JP4984570B2 - 小型dcモータの結線構造及び結線方法 - Google Patents

小型dcモータの結線構造及び結線方法 Download PDF

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Description

本発明は、小型DCモータの結線構造及び結線方法及びに関するものであり、特に、細径のワイヤを使用しても電機子におけるコイルの抵抗値を低くして、小型化に、より適切に対応した形で、低電圧、高トルク特性とすることができ、また接続・巻回作業を能率よく行って量産性を向上させることが可能な小型DCモータの結線構造及び結線方法に関するものである。
小型DCモータの結線構造及び結線方法に関連する従来技術として、例えば次のような小型モータが知られている。この従来技術は、放射状に6本の突極を有する電機子コアと、前記各突極に巻回されたコイルと、このコイルに接続された6本のライザとを有し、前記各突極に巻回するコイルは、前記電機子コアの回転中心に対して点対称の位置関係にある第1ライザと第2ライザに接続した後、この第2ライザに隣接する第1の突極に巻回し、次いでこの第1の突極と前記電機子コアの回転中心に対して点対称の位置関係にある第2の突極に巻回するという一連の動作を3回繰り返して構成している。そして、コイルの巻線は、巻き始め端部から巻き終わり端部までを、1本の線を用いて一筆書きの要領で前記6本の突極及び6本のライザに連続的に巻回している(例えば、特許文献1参照)。
特許第3347984号公報(第2頁、図2、図3)。
特許文献1に記載の従来技術においては、第1の突極に巻回された第1のコイルと、前記第1の突極と電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第2の突極に巻回された第2のコイルとは、電気回路的に直列接続されている。また、ワイヤの引回し距離の違いにより、各コイルからの引出し線の長さに差が生じている。
ところで、モータを低電圧、高トルク特性とする場合、電機子におけるコイルの抵抗値を低くして、低供給電圧で電機子電流を大きくすることが必要である。そして、上記従来技術のように第1のコイルと第2のコイルとが電気回路的に直列接続されている場合に、電機子におけるコイルの抵抗値を低くするためには、太径のワイヤを使用することが必要となる。しかしながら、太径のワイヤを使用すると、該太径のワイヤで巻回された各コイルの高さが高くなって、モータの小型化に対応し得なくなる。また、各コイルからの引出し線の長さに差が生じていると、各コイルの抵抗値にばらつきが生じることになり、この抵抗値のばらつきは、電機子におけるコイルの抵抗値が低くなるほど、顕著に現れる。そして、各コイルの抵抗値にばらつきがあると、回転特性の安定化を害する。
そこで、細径のワイヤを使用しても電機子におけるコイルの抵抗値を低くして、小型化に、より適切に対応した形で、低電圧、高トルク特性とし、各コイルからの引出し線の長さをほぼ等しくすることで各コイル間の抵抗値のばらつきを極めて少なくして安定した回転特性が得られるようにし、さらにはワイヤの引回し距離を減少させて全体のワイヤ使用量を少なくし、接続・巻回作業を能率よく行って量産性を向上させるために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、電機子コアにおける偶数個の突極にそれぞれ巻回された偶数個のコイルと、電機子における前記コイルの個数と同数個のコンミュテータにそれぞれ接続された偶数個のライザとを備え、前記偶数個のライザのうち、それぞれ前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第m(但し、mは任意の正の整数)ライザと第n(但し、nは正の整数)ライザ及び第(m+1)ライザと第(n+1)ライザとはそれぞれ共通接続され、前記偶数個のコイルのうち、第p(但し、pは正の整数)コイルは前記第mライザと前記第(m+1)ライザ間に接続され、該第pコイルに対し前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第q(但し、qは正の整数)コイルは前記第nライザと前記第(n+1)ライザ間に接続されて前記第pコイルと前記第qコイルとは電気回路的に並列接続されているとともに、
各コイルは隣接したライザとライザとの間に配置され、前記各コイルから引き出され、それぞれの前記ライザに接続する引き出し線の長さがほぼ等しい小型DCモータの結線構造を提供する。
この構成によれば、電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第pコイルと第qコイルが並列接続されて、電機子のコイル抵抗値が、第pコイル又は第qコイル個別のコイル抵抗値の2分の1に低くなり、低電圧、高トルク特性が得られる。また、第pコイル及び第qコイルは、それぞれ隣接したライザ間に接続されて各コイルからの引出し線の長さがほぼ等しくなり、第pコイルと第qコイル間の抵抗値のばらつきが極めて少なくなる。
