JP4983704B2 - 電力供給管理システム及び電力供給管理方法 - Google Patents

電力供給管理システム及び電力供給管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、UPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)を用いて構成される電力供給システムにおいて、UPS及びこれに接続される各端末の状態を管理するための技術に関し、特にUPSと各端末との通信手段としてPLC(Power Line Communication:電力線搬送通信)を用いるものに関する。
コンピュータ等の端末に電力を供給する構造として、商用電源と端末との間に、UPSを挿入する構造が用いられている。この構造により、商用電源に停電等の不具合が発生した場合でも、端末への電力供給を継続することができ、その間に端末を安全にシャットダウンさせる等の安全処理を施すことが可能となる。
上記のような安全処理、又は常時の状態監視を可能にするためには、端末とUPSとの間で信号の送受を可能にする何らかの通信手段が必要となる。この通信手段としては、主にイーサネット(登録商標)やPLCが用いられているが、両者を比較した場合、シリアルケーブルやLANケーブル等が不要となる等の利点から、PLCを用いることが望まれる。
UPSを用いた電力供給構造であって、UPSと端末との間の通信手段としてPLCを用いるものの例として、次のような従来構造が開示されている。この従来構造に係るシステムは、UPSの電源入力部及び電源出力部のそれぞれに、PLC通信を可能にする送信手段及び受信手段を設けることにより、UPS内部の状態等を外部に送信すると共に、外部からの指令等をUPS内部に受信することができるとされている。また、実施例の1つとして、UPSや端末(管理対象コンピュータ)をPLCを用いて遠隔操作可能にする操作盤を備える構成が開示されており、これによりUPSに接続された端末に対し、起動やシャットダウン等の指令を送ることができるとされている(特許文献1参照)。
特開2000−236587号公報
上記のようなUPSと端末との接続には、接続後に物理的な接続確認が必要であり、接続ミスが生ずることがあった。また、接続構成の変更、即ち新規な端末が接続されたり、端末の接続先を他のUPSに変更したりといったことがなされた場合にも、同様の接続確認が必要となり、このことがコスト増大の要因となっていた。上記特許文献1に係る構造は、UPSと端末との接続構成を認識するための手順が示されているものではなく、このような問題を解決できるものではない。
そこで、本発明は、PLC通信を用いたUPSによる電力供給構造において、UPSと端末との接続構成を自動的に認識することができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、UPSと、前記UPSに接続される端末と、前記UPSに接続される管理端末とを有し、前記UPSは、主電源と接続する電力線と接続し電力の放出及び蓄積を可能にするバッテリと、前記バッテリよりも入力側の前記電力線に設けられ、該電力線を通じて通信信号の送受信を可能にする入力側PLC送受信部と、前記バッテリよりも出力側の前記電力線に設けられ該電力線を通じて通信信号の送受信を可能にする出力側PLC送受信部と、各種情報の格納及び読み出しを可能にするUPSメモリと、前記通信信号及び前記UPSメモリに格納された情報に基づいて各種処理を行うUPS制御部とを有して構成され、前記端末は、前記UPSと接続する電力線を通じて通信信号の送受信を可能にする端末PLC送受信部と、各種情報の格納及び読み出しを可能にする端末メモリと、前記端末PLC送受信部を介して受信した通信信号及び前記端末メモリに格納された情報に基づいて各種処理を行う端末制御部とを有して構成され、前記管理端末は、前記UPSと接続する電力線を通じて通信信号の送受信を可能にする管理端末PLC送受信部と、各種情報の格納及び/又は読み出しを可能にする管理端末メモリと、前記管理端末PLC送受信部により受信された通信信号及び前記管理端末メモリに格納された情報に基づいて各種処理を行う管理端末制御部とを有して構成される電力供給管理システムであって、前記端末メモリには、該端末メモリを搭載する端末の自己識別を可能にする識別情報と、前記UPS及び前記端末の接続に関連する各種処理を実行するためのUPS管理プログラムとが格納され、前記端末制御部は、前記UPS管理プログラムに従って、前記端末メモリに格納された識別情報を前記管理端末に対して送信し、前記UPSメモリには、該UPSメモリを搭載するUPSの自己認識を可能にする識別情報と、前記UPS管理プログラムとが格納され、前記UPS制御部は、前記UPS管理プログラムに従って、前記UPSメモリに格納された識別情報を前記管理端末に対して送信し、前記管理端末メモリには、受信した前記端末の識別情報と前記UPSの識別情報とを関連付けたデータを格納する接続構成データベースと、前記UPS管理プログラムとが格納され、前記管理端末制御部は、前記UPS管理プログラムに従って、前記接続構成データベースを前記端末と前記UPSの接続関係に応じて更新するとともに、該接続構成データベースに基づいて前記UPS及び前記端末の接続構成を認識するための処理を実行するものである。
