JP4969795B2 - 記憶制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の記憶装置へのアクセスを制御するための技術に関する。
複数のディスクドライブを備えた記憶制御システムとして、例えば、特開2003−150318号公報に開示の記憶制御システムが知られている。その記憶制御システムでは、複数のディスク装置へのアクセスを制御するディスクアレイコントローラが二台搭載されている。
特開2003−150318号公報
上述した技術によれば、記憶制御システムに二台のコントローラが搭載されているが、その記憶制御システムよりも処理能力の高い記憶制御システムの登場がユーザに望まれていると考えられる。
従って、本発明の目的は、二台のコントローラを用いた記憶制御システム及び方法よりも処理能力の高い記憶制御システム及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、後述の説明から明らかになるであろう。
本発明の第一の側面に従う記憶制御システムは、一以上の第一記憶装置に第一アクセス経路を介して接続された第一コントローラと、一以上の第二記憶装置に第二アクセス経路を介して接続された第二コントローラと、前記一以上の第一記憶装置に第三アクセス経路を介して接続された第三コントローラと、前記一以上の第二記憶装置に第四アクセス経路を介して接続された第四コントローラとを備える。
前記第一コントローラが、前記第二コントローラと、アクセス命令を送信するホスト装置とに接続されており、前記ホスト装置から前記アクセス命令を受信し、前記アクセス命令に従うアクセス先が第二記憶装置である場合には、前記第二記憶装置にアクセスすることの依頼であるアクセス依頼を前記第二コントローラに出力する。前記第二コントローラは、前記第一コントローラからのアクセス依頼に応答して、前記アクセス依頼に従って、前記第二のアクセス経路を介して前記第二記憶装置へアクセスする。なお、ここで、例えば、第一コントローラが第一のメモリを備え、第二コントローラが第二のメモリを備え、第一メモリと第二メモリとの間にメモリ間パスが形成されている場合、第一コントローラが、ホスト装置から書き込み対象のデータを受信し、受信したデータを第一のメモリに書き、且つ、そのデータを、メモリ間パスを介して第二のメモリに書くことができる。その場合、第二のコントローラは、第二のメモリに書き込まれたデータを取得し、そのデータを、第二のアクセス経路を介して第二記憶装置に書き込むことができる。
前記第三コントローラが、前記第四コントローラと、前記ホスト装置とに接続されており、前記ホスト装置から前記アクセス命令を受信し、前記アクセス命令に従うアクセス先が第二記憶装置である場合には、前記第二記憶装置にアクセスすることの依頼であるアクセス依頼を前記第四コントローラに出力する。前記第四コントローラは、前記第三コントローラからのアクセス依頼に応答して、前記アクセス依頼に従って、前記第四のアクセス経路を介して前記第二記憶装置へアクセスする。
この記憶制御システムの第一の実施態様では、前記第一コントローラは、前記第二コントローラと前記第四コントローラの両方に接続されており、前記アクセス命令に従うアクセス先が第二記憶装置である場合には、前記第二コントローラと前記第四コントローラのうちの負荷の小さい方を選択し、選択したコントローラに、前記アクセス依頼を出力する。
この記憶制御システムの第二の実施態様では、前記第一の実施態様において、前記第二のコントローラ及び前記第四のコントローラは、それぞれ、データを記憶することができるメモリを備え、自分が受信したアクセス命令のうちの未処理のアクセス命令の数を前記メモリに蓄積することができる。この場合、前記第一コントローラは、前記メモリに蓄積されている前記数が少ない方のコントローラを選択することができる。
この記憶制御システムの第三の実施態様では、前記第一コントローラは、各コントローラ毎のアクセス可能な記憶装置に関する情報を記憶し、前記情報を参照することにより、前記アクセス命令に従うアクセス先が、前記第一記憶装置と前記第二記憶装置とのどちらであるかを判断することができる。
この記憶制御システムの第四の実施態様では、前記第三の実施態様において、前記第一乃至第四のコントローラの各々は、データを記憶することができるメモリと、前記メモリに記憶されたデータをデータ転送パスを介して別のメモリに転送することを制御する転送制御部とを備える。各メモリは、前記第一のコントローラがアクセス可能な第一記憶装置に関する情報である第一のアクセス制御情報を記憶する第一のメモリ領域と、前記第二のコントローラがアクセス可能な第二記憶装置に関する情報である第二のアクセス制御情報を記憶する第二のメモリ領域と、前記第三のコントローラがアクセス可能な第一記憶装置に関する情報である第三のアクセス制御情報を記憶する第三のメモリ領域と、前記第四のコントローラがアクセス可能な第二記憶装置に関する情報である第四のアクセス制御情報を記憶する第四のメモリ領域とを有する。前記第一乃至第四のコントローラの各々は、自分に対応したメモリ領域に、自分がアクセス可能な記憶装置に関する情報である前記アクセス制御情報を書き込む。各転送制御部は、自分を備えるコントローラに対応したメモリ領域にアクセス制御情報が書き込まれた場合には、そのアクセス制御情報を、そのメモリ領域に対応した、別のメモリにおけるメモリ領域にも、前記データ転送パスを介して書き込む。
この記憶制御システムの第五の実施態様では、前記第一のコントローラは、データを記憶することができる第一のメモリと、データの転送を制御する第一の転送制御部とを備える。前記第二のコントローラは、データを記憶することができる第二のメモリと、データの転送を制御し、データ転送パスを介して前記第一転送制御部に接続された第二の転送制御部とを備える。前記第一のコントローラ又は前記第二のコントローラは、自分が備えるメモリにデータを書き込み、且つ、そのデータを、前記第一の転送制御部と前記第二の転送制御部とにより、前記データ転送パスを介して自分が備えない別のメモリにも書き込む。