請求項2記載の発明は、電機子コアにおける6個の突極にそれぞれ巻回された第1ないし第6のコイルと、電機子における6個のコンミュテータにそれぞれ接続された第1ないし第6のライザとを備え、前記第1ないし第6のコイルのうち、第1コイルと第4コイル、第2コイルと第5コイル及び第3コイルと第6コイルとは、それぞれ前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係に配置され、前記第1ないし第6のライザのうち、それぞれ前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第1ライザと第4ライザ、第2ライザと第5ライザ及び第3ライザと第6ライザとはそれぞれ共通接続され、前記第1コイルは前記第1ライザと前記第2ライザ間に接続され、前記第4コイルは前記第4ライザと前記第5ライザ間に接続されて前記第1コイルと前記第4コイルとは電気回路的に並列接続され、前記第2コイルは前記第2ライザと前記第3ライザ間に接続され、前記第5コイルは前記第5ライザと前記第6ライザ間に接続されて前記第2コイルと前記第5コイルとは電気回路的に並列接続され、前記第3コイルは前記第3ライザと前記第4ライザ間に接続され、前記第6コイルは前記第6ライザと前記第1ライザ間に接続されて前記第3コイルと前記第6コイルとは電気回路的に並列接続されているとともに、
各コイルは隣接したライザとライザとの間に配置され、前記各コイルから引き出され、それぞれの前記ライザに接続する引き出し線の長さがほぼ等しい小型DCモータの結線構造を提供する。
この構成によれば、電機子の回転中心に対してそれぞれ点対称の位置関係にある第1コイルと第4コイル、第2コイルと第5コイル及び第3コイルと第6コイルが並列接続されて、電機子のコイル抵抗値が、各個別のコイル抵抗値の2分の1に低くなり、低電圧、高トルク特性が得られる。また、各コイルは、それぞれ隣接したライザ間に接続されて各コイルからの引出し線の長さがほぼ等しくなり、各コイル間の抵抗値のばらつきが極めて少なくなる。
請求項3記載の発明は、電機子コアにおける偶数個の突極にそれぞれ巻回された偶数個のコイルと、電機子における前記コイルの個数と同数個のコンミュテータにそれぞれ接続された偶数個のライザとを備え、前記偶数個のライザのうち、それぞれ前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第m(但し、mは任意の正の整数)ライザと第n(但し、nは正の整数)ライザ及び第(m+1)ライザと第(n+1)ライザとはそれぞれ共通接続され、前記偶数個のコイルのうち、第p(但し、pは正の整数)コイルは前記第mライザと前記第(m+1)ライザ間に接続され、該第pコイルに対し前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第q(但し、qは正の整数)コイルは前記第nライザと前記第(n+1)ライザ間に接続されて前記第pコイルと前記第qコイルとは電気回路的に並列接続された構成を有する小型DCモータの結線方法であって、
1本のワイヤを前記第mライザと前記第nライザに順次接続した後前記第qコイルを巻回し、次いで前記第(n+1)ライザと前記第(m+1)ライザに順次接続した後、前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にないライザ同士間を接続する所要の接続処理を行って前記第mライザに接続し、次いで前記第pコイルを巻回した後前記第(m+1)ライザに接続する一連の接続及び巻回処理を含む工程を前記1本のワイヤによる一筆書きで行った後もしくは前記工程の途中で前記点対称の位置関係にないライザ同士間を接続したワイヤを切断するとともに、
各コイルは隣接したライザとライザとの間に配置され、前記各コイルから引き出され、それぞれの前記ライザに接続する引き出し線の長さがほぼ等しい小型DCモータの結線方法を提供する。
この構成によれば、電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第mライザと第nライザ間及び第(m+1)ライザと第(n+1)ライザ間の各接続、並びに第mライザと第(m+1)ライザ間に接続される第pコイル及び第nライザと第(n+1)ライザ間に接続される第qコイルの各巻回を含む小型DCモータにおける所要の接続と巻回が、電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にないライザ同士間の接続を含めて1本のワイヤによる一筆書き処理で行われ、該処理の後もしくは処理の途中で前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にないライザ同士間の接続ワイヤを切断することにより実現される。
