JP4983681B2 - 伝送装置及びネットワークシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークを構成する他の伝送装置に繋がる物理的伝送媒体上に設定された個々の伝送帯域を、何れかの伝送回線に割り当てることにより、当該伝送回線を通じて通信を中継する伝送装置,及び、複数の伝送装置からなるネットワークシステムに関する。
かかる伝送装置からなるネットワークシステムは、光多重通信システムのように、一つの物理伝送媒体上に複数帯域の伝送回線を設定するネットワークシステムや、リング型(メッシュ型,フルコネクト型を含む,以下同じ)トポロジーのように、複数の物理的伝送媒体が並行して相対する伝送装置間を結ぶ形態のネットワークシステムとして、採用することができる。そして、前者においては、複数帯域のうちの一つを或る通信回線の現用系伝送回線のために確保するとともに、別の帯域を同通信回線の待機系伝送回線のために確保することにより冗長構成を採用でき、後者においては、一方の物理的伝送媒体上に現用系伝送回線を確保するとともに、他方の物理的伝送媒体上に待機系伝送回線を確保することにより、冗長構成を採用することができる。
図10は、冗長構成を採用するために、リング型トポロジーを採用し且つ完全二重化した光多重ネットワークシステムの概略構成を示す。この図10に示されるように、かかるネットワークシステムは、複数(図では4つ)の伝送装置100を光ファイバからなる物理的伝送媒体101を通じて相互に接続し、各伝送装置下に接続された端末(図示略)同士の間での通信回線の設定が、可能となっている。その際、各伝送装置100間における物理的伝送媒体101の有する伝送容量が、複数の伝送帯域に分割され、各伝送帯域が、夫々何れか一つの通信回線に割り当てられることにより、光多重伝送が実現されている。ここに光多重伝送の方式としては、帯域を時分割する時間軸分割多重(TDM)及び光の波長に応じて分割する波長多重(WDM)がある。
このように各伝送装置100間を接続する物理伝送媒体101の伝送帯域が複数に分割されているので、各伝送装置100間に複数の通信回線の伝送回線を割り当てることができる。
さらに、各物理伝送媒体101全体がリング型のトポロジーを構成していることから、少なくとも、各物理伝送系を100を時計方向に進む伝送回線と、反時計方向に進む伝送回線といった二通りの伝送回線を、或る伝送装置下の端末と他の伝送装置化の端末とを接続する一つの通信回線のために確保することができる。そこで、一方の伝送回線を現用系伝送回線として確保することにより、当該通信回線によるデータ(パケット)伝送用に常時用い、他方の伝送回線を待機系伝送回線として確保することにより、何らかの理由(物理的伝送媒体101自体の故障,多重化に用いられるマルチプレクサ等の回路の故障,等)に因り現用系伝送回線が使用できなくなった場合に、現用系に代えてデータ伝送用に用いるようにするのである。
しかしながら、従来のリング型のトポロジーを採用したネットワーク(以下、単に「リングネットワーク」という)では、伝送帯域は各通信回線毎に専用に割り当てられていたので、或る通信回線における現用系伝送回線が正常に使用可能である間は、待機系伝送回線用の伝送帯域は、実質上はデータ転送のためには使用されていないにも拘わらず、当該通信回線のためだけに確保されなければならないので、その物理伝送媒体における伝送帯域の全体的な使用状況が、不効率となっていた。
この点につき、例えば、特許文献1や特許文献2に記載の技術のように、優先順位に依って各通信回線に伝送帯域を割り当てる手法を採用すれば、優先度の低い通信回線の帯域を、優先度の高い通信回線に用いることで、伝送帯域を特定の通信回線に占有させることなく、伝送帯域を使用することが可能ではある。
しかし、上記従来技術は、冗長構成かどうかを考慮することなく、優先順位を通信回線毎に固定的に設定するに過ぎないので、仮にこれを冗長構成に用いたとしても、現用系の伝送回線を常に優先させるだけになってしまう。即ち、一つの伝送帯域に対して、第1の通信回線の待機系伝送回線とともに第2の通信回線の現用系伝送回線を候補として割り付け、常時には後者に当該伝送帯域を使用させるため、前者の優先度よりも後者の優先度を高く設定すると、上記第1の通信回線の現用系伝送回線が使用できなくなった場合でも、前者の優先度が後者の優先度よりも高いままであるので、当該第1の通信回線の待機系伝送回線を選択して、当該伝送帯域を使用させることができない。
特開2001-36558号公報 特開平8-8949号公報 特開2000-182171号公報
そこで、本案の課題は、他の伝送装置に繋がる物理的伝送媒体上に設定された伝送帯域に対して、各伝送回線に設定した優先度に従って一つの伝送回線を選択して伝送帯域を割り当てる構成を基礎とし、必要に応じて、優先度の順序を変更することにより、特定の伝送回線を優先的に選択できるようにした伝送装置,及び、かかる伝送装置を複数個繋げてなるネットワークシステムを、提供することである。
上記課題を達成するために案出された本案の伝送装置は、伝送帯域が設定された物理的伝送媒体を通じて他の伝送装置に繋がれることによってネットワークシステムを構成し、予め当該伝送帯域に割り付けられた複数の伝送回線の中から選択された一つの伝送回線を用いて通信を中継する伝送装置であり、記憶部と制御部とを備えている。そして、記憶部は、前記伝送帯域に対して予め割り付けられている複数の伝送回線について、夫々、選択された場合に適用される優先度である経路選択時優先度,及び、選択されていない場合に適用される優先度である経路非選択時優先度とを記録した回線優先度情報を、保持している。また、制御部は、前記伝送帯域について、それまで非選択であった何れかの伝送回線を選択すべき場合には、前記回線優先度情報に記録されている前記経路選択時優先度と、他の通信回線についての選択/非選択の現状に応じた優先度とを比較し、前者が後者よりも高い場合に限り、前者の伝送回線を選択して、それまで選択されていた伝送回線を非選択に切り替える。
このように構成されることにより、或る伝送帯域について、予め複数の伝送回線を割り付け、回線優先度情報に記録されている各伝送回線の経路選択時優先度と経路非選択時優先度とを適宜調整することにより、常時には、特定の伝送回線(例えば、或る通信回線の現用系伝送回線)を選択して当該伝送帯域を使用させることができるが、障害発生(例えば、他の通信回線の現用系伝送回線)等の理由に因り、他の伝送回線(例えば、上記他の通信回線の待機系伝送回線)を選択すべき場合には、当該他の伝送回線の経路選択時優先度を、上記特定の伝送回線の現状の優先度と比較すべき対象とすることにより、当該他の伝送回線を選択して、当該伝送帯域を使用させることができる。
