JP4969688B2 - 回転機械 - Google Patents

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Description

本発明は、回転機械、例えば蒸気タービンやガスタービンなどに用いられる回転機械に関する。
一般に、蒸気タービンやガスタービンに用いられる車室構造は、ロータ軸を内包する車室が上部車室と下部車室の2分割に形成され、これらが水平面においてボルトで結合される水平2分割構成となっている(例えば、特許文献1参照。)。
あるいは、いわゆる「つぼ型タービン」と言われるタービンにおいては、車室が一体構造であり、車室の一方の端部開口部からロータ軸部を挿入し、前記端部開口部は前記車室の内周側に設けられたねじ部と係合するねじリングを締め付けることにより密閉される構成となっている(例えば特許文献2参照)。
上述の車室構造は、高温高圧の作動流体に対し、装置全体の剛性の確保や、作動流体の漏洩防止を目的としている。
実開昭60−195908号公報 特開昭59−213907号公報
しかしながら、上述のように水平面で2分割される車室構造の場合には、上部車室および下部車室の水平面全周に接合用のフランジが設けられ、これが車室の水平面の全周から突出するため、車室自体が大型化するという問題があった。
また、車室が大型化すると、タービン全体の質量の増加や、素材や製造コストが上昇したりするという問題があった。
さらに、上部車室と下部車室の接合面から作動流体が漏れ出すとタービン性能に影響を与える恐れがあるが、上述のような水平面で2分割される構造の場合は、接合面が車室の水平面の全周にわたるため、作動流体が漏れ出す範囲が広くなるという問題があった。また、上述のような構造の場合は、車室の接合面にロータ軸の貫通部が位置することになるため、より作動流体が漏れ出しやすいという問題があった。
一方、つぼ型の車室構造とした場合、車室全体に接合用のフランジが設けられる場合と比較すれば、作動流体が漏洩する範囲を少なくすることができると考えられる。しかしながら、上述のねじ構造により車室を密閉する構造は、比較的小型のタービンにしか採用することができず、大型のタービンにおいては、これをフランジ構造とする必要がある。この場合、軸方向にフランジ部や接合用のボルトが突出し、やはり車室の全長が増加し、全体が大型化するという問題があった。
例えば、取り扱いに注意を要する、ある物質を含む流体を作動流体とするタービンの場合、大気に作動流体を漏洩させることが許されない。このため、車室を更に覆う圧力容器(外車室)を設け、この圧力容器と車室の間に、作動流体よりも高圧で、ある物質に汚染されていないクリーンな流体を充填して、車室内部の流体が外部に漏洩することを防止する構成とする(図5参照)。
図5は、前述のタービン本体の車室101が圧力容器(外車室)200の内部に収容されている構成を示している。車室101の内部にはタービンの構成部品が収容されている(図示せず)。また、ロータ軸4は車室101と圧力容器200を貫通している。ここで、車室101と圧力容器200との間の空間201にはタービンの作動流体よりも高圧で、ある物質に汚染されていないクリーンな流体を充填し、車室101の内部の流体が外部に漏洩することを防止している。しかしながら、前述の構成の場合、車室101の大型化は圧力容器200の更なる大型化を伴うことになる。
また、前述のようなタービンは、内部が、ある物質に汚染されている場合、安全上、一般的なガスタービンや蒸気タービンなどのように、据付状態からそのまま現場で開放点検を行うようなことができない。このため、タービン建屋から専用の保守エリアまでタービン車室ごと移動させて開放点検を行う必要がある。このような場合、車室の大型化は建屋の剛性確保のみならず、車室を吊り上げるためのクレーン容量にも大きく影響が及んでしまうという問題があった。