請求項4記載の発明は、電機子コアにおける6個の突極にそれぞれ巻回された第1ないし第6のコイルと、電機子における6個のコンミュテータにそれぞれ接続された第1ないし第6のライザとを備え、前記第1ないし第6のコイルのうち、第1コイルと第4コイル、第2コイルと第5コイル及び第3コイルと第6コイルとは、それぞれ前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係に配置され、前記第1ないし第6のライザのうち、それぞれ前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第1ライザと第4ライザ、第2ライザと第5ライザ及び第3ライザと第6ライザとはそれぞれ共通接続され、前記第1コイルは前記第1ライザと前記第2ライザ間に接続され、前記第4コイルは前記第4ライザと前記第5ライザ間に接続されて前記第1コイルと前記第4コイルとは電気回路的に並列接続され、前記第2コイルは前記第2ライザと前記第3ライザ間に接続され、前記第5コイルは前記第5ライザと前記第6ライザ間に接続されて前記第2コイルと前記第5コイルとは電気回路的に並列接続され、前記第3コイルは前記第3ライザと前記第4ライザ間に接続され、前記第6コイルは前記第6ライザと前記第1ライザ間に接続されて前記第3コイルと前記第6コイルとは電気回路的に並列接続された構成を有する小型DCモータの結線方法であって、
1本のワイヤを前記第1ライザと前記第4ライザに順次接続した後前記第4コイルを巻回し、次いで前記第5ライザと前記第2ライザに順次接続した後前記第2コイルを巻回し、次いで前記第3ライザと前記第6ライザに順次接続した後前記第6コイルを巻回し、次いで前記第1ライザに接続した後前記第1コイルを巻回し、次いで前記第2ライザと前記第3ライザに順次接続した後前記第3コイルを巻回し、次いで前記第4ライザと前記第5ライザに順次接続した後前記第5コイルを巻回し、次いで前記第6ライザに接続する一連の接続及び巻回処理を含む工程を前記1本のワイヤによる一筆書きで行った後もしくは前記工程の途中で前記第2ライザと前記第3ライザ間を接続したワイヤ及び前記第4ライザと前記第5ライザ間を接続したワイヤをそれぞれ切断するとともに、
各コイルは隣接したライザとライザとの間に配置され、前記各コイルから引き出され、それぞれの前記ライザに接続する引き出し線の長さがほぼ等しい小型DCモータの結線方法を提供する。
この構成によれば、電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第1ライザと第4ライザ間、第2ライザと第5ライザ間及び第3ライザと第6ライザ間の各接続、並びに第1ライザと第2ライザ間に接続される第1コイル、第4ライザと第5ライザ間に接続される第4コイル、第2ライザと第3ライザ間に接続される第2コイル、第5ライザと第6ライザ間に接続される第5コイル、第3ライザと前記第4ライザ間に接続される第3コイル、及び第6ライザと第1ライザ間に接続される第6コイルの各巻回を含む小型DCモータにおける所要の接続と巻回が、電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にない第2ライザと第3ライザ間及び第4ライザと第5ライザ間の各接続を含めて1本のワイヤによる一筆書き処理で行われ、該処理の後もしくは処理の途中で前記第2ライザと第3ライザ
間及び第4ライザと第5ライザ間の各接続ワイヤをそれぞれ切断することにより実現される。
請求項1記載の発明は、電機子コアにおける偶数個の突極にそれぞれ巻回された偶数個のコイルと、電機子における前記コイルの個数と同数個のコンミュテータにそれぞれ接続された偶数個のライザとを備え、前記偶数個のライザのうち、それぞれ前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第m(但し、mは任意の正の整数)ライザと第n(但し、nは正の整数)ライザ及び第(m+1)ライザと第(n+1)ライザとはそれぞれ共通接続され、前記偶数個のコイルのうち、第p(但し、pは正の整数)コイルは前記第mライザと前記第(m+1)ライザ間に接続され、該第pコイルに対し前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第q(但し、qは正の整数)コイルは前記第nライザと前記第(n+1)ライザ間に接続されて前記第pコイルと前記第qコイルとは電気回路的に並列接続されているので、電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第pコイルと第qコイルを並列接続したことで、細径のワイヤを使用して第pコイル及び第qコイルの高さを低く形成しても電機子のコイル抵抗値を低くすることができて、小型化に、より適切に対応した形で、低電圧、高トルク特性とすることができる。また、第pコイル及び第qコイルからの各引出し線の長さをほぼ等しくして、第pコイルと第qコイル間の抵抗値のばらつきを極めて少なくしたことで、安定した回転特性を得ることができるという利点がある。