本案において、個々の物理的伝送媒体上に複数の伝送回線が設定されていても良い。ま
た、一つの伝送回線に複数の物理的伝送媒体が接続されていても良い。そして、一つの通信回線について、現用系伝送回線が一方の物理的伝送媒体上の伝送帯域に割り付けられ、待機系伝送回線が他方の物理的伝送媒体上の伝送帯域に割り付けられていても良い。
以上のように構成された本案によると、各伝送回線に設定した優先度に従って一つの伝送回線を選択して伝送帯域を割り当てる構成を採用しながら、必要に応じて、優先度の順序を変更することにより、特定の伝送回線を優先的に選択することができる。
以下、本案によるネットワークシステムの実施の形態を説明する。以下に説明する例は、本案によるネットワークシステムを、4つの伝送装置1を光ファイバー等の物理的伝送媒体(図示略)にてリング状に接続してなるリングトポロジーを採用した光多重ネットワークである。但し、本案は、リングトポロジーを採用したネットワークに限られるものではなく、或る伝送装置1と他の伝送装置1とを結ぶ伝送帯域が複数存在するものである限り、メッシュ型又はフルコネクト型のトポロジーを採用するものであっても良く、更にいえば、バス型トポロジー又はツリー型トポロジーを採用するものであっても良い。また、物理的伝送媒体の伝送容量を複数帯域に分割する仕方は、時間軸分割であっても波長分割であっても良い。
図1及び図2においては、図示を簡略して理解を容易にするために、各伝送装置1同士を結ぶ物理的伝送媒体自体の図示を省略し、当該物理的伝送媒体の伝送容量を分割してなる多数の伝送帯域のうち、二つのみを図示している。なお、図1は、正常状態における伝送回線の割当例を示すものであり、図2は、伝送帯域AD1において障害が発生した場合における伝送回線の割り当て例を示すものである。
図1及び図2に示すように、各伝送装置1は、一つの制御部2に制御信号線を通じて接続されており、当該制御部2によってその各部(後述する回線経路切替部21,回線選択部22)の動作を制御される。この制御部2は、後述する回路優先情報3を格納した記憶媒体(記憶部)に接続されている(以下、当該回路優先情報3と記述した場合には、当該回路優先情報3自体を意味する他、当該当該回路優先情報3を格納した記憶媒体を意味する場合もある。)。なお、図1及び図2において、各帯域を通らずに伝送装置1の外枠に向かう矢印は、当該伝送装置1に接続された端末に繋がる通信回線を意味する。
次に、図3乃至図6を用いて、各伝送装置1のハードウェア構成の概略を説明する。なお、各伝送装置1は実際には全く同じハードウェア構成を有しているが、図1及び図2の帯域割当例に整合させるべく、図3は、正常状態における伝送装置Aでの帯域割当例を示すものとし、図4は、伝送帯域AD1において障害が発生した場合における伝送装置Aでの帯域割当例を示すものとし、図5は、正常状態における伝送装置Bでの帯域割当例を示すものとし、図6は、伝送帯域AD1において障害が発生した場合における伝送装置Bでの帯域割当例を示すものとする。
これら各図に示されるように、各伝送装置1は、当該伝送装置1に接続された図示せぬ端末に接続可能な回線数分(図3及び図4では三つ,図5及び図6では二つのみ図示)の回線経路切替部10と、当該伝送装置1と隣接する各伝送装置1との間に繋がる伝送帯域の数分の回線選択部11とを有しており、いずれも、制御部2に接続され、当該制御部2から制御信号を受けることによって、当該制御信号によって指定される通りの動作を行う。なお、実際には伝送装置A内には他にも様々な回路(例えば、各回線選択部11と物理的伝送媒体との間に設置されたマルチプレクサや光I/O等)が内蔵されているが、図示の簡略化のために、発明の実施に関係のない回路の図示を省略した。
具体的に、各回線経路切替部10は、制御部2から受信した制御信号(経路切替制御信号)による指定に応じて、対応する通信回線を、現用系伝送回線(即ち、後述する回線優先度情報3により当該通信回線の現用系伝送回線に対応付けられた伝送帯域[回線選択部11]に繋がる信号線),若しくは、待機系伝送回線(即ち、後述する回線優先度情報3により当該通信回線の待機系伝送回線に対応付けられた伝送帯域[回線選択部11]に繋がる信号線)に切り替える。そして、かかる切替を完了すると、制御部2に対して、対応する回線に対して現用系伝送回線を選択したか待機系伝送回線を選択したかを特定する経路選択情報を通知する。
また、各回線選択部11は、制御部2から受信した制御信号(回線選択制御信号)による指定に応じて、対応する伝送帯域に対して、後述する回線優先度情報3によって割り付けられた通信回線の現用系伝送回線及び他の通信回線の待機系伝送回線のうち、何れか一方を選択して割り当てる。そして、かかる選択を完了すると、制御部2に対して、対応する伝送帯域に対して現に選択した伝送回線を特定する回線選択結果情報を通知する。また、各回線経路選択部11は、自己又は自己に対応する伝送帯域の障害を検知することができ、かかる障害を検知すると、当該伝送帯域に対する各伝送回線の選択を全て中止した上で、その旨の回線選択結果情報を制御部2に通知する。
次に、以上のような各回線経路切替部10における現用系又は待機系の切替及び回線選択部11における伝送回線の選択の手順を指定するために工夫された回線優先度情報3のデータ構造について、図8及び図9に基づいて説明する。なお、図8は、正常時における回線優先情報3の内容を示し、図9は、伝送帯域AD1において障害が発生した場合における回線優先情報3の内容を示す。これら図8及び図9に示されるように、回線優先情報3は、当該ネットワークシステムを構成する各伝送装置1間を結ぶ各伝送帯域毎に、夫々一つのレコードを備えている。そして、各レコードには、対応する伝送帯域に割り付けられた各伝送回線毎に、夫々、その伝送回線が当該伝送帯域に対して現に選択されているか選択されようとしている場合に適用される優先度(経路選択時優先度)とその伝送帯域が当該伝送帯域に対して現に選択されていない場合に適用される優先度(経路非選択時優先度)とが、登録されている。なお、図8及び図9の例では、優先度の数値が小さい程優先度が高いことが示すが、この関係は逆であっても構わない。さらに、各レコードには、対応する伝送帯域に現に選択されている伝送回線についての経路選択時の優先度を表示するセル及び現に選択されていない伝送回線についての経路非選択時の優先度を表示するセルが夫々アクティブに設定されている(各伝送回線について現に選択されているか否かの情報に相当)。図8及び図9においては、アクティブに設定されたセルが網掛けによって表示されている。