具体的には、例えば、前記第一のコントローラは、前記アクセス命令がリード命令の場合、前記第二のコントローラにデータのリードを依頼する。前記第二のコントローラは、前記依頼に応答して、第二記憶装置から前記第二アクセス経路を介してデータを読み出し、前記読み出したデータを、前記第二メモリに書き込み、且つ、前記第二転送制御部及び前記第一転送制御部を制御して、前記第二メモリに書き込んだデータを前記データ転送パスを介して前記第一メモリに書き込む。前記第一のコントローラは、前記第一メモリに書き込まれたデータを前記ホスト装置に送信する。
また、例えば、前記第一のコントローラは、前記アクセス命令がライト命令の場合、ホスト装置からデータを受信して前記第一メモリに書き込み、且つ、前記第二転送制御部及び前記第一転送制御部を制御して、前記第一メモリに書き込んだデータを前記データ転送パスを介して前記第二メモリに書き込む。前記第二のコントローラは、前記第二メモリに書き込まれたデータを前記第二記憶装置に書き込む。
第一のコントローラは、第一メモリにメモリ領域を確保し、確保したメモリ領域にデータを書き込むことができる。第一のコントローラは、確保したメモリ領域を、所定のタイミング、例えば、アクセス命令がリード命令の場合は、第一メモリに書き込まれたデータをホスト装置に送信したときに開放することができ、また、アクセス命令がライト命令の場合は、データを第二記憶装置に書き込んだことの通知を第二のコントローラから受信したときに開放することができる。
この第五の実施態様では、前記第一のコントローラの構成を前記第三のコントローラに適用し、前記第二のコントローラの構成を前記第四のコントローラに適用することができる。
この記憶制御システムの第六の実施態様では、前記第五の実施態様において、前記第一アクセス制御部と前記一以上の第一記憶装置との間には、第一のスイッチ装置が備えられ、前記第二アクセス制御部と前記一以上の第二記憶装置との間には、前記第一のスイッチ装置に別のデータ転送パスを介して接続された第二のスイッチ装置が備えられる。この場合、前記第二のコントローラは、前記第二スイッチ装置を制御し、前記第一のスイッチ装置及び前記第一のアクセス経路を介して前記第一記憶装置にアクセスすることができる。
この記憶制御システムの第七の実施態様では、前記第六の実施態様において、前記第二のコントローラは、前記ホスト装置に接続されており、前記一以上の第二記憶装置にアクセスすることができなくなったことを検出し、それを検出した場合に、前記ホスト装置から第一記憶装置にアクセスすることのアクセス命令を受信したならば、前記第二スイッチ装置を制御し、前記第一のスイッチ装置及び前記第一のアクセス経路を介して前記第一記憶装置にアクセスすることができる。
本発明の第二の側面に従う記憶制御システムは、一以上の第一記憶装置に第一ファイバチャネルループを介して接続された第一コントローラと、一以上の第二記憶装置に第二ファイバチャネルループを介して接続された第二コントローラと、前記一以上の第一記憶装置に第三ファイバチャネルループを介して接続された第三コントローラと、前記一以上の第二記憶装置に第四ファイバチャネルループを介して接続された第四コントローラとを備える。
前記第一コントローラが、前記第二コントローラ及び前記第四コントローラと、アクセス命令を送信するホスト装置とに接続されている。また、前記第一コントローラが、各コントローラがどの記憶装置にアクセス可能かに関する情報であるアクセス制御情報を記憶している。また、前記第一コントローラが、前記ホスト装置から前記アクセス命令を受信し、前記アクセス制御情報を参照することにより、前記アクセス命令に従うアクセス先が第二記憶装置である場合には、前記第二記憶装置にアクセス可能なコントローラが前記第二コントローラ及び前記第四コントローラであることを判別することができる。また、前記第一コントローラが、前記判別された第二コントローラと第四コントローラのうち、負荷の小さい方を選択し、選択したコントローラに、前記第二記憶装置にアクセスすることの依頼であるアクセス依頼を出力することができる。
前記アクセス依頼を受信した前記第二コントローラ又は前記第四コントローラは、前記第一コントローラからのアクセス依頼に応答して、前記アクセス依頼に従って、前記第二のファイバチャネルループ又は前記第四のファイバチャネルループを介して前記第二記憶装置へアクセスすることができる。
本発明の第三の側面に従う記憶制御方法は、以下の(A)乃至(F)のステップを有する。
(A)一以上の第一記憶装置に第一アクセス経路を介して接続された第一コントローラが、アクセス命令を送信するホスト装置から前記アクセス命令を受信する。
(B)前記第一コントローラが、前記アクセス命令に従うアクセス先が第二記憶装置である場合には、前記第二記憶装置にアクセスすることの依頼であるアクセス依頼を、一以上の第二記憶装置に第二アクセス経路を介して接続された第二コントローラに出力する。
(C)前記第二コントローラが、前記第一コントローラからのアクセス依頼に応答して、前記アクセス依頼に従って、前記第二のアクセス経路を介して前記第二記憶装置へアクセスする。
(D)前記一以上の第一記憶装置に第三アクセス経路を介して接続された第三コントローラが、前記ホスト装置から前記アクセス命令を受信する。
(E)前記第三コントローラが、前記アクセス命令に従うアクセス先が第二記憶装置である場合には、前記一以上の第二記憶装置に第四アクセス経路を介して接続された第四コントローラに前記アクセス依頼を出力する。
(F)前記第四コントローラは、前記第三コントローラからのアクセス依頼に応答して、前記アクセス依頼に従って、前記第四のアクセス経路を介して前記第二記憶装置へアクセスする。
