JP4989599B2 - 注目箇所地図作成装置、注目箇所地図作成方法、注目箇所地図作成プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、危険箇所(注目箇所の一例)を示す地図を作成する注目箇所地図作成装置、注目箇所地図作成方法、注目箇所地図作成プログラムに関するものである。
特許文献1が開示する河川情報提供システムは、配信サーバ、アプリケーションサーバおよびDBサーバで構成されている。
配信サーバは、必要とする情報を分かりやすく処理して配信する。
アプリケーションサーバは、雨量や水位等の観測データを取り込んで所定の項目に沿って解析処理をする。
DBサーバは、過去の河川情報やリアルタイムに処理した雨量等が蓄積されたデジタルアーカイブスからなる。
この河川情報提供システムは、地形情報、レーダ観測雨量、河川水位、浸水状況、雨域移動などの情報と、過去の土砂災害データとから、土砂災害や河川氾濫などのシミュレーションを行い、これらの災害予測情報を該当地域へ報知する。
従来技術では、災害予測情報を生成するために、災害のシミュレーション結果や過去の災害情報を必要とし、また、これらの処理に対して相応の時間やシステム構成が必要となる。
特開2002−269656号公報 特開2007−220030号公報 特開2005−221883号公報 特開2003−168179号公報 特開2007−87377号公報
本発明は、例えば、災害のシミュレーション結果や過去の災害情報を必要とせず、災害予測情報を容易に生成できるようにすることを目的とする。
本発明の注目箇所地図作成装置は、特定物の存在箇所を示す特定物地図と特定気象の発生箇所を示す気象図とに基づいて前記特定物の存在箇所であると共に前記特定気象の発生箇所である箇所をCPU(Central Processing Unit)を用いて注目箇所として特定する注目箇所特定部と、前記注目箇所特定部により特定された注目箇所に所定の配色をした地図をCPUを用いて注目箇所地図として作成する注目箇所地図作成部と、前記注目箇所地図作成部により作成された注目箇所地図を出力装置に出力する注目箇所地図出力部とを備える。
本発明によれば、例えば、特定物地図と気象図とに基づいて、危険箇所(注目箇所の一例)を示す危険箇所地図(注目箇所地図の一例)を災害予測情報として容易に生成することができる。
実施の形態1.
実施の形態1では、特定物の存在箇所を示す特定物地図と特定気象の発生箇所を示す気象図とに基づいて、危険箇所(注目箇所の一例)を示す危険箇所地図(注目箇所地図の一例)を作成する危険箇所地図作成装置(注目箇所地図作成装置の一例)について説明する。
図1は、実施の形態1における危険箇所地図作成装置100の構成図である。
実施の形態1における危険箇所地図作成装置100の構成について、図1に基づいて以下に説明する。
危険箇所地図作成装置100(注目箇所地図作成装置の一例)は、下絵地図作成部110、気象情報地図作成部120、危険箇所区別部130、危険箇所地図作成部140、地図表示部150および地図作成装置記憶部190を備え、下絵地図119a(特定物地図の一例)と気象情報地図129a(気象図の一例)とに基づいて危険箇所地図149aを作成する。
下絵地図作成部110は、特定物の存在箇所を示す下絵地図119a(特定物地図の一例)を地図情報191および地図情報配色表194に基づいてCPU(Central Processing Unit)を用いて作成する。
特定物として、例えば、災害の発生を予測したい道路、山、住宅地、河川などが予め定められる。以下、道路、山、住宅地、河川を災害発生の予測対象として「対象物(特定物の一例)」という。
地図情報191は、対象物およびその他の地物が存在する箇所を示す。以下、地図情報191は、対象物およびその他の地物が存在する箇所を三次元座標で示すものとする。
地図情報配色表194は、対象物の存在箇所を示す色として予め定められた配色を対象物の種類毎に示す。
気象情報地図作成部120は、特定気象の発生箇所を示す気象情報地図129a(気象図の一例)を気象情報192および気象情報配色表195に基づいてCPUを用いて作成する。
特定気象として、例えば、災害の発生原因になりやすい雨、風、雪、気温などが予め定められる。以下、雨、風、雪、気温を災害の発生原因になる対象として「対象気象(特定気象の一例)」という。
気象情報192は、気象庁や日本気象協会(JWA)などのサーバ装置(以下、気象情報提供装置200という)から配信される情報である。例えば、アメダスのデータは気象情報192の一例である。
気象情報配色表195は、対象気象の発生箇所を示す色として予め定められた配色を対象気象の種類毎に示す。
危険箇所区別部130(注目箇所特定部の一例)は、下絵地図119aと気象情報地図129aとに基づいて、対象物の存在箇所であると共に対象気象の発生箇所である箇所をCPUを用いて危険箇所139aとして特定する。
