JP4984989B2 - 電磁継電器 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁ソレノイド機構の励磁或いは消磁により可動鉄片を駆動し、可動接触片及び固定接触片を有する電気接点開閉機構の開閉動作を行うように構成した電磁継電器に関するものである。
従来、この種の電磁継電器として、図27乃至図29に示すものが知られている(特許文献1参照)。この電磁継電器は、ベース1とケース2とを組み合わせることによって構成された収容部内に、電気接点開閉機構3とこの電気開閉動を司る電磁ソレノイド機構4を配置して構成している。
電気接点開閉機構3は、ベース1に互いに対向するように設置し、固定接点31aを有する常閉固定接触片31及び固定接点32aを有する常開固定接触片32と、後述の接点ブロック41−1に揺動可能に取り付けられて一端側に可動接点33aを有する可動接触片33とで構成され、可動接触片33の可動接点33aが固定接点31a、32a間を選択的に接離することによって、電気開閉動を司っている。
電磁ソレノイド機構4は、コイルを主体として構成する電磁ブロック42と、この電磁ブロック42の励磁により鉄心43の吸引で揺動する可動鉄片41と、この可動鉄片41を保持する接点ブロック41−1を備えており、可動鉄片41は鉄心対向片部41aを有しており、この鉄心対向片部41aには復帰ばね6の一端側が取付けてあり、復帰ばね6の他端側は取付け片5に取付けてある。
可動接触片33の一端側は、ベース1側に延在しており、可動接点33aが常時は常閉固定接触片31側の固定接点31a側に投入接続している。また、可動接触片33の他端側はケース2の天面部2a側に延在しており、コモンリ−ド線7の一端側の垂直片部7a側に接続している。そして、コモンリ−ド線7の他端側は略逆L字状に折曲形成しており、この折曲部7bをベース1側まで延在して接続端子10に接続してある。
そして、可動鉄片41による可動接触片33の動作は、インジケータ90によって確認することができるように構成してある。即ち、インジケータ90は、略枠体形状を呈しており、その上端の表示片90bの端面部が視認部90aを構成している。また、インジケータ90の両側部脚片90cの端部が支軸部90dにしてあり、両側部脚片90cが接点ブロック41−1に接触している。
インジケータ90の支軸部90dは、ベース基台91の支点受け部91aに揺動可能に保持されており、支軸部90dはケース2の内面に接触していて、支軸部90dの支点受け部91aからの飛び出が阻止されている。
そして、消磁状態から電磁ソレノイド機構4に電気を導入して励磁状態にすると、電気ソレノイド機構4の励磁により鉄心43が可動鉄片41を吸引し、可動鉄片41を復帰ばね6の付勢力に抗して揺動させて、可動接触片33を揺動させることによって、可動接点33aを常閉固定接触片31の固定接点31aから常開固定接触片32の固定接点32a側に投入接続されることになる。
この結果、インジケータ90は、その支軸部90dを支点として揺動することになって、インジケータ90の視認部90bが表示窓9に対向する位置に移動して、ケース2の外部から電気接点開閉機構3の作動状態を視認できることになる。
図30乃至図33に従来の別の電磁継電器を示す。この電磁継電器では、別の構成のインジケータ92と動作確認ボタン機構100を備えたことが、上記した従来の電磁継電器と異なり、電気接点開閉機構3と、この電気開閉動を司る電磁ソレノイド機構4は同じ構成である。このために、電気接点開閉機構3及び電磁ソレノイド機構4の構成説明を省略するが、作動については電気接点開閉機構3及び電磁ソレノイド機構4の動作説明を用いる。
図30に示すように、インジケータ92は略枠体形状を呈しており、その上端連設部の中央に表示片92bが形成してあり、表示片92bの先端は略直角に折り曲げられて視認部92aを構成している。また、インジケータ92の両側部脚片92cの端部が支点部92dにしてあり、両側部脚片92cの上部が保持部92eにしてあり、また、中央部には保持部92fが設けてある。
そして、インジケータ92は、その保持部92e,92fで、可動鉄心41に設けられた接点ブロック93に揺動可能に保持されており、支点部92dは、ベース基台98の支点受け部98aに挿入してあって、支点部92dはケース2の内面に接触していて、これらの支点部92dの支点受け部98aからの飛び出が阻止されている。
図30に示すように、ケース2にはボタン装着部94が設けてあり、図31に示すように、このボタン装着部94に動作確認ボタン機構100が装着してある。ボタン装着部94はボタン挿入凹部95を備えており、このボタン挿入凹部95の底部にはガイド孔96が設けてあり、また、ボタン挿入凹部95の中央部にはガイド孔96に通じる中空筒状のボタンガイド97が形成してある。
