JP4981622B2 - 接続機構および接続方法 - Google Patents

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Description

本発明は、特に、プリンタと周辺機器の足部とを接続する接続機構および接続方法に関する。
従来、必要に応じてプリンタの通紙方向の前後に周辺機器を設置することが知られており、例えば、プリンタに連続紙を供給する外部供給装置(例えば、特許文献1参照)、プリンタから排出される連続紙を巻き取る外部巻取り装置(例えば、特許文献2参照)、あるいは、プリンタから排出される用紙を積層状態にスタックするスタッカ装置などが、周辺機器として存在する。これらの周辺機器をプリンタの周辺に設置するには、例えば、特許文献2のように、接続プレートを用いる。
ところで、接続プレートを用いてプリンタと周辺機器を接続するには、プリンタの底部に設けられている足部が利用され、接続プレートによって周辺機器に対するプリンタの足部を規制することによって位置出しが行われる。すなわち、プリンタの足部に対応した嵌合孔が接続プレートの一端側に設けられ、かつ、他端側には周辺機器との係合部が設けられており、他端側の係合部を介して周辺機器と接続プレートを係合した上で、接続プレートの一端側の嵌合孔にプリンタの足部を嵌合させることにより、プリンタに対し周辺機器が装着されるとともに位置出しが行われるようになっている。
しかしながら、上述したように、接続プレートの一端側の嵌合孔とプリンタの底部に設けられた足部とを嵌合する必要があるため、重たいプリンタを持ち上げて接続プレートの嵌合孔の位置を確認しながら接続作業を行うので、力を必要とするばかりか見えにくいため、接続(接続プレートの装着)が難しいという問題があった。
また、他の周辺機器に交換する場合も、プリンタを持ち上げて接続プレートとプリンタの足部との係合を解除する必要があるため、使用態様により日々何回も周辺機器を変える必要があるユーザは大変であり、簡単に周辺機器を接続できるような要望が高まった。
特開2004−58552号公報 特開平11−91933号公報
本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであり、容易に周辺機器を接続できる接続機構および接続方法を提供することを課題とする。
本発明に係る接続機構は、周辺機器が固定された接続部をプリンタに形成された被係合部に係合させて接続を行う接続機構であって、前記接続部は、前記周辺機器の足部を固定するセット穴部、および固定穴が形成されると共に、前記足部を前記セット穴部に嵌合することにより周辺機器を載置するプレート部材、このプレート部材の一端に設けられるアングル部材、このアングル部材に設けられるとともに、前記プリンタの被係合部に係合する係合部が一体的に形成された接続ベース部と、前記プレート部材に載置され、かつ固定されるとともに、前記プレート部材に載置された前記周辺機器の足部を挟み込む第1および第2の係合孔が形成された第1および第2の移動抑止部材を備えた移動抑止部と、前記第1および第2の移動抑止部材の前記第1および第2の係合孔が重なり合ってプレート部材上に載置された状態において、前記第1および第2の係合孔に挿通させるとともに、前記プレート部材の前記固定穴に固定させることにより前記接続ベース部と移動抑止部とを固定する固定ネジと、を備えることを特徴とする
た、移動抑止部には、第1および第2の移動抑止部材を広げる方向および狭める方向に開閉自在とする回動軸を一端部に設け、かつ、他端部に第1および第2の係合孔が形成されるとともに、回動軸を回動中心として第1および第2の移動抑止部材を、周辺機器の足部を挟み込む方向に狭めたとき、第1および第2の係合孔が重なり合うようにできる
た、係合部には、係合ピンと、この係合ピンを進退動自在とする弾性部材を備えるようにできる。