さらに、危険箇所区別部130(注目箇所配色決定部の一例)は、対象物の存在箇所を示す配色と対象気象の発生箇所を示す配色との組み合わせと危険箇所配色表193とに基づいて、危険箇所139aを示す配色をCPUを用いて決定する。以下、危険箇所139aを示す配色を「警告色139b」という。
危険箇所配色表193は、予め定められた警告色139bを対象物の存在箇所を示す配色と対象気象の発生箇所を示す配色との組み合わせ毎に示す。
危険箇所地図作成部140(注目箇所地図作成部の一例)は、下絵地図119a、気象情報地図129a、危険箇所139aおよび警告色139bに基づいて、危険箇所139aを警告色139bで示した地図をCPUを用いて危険箇所地図149aとして作成する。
地図表示部150(注目箇所地図出力部の一例)は、危険箇所地図149aを表示装置901に表示させる。
地図作成装置記憶部190は、各「〜部」で使用、生成される各種の電子データを記憶媒体を用いて記憶する。
地図情報191、気象情報192、危険箇所配色表193、地図情報配色表194、気象情報配色表195、下絵地図119a、気象情報地図129a、危険箇所139a、警告色139bおよび危険箇所地図149aは、地図作成装置記憶部190により記憶される電子データの一例である。
地図情報191、危険箇所配色表193、地図情報配色表194および気象情報配色表195は、地図作成装置記憶部190に予め記憶される。
図2は、実施の形態1における危険箇所地図作成装置100の外観の一例を示す図である。
図2において、危険箇所地図作成装置100は、システムユニット910、CRT(Cathode・Ray・Tube)やLCD(液晶)の表示画面を有する表示装置901、キーボード902(Key・Board:K/B)、マウス903、FDD904(Flexible・Disk・Drive)、CDD905(コンパクトディスク装置)、プリンタ装置906、スキャナ装置907などのハードウェア資源を備え、これらはケーブルや信号線で接続されている。
システムユニット910は、コンピュータであり、ファクシミリ機932、電話器931とケーブルで接続され、また、LAN942(ローカルエリアネットワーク)、ゲートウェイ941を介してインターネット940に接続されている。
図3は、実施の形態1における危険箇所地図作成装置100のハードウェア資源の一例を示す図である。
図3において、危険箇所地図作成装置100は、プログラムを実行するCPU911(Central・Processing・Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、通信ボード915、表示装置901、キーボード902、マウス903、FDD904、CDD905、プリンタ装置906、スキャナ装置907、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。磁気ディスク装置920の代わりに、光ディスク装置、メモリカード読み書き装置などの記憶装置でもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶機器、記憶装置あるいは記憶部の一例である。また、入力データが記憶される記憶機器は入力機器、入力装置あるいは入力部の一例であり、出力データが記憶される記憶機器は出力機器、出力装置あるいは出力部の一例である。
通信ボード915、キーボード902、スキャナ装置907、FDD904などは、入力機器、入力装置あるいは入力部の一例である。
また、通信ボード915、表示装置901、プリンタ装置906などは、出力機器、出力装置あるいは出力部の一例である。
通信ボード915は、ファクシミリ機932、電話器931、LAN942等に接続されている。通信ボード915は、LAN942に限らず、インターネット940、ISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)などに接続されていても構わない。インターネット940或いはISDN等のWANに接続されている場合、ゲートウェイ941は不用となる。
磁気ディスク装置920には、OS921(オペレーティングシステム)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、OS921、ウィンドウシステム922により実行される。
上記プログラム群923には、実施の形態において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、実施の形態において、「〜部」の機能を実行した際の「〜の判定結果」、「〜の計算結果」、「〜の処理結果」などの結果データ、「〜部」の機能を実行するプログラム間で受け渡しするデータ、その他の情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。