さらに、上述のつぼ型の車室構造とした場合、タービン静翼を保持する翼環部は主として端部開口部側にて支持されることになるが、この状態では翼環部は片持ち支持となる。特に大型のタービンにおいては、片持ち支持では翼環部のオーバーハングが長くなるため、芯保持が十分になされないだけでなく、回転部と静止部との軸方向熱伸び差の影響も大きくなるという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、回転機械の小型化を図るとともに、回転機械の信頼性と性能の向上を図ることができる回転機械を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明のタービンの車室構造の一態様は、動翼が植設されるロータ軸を内部に包囲するほぼ円筒状の車室を、前記ロータ軸の軸方向に対してほぼ中央部で2分割した第1の車室および第2の車室を有し、それぞれ一方の端部が閉塞された略円筒状の部材よりなる前記第1の車室および前記第2の車室における開口端の外周部に、それぞれ第1の接合フランジおよび第2の接合フランジを有し、前記車室に包囲されるとともに静翼を保持し、かつ、前記ロータ軸を包囲する略円筒状の翼環における前記軸方向長さのほぼ中央部に位置し、前記翼環を保持する第3の接合フランジを有し、前記第1の車室および前記第2の車室における前記開口端を互いに向き合わせて、前記第1の接合フランジおよび前記第2の接合フランジの間に前記第3の接合フランジを挟み込むことにより、前記第1の車室、前記第2の車室および前記翼環を組み立てる車室構造である。
上記態様によれば、車室を軸方向に2分割、例えば車室をロータ軸に対して交差する分割面により2分割して形成することにより、水平面で2分割、例えばロータ軸に沿って延びる分割面により2分割とした構成と比較して、車室の小型化を図ることができる。
つまり、水平面で2分割した場合には、2分割した車室の締結に用いる接合フランジが車室の全周から外側に突出することになる。一般的な蒸気タービンやガスタービンでは、水平面で2分割した際の車室の断面である水平断面より、ロータ軸方向に対して垂直な面で2分割した際の車室の断面の方が、断面積が小さくなる。そのため、軸方向に2分割して形成された車室(第1の車室および第2の車室)では、車室を水平面で2分割とした構成と比較して、接合フランジが突出する範囲を小さくできる。これにより、車室の小型化を図ることができる。
上記態様によれば、翼環から軸方向に対して交差する方向、より好ましくは略垂直な方向に延びる第3の接合フランジを、軸方向に2分割した第1の車室における第1の接合フランジと、第2の車室における第2の接合フランジと、で挟み込むことによって、第1の車室、第2の車室および翼環を組み立てることにより、翼環のオーバーハングを少なくすることができる。
つまり、翼環における軸方向のほぼ中央部分に位置する第3の接合フランジを介して、翼環を車室に対して保持することにより、例えば、特許文献2に記載されたつぼ型構造と比較して、翼環のオーバーハングを少なくすることができる。これにより、ロータ軸に対する翼環の芯保持の精度が向上される。また、翼環を軸方向のほぼ中央部分で支持していることから、翼環における軸方向への熱伸びを均等に配分させることが可能となる。
上記態様によれば、車室を軸方向に2分割に形成することにより、水平面を2分割とした構成と比較して、前記車室外への作動流体の漏れや、前記車室内への他の流体の流入などが低減される。つまり、前記ロータ軸の貫通部に前記フランジの接合面がないことから前記車室外への作動流体の漏れや、前記車室内への他の流体の流入などが低減される。
上記態様において、軸方向に2分割した前記第1と第2の車室の前記第1と第2の接合フランジによって挟み込まれる前記第3の接合フランジの外周面を前記第1と第2の接合フランジの間に内包させた構成とすることもできる。言い換えると、前記第1の接合フランジおよび前記第2の接合フランジは、前記ロータ軸を中心とする径方向外側で直接接合され、径方向内側で前記第3の接合フランジを間に挟み込み接合される構成とすることもできる。
これにより、車室における外周面のフランジ接合面が一箇所となり接合面の範囲を小さくできるため、車室外への作動流体の漏れや、車室内への他の流体の流入などがより低減される。
上記態様においては、前記車室の外側に、前記車室を内部に収容する圧力容器を設け、前記車室と前記圧力容器との間の空間に、前記動翼および前記静翼の間を流れる作動流体よりも高圧の流体を充填することが望ましい。
上記態様によれば、車室と圧力容器との間の空間に、作動流体よりも高圧の流体を充填することにより、上述の空間への作動流体の流出が防止されるため、車室の外部への作動流体の流出が防止される。
本発明の回転機械によれば、車室を軸方向2分割に形成することにより、車室およびこれを内部に包囲する圧力容器(外部車室)の小型化を図ることができるとともに、車室外への作動流体の漏れや、前記車室内への他の流体の流入などが低減され、回転機械の信頼性と性能の向上を図るという効果を奏する。