さらに、第2の発明に係る接続方法は、周辺機器が固定された接続部をプリンタに形成された被係合部に係合させて接続を行う接続方法であって前記周辺機器の足部を固定するセット穴部、および固定穴を備えたプレート部材、このプレート部材の一端に設けられるアングル部材、このアングル部材に設けられるとともに、前記被係合部に係合する係合部が一体的に形成された接続ベース部と、前記プレート部材に載置されるとともに、回動軸が一端に設けられ、かつ、この回動軸を回動中心として前記プレート部材に載置された前記周辺機器の足部を挟み込む方向、あるいは、開放する方向に回動自在とされる、他端部に第1および第2の係合孔が形成された第1および第2の移動抑止部材を備えた移動抑止部と、から形成される接続部を備え、前記プレート部材に、前記回転軸を回動中心として前記第2の移動抑止部材を開放した状態で載置し、かつ、プレート部材に対し周辺機器を摺動して前記足部を前記セット穴部に嵌合してのち、前記開放状態の第2の移動抑止部材を、プレート部材上に載置された前記周辺機器の足部を挟み込む方向に狭めるとともに、他端部の前記第1および第2の係合孔が重なり合うようにし、かつ、前記第1および第2の係合孔に固定ネジを挿通させて前記プレート部材の前記固定穴に固定することにより前記接続ベース部と移動抑止部とを固定し、さらに、前記プリンタの被係合部に対し、前記載置された周辺機器ごと前記接続部を摺動して前記接続ベース部に形成された係合部を係合して接続することを特徴とする。

本発明の接続機構は、周辺機器を載置するプレート部材、アングル部材、プリンタの被係合部に係合する係合部が一体的に形成された接続ベース部と、プレート部材に固定されるとともに、載置された周辺機器の足部を挟み込む第1および第2の移動抑止部材を備えた移動抑止部と、を備えるようにしたため、プレート部材に載置された周辺機器は移動抑止部により移動を抑止されるとともに位置決めされるという効果がある。
また、プレート部材に、周辺機器の足部を固定するセット穴部を形成するようにすれば、周辺機器の位置決めおよび移動抑止が図れるようになる。
また、移動抑止部に、回動軸を回動中心として広げる方向、および狭める方向に開閉自在な第1および第2の移動抑止部材を設け、周辺機器の足部を挟み込む方向に狭めたとき、重なり合う係合孔を設けるようにすれば、これを係合することにより移動抑止部により周辺機器の足部の移動抑止が図れるようになる。
また、プレート部材に固定孔を設け、第1および第2の係合孔を挿通させた固定ネジを固定穴に固定させて接続ベース部と移動抑止部とを固定するようにすれば、プレート部材と移動抑止部とは切り離し不能な状態に固定されるようになる。
また、第2の発明に係る接続方法は、プレート部材に第2の移動抑止部材を開放した状態で載置し、かつ、プレート部材に対し周辺機器を摺動して足部をセット穴部に嵌合してのち、開放状態の第2の移動抑止部材を、プレート部材上に載置された前記周辺機器の足部を挟み込む方向に狭め、さらに、プリンタの被係合部に対し、載置された周辺機器ごと接続部を摺動して接続ベース部に形成された係合部を係合して接続するようにしたため、周辺機器やプリンタを持ち上げずに、周辺機器が載置され装着された接続部を摺動するだけでプリンタに対する周辺機器の接続、位置決めができるという効果がある。
以下、本発明の接続機構の一実施の形態を図1ないし図7に基づき説明する。
図1は、接続機構を示す概略斜視図、図2は、接続ベース部の概略斜視図、図3は、移動抑止部を広げた状態を示す概略斜視図、図4は、図2中、矢示IV方向から見た概略側面図を示す。
「接続機構」としての接続部1は、主に、接続ベース部2と、移動抑止部3とを備える。
主に、図2に基づき、接続ベース部2を説明する。
接続ベース部2は、矩形状のプレート部材4と、このプレート部材4の一端に設けられたアングル部材5と、このアングル部材5に設けられた係合部6とが一体的に形成されている。