図31に示すように、動作確認ボタン機構100は動作確認ボタン101と、ボタン操作部材103を備えている。動作確認ボタン101には、その基部の両側にばね片部102が形成してある。また、図32,図33に示すように、ボタン操作部材103は、その基部103Aに対して略直角に屈曲したレバ−部104を有しており、基部103Aの端縁部には押込用突起部105が形成してあるし、また、基部103Aの両側部には支軸106が設けてあり、また、基部103Aの縁部の中央には半円形状の窓部107が形成してある。
そして、図32に示すように、動作確認ボタン101は、そのばね片部102をボタン挿入凹部95の両側の係止用嵌合部95aに係止してボタン装着部94に装着してあって、これらのばね片部102により動作確認ボタン101は、図31において上下動可能に保持されていて、動作確認ボタン101が接点ブロック93の上面部に接している。
また、ボタン操作部材103は、その基部103Aの両側の支軸106を係止用嵌合部94aに回転可能に支承してあって、ボタン操作部材103レバ−部104を、図31に示すように、閉じた状態では、押込用突起部105がばね片部102を介して動作確認ボタン101を押し込んではいない。
従って、電磁ソレノイド機構4の消磁状態においては、復帰ばね6の付勢力により、可動鉄片41は、鉄心43に対して離間し、可動接触片33の可動接点33aを常閉固定接触片31の固定接点31a側に投入接続させた状態となっている。
この時、インジケータ92は、その視認部92aが表示窓9よりケース2内部側に引っ込んでいることから、外部より視認することができず、電気接点開閉機構3の非作動状態を表示している。
この状態から、図32及び図33に示すように、レバ−部104を指に引っ掛けてボタン操作部材103を、その支軸106を中心にして図33において上方向に回動させることにより、押込用突起部105がばね片部103を介して動作確認ボタン101を押し込み、この動作確認ボタン101によって接点ブロック93が押し下げられる。
このために、可動鉄片41は板ばね(図示せず)の付勢力に抗して、可動接触片33が揺動して、可動接点33aを固定接点31a側から常閉固定接触片32側の固定接点32aに接続させることになる。
この時、可動鉄片41の揺動によって、インジケータ92が電磁ブロック42側に揺動することになり、その視認部92aがケース2の天面部2aの表示窓9に対向することになって、表示窓9から、視認部92aの赤色が視認できるように顕出して、電磁継電器の作動状態をケース2の外部から観察することができることになる。
また、レバ−部104を指で押してボタン操作部材103を、その支軸106を中心にして図33において下方向に回動させることにより、押込用突起部105によるばね片部102の押込みを解除することで、ばね片部102の復元力で動作確認ボタン101が持ち上げられる。
このために、動作確認ボタン101による接点ブロック93の押込みが解除されるために、可動鉄片41は板ばねの付勢力によって、ケース2の外側方向(図28では、左方向)に付勢されて揺動しており、カ−ド片44を介して可動接触片33の可動接点33aを常閉固定接触片31の固定接点31aに接続させる。
この時、可動鉄片41の揺動によって、インジケータ片92が電磁ブロック42側とは反対側に揺動することになり、その視認部92aがケース2の表示窓9より離れることになって、表示窓9から、視認部92aの赤色が視認できないようになる。
なお、消磁状態から電磁ソレノイド機構4に電気を導入して励磁状態にすると、電気ソレノイド機構4の励磁により鉄心43が可動鉄片41を吸引し、可動鉄片41を復帰ばね6の付勢力に抗して揺動させて、可動接触片33を揺動させることによって、可動接点33aを常閉固定接触片31の固定接点31aから常開固定接触片32の固定接点32a側に投入接続されることになる。
この結果、インジケータ92は揺動することになって、インジケータ92の視認部92aが、表示窓9に対向する位置に移動して、ケース2の外部から、電気接点開閉機構3の作動状態を視認できることになる。
実用新案登録第2557711号公報
上記した前者の従来の電磁継電器によれば、ボタン操作部材103を、その支軸106を中心にして上方向に回動させて、押込用突起部105でばね片部102を介して動作確認ボタン101を押し込み、この動作確認ボタン101によって接点ブロック93を押し下げて可動鉄片41を板ばねの付勢力に抗して揺動させて可動接点33aを固定接点31a側から常閉固定接触片32側の固定接点32aに接続させるという間接的な動作が必要になり、接点ブロック93を可動鉄片41に固定しなければならず、この接点ブロック93の固定位置と動作確認ボタン101の組合せ(間隔)の精度が要求される。