さらに、ロータ軸に対する翼環の芯保持の精度が向上し、回転機械の信頼性の向上を図ることができるという効果を奏する。
本発明の第1の実施例に係るガスタービンの全体構成を説明する模式図である。 図2Aは、車室構造を軸方向2分割とした構成の模式的な平面図である。図2Bは、車室構造を軸方向2分割とした構成の模式的な軸方向側面図である。 図3Aは、車室構造を水平2分割とした構成の模式的な平面図である。図3Bは、車室構造を水平2分割とした構成の模式的な軸方向側面図である。 本発明の第2の実施例に係るガスタービンの全体構成を説明する模式図である。 圧力容器内にガスタービン車室が収容される構成を説明する模式図である。
〔第1の実施形態〕
この発明の実施形態に係るガスタービンの車室構造およびそれを備えたガスタービンについて、図1から図5を参照して説明する。
図1は、本発明に係る第1の実施例のガスタービンの全体構成を説明する模式図である。
ガスタービン(回転機械)100には、図1に示すように、ガスタービン100の外形を構成する車室101と、タービン静翼10をその内周側に保持する翼環3と、タービン動翼11が植設されるロータ軸4と、作動流体を前記タービン静翼10の第1段に供給する入口スクロール部5と、前記タービン部動翼11の最終段から排出された作動流体が流入する排気スクロール部6と、が設けられている。
ガスタービン100では、作動流体をタービン静翼10で加速し、これをタービン動翼11に吹き付けることにより作動流体の熱エネルギーを機械的な回転エネルギーに変換し、ロータ軸4を回転させ、動力を取り出すものである。なお、タービン静翼10とタービン動翼11は複数段設けられていることが一般的である。
車室101は、図1に示すように、ガスタービン100の外形を構成し、その内部に翼環3や、ロータ軸4や、入口スクロール部5や、排気スクロール部6などが収納されるものである。車室101はロータ軸4の方向のほぼ中央部で2分割され、それぞれ高圧側の車室1(第1の車室)、および、低圧側の車室2(第2の車室)とする。
車室1,2は、一方の端部が閉塞された略円筒状の部材、言い換えると、有底円筒状、いわゆる壺型に形成された部材である。車室1,2は、開口端の外周部にそれぞれフランジ1A,2Aを有している。車室1,2は互いに開口端を向き合わせて、フランジ1Aとフランジ2Aとの間に後述する翼環3のフランジ3Aを挟んで締結されるように構成されている。
車室1,2の閉塞端にはロータ軸4が挿通される貫通孔7が設けられ、車室1,2の円筒面には作動流体が流入または流出する配管が挿通される開口部8が設けられている。
翼環3は、図1に示すように、車室1,2とともにロータ軸4を包囲し、ガスタービン100を構成するとともに、タービン静翼10を支持するものである。
翼環3は、回転軸線Lと中心とする軸方向に延びる略円筒状の部材と、最外周部に配置されるフランジ3Aと、フランジ3Aにより略円筒状の翼環部材を保持する略円錐面状の連結部材3Bによって構成され、フランジ3Aがフランジ1A,2Aに挟まれて配置される部材である。なお、翼環3の内周側にタービン静翼10が保持される。なお、フランジ3Aは翼環3の軸方向長さのほぼ中央位置にある。
ロータ軸4はタービン動翼11が植設され、図1に示すように、タービン静翼10によって加速された作動流体を、タービン動翼11に吹き付けることによって回転軸線Lまわりに回転駆動されるものである。なお、タービン静翼10とタービン動翼11は交互に複数段設けられているのが一般的であり、これらの構成は、公知の構成を用いることができ、特に限定するものではない。
入口スクロール部5および排気スクロール部6は、図1に示すように、作動流体が内部を通過するものであって、それぞれ、作動流体をタービン静翼10の第1段に供給、タービン動翼11の最終段から排出された作動流体が流入するものである。
次に、上記の構成からなるガスタービン100における作用について説明する。
ガスタービン100の入口スクロール部5には、図1に示すように、高温ガス炉において高温に加熱された作動流体が流入する。入口スクロール部5に流入した作動流体は環状流路31に流入し、周方向にわたって略均一な流量で筒状流路32に流入する。筒状流路32に流入した作動流体は、タービン静翼10の第1段に向かって導かれる。
図1に示すように、流入した作動流体によりタービン動翼11が回転駆動され、動翼11により抽出された回転駆動力が回転軸4に伝達される。タービン動翼11により回転駆動力が抽出されて温度が低下した作動流体は、タービン動翼11の最終段から排出される。