プレート部材4は、長辺部12と短辺部13とにより形成された長方形を呈し、かつ、このプレート部材4には、後述する周辺機器を固定するセット穴部7、および「固定穴」としての雌ネジ穴8が設けられている。
アングル部材5は、一面が前記プレート部材4の一端部(図2における後端部)に逆L字状に立設されるとともに、他面が庇(ひさし)状にプレート部材4から外側に向けて設けられており、プレート部材4に立設された「面」は、移動抑止部3の規制面5aとなっている。詳細は後述する。
ここで主に図4を使って、係合部6を説明する。
係合部6は、突起部9a付きの係合ピン9と、「弾性部材」としてのバネ10と、支持部材11とを備えており、前記アングル部材5の図2における左右両端部に一対形成されている。支持部材11は前記アングル部材5から適宜位置へだてて設けられており、前記アングル部材5および支持部材11には、係合ピン9用の貫通孔18、19が設けられている。係合ピン9は、突起部9aをアングル部材5および支持部材11の間に配するとともに、前記貫通孔18、19に挿通させ、かつ、突起部9aと支持部材11の間にバネ10を介在させて進退動自在としてある。すなわち、係合ピン9は、突起部9aと支持部材11の間に介在するバネ10により常時アングル部材5側に付勢されて先端部9bをアングル部材5の上方に進出かつ突出しており、さらに、係合ピン9の先端部9bに下方への力が加わるとバネ10が圧縮されて下方へ退動するようになっている。
次に、図3に基づき、移動抑止部3を説明する。
移動抑止部3は、第1の移動抑止部材3a、および第2の移動抑止部材3bとから構成され、「枷(かせ)状」を呈している。すなわち、第1および第2の移動抑止部材3a、3bとも平面がU字状の形状を呈しており、U字状の底部は、前記プレート部材4の長辺部12とほぼ同じ長さの「長辺部」とされ、かつ、U字状の側面部は、「長辺部」に直交するとともに、プレート部材4の短辺部13の二分の一よりやや長めの「短辺部」となっている。さらに、一方の「短辺部」の上方側に突出した突出部20aには回動軸14用の孔(図示省略)、また他方の短辺部13の上方側に突出した突出部20bには係合孔15a、15bがおのおの設けられており、前記第1および第2の移動抑止部材3a、3bは、前記回動軸14用の孔(図示省略)に嵌合された回動軸14を回動中心として広げる方向(開放する方向)X、および狭める方向(閉鎖する方向)Yに開閉自在とされる。(図3において、第2の移動抑止部材3bが開放された状態は、想像線にて示してある。)そして、回動軸14を回動中心として第1および第2の移動抑止部材3a、3bを閉鎖する方向Yに狭めると前記係合孔15a、15bが重なり合って固定ネジ16が挿通できるようになっており、前記係合孔15(15a、15b)に固定ネジ16を挿通すると、U字状の第1および第2の移動抑止部材3a、3bで形成される移動抑止部3は、U字状の内側部に中空部17が形成され、かつ、「長辺部」、および「短辺部」が重なった部分に囲まれた周囲が前記プレート部材4とほぼ同じ長さになるとともに、大きさも前記プレート部材4とほぼ同じとなるようになっている。そして、枷状に閉鎖された移動抑止部3を前記プレート部材4に載置し、前記係合孔15を挿通した固定ネジ16にてプレート部材4に設けられた前記雌ネジ穴8に係合することにより、接続ベース部2と移動抑止部3は、切り離し不能に固定されるものである。
なお、接続ベース部2に移動抑止部3を載置する際、プレート部材4の一端に立設された前記アングル部材5の「面」が移動抑止部3の規制面5aとしての役目を果たすようになっている。
また、枷状の移動抑止部3の中空部17には、後述する周辺機器の足部が配設されるようになっている。
さらに、突出部20aの内側(中空部17側)は、なだらかなテーパー面21が形成されている。
次に、主に、図5ないし図7に基づき、プリンタに周辺機器を接続する方法を説明する。
図5は、接続部1に周辺機器40を装着する手順を示す概略斜視図である。