また、インジケータ92は、接点ブロック93に連結して動かさなければならず、インジケータ92の支点部92dがベース基台98の支点受け部98aに挿入されているために、インジケータ92の形状が大きくなり、電磁継電器のコストアップの要因ともなってしまうという問題があった。
そこで、本発明はかかる従来の課題を改善するために案出されたもので、可動鉄片に接点ブロックを固定する必要がなくなって、この接点ブロックの固定位置と動作確認ボタン機構の組合せ(間隔)に精度が要求されることがなくなって、動作確認ボタン機構と可動鉄片の組合せが容易に行え、部品の小型化が可能になって、コスト軽減が期待できる電磁継電器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る電磁継電器は、ケース内において、電磁ソレノイド機構における鉄心の動作を受けて可動鉄片を揺動可能に支持させると共に、可動鉄片の揺動により可動接触片及び固定接触片を有する電気接点開閉機構の開閉動作を行うように構成し、且つ可動鉄片を揺動させる動作確認ボタン機構を備えた電磁継電器であって、動作確認ボタン機構をケースの天面部側に配置して、動作確認ボタン機構で直接可動鉄片を揺動させることによって、可動接触片と固定接触片との動作確認を行うように構成した上で、可動鉄片が、その先端部にボタン衝接部を突設しており、動作確認ボタンが、押し込み下降した時にボタン衝接部に接触して可動鉄片を揺動させるボタン部と、移動時に圧縮されて復元力を蓄えるばね部を有しており、ボタン操作部材が、動作ボタンの押し込み移動により動作確認ボタンをばね部のばね力に抗して移動動作させるように構成され、動作確認ボタンが、ボタン側傾斜部を有するガイド突起部を備えると共に、ボタン操作部材が操作部材側傾斜部を備えており、動作確認ボタンを押し込み移動させることによってボタン部が可動鉄片を揺動させた際に、操作部材側傾斜部をボタン側傾斜部に摺接させることで動作確認ボタンをばね部のばね力に抗して押込み移動させるように構成されていることを特徴とする。
かかる構成により、電磁ソレノイド機構をケース天面部側に配置して可動鉄片をケース天面部側に近づけ、動作確認ボタン機構をケース天面部側に配置して、この動作確認ボタン機構で直接に可動鉄片を揺動させることができる。このために、可動鉄片に接点ブロックを固定する必要がなくなって、この接点ブロックの固定位置と動作確認ボタン機構の組合せ(間隔)に精度が要求されることがなくなり、動作確認ボタン機構と可動鉄片の組合せが容易に行え、部品の小型化が可能になる。
また、 かかる構成により、ボタン操作部材を移動操作することにより、動作確認ボタンをばね部のばね力に抗して移動動作させ、ボタン部がボタン衝接部に接触して可動鉄片を揺動させることができる。このために、可動鉄片に接点ブロックを固定する必要がなくなって、この接点ブロックの固定位置と動作確認ボタン機構の組合せ(間隔)に精度が要求されることがなくなって、動作確認ボタン機構と可動鉄片の組合せが容易に行え、部品の小型化が可能になる
さらに、かかる構成により、ボタン操作部材を移動操作することにより、操作部材側傾斜部をボタン側傾斜部に摺接させることで動作確認ボタンをばね部のばね力に抗して押込み移動させることができる。このために、ボタン部がボタン衝接部に接触して可動鉄片を揺動させることができ、可動鉄片に接点ブロックを固定する必要がなくなって、この接点ブロックの固定位置と動作確認ボタン機構の組合せ(間隔)に精度が要求されることがなくなって、動作確認ボタン機構と可動鉄片の組合せが容易に行え、部品の小型化が可能になる。
また、本発明に係る電磁継電器は、上記した本発明に係る電磁継電器において、動作確認ボタン機構は、可動鉄片に接触して、この可動鉄片を揺動させる動作確認ボタンと、この動作確認ボタンを操作するボタン操作部材を有することを特徴とする。
かかる構成により、ボタン操作部材を操作することにより、動作確認ボタンを動作させて可動鉄片を直接に揺動させることができる。このために、可動鉄片に接点ブロックを固定する必要がなくなって、この接点ブロックの固定位置と動作確認ボタン機構の組合せ(間隔)に精度が要求されることがなくなって、動作確認ボタン機構と可動鉄片の組合せが容易に行え、部品の小型化が可能になって、電磁継電器のコスト軽減が期待できる。ここで、ボタン操作部材とは、例えばスライダーが該当する。
本発明に係る電磁継電器は、上記した本発明に係る電磁継電器において、動作確認ボタンを押込み移動位置にロックするロック機構を有することを特徴とする。
かかる構成により、動作確認ボタンの押込み移動時に、ロック機構により動作確認ボタンを押込み移動位置でロックして、この動作確認ボタンが押込み移動位置にある状態を保持し、ボタン部がボタン衝接部に接触して可動鉄片を揺動させた状態を維持することができる。このために、インジケータによる動作確認表示を可動鉄片の揺動解除まで継続させることができる。