制御部2は、個々の伝送帯域毎に、経路選択時優先時を示すセルがアクティブに設定されている伝送回線が、当該伝送帯域に対して現に選択されている伝送回線であると認識し、経路非選択時優先時を示すセルがアクティブに設定されている伝送回線が、当該伝送帯域に対して現に選択されていない伝送回線であると認識する。また、制御部2は、或る伝送帯域に割り付けられているが現に選択されていなかった伝送回線を新たに当該伝送帯域に選択しようとする場合には、当該伝送回線についての経路選択時優先時と他の伝送回線についての現状の優先度(現に当該伝送帯域に対して選択されている伝送回線については経路選択時優先時,現に当該伝送帯域に対して選択されていない伝送回線については経路非選択時優先時)とを比較し、前者が後者の全てよりも高ければ所期の選択を行う様、回線選択部11に対して回線選択制御情報を送信し、前者が後者の何れかよりも低ければ所期の選択を断念する。また、制御部2は、或る伝送帯域に現に選択されている伝送回線の選択を解除しようとする場合には、当該伝送回線についての経路非選択時優先時と他の伝送回線についての経路選択時優先時とを比較し、最も優先度が高い伝送回線のみを当該伝
送帯域に選択して、他の伝送回線の選択を解除する様、回線選択部11に対して回線選択制御情報を送信する。
具体的には、いま、図8(a)に示すように、伝送帯域AB1に対して、通信回線aの待機系伝送回線と通信回線bの現用系伝送回線とが割り付けられているとする。そして、通信回線aの待機系伝送回線の経路選択時優先度が“10”,経路非選択時優先度が“30”であり、通信回線bの現用系伝送回線の経路選択時優先度が“20”,経路非選択時優先度が“40”であって、現に通信回線bの現用系伝送回線が当該伝送帯域AB1に対して選択されているとする。このとき、制御部2が、通信回線aの待機系伝送回線を当該伝送帯域AB1に対して現に選択しようとすると、通信回線aの待機系伝送回線の経路選択時優先度が“10”,通信回線bの現用系伝送回線の経路選択時優先度が“20”であるので、所期の選択を敢行することができる。
これに対して、図8(g)に示すように、伝送帯域DC1に対して、通信回線eの待機系伝送回線と通信回線aの現用系伝送回線とが割り付けられているとする。そして、通信回線eの待機系伝送回線の経路選択時優先度が“20”,経路非選択時優先度が“40”であり、通信回線aの現用系伝送回線の経路選択時優先度が“10”,経路非選択時優先度が“30”であって、通信回線aの現用系伝送回線が当該伝送帯域DC1に対して現に選択されているとする。このとき、制御部2が、通信回線eの待機系伝送回線を当該伝送帯域DC1に対して選択しようとすると、通信回線eの待機系伝送回線の経路選択時優先度が“20”,通信回線aの現用系伝送回線の経路選択時優先度が“10”であるので、所期の選択を断念する。
以上のようにして、何れかの回路選択部11において何れかの通信回線の伝送回線を新たに伝送帯域に対して選択、他の回線選択部11において同通信回線の伝送回線の選択を解除すると、制御部2は、同通信回線に対応した回線切替部10に対して伝送回線の切り替えを命じる。
なお、同じ伝送帯域についての回線選択部11は、当該伝送帯域を介して対向する二つの伝送装置1に、夫々設けられている。従って、制御部2は、これら二つの回線選択部11,11に対して、夫々、同じ回線選択制御情報を送信する。また、同じ通信回線についての回線切替部10は、当該通信回線の両端に位置する二つの伝送装置1に、夫々設けられている。従って、制御部2は、これら二つの回線切替部10,10に対して、夫々、同じ経路切替制御情報を送信する。
以下、制御部2,並びに、各伝送装置1における各回線切替部10及び各回線選択部11の具体的な動作を、図7のフローチャートを参照して説明する。
いま、何れかの伝送帯域に障害が発生すると、この伝送帯域に対応した回線選択部11が当該障害を検知して、図7に示すフローAの処理をスタートする。そして、最初のS01において、当該回線選択部11は、当該伝送帯域に割り付けられた全ての伝送回線に関して、当該伝送帯域に対する選択を中止する。
次のS02では、回線選択部11は、伝送回線の選択を中止した旨の回線選択結果情報を、制御部2へ送信する。
すると、この回線選択結果情報を受信した制御部2は、フローBの処理をスタートする。そして、最初のS11において、制御部2は、この回線選択結果情報を送信してきた回線選択部11に対応した伝送帯域名に基づいて回線優先度情報3を検索することにより、当該回線選択部11において従前選択されていた現用系伝送回線に関する通信回線の回線
名を読み出し、この回線名に対応した通信回線が経由する一対の回線経路切替部10を特定する。
次のS12では、制御部2は、S11にて特定した回線経路切替部10に対して、経路の切替を指示する経路切替制御情報を送信する。
次のS13では、制御部2は、S11にて読み出した回線名が示す通信回線の現用系伝送回線を選択している全回線選択部11に対して、当該通信回線の現用系伝送回線を非選択に変更指示する旨の回線選択制御情報を送信する。
次のS14では、制御部2は、回線優先度情報3における当該通信回線の現用系伝送回線の選択/非選択状態データを書き換える。即ち、当該現用系伝送回線についての前レコード に対する経路選択時のセルを非アクティブとし、経路非選択時のセルをアクティブに変更する。
一方、回線選択制御情報を受信した各回線選択部11は、フローFの処理をスタートし、S21において、現用系の伝送回線を非選択に変更する。
一方、経路切替制御情報を受信した各回線経路切替部10は、夫々、フローCの処理をスタートする。そして、最初のS31において、この回線経路切替部10は、回線の経路切替を実行し、現用系伝送回線から待機系伝送回線へ切り替える。
次のS32では、各回線経路切替部10は、待機系伝送回線を経路として選択した旨の経路選択情報を制御部2に通知する。
制御部2は、各回線経路切替部10から経路選択情報を受信する毎に、フローDのプロセスをスタートする。従って、以後、制御部2では、経路選択情報を送信してきた回線経路切替部10に夫々応じて、複数のプロセスが並行実行されることになる。そして、各プロセスにおいて、制御部2は、最初のS41において、経路選択情報を送信してきた回線経路切替部10に対応した通信回線名に基づいて回線優先度情報3を検索することにより、当該通信回線名が示す通信回線の待機系伝送回線が割り付けられた伝送帯域名を、特定する。
次のS42では、制御部2は、回線優先度情報3の当該伝送帯域名に係る全レコードにおける当該待機系伝送回線の選択/非選択状態データを書き換える。即ち、当該待機系伝送回線についての経路非選択時のセルを非アクティブとし、経路選択時のセルをアクティブに変更する。
次のS43では、制御部2は、当該待機系伝送回線の経路選択時優先時を、当該レコードにおける他の全伝送回線についてのアクティブなセルに記載された優先度(現状の優先度)と、比較する。