請求項2記載の発明は、電機子コアにおける6個の突極にそれぞれ巻回された第1ないし第6のコイルと、電機子における6個のコンミュテータにそれぞれ接続された第1ないし第6のライザとを備え、前記第1ないし第6のコイルのうち、第1コイルと第4コイル、第2コイルと第5コイル及び第3コイルと第6コイルとは、それぞれ前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係に配置され、前記第1ないし第6のライザのうち、それぞれ前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第1ライザと第4ライザ、第2ライザと第5ライザ及び第3ライザと第6ライザとはそれぞれ共通接続され、前記第1コイルは前記第1ライザと前記第2ライザ間に接続され、前記第4コイルは前記第4ライザと前記第5ライザ間に接続されて前記第1コイルと前記第4コイルとは電気回路的に並列接続され、前記第2コイルは前記第2ライザと前記第3ライザ間に接続され、前記第5コイルは前記第5ライザと前記第6ライザ間に接続されて前記第2コイルと前記第5コイルとは電気回路的に並列接続され、前記第3コイルは前記第3ライザと前記第4ライザ間に接続され、前記第6コイルは前記第6ライザと前記第1ライザ間に接続されて前記第3コイルと前記第6コイルとは電気回路的に並列接続されているので、電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある各2個のコイルをそれぞれ並列接続したことで、細径のワイヤを使用して電機子における各コイル高さを低く形成しても電機子のコイル抵抗値を低くすることができて、小型化に、より適切に対応した形で、低電圧、高トルク特性とすることができる。また、各コイルからの引出し線の長さをほぼ等しくして、各コイル間の抵抗値のばらつきを極めて少なくしたことで、安定した回転特性を得ることができるという利点がある。
請求項3記載の発明は、1本のワイヤを第mライザと第nライザに順次接続した後第qコイルを巻回し、次いで第(n+1)ライザと第(m+1)ライザに順次接続した後、電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にないライザ同士間を接続する所要の接続処理を行って前記第mライザに接続し、次いで第pコイルを巻回した後前記第(m+1)ライザに接続する一連の接続及び巻回処理を含む工程を前記1本のワイヤによる一筆書きで行った後もしくは前記工程の途中で前記点対称の位置関係にないライザ同士間を接続したワイヤを切断するようにしたので、電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第mライザと第nライザ間等の接続、及び第mライザと第(m+1)ライザ間に接続される第pコイル等の巻回を含む小型DCモータにおける所要の各接続と各巻回を、電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にないライザ同士間の接続を含めて1本のワイヤによる一筆書き処理で行ない、該処理の後もしくは処理の途中で前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にないライザ同士間の接続ワイヤを切断して実現したことで、ワイヤの引回し距離が減少して全体のワイヤ使用量が少なくなり、巻線機等による処理時間を短縮することができて、接続及び巻回を含む作業を能率よく行うことができるとともに量産性を向上させることができるという利点がある。
また、本発明の小型DCモータの結線構造においては、電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある各2個のコイルC 1 とC 4 、C 2 とC 5 及びC 3 とC 6 をそれぞれ並列接続したことで、細径のワイヤを使用して電機子における各コイル高さを低く形成しても電機子のコイル抵抗値を低くすることができて、小型化に、より適切に対応した形で、低電圧、高トルク特性とすることができる。また、各コイルC 1 〜C 6 からの引出し線の長さをほぼ等しくして、各コイルC 1 〜C 6 間の抵抗値のばらつきを極めて少なくしたことで、安定した回転特性を得ることができる。