本発明によれば、二台のコントローラを用いた記憶制御システム及び方法よりも処理能力の高い記憶制御システム及び方法を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る記憶制御システムの構成を示す。なお、以下の説明では、同種の要素が複数個存在する場合には、各要素を、親番号と枝符号との組み合わせで指すこともあるし、親番号だけで指すこともある。親番号だけで指す場合には、複数の同種の要素のうちの少なくとも一つの要素を指すものとする。
本実施形態に係る記憶制御システム100は、例えば、複数の記憶装置がアレイ状に配列されたRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)システムである。記憶制御システム100には、多重化されたコントローラ(以下、「CTL」と略記する場合あり)5A、5B、5C及び5Dと、複数(例えば2つ)の記憶装置グループ筐体21A及び21Bとが備えられる。各記憶装置グループ筐体21には、複数の記憶装置24が備えられる。記憶装置24としては、例えば、ハードディスク、DVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスク、磁気テープ記録媒体、或いは半導体メモリを採用することができる。
各コントローラ5は、所定のプロトコルに従うアクセス経路、例えば、FC−AL(Fiber Channel Arbitration Loop、以下、ファイバチャネルループと言う)22を介して、所定の記憶装置24にアクセス可能に接続され、その記憶装置24へのアクセスを制御する。各記憶装置24へのアクセス経路は、二重化されている。
具体的には、例えば、コントローラ5Aは、ファイバチャネルループ22Aを介して一以上の記憶装置24Aにアクセスすることが可能になっており、且つ、ファイバチャネルループ22Cを介して一以上の記憶装置24Bにアクセスすることが可能になっている。コントローラ5Aは、I/O要求(入出力要求、例えば、データの書き込み要求又はデータの読み出し要求)を送信するホスト装置1AからI/O要求を受信した場合、受信したI/O要求に従うアクセス先が記憶装置24A又は24Bであれば、ファイバチャネルループ22A又は22Cを介して記憶装置24A又は24Bにアクセスすることができる。なお、コントローラ5Aは、I/O要求を、通信ネットワーク(例えば、SAN(Storage Area Network))又は専用線等を介して受信することができる(これは、他のホスト装置及びコントローラについても同様である)。また、記憶装置24A及び24Bは、同一の記憶装置グループ筐体21Aに収納することができる。
また、例えば、コントローラ5Bは、ファイバチャネルループ22Eを介して一以上の記憶装置24Cにアクセスすることが可能になっており、且つ、ファイバチャネルループ22Gを介して一以上の記憶装置24Dにアクセスすることが可能になっている。コントローラ5Bは、ホスト装置1BからI/O要求を受信した場合、受信したI/O要求に従うアクセス先が記憶装置24C又は24Dであれば、ファイバチャネルループ22E又は22Gを介して記憶装置24C又は24Dにアクセスすることができる。なお、記憶装置24C及び24Dは、別の同一の記憶装置グループ筐体21Bに収納することができる。記憶装置グループ筐体21Aと21Bとは、互いに接続されておらず、別々に存在する。
また、例えば、コントローラ5Cは、ファイバチャネルループ22Bを介して一以上の記憶装置24Aにアクセスすることが可能になっており、且つ、ファイバチャネルループ22Dを介して一以上の記憶装置24Bにアクセスすることが可能になっている。コントローラ5Bは、ホスト装置1CからI/O要求を受信した場合、受信したI/O要求に従うアクセス先が記憶装置24A又は24Bであれば、ファイバチャネルループ22B又は22Dを介して記憶装置24A又は24Bにアクセスすることができる。
また、例えば、コントローラ5Dは、ファイバチャネルループ22Fを介して一以上の記憶装置24Cにアクセスすることが可能になっており、且つ、ファイバチャネルループ22Hを介して一以上の記憶装置24Dにアクセスすることが可能になっている。コントローラ5Dは、ホスト装置1DからI/O要求を受信した場合、受信したI/O要求に従うアクセス先が記憶装置24C又は24Dであれば、ファイバチャネルループ22F又は22Hを介して記憶装置24C又は24Dにアクセスすることができる。
以上が、記憶制御システム100の構成の概要である。なお、一台のホスト装置1に複数のコントローラ5が接続されても良いし、或いは、一つのコントローラ5に、複数台のホスト装置1が接続されても良い。
以下、この記憶制御システム100の構成についてより詳細に説明する。
コントローラ5A、5B、5C及び5Dは、特徴が同じなので、コントローラ5Aを代表的に例に採り説明し、適宜、他のコントローラ5B、5C又は5Dの構成についても説明する。コントローラ5Aには、プロトコルチップ3Aと、キャッシュメモリ(以下、「CM」と略記する場合有り)11Aと、ディスク制御部13Aと、転送制御部7Aとが備えられる。
プロトコルチップ3Aは、記憶制御システム100のホスト装置(例えばパーソナルコンピュータ或いはサーバマシン)1Aとの間で行われる通信のプロトコルを制御する。
CM11Aは、ホスト装置1Aと記憶制御システム100との間でやり取りされるデータを一時的に記憶する。また、CM11Aは、各CTL5用の後述するアクセステーブルを記憶することもできる。CM11Aの構成については、後に詳述する。
ディスク制御部13Aは、後述のMP(マイクロプロセッサ)50からの制御の下、ファイバチャネルループ22A又は22Cを介して、記憶装置24A又は24Bにアクセスする。
