JP4992697B2 - 液晶プロジェクタ - Google Patents

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Description

本発明は液晶パネル及び偏光板の構成に係り、特に温度上昇を抑えるための技術に関する。
従来、液晶パネルや偏光板の冷却技術としては、冷却ファンで冷却風を導く技術や、熱伝導率の高い材料を用いる技術等が提案されている。
図7は、冷却ファンで冷却風を導く方式の従来の液晶プロジェクタの構成例を示す。1aは透光面11aを有するB光(青光)用の液晶パネル、1bは透光面11bを有するG光(緑光)用の液晶パネル、1cは透光面11cを有すR光(赤光)用の液晶パネル、2a、2b、2cはそれぞれの液晶パネルの光入射側に設けた入射側偏光板、3a、3b、3cはそれぞれの液晶パネルの光出射側に設けた出射側偏光板、4は色合成用のダイクロイックプリズム、5は投射レンズ、6は、液晶パネルや偏光板の冷却を主目的とする冷却用ファン、7は光源のランプ、33a、33b、33cは各液晶パネルの固定用金具である。かかる構成において、ランプ7の光が分光されたB光、G光、R光が、各対応する入射側偏光板、液晶パネル、出射側偏光板を通って(透過して)、ダイクロイックプリズム4で画像光として色合成され、投射レンズ5からスクリーン等に拡大投射される。各液晶パネルや偏光板では、光が透過(透光)する時、それぞれの透光面において透光損失となった光が熱に変る。各透光面には耐熱温度の異なる有機材料等が使われているため、その性能確保のためには温度を所定値以下に抑える必要がある。冷却用ファン6は、各透光面に沿い冷却風を送風し冷却を行い、液晶パネルや偏光板の温度上昇を抑えるようにしている。冷却用ファンを用いる技術の記載例としては、特開平11−160793号公報などがある。図8は、同公報記載の冷却構成の例を示す図であって、液晶プロジェクタの小型化と薄型化のために、シロッコファン100からの冷却用空気90を、通風路80を通して液晶パネルや偏光板のある部分70、70'に図の下方から導き、冷却効率を改善できるようにしている。
また、熱伝導率の高い材料を用いる従来技術例としては、特開2000−284700号公報記載のものがある。本公報記載技術では、液晶パネルの小型化の中で冷却効果を向上させるために、液晶パネルの入射側及び出射側の防塵ガラスとして、光学ガラス板(ソーダガラス、石英ガラス、等)よりも、熱伝導率が数十倍高い単結晶サファイア板を面接着している。
図9〜図11は、従来の0.9インチ型の透過型の液晶パネルの構成例を示し、図9は入射側正面図、図10は出射側正面図、図11は平面図である。
図9〜図11において、上記図7と同じ部分には同一符号を付した。液晶パネル1は、TFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)駆動用フレキシブル配線基板22付きTFT基板23と対向基板24それぞれの透明画素電極、配向膜側の面の周辺を張り合わせ、その中に液晶(いずれも図示せず)を封入してある。TFT基板23と対向基板24の外面には板厚t≒1mmの防塵ガラス21を設け、さらにその外側に樹脂製の外枠26を設けてある。防塵ガラス21は、入射面25側の防塵ガラス21aと出射面27側の防塵ガラス21bの2枚を設ける。液晶パネル1の寸法は、透光面11aにおける表示エリア(b0×h0)として、幅b0≒19mm、高さh0≒14mmで、b0>h0の横長の形状を有している。入射面25側の防塵ガラス21aは、上記表示エリアよりも大き目