次のS44では、制御部2は、S43での比較の結果、当該待機系伝送回線の経路選択時優先時が、当該レコードにおける他の全伝送回線についてのアクティブなセルに記載された優先度(現状の優先度)よりも高ければ、伝送回線の優先順位に変化があるとして、処理をS45へ進める。これに対して、当該待機系伝送回線の経路選択時優先時が、当該レコードにおける何れかの伝送回線についてのアクティブなセルに記載された優先度(現状の優先度)よりも低ければ、伝送回線の優先順位に変化がないとして、当該プロセスを終了する。
S45では、制御部2は、S41にて特定した伝送帯域名に対応した一対の回線選択部11に対して、現時点で最優先である当該待機系伝送回路を選択させる回線選択制御情報を送信する。
一方、回線選択制御情報を受信した各回路選択部11は、夫々、フローEの処理を処理をスタートする。そして、最初のS51において、回路選択部11は、伝送帯域を割り当てるために選択すべき伝送回線を、最優先である当該待機系伝送回線に変更する。
次のS52では、回線選択部11は、伝送回線の選択を変更した旨の回線選択結果情報を、制御部2へ送信する。この回線選択結果情報を受信した制御部2では、上述したフローBの処理を実行する。
以上の処理ループを経る毎に制御部2において並行実行されるプロセスの数が増え、また、同時に処理を実行する回線選択部11及び回線経路切替部10の数も増えるが、全てのプロセスについてフローDのS44において、伝送回線の優先順位に変化がないとの判断がなされると、ネットワークシステム全体における伝送回路の切替が完了したことになる。
以下、図8に示す通りの内容を有する回線優先度情報3に従い、各電送装置1間には、図1上に太実線にて示すように通信回線(現用系伝送回線)が設定されているとともに、細破線にて示すように待機系伝送回線が準備されており、伝送装置A内では、図3上に太実線にて示すように通信回線(現用系伝送回線)が設定されているとともに、細破線にて示すように待機系伝送回線が準備されており、伝送装置B内では、図5上に太実線にて示すように通信回線(現用系伝送回線)が設定されているとともに、細破線にて示すように待機系伝送回線が準備されているものとして、実施形態の動作例を説明する。
前提として、図1に示すように、一つの伝送帯域は一つの伝送回線にしか割り当てられない。従って、ある通信回線の現用系伝送回線と他の通信回線の待機系伝送回線とが共に割り付けられている伝送帯域では、常時には、現用系伝送回線が選択されているので、待機系伝送回線用の帯域が予め確保されているわけではない。従って、待機系伝送回線のために伝送帯域が無駄に占有されてしまうことがなく、ネットワーク資源が有効に利用されている。
このとき、図2及び図4に示すように、伝送帯域AD1において障害が発生したとする。すると、伝送装置Aにおける回線選択部(AD1)11が、この障害を検知して、選択を中止し(S01)、伝送回線の選択を中止した旨の回線選択結果情報を、制御部2へ送信する(S02)。
すると、制御部2は、回線優先度情報3におけるAD1のレコードから、当該伝送回線AD1に割り付けられている現用系の伝送回線が通信回線aのものであると認識し、当該通信回線aについての伝送装置Aの回線経路切替部(a)10,及び、伝送装置Cの回線経路切替部(a)10を特定し(S11)、経路の切替を指示する経路切替制御情報を送信する(S12)。また、制御部2は、通信回線aの現用系の伝送回線を選択している伝送装置Dの回線選択部(AD1)11,伝送装置Dの回線選択部(DC1)11,伝送装置Cの回線選択部(DC1)11に、通信回線aの現用系の伝送回線を非選択に変更する様指示する回線選択制御情報を送信し、これらの回線選択部11は、非選択に変更する(S21)。
伝送装置Aの回線経路切替部(a)10は、回線の経路切替を実行し、通信回線aの現用系伝送回線から待機系伝送回線へ切り替える。この結果として送信される経路選択情報
を受信した制御部2では、当該伝送装置Aの回線経路切替部(a)10についてのプロセスをスタートし、回線優先度情報3から、通信回線aの待機系伝送回線が割り付けられた伝送帯域がAB1であると特定する(S41)。そして、回線優先度情報3におけるAB1のレコードにおける通信回線aの待機系伝送回線の経路非選択時のセルを非アクティブとし、経路選択時のセルをアクティブに変更する(S42)。その上で、制御部2は、通信回線aの待機系伝送回路の経路選択時優先時“10”を当該レコードにおける通信回線bの現用系伝送回線の経路選択時優先時“20”と比較するが(S43)、前者の方が高いので(S44)、伝送帯域AB1に対応した伝送装置Aの回線選択部(AB1)11,及び、伝送装置Bの回線選択部(AB1)11に対して、通信回線aの待機系伝送回線を選択させる回線選択制御情報を送信する(S45)。すると、伝送装置Aの回線選択部(AB1)11,及び、伝送装置Bの回線選択部(AB1)11は、夫々、伝送帯域AB1を割り当てるために選択すべき伝送回線を、通信回線aの待機系伝送回線に切り替えて(S51)、伝送回線の選択を変更した旨の回線選択結果情報を、制御部2へ送信する。
他方、伝送装置Cの回線経路切替部(a)10は、回線の経路切替を実行し、通信回線aの現用系伝送回線から待機系伝送回線へ切り替える。この結果として送信される経路選択情報を受信した制御部2では、当該伝送装置Cの回線経路切替部(a)10についてのプロセスをスタートし、回線優先度情報3から、通信回線aの待機系伝送回線が割り付けられた伝送帯域がBC1であると特定する(S41)。そして、回線優先度情報3におけるBC1のレコードにおける通信回線aの待機系伝送回線の経路非選択時のセルを非アクティブとし、経路選択時のセルをアクティブに変更する(S42)。その上で、制御部2は、通信回線aの待機系伝送回路の経路選択時優先時“10”を当該レコードにおける通信回線bの現用系伝送回線の経路選択時優先時“20”と比較するが(S43)、前者の方が高いので(S44)、伝送帯域BC1に対応した伝送装置Cの回線選択部(BC1)11,及び、伝送装置Bの回線選択部(BC1)11に対して、通信回線aの待機系伝送回線を選択させる回線選択制御情報を送信する(S45)。すると、伝送装置Cの回線選択部(BC1)11,及び、伝送装置Bの回線選択部(BC1)11は、夫々、伝送帯域BC1を割り当てるために選択すべき伝送回線を、通信回線aの待機系伝送回線に切り替えて(S51)、伝送回線の選択を変更した旨の回線選択結果情報を、制御部2へ送信する。以上により、通信回線aの経路は、現用系の伝送経路を辿る経路から、待機系の伝送経路を辿る経路に切り替えられる。