タービン動翼11の最終段から排出された作動流体は、図1に示すように、排気スクロール部6の筒状流路32に流入し、環状流路31に向かって流れる。環状流路31に流入した作動流体は、排気スクロール部6つまりガスタービン100から排出され、各機器を通って再び高温ガス炉に導かれる。
上記の構成によれば、車室101を軸方向に2分割に形成することにより、水平面を2分割とした構成と比較して、前記車室101の小型化を図ることができる。つまり、2分割した車室1,2の締結に用いるフランジ1A,1Bが車室101の全周から外側に突出することになるが、水平断面より軸方向に垂直な断面の方が断面積が小さいことから、軸方向2分割に形成された前記車室では、水平面を2分割とした構成と比較して、フランジの突出する範囲を小さくできる。
これを図2A、図2B、図3Aおよび図3Bを用いて模式的に示す。
図2Aおよび図2Bは軸方向2分割構成のガスタービンの車室構造を示し、それぞれ平面図と軸方向からみた側面図である。ここで斜線部1Aおよび1Bは、軸方向に2分割した車室1および車室2に設けられた接続フランジであり、車室1および車室2から突出した形状となる。また、車室101全体の長さをL1とし、車室101の直径をD1とする。なお、一般的なガスタービンでは、D1よりもL1は大きくなっている。ここで、前記車室1および車室2の外側に円筒状の圧力容器を設ける場合、圧力容器の外形は二点鎖線200のようになり、長さをL2、直径をD2とする。
一方、図3Aおよび図3Bは水平面を2分割とした構成のガスタービンの車室構造を示し,それぞれ平面図と軸方向からみた側面図である。ここで斜線部111Aおよび111Bは、水平面で2分割された車室の内の上側の車室111(上部車室)および下側の車室112(下部車室)に設けられた接続フランジであり、車室111および車室112から回転軸線Lを中心とした径方向外側および軸方向外側に突出した形状となる。また、車室101全体の長さをL1とし、車室101の直径をD1とする。軸方向2分割構成(本実施形態の構成)の場合と、上述の水平面で車室を2分割した構成の場合と、におけるガスタービン自体の形状が同一とするとL1,D1は同一寸法となる。ここで、前記車室111および車室112の外側に円筒状の圧力容器を設ける場合には、圧力容器の外形は二点鎖線210のようになり、その長さをL3とし、直径をD3とする。
ここで、図から明らかなように、図2A,図2Bに示す軸方向2分割構成(本実施形態の構成)の方が、図3A,図3Bに示す水平2分割構成(従来の構成)よりも斜線部分の領域が小さい。つまり、フランジの突出範囲が小さいことがわかる。
また、車室101の外側に圧力容器を設ける場合も、軸方向2分割構成の直径D2と水平2分割構成の直径D3とは同等であるが、軸方向2分割構成の長さL2はフランジの突出幅の分だけ水平2分割構成の長さL3よりも短縮できることがわかる。
これにより、車室101の小型化を図ることができ、素材や製造のコストが低減できるだけでなく、ガスタービン100全体の質量も低減できるため、点検等によりガスタービン100を移動させることが容易となり、保守性が向上する。また、ガスタービン100の外側に圧力容器200を設ける場合も、小型化を図ることができるため、素材や製造のコストが低減できるだけでなく、ガスタービンの建屋の小型化も図ることができる。なお、前述したとおり、一般的なガスタービンでは、直径D1よりも長さL1は大きいため、軸方向2分割構成とすることにより車室101の小型化を図ることができる。
上記の構成によれば、翼環のフランジ3Aを、車室1,2の接合フランジ1A,2Aで挟み込むことによって、車室1,2と翼環3を組み立てることにより、翼環3のオーバーハングを少なくすることができる。つまり、翼環3の軸方向のほぼ中央部分を車室に対して保持することにより、つぼ型構造と比較して、翼環3のオーバーハングを少なくすることができる。これにより、ロータ軸4に対する翼環3の芯保持の精度が向上される。また、翼環3を軸方向のほぼ中央で支持していることから、翼環3の軸方向熱伸びを均等に配分させることが可能となり、ガスタービン100の信頼性が向上する。
上記の構成によれば、翼環3の連結部材3Bは、圧力容器における、鏡板の役割を担う。車室1と翼環3に囲まれる領域12は作動流体の入口側であり、車室2と翼環3に囲まれる領域13が作動流体の出口側であることから、領域13の圧力よりも領域12の圧力の方が高くなる。このため、図1に示すように、連結部材3の半径方向の内周側を高圧側の領域12から低圧側の領域13の方へ突出させることにより、連結部材3Bの耐圧性が向上する。