の寸法を有し、受光部の幅(受光幅)b’≒20mm、受光部の高さ(受光高さ)h’≒15mmで、透光面11aにおける上記表示エリアと同よう、b’>h’の横長の形状を有している。また、外枠26は外形幅B’≒28mm、外形高さH’≒30mmである。出射面27側の防塵ガラス21bは、上記入射面25側の防塵ガラス21aと略同じ受光部寸法(b’×h’)を有し、その外周部29に金属製の保持枠28を重ね、上記外枠26に組付けられている。外枠26と、該外枠26内に設けた防塵ガラス21a、21bとの間の外周部分30には、不透明のシール材等を接着して設け、該防塵ガラス21a、21bの外周部分30より内部に湿気等が侵入するのを防止するようにしている。防塵ガラス21a、21bは、液晶パネル1に塵埃が付着しても、投写画像の画質劣化を防ぐため
のものである。しかし、一面、該防塵ガラス21a、21bは、液晶パネル1の冷却の点からみると保温作用があり、冷却効果の阻害要因となる場合がある。このため、従来は、防塵ガラス21a、21bとして熱伝導率の良い材質の光学ガラスを選択し、表示エリア(b0×h0)内での発熱部の平面方向の温度むら、厚さ方向(光軸方向)の温度勾配、表示エリア(b0×h0)平面内での温度勾配、等が小さくなるようにしている。また、防塵ガラス21a、21bの裏側、対向基板24、またはTFT基板23の内面もしくは外面には、表示エリア(b0×h0)領域外にアルミニウムなどの蒸着や黒色などの着色層を印刷した遮光膜31が設けられている。該遮光膜31は、防塵ガラス21a、21bの受光面(b’×h’)と液晶パネルの表示エリア(b0×h0)間のスペースにおける、対向基板24とTFT基板23に加える電気負荷と駆動回路上の絶縁膜への光負荷と熱負荷、等の相乗作用による電気駆動回路の誤動作や、漏れ光や迷光による投射画質の劣化などを防止している。また、外枠26の表面のも黒色無光沢となる樹脂を設けたり、保持枠28の表面にも着色無光沢処理を施したりして、漏れ光や迷光を遮光している。
液晶プロジェクタ内における液晶パネル1の組付けは、光学的な結像面の位置出しのため出射光34側に金属製のスペーサ32を介して、板金製などの金具33に数本のねじ(図示せず)で取り付けた構成とされている。金具33とダイクロイックプリズム4との間の空間は暗室(図示せず)となっている。図12は、従来の金属製のスペーサ32の正面図である。図12において、図9、図10、図11と同一部分の寸法には同一の寸法符号を付した。該スペーサ32及び該金具33は、開口幅b1’、開口高さh1’で、(b1’>h1’の横長の開口部を有する。該開口部の形状は、上記防塵ガラス21a、21bの受光面(b’×h’)の形状に略相似で、出射光34を妨げないように、開口面積を該受光面の面積b’×h’よりも広くしてある。
図13は、従来の0.9インチ透過型の液晶パネルと組合わせて用いる従来の偏光板の構成例を示す。本例は、液晶パネルの入射側に配する偏光板(入射側偏光板)の例である。
図13において、入射側偏光板2は、光学ガラス板35の偏光光の透過領域10に、偏光膜13、位相差板、トリミングコートフィルタ等を積層したり、貼り付けたりして成る。入射側偏光板2は、所要透光幅b3’≒20mm、所要透光高さh3’≒15mmで、b3’>h3’の横長形状となっている。該偏光板を構成する光学ガラス板35は、外形寸法として、幅b2’≒24mm、高さh2’≒19mm、板厚t≒1mmであり、b2’>h2’の横長形状とされ、かつ、上記所要透光面(b3’×h3’)に略相似となるようにされている。
上記入射側偏光板2は、上記液晶パネルに対し、上記防塵ガラス21aとの間に隙間(空間)を設けて配置され、該隙間と入射側偏光板2の入射側の空間とに冷却用空気を通すことで、偏光板の両表面の冷却が行われる。
液晶パネル及び偏光板を用いて画像表示を行う液晶プロジェクタ等画像表示装置では、今後ますます、小型化、画像の高精細化及び明るさ増大の方向にある。小型化のためには、液晶パネルや偏光板も小型化を余儀なくされ、明るさ増大のためには、光源光量の増大などによる、液晶パネル及び偏光板への照射光量の増大が必要となる。また、画像の高精細化のためには画素数の増大が必要で、該画素数増大は、上記表示エリアにおける開口率を減少させるため、画像の明るさが低下する。小型化の中で高精細化を行う場合は、この度合いが大きい。このため、明るさ増大のためには、さらに、液晶パネル及び偏光板への照射光量の増大が必要となる。照射光量の増大は、液晶パネルや偏光板の温度上昇を増大させる。また、液晶パネルや偏光板の小型化は、冷却面積や放熱面積の減少化につながり、冷却効率を低下させる。また、一方、装置を小型化した中で、例えば、冷却ファンの風量を増大させるために、ファンの回転数等を増大させると消費電力や騒音の増加を伴う。