「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。これらのCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、実施の形態において説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク、CDD905のコンパクトディスク、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD(Digital・Versatile・Disc)等の記録媒体に記録される。また、データや信号値は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
また、実施の形態において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
図4は、実施の形態1における危険箇所地図作成方法を示すフローチャートである。
実施の形態1における危険箇所地図作成方法(注目箇所地図作成方法の一例)について、図4に基づいて以下に説明する。
「〜部」は、以下に説明する各処理をCPUを用いて実行する。
まず、下絵地図作成部110は地図情報191に基づいて下絵地図119aを作成し(S110:下絵地図作成処理)、気象情報地図作成部120は気象情報192に基づいて気象情報地図129aを作成する(S120:気象情報地図作成処理)。
次に、危険箇所区別部130はS110において作成された下絵地図119aとS120において作成された気象情報地図129aとに基づいて危険箇所139aを特定し、特定した危険箇所139aに着色する警告色139bを危険箇所配色表193に基づいて決定する(S130:危険箇所区別処理)(注目箇所特定処理、危険箇所配色決定処理の一例)。
そして、危険箇所地図作成部140はS110の下絵地図119a、S120の気象情報地図129a、S130の危険箇所139aおよびS130の警告色139bに基づいて危険箇所地図149aを作成し(S140:危険箇所地図作成処理)(注目箇所地図作成処理の一例)、地図表示部150はS140において作成された危険箇所地図149aを表示装置901に表示させる(S150:危険箇所地図表示処理)(注目箇所地図出力処理の一例)。
以下に、S110〜S140の詳細について説明する。
図5は、実施の形態1における下絵地図作成処理(S110)を示すフローチャートである。
実施の形態1における下絵地図作成処理(S110)について、図5に基づいて以下に説明する。
<S111>
まず、下絵地図作成部110は、地図作成装置記憶部190から地図情報191を取得し、取得した地図情報191に基づいて対象物の存在箇所を特定する。
地図情報191は、対象物およびその他の地物が存在する箇所を三次元座標で示す。下絵地図作成部110は、地図情報191から対象物が存在する箇所を示す三次元座標を抽出することにより対象物の存在箇所を特定する。
<S112>
次に、下絵地図作成部110は、地図作成装置記憶部190から地図情報配色表194を取得し、S111において存在箇所を特定した対象物の配色を地図情報配色表194に基づいて決定する。
図6は、実施の形態1における地図情報配色表194を示す図である。
図6において、「対象物区分」は対象物の種類を示し、「下絵地図上の配色」は対象物の存在箇所を示す色として予め定められた配色を示す。
図6に示す地図情報配色表194には、「道路」を「白」で表し、「山」を「緑」で表し、「住宅地(特定危険箇所)」を「茶」で表し、「河川」を「青」で表すことが定められている。
但し、道路、山、住宅地、河川以外の地物が対象物であってもよいし、対象物の配色が図6に示す配色以外であってもよい。
図5のS112において、下絵地図作成部110は、図6の地図情報配色表194を参照して、道路の配色を「白」、山の配色を「緑」、住宅地の配色を「茶」、河川の配色を「青」に決定する。
図5に戻り、下絵地図作成処理(S110)の続き(S113)を説明する。
<S113>
そして、下絵地図作成部110は、S111において特定した対象物の存在箇所とS112において決定した対象物の配色とに基づいて下絵地図119aを作成し、作成した下絵地図119aを地図作成装置記憶部190に記憶する。
図7は、実施の形態1における下絵地図119aである。
S113(図5)において、下絵地図作成部110は、特定した存在箇所(S111)に基づいて道路を線描画し、線描画した道路をS112において決定した配色(白)で着色し、図7に示す下絵地図119aを作成する。図7は、下絵地図119aの一例である。
図7において、(0、0)、(u、0)、(0、v)および(u、v)は下絵地図119a内での各画素(ピクセル、ドットともいう)の位置(uv座標)を示す。
下絵地図作成部110は、下絵地図119aの各画素に、当該画素が表す地点の緯度・経度と当該画素の色(RGB値)とを対応付けて設定する。