次に、伝送装置Aの回線選択部(AB1)11から回線選択結果情報を受信すると、制御部2は、回線優先度情報3におけるAB1のレコードから、当該伝送回線AB1に割り付けられている現用系の伝送回線が通信回線bのものであると認識し、当該通信回線bについての伝送装置Aの回線経路切替部(b)10,及び、伝送装置Bの回線経路切替部(b)10を特定し(S11)、経路の切替を指示する経路切替制御情報を送信する(S12)。また、制御部2は、通信回線bの現用系の伝送回線を選択していた伝送装置Bの回線選択部(AB1)11に、通信回線bの現用系の伝送回線を非選択に変更する様指示するが、伝送装置Bの回線選択部(AB1)11は、上述したように既に変更を完了しているので、重ねて処理を行わない。なお、その後、伝送装置Bの回線選択部(AB1)11から回線選択結果情報を受信しても、必要な処理は完了しているので、制御部2は、重複処理を行わない。
伝送装置Aの回線経路切替部(b)10は、回線の経路切替を実行し、通信回線bの現用系伝送回線から待機系伝送回線へ切り替える。この結果として送信される経路選択情報を受信した制御部2では、当該伝送装置Aの回線経路切替部(b)10についてのプロセスをスタートし、回線優先度情報3から、通信回線bの待機系伝送回線が割り付けられた伝送帯域がAB2であると特定する(S41)。そして、回線優先度情報3におけるAB2のレコードにおける通信回線bの待機系伝送回線の経路非選択時のセルを非アクティブ
とし、経路選択時のセルをアクティブに変更する(S42)。その上で、制御部2は、通信回線bの待機系伝送回路の経路選択時優先時“10”を当該レコードにおける通信回線cの現用系伝送回線の経路選択時優先時“20”と比較するが(S43)、前者の方が高いので(S44)、伝送帯域AB2に対応した伝送装置Aの回線選択部(AB2)11,及び、伝送装置Bの回線選択部(AB2)11に対して、通信回線bの待機系伝送回線を選択させる回線選択制御情報を送信する(S45)。すると、伝送装置Aの回線選択部(AB2)11,及び、伝送装置Bの回線選択部(AB2)11は、夫々、伝送帯域AB2を割り当てるために選択すべき伝送回線を、通信回線bの待機系伝送回線に切り替えて(S51)、伝送回線の選択を変更した旨の回線選択結果情報を、制御部2へ送信する。
他方、伝送装置Bの回線経路切替部(b)10は、回線の経路切替を実行し、通信回線bの現用系伝送回線から待機系伝送回線へ切り替える。この結果として送信される経路選択情報を受信した制御部2では、当該伝送装置Bの回線経路切替部(b)10についてのプロセスをスタートし、回線優先度情報3から、通信回線bの待機系伝送回線が割り付けられた伝送帯域がAB2であると特定する(S41)。そして、回線優先度情報3におけるAB2のレコードにおける通信回線bの待機系伝送回線の経路非選択時のセルを非アクティブとし、経路選択時のセルをアクティブに変更する(S42)。その上で、制御部2は、通信回線bの待機系伝送回路の経路選択時優先時“10”を当該レコードにおける通信回線cの現用系伝送回線の経路選択時優先時“20”と比較するが(S43)、前者の方が高いので(S44)、伝送帯域AB2に対応した伝送装置Aの回線選択部(AB2)11,及び、伝送装置Bの回線選択部(AB2)11に対して、通信回線bの待機系伝送回線を選択させる回線選択制御情報を送信する(S45)。しかし、伝送装置Aの回線選択部(AB2)11,及び、伝送装置Bの回線選択部(AB2)11は、既に処理完了しているので、重ねて処理を行わない。以上により、通信回線bの経路は、現用系の伝送経路を辿る経路から、待機系の伝送経路を辿る経路に切り替えられる。
次に、伝送装置Cの回線選択部(BC1)11から回線選択結果情報を受信すると、制御部2は、回線優先度情報3におけるBC1のレコードから、当該伝送回線BC1に割り付けられている現用系の伝送回線が通信回線dのものであると認識し、当該通信回線dについての伝送装置Cの回線経路切替部(d)10,及び、伝送装置Bの回線経路切替部(d)10を特定し(S11)、経路の切替を指示する経路切替制御情報を送信する(S12)。また、制御部2は、通信回線dの現用系の伝送回線を選択していた伝送装置Bの回線選択部(BC1)11に、通信回線dの現用系の伝送回線を非選択に変更する様指示するが、伝送装置Bの回線選択部(BC1)11は、上述したように既に変更を完了しているので、重ねて処理は行わない。なお、その後、伝送装置Bの回線選択部(BC1)11から回線選択結果情報を受信しても、必要な処理は完了しているので、制御部2は、重複処理を行わない。
伝送装置Cの回線経路切替部(d)10は、回線の経路切替を実行し、通信回線dの現用系伝送回線から待機系伝送回線へ切り替える。この結果として送信される経路選択情報を受信した制御部2では、当該伝送装置Cの回線経路切替部(d)10についてのプロセスをスタートし、回線優先度情報3から、通信回線dの待機系伝送回線が割り付けられた伝送帯域がBC2であると特定する(S41)。そして、回線優先度情報3におけるBC2のレコードにおける通信回線dの待機系伝送回線の経路非選択時のセルを非アクティブとし、経路選択時のセルをアクティブに変更する(S42)。その上で、制御部2は、通信回線dの待機系伝送回路の経路選択時優先時“10”を当該レコードにおける通信回線cの現用系伝送回線の経路選択時優先時“20”と比較するが(S43)、前者の方が高いので(S44)、伝送帯域BC2に対応した伝送装置Cの回線選択部(BC2)11,及び、伝送装置Bの回線選択部(BC2)11に対して、通信回線dの待機系伝送回線を選択させる回線選択制御情報を送信する(S45)。すると、伝送装置Cの回線選択部(
BC2)11,及び、伝送装置Bの回線選択部(BC2)11は、夫々、伝送帯域BC2を割り当てるために選択すべき伝送回線を、通信回線dの待機系伝送回線に切り替えて(S51)、伝送回線の選択を変更した旨の回線選択結果情報を、制御部2へ送信する。
他方、伝送装置Bの回線経路切替部(d)10は、回線の経路切替を実行し、通信回線dの現用系伝送回線から待機系伝送回線へ切り替える。この結果として送信される経路選択情報を受信した制御部2では、当該伝送装置Bの回線経路切替部(d)10についてのプロセスをスタートし、回線優先度情報3から、通信回線dの待機系伝送回線が割り付けられた伝送帯域がBC2であると特定する(S41)。そして、回線優先度情報3におけるBC2のレコードにおける通信回線dの待機系伝送回線の経路非選択時のセルを非アクティブとし、経路選択時のセルをアクティブに変更する(S42)。その上で、制御部2は、通信回線dの待機系伝送回路の経路選択時優先時“10”を当該レコードにおける通信回線cの現用系伝送回線の経路選択時優先時“20”と比較するが(S43)、前者の方が高いので(S44)、伝送帯域BC2に対応した伝送装置Cの回線選択部(BC2)11,及び、伝送装置Bの回線選択部(BC2)11に対して、通信回線dの待機系伝送回線を選択させる回線選択制御情報を送信する(S45)。しかし、伝送装置Cの回線選択部(BC2)11,及び、伝送装置Bの回線選択部(BC2)11は、既に処理完了しているので、重ねて処理を行わない。以上により、通信回線dの経路は、現用系の伝送経路を辿る経路から、待機系の伝送経路を辿る経路に切り替えられる。
