JP4990933B2 - 状態情報送信装置および監視システム - Google Patents

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Description

本発明は、状態情報送信装置および監視システムに関する。
電力系統の信頼性を確保するためには、発電所、変電所、送電線、配電線などの設備を適宜監視することが重要である。また、発電所や変電所は交通が不便な場所にある場合も多いため、それらの施設に設置されている数多くの機器は、一般に監視施設において遠隔監視されている。
監視対象である機器(以下、監視対象機器と称する)が故障などによって所定の動作をしなくなった場合、当該動作異常は、例えば表示灯が点灯することによって報知される。例えば、特許文献1では、異常検出手段(モニタ回路)がフォトカプラの入力側(一次側)に流れる電流に応じて動作状態を示す信号を出力し、当該信号に基づいて動作異常の場合に異常表示灯(発光ダイオード)が点灯する制御用端末器が開示されている。
ここで、特許文献1の異常表示灯と同様の方法を用いて監視対象機器の動作異常を報知する、一般的な監視システムの構成の一例を図10に示す。
図10に示されている一般的な監視システムにおいて、発電所や変電所などの機器設置施設に設置された監視対象機器1、2、および3の状態は、それぞれセンサS11、S21、およびS31によって検知される。図10においては、例えばセンサS21が監視対象機器2の動作異常を検知し、状態検出信号L21によってスイッチ回路W21をオンする。また、スイッチ回路W21がオンとなると、抵抗R27およびフォトカプラP27の入力側(発光ダイオード)に電流が流れ、さらに、フォトカプラP27の出力側(フォトトランジスタ)および抵抗R28にも電流が流れる。そして、ハイ・レベルの状態情報信号ER2が送信され、監視施設に設置された監視装置9は、監視対象機器2に対応する表示部91の表示灯を点灯するとともに、状態情報信号ER2のレベルの変化を記録部92に記録する。
このようにして、機器設置施設に設置された監視対象機器の状態情報を、監視施設に設置された監視装置に送信することができる。
特開平11−285172号公報
図10に示したような一般的な監視システムにおいて、監視対象機器の複数種類の動作異常を検知するなどの目的でセンサを追加する場合には、センサの個数に応じてスイッチ回路やフォトカプラなども追加し、同様に配線する必要がある。また、機器設置施設と監視施設との間の信号線も増加するため、監視施設側においても、監視装置の変更が必要となる。
一方、例えば図11に示すように、追加したセンサによって制御されるスイッチ回路を既存のスイッチ回路と並列に接続することによって、監視システム全体における変更を最小限に抑えることもできる。図11において、例えば監視対象機器1に対してはセンサS12およびS13が追加され、これらによってそれぞれ制御されるスイッチ回路W12およびW13は、既存のスイッチ回路W11と並列に接続されている。また、監視対象機器2および3についても同様に接続されている。この場合、監視施設側においては変更の必要がなく、図10に示した監視システムの場合と同様の監視装置9を用いることができる。
しかしながら、図11に示した監視システムにおいては、追加されたセンサによって監視対象機器の複数種類の動作異常を検知することができるものの、動作異常が何れのセンサによって検知されたものであるかを判別することができない。図11においては、例えばセンサS22が監視対象機器2の動作異常を検知し、スイッチ回路W22をオンしているが、この場合、監視装置9に送信される状態情報信号ER2は、センサS21やS23が動作異常を検知した場合と同様である。
そのため、機器設置施設においては監視対象機器の状態情報を詳細に取得することができるにも拘わらず、監視施設においては監視対象機器ごとに集約された状態情報しか利用することができない。
前述した課題を解決する主たる本発明は、監視対象の複数の状態をそれぞれ第1または第2のレベルで示す複数の状態検出信号を出力する複数の検出部と、前記複数の状態検出信号の少なくとも1つが前記第1のレベルとなる検出タイミングのうち最初のタイミングで第3のレベルとなり、前記検出タイミングから第1の時間の経過後に、前記第1のレベルとなった状態検出信号ごとに予め設定された第2の時間だけ第4のレベルとなる状態情報信号を出力するタイミング制御部と、を有することを特徴とする状態情報送信装置である。
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、監視対象の状態をより詳細に監視することができる。