本発明に係る電磁継電器は、上記した本発明に係る電磁継電器において、ロック機構は、ボタン操作部材に設けたロック部と、ガイド突起部に設けたロック嵌合部を備えており、動作確認ボタンの押込み移動時に、ロック部をロック嵌合部に嵌合させることで動作確認ボタンを押込み移動位置でロックする構成であることを特徴とする。
かかる構成により、動作確認ボタンの押込み移動時に、ロック機構により動作確認ボタンを押込み移動位置でロックして、この動作確認ボタンが押込み移動位置にある状態を保持し、ボタン部がボタン衝接部に接触して可動鉄片を揺動させた状態を維持することができる。このために、インジケータによる動作確認表示を可動鉄片の揺動解除まで継続させることができる。
本発明に係る電磁継電器は、上記した本発明に係る電磁継電器において、可動鉄片に、電気接点開閉機構の開閉動作状態をケースに設けた表示窓より顕出させて確認するインジケータを装着したことを特徴とする。
本発明に係る電磁継電器によれば、可動鉄片に接点ブロックを固定する必要がなくなって、この接点ブロックの固定位置と動作確認ボタン機構の組合せ(間隔)に精度が要求されることがなくなって、動作確認ボタン機構と可動鉄片の組合せが容易に行え、部品の小型化が可能になって、電磁継電器のコスト軽減が期待できる。
本発明の実施の形態を、図1乃至図26を参照して詳述する。
図1は、本発明の実施の形態を採用した動作表示機能付き電磁継電器の外観を描画した斜視図、図2は同電磁継電器の分解斜視図、図3は同電磁継電器の、カバ−体を透過して外観を描画した一部省略した斜視図、図4は同電磁継電器の電磁ソレノイド機構の消磁状態における平面図、図5は図4のA−Aに沿う断面図、図6は図4のB−Bに沿う断面であって、一部省略した断面図、図7は同電磁継電器の電磁ソレノイド機構の消磁状態であって、スライダー引出し状態における平面図、図8は図7のC−Cに沿う断面図、図9は図7のD−Dに沿う断面であって、一部省略した断面図である。尚、以下の説明において、従来の技術の電磁ソレノイド機構及び電気接点開閉機構に対応する部分については同符号を付して説明する。
この電磁継電器は、大略、ベース1に、電磁ソレノイド機構4、電気接点開閉機構3を設けて、ケース2を被せ、さらにケース2の上側にインジケータ8と、動作確認ボタン機構50を配置した構成になっている。図2に示すように、ベース1は、複数の接続端子10を外部に突出させて設置する端子台1aと端子台1aの上に嵌合状態で配置されるベース基台1bとで構成してある。
ベース基台1bの周部には、周部絶縁壁1cおよび周部絶縁壁1dに囲まれた内部に互いに間隙をおいて一対の内部絶縁壁1eが立設してあり、両内部絶縁壁1eは、ベース基台1b上に3つの固定接点設置室1fを形成して、固定接点設置室1fには、それぞれ複数の常閉固定接触片31及び常開固定接触片32を配置している。
常閉固定接触片31はL字状に折曲形成してあり、その上端側下面には固定接点31aが取付けてあり、また、常開固定接触片32も、L字状に折曲形成してあり、その上端側上面には固定接点32aが取付けてあって、常閉固定接触片31及び常開固定接触片32は、固定接点31a,32a同士が対向するように、ベース基台1bに離間した状態で配置してある。
固定接点31aと固定接点32aとの間には、可動接触片33の水平脚片33bに設けた可動接点33aが介在しており、可動接点33aは常時は常閉固定接触片31側の固定接点31aに投入された状態になっている。このために、可動接触片33の垂直脚片33cは、可動接点33aが取り付けられた水平脚片33がケース2に対して略水平に配置されるように、ベース基台1bに植設してある(図6及び図9参照)。
ベース基台1bの上部には、略逆L字形の電磁ソレノイド取付け片34が配置してある。電磁ソレノイド取付け片34は、それぞれ略矩形状を呈する水平片部34aと垂直片部34bとを一体形成してなる。また、水平片部34aの一辺側隅角部には、それぞれ略水平方向の係合突起34a−1が突設してあり、他辺隅角部にはそれぞれ下向きの引っ掛け片34а−2が形成してある。
そして、各係合突起34a−1をベース基台1bの一辺隅角部に形成した係合孔1b−1に係合すると共に、ベース基台1bの対向側一辺隅角部に引っ掛け片34a−2を引っ掛け等することにより、電磁ソレノイド取付け片34はベース基台1bに取付けてある。
そして、電磁ソレノイド取付け片34の水平片部34aには、コイルを主体として構成して電磁力を発生する電磁ブロック42が装着してあり、電磁ブロック42には、電磁ブロック42の励磁及び消磁により可動鉄片41を揺動できる鉄心43が設けてある。鉄心43の一端側は、電磁ソレノイド取付け片34の垂直片部34bに形成した抜き孔34b−1に摺動可能に嵌合するようになっており、また、鉄心43の他端側には、可動鉄片41が対向配置してある。