転送制御部7Aは、ホスト装置1Aから受信した書き込み対象のデータ(以下、ライトデータ)の転送の制御や、記憶装置24から読み出されたデータ(以下、リードデータ)の転送の制御などを行うものである。転送制御部7Aは、例えば、CTL検出信号線(図示せず)と、キャッシュ間パス52Aとを介して、CTL5Aがファイバチャネルループ22A及び22Cを介してアクセスすることのできない記憶装置24C、24Dに接続されている別のCTL5Bの転送制御部7Bに接続されている。また、転送制御部7Aは、別のキャッシュ間パス52Bを介して、上記と同様にアクセスすることのできない記憶装置24C、24Dに接続されているまた別のCTL5Dの転送制御部7Dに接続されている。この構成の下、転送制御部7Aは、CTL検出信号線を介して、CTL5Bが装着されたこと或いは取り外されたことを検出したり、CTL5Bの状態(例えば、障害が発生したか否か)を監視したりすることができる(これは、転送制御部7Bについても同様である)。また、転送制御部7Aは、キャッシュ間パス52A又は52Bを介して、所定の指示(例えば、キャッシュ領域の確保の指示、データの書き込み指示、データの読み出し指示)を、転送制御部7B又は7Dに送信することができる。また、転送制御部7Aは、CM11Aに書かれたデータを、キャッシュ間パス52A又は52Bを介して、転送制御部7B又は7Dに転送することにより、そのデータがCM11B又は11Dに書き込まれるようにすることができる。また、転送制御部7Aは、転送制御部7B又は7Dから受信したデータをCM11Aに書き込み、CM11に書き込んだデータを、ファイバチャネルループ22A又は22Cを介して記憶装置24A又は24Bに書き込むことを、ディスク制御部13Aに依頼することができる。
転送制御部7Aは、例えば、転送LSI(Large-Scale Integration)51と、MP(Micro Processor)50とを備える。転送LSI51は、ライトデータ及びリードデータ等のデータを転送するLSIである。転送LSI51は、転送制御部7Bにおける転送LSI(図示せず)とキャッシュ間パス52Aを介して接続され、且つ、転送制御部7Dにおける転送LSI(図示せず)とキャッシュ間パス52Bを介して接続される。MP50は、CTL5Aの動作を制御することができる。例えば、MP50は、転送LSI51を制御して、キャッシュ間パス52を介して、所定の指示を送信又は受信したり、CM11Aに書かれたデータをキャッシュ間パス52A又は52Bを介して転送制御部7B又は7Dに送信したりする。なお、キャッシュ間パス52A又は52Bを介したデータの転送は、DMA(Direct Memory Access)により行われても良い。
各ファイバチャネルループ22において、各ディスク制御部13Aと、各記憶装置24との間には、PBC12が存在する。記憶装置24A、24Bに接続されたファイバチャネルループ22におけるPBC12は、別の記憶装置24C、24Dに接続された別のファイバチャネルループ22におけるPBC22に、PBC間割り込みパス54を介して接続されている。また、各記憶装置24に接続されたファイバチャネルループ22におけるPBC12は、それと同一の記憶装置24に接続された別のファイバチャネルループ22におけるPBC22に、PBC間交替パス56を介して接続されている。
各PBC12は、そのPBCを備えるファイバチャネルループ22に接続されたCTL5の転送制御部7に、PBC制御ラインを介して接続されている。例えば、ファイバチャネルループ22A上に存在するPBC12A1は、PBC制御ライン23を介して、転送制御部7A(例えばそのうちの転送LSI51)に接続されている。転送制御部7Aは、PBC制御ライン23を介してPBC12A1に制御信号を送信することにより、ファイバチャネルループ22Aを流れるデータをCTL5A側又は記憶装置24A側に通過させることと、ファイバチャネルループ22Aを流れるデータをPBC間割込みパス54A及びPBC12B2を介して別のファイバチャネルループ22Eに流すことと、ファイバチャネルループ22Aを流れるデータをPBC間交替パス56A及びPBC12C1を介して別のファイバチャネルループ22Bに流すこととを制御することができる。
図2は、各CTLに備えられる各CMの構成例を示す。
CM11A、11B、11C及び11Dの構成は特徴的には同じなので、CM11Aを代表的に例に採り説明する。CM11Aは、CTL5A用アクセステーブル記憶領域11A1と、CTL5C用アクセステーブル記憶領域11A2と、CTL5B用アクセステーブル記憶領域11A3と、CTL5D用アクセステーブル記憶領域11A4と、制御情報記憶領域11A5と、自分専用記憶領域11A6と、ペア用記憶領域11A7と、全CTL用記憶領域11A8とを備える。
記憶領域11A1、11A2、11A3及び11A4に記憶されるアクセステーブルは、特徴的には同じなので、11A1を代表的に例に採り説明する。CTL5A用アクセステーブル記憶領域11A1は、CTL5Aがアクセス可能な記憶装置24がどれであるかに関する情報が書かれたアクセステーブルが記憶される領域である。アクセステーブルには、例えば、図2に例示するように、CTL5Aがアクセス可能な記憶装置の番号(記憶装置#)と、その記憶装置を備える筐体21の番号(ENC#)との組み合わせが一又は複数個記録される。転送制御部7Aは、ファイバチャネルの規則に基づいて、筐体番号及び記憶装置番号のセットを自動で登録することができる。
