JP4971188B2 - シューズ、特にスポーツシューズ - Google Patents

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Description

本発明は、シューズ、特にスポーツシューズであって、シューアッパーとソールとが設けられていて、この場合、ソールが、シューアッパーに接合されている支持部分または内側部分と、この支持部分または内側部分に接合されているミッドソールと、このミッドソールに接合されているアウターソールとを有している。
この種のシューズは先行技術において十分公知である。さらに、シューズのばね・緩衝特性を所望の基準に基づき発揮させるために、特にミッドソール内に緩衝エレメントを組み込むので、ソールにこれに関して規定された特性が付与されるということが公知である。
国際公開第03/092423号パンフレットからシューズ、特にスポーツシューズのための特別な構造を有する緩衝エレメントが公知である。この緩衝エレメントは相並んで配置された複数の個別エレメントを有している。これらの個別エレメントは、それぞればね・緩衝室をピストン・シリンダシステムの形式に基づき形成する。形状において相応な第1エレメントと第2エレメントとが、接合区分を介して互いに接合されている。この構成では、ソールの負荷時に小さく形成されたエレメントが、大きく形成されたエレメント内に進入する。この大きいエレメントはこのために受容室を形成している。
これまでの解決手段によれば、この種の緩衝エレメントは主として、ミッドソール内に組み込むために設けられていて、これに関する別の範例が先行技術にはある。これについて欧州特許出願公開第038505号明細書が参照される。この明細書では、ハニカム形に形成された、シューズのミッドソール内の受容室内に挿入される緩衝エレメントが開示されている。
「ピストンシリンダシステム」形式のばね・緩衝エレメントを有する同様の解決手段が、US4521979および米国特許出願公開第2003/0033731号明細書によって開示されている。
このようなシューズの製造にはもちろん相当な手間がかかる。ミッドソールを製造する際にはまず受容室をミッドソールに加工しなければならないか、もしくはこの受容室をソール製造時に一緒に製造しなければならない。それから、ミッドソールを別のシューズ構成部材と接合する前に、緩衝エレメントを製造し、この緩衝エレメントを最終的にミッドソール内に組み込まれなければならない。
本発明の課題は、シューズ、特にスポーツシューズを改良して、簡単な製造形式を特徴としながらも、公知の緩衝エレメントの有利な特性が省かれていないシューズ、特にスポーツシューズを提供することである。特に、シューズのばね・緩衝特性が発揮できるように保つことが可能であることが望まれる。
この課題の本発明による解決手段は、ミッドソールが、シューズの接地面の少なくとも一部分にわたって、専ら緩衝エレメントとして形成されていて、この緩衝エレメントが、相並んで配置された複数の第1エレメントを有していて、これらの第1エレメントが、主として負荷方向で緩衝エレメントに負荷がかかっていない状態において、規定の高さにわたって延在していて、中空体として形成され、受容室を規定し、この受容室内に所属の第2エレメントが、第1エレメントよりも小さな寸法の横断面で少なくとも部分的に進入するようになっていて、この場合、第2エレメントが、主として負荷方向で緩衝エレメントに負荷がかかっていない状態において、規定の高さにわたって延在していて、第1エレメントに対して同心的に配置されていて、この場合、アウターソールが複数の個別のソール部分により形成されていて、この構成では、各ソール部分は、第2エレメントの、第1エレメントとは反対側の端部に配置されているか、または第1エレメントの、第2エレメントとは反対側の端部に配置されていて、この場合、互いに対応配置されている2つのエレメントは、弾性的な接合区分を介して互いに接合されていて、この接合区分が、ただ第1エレメントと第2エレメントとの間に延在していて、この場合、緩衝エレメントが負荷されていない状態において、第2エレメントが、負荷方向で見て第1エレメントの外側に位置していることを特徴とする。
つまり本発明のコンセプトは、自体公知の緩衝エレメントを使用することがねらいであり、これによって専ら緩衝エレメントから(ミッドソールの面の少なくとも一部分にわたって)ミッドソールが形成される。さらに、アウターソールは分割されて形成され、ミッドソールのピストンシリンダエレメントの各「ピストン」が、地面に対する接触領域においてアウターソールの一部分を保持している。