本発明の第1ないし第3実施形態における状態情報送信装置の構成の概略を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態における状態情報送信装置の構成を示す回路ブロック図である。 本発明の第1ないし第3実施形態において、センサS11が監視対象機器1の動作異常を検知した場合の状態情報送信装置の動作を説明する図である。 本発明の第1ないし第3実施形態において、センサS12が監視対象機器1の動作異常を検知した場合の状態情報送信装置の動作を説明する図である。 本発明の第1ないし第3実施形態において、センサS13が監視対象機器1の動作異常を検知した場合の状態情報送信装置の動作を説明する図である。 本発明の第1ないし第3実施形態において、センサS11およびS13が同時に監視対象機器1の動作異常を検知した場合の状態情報送信装置の動作を説明する図である。 本発明の第1ないし第3実施形態において、センサS11およびS12が異なるタイミングで監視対象機器1の動作異常を検知した場合の状態情報送信装置の動作を説明する図である。 本発明の第2実施形態における状態情報送信装置の構成を示す回路ブロック図である。 本発明の第3実施形態における状態情報送信装置の構成を示すブロック図である。 一般的な監視システムの構成の一例を示す回路ブロック図である。 変更を最小限に抑えつつセンサを追加した監視システムの構成を示す回路ブロック図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===状態情報送信装置の構成および動作の概略===
以下、図1を参照して、後述する本発明の第1ないし第3の実施形態における状態情報送信装置の構成の概略について説明する。
図1に示されている状態情報送信装置は、監視対象機器1の状態情報を送信するための装置であり、検出部11ないし13、およびタイミング制御部17を含んで構成されている。また、当該状態情報送信装置は、例えば図10に示した監視装置9とともに用いられることによって監視システムを構成する。なお、監視対象機器の個数や、それぞれの監視対象機器に対する検出部の個数は適宜変更され得る。図1においては、一例として、1つの監視対象機器1に対する3つの検出部11ないし13を有する状態情報送信装置を示している。
検出部11ないし13は、監視対象機器1の周囲や内部に配置されている。また、検出部11ないし13からそれぞれ出力される状態検出信号L11ないしL13は、いずれもタイミング制御部17に入力されている。そして、タイミング制御部17からは、状態情報信号ER1が出力されている。
次に、各実施形態における状態情報送信装置の動作の概略について説明する。
検出部11ないし13は、それぞれ監視対象機器1の状態を検出し、当該検出された状態を2つのレベルによって示す状態検出信号L11ないしL13を出力する。また、タイミング制御部17は、状態検出信号L11ないしL13のレベルの変化に応じたタイミングでレベルが変化する状態情報信号ER1を出力する。なお、状態検出信号L11ないしL13のレベルの変化と状態情報信号ER1のレベルの変化との関係についての詳細な説明は後述する。
このようにして、状態情報送信装置は、それぞれ監視対象機器1の状態を示す状態検出信号L11ないしL13に応じてタイミングが制御された状態情報信号ER1を生成して出力する。
<第1実施形態>
===状態情報送信装置の構成===
以下、図2を参照して、本発明の第1の実施形態における状態情報送信装置の構成について説明する。
図2に示されている状態情報送信装置は、センサS11ないしS13、スイッチ回路W11ないしW13、タイマT14ないしT16、AND回路(論理積回路)A17、スイッチ回路W17、フォトカプラP17、および抵抗R17、R18を含んで構成されている。なお、当該状態情報送信装置において、センサS11ないしS13は、それぞれ図1における検出部11ないし13に含まれ、スイッチ回路W11ないしW13、タイマT14ないしT16、AND回路A17、スイッチ回路W17、フォトカプラP17、および抵抗R17、R18は、図1におけるタイミング制御部17に含まれる。
センサS11ないしS13は、例えば監視対象機器1の内部に設置されている。また、センサS11ないしS13からは、それぞれ状態検出信号L11ないしL13が出力されている。
スイッチ回路W11ないしW13(第1のスイッチ回路)は、一端がいずれも正の電位VH(第1の電位)に接続され、他端が例えば制御盤(不図示)において共通に接続されている。以下、当該共通の接続点をノードAと表すこととする。また、状態検出信号L11ないしL13は、それぞれスイッチ回路W11ないしW13をオン・オフ制御するための制御信号となっている。さらに、状態検出信号L11ないしL13は、それぞれタイマT14ないしT16にも入力されている。そして、タイマT14ないしT16からそれぞれ出力されるタイミング信号L14ないしL16は、いずれもAND回路A17に入力されている。
スイッチ回路W17(第2のスイッチ回路)は、一端がノードAに接続されている。また、AND回路A17の出力信号L17は、スイッチ回路W17をオン・オフ制御するための制御信号となっている。