図8は、実施の形態1における気象情報地図作成処理(S120)を示すフローチャートである。
実施の形態1における気象情報地図作成処理(S120)について、図8に基づいて以下に説明する。
<S121>
まず、気象情報地図作成部120は、気象情報提供装置200から気象情報192を取得し、取得した気象情報192を地図作成装置記憶部190に記憶する。
気象情報提供装置200は、気象庁や日本気象協会(JWA)などの機関が提供する気象情報192を配信するサーバである。アメダスのデータは、気象情報提供装置200から配信される気象情報192の一例である。
例えば、気象情報地図作成部120は、気象情報提供装置200から配信されたアメダスのデータを受信し、受信したアメダスのデータを気象情報192として地図作成装置記憶部190に記憶する。
アメダスのデータは、各地の降雨量、風向・風速、降雪量、気温などについて、現在までの経過情報、今後の予測情報を示す。
以下、気象情報192は、各地の降雨量のみを示すものとする。
<S122>
次に、気象情報地図作成部120は、地図作成装置記憶部190から気象情報配色表195を取得し、取得した気象情報配色表195に基づいて対象気象(雨、風、雪、気温)の発生箇所の配色を決定する。
図9は、実施の形態1における気象情報配色表195を示す図である。
図9において、「配色対象」は対象気象(雨、風、雪、気温)の種類を示し、「属性情報」は降雨量、風向・風速、降雪量、気温の数値(大小、高低、早遅など)を示し、「配色」は対象気象の発生箇所を示す色として予め定められた配色を示す。
図9に示す気象情報配色表195には、「雨量」を青系の色で表し、「風速」を黄系の色で表し、「降雪量」を白系の色で表し、「気温」を赤系の色で表すことが定められている。さらに、図9に示す気象情報配色表195には、数値が大きいほど、濃い色(または、暗い色)を配色することが定められている。例えば、雨量が多くなるに従って、配色は水色→青→濃紺に変化する。
但し、雨、風、雪、気温以外の気象条件が対象気象であってもよいし、対象気象の配色が図9に示す配色以外であってもよい。例えば、雨量が多くなるに従って、水色→青→オレンジ→赤というように異なる系の色が配色されてもよい。
S122において、気象情報地図作成部120は、気象情報配色表195(図9)を参照して、降雨地域の配色を「青系色」、強風域の配色を「黄系色」、降雪地域の配色を「白系色」、高温地域の配色を「赤系色」に決定すると共に、数値の大きさに対応する色の濃さ(または、明るさ)を決定する。
<S123>
そして、気象情報地図作成部120は、S121において取得した気象情報192とS122において決定した対象気象の配色とに基づいて気象情報地図129aを作成し、作成した気象情報地図129aを地図作成装置記憶部190に記憶する。
図10は、実施の形態1における気象情報地図129aである。
S123において、気象情報地図作成部120は、S121において取得した気象情報192に基づいて降雨地域と降雨量とを特定し、特定した降雨地域をS122において決定した配色(青系色)で着色し、図10に示す気象情報地図129aを作成する。図10は、気象情報地図129aの一例である。
図10において、(0、0)、(u、0)、(0、v)および(u、v)は気象情報地図129a内での各画素の位置(uv座標)を示す。
気象情報地図作成部120は、下絵地図119aの尺度に合わせて気象情報地図129aを作成する。
また、気象情報地図作成部120は、気象情報地図129aの各画素に、当該画素が表す地点の緯度・経度と当該画素の色とを対応付けて設定する。
気象情報地図129aの各画素(0、0)、(u、0)、(0、v)および(u、v)に設定される緯度・経度はそれぞれ、下絵地図119aの画素(0、0)、(u、0)、(0、v)および(u、v)に設定される緯度・経度と一致するものとする。
図11は、実施の形態1における危険箇所区別処理(S130)を示すフローチャートである。
実施の形態1における危険箇所区別処理(S130)について、図11に基づいて以下に説明する。
<S131>
まず、危険箇所区別部130は、地図作成装置記憶部190から下絵地図119aと気象情報地図129aとを取得し、取得した下絵地図119aと気象情報地図129aとを重ね合わせる。このとき、危険箇所区別部130は、設定されている緯度・経度が一致する下絵地図119aの画素と気象情報地図129aの画素とを重ね合わせる。
図12は、実施の形態1における下絵地図119aと気象情報地図129aとを重ね合わせた地図である。
危険箇所区別部130は、図12に示すように、下絵地図119a(図7)の画素(0、0)、(u、0)、(0、v)および(u、v)をそれぞれ、気象情報地図129a(図10)の画素(0、0)、(u、0)、(0、v)および(u、v)に重ね合わせる。
図11に戻り、危険箇所区別処理(S130)の続き(S132)を説明する。
