JP4978576B2 - 符号化方法および符号化装置ならびに復号方法および復号装置 - Google Patents

符号化方法および符号化装置ならびに復号方法および復号装置 Download PDF

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Description

本発明は、符号化技術および復号技術に関し、特にブロック符号を使用する符号化方法および符号化装置ならびに復号方法および復号装置に関する。
データの誤りを訂正するための誤り訂正技術として、ブロック符号を二次元的に配置した積符号が使用されている。積符号では、二次元に配列された情報記号の各行に対して水平方向のブロック符号化を実行することによって、水平方向の検査記号が生成される。また、情報記号および水平方向の検査記号の各列に対して垂直方向のブロック方向を実行することによって、垂直方向の検査記号が生成される。つまり、積符号では、水平方向の検査記号および垂直方向の検査記号が生成されるので、誤り訂正能力が向上される。また、ブロック符号として、リード・ソロモン(以下、「RS」という)符号やBCH(Bose−Chaudhuri−Hocquenghem)符号が例示される(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−282600号公報
前述のごとく、RS符号の積符号が誤り訂正として使用される場合、水平方向の検査記号としてパリティPが生成されるとともに、垂直方向の検査記号としてパリティQが生成される。さらに、パリティQに対する水平方向の検査記号であるとともに、パリティPに対する垂直方向の検査記号として、パリティRも生成される。通常、符号のガロアフィールドには、8ビットのフィールドが使用されている。また、訂正符号の符号長はガロアフィールドで規定されるので、最大符号長は、255×8ビットとなる。そのため、このような状況下において、同時に処理できるデータのサイズは、255×255×8ビットであり、それ以上のサイズのデータは同時に処理できない。ガロアフィールドを大きくすればそれに応じて同時に処理できるデータのサイズも増えるが、符号の訂正に必要な回路規模もしくは演算量が指数関数的に増大してしまう。したがって、データのサイズが大きくなった場合には、複数の符号系への分割がなされている。
また、前述の水平方向に対して、RS符号の代わりにCRCコードが使用されることによって、パリティPとRの代わりにCRCCが生成されるような、CRCCのエラーチェック機能を利用した方式が、ポインタイレージャ方式として知られている。しかしながら、ポインタイレージャ方式では、水平方向の一行に数ビットの誤りが生じても、その行に含まれるすべてのビットを誤りと仮定して訂正がなされるので、効率が悪くなってしまう。例えば、64k(64×1024)バイトのデータを扱う場合、255×257とすれば、8ビットのガロアフィールドでは積符号を構成できない。また、複数の符号系を使用する場合、それら複数の符号系に均一に誤りが分散しないと、訂正能力が低下してしまう。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、ブロック符号化における伝送効率を向上させる技術を提供することにある。
本発明のある態様は、符号化装置である。この装置は、情報系列を入力する入力部と、入力部において入力した情報系列を複数のグループに分割する分割部と、分割部において分割した複数のグループのそれぞれに対応した情報系列の部分に、ブロック符号化の少なくとも一部を実行することによって、第1符号系列をグループ毎に生成する第1符号化部と、第1符号化部において生成した第1符号系列中の第1検査記号系列にブロック符号化を実行することによって、第2符号系列をグループ毎に生成する第2符号化部と、分割部において分割した複数のグループのそれぞれに対して、第2符号化部において生成した第2符号系列中の第2検査記号系列と情報系列の部分とを対応づけて結合することによって、第3符号系列をグループ毎に生成する生成部と、生成部において生成した第3符号系列を複数のグループにわたって結合する結合部と、結合部において結合した第3符号系列にブロック符号化を実行することによって、第4符号系列を生成する第3符号化部と、を備える。分割部は、ブロック符号化に対する最大符号長を超えた長さの行と、当該最大符号長よりも短い長さの列とによって形成される二次元配列へ、入力部において入力した情報系列を配置した場合に、一の行に対応した情報系列の部分を一のグループとするように分割を実行し、生成部は、二次元配列の各行の長さを延長することによって、一の行に第3符号系列が含まれるように結合を実行し、第3符号化部は、結合部において結合した第3符号系列の各列に対してブロック符号化を実行してもよい。この態様によると、情報系列を複数のグループに分割した後、各グループに対して、第1検査記号系列を含めずに第3符号系列を生成するので、ブロック符号化における伝送効率を向上できる。この場合、最大符号長を超えた長さの行と、当該最大符号長よりも短い長さの列とによって形成される二次元配列に対して、一の行に対応した情報系列の部分を一のグループとするように分割するので、最大符号長を超えたサイズの情報系列に対してもブロック符号化を実行できる。
第2符号化部は、複数のグループ間にわたって、第1検査記号系列の次数ごとに、ブロック符号化を実行する際の組合せを異ならせてもよい。この場合、第1検査記号系列に対して第2符号化系列を生成する際の組合せを異ならせるので、誤り検出能力を向上できる。
本発明の別の態様は、復号装置である。この装置は、符号化装置において、情報系列が複数のグループに分割され、複数のグループのそれぞれに対応した情報系列の部分に、ブロック符号化の少なくとも一部を実行することによって第1符号系列がグループ毎に生成されるとともに、第1符号系列中の第1検査記号系列にブロック符号化を実行することによって、第2符号系列がグループ毎に生成された後、第2符号系列中の第2検査記号系列と情報系列の部分とを対応づけて結合することによって、第3符号系列がグループ毎に生成されており、符号化装置から、複数のグループにわたって結合した第3符号系列にブロック符号化を実行することによって生成された受信系列であって、かつ第3検査記号系列が含まれた受信系列を入力する入力部と、入力部において入力した受信系列中の情報系列に相当する部分に、符号化装置において第1符号系列が生成される際と同一のブロック符号化を実行することによって、第1符号系列をグループ毎に推定する推定部と、推定部において推定した第1符号系列中の第1検査記号系列と、入力部において入力した受信系列中の第2検査記号系列に相当する部分とを処理対象として、第1検査記号系列中の誤り検出をグループ毎に実行する第1処理部と、第1処理部において誤り検出が実行された第1検査記号系列と、入力部において入力した受信系列中の情報系列に相当する部分とを処理対象として、情報系列に相当する部分中の誤り検出をグループ毎に実行する第2処理部と、第2処理部において誤り検出が実行された情報系列に相当する部分と、入力部において入力した受信系列中の第2検査記号系列および第3検査記号系列に相当する部分とを処理対象として、情報系列に相当する部分中の誤り訂正を実行する第3処理部と、を備える。