可動鉄片41は、略L字状に一体形成された略垂直上の鉄心対向片部41aと略水平状の可動接触片揺動片部41bとで構成してあり、鉄心対向片部41aが鉄心43と対向しており、鉄心対向片部41aの下端両隅角部に設けた一対の係合段差部41a−1が水平片部34aの係合突起34a−1に係合することにより、ベース基台1bに対して揺動可能に設けてある。
また、可動鉄片41における鉄心対向片部41aの上端には、その左側に寄せて取付け突起41a−2が、また、中央にボタン衝接部47が突設してある。このボタン衝接部47は鉄心対向片部41aの上端に形成した凸条部47Aの外面角部にR(アール)を付けて円弧部47Bを形成して構成してある(図3参照)。そして、可動鉄片41は、一端が電磁ソレノイド取付け片34に設けた板ばね41cの他端側で付勢されて、常時鉄心対向片部41a側に揺動するように付勢されている。
可動鉄片41の可動接触片揺動片部41bには、カード片44が嵌合装着してあり、カード片44は、その下面に操作突起44aが形成してあり、この操作突起44aは、板ばね41cの付勢力により常時可動接触片33に弾接している。
さらに、可動鉄片41の鉄心対向片部41aの取付け突起41a−2には、例えば赤色樹脂材料により形成されたインジケータ8が直接装着してある。すなわち、図3に示すように、インジケータ8は、上面を視認部8aを構成すべく略水平配置された表示片8bと表示片8bに対して下向きに延在する一対の取付け脚片8cを有して構成してあり、取付け脚片8cを取付け突起41a−2に係着することによって、可動鉄片41に装着してある。
また、ケース2には動作確認ボタン機構50が設けてあり、この動作確認ボタン機構50は動作確認機能とロック機能(強制的動作状態保持機能)を有する。
図2に示すように、動作確認ボタン機構50は、ボタン操作部材としてのスライダー51と動作確認ボタン59とを備えている。スライダー51を図10乃至図15に示す。スライダー51はプレート部52を備えており、このプレート部52の外縁側には引っ掛け部53が形成してある。
また、スライダー51には、プレート部52の両側部に位置させて脚部54が形成してあり、これらの脚部54の先端部にはストッパ55が設けてある。また、両脚部54の内側には位置決め部56が形成してあって、これらの位置決め部56は波板形状をしていて弾性を有している。さらに、脚部54の上面にはスライド凹部54Aが形成してある。また、図12に示すように、プレート部52の裏側には四角形状の凹部57が形成してあり、この凹部57の、図12において右側の壁部57aがロック部58にしてあり、このロック部58の内面は操作部材側傾斜部である傾斜面58Aにしてある。
図16及び図17に動作確認ボタン59を示す。動作確認ボタン59は四角柱状のボタン部60を有しており、このボタン部60の先部には傾斜カム部60Aが形成してある。また、ボタン部60の頂部に平坦なプレート部64が形成してあり、このプレート部64の外縁側にはガイド突起部61が突設してあり、このガイド突起部61の背面部はボタン側傾斜部である傾斜面61aにしてある。また、ガイド突起部61の頂部には凹溝形状のロック嵌合部61bが形成してある。また、プレート部64には片状の押し部62が突設してあるし、プレート部64の裏側には一対の片状のばね部63が形成してある。そして、スライダー51のロック部58と動作確認ボタン59のロック嵌合部61bとでロック機構を構成している。
図2に示すように、ケース2の天面部(ケース天面部)2aにはボタン装着部66が設けてある。このボタン装着部66を図18乃至図20に示す。ボタン装着部66はボタン収容凹部67と操作部材収容部68を有しており、このボタン収容凹部67の底部67aには、四角形状のボタン貫通孔部69が形成してあり、また、底部67aには、ボタン貫通孔部69の両側方にばね受け部70が形成してあり、底部67aの裏側にはボタンガイド部71が形成してある。ボタン収容凹部67の後壁部67bは立ち上げてあって、ケース2の天面部2aに連なっている。
操作部材収容部68は、ボタン収容凹部67の両側方に形成された溝形状のスライド部72を有しており、これらスライド部72の底部72aの端縁部がストッパ部73にしてある。また、ボタン収容凹部67の後壁部67aの左右には、ばね性を有する舌片部74が設けてあり、これらの舌片部74の外面部には凸条75が突設してある。