フォトカプラP17、および抵抗R17、R18は、リレー回路を構成している。フォトカプラP17の入力側は、例えば発光ダイオードであり、アノードが抵抗R17を介してスイッチ回路W17の他端に接続され、カソードがグランド電位(第2の電位)に接続されている。また、フォトカプラP17の出力側は、例えばフォトトランジスタであり、コレクタが電源電位VCCに接続され、エミッタが抵抗R18を介してグランド電位に接続されている。そして、フォトカプラP17と抵抗R18との接続点が当該状態情報送信装置の出力ノードとなっており、当該出力ノードからは、状態情報信号ER1が出力されている。
===状態情報送信装置の動作===
次に、本実施形態における状態情報送信装置の動作について説明する。なお、本実施形態において、各スイッチ回路は、制御信号がハイ・レベルの場合にオンとなり、制御信号がロー・レベルの場合にオフとなるものとする。
センサS11ないしS13は、それぞれ設置箇所における監視対象機器1の動作が所定の動作でない動作異常を検知し、当該検知結果を示す状態検出信号L11ないしL13を出力する。なお、本実施形態において、各状態検出信号は、動作異常検知時にハイ・レベル(第1のレベル)となり、非検知時(通常時)にロー・レベル(第2のレベル)となるものとする。
前述したように、スイッチ回路W11ないしW13は、電位VHとノードAとの間に並列に接続されており、それぞれ状態検出信号L11ないしL13によってオン・オフ制御される。したがって、センサS11ないしS13の少なくとも1つが監視対象機器1の動作異常を検知すると、スイッチ回路W11ないしW13の少なくとも1つがオンとなり、ノードAの電位は、電位VHと略等しくなる。
タイマT14ないしT16は、それぞれ状態検出信号L11ないしL13がハイ・レベルとなったタイミング(以下、検出タイミングと称する)からの経過時間を計時する。また、タイマT14ないしT16は、それぞれ第1の時間m1ないしm3と、第2の時間s1ないしs3とが予め設定されており、それぞれ検出タイミングから第1の時間の経過後に第2の時間だけロー・レベルとなるタイミング信号L14ないしL16を出力する。例えば、検出タイミングをt=0の時点とすると、タイマT14は、m1≦t≦m1+s1の間のみロー・レベルとなるタイミング信号L14を出力する。そして、AND回路A17は、タイミング信号L14ないしL16の論理積を出力する。
前述したように、スイッチ回路W17は、AND回路A17の出力信号L17によってオン・オフ制御される。したがって、スイッチ回路W17は、タイマT14ないしT16の経過時間の少なくとも1つが第1の時間以上かつ第1および第2の時間の和以下の間のみオフとなり、タイマT14ないしT16の経過時間がいずれも第1の時間未満または第1および第2の時間の和を超えている間オンとなっている。
フォトカプラP17を含むリレー回路の入力側には、スイッチ回路W11ないしW13の少なくとも1つがオンとなり、さらにスイッチ回路W17がオンとなっている場合に電流が流れる。また、当該入力側電流に応じて、リレー回路の出力側にも電流が流れ、状態情報信号ER1は、ハイ・レベル(第3のレベル)となる。反対に、スイッチ回路W11ないしW13がいずれもオフとなっている場合、またはスイッチ回路W17がオフとなっている場合には、状態情報信号ER1は、ロー・レベル(第4のレベル)となる。なお、フォトカプラP17を用いることによって、リレー回路の入力側と出力側とは電気的に絶縁されている。
以上の各部の動作によって、当該状態情報送信装置の出力ノードから状態情報信号ER1が出力される。以下、図2と図3ないし図7とを参照して、センサS11ないしS13の少なくとも1つが監視対象機器1の動作異常を検知した場合の当該状態情報送信装置の動作の具体例について説明する。
図3は、センサS11がt=0の時点で動作異常を検知した場合に出力される、状態検出信号L11ないしL13、タイミング信号L14ないしL16、および状態情報信号ER1を示している。なお、t<0の間の非検知時には、各状態検出信号はロー・レベルとなっており、各タイミング信号はハイ・レベルとなっており、状態情報信号ER1はロー・レベルとなっている。
センサS11がt=0の時点で動作異常を検知すると、状態検出信号L11はハイ・レベルとなり、スイッチ回路W11をオンする。また、タイマT14は、t=0の時点から経過時間の計時を開始し、t=m1の時点までタイミング信号L14をハイ・レベルに保持する。そのため、AND回路A17の出力信号L17はハイ・レベルに保持され、スイッチ回路W17はオンのまま固定される。したがって、状態情報信号ER1は、0≦t<m1の間ハイ・レベルとなる。
さらに、t=m1の時点でタイミング信号L14およびAND回路A17の出力信号L17はロー・レベルとなり、時間s1だけスイッチ回路W17をオフするため、状態情報信号ER1は、m1≦t≦m1+s1の間ロー・レベルとなる。そして、t=m1+s1の時点でタイミング信号L14およびAND回路A17の出力信号L17は再びハイ・レベルとなり、スイッチ回路W17をオンするため、状態情報信号ER1は、それ以降再びハイ・レベルとなる。