次に、伝送装置Aの回線選択部(AB2)11から回線選択結果情報を受信すると、制御部2は、回線優先度情報3におけるAB2のレコードから、当該伝送回線AB2に割り付けられている現用系の伝送回線が通信回線cのものであると認識し、当該通信回線cについての伝送装置Aの回線経路切替部(c)10,及び、伝送装置Cの回線経路切替部(c)10を特定し(S11)、経路の切替を指示する経路切替制御情報を送信する(S12)。また、制御部2は、通信回線cの現用系の伝送回線を選択していた伝送装置Bの回線選択部(AB2)11に、通信回線cの現用系の伝送回線を非選択に変更する様指示するが、伝送装置Bの回線選択部(AB2)11は、上述したように既に変更を完了しているので、重ねて処理を行わない。なお、その後、伝送装置Bの回線選択部(AB2)11から回線選択結果情報を受信しても、必要な処理は完了しているので、制御部2は、重複処理を行わない。
伝送装置Aの回線経路切替部(c)10は、回線の経路切替を実行し、通信回線cの現用系伝送回線から待機系伝送回線へ切り替える。この結果として送信される経路選択情報を受信した制御部2では、当該伝送装置Aの回線経路切替部(c)10についてのプロセスをスタートし、回線優先度情報3から、通信回線cの待機系伝送回線が割り付けられた伝送帯域がAD2であると特定する(S41)。そして、回線優先度情報3におけるAD2のレコードにおける通信回線cの待機系伝送回線の経路非選択時のセルを非アクティブとし、経路選択時のセルをアクティブに変更する(S42)。その上で、制御部2は、通信回線cの待機系伝送回路の経路選択時優先時“10”を当該レコードにおける他の通信回線の経路選択時優先時と比較しようとするが(S43)、比較対象が存在していないので(S44)、伝送帯域AD2に対応した伝送装置Aの回線選択部(AD2)11,及び、伝送装置Dの回線選択部(AD2)11に対して、通信回線cの待機系伝送回線を選択させる回線選択制御情報を送信する(S45)。すると、伝送装置Aの回線選択部(AD
2)11,及び、伝送装置Dの回線選択部(AD2)11は、夫々、伝送帯域AD2を通信回線cの待機系伝送回線に割り当てて(S51)、伝送回線の選択を変更した旨の回線選択結果情報を、制御部2へ送信する。
他方、伝送装置Cの回線経路切替部(c)10は、回線の経路切替を実行し、通信回線cの現用系伝送回線から待機系伝送回線へ切り替える。この結果として送信される経路選
択情報を受信した制御部2では、当該伝送装置Cの回線経路切替部(c)10についてのプロセスをスタートし、回線優先度情報3から、通信回線cの待機系伝送回線が割り付けられた伝送帯域がDC2であると特定する(S41)。そして、回線優先度情報3におけるDC2のレコードにおける通信回線cの待機系伝送回線の経路非選択時のセルを非アクティブとし、経路選択時のセルをアクティブに変更する(S42)。その上で、制御部2は、通信回線cの待機系伝送回路の経路選択時優先時“10”を当該レコードにおける通信回線eの現用系伝送回線の経路選択時優先時“20”と比較するが(S43)、前者の方が高いので(S44)、伝送帯域DC2に対応した伝送装置Cの回線選択部(DC2)11,及び、伝送装置Dの回線選択部(DC2)11に対して、通信回線cの待機系伝送回線を選択させる回線選択制御情報を送信する(S45)。すると、伝送装置Cの回線選択部(DC2)11,及び、伝送装置Dの回線選択部(DC2)11は、夫々、伝送帯域
DC2を割り当てるために選択すべき伝送回線を、通信回線cの待機系伝送回線に切り換えて(S51)、伝送回線の選択を変更した旨の回線選択結果情報を、制御部2へ送信する。
次に、伝送装置Aの回線選択部(AD1)11から回線選択結果情報を受信すると、制御部2は、回線優先度情報3におけるAD1のレコードから、当該伝送回線AB1に割り付けられている現用系の伝送回線が存在していないと認識するので、プロセスを中断する。なお、その後、伝送装置Dの回線選択部(AD1)11から回線選択結果情報を受信しても、必要な処理は完了しているので、制御部2は、重複処理を行わない。
次に、伝送装置Cの回線選択部(DC2)11から回線選択結果情報を受信すると、制御部2は、回線優先度情報3におけるDC2のレコードから、当該伝送回線DC2に割り付けられている現用系の伝送回線が通信回線eのものであると認識し、当該通信回線eについての伝送装置Cの回線経路切替部(e)10,及び、伝送装置Dの回線経路切替部(e)10を特定し(S11)、経路の切替を指示する経路切替制御情報を送信する(S12)。また、制御部2は、通信回線eの現用系の伝送回線を選択していた伝送装置Dの回
線選択部(DC2)11に、通信回線eの現用系の伝送回線を非選択に変更する様指示するが、伝送装置Dの回線選択部(DC2)11は、上述したように既に変更を完了しているので、重ねて処理は行わない。なお、その後、伝送装置Dの回線選択部(DC2)11
から回線選択結果情報を受信しても、必要な処理は完了しているので、制御部2は、重複処理を行わない。
伝送装置Cの回線経路切替部(e)10は、回線の経路切替を実行し、通信回線eの現用系伝送回線から待機系伝送回線へ切り替える。この結果として送信される経路選択情報を受信した制御部2では、当該伝送装置Cの回線経路切替部(e)10についてのプロセスをスタートし、回線優先度情報3から、通信回線eの待機系伝送回線が割り付けられた伝送帯域がDC1であると特定する(S41)。そして、回線優先度情報3におけるDC1のレコードにおける通信回線eの待機系伝送回線の経路非選択時のセルを非アクティブとし、経路選択時のセルをアクティブに変更する(S42)。その上で、制御部2は、通信回線eの待機系伝送回路の経路選択時優先時“10”を当該レコードにおける通信回線aの現用系伝送回線の経路非選択時優先時(即ち、現状の優先度)“30”と比較するが(S43)、前者の方が高いので(S44)、伝送帯域DC1に対応した伝送装置Cの回線選択部(DC1)11,及び、伝送装置Dの回線選択部(DC1)11に対して、通信回線eの待機系伝送回線を選択させる回線選択制御情報を送信する(S45)。すると、伝送装置Cの回線選択部(DC1)11,及び、伝送装置Dの回線選択部(DC1)11は、夫々、伝送帯域DC1を割り当てるために選択すべき伝送回線を、通信回線eの待機系伝送回線に切り替えて(S51)、伝送回線の選択を変更した旨の回線選択結果情報を、制御部2へ送信する。