本発明に係るシューズは、シューアッパーとソールとが設けられているシューズ、殊にスポーツシューズであって、ソールが、シューアッパーに接合されている支持部分または内側部分と、該支持部分または内側部分に接合されているミッドソールと、該ミッドソールに接合されているアウターソールとを有している形式のものにおいて、ミッドソールが、シューズの接地面の少なくとも一部分にわたって専ら緩衝エレメントとして形成されており、該緩衝エレメントが、相並んで配置されている第1エレメントを有しており、該第1エレメントが、主として負荷方向で緩衝エレメントに負荷がかかっていない状態において、所定の高さにわたって延在しており、中空体として形成され、受容室を規定していて、該受容室内に所属の第2エレメントが、第1エレメントよりも小さい寸法の横断面で少なくとも部分的に進入するようになっており、第2エレメントが、主として負荷方向で緩衝エレメントに負荷がかかっていない状態において、所定の高さにわたって延在しおり、第1エレメントに対して同心的に配置されていることを特徴とする。
この場合、負荷方向に対して垂直な一断面において、アウターソールの個別の部分の形状は、有利には第2エレメントの形状に相応する。
自体公知のように、改良形によれば、第2エレメントは中空体として形成されてもいる。しかし、第2エレメントが完全に中実な部分または少なくとも十分に中実な部分として形成されていることも可能である。さらに、互いに対応配置されている2つのエレメントは、弾性的な接合区分を介して互いに接合されているということを提案できる。この接合区分は第1エレメントと第2エレメントとの間にのみ延在している。この場合、第1エレメントと第2エレメントとは、それぞれ接合区分と共に気密な室を形成できる。
第1エレメントと第2エレメントとは、負荷方向に対して垂直な少なくとも一断面において、互いに対応する形状をたいてい有している。ここではまず多角形、特に六角形の形状が考慮されているが、円形も可能である。このことから、第1エレメントと第2エレメントとの横断面ジオメトリは互いに一致するように形成されており、これによって、第2エレメントのための、第1エレメントにおける適切な受容・進入室が形成されるということが分かる。
有利には、ミッドソールが負荷されていない状態の第1エレメントの軸線方向の延在部は、第2エレメントの軸線方向の外側に実質的に位置している。このことから、ミッドソールが負荷されていない状態において、ピストン状の第2エレメントが、軸線方向でシリンダ状の第1エレメントの外側に配置されているということが分かる。負荷方向で緩衝エレメントが負荷されてようやく、「ピストン」が「シリンダ」内に進入する。
第1エレメントの側方の領域は、互いに接合することができるか、または第1エレメントの側方の制限壁を、それぞれ共通の区分から形成することができる。しかし各エレメントは別体の構成部材としても製造することができ、後に組み付けることができる。
第1エレメントおよび/または第2エレメントは、緩衝エレメントが負荷されていない状態において、少なくとも部分的に異なる高さを有していてよい。
接合区分は、緩衝エレメントが負荷されていない状態において、負荷方向に対して垂直な一平面において平坦に延びているか、または湾曲して延びていることもできる。湾曲して延びている構成によって、「ピストン」の、「シリンダ」への進入が、負荷時に助成される。
第1エレメントと、接合区分と、第2エレメントとは、一体に形成されている。この場合、第1エレメントと、接合区分と、第2エレメントとを、共通の射出成形プロセスにより製造することができる。
気密な室を形成するために、第1エレメントの、第2エレメントとの反対側の端部をシールシートに接合することができる。第2エレメントの、第1エレメントから離れた端部の気密性は、そこに載置されているアウターソールセグメントにより達成することができる。
エレメントの材料として、有利には、プラスチック、特に熱可塑性材料が考慮される。先行技術において公知であるように、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタン、ポリアミド、ポリウレタンまたはこれらの少なくとも2つのプラスチックの混合物が有利であることがわかった。この場合、ミッドソールのプラスチックは、特に有利には半透明または透明である。アウターソール用に同様にこのようなプラスチックが考慮され、この場合、ここではプラスチックは半透明でないか、もしくは透明でない。