なお、本実施例では連結部材3Bは、略円錐面状としているが、鏡板としての役割を担うものであれば、曲面状としてもよい。また、領域12と領域13の圧力差により、連結部材3Bに要求される強度が相対的に小さいのであれば、連結部材3Bは平板状としてもよく、特に限定されるものではない。
上記の構成によれば、車室101を軸方向に2分割に形成することにより、水平面を2分割とした構成と比較して、外部への作動流体の漏れや、外部から車室内への他の流体の巻き込まれによる流入などを低減できる。つまり、ロータ軸の貫通部にフランジ接合面がないことから車室外への作動流体の漏れや、車室内への他の流体の流入などがより低減される。
上記の構成によれば、車室101を軸方向に2分割に形成することにより、水平面を2分割とした構成と比較して、作動流体の圧力によって分割面の接合フランジに作用する内圧荷重を均一化できると共に、低減することができる。
水平面を2分割とした構成とした場合、前述したように車室内部で高圧部と低圧部が存在するため、接合フランジ部に作用する内圧荷重は位置によって一定ではない。このため、フランジを締結するためのボルトや、フランジ自体の強度設計にはこれを考慮する必要がある。これに対し、車室101を軸方向に2分割に形成したことにより、フランジ1Aおよび2Aに作用する荷重は周方向に均一となるため、フランジや締結ボルトの強度設計が容易になる。さらに、以下に図2A,図2B,図3Aおよび図3Bを用いて模式的に示すように、フランジに作用する内圧荷重も低減できる。
軸方向2分割構成の場合、フランジ接合部の受圧面積A1は概略下記の式(1)により算出される。
A1=π×D1÷4 ...(1)
ここで、πは円周率である。
一方、水平2分割構成の場合、フランジ接合部の受圧面積A2は概略下記の式(2)により算出される。
A2=L1×D1 ... (2)
ここで、π≒3.14であり、L1>D1であることから、下記の式(3)により、A1<A2となることがわかる。
A1=π×D1÷4<D1<L1×D1=A2 ... (3)
軸方向2分割構成でも、水平2分割構成でも、分割面に作用する圧力は概ね高圧部と低圧部の平均圧力であり等しいとすれば、フランジに作用する内圧荷重は、前述の受圧面積で決まるため、軸方向2分割構成の方が、内圧荷重が低減されることがわかる。
〔第2の実施形態〕
図4は、本発明に係る第2の実施例のガスタービンの全体構成を説明する模式図である。なお、本実施例のガスタービンの基本構成は、第1の実施例と同様であるが、第1の実施例とは、第3の接合フランジの保持構造が異なっている。よって、本実施例においては、図4を用いて第3の接合フランジの保持構造のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。また、第1の実施例と同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を省略する。
第2の実施例においては、図4に示すようにガスタービン300の車室101を軸方向に2分割した車室1および車室2のフランジ1A,1Bによって挟み込まれるフランジ3Aの外周面をフランジ1Aと1Bの間に内包させた構成となっている。
ここで、第1の実施例では車室1および車室2のフランジ1Aおよびフランジ2Aでフランジ3Aを挟み込む構成となっていた。このため、車室101の外周側のフランジ接合面が2箇所となっていた。一方、第2の実施例の構成によれば、フランジ3Aの外周部3Cがフランジ1Aとフランジ2Aとの間に内包されることにより、フランジ1Aとフランジ2Aが車室101の外周側で直接接合される。これにより、接合箇所は1箇所となり、接合面の周囲長さを実質的に2分の1にできる。これにより、車室外への作動流体の漏れや、車室内への他の流体の流入などが低減される。
上記の構成によれば、水平2分割構成に比べ軸方向2分割構成の方が、フランジ接合部の断面の周囲長さが短く、前記車室101を軸方向2分割に形成することにより、水平面で2分割とした構成と比較して、接合面の範囲を小さくできる。これにより、前記車室外への作動流体の漏れや、前記外部ケーシング内への他の流体の流入などが低減される。
これを図2A,図2B,図3Aおよび図3Bを用いて模式的に示す。