図4は、センサS12がt=0の時点で動作異常を検知した場合に出力される、状態検出信号L11ないしL13、タイミング信号L14ないしL16、および状態情報信号ER1を示している。図3の場合と同様に、t<0の間の非検知時には、状態情報信号ER1はロー・レベルとなっている。また、センサS12がt=0の時点で動作異常を検知すると、状態情報信号ER1はハイ・レベルとなり、その後m2≦t≦m2+s2の間のみロー・レベルとなる。
図5は、センサS13がt=0の時点で動作異常を検知した場合に出力される、状態検出信号L11ないしL13、タイミング信号L14ないしL16、および状態情報信号ER1を示している。図3および図4の場合と同様に、t<0の間の非検知時には、状態情報信号ER1はロー・レベルとなっている。また、センサS13がt=0の時点で動作異常を検知すると、状態情報信号ER1はハイ・レベルとなり、その後m3≦t≦m3+s3の間のみロー・レベルとなる。
このようにして、センサS11ないしS13のうちの何れか1つが監視対象機器1の動作異常を検知した場合には、状態情報信号ER1は、検出タイミング(図3ないし図5においてはt=0の時点)でハイ・レベルとなり、検出タイミングから第1の時間の経過後に第2の時間だけロー・レベルとなる。したがって、センサから状態検出信号が入力されるタイマごとに第2の時間を設定すると、状態情報信号ER1がロー・レベルとなる時間を、動作異常を検知したセンサによって異なる時間とすることができる。
また、例えば図10に示した監視装置9がこのような状態情報信号ER1を受信すると、表示部91の表示灯における点灯中の一時的な消灯時間から動作異常を検知したセンサを判別することができる。一例として、s1=1秒、s2=2秒、およびs3=3秒と設定すると、監視対象機器1に対応する表示灯が点灯中に1秒間だけ消灯した場合にはセンサS11が、2秒間だけ消灯した場合にはセンサS12が、3秒間だけ消灯した場合にはセンサS13が、それぞれ動作異常を検知したセンサであると判別することができる。さらに、状態情報信号ER1のレベルの変化を記録部92に記録することによって、動作異常を検知したセンサを事後的に判別することもできる。
図6は、センサS11およびS13がt=0の時点で同時に動作異常を検知した場合に出力される、状態検出信号L11ないしL13、タイミング信号L14ないしL16、および状態情報信号ER1を示している。この場合、センサS11およびタイマT14からは、それぞれ図3の場合と同様の状態検出信号L11およびタイミング信号L14が出力され、センサS13およびタイマT16からは、それぞれ図5の場合と同様の状態検出信号L13およびタイミング信号L16が出力される。また、図3および図5の場合と同様に、状態検出信号L12は、常時ロー・レベルとなっており、タイミング信号L15は、常時ハイ・レベルとなっている。
一方、AND回路A17の出力信号L17は、タイミング信号L14ないしL16の少なくとも1つがロー・レベルの間ロー・レベルとなる。したがって、センサS11およびS13がt=0の時点で同時に動作異常を検知すると、状態情報信号ER1はハイ・レベルとなり、その後m1≦t≦m1+s1の間およびm3≦t≦m3+s3の間のみロー・レベルとなる。
このようにして、センサS11ないしS13のうちの複数が同時に監視対象機器1の動作異常を検知した場合には、状態情報信号ER1は、検出タイミング(図6においてはt=0の時点)でハイ・レベルとなり、検出タイミングからそれぞれ第1の時間の経過後に第2の時間だけロー・レベルとなる。したがって、センサから状態検出信号が入力されるタイマごとに第1の時間を設定することによって、状態情報信号ER1がロー・レベルとなる期間が重なるのを防止することができる。なお、状態情報信号ER1がロー・レベルとなる期間が重なるのを確実に防止するために、第1の時間のうち最小の時間が第2の時間のうち最大の時間より大きくなるように設定することが望ましい。
また、例えば図10に示した監視装置9がこのような状態情報信号ER1を受信すると、表示部91の表示灯は、点灯開始時からそれぞれ第1の時間の経過後に第2の時間だけ消灯することとなる。一例として、図6の場合において、s1=1秒、s2=2秒、s3=3秒、m1=1分、m2=2分、およびm3=3分と設定すると、監視対象機器1に対応する表示灯は、点灯開始時から1分経過後に1秒間および3分経過後に3秒間だけ消灯する。
図7は、センサS11およびS12がそれぞれt=0およびt=t1の時点で動作異常を検知した場合に出力される、状態検出信号L11ないしL13、タイミング信号L14ないしL16、および状態情報信号ER1を示している。この場合、センサS11およびタイマT14からは、それぞれ図3の場合と同様の状態検出信号L11およびタイミング信号L14が出力される。また、センサS12およびタイマT15からは、それぞれ図4の場合と比べて時間t1だけずれた状態検出信号L12およびタイミング信号L15が出力される。さらに、図3および図4の場合と同様に、状態検出信号L13は、常時ロー・レベルとなっており、タイミング信号L16は、常時ハイ・レベルとなっている。