この態様によると、情報系列を複数のグループに分割した後、各グループに対して第1検査記号系列が含まれないように生成された受信系列を入力しても、受信系列から第1検査記号系列を推定し、第1検査記号系列と第2検査記号系列とをもとに、誤り検出を実行するので、検出精度の悪化を抑制できる。
第1処理部は、第1検査記号系列中の誤りを検出した場合、当該誤りを訂正し、誤りが訂正された第1検査記号系列を第2処理部へ出力し、第2処理部は、情報系列に相当する部分中の誤りを検出した場合、当該誤りを訂正してもよい。この場合、誤りを検出するだけではなく訂正するので、再生の特性を向上できる。
符号化装置では、複数のグループ間にわたって、第1検査記号系列の次数ごとに、第2符号化系列を生成するためのブロック符号化を実行する際の組合せを異ならせており、第1処理部は、次数の異なる第1検査記号系列中の誤り検出情報を消失誤り情報として、誤り検出および訂正を実行してもよい。この場合、誤り検出能力を向上できる。
第3処理部は、第1符号系列ごとの誤り検出情報を消失誤り情報として使用しながら、誤り訂正として消失誤り訂正を実行してもよい。この場合、第1符号系列ごとの誤り検出情報を消失誤り情報として使用するので、エラー分離を効率よく進めることができる。
本発明のさらに別の態様は、符号化方法である。この方法は、入力した情報系列を複数のグループに分割するステップと、分割した複数のグループのそれぞれに対応した情報系列の部分に、ブロック符号化の少なくとも一部を実行することによって、第1符号系列をグループ毎に生成するステップと、生成した第1符号系列中の第1検査記号系列にブロック符号化を実行することによって、第2符号系列をグループ毎に生成するステップと、分割した複数のグループのそれぞれに対して、生成した第2符号系列中の第2検査記号系列と情報系列の部分とを対応づけて結合することによって、第3符号系列をグループ毎に生成するステップと、生成した第3符号系列を複数のグループにわたって結合するステップと、結合した第3符号系列にブロック符号化を実行することによって、第4符号系列を生成するステップと、を備える。第2符号系列をグループ毎に生成するステップは、複数のグループ間にわたって、第1検査記号系列の次数ごとに、ブロック符号化を実行する際の組合せを異ならせてもよい。
本発明のさらに別の態様は、復号方法である。この方法は、符号化装置において、ブロック符号化の少なくとも一部を情報系列に実行することによって第1符号系列が生成されるとともに、第1符号系列中の第1検査記号系列にブロック符号化を実行することによって第2符号系列が生成されており、符号化装置から、第2符号系列中の第2検査記号系列と情報系列とが結合された受信系列を入力するステップと、入力した受信系列中の情報系列に相当する部分に、符号化装置において第1符号系列が生成される際と同一のブロック符号化を実行することによって、第1符号系列を推定するステップと、推定した第1符号系列中の第1検査記号系列と、入力した受信系列中の第2検査記号系列に相当する部分とを処理対象として、第1検査記号系列中の誤り検出を実行するステップと、誤り検出が実行された第1検査記号系列と、入力した受信系列中の情報系列に相当する部分とを処理対象として、情報系列に相当する部分中の誤り検出を実行するステップと、を備える。
本発明のさらに別の態様もまた、復号方法である。この方法は、符号化装置において、情報系列が複数のグループに分割され、複数のグループのそれぞれに対応した情報系列の部分に、ブロック符号化の少なくとも一部を実行することによって第1符号系列がグループ毎に生成されるとともに、第1符号系列中の第1検査記号系列にブロック符号化を実行することによって、第2符号系列がグループ毎に生成された後、第2符号系列中の第2検査記号系列と情報系列の部分とを対応づけて結合することによって、第3符号系列がグループ毎に生成されており、符号化装置から、複数のグループにわたって結合した第3符号系列にブロック符号化を実行することによって生成された受信系列であって、かつ第3検査記号系列が含まれた受信系列を入力するステップと、入力した受信系列中の情報系列に相当する部分に、符号化装置において第1符号系列が生成される際と同一のブロック符号化を実行することによって、第1符号系列をグループ毎に推定するステップと、推定した第1符号系列中の第1検査記号系列と、入力した受信系列中の第2検査記号系列に相当する部分とを処理対象として、第1検査記号系列中の誤り検出をグループ毎に実行するステップと、誤り検出が実行された第1検査記号系列と、入力した受信系列中の情報系列に相当する部分とを処理対象として、情報系列に相当する部分中の誤り検出をグループ毎に実行するステップと、誤り検出が実行された情報系列に相当する部分と、入力した受信系列中の第2検査記号系列および第3検査記号系列に相当する部分とを処理対象として、情報系列に相当する部分中の誤り訂正を実行するステップと、を備える。
情報系列に相当する部分中の誤り訂正を実行するステップは、第1符号系列ごとの誤り検出情報を消失誤り情報として使用しながら、誤り訂正として消失誤り訂正を実行してもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ブロック符号化における伝送効率を向上できるとともに、かかる伝送効率を向上させたブロック符号化により生成された符号系列を復号できる。
(実施例1)
本発明を具体的に説明する前に、まず概要を述べる。本発明の実施例1は、64kバイト以上のデータに対してRS符号化を実行して記録媒体に記録する記録装置と、記録媒体に記録されたデータに対しいてRS復号を実行してデータを再生する再生装置に関する。前述のごとく、64kバイト以上のような大きなサイズのデータに対しても、RS符号化の効率化、例えば伝送効率の向上が要求される。また、ポインタイレージャ方式よりも効率が高く、かつ訂正能力も高いRS符号化が要求される。これらのうちの少なくともひとつに対応するために、実施例に係る記録装置および再生装置は、次の処理を実行する。