第1の実施例でも説明したように、図2Aおよび図2Bは軸方向2分割構成のガスタービンの車室構造を示し、それぞれ平面図と軸方向からみた側面図である。ここで斜線部1Aおよび1Bは、軸方向に2分割した車室1および車室2に設けられた接続フランジである。一般的なガスタービンでは、車室101の直径D1よりも長さL1は大きくなっている。ここで、フランジ接合部の断面の周囲長さL10は概略下記の式(4)により算出される。
L10=π×D1 ... (4)
ここで、πは円周率である。
一方、図3Aおよび図3Bは水平面2分割構成のガスタービンの車室構造を示し,それぞれ平面図と軸方向からみた側面図である。ここで斜線部111Aおよび111Bは、水平面で2分割した車室111および車室112に設けられた接続フランジである。同様に、車室101全体の長さをL1とし、車室の直径をD1とすると、フランジ接合部の断面の周囲長さL11は概略下記の式(5)により算出される。
L11=2×(L1+D1) ... (5)
ここで、π≒3.14であり、L1>D1であることから、下記の式(6)により、L10<L11となることがわかる。
L10=π×D1<2×(D1+D1)<2×(L1+D1)=L11 ... (6)
これにより、水平2分割構成に比べ軸方向2分割構成の方が、フランジ接合部の断面の周囲長さが短く、前記車室101を軸方向2分割に形成することにより、水平面で2分割とした構成と比較して、接合面の範囲を小さくできる。これにより、車室外への作動流体の漏れや、車室内への他の流体の流入などがより低減できるため、ガスタービン300の信頼性向上を図ることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、この発明を軸流式のタービンに適用して説明したが、この発明は軸流式のタービンに限られることなく、遠心式や斜流式のタービンなど、その他各種のタービンに適用できるものである。
この発明は、空気を作動流体とし、化石燃料などの燃焼エネルギーを熱源とするガスタービンなど、その他の形式のガスタービン、あるいは蒸気タービンや圧縮機などの回転機械全般に適用することができ、特に限定するものではない。
1 車室(第1の車室)
2 車室(第2の車室)
1A,2A,3A,111A,112A フランジ
3 翼環
3B 連結部材
3C フランジ外周面
4 ロータ軸
5 入口スクロール部
6 排気スクロール部
7 軸貫通部
10 タービン静翼
11 タービン動翼
12 高圧側(高圧部)
13 低圧側(低圧部)
31 環状流路
32 筒状流路
100,300 ガスタービン(回転機械)
101 車室(車室全体)
111 車室(上側の車室)
112 車室(下側の車室)
200,210 圧力容器(外部車室)
201 空間
L 回転軸線
L1 車室の長さ
L2 圧力容器の長さ(軸方向2分割構成の場合)
L3 圧力容器の長さ(水平2分割構成の場合)
D1 車室の直径
D2 圧力容器の直径(軸方向2分割構成の場合)
D3 圧力容器の直径(水平2分割構成の場合)

Claims (3)

  1. 動翼が植設されるロータ軸を内部に包囲するほぼ円筒状の車室を、前記ロータ軸の軸方向に対してほぼ中央部で2分割した第1の車室および第2の車室を有し、
    それぞれ一方の端部が閉塞された略円筒状の部材よりなる前記第1の車室および前記第2の車室における開口端の外周部に、それぞれ第1の接合フランジおよび第2の接合フランジを有し、
    前記車室に包囲されるとともに静翼を保持し、かつ、前記ロータ軸を包囲する略円筒状の翼環における前記軸方向長さのほぼ中央部に位置し、前記翼環を保持する第3の接合フランジを有し、
    前記第1の車室および前記第2の車室における前記開口端を互いに向き合わせて、前記第1の接合フランジおよび前記第2の接合フランジの間に前記第3の接合フランジを挟み込むことにより、前記第1の車室、前記第2の車室および前記翼環を組み立てることを特徴とする回転機械。
  2. 前記第3の接合フランジの外周部を、前記第1の接合フランジと前記第2の接合フランジとの間に内包させたことを特徴とする請求項1に記載の回転機械。
  3. 前記車室の外側に、前記車室を内部に収容する圧力容器を設け、
    前記車室と前記圧力容器との間の空間に、前記動翼および前記静翼の間を流れる作動流体よりも高圧の流体を充填することを特徴とする請求項1または2に記載の回転機械。
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