先ず、接続ベース部2を用意し、接続ベース部2の一端(奥側)に設けられたアングル部材5の規制面5aに移動抑止部3の第1の移動抑止部材3aを当接させて位置規制した状態で載置し、かつ、第2の移動抑止部材3bを広げる方向Xに開いて手前側を開放する。(図5は、移動抑止部材3の手前側が開放された状態を示す。)そして、周辺機器40を摺動しながらプレート部材4に載せ、周辺機器40の足部41をプレート部材4に設けられたセット穴部7に嵌合して固定する。さらに、移動抑止部3の第2の移動抑止部材3bを、回動軸14を回動中心として狭める方向Yに回動して閉鎖し、かつ、係合孔15a、15bを重ね合わせ固定ネジ16を挿通するとともに、プレート部材4に設けられた雌ネジ孔8に固定ネジ16を螺合(係合)する。
プレート部材4に周辺機器40を装着する際、第2の移動抑止部材3bを広げる方向Xに回動して手前側が開放された状態とした上で周辺機器40を摺動しながら載せるため、重い周辺機器40を極端に持ち上げる必要がなく、かつ、摺動時に周辺機器40の足部41が多少幅方向Wにずれたとしても、第1の移動抑止部材3aの突出部20a、20b内側のテーパー面21にて足部41が内側に導かれるため、セット穴部7が見えなくとも装着が容易となる。
また、プレート部材4に周辺機器40を載置してのち、開いた状態の第2の移動抑止部材3bを今度は閉じる方向Yに回動し、重ね合わせた第1および第2の移動抑止部材3a、3bの係合孔15a、15bに固定ネジ16を挿通するとともに、プレート部材4に設けられた雌ネジ孔8に固定ネジ16を螺合(係合)して接続ベース部2と移動抑止部3とを固定するため、枷状の移動抑止部3は足部41を中空部17に収納した状態となり、先のセット穴部7への嵌合と相俟って足部41の動き(移動)は抑止されるものである。
次に、主に、図6および図7に基づき、周辺機器40が装着された接続機構(接続部)1のプリンタへの接続方法を説明する。
先ず、図6を用いてプリンタにつき説明する。
図6は、プリンタ50を正面から見た一例であり、さらに、上述した接続機構1に装着された周辺機器40がプリンタ50の手間(正面)側に待機している状態を示す説明図である。
プリンタ50には、正面(前面)の下方部に左右一対の被係合部51の被係合口54と、この被係合口54の位置を示す矢印標記部52、および係合解除レバー53が備えられている。なお、プリンタ50には、その他に表示器61、発行口62、上部ケーシング63および下部ケーシング64のロック・アンロックを作動させるロックレバー部65などが設けられているが、本発明の要部ではないため詳説を省略する。
ここで図7を用いて被係合部51の詳細を説明する。
図7は、図6中、矢示VII方向から見た被係合部51の一部破断の概略側断面図である。
被係合部51は、被係合口54から後端部(図7における左側)に向けてなだらかなスロープ状の天井部55が形成され、かつ、この天井部55の最奥部に係合解除レバー53が設けられている。前記係合解除レバー53は、下部ケーシング64の外側から操作できるよう図示省略のバネなどにより上下動可能に設けられるとともに、通常はバネ(図示省略)の作用により天井部55に付勢されている。
上記の被係合部51を備えたプリンタ50に対し、周辺機器40が装着された接続部1を接続するには、プリンタ50の前面に設けられた被係合口54に対し、矢印標記部52を目安(目標)として接続部1の係合部6を摺動しながら近づけ、被係合口54に係合部6の係合ピン9を位置決めしたのち、さらに、接続部1をプリンタ50側に摺動しながら押し込む(矢示S方向)。
接続部1がプリンタ50に押し込められると、被係合口54に位置決めされていた係合ピン9は天井部55に当接して一旦、下方へ退動(矢示L方向)するとともに、被係合部51の天井部55の「スロープ」に沿って徐々に進出(矢示L逆方向)し、最奥部(後端部)に当接して接続が完了する。