また、本発明は、UPSと、該UPSから電力を供給される端末と、前記UPSから電力を供給される管理端末とが、PLC通信により互いに通信可能になされたシステムにおいて用いられる電力供給管理方法であって、前記管理端末の制御部が、前記UPSに対して該UPSの識別情報を要求する識別情報要求信号を送信するステップと、前記UPSの制御部が、前記識別情報要求信号を受信すると、該UPSのメモリに格納され該UPS及び前記端末の接続に関連する各種処理を実行するためのUPS管理プログラムに従って、該メモリに格納された該UPSに関する識別情報を前記管理端末に対して送信するステップと、前記管理端末の制御部が、前記端末に対して該端末の識別情報を要求する識別情報要求信号を送信するステップと、前記端末の制御部が、該端末に対して送信された前記識別情報要求信号を受信すると、該端末のメモリに格納された前記UPS管理プログラムに従って、該メモリに格納された該端末に関する識別情報を前記管理端末に対して送信するステップと、前記管理端末の制御部が、受信した前記UPSの識別情報と前記端末の識別情報とを関連付けたデータを用いて、どのUPSにどの端末が接続されているかを認識するための接続構成データベースを更新するステップとを有するものである。
上記構成により、PLC通信を用いたUPSによる電力供給構造において、UPSと端末との接続構成を自動的に認識することができるようにすることが可能となる。
以下に、本発明の実施の形態を添付した図面を参照して説明する。図1において、本発明に係る電力供給管理システム1の基本的な構成が示されている。この電力供給管理システム1は、主電源からの電力供給が停止した場合にも所定時間は電力供給を継続することが可能な複数のUPS2a,2b,・・と、UPS2b,・・に接続されるコンピュータ等の複数の端末3a,3b,・・と、UPS2aに接続されUPS2a,2b,・・及び端末3a,3b,・・の接続構成の監視や各機器の状態管理等の処理を行うコンピュータ等の管理端末4を有して構成される。
前記UPS2a,2b,・・は、バッテリ10と、入力側PLC送受信部11と、出力側PLC送受信部12と、UPSメモリ13と、UPS制御部14とを有して構成される。バッテリ10は、商用電源等の主電源と接続する電力線15と接続し、電力の放出及び蓄積を可能にするものである。入力側PLC送受信部11は、前記バッテリ10よりも入力側に設けられ、電力線15を通じて通信信号の送受信を可能にするものである。出力側PLC送受信部12は、前記バッテリ10よりも出力側に設けられ、電力線16を通じて通信信号の送受信を可能にするものである。UPSメモリ13は、ROM、RAM等からなる記憶装置であり、各種情報処理に使用される情報の読み書きを可能にし、自己の識別を可能にする識別情報17、UPS2a,2b,・・及び端末3a,3b,・・の接続に関連する各種処理を実行するためのUPS管理プログラム18を格納する。UPS制御部14は、CPU、所定のプログラム等の協働により各種情報処理を可能にするものであり、前記入力側PLC送受信部11及び前記出力側PLC送受信部12を介して得られた情報、及び前記UPSメモリ13に格納された情報に基づいて、各種情報処理を行う。
前記端末3a,3b,・・は、端末PLC送受信部20と、端末メモリ21と、端末制御部22とを有して構成される。端末PLC送受信部20は、前記UPS2b,・・と接続する電力線16を通じて通信信号の送受信を可能にするものである。端末メモリ21は、ROM、RAM、HDD等からなる記憶装置であり、各種情報処理に使用される情報の読み書きを可能にし、自己の識別を可能にする識別情報23、前記UPS管理プログラム18を格納する。端末制御部22は、CPU、所定のプログラム等の協働により各種情報処理を可能にするものであり、前記端末PLC送受信部20を介して得られた情報、及び前記端末メモリ21に格納された情報に基づいて、各種情報処理を行う。
前記管理端末4は、管理端末PLC送受信部30と、管理端末メモリ31と、管理端末制御部32とを有して構成される。管理端末PLC送受信部30は、前記UPS2aと接続する電力線16を通じて通信信号の送受信を可能にするものである。管理端末メモリ31は、ROM、RAM、HDD等からなる記憶装置であり、各種情報処理に使用される情報の読み書きを可能にし、前記UPS管理プログラム18、前記UPSメモリ13に格納された情報と前記端末メモリ21に格納された情報とが関連付けられてなる接続構成データベース33を格納するものである。管理端末制御部32は、CPU、所定のプログラム等の協働により各種情報処理を可能にするものであり、前記管理端末PLC送受信手段により受信された通信信号及び前記接続情報データベース33に基づいて、前記UPS2a,2b,・・及び前記端末3a,3b・・の接続構成を認識する処理を行う。
上記構成により、PLC通信を用いて、UPS2a,ab,・・と端末3a,3b,・・との接続構成の自動認識や、非常時におけるシャットダウン等の処理を行うことが可能となる。以下に、より詳細な構成及び動作について説明する。
発明の実施の形態1.
