によって変調された、基準クロック周波数66MHzで、最短マーク長149nmのランダムパターンの信号であり、記録再生線速は4.9m/sに設定した。また、カバー層表面に付着させた欠陥は一般家庭環境の埃付着の条件に近い、直径が20μm以下の埃をカバー層表面における埃の面積占有率(ここでは埃面積率と呼ぶことにする)が約1%程付着させた。
このサンプルを用いエラーレート(SER:Symbol Error Rate)の評価を行った。SERの合否の指標としては4.2x10-3以下のエラーレートであれば問題ないものとした。このエラーレート値は100万枚に1枚情報を読み出せない可能性があるレベルで、このエラーレート値以下であれば光情報記録媒体の記録再生特性として問題ないといえる。また、信号を記録する際、記録再生信号品質が最適となる記録条件の他、実際に起こりうる記録ストレス状態、あるいは再生ストレス状態においても同様のSER評価を行い、合否を判定した。ここで用いた記録ストレス状態とは、記録再生光のデフォーカス量や、起こりうるディスクの反り(チルト)の影響、起こりうる球面収差量、また記録パワーの設定誤差、記録パワーを最適化する記録パワー学習誤差、および温度変化による記録パワー誤差などを見積もって、記録ストレス状態として、最適記録パワーからこれらの誤差をパワー換算し約10%パワーを低く設定した。また、再生ストレス状態としては、読み出す光学ヘッドの製作ばらつきや、デフォーカス量、ディスクの反りによるトラックずれ量などをパワー換算で見積もって、通常の再生パワーに対して約30%パワーを低く設定した。
図11のようにカバー層を100μmから30μmまで変化させた光情報記録媒体において、カバー層表面に埃が付着していないサンプルに最適な記録条件で記録し、通常の再生パワーで再生したもののSERを基準として、カバー層表面に図11のような埃を付着させたサンプルに対して、最適な記録条件で記録した場合のSER値と、記録ストレス状態で記録を行った場合のSER値と、さらに記録ストレス状態で記録した信号を再生ストレス状態で再生した場合のSER値をそれぞれ評価し示した。この結果より埃付着状態、記録ストレス状態、再生ストレス状態においてもSER値として4.2x10-3を超えないことから、カバー層の厚みとしては38μm以上の厚みであれば問題ないといえる。
Figure 0004994178
Figure 0004994178
次に、表1は、本発明との比較対象である比較例の具体的な構成である。最小層間厚みdminを10μm以上、カバー層及び中間層の作成バラツキを±2μm、各中間層の厚み差を1μmで設定した場合のカバー層および中間層の厚みの組み合わせを示している。表1の構成5、6,7はカバー層厚みが38μm以下となる場合があり(網掛け部分)、不適である。また、構成1〜4では上記条件1)〜4)を満たさない箇所がある(網掛け部分)。
そこで、構成2のカバー層の厚みt1と第3中間層の厚みt4を変更し、表2の構成8に変更する。表2の構成は本発明の一実施例の具体的な構成である。すなわち、t1を43〜47μm、t2を16〜20μm、t3を11〜15μm、t4を22〜26μmに変更することにより、上記課題を回避することが可能となる。
以上、これらの組み合わせで作成された4面の情報記録面を持つ光記録媒体により、本来読み出すべき特定の層の信号面からの反射光に対する影響の少ないため、安定したサーボ信号および再生信号が得られる大容量光記録媒体を提供することができる。
尚、上記組み合わせは一例であり上記範囲に近い構成なら同様の効果は得られる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、本発明にかかる光情報装置は、記録と再生の両方を行うことができる装置、記録のみをおこうなうことができる装置、または再生のみを行うことができる装置であっても良い。
本発明にかかる多層光ディスクは、任意の層の再生時に他の層で反射光の影響を最小限に抑えることにより、光学ヘッドでのサーボ信号および再生信号への影響を低減できる。
これにより、品質の良い再生信号が得られる大容量でかつ、既存ディスクとの互換性を確保しやすい光ディスクが提供できる。
本発明における光情報装置の構成を示す図。 本発明における光記録媒体と光ピックアップの構成の概略を示す図。 本発明にかかる光記録媒体の層構成を示す図。 本発明が解決する課題を説明するための図であり、記録再生を行う情報記録面の反射光を示す図。 本発明が解決する課題を説明するための図であり、記録再生を行う情報記録面以外の反射光を示す図。 本発明が解決する課題を説明するための図であり、記録再生を行う情報記録面以外の反射光を示す図。 本発明が解決する課題を説明するための図であり、記録再生を行う情報記録面以外の反射光を示す図。 光記録媒体の、FS信号振幅と2つの層間距離の厚み差の関係図。 光記録媒体の基材厚差とジッタの関係を示す図。 光記録媒体のカバー層厚みと最大許容層間ばらつきの関係を示す図。 光記録媒体のカバー層厚とエラーレートの関係を示す図。 従来の光情報装置を構成する光記録媒体と光ピックアップヘッド装置の構成を示す図。 従来の光情報装置を構成する他の光記録媒体と光ピックアップヘッド装置の構成を示す図。 従来のディスク構造の一つについて反射光の経路を示す断面図。 従来の別のディスク構造について反射光の経路を示す断面図。
符号の説明
1 光源
32 光検出器
40 光記録媒体
40a〜40d 情報記録面
42 カバー層
43 第1中間層
44 第2中間層
45 第3中間層
52 偏光ビームスプリッタ
53 コリメートレンズ
54 4分の1波長板
55 アパーチャ
56 対物レンズ
57 シリンドリカルレンズ
59 検出レンズ
70〜73 ビーム
91,92 アクチュエータ
93 球面収差補正手段

Claims (9)

  1. 3面以上の情報記録面を有した光記録媒体であって、前記光記録媒体の表面から一番近い情報記録面までの距離をd1、一番遠い第m番目の情報記録面までの距離をdm、前記情報記録面間の最小層間厚みをdminとしたとき、
    d1<(dm−d1)、かつ、38μm≦d1≦49.5μm、かつ、隣接する面間距離の差が1μm以上であり、かつ、dmin≧8μmを満たし、
    波長が405nm、対物レンズの開口数が0.85の光ヘッドを用いて記録または再生されることを特徴とする光記録媒体。
  2. dmin≧10μmである、請求項1に記載の光記録媒体。
  3. d1は(dm−d1)より1μm以上小さい、請求項1または2に記載の光記録媒体。
  4. d1≦47μmである、請求項1〜3のいずれかに記載の光記録媒体。
  5. 前記表面から第3番目以上のいずれかの情報記録面までの距離が100μmである、請
    求項1〜4のいずれかに記載の光記録媒体。
  6. 前記情報記録面が4面である、請求項5に記載の光記録媒体。
  7. 前記表面から第4番目の情報記録面までの距離が100μmである、請求項6に記載の光記録媒体。
  8. 4面の情報記録面を有する光記録媒体であって、
    前記光記録媒体の表面に近い側から第1情報記録面〜第4情報記録面とし、
    前記表面から前記第1情報記録面までの距離が47μm以下であり、
    前記第1情報記録面から前記第4情報記録面までの各情報記録面間の中間層厚みが、11〜15μmと、16〜21μmと、22μm以上との組み合わせからなり、
    前記表面から前記第4情報記録面までの距離が100μmである
    ことを特徴とする光記録媒体。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の光記録媒体の情報記録または再生方法であって、
    前記光記録媒体のカバー層の厚みによって発生する収差を補正する収差補正手段を有する光ヘッドを用いて、情報の記録および再生の少なくとも一方を行う、情報記録または再生方法。

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