JP4989592B2 - エステル油充填装置 - Google Patents

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この発明は、エステル油を冷凍機に充填するために用いられるエステル油充填装置に関するものである。
従来の冷凍機油チャージングシリンダーは、冷凍機油を貯留するための密閉容器と、この密閉容器の頂部に設けられ且つ真空ポンプ接続用開閉バルブと加圧ガスボンベ接続用開閉バルブから構成された第1ポートと、この密閉容器底部に連なる配管、この配管の一方の先端に設けられたボールタップ及びこの配管の他方の先端に設けられた開閉バルブから構成された第2ポートと、この密閉容器内部のガス圧力を測定するためのゲージとを備える(例えば、特許文献1参照)。
加圧ガスボンベはチャージホースにより加圧ガスボンベ接続用開閉バルブに接続される。真空ポンプはチャージホースにより真空ポンプ接続用開閉バルブに接続される。油缶内の冷凍機油は第2ポートの開閉バルブに接続されたチャージホースを通過して密閉容器内に移送される。
この冷凍機油チャージングシリンダーを用いて冷凍機油を冷凍機に充填するとき、まず真空ポンプ接続用開閉バルブを開放した状態で真空ポンプを駆動して冷凍機油チャージングシリンダー内を真空引きする。真空引き後、第2ポートに接続された油缶内の冷凍機油を開閉バルブを開放した状態で真空ポンプを駆動して真空引きしながら冷凍機油を冷凍機油チャージングシリンダー内に吸引移送する。この移送工程完了後、第2ポートの開閉バルブを閉止し、冷凍機油チャージングシリンダー内をさらに真空引きし不純物を除去する。この不純物除去工程後、真空ポンプ接続用開閉バルブを閉止し、加圧ガスボンベ接続用開閉バルブを開放し冷凍機油チャージングシリンダー内に加圧ガスを封入して加圧後、加圧ガスボンベ接続用開閉バルブを閉止し保管を完了する。
冷凍機に冷凍機油を充填する場合、第2ポートのチャージホースを冷凍機に接続し冷凍機を真空引き後、第2ポートの開閉バルブを開放し冷凍機油を充填する。
特開2001−91113号公報
しかし、上述の冷凍機油チャージングシリンダーを使用してエステル油を油缶から冷凍機に充填すると、冷凍機油チャージングシリンダーの密閉容器にエステル油を移送する間に空気と触れる時間が長くなり、使用できないエステル油の量が冷凍機油チャージングシリンダーを使用しない場合と同様に多く、材料利用率が悪いという問題がある。
この発明の目的は、エステル油の無駄を少なくして冷凍機にエステル油を充填するエステル油充填装置を提供することである。
この発明に係るエステル油充填装置は、エステル油が溜められた油缶の給油口から上記エステル油内に吸入口が入れられて上記エステル油を上記油缶の外側に導く第1の配管を備えるエステル油充填装置において、上記第1の配管が貫通するとともに上記給油口を密閉する栓と、上記栓を貫通し且つ上記エステル油の液面と上記油缶の上面との隙間に空気を導く第2の配管と、上記第2の配管に接続されるとともに通過する空気を乾燥するドライヤーと、を備える。
この発明に係るエステル油充填装置は、油缶の給油口が栓により密閉されるとともにドライヤーで乾燥された空気で油缶内のエステル油が減少した容積を置換するので、油缶内の圧力が大気圧に維持され、栓と給油口との間の密閉が維持されるとともに油缶内を満たす空気が乾燥している。そのため、エステル油が空気中の水分を吸湿して劣化することを防ぎ、使用できないエステル油の量を減少することができる。
図1は、この発明を実施するための最良の形態のエステル油充填装置の構成図である。
この発明を実施するための最良の形態のエステル油充填装置1は、油缶10の給油口13を密閉するための栓3、栓3を厚さ方向に貫通する孔に挿入されるとともに油缶10の内側に位置する一端が油缶10の底の近くまで延び且つ油缶10の外側に位置する部分が分岐する第1の配管としての透明な配管7、透明な配管7の分岐した一方の配管の端部に設けられるエステル油を吸引するためのポンプ機構2、透明な配管7の分岐した他の配管の途中に設けられた開閉バルブ9、栓3を厚さ方向に貫通する他の孔に挿入されるとともに油缶10の内側に位置する一端が栓3の下面から少し飛びだした第2の配管としての配管5、配管5の油缶10の外側に位置する一端に設けられる吸込み空気を乾燥させるためのドライヤー4を備える。