従って、上記従来の冷却ファンによる冷却だけでは、今後の液晶パネルや偏光板の温度上昇を所定範囲内に抑えられないおそれがあるし、単結晶サファイア板等熱伝導率の高い材料で熱伝達率を上げても表面からの空気への熱伝達効果は少なく、コスト高にもなる。
上記従来の液晶パネル構造、偏光板構造に関しては、(1)樹脂製の外枠26上の保持枠28からスペーサ32を介しての金具33側への熱伝導が不十分である。しかし、防塵ガラスの保護と遮光の点から、保持枠28の除去は不可能である、(2)防塵ガラス21a、21Bにおいて、受光面部以外の面積が狭いため、該防塵ガラス自体における放熱効果が小さい、(3)防塵ガラス21a、21Bの片面の遮光膜31による漏れ光や迷光の遮光だけでは、画質劣化や温度上昇の対策として不十分、(4)入射側偏光板の温度が高い場合、該偏光板からの放射熱により、液晶パネルが過度の温度上昇状態となることがある、等が懸念される。
本発明の課題点は、上記従来技術の状況に鑑み、装置の小型化や高精細化等に伴い、液晶パネルの有効画素領域や偏光板の偏光光透過領域が小型化や高密度化された場合でも、また、照射光量が増大された場合でも、装置の消費電力や騒音の増大を伴うことなく、該液晶パネルや偏光板の温度上昇や、装置全体の温度上昇を所定範囲内に抑えることができるようにすること、である。
本発明の目的は、かかる課題点を解決できる技術の提供にある。
前記課題点を解決するために、本発明では、基本的には、液晶パネルの防塵ガラスの形状を、TFT(薄膜トランジスタ)基板の有効画素領域の短辺側を長辺とした長方形状にして該防塵ガラス表面積を増大させ、放熱または冷却の性能を向上させる。また、偏光板についても、液晶パネルの有効画素領域の短辺側を長辺とした長方形状にして表面積を増大させて、放熱または冷却の性能を向上させる。さらに、液晶パネルの第2の防塵ガラスを、光入射面側の有効画素相当領域外の部分に光反射膜を設け、光出射面側の有効画素相当領域外の部分に熱放射膜を設けた構成としたり、第1の防塵ガラスを、光入射面側の有効画素相当領域外の部分に熱放射膜を設け、光出射面側の有効画素相当領域外の部分に光反射膜を設けた構成としたりする。また、偏光板では、光源側または液晶パネル側からの不要な入射光や、迷光の反射や吸収と、表面温度相当の熱線を反射または放射するために、光入射面側または光出射面側の偏光光照射領域外の領域に、光反射膜や、熱放射膜を設ける。具体的には、
(1)液晶パネルの光入射側及び光出射側、又は、液晶パネルの光入射側又は光出射側に偏光板を設ける液晶プロジェクタとして、前記液晶パネルの有効画素領域の長辺側を短辺、該有効画素領域の短辺側を長辺とする長方形状である偏光板を備えて成り、
前記偏光板の長辺を冷却用空気の流れ方向に沿わせる構成とする。
(2)前記(1)において、前記偏光板の長辺の長さは、前記液晶パネルの有効画素領域の短辺の長さの略2倍以上である構成とする。
(3)前記(1),(2)において、前記偏光板は、前記液晶パネルの有効画素領域の長辺側を短辺、該有効画素領域の短辺側を長辺とする長方形状であるガラス板と、前記ガラス板上に設けられた偏光膜と、を備えて成る構成とする。
(4)前記(3)において、前記偏光膜は、前記ガラス板の短辺側を長辺、前記ガラス板の長辺側を短辺とする長方形状の偏光光透過領域を形成している構成とする。
(5)前記(4)において、前記ガラス板の一方の面の偏光光透過領域外の部分に、光反射膜と熱放射膜とを積層状に設け、他方の面の偏光光透過領域外の部分に、熱放射膜を設けた構成とする。