制御情報記憶領域11A5は、転送制御部7Aに参照される制御情報が記憶される領域である。制御情報には、例えば、LDEV番号と筐体番号−記憶装置番号との変換テーブルが含まれても良い。ここで、LDEVとは、一又は複数の記憶装置24上に設けられる論理的な記憶デバイスのことである。LDEV番号とは、そのLDEVを特定するための番号である。ホスト装置1は、例えば、データの書き込み先又は読み出し元となるLDEVのLDEV番号を含んだI/O要求を送信することができる。この場合、転送制御部7Aは、I/O要求に含まれているLDEV番号を用いて上記変換テーブルを参照することにより、LDEV番号に対応した筐体番号及び記憶装置番号を特定することができる。更に、転送制御部7Aは、特定された筐体番号及び記憶装置番号を用いて、記憶領域11A1乃至A4にそれぞれ記憶されたアクセステーブルを参照することにより、その筐体番号及び記憶装置番号から特定される記憶装置24にアクセス可能なCTL5がどれであるかも特定することができる。
自分専用記憶領域11A6は、CTL5Aのみが使用するデータが記憶される領域である。例えば、転送制御部7Aは、ホスト装置1AからのI/O要求に従うアクセス先が記憶装置24A又は24Bであると判断した場合には、自分専用記憶領域11A6にキャッシュ領域を確保し、そのキャッシュ領域にライトデータ又はリードデータを格納する。換言すれば、転送制御部7Aは、自分専用記憶領域11A6に格納したデータを、キャッシュ間パス52A、52Bを介して他のCTL5B、5Dに転送しない。
ペア用記憶領域11A7は、CTL5A及びそれとペアを形成するCTLとの間で共有されるデータが記憶される領域である。例えば、転送制御部7Aは、ホスト装置1AからのI/O要求に従うアクセス先が記憶装置24C又は24Dであると判断した場合には、ペア用記憶領域11A7にキャッシュ領域を確保し、且つ、キャッシュ間パス52を介してCTL5B又は5Dにキャッシュ領域の確保を指示する。そして、転送制御部7Aは、ペア用記憶領域11A7のキャッシュ領域にライトデータを書き込み、且つ、そのライトデータを、キャッシュ間パス52A又は52Bを介してCTL5B又は5Dに送信する。これにより、そのライトデータが、CM11AとCM11B又は11Dとの両方に書かれる。なお、逆に、転送制御部7Aが、キャッシュ領域の確保の指示をCTL5B又は5Dから受けた場合には、ペア用記憶領域11A7にキャッシュ領域を確保し、CTL5B又は5Dから受信したデータを、その確保したキャッシュ領域に格納することができる。
全CTL用記憶領域11A8は、全てのCTL5A乃至5Dに共有されるデータが記憶される領域である。この記憶領域11A8に記憶されたデータは、例えば、キャッシュ間パス52A及び52Bを介してCM11Bの全CTL用記憶領域11B8及びCM11Dの全CTL用記憶領域11D8に書かれる。また、記憶領域11D8に書かれたデータは、転送制御部7Dによって、キャッシュ間パス52Dを介してCTL5Cに転送され、CM11Cの全CTL用エリア11C8に書かれる。
この実施形態では、各CTL5用のアクセステーブルを、以下の流れにより、全てのCM11A乃至11Dに書き込むことができる。CTL5A用のアクセステーブルを代表的に例に採って説明すれば、CTL5A用のアクセステーブルが記憶領域11A1に書かれた場合、そのアクセステーブルが、キャッシュ間パス52Aを介してCM11Bの記憶領域11B1に書かれ、次に、キャッシュ間パス52Cを介してCM11Cの記憶領域11C1に書かれ、最後に、キャッシュ間パス52Dを介してCM11Dの記憶領域11D1に書かれる。この一連の流れは、CTL5A用のアクセステーブルに限らず、図2に点線矢印で示すように、他のCTL用のアクセステーブルについても適用することができる。また、この一連の流れは、どの領域にデータが書かれた場合にはどのキャッシュ間パス52を介してどのCM11のどの領域に書かれるかを予め設定しておくことで、実現することができる。この設定は、ハードウェアの構成により行うことが可能であり、ゆえに、各CTL用のアクセステーブルが全てのCM11A乃至11Dに格納される処理は、完全なハードウェア処理により行うことができる。なお、上記の設定は、各転送制御部7のMP50に読み込まれるマイクロプログラムが有していても良く、その場合には、各MP50のマイクロプログラムにより上記の処理が実現されてもよい。
以上が、記憶制御システム100の構成についての説明である。この記憶制御システム100では、例えば、以下に説明するような処理が行われる。
図3は、CTL5Aが、ライト命令であるI/O要求を受信した場合に行われる処理流れの一例を示す。
CTL5Aがホスト装置1AからI/O要求を受信した場合、プロトコルチップ3Aが、転送制御部7Aにキャッシュ領域の確保を命じ、転送制御部7Aは、未処理のI/O要求の数(以下、未処理I/O要求数)を更新する(ステップS1)。未処理I/O要求数は、CM11Aに記憶させることができる。具体的には、例えば、CM11Aの自分専用記憶領域11A6又は全CTL用記憶領域11A8に記憶させることができる。全CTL用記憶領域11A8に未処理I/O要求数が記憶された場合には、その未処理I/O要求数は、他の全てのCM11B乃至11Dに書き込まれる。他のCTL5B乃至5Dは、CTL5Aに未処理I/O要求数を問い合わせることにより、或いは、自分のCM11の全CTL用記憶領域に書かれたCTL5Aの未処理I/O要求数を参照することにより、CTL5Aで未処理のI/O要求が幾つであるかを特定することができる。
転送制御部7Aは、ライト命令に含まれている情報(例えばLDEV番号)や各CTL用のアクセステーブルを参照することにより、ライトデータの書き込み先となる記憶装置を特定し、その特定された記憶装置にはどのCTLがアクセス可能であるかを判別する(S2)。
S2の判断の結果、CTL5Aがアクセス可能であることが判別された場合には(S2でYES)、転送制御部7Aは、CM11A(例えば自分専用記憶領域11A6)にキャッシュ領域を確保し(S3)、キャッシュ領域の確保の完了を、プロトコルチップ3Aに通知する。
プロトコルチップ3Aは、キャッシュ領域の確保の完了通知を受けたならば(S7でYES)、ホスト装置1Aにライトデータを要求する(S8)。それに応答して、ホスト装置1Aからライトデータが送られてきた場合(S9でYES)、転送制御部7Aが、そのライトデータを、S3で確保したキャッシュ領域に格納する。