<S132:危険箇所特定処理(注目箇所特定処理の一例)>
次に、危険箇所区別部130は、地図作成装置記憶部190から危険箇所配色表193を取得し、下絵地図119aの配色と気象情報地図129aの配色との組み合わせと危険箇所配色表193に示される配色の組み合わせとに基づいて危険箇所139aを特定し、特定した危険箇所139aを地図作成装置記憶部190に記憶する。
図13は、実施の形態1における危険箇所配色表193を示す図である。
図13において、「重ね合わせた後の配色」は、下絵地図119aの配色と気象情報地図129aの配色との組み合わせに対応付けられて予め定められた配色を示し、警告色139bとして用いられる。
例えば、図13に示す危険箇所配色表193には、下絵地図119aの配色が「白(道路)」であると共に気象情報地図129aの配色が「青系色(降雨地域)」である部分の配色(警告色139b)を「オレンジ系色」にすることが定められている。
但し、「重ね合わせ後の配色」(警告色139b)が図13に示す配色以外であってもよい。
図14は、実施の形態1における下絵地図119aと気象情報地図129aとを重ね合わせた地図(図12)内から特定された危険箇所139aを示す図である。
例えば、危険箇所区別部130は、危険箇所配色表193(図13)に基づいて、下絵地図119aの配色が「白(道路)」であると共に気象情報地図129aの配色が「青系色(雨)」である部分を危険箇所139aとして特定する(図14参照)。危険箇所139aは、下絵地図119aに示される道路(対象物の一例)と気象情報地図129aに示される降雨地域(対象気象の発生箇所の一例)とが重なり合う部分に相当する。
図11に戻り、危険箇所区別処理(S130)の続き(S133)を説明する。
<S133:危険箇所配色決定処理(注目箇所配色決定処理の一例)>
危険箇所区別部130は、S132で特定した危険箇所139aでの下絵地図119aと気象情報地図129aとの配色の組み合わせに対応する警告色139bを危険箇所配色表193に基づいて決定し、決定した危険箇所配色表193を地図作成装置記憶部190に記憶する。
例えば、下絵地図119a内の危険箇所139aの配色が「白(道路)」であると共に気象情報地図129a内の危険箇所139aの配色が「青系色(雨)」である場合、危険箇所区別部130は、その配色の組み合わせに対応付けられて危険箇所配色表193(図13)に設定されている「オレンジ系色」を警告色139bに決定する。
危険箇所区別処理(S130)は、図11に基づいて説明したようにS131〜S133として実行されなくてもよい。
例えば、危険箇所区別部130は、下絵地図119aから画素を1ずつ抽出し、下絵地図119aから抽出した画素と緯度・経度が一致する気象情報地図129aの画素を特定する。次に、危険箇所区別部130は、下絵地図119aから抽出した画素の色(下絵地図119aの配色)と気象情報地図129aから特定した画素の色(気象情報地図129aの配色)とに一致する組み合わせが危険箇所配色表193に設定されているか判定する(危険箇所特定処理の一例)。そして、危険箇所区別部130は、下絵地図119aから抽出した画素の色(下絵地図119aの配色)と気象情報地図129aから特定した画素の色(気象情報地図129aの配色)との組み合わせに対応する警告色139bを危険箇所配色表193から取得する(危険箇所配色決定処理の一例)。
また、危険箇所特定処理(S132)での危険箇所139aの特定は、下絵地図119aの配色と気象情報地図129aの配色とに基づいて行われなくてもよい。
例えば、危険箇所区別部130は、対象物の存在箇所を示す緯度・経度と対象気象の発生箇所を示す緯度・経度とを比較し、共通する地域を危険箇所139aとして特定してもよい。
図15は、実施の形態1における危険箇所地図作成処理(S140)を示すフローチャートである。
実施の形態1における危険箇所地図作成処理(S140)について、図15に基づいて以下に説明する。
<S141>
まず、危険箇所地図作成部140は、地図作成装置記憶部190から下絵地図119aと気象情報地図129aとを取得し、取得した下絵地図119aと気象情報地図129aとを重ね合わせて重畳画像を作成する。
例えば、危険箇所地図作成部140は、図12に示すように重畳画像を作成する。
<S142>
そして、危険箇所地図作成部140は、地図作成装置記憶部190から危険箇所139aと警告色139bとを取得し、S141において作成した重畳画像内の危険箇所139aに警告色139bを着色し、危険箇所139aに警告色139bを着色した重畳画像を危険箇所地図149aとして地図作成装置記憶部190に記憶する。
図16は、実施の形態1における危険箇所地図149aである。