他方、伝送装置Dの回線経路切替部(e)10は、回線の経路切替を実行し、通信回線eの現用系伝送回線から待機系伝送回線へ切り替える。この結果として送信される経路選択情報を受信した制御部2では、当該伝送装置Dの回線経路切替部(e)10についてのプロセスをスタートし、回線優先度情報3から、通信回線eの待機系伝送回線が割り付けられた伝送帯域がDC1であると特定する(S41)。そして、回線優先度情報3におけるDC1のレコードにおける通信回線eの待機系伝送回線の経路非選択時のセルを非アクティブとし、経路選択時のセルをアクティブに変更する(S42)。その上で、制御部2は、通信回線eの待機系伝送回路の経路選択時優先時“10”を当該レコードにおける通信回線aの現用系伝送回線の経路非選択時優先時(即ち、現状の優先度)“30”と比較するが(S43)、前者の方が高いので(S44)、伝送帯域DC1に対応した伝送装置Cの回線選択部(DC1)11,及び、伝送装置Dの回線選択部(DC1)11に対して、通信回線eの待機系伝送回線を選択させる回線選択制御情報を送信する(S45)。しかし、伝送装置Cの回線選択部(DC1)11,及び、伝送装置Dの回線選択部(DC1)11は、既に処理完了しているので、重ねて処理を行わない。以上により、通信回線eの経路は、現用系の伝送経路を辿る経路から、待機系の伝送経路を辿る経路に切り替えられる。
以上により、制御部2及び各伝送装置1における各回線経路切替部10及び各回線選択部11の一連の処理が終了し、各通信回線a〜eが全て現用系伝送回線から待機系伝送回線へ切り替える。その結果、伝送回線AD1の障害発生前には図8に示す通りであった回線優先度情報3の各セルのアクティブ/非アクティブの状態が、図9に示すように変更され、各伝送装置1間では、図2上に太破線にて示すように通信回線(待機系伝送回線)の経路が切り替わり、伝送装置A内では、図4上に太破線にて示すように通信回線(現用系伝送回線)の経路が切り替わり、伝送装置B内では、図6上に太破線にて示すように通信回線(現用系伝送回線)の経路が切り替わる。
なお、障害が回線b乃至eの現用系伝送回線に生じた場合には、伝送装置Cの回線経路切替部eに関するフローDの処理において、伝送帯域DC1における伝送回線eの待機系伝送回線の経路選択時優先時“20”が、伝送回線aの現用系伝送回線の経路選択時優先時“10”と比較されることになるが(S43)、前者は後者よりも低いので、伝送帯域
DC1を割り当てられる伝送回線の選択に、変更は生じない。従って、通信回線eの待機系伝送回線を使用することはできなくなるので、通信回線eは断線してしまうことになる。このように、通信回線eの待機系伝送回線は、通信回線aの現用系伝送回線に障害が生じた場合には使用可能であるが、それ以外の通信回線b〜eの現用系伝送回線に障害が生じた場合には使用することができない。つまり、本ネットワークシステムにおいて、通信回線aの優先度が最も高く、通信回線eの優先度が最も低い。従って、通信回線aは、音声データやムービーデータのようにリアルタイム性が必要とされる通信に適しているが、通信回線eであってもリアルタイム性が求められないデータ通信やバッヂ処理には利用可能である。
以上に説明したように、本実施形態のネットワークシステムによると、回線優先度情報3には、各伝送帯域毎に、当該伝送帯域に候補として割り付けられている各通信回線について、それが現に選択されて実際に当該伝送帯域を割り当てられた場合の優先度(経路選択時優先度)と選択されていない場合の優先度(経路非選択時優先度)とが記録されており、制御部2は、各伝送回線における選択/非選択の現状に応じて夫々決定される各伝送回線の優先度のうち、最も高い優先度に対応した伝送回線に、当該伝送帯域を割り当てる。従って、或る伝送回線が一旦選択されると、回線優先度情報3の状態が変化しない限り、その選択が維持されることになる。これに対して、制御部2がそれまで非選択であった何れかの伝送回線を選択しようとした場合、当該伝送回線における経路選択時優先度と、他の回線についての選択/非選択の現状に応じた優先度とを比較し、前者が後者よりも高
い場合に限り、当該伝送回線を選択して当該伝送帯域を割り当て、それまで選択されていた伝送回線を非選択に切り替える。従って、障害の発生に因って、ある通信回線についての伝送回線を現用系伝送回線から待機系伝送回線に切り替える必要が生じた場合であっても、当該待機系伝送回線が割り付けられている伝送回線において当該待機系伝送回線を選択することができるかどうかを、優先度の比較に基づいて明確に判断することができる。よって、待機系伝送回線を割り付けた伝送帯域を、正常時においては、他の通信回線の現用系伝送回線に割り付けておいて支障が生じない。その結果、伝送帯域の有効活用を図ることができる。
(付記)
(付記1)
伝送帯域が設定された物理的伝送媒体を通じて他の伝送装置に繋がれることによってネットワークシステムを構成し、予め当該伝送帯域に割り付けられた複数の伝送回線の中から選択された一つの伝送回線を用いて通信を中継する伝送装置であって、
前記伝送帯域に対して予め割り付けられている複数の伝送回線について、夫々、選択された場合に適用される優先度である経路選択時優先度,及び、選択されていない場合に適用される優先度である経路非選択時優先度とを記録した回線優先度情報を、保持する記憶部と、
前記伝送帯域について、それまで非選択であった何れかの伝送回線を選択すべき場合には、前記回線優先度情報に記録されている前記経路選択時優先度と、他の通信回線についての選択/非選択の現状に応じた優先度とを比較し、前者が後者よりも高い場合に限り、前者の伝送回線を選択して、それまで選択されていた伝送回線を非選択に切り替える制御部と
を備えたことを特徴とする伝送装置。
(付記2)
前記伝送帯域を終端するとともに、夫々異なる伝送回線が設定された複数の信号線に接続され、前記制御部からの指示に応じて何れかの伝送回線を選択して、選択した伝送回線と前記伝送帯域との間で信号を授受する回線選択部を
更に備えたことを特徴とする付記1記載の伝送装置。
(付記3)
端末に繋がる通信回線を現用系の伝送回線と待機用の伝送回線とに分岐するとともに、前記制御部からの指示に応じて、両伝送回線の間で当該通信回線によって授受される信号の経路を切り替える回線経路切替部を、更に備え、
前記制御部は、当該通信回線の現用系の伝送回線が割り付けられた伝送帯域に対する回線選択部において、当該通信回線の現用系の伝送回線を非選択に切り替えた場合には、当該通信回線の待機用の伝送回線が割り付けられた伝送帯域に対する回線選択部において、前記回線優先度情報に記録されている前記経路選択時優先度と、他の通信回線についての選択/非選択の現状に応じた優先度とを比較し、前者が後者よりも高い場合に限り、当該通信回線の待機用の伝送回線を選択して、それまで選択されていた伝送回線を非選択に切り替える