その後、ライトデータの格納処理が行われる(S10でYES及びS11)。例えば、転送制御部7Aは、ディスク制御部13Aに、S2で特定された記憶装置(ライトデータの書き込み先となる記憶装置)にデータを書き込むことを命令する。ディスク制御部13Aは、その命令に応答して、S3で確保されたキャッシュ領域からライトデータを読み出し、そのライトデータを、ファイバチャネルループ22A又は22Cを介して、S2で特定された記憶装置24A又は24Bに書き込み、それが終了した後、格納の完了を転送制御部7Aに通知する。
転送制御部7Aは、その通知に応答して、S3で確保されたキャッシュ領域を開放する(S16)。
S2の判断の結果、CTL5B及び5Dがアクセス可能であることが判別された場合には(S2でNO)、転送制御部7Aは、転送先選択処理を実行する(S4)。このS4では、例えば、転送制御部7Aは、CTL5B及び5Dに関する状態(例えば、ファイバチャネルループ22E乃至22Fのトラフィック状態)を把握し、把握された状態に基づいて、CTL5Bと5Dのどちらを転送先とするかを選択する。より具体的な例としては、例えば、転送制御部7Aは、CTL5B及び5Dに未処理I/O数を問い合わせる等の方法により、CTL5BのCM11Bに書かれているCTL5Bの未処理I/O数と、CTL5DのCM11Dに書かれているCTL5Dの未処理I/O数とを特定し、特定された二つの未処理I/O数を比較し、未処理I/O数が少ない方のCTLを転送先として選択する。ここでは、CTL5Bが転送先として選択されたとする。
転送制御部7Aは、CM11A(例えばペア用記憶領域11A7)にキャッシュ領域を確保し、且つ、キャッシュ間パス52Aを介して、転送制御部7Bにキャッシュ領域の確保を命令する(S5)。転送制御部7Bは、その命令に応答して、CM11B(例えばペア用記憶領域11B7)にキャッシュ領域を確保し、且つ、キャッシュ間パス52Aを介して、キャッシュ領域の確保の完了を転送制御部7Aに通知する(S6)。
S6の後、S7乃至S9の処理が行われる。その後、S2でNOの場合には(S10でNO)、転送制御部7Aは、S3で確保されたキャッシュ領域からライトデータを読み出し、読み出したライトデータをCTL5Bに転送する(S12)。これにより、そのライトデータは、S6で確保された、CM11B上のキャッシュ領域に格納される。なお、このS12では、転送制御部7Aが、S2で特定された記憶装置がどれであるか(例えば、筐体番号及び記憶装置番号のセット)を転送制御部7Bに通知しても良い。
その後、ライトデータの格納処理が行われる(S13)。例えば、転送制御部7Bは、ディスク制御部13Bに、S2で特定された記憶装置(ライトデータの書き込み先となる記憶装置)にデータのライトを命令する。ディスク制御部13Aは、その命令に応答して、S6で確保されたキャッシュ領域からライトデータを読み出し、そのライトデータを、ファイバチャネルループ22B又は22Dを介して、S2で特定された記憶装置24C又は24Dに書き込み、それが終了した後、格納の完了を転送制御部7Bに通知する。転送制御部7Bは、その通知に応答して、CM11B上で確保されているキャッシュ領域を開放し、且つ、格納の完了を、キャッシュ間パス52Aを介して転送制御部7Aに通知する。
転送制御部7Aは、転送制御部7Bから格納の完了通知を受けた場合には(S15でYES)、上述したS16を実行する。
図4は、CTL5Aが、リード命令であるI/O要求を受信した場合に行われる処理流れの一例を示す。
CTL5Aがホスト装置1AからI/O要求を受信した場合、プロトコルチップ3Aが、転送制御部7Aにキャッシュ領域の確保を命じ、転送制御部7Aは、CM11A上の未処理I/O要求数を更新する(S21)。
転送制御部7Aは、リード命令に含まれている情報(例えばLDEV番号)や各CTL用のアクセステーブルを参照することにより、データの読み込み元となる記憶装置を特定し、その特定された記憶装置にはどのCTLがアクセス可能であるかを判別する(S22)。
S22の判断の結果、CTL5Aがアクセス可能であることが判別された場合には(S22でYES)、転送制御部7Aは、CM11A(例えば自分専用記憶領域11A6)にキャッシュ領域を確保する(S23)。
その後、データの読み出し処理が行われる(S31)。例えば、転送制御部7Aは、ディスク制御部13Aに、S22で特定された記憶装置からデータを読み出すことを命令する。ディスク制御部13Aは、その命令に応答して、その特定された記憶装置からデータを読み出し、読み出したリードデータを、S23で確保されたキャッシュ領域に格納する。
転送制御部7Aは、そのキャッシュ領域内のリードデータをホスト装置1Aに送信することをプロトコルチップ3Aに命じる。プロトコルチップ3Aは、キャッシュ領域からリードデータを取得し、そのリードデータをホスト装置1Aに送信し(S32)、送信完了を転送制御部7Aに通知する。
転送制御部7Aは、プロトコルチップ3Aからの送信完了に応答して、CM11A上で確保されたキャッシュ領域を開放する(S33)。
S22の判断の結果、CTL5B及び5Dがアクセス可能であることが判別された場合には(S22でNO)、転送制御部7Aは、S4と同様の方法で、転送先選択処理を実行する(S24)。ここでは、CTL5Bが転送先として選択されたとする。
転送制御部7Aは、CM11A(例えばペア用記憶領域11A7)にキャッシュ領域を確保し、且つ、キャッシュ間パス52Aを介して、転送制御部7Bにキャッシュ領域の確保を命令する(S25)。
転送制御部7Bは、その命令に応答して、CM11B(例えばペア用記憶領域11B7)にキャッシュ領域を確保し、且つ、キャッシュ間パス52Aを介して、キャッシュ領域の確保の完了を転送制御部7Aに通知する(S26)。