図2において、本実施の形態に係る電力供給管理システム1が示されている。第1のUPS50及び第2のUPS51は、商用電源から引かれたコンセント52,53にそれぞれ接続されている。第1のUPS50には、第1の端末54及び第2の端末55が接続され、第2のUPS51には、管理端末56が接続されている。
第1のUPS50及び第2のUPS51は、同様の構成を有しており、ここでは第1のUPS50について説明する。入力側PLC送受信部60は、入力側の電力線61からのPLS通信信号の送受信を行う。バッテリ62は、停電発生時に端末54,55への電力供給を可能にするための逐電機能を有し、又商用電源とこのバッテリ62とを切り替えるスイッチ機構等を有する。制御部63は、ルータ機能を有し端末54,55及び管理端末56との通信処理を行う通信制御部64と、バッテリ62の稼動状態を監視する処理を行うバッテリ監視部65と、コンセントボックス70a,70b,70cに端末54,55が接続されているかを確認し接続されている場合には端末54,55の制御部75から端末54,55に関する情報を入手する処理を行う接続監視部66と、コンセントボックス70a,70b,70cのON/OFF切換を行うスイッチ71の制御を行うスイッチ制御部67とを有して構成される。メモリ72は、制御部63の各種制御に必要な情報を保存する領域となり、不揮発性メモリ73を含んで構成される。出力側送受信部74は、出力側の電力線73a,73b,73cからのPLC通信信号の送受信を行う。コンセントボックス70a,70b,70cは、この第1のUPS50に接続される端末54,55のコンセントが挿入される部分であり、任意の個数を設置可能である。また、コンセント52,53は、商用電源から延長されるものであり、両UPS50,51の双方向通信を可能にする。
第1の端末54及び第2の端末55は、CPU、記憶装置、I/Oポート、ユーザインターフェース等を有して構成され、所定のプログラムに従って動作するコンピュータ等である。この例では、両端末54,55の構成要素は基本的に同等であり、電源ユニット76、PLC送受信部77、制御部75、メモリ78を有して構成される。第1の端末54は、2つの電源ユニット76を備え、片方の電源ユニット76が故障しても動作可能となる冗長電源構成となっている。制御部75は、PLC送受信部77を介しての通信処理を行う通信部79、前記第1(第2)のUPS50(51)が停電状態になった場合等に、端末54(55)を安全にシャットダウンするための処理を行うシャットダウン処理部80、管理端末56からの情報要求があった場合に、情報を返却(管理端末56に対して送信)する処理を行うデータ処理部81を有して構成される。メモリ78は、各種プログラムや制御部75の設定情報等が格納される領域となる。
管理端末56は、UPS50,51と端末54,55の状態を管理する。制御部83は、前記端末54,55と同様の機能を有する通信部84、シャットダウン処理部85、データ処理部86を有し、更に端末54,55とUPS50との接続構成を認識するための構成認識部87を有する。メモリ88は、前記端末54,55と同様に、各種プログラム、データベース、制御部83の設定情報等が格納される保存領域となり、ここに前記構成認識部87が入手した情報も格納される。表示部89は、制御部83が収集した情報をコンソール等に表示する。
以下に、本実施の形態における動作を説明する。図3及び図4において、管理端末56がシステム全体の運用開始時に端末54,55とUPS50,51の接続構成を認識する処理が示されている。先ず、管理端末56の制御部83の構成認識部87が、第2のUPS51の制御部63(接続監視部66)に対し、第2のUPS51に接続される端末が他に存在するかを確認するための要求を送信する(S101)。要求を受け取った第2のUPS51の制御部63は、コンセントボックス70a,・・毎に端末が接続されているかを確認するために、端末の制御部に対してデータ要求を行う(S102)。本実施の形態においては、第2のUPS51には管理端末56以外の端末は接続されていないため、制御部63は端末からの返信がないと判断し(S103)、管理端末56には第2のUPS51に関する情報(識別情報)と他の端末が存在しない旨の情報を返却する。UPSの識別情報は、UPS名、ネットワークアドレス、UPS追加情報等である。返却後、第2のUPS51に接続される端末の情報と、要求元の管理端末56のネットワークアドレスは、第2のUPS51のメモリ72(不揮発性メモリ73)に保存される(S106)。