第1エレメントと、第2エレメントと、接合区分との素材、およびこれらの部分の幾何学的な寸法は、緩衝エレメントの緩衝特性を規定するために相応に選択されている。
公知の解決手段とは異なり、互いに隣接しているか、もしくは互いに接合されている複数の緩衝エレメントは、ミッドソール自体である。このミッドソールを形成するこういったエレメントが専ら設けられている。場合によっては、第2エレメントの、支持部分または内側部分とは反対側の端部は、耐摩耗性および/または剛性および/または肉厚に形成されているので、第2エレメントのこの端部領域はアウターソールとして働き、かつ機能する、つまりは別体のアウターソールエレメントが、第2エレメントの端部に取り付けられてはいない。
ミッドソールは、ソールの負荷時に負荷方向でエネルギを受容することができ、このエネルギをソールから負荷が除かれた時に再び解放することができる。このことを、緩衝エレメントが負荷から解放された場合に復元効果を得ながら行うことができるためには、第1エレメントの軸方向の下側端部領域と、第2エレメントの軸方向の上側端部領域とが、接合区分を介して互いに接合されている。第1エレメントと第2エレメントと同じように、接合区分は弾性的なプラスチック材料から成る部材であるので、負荷方向で緩衝エレメントに対して負荷力を加える場合には変形がおこる。この場合、第2エレメントは、第1エレメントの受容室内にピストンのように進入する。
緩衝エレメントの放圧後に再び出発状態を得るために、接合区分だけを弾性的に構成するのではなく、さらに以下の手段を講じることができる:
第1エレメントの、第2エレメントとは反対側の端部を、シールシートに接合、特に溶接することができる。従って、第1エレメントと、第2エレメントと、接合区分と、シールシートとが、気密に閉じられた空間を形成する。この空間は最適なばね・緩衝特性を有している。
この場合、個別の「ピストン・シリンダエレメント」は、緩衝エレメントを形成するために、比較的大きな面状の延在部をもって並んで配置されている。「シリンダ」として働く第1エレメントが互いに接合されているのに対して、第2エレメント、つまり「ピストン」は、その間に自由なスペースをもって相並んでいる。
ソールエレメントのジオメトリ、および特に第1エレメントと第2エレメントとの高さおよび幅の調和、接合区分の厚さおよび構成の選択、そして最終的にこれらの部分を形成する材料の選択により、緩衝エレメントのばね・緩衝特性を任意に合わせることができるか、もしくは選択することができる。従って、緩衝エレメントのばね・緩衝特性、特にばね移動経路にわたるばね力を、所望の延びに基づき十分に選択することができる。
本発明に係るシューズは、有利には、アウターソールが、複数の個別のソール部分により形成され、各ソール部分が、第2エレメントの、第1エレメントとは反対側の端部に配置されているか、または第1エレメントの、第2エレメントとは反対側の端部に配置されている。
本発明に係るシューズは、有利には、負荷方向に対して垂直な一断面において、アウターソールの個別の部分の形状が、第2エレメントの形状または第1エレメントの形状に相応している。
本発明に係るシューズは、有利には、第2エレメントが、中空体としても形成されている。
本発明に係るシューズは、有利には、第2エレメントが、完全に中実な部分、または少なくとも十分に中実な部分として形成されている。
本発明に係るシューズは、有利には、互いに対応配置されている2つのエレメントが、弾性的な接合区分を介して互いに接合されており、該接合区分が、第1エレメントと第2エレメントとの間にのみ延在している。
本発明に係るシューズは、有利には、第1エレメントと第2エレメントとが、それぞれ接合区分と共に気密な室を形成する。
本発明に係るシューズは、有利には、負荷方向に対して垂直な一断面において、第1エレメントと第2エレメントとが、互いに対応する形状を有している。
本発明に係るシューズは、有利には、負荷方向に対して垂直な一断面において、第1エレメントと第2エレメントとが、多角形、殊に六角形の形状を有している。
本発明に係るシューズは、有利には、負荷方向に対して垂直な一断面において、第1エレメントと第2エレメントとが円形を有している。
本発明に係るシューズは、有利には、第1エレメントの側方の領域が、互いに接合されているか、または第1エレメントの側方の制限壁が、それぞれ共通の区分から形成される。