例えば、危険箇所地図作成部140は、図16に示すように、危険箇所139aにオレンジ系色(警告色139b)を着色して危険箇所地図149aを作成する。このとき、危険箇所地図作成部140は、危険箇所139a内で濃い青部分には濃いオレンジを着色し、危険箇所139a内で薄い青部分には薄いオレンジを着色する。
危険箇所区別処理(S130)および危険箇所地図作成処理(S140)は、上記の手順S131〜S133、S141〜S142で実行されてなくてもよい。
例えば、「重畳画像の作成(S141)→危険箇所139aの特定(S132)→警告色139bの決定(S133)→危険箇所地図149aの作成(S142)」の順で実行されてもよい。
上記で説明した形態は、危険箇所地図作成装置100の一例である。
例えば、危険箇所地図作成装置100は以下のようなものでもよい。
危険箇所地図149aは、危険箇所139aを警告色139bで示す代わりに、または、危険箇所139aを警告色139bで示すと共に、縁取り、マーク、吹き出しなどの警告目印により危険箇所139aを示すものであってもよい。
例えば、危険箇所配色表193には、下絵地図119aの配色と気象情報地図129aの配色との組み合わせに対応付けられて警告目印の種類が警告色139bの代わりに、または、警告色139bと共に、予め設定される。
危険箇所区別部130は危険箇所配色表193に基づいて危険箇所139aを示す警告目印を警告色139bの代わりに、または、警告色139bと共に特定し、危険箇所地図作成部140は、危険箇所139aに警告色139bを着色する代わりに、または、危険箇所139aに警告色139bを着色すると共に、警告目印を付記する。
下絵地図作成部110は、下絵地図119aを作成する際に、対象物を着色しなくてもよい。この場合、下絵地図作成部110は、下絵地図119a内の対象物を示す各画素に当該画素が対象物を示すことを意味する情報(例えば、フラグや着色しなかった対象物の配色)を設定する。
危険箇所地図作成部140は、下絵地図119aと気象情報地図129aとを重ね合わせて危険箇所地図149aを生成しなくてもよい。
例えば、危険箇所地図作成部140は、気象情報地図129aを用いず、下絵地図119a内の危険箇所139aを警告色139bで着色して危険箇所地図149aを作成する。
危険箇所139aは、対象物の存在箇所であると共に複数の対象気象の発生箇所である箇所として特定されてもよい。
例えば、気象情報地図作成部120は、複数の対象気象(雨、風、雪、気温など)それぞれに対応する複数の気象情報地図129aを作成する。危険箇所配色表193には、対象物の配色と複数の対象気象の配色との組み合わせ(例えば、白[道路]、青[雨]、黄[風]の組み合わせ)が設定される。そして、危険箇所区別部130は、下絵地図119aと複数の気象情報地図129aとを重ね合わせ、重なり合う配色の組み合わせが危険箇所配色表193に設定されている配色の組み合わせである部分を危険箇所139aとして特定する。
下絵地図119aは、過去に土砂崩れ、洪水、浸水、川の氾濫などの災害が起こった地域またはその地域に位置する地物を対象物として示してもよい。
例えば、過去の災害地域、その災害地域に位置する地物、その災害の大きさ等を示す「過去の災害情報」が地図作成装置記憶部190に予め記憶され、下絵地図作成部110は「過去の災害情報」に基づいて下絵地図119aを作成する。
地図情報配色表194には、災害の大きさに対応付けられて配色が設定されてもよい。下絵地図作成部110は、地図情報配色表194を参照し、下絵地図119a内の災害地域を災害の大きさに対応する配色で着色する。
下絵地図119aは、シミュレーション計算により予測された災害の発生しやすい地域またはその地域に位置する地物を対象物として示してもよい。
例えば、予測される災害地域、その災害地域に位置する地物、その災害の大きさ等を示す「災害シミュレーション情報」が地図作成装置記憶部190に予め記憶され、下絵地図作成部110は「災害シミュレーション情報」に基づいて下絵地図119aを作成する。
地図情報配色表194には、災害の大きさに対応付けられて配色が設定されてもよい。下絵地図作成部110は、地図情報配色表194を参照し、下絵地図119a内の災害地域を災害の大きさに対応する配色で着色する。
図17は、実施の形態1における危険箇所地図作成装置100の概要を示す図である。
実施の形態1において、図17に示すような危険箇所地図作成装置100について説明した。
危険箇所地図作成装置100は、地図情報191および災害発生が予想される危険箇所の情報から下絵地図119aを作成する下絵地図作成部110と、レーダ雨量などの気象情報192から気象情報地図129aを作成する気象情報地図作成部120と、下絵地図119aと気象情報地図129aを重ね合わせて危険箇所地図149aを作成する危険箇所地図作成部140を備える。
危険箇所地図作成装置100は、災害の危険箇所となりうる地域・地形を色情報で示す下絵地図119aとレーダ観測雨量などを色情報で示す気象情報地図129aとの双方の色情報の重なり合いに基づいて、災害の危険箇所を危険箇所地図149aとして表示する。このため、危険箇所地図作成装置100は、危険箇所の表示にあたって複雑な処理やシステム構成を必要としない。