管理端末56の制御部83は、返却された受信データを、メモリ88中に存在する接続構成データベース90(図4参照)に格納する(S207)。図4に示す接続構成データベース90には、UPS名91、ネットワークアドレス92、UPS追加情報93が含まれ、第2のUPS51に接続される端末として管理端末56自身の情報が格納される。この格納データには、端末名94、端末のネットワークアドレス95、OS名、バージョン等の端末追加情報96が含まれる。格納後、ネットワーク上の他のUPS(第1のUPS50)の接続情報を確認するため、第2のUPS51に対しUPSの発見要求を行う(S108)。次いで図4において、第2のUPS51の制御部63(接続確認部66)は管理端末4からの要求を受信し他のUPSの存在を確認するため、電力線61上に存在確認のためのブロードキャストを行い(S109)、UPSからの返信待ち状態となる(S110)。第2のUPS51の制御部63(通信制御部64)は、要求を受信すると、自UPSの情報として接続構成データベース90のUPS名91、ネットワークアドレス92、UPS追加情報93を返送する。その情報を受信(S111)した第2のUPS51の制御部63は、更に他のUPSからの返送データがないか待ち合わせ(S112)、なければ返送データのすべてを管理端末56の制御部83へ返送する(S113)。
管理端末56の制御部83の構成認識部87は、受信データを接続情報データベースに格納し(S114)、各UPSに対し、UPSに接続される端末が他に存在するかを確認するための要求を送信する(S115)。
第1のUPS50の制御部63(接続監視部66)は、第2のUPS51と同様の処理(S112〜S116)を行い、UPSに接続される端末に関する情報を、管理端末56の制御部83(構成認識部87)に返却する(S116)。
管理端末56の制御部83(構成認識部87)は、受信データを接続構成データベースに格納する(S117)。他に存在するUPSがなければ(S118)、構成情報の収集が完了したことを表示部89に通知し、表示部47が構成情報を表示する(S119)。
上記処理により構成情報の収集が完了するが、通常一定期間ごとに同様の処理を行うことで、大きな構成変更、UPSや端末の追加等が発生しても自動的な対処が可能になる。
次に、図6において、接続が変更された際に接続構成を即時反映するための動作について説明する。ここで示すのは、第1のUPS50に、当初第2の端末55が接続されておらず、まだ前記制御部75の機能(通信部79、シャットダウン処理部80、データ処理部81の機能)を奏するためのプログラム(UPS管理プログラム)がインストールされていない状況で、第2の端末56が新規接続された場合である。第1のUPS10に第2の端末55が接続され起動すると、コンセントボックス70cに負荷がかかったことを制御部63(接続監視部66)が検知し、接続状況の確認処理が自動的に動作する。すると、第2の端末55の制御部75に対し、接続されているかを確認するためのデータ要求を行う(S201)。第2の端末55にはまだ前記UPS管理プログラムがインストールされておらず、第1のUPS50への返信は行われない(S202)ため、制御部63(接続監視部66)は標準の通信プロトコルであるService Location Protocol(SLP)や、Simple Network Management Protocol(SNMP)等により第2の端末55のネットワークアドレスを入手し、OS種別を認識する(S203)。確認できた場合には、第2の端末55のOS種別及びネットワークアドレス、又UPS管理プログラムが存在しない旨の情報を付加する(S204)。確認できなかった場合には前記UPS管理プログラムが存在しないことだけを端末情報に付加する(S205)。その情報を自UPSのコンセントボックス70c等の情報と併せて、管理端末56の制御部83(構成認識部87))に返却し、第2の端末55の情報を自身の不揮発性メモリ73にも保存する(S207)。