本発明に係るシューズは、有利には、第1エレメントおよび/または第2エレメントが、緩衝エレメントに負荷がかかっていない状態において、少なくとも部分的に異なる高さを有している。
本発明に係るシューズは、有利には、負荷方向に対して垂直な一平面において、接合区分が、緩衝エレメントに負荷がかかっていない状態で平坦に延びている。
本発明に係るシューズは、有利には、負荷方向に対して垂直な一平面において、接合区分が、緩衝エレメントに負荷がかかっていない状態で湾曲して延びている。
本発明に係るシューズは、有利には、第1エレメントと、接合区分と、第2エレメントとが、一体に形成されている。
本発明に係るシューズは、有利には、第1エレメントと、接合区分と、第2エレメントとが、1回の共通の射出成形プロセスにより製造されている。
本発明に係るシューズは、有利には、第1エレメントの、第2エレメントとは反対側の端部が、シールシートと接合されている。
本発明に係るシューズは、有利には、エレメントが、プラスチック、殊に熱可塑性材料から成っている。
本発明に係るシューズは、有利には、プラスチックとして、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタン、ポリアミド、ポリウレタンまたはこれらの少なくとも2つのプラスチックの混合物が用いられている。
本発明に係るシューズは、有利には、プラスチックが半透明または透明である。
本発明に係るシューズは、有利には、アウターソールが、プラスチック、好ましくはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタン、ポリアミド、ポリウレタンまたはこれらの少なくとも2つのプラスチックの混合物から成っており、材料が、半透明でないかまたは透明でない。
本発明に係るシューズは、有利には、第1エレメントと、第2エレメントと、接合区分との素材、およびこれらの部分の幾何学的な寸法が、緩衝エレメントの緩衝特性を規定するために選択されている。
以下に、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1にシューズ、つまりはスポーツシューズを単に極めて概略的に示した。このシューズは、公知にはソール2と接合しているシューアッパー1を備えている。
ソール2は、前方ソール領域8で特定の面状の延在部にわたって拡張されて形成されている。ソール2は、後方ソール領域9においても同様に規定の面状の延在部にわたって拡張されている。
ソール2の構造は、詳しくは図2から明らかになる。ソール2は3つの(ソール)部分から、つまりは支持部分または内側部分2′と、ミッドソール2″と、アウターソール2′′′とから成っている。支持部分または内側部分2′は内側ソール、つまりインソール、またはストローベルソール、またはシューアッパー1の実際の材料であってよい。支持部分または内側部分2′は、シューアッパー1とミッドソール2″との間の接合部分を形成する。特に有利な構成は、支持部分または内側部分2′が、プラスチック射出成形部分として(有利にはEVAから)製造されていて、皿形に形成されているようになっている。
支持部分または内側部分2′は、シューアッパー1と接合している。この接合部分は、たとえば1回の射出成形プロセスにより製造することができ、支持部分または内側部分2′を形成するプラスチック材料は射出成形により、たとえば繊維材料から成るアッパー1に固着される。同様に、シューアッパー1と支持部分または内側部分2′との接着も可能である。
ミッドソール2″は複数の緩衝エレメントから成っている。これらの緩衝エレメントは、ピストン・シリンダシステムの形式で構成されている。ミッドソール2″の、支持部分または内側部分2′から離れた端部には、アウターソール2′′′が配置されている。このアウターソール2′′′は、緩衝エレメントの数に相応する数のソールセグメント2′′′から成っている。
必ずしも全てのソールを既述したように構成する必要はないことに注意されたい。たとえば、前方ソール領域8だけを既述したように構成することができ、後方ソール領域9を公知の形式で構成することができる。
ソール2の詳細な構造は、図2および図3を概観することで明らかになる。
ミッドソール2″を形成する個々の緩衝エレメントは本実施例では、ソール2の負荷方向Rで見て、ハニカムパターンのように六角形の基本形状をもって形成されている(図2参照)。