RS符号として2のガロアフィールドを規定すると、当該RS符号の最大符号長は2−1となる。記録装置は、一辺が最大符号長以下である長さを有し、他辺が最大符号長を超えた長さを有した二次元配列(以下、「第1配列」という)へデータを配置させる。例えば、一辺が列成分に相当し、他辺が行成分に相当する。また、記録装置は、第1配列から一の行成分を抽出し、二辺が最大符号長以下である長さを有した二次元配列(以下、「第2配列」という)へ行成分を配置させる。さらに、記録装置は、第2配列に対して、積符号を生成する。生成された積符号の中には、前述のパリティP、Q、Rが含まれる。ここで、記録装置は、パリティPおよびQを棄却し、パリティRのみ残す。記録装置は、行成分の後方にパリティRを追加して、第1配列に戻す。その際、第1配列の行成分の長さは、パリティR分だけ延長されている(以下、このような第1配列も「第1配列」という)。さらに、以上の処理は、各行成分に対して実行される。記録装置は、第1配列の各成分に対してRS符号化を実行する。その結果、パリティS、Tが生成される。
一方、再生装置は、記録装置と逆の処理を実行する。つまり、第2配列に配列したデータの部分に対してRS符号化を実行することによって、パリティP、Qのうちの少なくとも一方を推定する。ここでは、パリティQを推定しているとする。再生装置は、パリティQ、Rに対してシンドローム計算を実行することによって、パリティQに対する誤り検出を実行する。また、再生装置は、誤り検出を実行したパリティQとデータの部分とに対してシンドローム計算を実行することによって、データの部分に対する誤り検出を実行する。さらに、再生装置は、誤り検出を実行したデータを第1配列に戻した後に、パリティS、Tを使用して、シンドローム計算を実行することによって、データの部分に対する誤り訂正を実行する。
図1は、本発明の実施例1に係る記録装置100の構成を示す。記録装置100は、RS符号化部10、フォーマット部12、フォーマット部12、記録変調部14、記録出力部16、制御部18、記録部20を含む。また、RS符号化部10は、入力部22、分割部24、部分符号化部26、結合部28、第3符号化部30を含み、部分符号化部26は、第1符号化部32、第2符号化部34、生成部36を含む。
入力部22は、記録装置100において記録すべきデータ、つまりRS符号化を実行すべきデータを入力する。ここでは、データの処理単位が64kバイトであるとする。分割部24は、入力部22からデータを受けつける。図2は、分割部24に入力されるデータの構造を示す。ここでは、64kバイトのデータが、横512バイト、縦128バイトに配列されている。これは、128行512列の第1配列に相当する。このような第1配列において、128バイトの縦方向、つまり列成分内には、2の8乗のガロアフィールドで、RS符号系列を生成できるが、512バイトの横方向、つまり行成分内には、RS符号系列を生成できない。つまり、第1配列は、RS符号化に対する最大符号長を超えた長さの行と、当該最大符号長よりも短い長さの列とによって形成される二次元配列にて形成されている。図1に戻る。
分割部24は、第1配列を複数のグループに分割することによって、複数の第2配列を生成する。具体的に説明すると、分割部24は、図2の第1配列における一の行に対応したデータを抽出し、一の行に対応したデータを一のグループとするように分割を実行する。また、一のグループが一の第2配列に相当する。さらに、以上の処理が、第1配列の各行に対してなされる。図3は、第1符号化部32および第2符号化部34において生成される符号系列の構造を示す。ここでは、図3のうち、分割部24にて生成されるデータの部分のみを説明する。図2に示された一の行は、512バイトにて構成される。分割部24は、図2に示すように、512バイトのデータを縦16バイト、横32バイトに配列する。図1に戻る。
第1符号化部32は、分割部24において分割した複数の第2配列のそれぞれに対応したデータに、積符号として規定されたRS符号化の少なくとも一部を実行することによって、第1符号系列を第2配列毎に生成する。積符号は、第2配列の行方向に対するRS符号化と、第2配列の列方向に対するRS符号化によって構成される。なお、行方向のRS符号化によって生成されるパリティは、パリティPであり、列方向のRS符号化によって生成されるパリティは、パリティQである。ここで、第1符号化部32は、第2配列の列方向に対するRS符号化のみを実行するので、第1符号系列には、パリティQのみが含まれる。
ガロアフィールドのプリミティブ多項式は次のように示される。
Figure 0004978576
また、第1符号系列の生成多項式は、次のように示される。
Figure 0004978576
ここで、図3の1列目、i列目、32列目で生成されるパリティQをそれぞれq(x)、q(x)、q31(x)とすると、それらは、次のように示される。
Figure 0004978576
なお、パリティPが同様に生成されてもよいが、前述のごとく、ここではパリティPの生成を省略するので、説明も省略する。
第2符号化部34は、第1符号化部32から第1符号系列を入力する。第2符号化部34は、第1符号系列中のパリティQにRS符号化を実行することによって、第2符号系列を第2配列毎に生成する。具体的に説明すると、第2符号化部34は、パリティQの同一行、つまり同次数のパリティの組、例えば、q03(x)、q13(x)、・・・、qi3(x)、・・・、q313(x)に対して、前述の生成多項式を使用することによって、当該行のパリティRを生成する。また、第2符号化部34は、パリティQの他の行に対しても同様の処理を実行することによって、パリティRを生成する。パリティRのうち、一の行に対する成分r(x)は、次のように示される。
Figure 0004978576
また、他の行に対する成分r(x)、r(x)、r(x)も同様に示される。
図3は、第1符号化部32および第2符号化部34において生成される符号系列の構造を示す。データの部分は、既に説明したとおりである。また、データが配置された列での17行目から20行目にわたり、パリティQが配置される。パリティQは、4行32列の成分を有する。さらに、17行目から20行目、かつ33列目から36列目にわたって、パリティRが配置される。パリティRは、4行4列の成分を有する。さらに、データが配置された行での33列目から36列目にわたり、パリティPが配置されてもよいが、前述のごとく、ここでは省略される。図1に戻る。