本発明によれば、装置の小型化や高精細化等に伴い、液晶パネルの有効画素領域や偏光板の偏光光透過領域が小型化や高密度化された場合でも、また、照射光量が増大された場合でも、装置の消費電力や騒音の増大を伴うことなく、該液晶パネルや偏光板の温度上昇や、装置全体の温度上昇を所定範囲内に抑えることができる。
以下、本発明の実施例につき、図面を用いて説明する。
図1〜図4は本発明の第1の実施例としての透過型液晶パネルの構成例を示し、図1は入射側正面図、図2は側断面図、図3は平断面図、図4は出射側正面図である。上記図7〜図9に示した従来技術の構成と同じ部分には該従来技術の場合と同じ符号を付し、その説明を省略する。
図1〜図4において、40は、入射面25側の透光面11aに横長形状の表示エリア(b0×h0)を有する液晶パネル、41aは入射面25側の防塵ガラス、41bは出射面27側の防塵ガラス、42は液晶パネル40の外枠、Gは表示エリア(b0×h0)の中心、Bは外枠42の幅、Hは外枠42の高さ、bは防塵ガラス41a、41bの露出部の幅、hは防塵ガラス41a、41bの露出部の高さ、Bmaxは金具56の幅、Hmaxは金具56の高さである。防塵ガラス41aは、h≧bの縦長形状の露出部を有している。防塵ガラス41a、41bの最外周辺43a、43bと外枠42を、不透明のシール材44、等で接着しシールしている。防塵ガラス41bの外形寸法は、液晶パネルの外枠42の外形寸法(B×H)以下とし、外枠42の表面45上には、防塵ガラス41bと、外形寸法≒B×Hで、開口寸法≒b×hの表面板46を重ねる。外枠42の表面45と表面板46の間で、防塵ガラス41bの外周47に不透明の柔軟シート48またはシール材49を設ける。2枚の防塵ガラス41a、41bで挟んだTFT基板23と対向基板24の図2で示した上下の空間部50に熱伝導性の良い、例えば金属ペーストのような熱伝導材51を封入する。液晶パネル40の出射光34側で露出幅bに対して露出高さhを縦長(h≧b)にして大形化した防塵ガラス41bでの出射面27では、表示エリア(b0×h0)領域外に、印刷やコーティング等により黒色で無光沢など光吸収性の良い着色層の熱放射膜52bを設け、その裏面53bでは表示エリア(b0×h0)領域外に、アルミニウムなどを蒸着した光反射膜54bを形成する。同様に、大形化した防塵ガラス41aの入射面25での表示エリア(b0×h0)領域外に着色層の熱放射膜52aを設け、その裏面53aでは表示エリア(b0×h0)領域外に光反射膜54aを設ける。液晶パネル40は、スペーサ55を介して金具56にねじ等により組込まれる。液晶パネル40は、映像信号に基づく駆動信号を、駆動回路からTFT基板23の画素部のTFT回路部に入力することで駆動する。
図5は、スペーサ55の正面図を示す。スペーサ55の外形寸法はB×Hで、スペーサ55と金具56との組品61の開口寸法(b1×h1)は少なくとも縦長(h1≧b1)で、図2、図3、図4に示した液晶パネルの表面板46の開口寸法(b×h)より大きく、液晶パネルからの出射光34を塞がないような寸法にしている。
図6は、本発明の第2の実施例としての入射側偏光板57の正面図を示す。該入射側偏光板57の光学ガラス板58の外形寸法(b2×h2)は、少なくとも縦長寸法(h2≧b2)となっている。偏光光の透過領域10の、所要透光面(b3×h3)領域の外側に光反射膜59と熱放射膜60を設け、その上面または下面の偏光光透過領域に偏光膜13を設けている。
以下、上記実施例構成における放熱動作につき説明する。
上記実施例構成における放熱経路としては、防塵ガラス中の熱伝導に基づき該防塵ガラスの外周面から表面板46を通り金具56側に熱伝導して行く第1の経路と、防塵ガラスの表面から該表面に接して流れる冷却用空気に熱伝達して行く第2の経路とがある。本発明は、該第2の経路による放熱量を増大させようとするものである。放熱実験の結果でも、第2の経路による放熱効果が全体の約85%と高いことが確認された。