また、危険箇所地図作成装置100は、多種の色の組み合わせを選択することができるように構成されているので、浸水、土砂崩れ、強風による災害などの災害の種類や、災害の程度を多種かつ簡単に表現することができる。
なお、危険箇所地図作成装置100は、災害の危険箇所となりうる地域・地形を過去の災害情報の分析結果から設定し、過去の災害情報を今後の災害予測に利用することも可能である。
実施の形態1で説明した危険箇所地図作成装置100は、注目箇所地図作成装置の一例である。
注目箇所地図作成装置は、危険箇所以外の注目箇所を特定し、注目箇所を示す注目箇所地図を作成してもよい。注目箇所地図の作成方法は、危険箇所地図の作成方法と同じである。
例えば、注目箇所地図作成装置は、桜並木の道路を示す下絵地図と気温を示す気象情報地図とに基づいて、桜が開花している又は桜の開花が間近な桜並木をその開花状況(開花間近、七分咲き、満開など)と共に桃色の濃淡で表す桜街道地図を作成することもできる。
実施の形態1における危険箇所地図作成装置100の構成図。 実施の形態1における危険箇所地図作成装置100の外観の一例を示す図。 実施の形態1における危険箇所地図作成装置100のハードウェア資源の一例を示す図。 実施の形態1における危険箇所地図作成方法を示すフローチャート。 実施の形態1における下絵地図作成処理(S110)を示すフローチャート。 実施の形態1における地図情報配色表194を示す図。 実施の形態1における下絵地図119a。 実施の形態1における気象情報地図作成処理(S120)を示すフローチャート。 実施の形態1における気象情報配色表195を示す図。 実施の形態1における気象情報地図129a。 実施の形態1における危険箇所区別処理(S130)を示すフローチャート。 実施の形態1における下絵地図119aと気象情報地図129aとを重ね合わせた地図。 実施の形態1における危険箇所配色表193を示す図。 実施の形態1における下絵地図119aと気象情報地図129aとを重ね合わせた地図(図12)内から特定された危険箇所139aを示す図。 実施の形態1における危険箇所地図作成処理(S140)を示すフローチャート。 実施の形態1における危険箇所地図149a。 実施の形態1における危険箇所地図作成装置100の概要を示す図。
符号の説明
100 危険箇所地図作成装置、110 下絵地図作成部、119a 下絵地図、120 気象情報地図作成部、129a 気象情報地図、130 危険箇所区別部、139a 危険箇所、139b 警告色、140 危険箇所地図作成部、149a 危険箇所地図、150 地図表示部、190 地図作成装置記憶部、191 地図情報、192 気象情報、193 危険箇所配色表、194 地図情報配色表、195 気象情報配色表、200 気象情報提供装置、901 表示装置、902 キーボード、903 マウス、904 FDD、905 CDD、906 プリンタ装置、907 スキャナ装置、910 システムユニット、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 通信ボード、920 磁気ディスク装置、921 OS、922 ウィンドウシステム、923 プログラム群、924 ファイル群、931 電話器、932 ファクシミリ機、940 インターネット、941 ゲートウェイ、942 LAN。

Claims (7)

  1. 特定物の存在箇所を示す特定物地図と特定気象の発生箇所を示す気象図とに基づいて前記特定物の存在箇所であると共に前記特定気象の発生箇所である箇所をCPU(Central Processing Unit)を用いて注目箇所として特定する注目箇所特定部と、
    前記注目箇所特定部により特定された注目箇所に所定の配色をした地図をCPUを用いて注目箇所地図として作成する注目箇所地図作成部と、
    前記注目箇所地図作成部により作成された注目箇所地図を出力装置に出力する注目箇所地図出力部とを備え、
    前記特定物地図は、前記特定物の存在箇所を所定の配色で示し、
    前記気象図は、前記特定気象の発生箇所を所定の配色で示し、
    前記注目箇所特定部は、前記特定物地図内の配色と前記気象図内の配色とに基づいて前記注目箇所を特定する
    ことを特徴とする注目箇所地図作成装置。
  2. 特定物の存在箇所を所定の配色で示す特定物地図と特定気象の発生箇所を所定の配色で示す気象図とに基づいて前記特定物の存在箇所であると共に前記特定気象の発生箇所である箇所をCPU(Central Processing Unit)を用いて注目箇所として特定する注目箇所特定部と、
    前記注目箇所特定部により特定された注目箇所に所定の配色をした地図をCPUを用いて注目箇所地図として作成する注目箇所地図作成部と、