請求項4記載の発明は、1本のワイヤを第1ライザと第4ライザに順次接続した後第4コイルを巻回し、次いで第5ライザと第2ライザに順次接続した後第2コイルを巻回し、次いで第3ライザと第6ライザに順次接続した後第6コイルを巻回し、次いで前記第1ライザに接続した後第1コイルを巻回し、次いで前記第2ライザと前記第3ライザに順次接続した後第3コイルを巻回し、次いで前記第4ライザと前記第5ライザに順次接続した後第5コイルを巻回し、次いで前記第6ライザに接続する一連の接続及び巻回処理を含む工程を前記1本のワイヤによる一筆書きで行った後もしくは前記工程の途中で前記第2ライザと前記第3ライザ間を接続したワイヤ及び前記第4ライザと前記第5ライザ間を接続したワイヤをそれぞれ切断するようにしたので、電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある各2個のライザ間の接続、及び各2個のライザ間に接続される各コイルの巻回を含む小型DCモータにおける所要の各接続と各巻回を、電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にないライザ同士間の接続を含めて1本のワイヤによる一筆書き処理で行ない、該処理の後もしくは処理の途中で前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にないライザ同士間の接続ワイヤをそれぞれ切断して実現したことで、ワイヤの引回し距離が減少して全体のワイヤ使用量が少なくなり、巻線機等による処理時間を短縮することができて、接続及び巻回を含む作業を能率よく行うことができるとともに量産性を向上させることができるという利点がある。
また、前記請求項3記載の発明と同様、電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある各2個のコイルC 1 とC 4 、C 2 とC 5 及びC 3 とC 6 をそれぞれ並列接続したことで、細径のワイヤを使用して電機子における各コイル高さを低く形成しても電機子のコイル抵抗値を低くすることができて、小型化に、より適切に対応した形で、低電圧、高トルク特性とすることができる。また、各コイルC 1 〜C 6 からの引出し線の長さをほぼ等しくして、各コイルC 1 〜C 6 間の抵抗値のばらつきを極めて少なくしたことで、安定した回転特性を得ることができるという効果を奏する。
細径のワイヤを使用しても電機子におけるコイルの抵抗値を低くして、小型化に、より適切に対応した形で、低電圧、高トルク特性とし、各コイルからの引出し線の長さをほぼ等しくすることで各コイル間の抵抗値のばらつきを極めて少なくして安定した回転特性が得られるようにし、さらにはワイヤの引回し距離を減少させて全体のワイヤ使用量を少なくし、接続・巻回作業を能率よく行って量産性を向上させるという目的を、小型DCモータの結線構造は、電機子コアにおける6個の突極にそれぞれ巻回された第1ないし第6のコイルと、電機子における6個のコンミュテータにそれぞれ接続された第1ないし第6のライザとを備え、前記第1ないし第6のコイルのうち、第1コイルと第4コイル、第2コイルと第5コイル及び第3コイルと第6コイルとは、それぞれ前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係に配置され、前記第1ないし第6のライザのうち、それぞれ前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第1ライザと第4ライザ、第2ライザと第5ライザ及び第3ライザと第6ライザとはそれぞれ共通接続され、前記第1コイルは前記第1ライザと前記第2ライザ間に接続され、前記第4コイルは前記第4ライザと前記第5ライザ間に接続されて前記第1コイルと前記第4コイルとは電気回路的に並列接続され、前記第2コイルは前記第2ライザと前記第3ライザ間に接続され、前記第5コイルは前記第5ライザと前記第6ライザ間に接続されて前記第2コイルと前記第5コイルとは電気回路的に並列接続され、前記第3コイルは前記第3ライザと前記第4ライザ間に接続され、前記第6コイルは前記第6ライザと前記第1ライザ間に接続されて前記第3コイルと前記第6コイルとは電気回路的に並列接続された構成とし、また小型DCモータの結線方法は、1本のワイヤを前記第1ライザと前記第4ライザに順次接続した後前記第4コイルを巻回し、次いで前記第5ライザと前記第2ライザに順次接続した後前記第2コイルを巻回し、次いで前記第3ライザと前記第6ライザに順次接続した後前記第6コイルを巻回し、次いで前記第1ライザに接続した後前記第1コイルを巻回し、次いで前記第2ライザと前
記第3ライザに順次接続した後前記第3コイルを巻回し、次いで前記第4ライザと前記第5ライザに順次接続した後前記第5コイルを巻回し、次いで前記第6ライザに接続する一連の接続及び巻回処理を含む工程を前記1本のワイヤによる一筆書きで行った後もしくは前記工程の途中で前記第2ライザと第3ライザ間を接続したワイヤ及び前記第4ライザと第5ライザ間を接続したワイヤをそれぞれ切断することにより実現した。
以下、本発明の実施例を図面に従って詳述する。まず、図1の(a)、(b)を用いて、本実施例に係る小型DCモータの結線構造の構成を説明する。図1(a)は小型DCモータにおける電機子の正面図、同図(b)は結線構造を展開して示す図である。本実施例は、6突極構造の電機子コアを備えた小型DCモータの結線構造に適用されている。