一般に、光源光の受光面の発熱量Q(W)の入射側偏光板2、57や液晶パネル1、40等の、パネル表面の最大温度上昇値θmaxは、放熱表面積S(m2)、平均熱伝達係数hm(W/m2゜C)とすると、θmax=Q/(S×hm)(゜C)で表わされる。発熱量Q(W)は光量P(W)に略比例する。また、一般に、風速V(m/s)で、面に平行な気流を受ける長さL(m)の等温平板表面の平均熱伝達係数hmは、hm∝(V/L)1/2であるとされる(熱設計完全入門(国峰著))。従って、かかる関係式からも明らかなように、最大温度上昇値θmaxを低く抑えるには、放熱表面積Sを広くし、かつ、風速Vを増大させるのが、上記第2の経路による放熱作用を高めるのに効果的である。本発明では、防塵ガラスや該偏光板を縦長寸法の形状とすることで、冷却用空気に接する防塵ガラスや偏光板の放熱表面積Sを広くして冷却効果を高める。例えば、液晶パネルの光入射側もしくは光出射側の防塵ガラス、または液晶パネルの光入射側もしくは光出射側の偏光板はそれぞれ、露出部の長辺の長さを、液晶パネルの有効画素領域の短辺の長さの略2倍以上とすることで、液晶パネル受光面の最大温度上昇を従来の80%程度以下にすることができる。さらに、防塵ガラスの板厚tの増大、受光面積S0=(b’×h’)領域外の防塵ガラスにフィン(ひれ)を設ける構成、防塵ガラスをサファイア材のように熱伝導率の高い材質とする構成、防塵ガラス間に挟まれるTFT基板23、対向基板24の上下の空間部に、金属ペーストのような熱伝導材を封入する構成、TFT基板23や対向基板24も、縦長の形状とし、縦方向寸法を、例えば、TFT基板の有効画素領域の短辺の長さの略2倍以上として、上記防塵ガラスや偏光板の放熱表面積の増大化構成と組合わせるようにしてもよい。
対向基板24、TFT基板23の表示エリア(b0×h0)の中心位置Gは、防塵ガラス41を縦長(h≧b)にしたことで、液晶プロジェクタ光学系の光軸位置に合わせて、防塵ガラスの露出表面積(b×h)内の任意の位置に選択できる。
また、不透明の柔軟シート48やシール材49を防塵ガラス41bの外周に設ける構成とした場合は、防塵ガラス41bの外周47への外光の侵入を防ぎ、投写画質の劣化を防止できる。
また、図1、図2、及び図3に示した金具56、または図5に示した金属製のスペーサ55において、その開口寸法を、縦長(h1≧b1)にし、防塵ガラスの露出面積(b×h)より大きくする(b1×h1とする)ことで、大形化した防塵ガラスの全露出面(b×h)に直接冷却風を行き渡らせ、防塵ガラスの放熱効果を向上させることができる。
また、図2、図3に示したように、柔軟シート48、またはシール材49が、防塵ガラスの外周47と外周面43b’を弾性支持する構成では、防塵ガラス41bの外周47での欠けや割れの防止と、外部衝撃による液晶パネル40の光軸ずれの防止を可能とする。
不透明の柔軟シート48、またはシール材49で弾性支持し、防塵ガラス41bの外周面43b’、表面板46の外周面46’とスペーサ55との接触性を改善したことで、防塵ガラス41bの外周面43b’より表面板46を介して金具56側へ安定した熱伝導ができる。
次に、本発明における熱放射構成につき説明する。
一般に、表面温度θ1(K)、放射率ε1の第1の平板と、表面温度θ2(K)、放射率ε2の第2の平板とが対向面積A(m2)で正対状態にあるとき、両平板相互間の熱放射量Q(W)は、Q∝ε1×ε2×A×(θ14−θ24)で示される。
θ1>θ2とするとき、熱放射量Qは、結果として、第1の平板側から第2の平板側に電磁波として熱伝達される。伝達される熱放射量は、両平板の温度差が大きく、対向面積Aが広いほど多い。液晶プロジェクタにおいて、従来の1.3インチの液晶パネルの場合で概算すると、高温側である入射側偏光板での透光損失の約3%が熱放射されて、低温側である液晶パネルに伝達され、該液晶パネルでは、この偏光板からの熱放射量で自身の透光損失による発熱量の約5%の熱放射量が加算される。出射偏光板側の影響も加えると熱放射による液晶パネルの温度上昇は約10%が加算される。熱放射による液晶パネルの温度上昇を減らすには、自身の温度を冷却等で低減することと、偏光板との温度差をなくす、または小さくすることが必要である。偏光板についても、液晶パネルへの熱放射を減らすため及び自身の変質防止のために、自身の温度を冷却等により低減することが求められる。本発明では、上記のように液晶パネルの防塵ガラスの場合と同様、縦長とし、放熱面積の増大でこれに対応する。また、領域外のガラス板にフィン(ひれ)を設ける等して透光面の温度上昇を極力抑える。