S26に応答して、転送制御部7Aは、データのリード命令をキャッシュ間パス52Aを介して転送制御部7Bに送信する(S27)。なお、このS27では、転送制御部7Aが、S22で特定された記憶装置がどれであるか(例えば、筐体番号及び記憶装置番号のセット)を転送制御部7Bに通知しても良い。
そのリード命令に応答して、データの読み出し処理が行われる(S28)。例えば、転送制御部7Bは、ディスク制御部13Bに、S22で特定された記憶装置からデータを読み出すことを命令する。ディスク制御部13Bは、その命令に応答して、その特定された記憶装置からデータを読み出し、読み出したリードデータを、S26で確保されたキャッシュ領域に格納する。
転送制御部7Bは、キャッシュ領域に格納されたリードデータをキャッシュ間パス52Aを介して転送制御部7Aに転送する(S29)。これにより、リードデータが、CM11A上で確保されているキャッシュ領域に書かれる。S29の後、転送制御部7Bは、S26で確保したキャッシュ領域を開放する(S30)。
S29の後、上述したS32及びS33の処理が行われる。
以上、上述した実施形態によれば、一つのファイバチャネルループ22を複数のCTL5で共有することなく、四台のCTL5A乃至5Dの各々が、自分に接続されたファイバチャネルループ22を介して記憶装置にアクセスすることができる。
また、上述した実施形態によれば、記憶装置グループ21の増設或いは取り外しの作業が行われた場合、その作業による悪影響を抑えることができる。具体的には、例えば、図5Aに例示するように、二台のCTL5に対して一つの記憶装置グループ筐体21が接続されている場合に、その記憶装置グループ筐体21に対して別の記憶装置グループ筐体21が連結されたならば、パス0及びパス1がダウンする。しかし、本実施形態に係る記憶制御システム100によれば、図5Bに例示するように、記憶装置グループ筐体21Aに別の筐体21Aが連結されても、記憶装置グループ筐体21B内に存在する記憶装置のパス0及びパス1はダウンしない。このため、CTL5B及び5Dは、記憶装置グループ筐体21Aの増設或いは取り外しに影響なく、記憶装置グループ筐体21B内の記憶装置にアクセスすることができる。
ところで、この実施形態は、以下のような変形例が考えられる。
図6に示すように、CTL5は、所定のタイミングで、キャッシュ間パス52、PBC間割り込みパス54及びPBC間交替パス56のうちのどれを使用して記憶装置にアクセスするかのアクセス方法の判断処理を実行する(S50)。所定のタイミングとしては、例えば、上述したS2又はS22の処理のとき、或いは、自分に接続されているファイバチャネルループ22を介して記憶装置にアクセスするときを、採用することができる。以下、CTL5Aを代表的に例に採り説明する。
CTL5Aは、CTL5Bのファイバチャネルループ22E又は22Gを使用することを判断した場合、キャッシュ間パス52Aの使用率(換言すれば混雑具合)が所定値(例えばCM11Aの制御情報記憶領域11A5に記憶されている)よりも低いことを検出したならば、或いは、少なくとも一つの記憶装置24A又は24Bが接続されていることを検出したならば、キャッシュ間パス52Aを介してCTL5Bにデータを転送することを決定する(S51A)。
また、CTL5Aは、記憶装置24Cにアクセスすることが特定された場合に、以下の(1)乃至(3)の少なくとも一つ、
(1)キャッシュ間パス52Aの使用率(換言すれば混雑具合)が所定値よりも高い、或いは、キャッシュ間パス52Aに障害が発生した、
(2)CTL5Aに記憶装置24A及び24Bのいずれも接続されていない、
(3)ファイバチャネルループ22Eの使用率が所定値よりも低い、
を検出したならば、PBC12A1を制御し、PBC間割り込みパス54Aを介して、記憶装置24Cにアクセスすることを決定する(S51B)。この場合、キャッシュ間パス52Aを介してCTL5Bに命令を出す必要が無いので、転送制御部7AのMP50の負荷を抑えることが可能である。
また、CTL5Aは、記憶装置24Aにアクセスすることが特定された場合に、以下の(A)乃至(D)の少なくとも一つ、
(A)ファイバチャネルループ22Aの使用率が所定値よりも高い、
(B)ファイバチャネルループ22Bの使用率が所定値よりも低い、
(C)ファイバチャネルループ22Aの使用率よりもファイバチャネルループ22Bの使用率の方が低い、
(D)ファイバチャネルループ22Aに障害が発生しているが、ファイバチャネルループ22Bには障害が発生していない、
を検出したならば、PBC12A1を制御し、PBC間交替パス56Aを介して、記憶装置24Aにアクセスすることを決定する(S51C)。
以上の51A乃至51Cの処理は、他のCTLにも適用することができる。
以上、本発明の好適な実施形態及び実施例を説明したが、これらは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこれらの実施形態及び変形例にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。例えば、CTLの台数が四台の場合を例に採って説明したが、CTLの台数は四台以上(例えば、2N台以上(N≧3))の場合にも適用することができる。また、複数のCTL5や複数のファイバチャネルループの接続構成は、図1に例示した構成に限らない。すなわち、キャッシュ間パス52、PBC間割り込みパス54及びPBC間交替パス56を、より多く又はより少なく用いることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る記憶制御システムの構成を示す。 図2は、各CTLに備えられる各CMの構成例を示す。 図3は、CTL5Aが、ライト命令であるI/O要求を受信した場合に行われる処理流れの一例を示す。 図4は、CTL5Aが、リード命令であるI/O要求を受信した場合に行われる処理流れの一例を示す。 図5Aは、CTLが二台の場合に、記憶装置グループ筐体を増設する場合に生じ得る影響の説明図である。図5Bは、本実施形態に係る記憶制御システムに、記憶装置グループ筐体を増設する場合に生じ得る影響の説明図である。 図6は、本発明の一実施形態の変形例の説明図である。
