JP4969298B2 - 流動層ボイラの燃料供給装置および燃料供給方法 - Google Patents
流動層ボイラの燃料供給装置および燃料供給方法 Download PDFInfo
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Description
(作用)
ある燃料ノズルからの燃料供給が停止すると、制御手段によって、当該燃料ノズルの制御表が存在する場合は、当該制御表に基づいて他の燃料ノズルからの燃料供給量が制御され、当該燃料ノズルの制御表が存在していない場合は、対称関係の一方側の燃料ノズルの制御表を180°回転させた制御表に基づいて他の燃料ノズルからの燃料供給量が制御され、流動層ボイラ内の温度分布が均一化されるようになる(温度偏差が小さくなる)。
(作用)
ある燃料ノズルからの燃料供給が停止すると、制御手段によって、過去の制御量が記憶された制御表に基づいて他の燃料ノズルからの燃料供給量が制御され、流動層ボイラ内の温度分布が均一化されるようになる。
(作用)
ある燃料ノズルからの燃料供給が停止して、制御手段による制御が行われると、その制御量が制御表にフィードバックされる。そして、次回の制御時(燃料供給停止時)においては、フィードバックされた制御表に基づいて、他の燃料ノズルからの燃料供給量が制御される。
(作用)
ある燃料ノズルからの燃料供給が停止すると、制御手段によって、制御表に基づいて他の燃料ノズルからの燃料供給量が制御され、流動層ボイラ内の温度分布が均一化されるようになるとともに、供給停止した燃料ノズルからの燃料供給量が補われ、全体の燃料供給量が維持される。
第8のノズル118:図7(c)の制御表153を180°回転させた制御表
第9のノズル119:図7(b)の制御表153を180°回転させた制御表
第10のノズル11a:図7(a)の制御表153を180°回転させた制御表
ここで、制御表153中の各制御量は、次のような観点に基づいている。すなわち、停止した燃料ノズル111〜11aの周辺には燃料Mが供給されなくなるため、当該周辺の温度は下がる。このため、停止した燃料ノズル111〜11aの周辺の他の燃料ノズル111〜11aからの燃料供給量を多くし、停止した燃料ノズル111〜11aから遠い位置にある他の燃料ノズル111〜11aからの燃料供給量を少なくする。これにより、加圧流動層ボイラ2内の温度分布を均一にする(温度偏差を小さくする)、というものである。また、制御表153中の各制御量は、すべてを加算してゼロになるように設定されている。つまり、制御量である偏差量の合計がゼロになることで、全体の燃料供給量が維持されるようになっている。
11 燃料ノズル群
111〜11a 燃料ノズル
12 燃料ポンプ群
121〜12a 燃料ポンプ
13 温度計群
131〜13b 熱電対
14 モニタ
15 制御装置(制御手段)
151 手動制御部
152 自動制御部
153 制御表
2 加圧流動層ボイラ(流動層ボイラ)
3 蒸気タービン
4 集塵機
5 ガスタービン
6 発電機
7 燃料タンク
8 混練機
M 燃料
M1 石炭
M2 石灰石
M3 水
Claims (7)
- 複数の燃料ノズルから流動層ボイラに燃料を供給する流動層ボイラの燃料供給装置であって、
前記燃料ノズルからの燃料供給量を制御する制御手段を備え、
前記複数の燃料ノズルは、流動層ボイラの軸線面で左右対称となるように、同一水平面上に配設され、
前記制御手段は、
前記複数の燃料ノズルのうち、対称関係の一方側の少なくとも1つの燃料ノズルからの燃料供給が停止した場合において、前記流動層ボイラ内の温度分布が均一になるように、停止した燃料ノズルの周辺の他の燃料ノズルからの燃料供給量を多くし、停止した燃料ノズルから遠い位置にある他の燃料ノズルからの燃料供給量を少なくするように、他の燃料ノズルからの燃料供給量を制御すべき制御量であり、かつ、制御量のすべてを加算してゼロとなるよう設定された制御量を記憶した制御表を有し、
ある燃料ノズルからの燃料供給が停止した場合に、当該燃料ノズルの前記制御表が存在する場合は、当該制御表に基づいて他の燃料ノズルからの燃料供給量を制御し、当該燃料ノズルの前記制御表が存在していない場合は、対称関係の一方側の燃料ノズルの前記制御表を180°回転させた制御表に基づいて他の燃料ノズルからの燃料供給量を制御する、ことを特徴とする流動層ボイラの燃料供給装置。 - 前記制御表には、過去にある燃料ノズルからの燃料供給が停止した際に、前記流動層ボイラ内の温度分布が均一になるように他の燃料ノズルからの燃料供給量を制御した制御量が記憶されていることを特徴とする請求項1に記載の流動層ボイラの燃料供給装置。
- 前記制御手段による制御量を前記制御表にフィードバックすることを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の流動層ボイラの燃料供給装置。
- 前記制御手段は、前記供給停止した燃料ノズルからの燃料供給量を補うように前記他の燃料ノズルからの燃料供給量を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の流動層ボイラの燃料供給装置。
- 流動層ボイラの軸線面で左右対称となるように、同一水平面上に配設された複数の燃料ノズルから流動層ボイラに燃料を供給する流動層ボイラの燃料供給方法であって、
前記複数の燃料ノズルのうち、対称関係の一方側の少なくとも1つの燃料ノズルからの燃料供給が停止した場合において、前記流動層ボイラ内の温度分布が均一になるように、停止した燃料ノズルの周辺の他の燃料ノズルからの燃料供給量を多くし、停止した燃料ノズルから遠い位置にある他の燃料ノズルからの燃料供給量を少なくするように、他の燃料ノズルからの燃料供給量を制御すべき制御量であり、かつ、制御量のすべてを加算してゼロとなるよう設定された制御量を予め制御表として記憶し、
ある燃料ノズルからの燃料供給が停止した場合に、当該燃料ノズルの前記制御表が存在する場合は、当該制御表に基づいて他の燃料ノズルからの燃料供給量を制御し、当該燃料ノズルの前記制御表が存在していない場合は、対称関係の一方側の燃料ノズルの前記制御表を180°回転させた制御表に基づいて他の燃料ノズルからの燃料供給量を制御する、ことを特徴とする流動層ボイラの燃料供給方法。 - 前記制御表に、過去にある燃料ノズルからの燃料供給が停止した際に、前記流動層ボイラ内の温度分布が均一になるように他の燃料ノズルからの燃料供給量を制御した制御量を記憶することを特徴とする請求項5に記載の流動層ボイラの燃料供給方法。
- 前記制御表に基づいて行った制御量を前記制御表にフィードバックすることを特徴とする請求項5または6のいずれか1項に記載の流動層ボイラの燃料供給方法。
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