生成部36は、第2符号化部34において生成した第2符号系列中のパリティRと、第2配列中のデータとを対応づけて結合することによって、第3符号系列をグループ毎に生成する。ここで、第3符号系列は、データとパリティRのみによって形成される。前述のごとく、第2配列中のデータは、第1配列の一の行に相当するので、生成部36は、第1配列の各行の長さを延長することによって、一の行に第3符号系列が含まれるように結合を実行する。つまり、生成部36は、パリティQを廃棄し、データとパリティRとによって、第1配列の一の行を生成する。また、複数の第2配列のそれぞれに対応するように複数の第3符号系列が生成される。
結合部28は、生成部36において生成した複数の第3符号系列を結合する。その結果、前述の第1配列よりも行成分が延長された二次元配列(前述のごとく、これも「第1配列」という)が生成される。図4は、生成部36および結合部28において生成される符号系列の構造を示す。データの部分は、図2と同一である。一方、513列目から528列目にわたってパリティRが配置される。パリティRは、128行16列の成分を有する。図1に戻る。
第3符号化部30は、結合部28において生成した第1配列の各列に対してRS符号化を実行する。具体的に説明すると、生成多項式は、次のように示される。
Figure 0004978576
第3符号化部30は、第1配列中のデータの各列に対してRS符号化を実行するとともに、第1配列中のパリティRの各列に対してもRS符号化を実行することによって、パリティS、Tが含まれた第4符号系列を生成する。図5は、第3符号化部30において生成される符号系列の構造を示す。データおよびパリティRの部分は、図4と同一である。データが配置された列での129行目から152行目にわたって、パリティSが配置される。パリティSは、24行512列の成分を有する。また、パリティRが配置された列での129行目から152行目にわたって、パリティTが配置される。図1に戻る。
フォーマット部12は、第4符号系列中のデータを132バイト毎に区切って、それぞれを別のフレームに格納する。また、各フレームには、同期信号(SYNC)、アドレス(ADR)、識別番号(ID)、パリティが付加される。図6は、フォーマット部12において生成されるフレームの構造を示す。先頭から、SYNC、ADR、ID、パリティ、データが配置されており、それぞれ2バイト、2バイト、2バイト、2バイト、132バイトにて形成される。図1に戻る。
記録変調部14は、フォーマット部12から複数のフレームを入力する。記録変調部14は、例えば8−16変調等を実行する。8−16変調には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。なお、後述の記録部20の種類に応じて、つまり記録媒体の種類に応じて、記録変調部14は、8−16変調以外の変調を実行してもよい。記録出力部16は、記録変調部14からの変調結果を入力し、変調結果を記録部20へ記録させる。記録部20は、BD(Blue Ray Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disc)、HD(Hard Disk)、SD(Silicon Disk)、メモリ等の記録媒体によって構成されており、変調結果を記録する。なお、記録部20は、記録装置100に固定されていても、着脱可能なものであっても、有線や無線等に接続される形態のものでもよい。制御部18は、記録装置100全体の動作を制御する。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
図7は、本発明の実施例1に係る再生装置200の構成を示す。再生装置200は、記録入力部210、記録復調部212、デフォーマット部214、RS復号部216、制御部218、記録部220を含む。また、RS復号部216は、入力部222、部分復号部224、第3処理部226、出力部228を含み、部分復号部224は、推定部230、第1処理部232、第2処理部234を含む。
記録部220は、図1の記録部20に相当する。なお、記録部220は、記録部20と同一であっても、別でもよい。記録入力部210は、記録部220から信号を読み取る。ここで、読み取られた信号は、前述の変調結果に相当する。記録復調部212は、記録入力部210から変調結果を入力し、変調結果を復調する。なお、記録復調部212は、図1の記録変調部14における変調方式に対応するような復調を実行する。デフォーマット部214は、記録復調部212からの復調結果を入力し、図6に示されたSYNCを検出した後に、ADRにもとづいて、図5に示された第1配列を生成する。
入力部222は、デフォーマット部214から第1配列を入力する。このような第1配列は、受信系列ともいう。入力部222は、第1配列を行単位に分割し、各行に含まれた成分を推定部230へ出力する。推定部230は、入力部222から各行に含まれた成分を入力する。推定部230から第2処理部234の処理は、各行に含まれた成分単位に実行されるが、以下では、説明を明確にするために、一の行に含まれた成分に対する処理を説明する。他の行に含まれた成分も同様に処理される。推定部230は、一の行に含まれた成分のうち、データに相当する部分に、図示しない記録装置100での第1符号化部32において第1符号系列が生成される際と同一のRS符号化を実行することによって、第1符号系列を推定する。前述のごとく、図示しない記録装置100は、一旦生成したパリティQを削除しているので、受信系列にはパリティQが含まれていない。そのため、推定部230は、データに相当する部分からパリティQを生成する。
第1処理部232は、推定部230において推定した第1符号系列中のパリティQと、入力部222からの一の行に含まれた成分のうち、パリティRに相当する部分とを処理対象として、シンドローム計算を実行する。その結果、パリティQ中の誤り検出がなされる。その際、図3に示される第2配列が形成されており、シンドローム計算は、第2配列の17行目から20行目のそれぞれに対して実行される。また、シンドローム計算には、第1符号化部32における第1符号系列の生成多項式が使用される。シンドロームがすべて「0」であれば、対応する行に誤りはない。しかしながら、シンドロームが「0」でなければ、第1処理部232は、当該行中の誤りを検出しているので、当該誤りを訂正する。ここでは、2バイト以下の誤り訂正が可能である。誤り訂正が不可能、つまり3バイト以上の誤りが存在する場合、第2処理部234は、当該行の全体を誤りとして、当該行にイレージャポインタを立てる。第1処理部232は、誤りがないと確認されたパリティQ、誤りが訂正されたパリティQ、イレージャポインタが立てられたパリティQのいずれかを第2処理部234へ出力する。