一方、AND回路A17の出力信号L17は、タイミング信号L14ないしL16の少なくとも1つがロー・レベルの間ロー・レベルとなる。したがって、センサS11がt=0の時点で最初に動作異常を検知すると、状態情報信号ER1はハイ・レベルとなり、その後m1≦t≦m1+s1の間およびt1+m2≦t≦t1+m2+s2の間のみロー・レベルとなる。
このようにして、センサS11ないしS13のうちの複数が異なるタイミングで監視対象機器1の動作異常を検知した場合には、状態情報信号ER1は、最初の検出タイミング(図7においてはt=0の時点)でハイ・レベルとなり、各検出タイミング(図7においてはt=0およびt=t1の時点)から第1の時間の経過後に第2の時間だけロー・レベルとなる。
また、例えば図10に示した監視装置9がこのような状態情報信号ER1を受信すると、表示部91の表示灯は、点灯開始時を含む各検出タイミングからそれぞれ第1の時間の経過後に第2の時間だけ消灯することとなる。一例として、図7の場合において、図6の場合と同様に第1および第2の時間を設定し、t1=5分とすると、監視対象機器1に対応する表示灯は、点灯開始時から1分経過後に1秒間および7分経過後に2秒間だけ消灯する。さらに、記録部92に記録されている状態情報信号ER1のレベルの変化に基づいて、消灯開始時から、第2の時間(消灯時間)に対応する第1の時間を減算することによって、各検出タイミングを求めることもできる。
このようにして、本実施形態の状態情報送信装置と、監視装置9とを備えた監視システムは、監視対象機器1の状態をより詳細に監視することができる。
<第2実施形態>
===状態情報送信装置の構成===
以下、図8を参照して、本発明の第2の実施形態における状態情報送信装置の構成について説明する。
図8に示されている状態情報送信装置は、センサS11ないしS13、スイッチ回路W11ないしW16、タイマT14ないしT16、フォトカプラP17、および抵抗R17、R18を含んで構成されている。なお、当該状態情報送信装置において、センサS11ないしS13は、それぞれ図1における検出部11ないし13に含まれ、スイッチ回路W11ないしW16、タイマT14ないしT16、フォトカプラP17、および抵抗R17、R18は、図1におけるタイミング制御部17に含まれる。
センサS11ないしS13は、例えば監視対象機器1の内部に設置されている。また、センサS11ないしS13からは、それぞれ状態検出信号L11ないしL13が出力されている。
スイッチ回路W11ないしW13(第1のスイッチ回路)は、一端がいずれも正の電位VH(第1の電位)に接続されている。また、状態検出信号L11ないしL13は、それぞれスイッチ回路W11ないしW13をオン・オフ制御するための制御信号となっている。さらに、状態検出信号L11ないしL13は、それぞれタイマT14ないしT16にも入力されている。そして、タイマT14ないしT16からは、いずれもタイミング信号L17が出力されている。
スイッチ回路W14ないしW16(第2のスイッチ回路)は、一端がそれぞれスイッチ回路W11ないしW13の他端に接続され、他端が例えば制御盤(不図示)において共通に接続されている。以下、当該共通の接続点をノードBと表すこととする。また、タイミング信号L17は、スイッチ回路W14ないしW16をオン・オフ制御するための制御信号となっている。
第1実施形態の状態情報送信装置と同様に、フォトカプラP17、および抵抗R17、R18は、リレー回路を構成している。フォトカプラP17の入力側は、例えば発光ダイオードであり、アノードが抵抗R17を介してノードBに接続され、カソードがグランド電位(第2の電位)に接続されている。また、フォトカプラP17の出力側は、例えばフォトトランジスタであり、コレクタが電源電位VCCに接続され、エミッタが抵抗R18を介してグランド電位に接続されている。そして、フォトカプラP17と抵抗R18との接続点が当該状態情報送信装置の出力ノードとなっており、当該出力ノードからは、状態情報信号ER1が出力されている。
第1実施形態の状態情報送信装置では、ノードA、第2のスイッチ回路、およびリレー回路が、当該順序で接続されている。そのため、ノードAを含む制御盤(不図示)が監視対象機器1に近接して配置されていない場合には、各センサから各タイマを介した第2のスイッチ回路までの配線が長くなってしまう。
一方、本実施形態の状態情報送信装置では、第2のスイッチ回路、ノードB、およびリレー回路が、当該順序で接続されている。そのため、ノードBを含む制御盤(不図示)が監視対象機器1に近接して配置されていない場合であっても、第2のスイッチ回路を監視対象機器1に近接して配置することができ、配線を短くすることができる。
===状態情報送信装置の動作===
次に、本実施形態における状態情報送信装置の動作について説明する。なお、本実施形態において、各スイッチ回路は、制御信号がハイ・レベルの場合にオンとなり、制御信号がロー・レベルの場合にオフとなるものとする。