各緩衝エレメントは、第1エレメント3を有していて、この第1エレメント3は、規定の高さHにわたって延在していて、受容室4を形成する。ウェブ状の接合区分6を介して、第1エレメント3の、支持部分または内側部分2′とは反対側の端部は、第2エレメント5と接合している。この第2エレメントは方向Rで見て、第1エレメント3の形状に対応する形状を有していて、つまりは第2エレメント5も、本実施例では六角形の形状を有している。第2エレメント5は、所定の高さhにわたって延在していて、この高さhは高さHと同じである必要はない。
図3から明らかであるように、第1エレメント3の幅Bと第2エレメント5の幅bとの寸法は、第2エレメント5が、緩衝エレメントに負荷がかかる場合に負荷方向Rで受容室4内に進入することができるように選択されている。この受容室4は第1エレメント3により規定されている。従って、第1エレメント3と第2エレメント5とはテレスコープ式緩衝器のように働く。この場合、第1エレメント3は「シリンダ」として働き、第1エレメント3内に、第2エレメント5が「ピストン」のように進入することができる。
第2エレメント5の、支持部分または内側部分2′とは反対側の端部に、アウターソールセグメント2′′′が取り付けられていて、たとえば接着されているか、または射出成形により直接固着されてもいる。このアウターソールセグメント2′′′は、たとえば耐摩耗性のプラスチック材料から成っている。方向Rで見て、アウターソールセグメント2′′′は、第2エレメント5の形状に対応する形状を有してもいる。しかし必ずしもそうである必要はない。
アウターソールセグメント2′′′に、シューズの接地時にもたらされるように、方向Rで力が加えられると、まず接合区分6が変形し、これによって、既述したように第2エレメント5が、ピストンのように第1エレメント3の受容室4内に進入する。
バウンド特性を有利に発揮させるために、第1エレメント3と、接合区分6と、第2エレメント5とによって取り囲まれているスペースを、気密に形成することができる。
場合によっては、支持部分または内側部分2′に対する気密性をシート7により形成することができる。このシート7は必要に応じて、第1エレメント3の、支持部分または内側部分2′寄りの端部領域に接着されるかまたは溶接される。
公知の解決手段の場合にはアウターソールは、有利には常に面状に延在するエレメントとして形成されていて、このエレメントは地面に対する接触面の少なくとも1つの実質的な領域を形成しているのに対して、本発明ではつまりアウターソールが分割されて形成されていて、第2エレメントに固定されている。
側方から見たシューズの概略図である。 図1の「Z」部分の拡大図である。 図2のA−Bの断面図である。
符号の説明
1 シューアッパー、 2 ソール、 2′ 支持部分または内側部分、 2″ ミッドソール、 2′′′ アウターソール、 3 第1エレメント、 4 受容室、 5 第2エレメント、 6 接合区分、 7 シールシート、 8 前方ソール領域、 9 後方ソール領域、 R 負荷方向、 H 第1エレメントの高さ、 h 第2エレメントの高さ、 B 第1エレメントの寸法、 b 第2エレメントの寸法

Claims (20)

  1. シューアッパー(1)とソール(2)とが設けられているシューズであって、ソール(2)が、シューアッパー(1)に接合されている支持部分または内側部分(2′)と、該支持部分または内側部分(2′)に接合されているミッドソール(2″)と、該ミッドソール(2″)に接合されているアウターソール(2′′′)とを有している形式のものにおいて、
    ミッドソール(2″)が、シューズの接地面の少なくとも一部分にわたって緩衝エレメントとして形成されており、該緩衝エレメントが、相並んで配置されている第1エレメント(3)を有しており、該第1エレメント(3)が夫々、主として負荷方向(R)で緩衝エレメントに負荷がかかっていない状態において、所定の高さ(H)にわたって延在して、中空体として形成され、受容室(4)を規定しており、前記受容室(4)の各々には、第1エレメント(3)よりも小さい寸法の横断面で少なくとも部分的に受容室(4)内に進入する第2エレメント(5)が設けられており
    第2エレメント(5)が、主として負荷方向(R)で緩衝エレメントに負荷がかかっていない状態において、所定の高さ(h)にわたって延在しおり、第1エレメント(3)に対して同心的に配置されており、
    アウターソール(2′′′)が、複数の個別のソール部分により形成され、
    各ソール部分が、第2エレメント(5)の、第1エレメント(3)とは反対側の端部に配置されており、