電機子1における電機子コア2に6個の突極K〜Kが放射状に設けられ、電機子1における6個のコンミュテータ3,3,…には、第1ないし第6のライザR〜Rがそれぞれ接続されている。
6個の突極K〜Kに対する6個のライザR〜Rの配置関係は、第6突極Kと第1突極Kとの間に第1ライザRが配置され、第1突極Kと第2突極Kとの間に第2ライザRが配置され、第2突極Kと第3突極Kとの間に第3ライザRが配置され、第3突極Kと第4突極Kとの間に第4ライザRが配置され、第4突極Kと第5突極Kとの間に第5ライザRが配置され、そして第5突極Kと第6突極Kとの間に第6ライザRが配置されている。
前記6個の突極K〜Kには、第1ないし第6のコイルC〜Cがそれぞれ巻回されている。該第1ないし第6のコイルC〜Cのうち、第1コイルCと第4コイルC、第2コイルCと第5コイルC及び第3コイルCと第6コイルとCは、それぞれ前記電機子1の回転中心に対して点対称の位置関係に配置されている。
また、前記第1ないし第6のライザR〜Rのうち、それぞれ前記電機子1の回転中心に対して点対称の位置関係にある第1ライザRと第4ライザR、第2ライザRと第5ライザR及び第3ライザRと第6ライザRとはそれぞれ共通接続されている。
前記第1コイルCは第1ライザRと第2ライザR間に接続され、前記第4コイルCは第4ライザRと第5ライザR間に接続されて前記第1コイルCと前記第4コイルCとは電気回路的に並列接続されている。
前記第2コイルCは第2ライザRと第3ライザR間に接続され、前記第5コイルCは第5ライザRと第6ライザR間に接続されて前記第2コイルCと前記第5コイルCとは電気回路的に並列接続されている。
前記第3コイルCは第3ライザRと第4ライザR間に接続され、前記第6コイルCは第6ライザRと第1ライザR間に接続されて前記第3コイルCと前記第6コイルCとは電気回路的に並列接続されている。
いま、前記第1ないし第6のライザR〜Rのうちの任意のライザを一般的に第mライザとし、該第mライザと前記電機子1の回転中心に対して点対称の位置関係にあるライザを第nライザとすると、該第mライザと第nライザ及び第(m+1)ライザと第(n+1)ライザとがそれぞれ共通接続される。
また、前記第1ないし第6のコイルC〜Cうち、前記第mライザと第(m+1)ラ
イザ間に接続されるコイルを第pコイルとすると、該第pコイルに対し前記電機子1の回転中心に対して点対称の位置関係にある第qコイルは前記第nライザと第(n+1)ライザ間に接続されて前記第pコイルと前記第qコイルとは電気回路的に並列接続されることになる。
次いで、上述のように構成された小型DCモータの結線構造の作用を説明する。電機子1の回転中心に対してそれぞれ点対称の位置関係にある第1コイルCと第4コイルC、第2コイルCと第5コイルC及び第3コイルCと第6コイルCが並列接続されて、電機子1のコイル抵抗値が、各個別のコイル抵抗値の2分の1に低くなり、低供給電圧で電機子電流が大になって、高トルク特性が得られる。
また、各コイルC〜Cは、それぞれ隣接したライザRとR間、RとR間、RとR間、RとR間、RとR間及びRとR間に接続されて各コイルC〜Cからの引出し線の長さがほぼ等しくなり、各コイルC〜C間の抵抗値のばらつきが極めて少なくなる。
上述したように、本実施例に係る小型DCモータの結線構造においては、電機子1の回転中心に対して点対称の位置関係にある各2個のコイルCとC、CとC及びCとCをそれぞれ並列接続したことで、細径のワイヤを使用して電機子1における各コイル高さを低く形成しても電機子1のコイル抵抗値を低くすることができて、小型化に、より適切に対応した形で、低電圧、高トルク特性とすることができる。また、各コイルC〜Cからの引出し線の長さをほぼ等しくして、各コイルC〜C間の抵抗値のばらつきを極めて少なくしたことで、安定した回転特性を得ることができる。
次に、図2を用いて、本実施例に係る小型DCモータの結線方法を説明する。図2は結線方法を説明するための展開図である。巻線機等により1本のワイヤ4を用いて巻き始めSから、まず前記第1ライザRにからげた(以下、これを接続と言う)後、図2において第2突極Kの下を通って第4ライザRに接続する。次いで第4コイルCを巻回した後、第5ライザRに接続し、さらに第6突極Kの下を通って第2ライザRに接続する。
次いで第2コイルCを巻回した後、第3ライザRに接続し、さらに第4突極Kの下を通って第6ライザRに接続する。次いで第6コイルCを巻回した後、第1ライザRに接続し、さらに第1コイルCを巻回する。次いで第2ライザRと第3ライザRに順次接続した後、第3コイルCを巻回し、さらに第4ライザRと第5ライザRに順次接続した後、第5コイルCを巻回する。この後、第6ライザRに接続して巻き終りEに至る。