管理端末56の制御部83(構成認識部87)は、受信データを接続構成データベース90(図5参照)に格納(S208)し、追加された第2の端末55に前記UPS管理プログラムが存在しないことを認識(S209)する。第2の端末55のOS情報やネットワークアドレスが入手できているかを確認(S210)し、入手できていなければ、システム管理者へ新規の端末が接続されたことを通知(S211)し、入手できていれば、端末のOS種別により必要となる前記UPS管理プログラムを選択し、標準的なプロトコルであるFile Transfer Protocol(FTP)等により、自動的に第2の端末55に転送する。また、転送だけでなくSecure Shell(SSH)等のリモートコマンドによりインストールまで行う。更に、再度第1のUPS50に対し端末確認処理を要求する(S212)。第1のUPS50の接続監視部66は、再度同様の処理を実行し、第2の端末55の制御部75から端末の情報を入手することができ(S205)、再度自UPSのコンセントボックス70c等の情報と併せて、管理端末56の制御部83(構成認識部87)に返却し、第2の端末55の情報を自身の不揮発性メモリ73にも保存する(S207)。
管理端末56の制御部83(構成認識部87)は、受信データを接続構成データベース90(図5参照)に格納(S208)し、追加された第2の端末55に前記UPS管理プログラムがあることを確認する(S209)。その後、表示部47に構成情報更新通知を送信して表示部47が表示を行う(S213)。
次に、図7において、第1のUPS50が管理端末56に認識されていない状況で、新規に第1のUPS50を設置した場合の動作を説明する。第1のUPS50をコンセント52に接続し起動すると、第1のUPS50の制御部63(接続監視部66)は、自UPSの入力側の電力線61上にブロードキャストし、管理端末56のネットワークアドレスを問い合わせる(S301)。すると第2のUPS51の制御部63(接続監視部66)は、自UPSの管理端末56のネットワークアドレスを返却する。第1のUPS50の制御部63(接続監視部66)が返却データを受信すると、自UPSの情報を管理端末56に送信し、管理端末56のネットワークアドレスを不揮発性メモリ73に保存する(S303)。以降の処理は、図4のS114以降と同様に、管理端末56が接続構成を認識する。
上記本発明によれば、PLS通信を利用して各種制御が可能となるので、端末とUPSとの通信経路を個別に考慮する必要がなくなる。また、ノート型PC等の設置場所を移動することが多い端末を利用する際に、設置場所を移動しても、意識することなくUPSに関する制御が可能となる。更に、前記UPS管理プログラムが必要となる端末を自動認識し、転送することができるので、端末に個別に前記UPS管理プログラムをインストールする必要がない。
本発明に係る電力供給管理システムの基本的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る電力供給管理システムの構成を示すブロック図である。 管理端末がシステム全体の運用開始時に端末とUPSの接続構成を認識するための処理の前半部分を示すフローチャートである。 管理端末がシステム全体の運用開始時に端末とUPSの接続構成を認識するための処理の後半部分を示すフローチャートである。 接続構成データベースの構造を示す図である。 接続が変更された際に接続構成を反映するための処理を示すフローチャートである。 第1のUPSが管理端末に認識されていない状況で、新規に第1のUPSを設置した場合の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 電力供給管理システム
2a,2b UPS
3a,3b 端末
4 管理端末
10 バッテリ
11 入力側PLC送受信部
12 出力側PLC送受信部
13 UPSメモリ
14 UPS制御部
15,16 電力線
17,23 識別情報
18 UPS管理プログラム
20 端末PLC送受信部
21 端末メモリ
22 端末制御部
30 管理端末PLC送受信部
31 管理端末メモリ
32 管理端末制御部
33 接続構成データベース

Claims (4)

  1. UPSと、
    前記UPSに接続される端末と、
    前記UPSに接続される管理端末と、
    を有し、
    前記UPSは、
    主電源と接続する電力線と接続し電力の放出及び蓄積を可能にするバッテリと、
    前記バッテリよりも入力側の前記電力線に設けられ、該電力線を通じて通信信号の送受信を可能にする入力側PLC送受信部と、
    前記バッテリよりも出力側の前記電力線に設けられ該電力線を通じて通信信号の送受信を可能にする出力側PLC送受信部と、