接続を解除する際は、下部ケーシング64に設けられた係合解除レバー53を下方(矢示H方向)に押し下げて係合ピン9を退動(矢示L方向)させ、接続部1を先とは逆に、プリンタ50の前面側に向けて摺動しながら引き出す(矢示S逆方向)と、スロープ状の天井部51に沿って係合ピン9が徐々に下方へ退動しつつ引き出される。係合ピン9が被係合口54より引き出されることにより、プリンタ50と周辺機器40が装着された接続部1との接続解除は完了する。
プリンタ50から引き離された接続部1および周辺機器40は、先ず、接続部1の固定ネジ16を外し、次いで、第2の移動抑止部材3bを広げる方向Xに開放し、さらに、周辺機器40を摺動してプレート部材4から降ろす。
上述したように、周辺機器40が装着された接続部1を摺動しプリンタ50の被係合部51と接続部1の係合部6とを係合することにより、プリンタ50に対し周辺機器40が所望の位置に位置決めされて装着されるので、重たいプリンタ50、または周辺機器40を持ち上げて装着しないで済むものである。
また、プリンタ50の前面の下方部に設けられた被係合口54と接続部1の係合部6との接続に際し、周辺機器40が装着された接続部1を摺動するので、被係合口54が確認しにくいが、被係合口54の位置が矢印標記部52により表示されており、この矢印標記部52を目安に摺動できるため、接続が容易となる。なお、矢印標記部52は、例えば、赤色や朱色などの目立つ色で作製すれば操作者に対する視認性がより向上し、さらに、蛍光塗料などで作製すれば薄暗い工場などでの接続作業の向上が期待できるものである。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
例えば、説明の都合上、プリンタ50に接続された係合ピン9を解除するための係合解除レバー53は、プリンタ50側に設けた例で説明したがこれに限定されないことは勿論であり、接続部1側に設けても構わない。
また、プレート部材5に、周辺機器40の足部41を嵌合するセット穴部7を設けた例で説明したがこれに限定されないことは勿論で、省略しても構わない。なんとなれば、枷状の移動抑止部3、より具体的には第1および第2の移動抑止部材3a、3bが足部41を中空部17に挟み込んだ状態で、移動抑止部3はプレート部材4に固定ネジ16にて固定されるため、セット穴部7はなくても足部41、ひいては周辺機器40の移動が抑止されるものである。
さらに、接続ベース部2の規制面5aに対峙するプレート部材4の長辺部12の厚みを薄くし、内側(規制面5a)側に向けて短辺部13の中ほどまで、なだらかな「傾斜面」を形成することも可能である。プレート部材4に周辺機器40を載置するに際し、「傾斜面」を形成することにより摺動が円滑に行え、わずかな持ち上げも発生しなくて済むものである。
また、接続部1に周辺機器40を載置し、接続部1ごと周辺機器40を摺動してプリンタ50側へ接続する例で説明したがこれに限定されないことは勿論であり、接続部1にプリンタ50を摺動して載置し、このプリンタ50が接続された接続部1を周辺機器40側に設けた「被係合部」に摺動しながら接続することも可能である。
本発明に係る接続機構の概略斜視図である。 同、接続ベース部の概略斜視図である。 同、移動抑止部を広げた状態を示す概略斜視図である。 同、図2中、矢示IV方向から見た係合部の概略側面図である。 同、接続部に周辺機器を装着する状態を示す概略斜視図である。 同、接続部に装着された周辺機器がプリンタ50の正面側に待機している状態を示す概略説明図である。 同、図6中、矢示VII方向から見た被係合部の一部破断の概略側断面図である。
符号の説明
S 接続方向
X 広げる方向(開放する方向)
Y 狭める方向(閉鎖する方向)
1 接続機構(接続部)
2 接続ベース部
3 移動抑止部
3a 第1の移動抑制部材
3b 第2の移動抑制部材
4 プレート部材
5 アングル部材
5a 規制面
6 係合部
7 セット穴部
8 固定穴(雌ネジ穴)
9 係合ピン
9a 突起部