第2処理部234は、第1処理部232からパリティQを入力する。第2処理部234は、第1処理部232からのパリティQと、入力部222からの一の行に含まれた成分のうち、データに相当する部分とを処理対象として、シンドローム計算を実行する。その結果、データに相当する部分中の誤り検出がなされる。その際、シンドローム計算は、第2配列の1列目から32列目のそれぞれに対して実行される。また、ここでも、シンドローム計算には、第1符号化部32における第1符号系列の生成多項式が使用される。シンドロームが「0」であれば、対応する列に誤りはない。
しかしながら、シンドロームが「0」でなければ、第2処理部234は、当該列中の誤りを検出しているので、当該誤りを訂正する。ここでは、2バイト以下の誤り訂正が可能である。誤り訂正が不可能、つまり3バイト以上の誤りが存在する場合、第2処理部234は、当該列の全体を誤りとして、当該列にイレージャポインタを立てる。このような処理によって、誤りの含まれる位置が小さく限定される。この例では、任意の2列までの誤り箇所にイレージャポインタを立てることができる。第2処理部234は、誤りがないと確認されたデータに相当する部分、誤りが訂正されたデータに相当する部分、イレージャポインタが立てられたデータに相当する部分のいずれかを第3処理部226へ出力する。
第3処理部226は、第2処理部234からデータに相当する部分を入力し、図5に示された第1配列を生成する。第3処理部226は、第1配列におけるデータに相当する部分と、パリティR、S、Tとを処理対象として、シンドローム計算を実行する。その結果、データに相当する部分中の誤り訂正がなされる。その際、シンドローム計算は、第1配列の各列に対してなされる。また、シンドローム計算には、第3符号化部30における第3符号系列の生成多項式が使用される。さらに、第3処理部226は、シンドローム計算結果とイレージャポインタ情報をもとにデータに相当する部分を訂正する。
図8は、再生装置200の比較対象として、CRC符号を使用してイレージャポインタ訂正を実行する場合の動作の概要を示す。図8は、図5と同様に示される。図8の破線が、誤りの存在する行に相当する。つまり、イレージャポインタが立てられた行である。従来、256バイト以上のデータを処理対象とする場合CRCコードが使用されていたが、この場合、図8に示すように1行におけるすべてのデータが誤っていると仮定されていた。
図9は、第3処理部226においてイレージャポインタ訂正を実行する場合の動作の概要を示す。第1処理部232および第2処理部234における第2配列に対する処理によって、誤りの範囲が16バイト単位に限定される。その結果、パリティSに対し誤り行の重複が少なくなり、第3処理部226での訂正能力が高められる。つまり、第1符号系列ごとの誤り検出情報をイレージャポインタとして使用しながら、誤り訂正としてポインタイレージャ方式が実行される。以上の動作は、第2検査記号系列の再生誤りにより能力が大きく変化する。したがって、第4符号系列で、第2検査記号系列の誤り検出訂正がなされた後、前記動作をはじめから実行することにより、さらに、訂正能力を上げることが可能となる。図1に戻る。出力部228は、第3処理部226から、誤りが訂正されたデータを入力し、これを再生データとして出力する。制御部218は、再生装置200全体の動作を制御する。
以上の構成による記録装置100の動作を説明する。図10は、記録装置100における符号化処理の手順を示すフローチャートである。分割部24は、データを128グループへ分割する(S10)。第1符号化部32は、グループ番号を「1」に設定する(S12)。第1符号化部32は、パリティQを導出する(S14)。第2符号化部34は、パリティRを導出する(S16)。生成部36は、データとパリティRとを結合する(S18)。第1符号化部32は、グループ番号を1加算する(S20)。グループ番号が128より大きくなければ(S22のN)、ステップ14に戻る。グループ番号が128よりも大きければ(S22のY)、結合部28は、グループ間にわたってデータとパリティRとを結合する。第3符号化部30は、パリティS、Tを導出する(S24)。
以上の構成による再生装置200の動作を説明する。図11は、再生装置200における復号処理の手順を示すフローチャートである。入力部222は、データを128グループへ分割する(S40)。推定部230は、グループ番号を「1」に設定する(S42)。推定部230は、パリティQを生成する(S44)。第1処理部232は、パリティQに対する誤り検出・訂正を実行する(S46)。第2処理部234は、データに相当する部分に対する誤り検出・訂正を実行する(S48)。推定部230は、グループ番号に1を加算する(S50)。グループ番号が128より大きくなければ(S52のN)、ステップ44に戻る。グループ番号が128よりも大きければ(S52のY)、第3処理部226は、パリティS、Tを使用して、誤り訂正を実行する(S54)。
本発明の実施例によれば、データを複数のグループに分割した後、各グループに対してパリティQを含めずに第3符号系列を生成するので、伝送効率を向上できる。また、第2配列に対してRS符号化を実行した後、第1配列の最大符号長以下である方向にRS符号化を実行するので、データのサイズが大きい場合であってもRS符号化を実行できる。また、第1配列に対して、一の行に対応したデータを一のグループとするように分割を実行するので、最大符号長を超えたサイズのデータに対してもRS符号化を実行できる。また、データを複数のグループに分割した後、各グループに対してパリティQが含まれないように生成された受信系列を入力しても、受信系列からパリティQを推定し、パリティQ、Rとをもとに、誤り検出を実行するので、かかる伝送効率を向上させたブロック符号化により生成された符号系列を復号できるとともに、検出精度の悪化を抑制できる。また、誤りを検出するだけではなく訂正するので、再生の特性を向上できる。
また、パリティQを伝送および記録しないので、冗長度を低減でき、伝送効率を向上できる。また、CRCCを行方向の誤り検出符号を付加する方式と比較して、誤りを細分化できるので、外符号の訂正能力を向上できる。また、ガロアフィールドに規定されるRS符号の最大符号長を超えるデータを扱え、小さな回路規模での符号生成、符号訂正を実現できる。また、外符号を付加することによって、回路規模が小さくても、訂正能力を大きくできる。また、誤りの範囲を16バイト単位の範囲に限定するので、パリティSに対し誤り行の重複を少なくでき、訂正能力を向上できる。
(実施例2)