センサS11ないしS13は、それぞれ設置箇所における監視対象機器1の動作異常を検知し、当該検知結果を示す状態検出信号L11ないしL13を出力する。なお、本実施形態において、各状態検出信号は、動作異常検知時にハイ・レベル(第1のレベル)となり、非検知時にロー・レベル(第2のレベル)となるものとする。
タイマT14ないしT16は、それぞれ状態検出信号L11ないしL13がハイ・レベルとなった検出タイミングからの経過時間を計時する。また、タイマT14ないしT16は、それぞれ第1の時間m1ないしm3と、第2の時間s1ないしs3とが予め設定されており、それぞれ検出タイミングから第1の時間の経過後に第2の時間だけロー・レベルとなるタイミング信号L14ないしL16を生成する。さらに、タイマT14ないしT16は、タイミング信号L14ないしL16を互いに入出力しており、タイミング信号L14ないしL16の少なくとも1つがロー・レベルの間ロー・レベルとなるタイミング信号L17を出力する。したがって、タイミング信号L17は、タイミング信号L14ないしL16の論理積であり、第1実施形態におけるAND回路A17の出力信号L17と同一の波形となる。
前述したように、スイッチ回路W11ないしW13は、それぞれ状態検出信号L11ないしL13によってオン・オフ制御され、スイッチ回路W14ないしW16は、いずれもタイミング信号L17によってオン・オフ制御される。また、スイッチ回路W11およびW14の直列回路と、スイッチ回路W12およびW15の直列回路と、スイッチ回路W13およびW16の直列回路とは、電位VHとノードBとの間に並列に接続されている。したがって、状態検出信号L11ないしL13の少なくとも1つがハイ・レベルとなり、かつ、タイミング信号L17がハイ・レベルである場合に、スイッチ回路W11ないしW13の少なくとも1つとスイッチ回路W14ないしW16とがオンとなり、ノードBの電位は、電位VHと略等しくなる。
フォトカプラP17を含むリレー回路の入力側には、スイッチ回路W11ないしW13の少なくとも1つがオンとなり、さらにスイッチ回路W14ないしW16がオンとなっている場合に電流が流れる。また、当該入力側電流に応じて、リレー回路の出力側にも電流が流れ、状態情報信号ER1は、ハイ・レベル(第3のレベル)となる。反対に、スイッチ回路W11ないしW13がいずれもオフとなっている場合、またはスイッチ回路W14ないしW16がオフとなっている場合には、状態情報信号ER1は、ロー・レベル(第4のレベル)となる。
以上の各部の動作によって、本実施形態の状態情報送信装置は、第1実施形態の場合と同様の状態情報信号ER1を出力する。
<第3実施形態>
===状態情報送信装置の構成===
以下、図9を参照して、本発明の第3の実施形態における状態情報送信装置の構成について説明する。
図9は、図1に示した状態情報送信装置のうち、タイミング制御部17を論理回路で構成した状態情報送信装置の一例を示している。
検出部11ないし13は、監視対象機器1の周囲や内部に配置されている。また、検出部11ないし13からそれぞれ出力される状態検出信号L11ないしL13は、いずれもタイミング制御部17に入力されている。
タイミング制御部17は、例えばタイマT14ないしT16、AND回路A17、18、およびOR回路(論理和回路)O17を含んで構成されている。タイマT14ないしT16には、それぞれ状態検出信号L11ないしL13が入力され、タイマT14ないしT16からそれぞれ出力されるタイミング信号L14ないしL16は、いずれもAND回路A17に入力されている。また、状態検出信号L11ないしL13は、いずれもOR回路O17にも入力されている。そして、AND回路A18には、AND回路A17の出力信号L17と、OR回路O17の出力信号とが入力され、AND回路A18から出力される状態情報信号ER1は、当該タイミング制御部17から出力されている。
===状態情報送信装置の動作===
次に、本実施形態における状態情報送信装置の動作について説明する。
検出部11ないし13は、例えば、センサ(不図示)によって監視対象機器1の動作異常を検知し、当該検知結果を示す状態検出信号L11ないしL13を出力する。なお、第1および第2実施形態の場合と同様に、各状態検出信号は、動作異常検知時にハイ・レベル(第1のレベル)となり、非検知時にロー・レベル(第2のレベル)となるものとする。
タイミング制御部17のタイマT14ないしT16は、それぞれ状態検出信号L11ないしL13がハイ・レベルとなった検出タイミングからの経過時間を計時する。また、タイマT14ないしT16は、それぞれ第1の時間m1ないしm3と、第2の時間s1ないしs3とが予め設定されており、それぞれ検出タイミングから第1の時間の経過後に第2の時間だけロー・レベルとなるタイミング信号L14ないしL16を出力する。さらに、AND回路A17は、タイミング信号L14ないしL16の論理積を出力する。したがって、本実施形態におけるAND回路A17の出力信号L17は、第1実施形態におけるAND回路A17の出力信号L17と同一の波形となる。