また、図21及び図22にケースカバ−77を示す。ケースカバ−77の前縁部77aの中央には、上記したスライダー51のプレート部52の形状と同じ形状の切欠き部78が形成してある。また、ケースカバ−77の裏面には、切欠き部78の両側部に凸条のガイド部79が形成してある。また、ケースカバ−77には切欠き部78の左方に位置させてスリット状の表示窓80が設けてある。
そして、図23に示すように、ボタン収容凹部67には動作確認ボタン59が収容してある。この場合、ボタン部60がボタン収容凹部67のボタン貫通孔部69を貫通してボタンガイド部71に摺動可能に接しているし、プレート部62の裏側のばね部63がばね受け部70に受けられている。
また、操作部材収容部68にはスライダー51が収容してある。この場合、脚部54がスライド部72に摺動可能に挿入してある。そして、図11に仮想線で示すように、両脚部54の位置決め部56に舌片部74の凸条75が摺接するようになる。
そして、ケース2の天面部2aのケースカバ−嵌合部2cにはケースカバ−77が嵌め込まれていて、図22に示すように、ケースカバ−77の裏面のガイド部79がスライダー51の脚部54上面のスライド凹部54Aに摺動可能に接触している。そして、ケースカバ−77の表示窓80がケース2の天面部2aの表示窓9に重なっている。
図23に示すように、スライダー51が押し込まれて、プレート部52が切欠き部78を閉ざした状態では、動作確認ボタン59は、ばね部63の付勢力により持ち上げられていてガイド突起部61がスライダー51裏側の凹部57に挿入している。
そして、ケース2は、ベース1に配置された電磁ソレノイド機構4および電気接点開閉機構3等を覆った後、互いに対向する側壁に形成した一対の下端係合部2bを端子台1aに形成した一対の係合突起1a−1に係合することによってベース1に組み付けてある。
以上のように構成する場合、図4及び図6に示すように、電磁ソレノイド機構4の電磁ブロック42に電気が投入されていない消磁状態においては、可動鉄片41は板ばね41cの付勢力によって、ケース2の外側方向(図6では、左方向)に付勢されて揺動しており、カ−ド片44を介して可動接触片33の可動接点33aを常閉固定接触片31の固定接点31a側に接続させている。
この場合、図5に示すように、動作確認ボタン59は、ばね部63の付勢力により持ち上げられていて、ボタン部60の先部の傾斜カム部60Aは、可動鉄片41の上端に設けたボタン衝接部47の円弧部47Bの上方に位置している。
次に、電磁継電器の動作表示機能の作動を説明する。図24に示すように、スライダー51を手前(図24において左方)に引き出すことにより、このスライダー51のロック部58の傾斜面58Aを、動作確認ボタン59のガイド突起部61の傾斜面61aに摺接させる。
図25に示すように、さらに、スライダー51を手前に引き出すことにより、傾斜面58Aで傾斜面61aを押して、動作確認ボタン59をばね部63の付勢力に抗して押し込み、スライダー51のロック部58がガイド突起部61の頂部のロック嵌合部61bに嵌り込んで動作確認ボタン59を押込み移動位置に保持し、動作確認ボタン59のロックが行われる。
なお、スライダー51が引き出されると、図11の仮想線で示されるように、波板形状の位置決め部56が舌片部74の凸条75に対して摺動し、脚部54の先端部のストッパ55がボタン収容凹部67のスライド部72のストッパ部73に接触する。
このように、スライダー51を手前に引き出すことにより動作確認ボタン59を押込み下降させると、図8に示すように、ボタン部60の先部の傾斜カム部60Aが、可動鉄片41におけるボタン衝接部47の円弧部47Bに接触する。このために、可動鉄片41は板ばね41cの付勢力に抗して、可動接触片33が図9において右回転方向に揺動して、可動接点33aを固定接点31a側から常閉固定接触片32側の固定接点32aに接続させることになる。
この時、可動鉄片41の揺動によって、インジケータ9が電磁ブロック42側に揺動することになり、表示片8bの視認部8aがケース2の表示窓9(ケースカバ−77の表示窓80)に対向することになって、表示窓80から、視認部8aの赤色が視認できるように顕出して、電磁継電器の作動状態をケース2の外部から観察することができることになる。
また、図24に示すように、スライダー51を手前に引き出すことによりプレート部52が切欠き部78を開けた状態で、この開口内に動作確認ボタン59の押し部62が位置するようになるために、この押し部62を治具(図示せず)で回押すことで、押圧毎に動作確認ボタン59を押込み下降させ、可動鉄片41を揺動させることができる。このために、押し部62の押圧毎に、表示窓80からインジケータ8の視認部8aの赤色が視認できるように顕出して、電磁継電器の作動状態をケース2の外部から観察することができる。