実施例1において、パリティRは、16バイト単位の列パリティの誤り検出に使用されている。前述のごとく、パリティRは4行において構成されているが、4行の各パリティは、すべて同一の列に対する誤りを検出しているので、誤りの列検出という点において重複している。そのため、実施例2では、4行の各パリティが、互いに異なった列に対する誤りを検出させることによって、パリティの効率を向上させるとともに、誤り訂正能力を向上させることを目的とする。実施例2において、記録装置は、パリティQを生成した後、4つのグループにわたって、パリティQの次数ごとに、異なる組合せで、パリティRを生成する。
図12は、本発明の実施例2に係る部分符号化部26の構成を示す。部分符号化部26は、第1符号化部32、変更部40、第2符号化部34、生成部36を含む。第1符号化部32は、前述のごとく、第1符号系列を生成する。図13は、第1符号化部32において生成される符号系列の構成を示す。図13は、4つのグループに対するデータとパリティQが示されている。つまり、1列目から32列目(以下、「グループ1」という)、33列目から64列目(以下、「グループ2」という)、65列目から96列目(以下、「グループ3」という)、97列目から128列目(以下、「グループ4」という)のごとく、4つのグループが組み合わされている。各グループは、図4の第1配列の一の行に相当するので、図4の第1配列のうちの4行分が抽出されることによって、図13の符号系列が生成される。ここで、グループ1に含まれたパリティQは、Q30、Q20、Q10、Q00と示される。また、グループ2からグループ4も同様に示される。図12に戻る。
変更部40は、第1符号化部32において生成した第1符号系列中のパリティQの組合せ(以下、単に「パリティQ」という)を4つのグループにわたって組みかえる。図14は、変更部40における変換規則を示す。図14は、図13と同様に示されており、グループ1から4が組み合わされている。一方、パリティRを生成するための組合せが各行内において変更されている。具体的に説明すると、17行目において、パリティRを変更するためのパリティQの組合せは変更されない。例えば、パリティR30を生成するために、パリティQ30がそのまま使用される。18行目では、パリティQを8列分だけ右側、つまり列番号の大きくなる方にシフトさせるように、パリティRを生成するための組合せが規定されている。例えば、9列目から40列目のパリティQがパリティR20の生成に使用される。19行目、20行目でも、16列分、24列分だけシフトさせるように、パリティRを生成するための組合せが規定されている。つまり、各パリティQの次数により、パリティRを生成するための組合せが変更される。図15は、変更部40における別の変更規則を示す。ここでは、一のグループ内に、4つのグループの成分が混ざるような組みかえがなされる。そのため、組み合わせているグループが、均等に離されている。図12に戻る。
第2符号化部34は、変更部40において組みかえがなされたパリティQにRS符号化を実行する。例えば、図14に示したパリティR20に含まれたQをもとに、パリティR20が生成される。ここで生成された符号系列も第2符号系列という。第2符号化部34および生成部36での処理は、実施例1と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図16は、本発明の実施例2に係る部分復号部224の構成を示す。部分復号部224は、推定部230、第1処理部232、第2処理部234を含む。推定部230は、実施例1と同様の処理を実行する。
第1処理部232は、推定部230において推定した第1符号系列中のパリティQと、入力部222からの一の行に含まれた成分のうち、パリティRに相当する部分とを処理対象として、シンドローム計算を実行する。第1処理部232は、再生された16組のパリティRをもとに、2個までの誤りを訂正する。2個以上の誤りが存在し、誤り箇所が特定できないパリティRに対して、第1処理部232は、他のパリティの誤り訂正情報を使用してイレージャポインタ訂正を行う。こうすることにより、最大4個までの誤り列が特定される。
図14では、誤り箇所を×にて示す。R31の組、R21の組では、誤りがそれぞれ5個、3個であるから、誤り箇所は特定されない。しかしながら、R11の組に含まれる誤りは2個であるので、誤りを含んだ列は特定される。この列にイレージャポインタを立てることによって、R21の組でさらに一の誤り列が特定される。同様に、R20の組でも誤りは2列のみに含まれているので、誤り列は特定される。その結果、第1配列の2行目に含まれた5つの誤り列が特定される。
以上の処理をさらに詳しく説明する。まず、R30の計算がなされ、次にR20の計算がなされる。ここには、二の誤りがあるが、訂正可能である。さらに、R10にR20の誤り列を加えてから計算がなされる。ここには、もう一の誤りがあるが、訂正可能である。R00にR20、R10の誤り列を加えてから計算がなされる。ここでは、さらにもう一の誤りがあるので、誤りの特定は不可能である。つぎに、R31の計算がなされる。R31において、4個の誤りが既に存在することが認識されており、最後の一の誤りが特定されない。つづいて、R21の計算がなされる。これも、誤り列の特定をできない。つぎに、R11の計算がなされる。二の誤りが訂正可能である。R01に、R11の誤り列を加えてから計算がなされる。同様の処理が繰り返しなされるが、図14では誤りがないので、ここでは、説明を省略する。
R01において他に誤りがないので、R11の誤りが正しいか検証もできる。R11の誤りが正しければ、R11のもう一の誤りも正しいと推定される。R21にR11の誤り列を加えてから再計算がなされる。新たに見つけた誤り列がR10で見つけた誤り列と同じならば、検出したエラー列はすべて正しいと推定される。つぎに、R00の再計算がなされる。その結果、すべての誤り列とR31以外のすべての誤りが訂正された。つまり、第1処理部232は、次数の異なる第1検査記号系列中の誤り検出情報をイレージャポインタとして、誤り検出および訂正を実行する。R31について、誤り列は特定されているが、5誤りなので、訂正はできていない。ここで、R31に含まれるパリティQは、第2処理部234で実行される。データの誤りが各列一ならば、R31に誤りがあることを検証すれば、すべての訂正動作が正しくなされたと推定される。