一方、OR回路O17は、状態検出信号L11ないしL13の論理和を出力する。さらに、AND回路A18は、AND回路A17の出力信号L17と、OR回路O17の出力信号との論理積を状態情報信号ER1として出力する。したがって、状態検出信号L11ないしL13の少なくとも1つがハイ・レベルとなり、かつ、タイミング信号L14ないしL16がいずれもハイ・レベルである場合に、状態情報信号ER1は、ハイ・レベル(第3のレベル)となる。反対に、状態検出信号L11ないしL13がいずれもロー・レベルとなっている場合、またはタイミング信号L14ないしL16の少なくとも1つがロー・レベルとなっている場合には、状態情報信号ER1は、ロー・レベル(第4のレベル)となる。
以上の各部の動作によって、本実施形態の状態情報送信装置は、第1および第2実施形態の場合と同様の状態情報信号ER1を出力する。
前述したように、図1、図2、図8、および図9に示した状態情報送信装置において、状態検出信号L11ないしL13の少なくとも1つがハイ・レベルとなる検出タイミングのうち最初のタイミングでハイ・レベルとなり、各検出タイミングから第1の時間の経過後に、ハイ・レベルとなった状態検出信号ごとに予め設定された第2の時間だけロー・レベルとなる状態情報信号ER1を出力することによって、監視対象機器1の状態をより詳細に監視することができる。
また、第1の時間についてもハイ・レベルとなった状態検出信号ごとに予め設定することによって、状態情報信号ER1がロー・レベルとなる期間が重なるのを防止することができる。
また、タイマT14ないしT16は、それぞれ検出タイミングからの経過時間を計時することによって、タイマT14ないしT16の少なくとも1つが経過時間の計時を開始し、かつ、タイマT14ないしT16の経過時間がいずれも第1の時間未満または第1および第2の時間の和を超えている場合に、ハイ・レベルとなる状態情報信号ER1を出力することができる。
また、図2に示した状態情報送信装置において、状態検出信号L11ないしL13がハイ・レベルの場合にそれぞれスイッチ回路W11ないしW13をオンし、タイマT14ないしT16の経過時間の少なくとも1つが第1の時間以上かつ第1および第2の時間の和以下の場合にスイッチ回路W17をオフすることによって、リレー回路の出力側から状態情報信号ER1を出力することができる。
また、図8に示した状態情報送信装置において、状態検出信号L11ないしL13がハイ・レベルの場合にそれぞれスイッチ回路W11ないしW13をオンし、タイマT14ないしT16の経過時間の少なくとも1つが第1の時間以上かつ第1および第2の時間の和以下の場合にスイッチ回路W14ないしW16をいずれもオフすることによって、リレー回路の出力側から状態情報信号ER1を出力することができる。
また、リレー回路がフォトカプラP17を含むことによって、リレー回路の入力側と出力側とを電気的に絶縁することができる。
また、図9に示したように、タイミング信号L14ないしL16をいずれもAND回路A17に入力し、状態検出信号L11ないしL13をいずれもOR回路O17に入力し、AND回路A17の出力信号L17とOR回路O17の出力信号とをAND回路A18に入力することによって、AND回路A18から状態情報信号ER1を出力することができる。
また、検出部11ないし13がそれぞれ動作異常検知時にハイ・レベルとなる状態検出信号L11ないしL13を出力するセンサS11ないしS13を含むことによって、監視対象機器1の複数種類の動作異常を検知することができる。
また、図1、図2、図8、または図9に示した状態情報送信装置と、図10に示した監視装置9とを備えた監視システムにおいて、状態情報信号ER1のレベルに応じて表示部91の表示灯を点灯または消灯することによって、点灯中の一時的な消灯時間から動作異常を検知したセンサを判別することができる。
また、状態情報信号ER1のレベルの変化を記録部92に記録することによって、動作異常を検知したセンサを事後的に判別することや各検出タイミングを求めることができる。
なお、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
上記第1および第2実施形態では、第1および第3のレベルはハイ・レベルであり、第2および第4のレベルはロー・レベルであり、第1の電位(正の電位VH)は第2の電位(グランド電位)より高電位であるが、これに限定されるものではない。各状態検出信号、各タイミング信号、および状態情報信号ER1の極性や各スイッチ回路の制御信号の極性は適宜反転され、これらの極性に応じて、第1および第2の電位の正負やリレー回路の極性も適宜変更され得る。また、上記第3実施形態では、各状態検出信号、各タイミング信号、および状態情報信号ER1の極性に応じて、それぞれOR回路O17、AND回路A17、およびAND回路A18が他の論理回路に適宜変更され得る。
1、2、3 監視対象機器
9 受信装置
11、12、13 検出部
17 タイミング制御部
91 表示部
92 記録部
S11、S12、S13 センサ
W11、W12、W13 スイッチ回路
T14、T15、T16 タイマ
W14、W15、W16、W17 スイッチ回路
A17、A18 AND回路(論理積回路)