上記一連の接続及び巻回処理を含む工程を、巻き始めSから巻き終りEまで前記1本のワイヤ4による一筆書きで行った後もしくは前記工程の途中で、前記電機子1の回転中心に対して点対称の位置関係にない前記第2ライザRと第3ライザR間を接続したワイヤ及び前記第4ライザRと第5ライザR間を接続したワイヤをそれぞれ切断して、前記図1(b)の結線構造とする。
このように、本実施例の結線方法は、電機子1の回転中心に対して点対称の位置関係にある第1ライザRと第4ライザR間、第2ライザRと第5ライザR間及び第3ライザRと第6ライザR間の各接続、並びに第1ライザRと第2ライザR間に接続される第1コイルC、第4ライザRと第5ライザR間に接続される第4コイルC、第2ライザRと第3ライザR間に接続される第2コイルC、第5ライザRと第6ライザR間に接続される第5コイルC、第3ライザRと第4ライザR間に接続
される第3コイルC、及び第6ライザRと第1ライザR間に接続される第6コイルCの各巻回を含む小型DCモータにおける所要の接続と巻回が、電機子1の回転中心に対して点対称の位置関係にない第2ライザRと第3ライザR間及び第4ライザRと第5ライザR間の各接続を含めて、巻き始めSから巻き終りEまで1本のワイヤ4による一筆書き処理で行われ、該処理の後もしくは処理の途中で前記第2ライザRと第3ライザR間及び第4ライザRと第5ライザR間の各接続ワイヤをそれぞれ切断することにより実現される。
上述したように、本実施例に係る小型DCモータの結線方法においては、前記図1(b)の結線構造を、電機子1の回転中心に対して点対称の位置関係にないライザ同士RとR、RとR間の接続を含めて、巻き始めSから巻き終りEまで1本のワイヤ4による一筆書き処理で行ない、該処理の後もしくは処理の途中で前記電機子1の回転中心に対して点対称の位置関係にないライザ同士RとR、RとR間の接続ワイヤをそれぞれ切断して実現したことで、ワイヤ4の引回し距離が減少して全体のワイヤ使用量が少なくなり、巻線機等による処理時間を短縮することができて、接続及び巻回を含む作業を能率よく行うことができるとともに量産性を向上させることができる。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変をなすことができ、そして、本発明が該改変されたものにも及ぶことは当然である。
本発明の実施例に係る小型DCモータの結線構造を示す図であり、(a)は小型DCモータにおける電機子の正面図、(b)は結線構造を展開して示す図。 本発明の実施例に係る小型DCモータの結線方法を説明するための展開図。
符号の説明
1 電機子
2 電機子コア
3 コンミュテータ
4 ワイヤ
〜C コイル
〜K 突極
〜R ライザ

Claims (4)

  1. 電機子コアにおける偶数個の突極にそれぞれ巻回された偶数個のコイルと、電機子における前記コイルの個数と同数個のコンミュテータにそれぞれ接続された偶数個のライザとを備え、前記偶数個のライザのうち、それぞれ前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第m(但し、mは任意の正の整数)ライザと第n(但し、nは正の整数)ライザ及び第(m+1)ライザと第(n+1)ライザとはそれぞれ共通接続され、前記偶数個のコイルのうち、第p(但し、pは正の整数)コイルは前記第mライザと前記第(m+1)ライザ間に接続され、該第pコイルに対し前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第q(但し、qは正の整数)コイルは前記第nライザと前記第(n+1)ライザ間に接続されて前記第pコイルと前記第qコイルとは電気回路的に並列接続されているとともに、
    各コイルは隣接したライザとライザとの間に配置され、前記各コイルから引き出され、それぞれの前記ライザに接続する引き出し線の長さがほぼ等しいことを特徴とする小型DCモータの結線構造。
  2. 電機子コアにおける6個の突極にそれぞれ巻回された第1ないし第6のコイルと、電機子における6個のコンミュテータにそれぞれ接続された第1ないし第6のライザとを備え、前記第1ないし第6のコイルのうち、第1コイルと第4コイル、第2コイルと第5コイル及び第3コイルと第6コイルとは、それぞれ前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係に配置され、前記第1ないし第6のライザのうち、それぞれ前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第1ライザと第4ライザ、第2ライザと第5ライザ及び第3ライザと第6ライザとはそれぞれ共通接続され、前記第1コイルは前記第1ライザと前記第2ライザ間に接続され、前記第4コイルは前記第4ライザと前記第5ライザ間に接続されて前記第1コイルと前記第4コイルとは電気回路的に並列接続され、前記第2コイルは前記第2ライザと前記第3ライザ間に接続され、前記第5コイルは前記第5ライザと前記第6ライザ間に接続されて前記第2コイルと前記第5コイルとは電気回路的に並列接続され、前記第3コイルは前記第3ライザと前記第4ライザ間に接続され、前記第6コイルは前記第6ライザと前記第1ライザ間に接続されて前記第3コイルと前記第6コイルとは電気回路的に並列接続されているとともに、