10 弾性部材(バネ)
11 支持部材
12 長辺部
13 短辺部
14 回動軸
15、15a、15b 係合孔
16 固定ネジ
17 中空部
18、19 貫通孔
20a、20b 突出部
21 テーパー面
40 周辺機器
41 周辺機器40の足部
50 プリンタ
51 被係合部
52 矢印標記部
53 係合解除レバー
54 被係合口
55 天井部
61 表示器
62 発行口
63 上部ケーシング
64 下部ケーシング
65 ロックレバー

Claims (4)

  1. 周辺機器が固定された接続部をプリンタに形成された被係合部に係合させて接続を行う接続機構であって、
    前記接続部は、
    前記周辺機器の足部を固定するセット穴部、および固定穴が形成されると共に、前記足部を前記セット穴部に嵌合することにより周辺機器を載置するプレート部材、このプレート部材の一端に設けられるアングル部材、このアングル部材に設けられるとともに、前記プリンタの被係合部に係合する係合部が一体的に形成された接続ベース部と、
    前記プレート部材に載置され、かつ固定されるとともに、前記プレート部材に載置された前記周辺機器の足部を挟み込む第1および第2の係合孔が形成された第1および第2の移動抑止部材を備えた移動抑止部と、
    前記第1および第2の移動抑止部材の前記第1および第2の係合孔が重なり合ってプレート部材上に載置された状態において、前記第1および第2の係合孔に挿通させるとともに、前記プレート部材の前記固定穴に固定させることにより前記接続ベース部と移動抑止部とを固定する固定ネジと、を備えることを特徴とする接続機構。
  2. 前記移動抑止部には、前記第1および第2の移動抑止部材を広げる方向および狭める方向に開閉自在とする回動軸が一端部に設けられ、かつ、他端部に前記第1および第2の係合孔が形成されるとともに、前記回動軸を回動中心として前記第1および第2の移動抑止部材を、前記周辺機器の足部を挟み込む方向に狭めたとき、前記第1および第2の係合孔が重なり合うことを特徴とする請求項1記載の接続機構。
  3. 前記係合部は、係合ピンと、この係合ピンを進退動自在とする弾性部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の接続機構。
  4. 周辺機器が固定された接続部をプリンタに形成された被係合部に係合させて接続を行う接続方法であって、
    前記周辺機器の足部を固定するセット穴部、および固定穴を備えたプレート部材、このプレート部材の一端に設けられるアングル部材、このアングル部材に設けられるとともに、前記被係合部に係合する係合部が一体的に形成された接続ベース部と、
    前記プレート部材に載置されるとともに、回動軸が一端に設けられ、かつ、この回動軸を回動中心として前記プレート部材に載置された前記周辺機器の足部を挟み込む方向、あるいは、開放する方向に回動自在とされる、他端部に第1および第2の係合孔が形成された第1および第2の移動抑止部材を備えた移動抑止部と、から形成される接続部を備え、
    前記プレート部材に、前記回転軸を回動中心として前記第2の移動抑止部材を開放した状態で載置し、かつ、プレート部材に対し周辺機器を摺動して前記足部を前記セット穴部に嵌合してのち、前記開放状態の第2の移動抑止部材を、プレート部材上に載置された前記周辺機器の足部を挟み込む方向に狭めるとともに、他端部の前記第1および第2の係合孔が重なり合うようにし、かつ、前記第1および第2の係合孔に固定ネジを挿通させて前記プレート部材の前記固定穴に固定することにより前記接続ベース部と移動抑止部とを固定し、
    さらに、前記プリンタの被係合部に対し、前記載置された周辺機器ごと前記接続部を摺動して前記接続ベース部に形成された係合部を係合して接続することを特徴とする接続方法。
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