O17 OR回路(論理和回路)
P17 フォトカプラ
R17、R18 抵抗
S21、S22、S23 センサ
W21、W22、W23 スイッチ回路
P27 フォトカプラ
R27、R28 抵抗
S31、S32、S33 センサ
W31、W32、W33 スイッチ回路
P37 フォトカプラ
R37、R38 抵抗

Claims (10)

  1. 監視対象の複数の状態をそれぞれ第1または第2のレベルで示す複数の状態検出信号を出力する複数の検出部と、
    前記複数の状態検出信号の少なくとも1つが前記第1のレベルとなる検出タイミングのうち最初のタイミングで第3のレベルとなり、前記検出タイミングから第1の時間の経過後に、前記第1のレベルとなった状態検出信号ごとに予め設定された第2の時間だけ第4のレベルとなる状態情報信号を出力するタイミング制御部と、
    を有することを特徴とする状態情報送信装置。
  2. 前記第1の時間は、前記第1のレベルとなった状態検出信号ごとに予め設定されることを特徴とする請求項1に記載の状態情報送信装置。
  3. 前記タイミング制御部は、前記複数の状態検出信号がそれぞれ前記第1のレベルとなる前記検出タイミングからの経過時間を計時する複数のタイマを含み、
    前記状態情報信号は、前記複数のタイマの少なくとも1つが前記経過時間の計時を開始すると前記第3のレベルとなり、前記複数のタイマの少なくとも1つが計時した前記経過時間が前記第1の時間以上、かつ、前記第1の時間と前記第2の時間との和の時間以下の間前記第4のレベルとなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の状態情報送信装置。
  4. 前記タイミング制御部は、
    一端がいずれも第1の電位に接続され、他端が共通に接続され、前記複数の状態検出信号がそれぞれ前記第1のレベルの場合にオンとなる複数の第1のスイッチ回路と、
    一端が前記複数の第1のスイッチ回路の他端の接続点に接続され、前記複数のタイマの少なくとも1つが計時した前記経過時間が前記第1の時間以上かつ前記第1の時間と前記第2の時間の和の時間以下の場合にオフとなる第2のスイッチ回路と、
    入力側が前記第2のスイッチ回路の他端と第2の電位との間に接続され、入力側に流れる電流に応じて出力側から前記状態情報信号を出力するリレー回路と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の状態情報送信装置。
  5. 前記タイミング制御部は、
    一端がいずれも第1の電位に接続され、前記複数の状態検出信号がそれぞれ前記第1のレベルの場合にオンとなる複数の第1のスイッチ回路と、
    一端が前記複数の第1のスイッチ回路の他端にそれぞれ接続され、他端が共通に接続され、前記複数のタイマの少なくとも1つが計時した前記経過時間が前記第1の時間以上かつ前記第1の時間と前記第2の時間の和の時間以下の場合にいずれもオフとなる複数の第2のスイッチ回路と、
    入力側が前記複数の第2のスイッチ回路の他端の接続点と第2の電位との間に接続され、入力側に流れる電流に応じて出力側から前記状態情報信号を出力するリレー回路と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の状態情報送信装置。
  6. 前記リレー回路は、フォトカプラによって入力側と出力側とが電気的に絶縁されることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の状態情報送信装置。
  7. 前記複数の状態検出信号は、それぞれ前記第1のレベルがハイ・レベルである2値信号であり、
    前記複数のタイマは、それぞれが計時した前記経過時間が前記第1の時間以上かつ前記第1の時間と前記第2の時間の和の時間以下の場合にロー・レベルとなる複数のタイミング信号を出力し、
    前記タイミング制御部は、前記複数の状態検出信号の論理和と前記複数のタイミング信号の論理積との論理積を前記状態情報信号として出力することを特徴とする請求項3に記載の状態情報送信装置。
  8. 前記複数の検出部は、それぞれ前記監視対象である機器に設置される複数のセンサを含み、
    前記複数の状態検出信号は、それぞれ前記複数のセンサの設置箇所における前記監視対象である機器の動作が所定の動作でない場合に前記第1のレベルとなることを特徴とする請求項1ないし請求項7の何れかに記載の状態情報送信装置。
  9. 請求項1ないし請求項8の何れかに記載の状態情報送信装置と、
    前記状態情報信号を受信する監視装置と、
    を備え、
    前記監視装置は、前記状態情報信号のレベルに応じて点灯または消灯する表示灯を含む表示部を有することを特徴とする監視システム。
  10. 前記監視装置は、前記状態情報信号のレベルの変化を記録する記録部をさらに有することを特徴とする請求項9に記載の監視システム。
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