符号の説明
1A,1B,1C,1D…ホスト装置 5A,5B,5C,5D…コントローラ 7A,7B,7C,7D…転送制御部 11A,11B,11C,11D…キャッシュメモリ(CM) 12A1,12A2,12B1,12B2,12C1,12C2,12D1,12D2…PBC(ポート・バイパス・サーキット) 13A,13B,13C,13D…ディスク制御部 21A,21B…記憶装置グループ筐体 22A,22B,22C,22D,22E,22F,22G,22H…ファイバチャネルループ 24A,24B,24C,24D…記憶装置 50…マイクロプロセッサ(MP) 51…転送LSI 52A,52B,52C,52D…キャッシュ間パス 54A,54B,54C,54D…PBC間割込みパス 56A,56B…PBC間交替パス

Claims (1)

  1. 一以上の第一記憶装置に第一ファイバチャネルループを介して接続され第一のキャッシュメモリを有する第一コントローラと、
    一以上の第二記憶装置に第二ファイバチャネルループを介して接続され第二のキャッシュメモリを有する第二コントローラと、
    前記一以上の第一記憶装置に第三ファイバチャネルループを介して接続され第三のキャッシュメモリを有する第三コントローラと、
    前記一以上の第二記憶装置に第四ファイバチャネルループを介して接続され第四のキャッシュメモリを有する第四コントローラと
    を備え、
    前記第一コントローラが、第一のキャッシュ間転送パスを介して前記第二コントローラに接続されており、前記第二コントローラが、第二のキャッシュ間転送パスを介して前記第三コントローラに接続されており、前記第三コントローラが、第三のキャッシュ間転送パスを介して前記第四コントローラに接続されており、前記第四コントローラが、第四のキャッシュ間転送パスを介して前記第一コントローラに接続されており、
    前記第一コントローラが、ライト命令を送信するホスト装置に接続されており
    キャッシュメモリがどの記憶装置にアクセス可能かに関する情報であるアクセス制御情報を記憶しており、
    前記第一ファイバチャネルループにおいて、前記第一コントローラと前記一以上の第一記憶装置との間に、第一のPBC(ポートバイパスサーキット)が備えられ、
    前記第二ファイバチャネルループにおいて、前記第二コントローラと前記一以上の第二記憶装置との間に、第二のPBCが備えられ、
    前記第三ファイバチャネルループにおいて、前記第三コントローラと前記一以上の第一記憶装置との間に、第三のPBCが備えられ、
    前記第四ファイバチャネルループにおいて、前記第四コントローラと前記一以上の第二記憶装置との間に、第四のPBCが備えられ、
    前記第一のPBCと前記第二のPBCとが、第一のPBC割込みラインを介して接続されており、
    前記第三のPBCと前記第四のPBCとが、第二のPBC割込みラインを介して接続されており、
    前記第一のPBCと前記第三のPBCとが、第一のPBC間交替パスを介して接続されており、
    前記第二のPBCと前記第四のPBCとが、第二のPBC間交替パスを介して接続されており、
    前記第一コントローラが、下記を行う、
    (A)前記ホスト装置から前記アクセス命令を受信し、
    (B)前記第一のキャッシュメモリが記憶している前記アクセス制御情報を参照し、
    (C)前記(B)により、前記アクセス命令に従うアクセス先が前記第二記憶装置であることを特定した場合には、前記第二記憶装置にアクセス可能なコントローラが前記第二コントローラ及び前記第四コントローラであることを判別し、
    (D)前記(C)で判別された第二コントローラと第四コントローラのうち、負荷の小さい方を選択し、
    (E)前記()で選択されたコントローラが第二コントローラの場合、
    (e1)前記第一のキャッシュ間パスの使用率が所定値よりも低ければ、前記第一のキャッシュ間パスを介して、前記第二記憶装置にアクセスすることの依頼であるアクセス依頼を出力し、(e2)前記第二ファイバチャネルループの使用率が所定値よりも低ければ、前記第一のPBCを制御し前記第一のPBC及び前記第一のPBC割込みラインを介して、前記第二記憶装置にアクセスし、
    (F)前記(B)により、前記アクセス命令に従うアクセス先が前記第一記憶装置であることを特定し、以下の(f1)乃至(f4)の少なくとも1つ、
    (f1)前記第一ファイバチャネルループの使用率が所定値よりも高い、
    (f2)前記第二ファイバチャネルループの使用率が所定値よりも低い、
    (f3)前記第一ファイバチャネルループの使用率よりも前記第二ファイバチャネルループの使用率の方が低い、
    (f4)前記第一ファイバチャネルループに障害が発生しているが、前記第二ファイバチャネルループには障害が発生していない、
    を検出したならば、前記第一のPBCを制御し前記第一のPBC及び前記第一のPBC間交替パスを介して、前記第一記憶装置にアクセスし、
    前記アクセス依頼を受信した前記第二コントローラ又は前記第四コントローラは、前記第一コントローラからのアクセス依頼に応答して、前記アクセス依頼に従って、前記第二のファイバチャネルループ又は前記第四のファイバチャネルループを介して前記第二記憶装置へアクセスする、
    記憶制御システム。
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