    各コイルは隣接したライザとライザとの間に配置され、前記各コイルから引き出され、それぞれの前記ライザに接続する引き出し線の長さがほぼ等しいことを特徴とする小型DCモータの結線構造。
  3. 電機子コアにおける偶数個の突極にそれぞれ巻回された偶数個のコイルと、電機子における前記コイルの個数と同数個のコンミュテータにそれぞれ接続された偶数個のライザとを備え、前記偶数個のライザのうち、それぞれ前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第m(但し、mは任意の正の整数)ライザと第n(但し、nは正の整数)ライザ及び第(m+1)ライザと第(n+1)ライザとはそれぞれ共通接続され、前記偶数個のコイルのうち、第p(但し、pは正の整数)コイルは前記第mライザと前記第(m+1)ライザ間に接続され、該第pコイルに対し前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第q(但し、qは正の整数)コイルは前記第nライザと前記第(n+1)ライザ間に接続されて前記第pコイルと前記第qコイルとは電気回路的に並列接続された構成を有する小型DCモータの結線方法であって、
    1本のワイヤを前記第mライザと前記第nライザに順次接続した後前記第qコイルを巻回し、次いで前記第(n+1)ライザと前記第(m+1)ライザに順次接続した後、前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にないライザ同士間を接続する所要の接続処理を行って前記第mライザに接続し、次いで前記第pコイルを巻回した後前記第(m+1)ライザに接続する一連の接続及び巻回処理を含む工程を前記1本のワイヤによる一筆書きで行った後もしくは前記工程の途中で前記点対称の位置関係にないライザ同士間を接続したワイヤを切断するとともに、
    各コイルは隣接したライザとライザとの間に配置され、前記各コイルから引き出され、それぞれの前記ライザに接続する引き出し線の長さがほぼ等しいことを特徴とする小型DCモータの結線方法。
  4. 電機子コアにおける6個の突極にそれぞれ巻回された第1ないし第6のコイルと、電機子における6個のコンミュテータにそれぞれ接続された第1ないし第6のライザとを備え、前記第1ないし第6のコイルのうち、第1コイルと第4コイル、第2コイルと第5コイル及び第3コイルと第6コイルとは、それぞれ前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係に配置され、前記第1ないし第6のライザのうち、それぞれ前記電機子の回転中心に対して点対称の位置関係にある第1ライザと第4ライザ、第2ライザと第5ライザ及び第3ライザと第6ライザとはそれぞれ共通接続され、前記第1コイルは前記第1ライザと前記第2ライザ間に接続され、前記第4コイルは前記第4ライザと前記第5ライザ間に接続されて前記第1コイルと前記第4コイルとは電気回路的に並列接続され、前記第2コイルは前記第2ライザと前記第3ライザ間に接続され、前記第5コイルは前記第5ライザと前記第6ライザ間に接続されて前記第2コイルと前記第5コイルとは電気回路的に並列接続され、前記第3コイルは前記第3ライザと前記第4ライザ間に接続され、前記第6コイルは前記第6ライザと前記第1ライザ間に接続されて前記第3コイルと前記第6コイルとは電気回路的に並列接続された構成を有する小型DCモータの結線方法であって、
    1本のワイヤを前記第1ライザと前記第4ライザに順次接続した後前記第4コイルを巻回し、次いで前記第5ライザと前記第2ライザに順次接続した後前記第2コイルを巻回し、次いで前記第3ライザと前記第6ライザに順次接続した後前記第6コイルを巻回し、次いで前記第1ライザに接続した後前記第1コイルを巻回し、次いで前記第2ライザと前記第3ライザに順次接続した後前記第3コイルを巻回し、次いで前記第4ライザと前記第5ライザに順次接続した後前記第5コイルを巻回し、次いで前記第6ライザに接続する一連の接続及び巻回処理を含む工程を前記1本のワイヤによる一筆書きで行った後もしくは前記工程の途中で前記第2ライザと前記第3ライザ間を接続したワイヤ及び前記第4ライザと前記第5ライザ間を接続したワイヤをそれぞれ切断するとともに、
    各コイルは隣接したライザとライザとの間に配置され、前記各コイルから引き出され、それぞれの前記ライザに接続する引き出し線の長さがほぼ等しいことを特徴とする小型DCモータの結線方法。
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