以上の構成による記録装置100の動作を説明する。図17は、本発明の実施例2における符号化処理の手順を示すフローチャートである。分割部24は、データを128グループへ分割する(S70)。第1符号化部32は、グループ番号を「1」に設定する(S72)。第1符号化部32は、パリティQを導出する(S74)。変更部40は、パリティQに対する組みかえを実行する(S76)。第2符号化部34は、パリティRを導出する(S78)。生成部36は、データとパリティRとを結合する(S80)。第1符号化部32は、グループ番号を1加算する(S82)。グループ番号が128より大きくなければ(S84のN)、ステップ74に戻る。グループ番号が128よりも大きければ(S84のY)、結合部28は、グループ間にわたってデータとパリティRとを結合する。第3符号化部30は、パリティS、Tを導出する(S86)。
本発明の実施例によれば、パリティQの次数ごとに、パリティRを生成する際の組合せを異ならせるので、誤り検出能力を向上できる。また、パリティQの次数ごとに、パリティRを生成する際の組合せを異ならせており、誤り箇所が細分化されるので、誤りの重複を低減できる。また、誤りの重複が低減されるので、外符号の訂正能力を向上できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施例1および2において、分割部24は、第1配列を複数の第2配列に分割し、部分符号化部26は、各第2配列に対してRS符号化を実行する。しかしながらこれに限らず、記録装置100において処理対象とされるデータのサイズが小さい場合、分割部24が設けられずに、部分符号化部26が、第2配列に配置されたデータをRS符号化してもよい。その際、入力部22は、データを入力する。第1符号化部32は、データを第2配列に配置した後に、積符号として規定されたRS符号化の少なくとも一部を実行することによって、第1符号系列を生成する。第2符号化部34は、第1符号化部32において生成した第1符号系列中のパリティQにRS符号化を実行することによって、第2符号系列を生成する。生成部36は、第2符号化部34において生成した第2符号系列中のパリティRと、データとを結合することによって、第3符号系列を生成する。
また、再生装置200は、記録装置100に対応した動作を実行する。推定部230は、入力した受信系列中のデータに相当する部分に、第1符号系列が生成される際と同一のRS符号化を実行することによって、第1符号系列を推定する。第1処理部232は、推定部230において推定した第1符号系列中のパリティQと、受信系列中のパリティRに相当する部分とを処理対象として、パリティQ中の誤り検出を実行する。第2処理部234は、第1処理部232において誤り検出が実行されたパリティQと、入力した受信系列中のデータに相当する部分とを処理対象として、データに相当する部分中の誤り検出を実行する。本変形例によれば、パリティQを含めずに第3符号系列を生成するので、RS符号化における伝送効率を向上できる。また、パリティQが含まれていない受信系列を入力しても、受信系列からパリティQを推定し、パリティQとパリティRとをもとに、誤り検出を実行するので、検出精度の悪化を抑制できる。
本発明の実施例1および2において、記録装置100および再生装置200は、ブロック符号化として、RS符号化を使用している。しかしながらこれに限らず例えば、記録装置100および再生装置200は、RS符号化以外のブロック符号化を使用してもよい。その一例が、BCH符号化である。本変形例によれば、さまざまなブロック符号化に対して本発明を適用できる。
本発明の実施例1に係る記録装置の構成を示す図である。 図1の分割部に入力されるデータの構造を示す図である。 図1の第1符号化部および第2符号化部において生成される符号系列の構造を示す図である。 図1の生成部および結合部において生成される符号系列の構造を示す図である。 図1の第3符号化部において生成される符号系列の構造を示す図である。 図1のフォーマット部において生成されるフレームの構造を示す図である。 本発明の実施例1に係る再生装置の構成を示す図である。 図7の再生装置の比較対象として、CRC符号を使用してイレージャポインタ訂正を実行する場合の動作の概要を示す図である。 図7の第3処理部においてイレージャポインタ訂正を実行する場合の動作の概要を示す図である。 図1の記録装置における符号化処理の手順を示すフローチャートである。 図7の再生装置における復号処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る部分符号化部の構成を示す図である。 図12の第1符号化部において生成される符号系列の構成を示す図である。 図12の変更部における変更規則を示す図である。 図12の変更部における別の変更規則を示す図である。 本発明の実施例2に係る部分復号部の構成を示す図である。 本発明の実施例2における符号化処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 RS符号化部、 12 フォーマット部、 14 記録変調部、 16 記録出力部、 18 制御部、 20 記録部、 22 入力部、 24 分割部、 26 部分符号化部、 28 結合部、 30 第3符号化部、 32 第1符号化部、 34 第2符号化部、 36 生成部、 100 記録装置、 200 再生装置、 210 記録入力部、 212 記録復調部、 214 デフォーマット部、 216 RS復号部、 218 制御部、 220 記録部、 222 入力部、 224 部分復号部、 226 第3処理部、 228 出力部、 230 推定部、 232 第1処理部、 234 第2処理部。

Claims (9)

  1. 情報系列を入力する入力部と、
    前記入力部において入力した情報系列を複数のグループに分割する分割部と、
    前記分割部において分割した複数のグループのそれぞれに対応した情報系列の部分に、ブロック符号化の少なくとも一部を実行することによって、第1符号系列をグループ毎に生成する第1符号化部と、
    前記第1符号化部において生成した第1符号系列中の第1検査記号系列にブロック符号化を実行することによって、第2符号系列をグループ毎に生成する第2符号化部と、
    前記分割部において分割した複数のグループのそれぞれに対して、前記第2符号化部において生成した第2符号系列中の第2検査記号系列と情報系列の部分とを対応づけて結合することによって、第3符号系列をグループ毎に生成する生成部と、
    前記生成部において生成した第3符号系列を複数のグループにわたって結合する結合部と、
    前記結合部において結合した第3符号系列にブロック符号化を実行することによって、第4符号系列を生成する第3符号化部とを備え、