    各種情報の格納及び読み出しを可能にするUPSメモリと、
    前記通信信号及び前記UPSメモリに格納された情報に基づいて各種処理を行うUPS制御部と、
    を有して構成され、
    前記端末は、
    前記UPSと接続する電力線を通じて通信信号の送受信を可能にする端末PLC送受信部と、
    各種情報の格納及び読み出しを可能にする端末メモリと、
    前記端末PLC送受信部を介して受信した通信信号及び前記端末メモリに格納された情報に基づいて各種処理を行う端末制御部と、
    を有して構成され、
    前記管理端末は、
    前記UPSと接続する電力線を通じて通信信号の送受信を可能にする管理端末PLC送受信部と、
    各種情報の格納及び/又は読み出しを可能にする管理端末メモリと、
    前記管理端末PLC送受信部により受信された通信信号及び前記管理端末メモリに格納された情報に基づいて各種処理を行う管理端末制御部と、
    を有して構成される電力供給管理システムであって、
    前記端末メモリには、該端末メモリを搭載する端末の自己識別を可能にする識別情報と、前記UPS及び前記端末の接続に関連する各種処理を実行するためのUPS管理プログラムとが格納され、
    前記端末制御部は、前記UPS管理プログラムに従って、前記端末メモリに格納された識別情報を前記管理端末に対して送信し、
    前記UPSメモリには、該UPSメモリを搭載するUPSの自己認識を可能にする識別情報と、前記UPS管理プログラムとが格納され、
    前記UPS制御部は、前記UPS管理プログラムに従って、前記UPSメモリに格納された識別情報を前記管理端末に対して送信し、
    前記管理端末メモリには、受信した前記端末の識別情報と前記UPSの識別情報とを関連付けたデータを格納する接続構成データベースと、前記UPS管理プログラムとが格納され、
    前記管理端末制御部は、前記UPS管理プログラムに従って、前記接続構成データベースを前記端末と前記UPSの接続関係に応じて更新するとともに、該接続構成データベースに基づいて前記UPS及び前記端末の接続構成を認識するための処理を実行する、
    電力供給管理システム。
  2. 前記管理端末制御部は、前記UPSに接続された前記端末に対して、該端末の端末メモリに前記UPSプログラムが格納されているかを判定するための処理を実行し、格納されていないと判定された場合には、前記管理端末メモリに格納された前記UPSプログラムを該端末に対して送信する、
    請求項1記載の電力供給管理システム。
  3. UPSと、該UPSから電力を供給される端末と、前記UPSから電力を供給される管理端末とが、PLC通信により互いに通信可能になされたシステムにおいて用いられる電力供給管理方法であって、
    前記管理端末の制御部が、前記UPSに対して該UPSの識別情報を要求する識別情報要求信号を送信するステップと、
    前記UPSの制御部が、前記識別情報要求信号を受信すると、該UPSのメモリに格納され該UPS及び前記端末の接続に関連する各種処理を実行するためのUPS管理プログラムに従って、該メモリに格納された該UPSに関する識別情報を前記管理端末に対して送信するステップと、
    前記管理端末の制御部が、前記端末に対して該端末の識別情報を要求する識別情報要求信号を送信するステップと、
    前記端末の制御部が、該端末に対して送信された前記識別情報要求信号を受信すると、該端末のメモリに格納された前記UPS管理プログラムに従って、該メモリに格納された該端末に関する識別情報を前記管理端末に対して送信するステップと、
    前記管理端末の制御部が、受信した前記UPSの識別情報と前記端末の識別情報とを関連付けたデータを用いて、どのUPSにどの端末が接続されているかを認識するための接続構成データベースを更新するステップと、
    を有する電力供給管理方法。
  4. 前記管理端末の制御部が、前記UPSに接続された前記端末に対して、該端末のメモリに前記UPS管理プログラムが格納されているかを判定するための処理を実行し、格納されていないと判定された場合には、前記UPS管理プログラムを該端末に対して送信するステップ、
    を更に有する請求項3記載の電力供給管理方法。
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