ドライヤー4には、シリカゲル、モレキュラシーブなど乾燥剤が充填されており、通過する空気中の水分子を吸着して空気を乾燥する。
配管5の油缶10の内側に位置する端部を乾燥空気の吹き出し口5aと称す。透明な配管7の油缶10の内側に位置する端部をエステル油の吸入口7aと称す。透明な配管7の油缶10の外側に位置し途中に開閉バルブ9が設けられた他の配管の端部をチャージホース接続口8と称す。
エステル油11が溜められた油缶10は、エステル油11を取り出すために給油口13が設けられ、給油口13には油缶10内を密閉し得る蓋が嵌められている。また、油缶10の隙間には乾燥した空気12が充填されている。
次に、この発明に係るエステル油充填装置1を使用して油缶10のエステル油11を冷凍機14に充填する手順を説明する。
先ず開閉バルブ9を閉止しておく。次に、油缶10の給油口13を閉じている蓋を外し、速やかにエステル油充填装置1の吸入口7aを油缶10の内部に入れて、図2に示すように、栓3を給油口13に嵌合して栓3と給油口13との間を密閉する。
次に、開閉バルブ9を開放し、ポンプ機構2を作動させエステル油11を吸引し、図3に示すように、透明な配管7内の空気を追出す。
引き続きポンプ機構2を作動してチャージホース接続口8からある程度の量のエステル油11を排出したら開閉バルブ9を閉止する。
チャージホース15でチャージホース接続口8と冷凍機14とを連通する。
冷凍機14の冷媒回路は予め真空状態になるように真空引きされている。そして、冷凍機14に接続されたチャージホース15内の空気を冷媒回路側から真空引きすることにより真空状態にする。
チャージホース15内が真空状態に達したら、図4に示すように、開閉バルブ9を開放し冷凍機14へのエステル油11の充填を開始する。
エステル油11が減少するとエステル油11が減少した容積だけドライヤー4を通過して乾燥した空気が吹き出し口5aより供給され、油缶10の内圧は大気圧を維持し、栓3と給油口13との隙間からの空気の浸入を防止する。
エステル油11の液面が吸入口7aより下まで下がったら、透明な配管7の中の様子を確認しながら気泡が開閉バルブ9を通過する前に開閉バルブ9を閉止し充填完了する。
この発明では、油缶10の給油口13が栓3により密閉されるとともにドライヤー4で乾燥された空気で油缶10内のエステル油11が減少した容積を置換するので、油缶10内の圧力が大気圧に維持され、栓3と給油口13との間の密閉が維持されるとともに油缶10内を満たす空気が乾燥している。そのため、エステル油11が空気中の水分を吸湿して劣化することを防ぎ、使用できないエステル油11の量を減少することができる。
この発明を実施するための最良の形態のエステル油充填装置の構成図である。 この発明に係るエステル油充填装置を油缶に取り付けた様子を示す図である。 この発明に係るエステル油充填装置の透明な配管内の空気をエステル油で置換する様子を示す図である。 油缶内から冷凍機にエステル油を充填する様子を示す図である。 油缶内から冷凍機にエステル油を充填し油缶内のエステル油が残り少ない様子を示す図である。
符号の説明
1 エステル油充填装置、2 ポンプ機構、3 栓、4 ドライヤー、5 配管、5a 吹き出し口、7 透明な配管、7a 吸入口、8 チャージホース接続口、9 開閉バルブ、10 油缶、11 エステル油、12 空気、13 給油口、14 冷凍機、15 チャージホース。

Claims (1)

  1. エステル油が溜められた油缶の給油口から上記エステル油内に吸入口が入れられて上記エステル油を上記油缶の外側に導く第1の配管を備えるエステル油充填装置において、
    上記第1の配管が貫通するとともに上記給油口を密閉する栓と、
    上記栓を貫通し且つ上記エステル油の液面と上記油缶の上面との隙間に空気を導く第2の配管と、
    上記第2の配管に接続されるとともに通過する空気を乾燥するドライヤーと、
    を備えることを特徴とするエステル油充填装置。
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