    前記分割部は、ブロック符号化に対する最大符号長を超えた長さの行と、当該最大符号長よりも短い長さの列とによって形成される二次元配列へ、前記入力部において入力した情報系列を配置した場合に、一の行に対応した情報系列の部分を一のグループとするように分割を実行し、
    前記生成部は、前記二次元配列の各行の長さを延長することによって、一の行に第3符号系列が含まれるように結合を実行し、
    前記第3符号化部は、前記結合部において結合した第3符号系列の各列に対してブロック符号化を実行することを特徴とする符号化装置
  2. 前記第2符号化部は、複数のグループ間にわたって、第1検査記号系列の次数ごとに、ブロック符号化を実行する際の組合せを異ならせることを特徴とする請求項に記載の符号化装置。
  3. 符号化装置において、情報系列が複数のグループに分割され、複数のグループのそれぞれに対応した情報系列の部分に、ブロック符号化の少なくとも一部を実行することによって第1符号系列がグループ毎に生成されるとともに、第1符号系列中の第1検査記号系列にブロック符号化を実行することによって、第2符号系列がグループ毎に生成された後、第2符号系列中の第2検査記号系列と情報系列の部分とを対応づけて結合することによって、第3符号系列がグループ毎に生成されており、前記符号化装置から、複数のグループにわたって結合した第3符号系列にブロック符号化を実行することによって生成された受信系列であって、かつ第3検査記号系列が含まれた受信系列を入力する入力部と、
    前記入力部において入力した受信系列中の情報系列に相当する部分に、前記符号化装置において第1符号系列が生成される際と同一のブロック符号化を実行することによって、第1符号系列をグループ毎に推定する推定部と、
    前記推定部において推定した第1符号系列中の第1検査記号系列と、前記入力部において入力した受信系列中の第2検査記号系列に相当する部分とを処理対象として、第1検査記号系列中の誤り検出をグループ毎に実行する第1処理部と、
    前記第1処理部において誤り検出が実行された第1検査記号系列と、前記入力部において入力した受信系列中の情報系列に相当する部分とを処理対象として、情報系列に相当する部分中の誤り検出をグループ毎に実行する第2処理部と、
    前記第2処理部において誤り検出が実行された情報系列に相当する部分と、前記入力部において入力した受信系列中の第2検査記号系列および第3検査記号系列に相当する部分とを処理対象として、情報系列に相当する部分中の誤り訂正を実行する第3処理部と、
    を備えることを特徴とする復号装置。
  4. 前記第1処理部は、第1検査記号系列中の誤りを検出した場合、当該誤りを訂正し、誤りが訂正された第1検査記号系列を前記第2処理部へ出力し、
    前記第2処理部は、情報系列に相当する部分中の誤りを検出した場合、当該誤りを訂正することを特徴とする請求項に記載の復号装置。
  5. 前記符号化装置では、複数のグループ間にわたって、第1検査記号系列の次数ごとに、第2符号化系列を生成するためのブロック符号化を実行する際の組合せを異ならせており、
    前記第1処理部は、次数の異なる第1検査記号系列中の誤り検出情報を消失誤り情報として、誤り検出および訂正を実行することを特徴とする請求項3または4に記載の復号装置。
  6. 前記第3処理部は、第1符号系列ごとの誤り検出情報を消失誤り情報として使用しながら、誤り訂正として消失誤り訂正を実行することを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の復号装置。
  7. 入力した情報系列を複数のグループに分割するステップと、
    分割した複数のグループのそれぞれに対応した情報系列の部分に、ブロック符号化の少なくとも一部を実行することによって、第1符号系列をグループ毎に生成するステップと、
    生成した第1符号系列中の第1検査記号系列にブロック符号化を実行することによって、第2符号系列をグループ毎に生成するステップと、
    分割した複数のグループのそれぞれに対して、生成した第2符号系列中の第2検査記号系列と情報系列の部分とを対応づけて結合することによって、第3符号系列をグループ毎に生成するステップと、
    生成した第3符号系列を複数のグループにわたって結合するステップと、
    結合した第3符号系列にブロック符号化を実行することによって、第4符号系列を生成するステップとを備え、
    前記第2符号系列をグループ毎に生成するステップは、複数のグループ間にわたって、第1検査記号系列の次数ごとに、ブロック符号化を実行する際の組合せを異ならせることを特徴とする符号化方法
  8. 符号化装置において、情報系列が複数のグループに分割され、複数のグループのそれぞれに対応した情報系列の部分に、ブロック符号化の少なくとも一部を実行することによって第1符号系列がグループ毎に生成されるとともに、第1符号系列中の第1検査記号系列にブロック符号化を実行することによって、第2符号系列がグループ毎に生成された後、第2符号系列中の第2検査記号系列と情報系列の部分とを対応づけて結合することによって、第3符号系列がグループ毎に生成されており、前記符号化装置から、複数のグループにわたって結合した第3符号系列にブロック符号化を実行することによって生成された受信系列であって、かつ第3検査記号系列が含まれた受信系列を入力するステップと、
    入力した受信系列中の情報系列に相当する部分に、前記符号化装置において第1符号系列が生成される際と同一のブロック符号化を実行することによって、第1符号系列をグループ毎に推定するステップと、
    推定した第1符号系列中の第1検査記号系列と、入力した受信系列中の第2検査記号系列に相当する部分とを処理対象として、第1検査記号系列中の誤り検出をグループ毎に実行するステップと、
    誤り検出が実行された第1検査記号系列と、入力した受信系列中の情報系列に相当する部分とを処理対象として、情報系列に相当する部分中の誤り検出をグループ毎に実行するステップと、
    誤り検出が実行された情報系列に相当する部分と、入力した受信系列中の第2検査記号系列および第3検査記号系列に相当する部分とを処理対象として、情報系列に相当する部分中の誤り訂正を実行するステップと、
    を備えることを特徴とする復号方法。
  9. 前記情報系列に相当する部分中の誤り訂正を実行するステップは、第1符号系列ごとの誤り検出情報を消失誤り情報として使用しながら、誤り訂正として消失誤り訂正を実行することを特徴とする請求項に記載の復号方法。
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