ことを特徴とする付記2記載の伝送装置。
(付記4)
前記回線優先度情報には、各伝送回線について、現に選択されているか否かの情報が含まれている
ことを特徴とする付記1記載の伝送装置。
(付記5)
伝送帯域が設定された物理的伝送媒体を通じて相互に繋がれた複数の伝送装置からなり、前記伝送帯域を割り当てられた伝送回線を用いて通信を中継するネットワークシステムであって、各伝送装置は、夫々、
前記伝送帯域に対して予め割り付けられている複数の伝送回線について、夫々、選択された場合に適用される優先度である経路選択時優先度,及び、選択されていない場合に適
用される優先度である経路非選択時優先度とを記録した回線優先度情報を、保持する記憶部と、
前記伝送帯域について、それまで非選択であった何れかの伝送回線を選択すべき場合には、前記回線優先度情報に記録されている前記経路選択時優先度と、他の伝送回線についての選択/非選択の現状に応じた優先度とを比較し、前者が後者よりも高い場合に限り、前者の伝送回線を選択し、それまで選択されていた伝送回線を非選択に切り替える制御部と
を備えている
ことを特徴とするネットワークシステム。
(付記6)
伝送帯域が設定された物理的伝送媒体を通じて他の伝送装置に繋がれることによってネットワークシステムを構成し、当該伝送帯域を割り当てられた伝送回線を用いて通信を中継する伝送装置を制御するとともに、前記伝送帯域に対して予め割り付けられている各伝送回線について、それが選択されて当該伝送帯域を割り当てられた場合の優先度である経路選択時優先度,及び、それが選択されていない場合の優先度である経路非選択時優先度とを記録した回線優先度情報を保持する記憶部に接続されたコンピュータを、
前記伝送帯域について、それまで非選択であった何れかの伝送回線を選択すべき場合には、前記回線優先度情報に記録されている当該伝送帯域について前記経路選択時優先度と、他の通信回線についての選択/非選択の現状に応じた優先度とを比較する比較手段,及び、
前者が後者よりも高い場合に限り、前者の伝送回線を選択して当該伝送帯域を割り当て、それまで選択されていた伝送回線を非選択に切り替える切替手段
として機能させるプログラム。
リングネットワークシステムでの伝送回線の設定例を示すブロック図 障害発生時におけるリングネットワークシステムでの伝送回線の変更例を示すブロック図 伝送装置A内部での伝送回線の設定例を示すブロック図 障害発生時における伝送装置A内部での伝送回線の設定例を示すブロック図 伝送装置B内部での伝送回線の設定例を示すブロック図 障害発生時における伝送装置B内部での伝送回線の設定例を示すブロック図 制御部,各伝送装置の各回線選択部及び各回線経路切替部が実行する処理を示すフローチャート 回線優先度情報の設定例を示す表 障害発生時における回線優先度情報の設定例を示す表 光多重ネットワークシステムの概略構成を示すブロック図
符号の説明
1 伝送装置
2 制御部
3 回線優先情報
10 回線経路切替部
11 回線選択部

Claims (5)

  1. 伝送帯域が設定された物理的伝送媒体を通じて他の伝送装置に繋がれることによってネットワークシステムを構成し、予め当該伝送帯域に割り付けられた複数の伝送回線の中から選択された一つの伝送回線を用いて通信を中継する伝送装置であって、
    前記伝送帯域に対して予め割り付けられている複数の伝送回線について、夫々、選択された場合に適用される優先度である経路選択時優先度,及び、選択されていない場合に適用される優先度である経路非選択時優先度とを記録した回線優先度情報を、保持する記憶部と、
    前記伝送帯域について、それまで非選択であった何れかの伝送回線を選択すべき場合には、前記回線優先度情報に記録されている前記経路選択時優先度と、他の通信回線についての選択/非選択の現状に応じた優先度とを比較し、前者が後者よりも高い場合に限り、それまで非選択であった何れかの伝送回線を選択して、それまで選択されていた伝送回線を非選択に切り替える制御部と
    を備えたことを特徴とする伝送装置。
  2. 前記伝送帯域を終端するとともに、夫々異なる伝送回線が設定された複数の信号線に接続され、前記制御部からの指示に応じて何れかの伝送回線を選択して、選択した伝送回線と前記伝送帯域との間で信号を授受する回線選択部を
    更に備えたことを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  3. 端末に繋がる通信回線を現用系の伝送回線と待機用の伝送回線とに分岐するとともに、前記制御部からの指示に応じて、両伝送回線の間で当該通信回線によって授受される信号の経路を切り替える回線経路切替部を、更に備え、
    前記制御部は、当該通信回線の現用系の伝送回線が割り付けられた伝送帯域に対する回線選択部において、当該通信回線の現用系の伝送回線を非選択に切り替えた場合には、当該通信回線の待機用の伝送回線が割り付けられた伝送帯域に対する回線選択部において、前記回線優先度情報に記録されている前記経路選択時優先度と、他の通信回線についての選択/非選択の現状に応じた優先度とを比較し、前者が後者よりも高い場合に限り、当該通信回線の待機用の伝送回線を選択して、それまで選択されていた伝送回線を非選択に切り替える
    ことを特徴とする請求項2記載の伝送装置。
  4. 前記回線優先度情報には、各伝送回線について、現に選択されているか否かの情報が含まれている
    ことを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  5. 伝送帯域が設定された物理的伝送媒体を通じて相互に繋がれた複数の伝送装置からなり、前記伝送帯域を割り当てられた伝送回線を用いて通信を中継するネットワークシステムであって、各伝送装置は、夫々、
    前記伝送帯域に対して予め割り付けられている複数の伝送回線について、夫々、選択された場合に適用される優先度である経路選択時優先度,及び、選択されていない場合に適用される優先度である経路非選択時優先度とを記録した回線優先度情報を、保持する記憶部と、
    前記伝送帯域について、それまで非選択であった何れかの伝送回線を選択すべき場合には、前記回線優先度情報に記録されている前記経路選択時優先度と、他の伝送回線についての選択/非選択の現状に応じた優先度とを比較し、前者が後者よりも高い場合に限り、それまで非選択であった何れかの伝送回線を選択し、それまで選択されていた伝送回線を非選択に切り替える制御部と
    を備えている
    ことを特徴とするネットワークシステム。
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