また、液晶パネルの表示エリア(有効画素領域)の外側の領域における反射光、迷光、熱線、等が、表示エリア側に対し、温度上昇要因や画質劣化要因として影響しないようにするために、液晶パネルや偏光板の該外側領域部内で反射処理と熱放射処理する。このために、(1)液晶パネルの光出射側の防塵ガラスは、上記放熱面積を増大させた構成において、光入射面側の有効画素相当領域(表示エリア領域)を除く領域、すなわち有効画素相当領域(表示エリア領域)外の部分に光反射膜を設け、光出射面側の有効画素相当領域を除く領域、すなわち有効画素相当領域(表示エリア領域)外の部分に熱放射膜を設けた構成とする。(2)液晶パネルの光入射側の防塵ガラスは、光入射面側の有効画素相当領域(表示エリア領域)を除く領域、すなわち有効画素相当領域(表示エリア領域)外の部分に熱放射膜を設け、光出射面側の有効画素相当領域を除く領域、すなわち有効画素相当領域(表示エリア領域)外の部分に光反射膜を設けた構成とする。(3)液晶パネルの光入射側に配する偏光板において、液晶パネルの表示エリア領域外の余分の光を受光して液晶パネルが温度上昇するのを防止するため、光出射面側の必要最小とした偏光光透過領域を除く領域、すなわち該偏光光透過領域外の部分に光反射膜と熱放射膜とを積層し、その上面または下面の偏光光透過領域に偏光膜を設けた構成とする。(4)なお、光入射面の偏光光透過領域を除く領域に、光源ランプ側に熱放射させる熱放射膜を設けてもよい。(5)液晶パネルの光出射側に、ダイクロイックプリズムと分離して配する偏光板(出射側偏光板)において、光入射面側の偏光光透過領域を除く領域、すなわち該偏光光透過領域外の部分に光反射膜と、熱放射膜とを積層状に設け、光出射面側の偏光光透過領域を除く領域、すなわち該偏光光透過領域外の部分に熱放射膜を設け、その上面または下面の偏光光透過領域に偏光膜を設けた構成とする。(6)液晶パネルの光出射側に配する偏光板において、光入射面側の偏光光透過領域を除く領域、すなわち該偏光光透過領域外の部分に熱放射膜を設け、その上面または下面の偏光光透過領域に偏光膜を設け、光出射面側の偏光光透過領域を除く領域、すなわち該偏光光透過領域外の部分に、光反射膜と熱放射膜とを積層状に設けた構成とする。上記(3)、(4)、(5)及び(6)は、偏光板における放熱面積を増大した構成と組合わせてもよい。上記光反射膜は、例えば、アルミニウムの蒸着等で形成する。熱放射膜は黒色で無光沢など光吸収性の良い着色層から成る。偏光膜は、光入射側に設けても、または、光出射側に設けてもよい。
上記実施例によれば、防塵ガラス、TFT基板または対向基板の放熱性能や冷却性能を改善でき、これによって、液晶パネルの温度上昇を抑えることができる。また、偏光板についても、放熱性能、冷却性能を向上させて、温度上昇を抑えることができる。従って、液晶パネルの有効画素領域の小型化や高密度画素化、偏光板の偏光光透過領域の小型化等に対応できる。防塵ガラスの外周部への外光の侵入も防止でき画質劣化も抑えられる。防塵ガラスの外周部での欠けや割れ、及び外部衝撃による液晶パネルの光軸ずれ等も防止できる。液晶パネルの表示エリアの外側領域における反射光、迷光、熱線、等が、表示エリア側に対し、温度上昇要因や画質劣化要因として影響するのも防止できる。冷却ファンの高速化や消費電力の増大等も防止できる。また、液晶パネルや偏光板を主体とする部品寿命の改善も図れる。