また、図4に示すように、スライダー51を図4において右方に押し込むと、スライダー51のロック部58がガイド突起部61の頂部のロック嵌合部61bから外れるために、動作確認ボタン59がばね部63の付勢力により持ち上げられる。
このように動作確認ボタン59を持ち上げると、図5に示すように、ボタン部60の先部の傾斜カム部60Aが、可動鉄片41におけるボタン衝接部47の円弧部47Bから離れる。このために、可動鉄片41は板ばね41cの付勢力によって、ケース2の外側方向(図5では、左方向)に付勢されて揺動しており、カ−ド片44を介して可動接触片33の可動接点33aを常閉固定接触片31の固定接点31a側に接続させる。
この時、可動鉄片41の揺動によって、インジケータ8が電磁ブロック42側とは反対側に揺動することになり、表示片8bの視認部8aが表示窓80より離れることになって、表示窓80からは、視認部8aの赤色が視認できないようになる。
また、電磁ソレノイド機構4の消磁状態から、電磁ブロック42に電気を投入して励磁させると、鉄心43が吸引して、可動鉄片41をケース2の内側方向(図9においては右方向)に揺動させて、カ−ド片44が可動接触片33上を図9の右方向に摺動し、この結果、可動接触片33が図9において右回転方向に揺動して、可動接点33aを固定接点31a側から常閉固定接触片32側の固定接点32aに接続させることになる。
この時、可動鉄片41の揺動によって、インジケータ8が電磁ブロック42側に揺動することになり、表示片8bの視認部8aが表示窓80に対向することになって、表示窓80から、視認部8aの赤色が視認できるように顕出して、電磁継電器の作動状態をケース2の外部から観察することができることになる。
以上説明したように、本発明の実施の形態例によれば、スライダー51を引き出すことにより、動作確認ボタン59をばね部63のばね力に抗して移動動作させ、ボタン部60がボタン衝接部47に接触して可動鉄片41を揺動させることができる。このために、可動鉄片41に接点ブロックを固定する必要がなくなって、この接点ブロックの固定位置と動作確認ボタン機構50の組合せ(間隔)に精度が要求されることがなくなって、動作確認ボタン機構50と可動鉄片41の組合せが容易に行え、部品の小型化が可能になる。
また、本発明の実施の形態例によれば、表示窓9を有する天面部2a側に近い可動鉄片41の先端部側にインジケータ8が直接固定されることにより、インジケータ8の小型化が可能になる。インジケータ8を可動鉄片41の先端部に直接固定するようにしたことにより、インジケータ8は、その回動支点部を有しないものであることから、この回動支点部の摺動により生じる摩耗粉が原因で生じた特性不良を無くすことができる。
また、本発明の実施の形態例によれば、スライダー51を引き出すことにより、操作部材側傾斜部である傾斜面58Aをボタン側傾斜部である傾斜面60Aに摺接させることで、動作確認ボタン59をばね部63のばね力に抗して押し込むことができる。このために、ボタン部60がボタン衝接部47に接触して可動鉄片41を揺動させることができ、可動鉄片41に接点ブロックを固定する必要がなくなって、この接点ブロックの固定位置と動作確認ボタン機構50の組合せ(間隔)に精度が要求されることがなくなって、動作確認ボタン機構50と可動鉄片41の組合せが容易に行え、部品の小型化が可能になる。
また、本発明の実施の形態例によれば、動作確認ボタン59の押し込み移動時に、ロック部58をロック嵌合部61bに嵌合させることで、動作確認ボタン59を押し込み移動位置でロックして、この動作確認ボタン59が押し込み移動位置にある状態を保持し、ボタン部60がボタン衝接部47に接触して可動鉄片41を揺動させた状態を維持することができる。このために、インジケータ8による動作確認表示を可動鉄片41の揺動解除まで継続させることができる。
本発明に係る電磁継電器によれば、可動鉄片に接点ブロックを固定する必要がなくなって、この接点ブロックの固定位置と動作確認ボタン機構の組合せ(間隔)に精度が要求されることがなく、動作確認ボタン機構と可動鉄片の組合せが容易に行え、部品の小型化が可能になって、電磁継電器のコスト軽減が期待できるという効果を有し、電磁ソレノイド機構の励磁或いは消磁により可動鉄片を駆動し、可動接触片及び固定接触片を有する電気接点開閉機構の開閉動作を行うように構成した電磁継電器等に好適であるといえる。