    互いに対応配置されている2つのエレメント(3,5)が、弾性的な接合区分(6)を介して互いに接合されており、該接合区分(6)が、第1エレメント(3)と第2エレメント(5)との間にのみ延在しており、
    第2エレメント(5)が、緩衝エレメントに負荷がかかっていない状態において、負荷方向(R)で見て、第1エレメント(3)の外側に位置しており、負荷方向(R)に対して垂直な一断面において、アウターソール(2′′′)の個別の部分の形状が、第2エレメント(5)の形状または第1エレメント(3)の形状に相応しており、
    負荷方向(R)に対して垂直な一断面において、第1エレメント(3)と第2エレメント(5)とが、互いに対応する多角形または円形であることを特徴とするシューズ。
  2. 第2エレメント(5)が、中空体としても形成されている、請求項1記載のシューズ。
  3. 第2エレメント(5)が、完全に中実な部分、または少なくとも部分的に中実な部分として形成されている、請求項1記載のシューズ。
  4. 第1エレメント(3)と第2エレメント(5)とが、それぞれ接合区分(6)と共に気密な室を形成する、請求項1からまでのいずれか一項記載のシューズ。
  5. 負荷方向(R)に対して垂直な一断面において、第1エレメント(3)と第2エレメント(5)とは六角形である、請求項1記載のシューズ。
  6. 第1エレメント(3)の側方の領域が、互いに接合されているか、または第1エレメント(3)の側方の制限壁が、それぞれ共通の区分から形成される、請求項1からまでのいずれか一項記載のシューズ。
  7. 第1エレメント(3)および/または第2エレメント(5)が、緩衝エレメントに負荷がかかっていない状態において、少なくとも部分的に異なる高さ(H,h)を有している、請求項1からまでのいずれか一項記載のシューズ。
  8. 負荷方向(R)に対して垂直な一平面において、接合区分(6)が、緩衝エレメントに負荷がかかっていない状態において、平坦に延びている、請求項1からまでのいずれか一項記載のシューズ。
  9. 負荷方向(R)に対して垂直な一平面において、接合区分(6)が、緩衝エレメントに負荷がかかっていない状態において、湾曲して延びている、請求項1からまでのいずれか一項記載のシューズ。
  10. 第1エレメント(3)と、接合区分(6)と、第2エレメント(5)とが、一体に形成されている、請求項1からまでのいずれか一項記載のシューズ。
  11. 第1エレメント(3)と、接合区分(6)と、第2エレメント(5)とが、1回の共通の射出成形プロセスにより製造されている、請求項10記載のシューズ。
  12. 第1エレメント(3)の、第2エレメント(5)とは反対側の端部が、シールシート(7)に接合されている、請求項1から11までのいずれか一項記載のシューズ。
  13. エレメント(3,5)が、プラスチックから成っている、請求項1から12までのいずれか一項記載のシューズ。
  14. プラスチックが熱可塑性材料から成っている、請求項13記載のシューズ
  15. プラスチックとして、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタン、ポリアミド、ポリウレタンまたはこれらの少なくとも2つのプラスチックの混合物が用いられている、請求項13又は14記載のシューズ。
  16. プラスチックが半透明または透明である、請求項13から15までのいずれか一項記載のシューズ。
  17. アウターソール(2′′′)が、プラスチックから成っており、材料が、半透明でないかまたは透明でない、請求項1から16までのいずれか一項記載のシューズ。
  18. プラスチックが、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタン、ポリアミド、ポリウレタンまたはこれらの少なくとも2つのプラスチックの混合物から成っており、材料が、半透明でないかまたは透明でない、請求項17記載のシューズ。
  19. 第1エレメント(3)と、第2エレメント(5)と、接合区分(6)との素材、および第1エレメント(3)と、第2エレメント(5)と、接合区分(6)との部分の幾何学的な寸法が、緩衝エレメントの緩衝特性を規定するために選択されている、請求項1から18までのいずれか一項記載のシューズ。
  20. 前記シューズはスポーツシューズである、請求項1から19までのいずれか一項記載のシューズ。
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