    前記注目箇所地図作成部により作成された注目箇所地図を出力装置に出力する注目箇所地図出力部と、 記特定物の存在箇所を示す配色と前記特定気象の発生箇所を示す配色との組み合わせに基づいて前記注目箇所の配色をCPUを用いて決定する注目箇所配色決定部を備え、
    前記注目箇所地図作成部は、前記注目箇所配色決定部により決定された配色で前記注目箇所を示した地図を前記注目箇所地図として作成する
    ことを特徴とする注目箇所地図作成装置。
  3. 特定物の存在箇所を所定の配色で示す特定物地図と特定気象の発生箇所を所定の配色で示す気象図とに基づいて前記特定物の存在箇所であると共に前記特定気象の発生箇所である箇所をCPU(Central Processing Unit)を用いて注目箇所として特定する注目箇所特定部と、
    前記注目箇所特定部により特定された注目箇所に所定の配色をした地図をCPUを用いて注目箇所地図として作成する注目箇所地図作成部と、
    前記注目箇所地図作成部により作成された注目箇所地図を出力装置に出力する注目箇所地図出力部と、
    記特定物の存在箇所を示す配色と前記特定気象の存在箇所を示す配色との組み合わせに基づいて前記注目箇所を示す目印をCPUを用いて決定する注目箇所目印決定部を備え、
    前記注目箇所地図作成部は、注目箇所を示す所定の配色と共に又は注目箇所を示す所定の配色の代わりに前記注目箇所目印決定部により決定された目印で前記注目箇所を示した地図を前記注目箇所地図として作成する
    ことを特徴とする注目箇所地図作成装置。
  4. 注目箇所特定部は、特定物の存在箇所を所定の配色で示す特定物地図と特定気象の発生箇所を所定の配色で示す気象図とが示す前記特定物地図内の配色と前記気象図内の配色とに基づいて前記特定物の存在箇所であると共に前記特定気象の発生箇所である箇所をCPU(Central Processing Unit)を用いて注目箇所として特定する注目箇所特定処理を実行し、
    注目箇所地図作成部は、前記注目箇所特定部により特定された注目箇所に所定の配色をした地図をCPUを用いて注目箇所地図として作成する注目箇所地図作成処理を実行し、
    注目箇所地図出力部は、前記注目箇所地図作成部により作成された注目箇所地図を出力装置に出力する注目箇所地図出力処理を実行することを特徴とする注目箇所地図作成装置の注目箇所地図作成方法。
  5. 注目箇所特定部は、特定物の存在箇所を所定の配色で示す特定物地図と特定気象の発生箇所を所定の配色で示す気象図とに基づいて前記特定物の存在箇所であると共に前記特定気象の発生箇所である箇所をCPU(Central Processing Unit)を用いて注目箇所として特定する注目箇所特定処理を実行し、
    注目箇所配色決定部は、前記特定物の存在箇所を示す配色と前記特定気象の発生箇所を示す配色との組み合わせに基づいて前記注目箇所の配色をCPUを用いて決定する注目箇所配色決定処理を実行し、
    注目箇所地図作成部は、前記注目箇所特定部により特定された注目箇所に前記注目箇所配色決定部により決定された配色をした地図をCPUを用いて注目箇所地図として作成する注目箇所地図作成処理を実行し、
    注目箇所地図出力部は、前記注目箇所地図作成部により作成された注目箇所地図を出力装置に出力する注目箇所地図出力処理を実行する
    ことを特徴とする注目箇所地図作成装置の注目箇所地図作成方法。
  6. 注目箇所特定部は、特定物の存在箇所を所定の配色で示す特定物地図と特定気象の発生箇所を所定の配色で示す気象図とに基づいて前記特定物の存在箇所であると共に前記特定気象の発生箇所である箇所をCPU(Central Processing Unit)を用いて注目箇所として特定する注目箇所特定処理を実行し、
    注目箇所目印決定部は、前記特定物の存在箇所を示す配色と前記特定気象の存在箇所を示す配色との組み合わせに基づいて前記注目箇所を示す目印をCPUを用いて決定する注目箇所目印決定処理を実行し、
    注目箇所地図作成部は、前記注目箇所特定部により特定された注目箇所所定の配色で示すと共に前記注目箇所目印決定部により決定された目印で示した地図、又は、前記注目箇所特定部により特定された注目箇所を所定の配色の代わりに前記注目箇所目印決定部により決定された目印で示した地図をCPUを用いて注目箇所地図として作成する注目箇所地図作成処理を実行し、
    注目箇所地図出力部は、前記注目箇所地図作成部により作成された注目箇所地図を出力装置に出力する注目箇所地図出力処理を実行する
    ことを特徴とする注目箇所地図作成装置の注目箇所地図作成方法。
  7. 請求項4から請求項6いずれかに記載の注目箇所地図作成方法をコンピュータに実行させる注目箇所地図作成プログラム。
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