本発明の実施の形態を採用した動作表示機能付き電磁継電器の外観を描画した斜視図である。 同電磁継電器の分解斜視図である。 同電磁継電器の、カバ−体を透過して外観を描画した一部省略した斜視図である。 同電磁継電器の電磁ソレノイド機構の消磁状態における平面図である。 図4のA−Aに沿う断面図である。 図4のB−Bに沿う断面であって、一部省略した断面図である。 同電磁継電器の電磁ソレノイド機構の消磁状態であって、スライダーの引出し状態における平面図である。 図7のC−Cに沿う断面図である。 図7のD−Dに沿う断面であって、一部省略した断面図である。 スライダーの平面図である。 図10のE方向からの矢視図である。 図10のF方向からの矢視図である 図10のG方向からの矢視図である。 図10のH方向からの矢視図である。 図11のI−I線に沿う断面図である。 動作確認ボタンの斜視図である。 動作確認ボタンを角度を変えた位置から見た斜視図である。 ケースのボタン装着部の平面図である。 図18のJ−J線に沿う断面図である。 図18のK方向からの矢視図である。 ケースカバ−の平面図である。 図21のL−L線に沿う断面図である。 動作確認ボタン機構の断面図である。 動作確認ボタン機構の動作説明図である。 動作確認ボタン機構の動作説明図である。 図25のM部の拡大図である。 従来の電磁継電器におけるケースを一部透視して描画した斜視図である。 同電磁継電器の電磁ソレノイド機構の消磁状態におけるN−N線に沿う断面図である。 同電磁継電器の電磁ソレノイド機構の励磁状態おけるN−N線に沿う断面図である。 従来の他の電磁継電器におけるケースを一部透視して描画した正面である。 同電磁継電器における動作確認ボタン機構の説明図である。 同電磁継電器における動作確認ボタン機構の動作説明図である。 図32のP−P線に沿う断面図である。
符号の説明
2 ケース
2a 天面部(ケース天面部)
3 電気接点開閉機構
4 電磁ソレノイド機構
47 ボタン衝接部
47A 凸条部
47B 円弧部
50 動作確認ボタン機構
51 スライダー(ボタン操作部材)
59 動作確認ボタン
52 プレート部
54 脚部
55 ストッパ
56 位置決め部
58 ロック部(ロック機構)
58A 傾斜面(操作部材側傾斜部)
60 ボタン部
60A 傾斜カム部
61 ガイド突起部
61a 傾斜面(ボタン側傾斜部)
61b ロック嵌合部(ロック機構)
63 ばね部
64 プレート部
66 ボタン装着部
67 ボタン収容凹部
68 操作部材収容部
69 ボタン貫通孔部が
70 ばね受け部
77 ケースカバ−
78 切欠き部
80 表示窓



Claims (5)

  1. ケース内において、電磁ソレノイド機構における鉄心の動作を受けて可動鉄片を揺動可能に支持させると共に、該可動鉄片の揺動により可動接触片及び固定接触片を有する電気接点開閉機構の開閉動作を行うように構成し、且つ前記可動鉄片を揺動させる動作確認ボタン機構を備えた電磁継電器であって、前記動作確認ボタン機構を前記ケースの天面部側に配置して、前記動作確認ボタン機構で直接前記可動鉄片を揺動させることによって、前記可動接触片と前記固定接触片との動作確認を行うように構成した上で、
    前記可動鉄片が、その先端部にボタン衝接部を突設しており、前記動作確認ボタンが、押し込み移動した時に前記ボタン衝接部に接触して前記可動鉄片を揺動させるボタン部と、前記移動時に圧縮されて復元力を蓄えるばね部を有しており、前記ボタン操作部材が、前記動作ボタンの押し込み移動により前記動作確認ボタンを前記ばね部のばね力に抗して移動動作させるように構成され、
    前記動作確認ボタンが、ボタン側傾斜部を有するガイド突起部を備えると共に、前記ボタン操作部材が操作部材側傾斜部を備えており、
    前記動作確認ボタンを押し込み移動させることによって前記ボタン部が前記可動鉄片を揺動させた際に、前記操作部材側傾斜部を前記ボタン側傾斜部に摺接させることで前記動作確認ボタンを前記ばね部のばね力に抗して押込み移動させるように構成されていることを特徴とする電磁継電器。
  2. 前記動作確認ボタン機構は、前記可動鉄片に接触して、この可動鉄片を揺動させる動作確認ボタンと、この動作確認ボタンを操作するボタン操作部材を有することを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記動作確認ボタンを押込み移動位置にロックするロック機構を有することを特徴とする請求項1または2に記載の電磁継電器。
  4. 前記ロック機構は、前記ボタン操作部材に設けたロック部と、前記ガイド突起部に設けたロック嵌合部を備えており、前記動作確認ボタンの押込み移動時に、前記ロック部を前記ロック嵌合部に嵌合させることで前記動作確認ボタンを前記押込み移動位置でロックする構成であることを特徴とする請求項3に記載の電磁継電器。
  5. 前記可動鉄片に、前記電気接点開閉機構の開閉動作状態を前記ケースに設けた表示窓より顕出させて確認するインジケータを装着したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一に電磁継電器。
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