JP4971480B2 - 舶用鋼製風雨密扉 - Google Patents
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Description
当該特開平11-208570号公報に開示のものは、発明名称「扉装置」に係り、「複数のハンドル操作型回転式クリップで扉本体の閉鎖状態を十分に保持できるようにしながら、各クリップにおけるクリップ爪の係合が、すべて十分に行なわれたことを、単一のセンサーとしてのリミットスイッチで適切に確認できるようにした扉装置を提供する」ことを目的として(同公報明細書段落番号0003参照)、「扉本体103の周縁部に沿って設けられた複数のハンドル操作型回転式クリップ104が、扉本体103の閉鎖に際して順次手動により回転操作されると、同クリップ104上のワイヤ案内溝110に部分的に挿し込まれたワイヤ109が屈曲して緊張し、バネ107に抗してキッカー106を牽引することにより、リミットスイッチ105を作動させて、すべてのクリップ爪104bが係合したことを確認できる」構成とすることにより(同公報要約書解決手段参照−ただし、符号は、後述の図5に従った)、「(1)・・・各クリップのクリップ爪の係合がすべて行なわれたことを適切に確認できる、(2)・・上記ワイヤを緊張させる作用が確実に行なわれる」等の効果を奏するものである(同公報明細書段落番号0038参照)。
このように、船舶の上甲板から居住区への出入り口又は上甲板上の倉庫入口などへの上甲板上からの出入り口の鋼製風雨密扉にはドアストッパーおよびドアフックが設置されている。ここに、当該ドアストッパーは、鋼製風雨密扉の開き止め(戸当り)として機能し、また、当該ドアフックは、鋼製風雨密扉の開放状態を保持することを目的とするものであり、この種の鋼製風雨密扉には必ず設けられている。
また、本願請求項2に係る発明は、前記請求項1に記載の舶用鋼製風雨密扉において、前記扉付きアイプレートと前記ストッパーアイプレートは、他端にピン穴の開いた扉付きアイプレート及びストッパーアイプレートからなり、前記扉を全開の際に、それぞれ重ね合わされるピン穴にストッパーピンを挿入可能としたことを特徴とする。
さらに、本願請求項3に係る発明は、前記請求項2に記載の舶用鋼製風雨密扉において、前記扉付きアイプレートは、他端にピン穴の開いた1枚の板からなる扉付きアイプレートであり、前記ストッパーアイプレートは、他端にピン穴の開いた2枚の板からなるストッパーアイプレートであり、それぞれのピン穴の重なり合う際には、1枚の板からなる扉付きアイプレートが、2枚の板からなるストッパーアイプレートの間に挿入されることを特徴とする。
(1)船舶における鋼製風雨密扉構造において、ドアストッパーとドアフックの両方の役割を果たす構造とし、鋼製風雨密扉の納入時に、鋼製風雨密扉枠に予め取付けることにより、現場では扉本体の取付け作業のみで火気工事が完了する。
(2)ドアストッパーやドアフックの後付けの取付け作業が不要となるので、再塗装などの現場での扉取付け工事以外の作業をなくすことが可能となり、現場作業の負担軽減というメリットを有する。
(3)また、扉の開き角度を自由に決定することが可能であるため、ドアストッパー取付け位置周辺の艤装品との取り合い調整が不要となるというメリットを有する。
本発明に係る舶用鋼製風雨密扉を実施するための形態の一実施例を図面に基づき詳細に説明する。
また、本実施例1に係る船用鋼製風雨密扉1においては、その前記扉枠2に、他端にボルト穴10を有する縁材アイプレート4が取り付けられ、また、この縁材アイプレート4のボルト穴10は、前記ボルト及びナット7により、他端にピン穴11の開いた2枚の板からなる前記トッパーアイプレート5が取り付けられ、当該ボルト及びナット7を緩めることにより、前記ストッパーアイプレート5が自由に回動し、ストッパーアイプレート5の取付け角度を調節して決めた後、前記ボルト及びナット7を締め付けることにより、その角度で前記ストッパーアイプレート5の取付け角度を固定することができるようになっている。
2 扉枠
3 扉付きアイプレート
4 縁材アイプレート
5 ストッパーアイプレート
6 ストッパーピン
7 ボルト及びナット
8 ストッパーピンホルダー
9 回動蝶番
10 ボルト穴
11、12 ピン穴
103 扉本体
104 ハンドル操作型回転式クリップ
104b クリップ爪
105 リミットスイッチ
106 キッカー
107 バネ
109 ワイヤ
110 ワイヤ案内溝
120 壁
121 船舶用鋼製風雨密扉
122 鋼製風雨密扉枠
123 ドアストッパー
124 ドアフック
125 ドアフック受け用アイ
Claims (3)
- 陸上工場で予め製作され、製作後、船の上甲板上からの出入り口に扉枠と共に設置される船用鋼製風雨密扉であって、
前記扉に取り付けられる扉付きアイプレートと、
前記扉枠に取り付けられる他端にボルト穴を有する縁材アイプレートと、
前記縁材アイプレートの前記ボルト穴にボルト及びナットにより取り付けられるストッパーアイプレートと、からなり、
前記ボルト及びナットを緩め、前記ストッパーアイプレートの取付け角度を調節・決定した後、前記ボルト及びナットを締め付け、その角度で前記ストッパーアイプレートの取付け角度を固定可能にしたことを特徴とする舶用鋼製風雨密扉。 - 前記扉付きアイプレートと前記ストッパーアイプレートは、他端にピン穴の開いた扉付きアイプレート及びストッパーアイプレートからなり、
前記扉を全開の際に、それぞれ重ね合わされるピン穴にストッパーピンを挿入可能としたことを特徴とする請求項1に記載の舶用鋼製風雨密扉。 - 前記扉付きアイプレートは、他端にピン穴の開いた1枚の板からなる扉付きアイプレートであり、前記ストッパーアイプレートは、他端にピン穴の開いた2枚の板からなるストッパーアイプレートであり、それぞれのピン穴の重なり合う際には、1枚の板からなる扉付きアイプレートが、2枚の板からなるストッパーアイプレートの間に挿入されることを特徴とする請求項2に記載の舶用鋼製風雨密扉。
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JP2010086968A JP4971480B2 (ja) | 2010-04-05 | 2010-04-05 | 舶用鋼製風雨密扉 |
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JP2010086968A JP4971480B2 (ja) | 2010-04-05 | 2010-04-05 | 舶用鋼製風雨密扉 |
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Family Applications (1)
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2010
- 2010-04-05 JP JP2010086968A patent/JP4971480B2/ja active Active
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