なお、上記実施例に記載してある発明としては、他に、(1)入射側防塵ガラス(第1の防塵ガラス)と出射側防塵ガラス(第2の防塵ガラス)を縦長(薄膜トランジスタ基板の有効画素領域の短辺側を長辺とする形状)の長方形状にして、該両防塵ガラス間にあって薄膜トランジスタ基板及び対向基板の上下端面側の空間領域に、熱伝導材を設けた液晶パネル、(2)上記両防塵ガラスそれぞれを、その露出部の長辺側の長さを液晶パネルの有効画素領域の短辺側の長さの略2倍以上とした液晶パネル、(3)薄膜トランジスタ基板及び対向基板の有効画素領域の中心位置が、両防塵ガラスの上記露出部の長辺に沿う中心線上で選択されるようにした液晶パネル、(4)上記出射側防塵ガラスの端面部に外光遮断用の手段を設けた液晶パネル、(5)上記(4)におて、上記外光遮断用の手段により該出射側防塵ガラスを弾性的に支持した液晶パネル、(6)上記(5)において、上記外光遮断用の手段を、上記出射側防塵ガラスの板厚より厚い部材で構成した液晶パネル、(7)縦長寸法の長方形状にして、長辺側の長さを、液晶パネルの有効画素領域の短辺の長さの略2倍以上とした偏光板、(8)縦長寸法の長方形状にして、一方の面側の偏光光透過領域外に、熱放射膜を設けた偏光板、(9)縦長寸法の長方形状にして、一方の面側の偏光光透過領域外に光反射膜と、熱放射膜とを積層状に設け、他方の面側の偏光光透過領域外に熱放射膜を設けた偏光板、(10)縦長寸法とした偏光板の偏光光透過領域外の上下にフィン(ひれ)を設けた構成、(11)縦長寸法とした液晶パネルの防塵ガラスの有効画素領域外の上下にフィン(ひれ)を設けた構成、等がある。
本発明の第1の実施例としての液晶パネルの構成例を示す図である。 図1の液晶パネルの側断面図である。 図1の液晶パネルの平断面図である。 図1の液晶パネルの出射側正面図である。 本発明の実施例に用いるスペーサの正面図である。 本発明の第2の実施例としての偏光板の構成例を示す図である。 従来の液晶プロジェクタの構成例を示す図である。 従来の冷却構成の例を示す図である。 従来の液晶パネルの入射側正面図である。 従来の液晶パネルの出射側正面図である。 従来の液晶パネルの平面図である。 従来のスペーサの正面図である。 従来の偏光板の正面図である。
符号の説明
1、40…液晶パネル、 2、57…入射側偏光板、 3…出射側偏光板、 5…投射レンズ、 7…ランプ、 10…透過領域、 11a、11b、11c…透光面、 13…偏光膜、 22…フレキシブル配線基板、 23…TFT基板、 24…対向基板、 25…入射面、 21、21a、21b、41、41a、41b…防塵ガラス、 42…外枠、 48…柔軟シート、 49…シール材、 50…空間部、 51…熱伝導材、 55…スペーサ、 56…金具。

Claims (5)

  1. 偏光膜を一部に有する基板を備え、
    前記基板は、液晶パネルの光入射側及び光出射側、又は、液晶パネルの光入射側又は光出射側に配置され、前記液晶パネルの有効画素領域の長辺側を短辺、該有効画素領域の短辺側を長辺とする長方形状であり、更に、
    前記基板の長辺を冷却用空気の流れ方向に沿わせる構成を備える、液晶プロジェクタ。
  2. 前記基板の長辺の長さは、前記有効画素領域の短辺の長さの略2倍以上である、請求項1記載の液晶プロジェクタ。
  3. 前記基板は、前記有効画素領域の長辺側を短辺、該有効画素領域の短辺側を長辺とする長方形状のガラス板であり、
    前記偏光膜は、該ガラス板上に設けられる、請求項1又は2記載の液晶プロジェクタ。
  4. 前記偏光膜は、前記ガラス板の短辺側を長辺、前記ガラス板の長辺側を短辺とする長方形状の偏光光透過領域を形成している、請求項3記載の液晶プロジェクタ。
  5. 前記ガラス板の一方の面の偏光光透過領域外の部分に、光反射膜と熱放射膜とが積層状に設けられ、他方の面の偏光光透過領域外の部分に、熱放射膜が設けられる、請求項4記載の液晶プロジェクタ。
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