JP4968906B2 - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両(例えば、自動車)のドアの開操作を行う際に使用される車両用ドアハンドル装置に関するものである。
車両のドア部分には、ドアの開操作をするために、各種形態のドアハンドル装置(以下、単に「ドアハンドル装置」と記載する)が取り付けられている。例えば、ドアハンドル装置のドアハンドル(ハンドル本体)を把持して手前側に引き起こすことによりドアのロック機構が解除され、更にそのままドアを引くことにより、ドアが開けられる構成のものが存している。
ここで、通常の車両は、車体によってアースが取られている(車体アース)。このため、車体の電位差は、常に0(ゼロ)Vである。車両へ乗車する際、使用者が自身の手を、車両の導電性を有する部分に接触させたとき、人体に帯電した静電気が急激に放電され(車体にアースされる)、人体に電撃を与えてしまうおそれがある。特に、近時の車両では、車両側の装置と携帯機との間で無線通信を行うことで車両のドアを施錠又は解錠を行うシステム(「キーレスエントリー」、「リモコンドアロック」等と称されている)が普及していることにより、車両に乗車しようとする運転者は、最初にドアハンドルに触れることが多くなっている。
表面にメッキが施されているドアハンドルが存している(装飾性が求められるものに多い)。このドアハンドルは、導電性を有している。そして、ドアハンドルが組み付けられるベースは非導電性の樹脂材より成り、かつドア内に埋設されるため、メッキが施されることはない。このため、人体に静電気を帯電した使用者の手がドアハンドルに触れたとしても、使用者に電撃が与えられることはない。しかし、ドアハンドルから手を離した使用者が、導電性を有する部材(例えば、ボディパネル)に触れた場合、人体に帯電した静電気が、ボディパネルを介して車体に流れ、急激にアースされる。このときの静電気の電圧が大きいと、人体に電撃を与えてしまう。例えば、人体の帯電した静電気の電圧が5KV程度である場合、その電撃の強さは、掌から前腕部にまで及ぶことがある。この不具合を防止するためには、ドアハンドルとベースとを導通させ、人体に帯電した静電気が、所定時間をかけて緩やかにアースされるようにする必要がある。
人体がドアハンドルと接触したときに、静電気による電撃が生じないようにするために、下記の出願が開示されている(特許文献1,2を参照)。しかし、特許文献1の技術は装飾性が良好でなく、また、特許文献2の技術は、設備が大掛かりになってしまうという不具合がある。
特開2005−340115号公報 特開2002−178859号公報
本発明は、上記した事情に鑑み、ドアハンドルと車体導電部とを電気的に接続させることにより、例えば使用者の人体に帯電した静電気が、車体によって除去できるようにすることを課題としている。
課題を解決するための手段及び効果
上記課題を解決するための本発明は、
少なくとも表面に導電性を有するドアハンドルと、そのドアハンドルを回動可能に支持する非導電性のベースとを有する車両用ドアハンドル装置において、
前記ベースに設けられ、前記導電性を有するドアハンドルと車体導電部とを接続するための端子部と、
前記端子部と前記車体導電部とを電気的に接続する接続回路とを含むことを前提としている。
本発明では、導電性を有するドアハンドルと、非導電性のベースとが端子部によって接続されている。更に、前記端子部と車体導電部とは、接続回路によって、電気的に接続されている。このため、例えば使用者の人体に帯電した静電気は、ドアハンドルから、ベースに設けられた端子部を介して接続回路に流れ、車体導電部にアースされて除去される。
前記ドアハンドルは、その一端部に設けられたアーム部を中心として、前記ベースに対して回動可能に支持されていて、
前記端子部は、前記ベースの一端部に設けられた装着板部に固定され、かつ前記ドアハンドルと常に接触されているようにすることができる。
前記端子部が、ベースの一端部に設けられた装着板部に固定されることにより、既存のベースに対しても、ドアハンドルと車体導電部とを接続させることができる。
前記端子部は、導電性を有する弾性変形可能な薄板を、2つの溝部が互いに反対の方向を向くようにZ字状に屈曲させて形成されていて、
その第1溝部を形成する第1端子片は、前記ベースの装着板部に相対的に差し込まれ、弾性復元されることによって前記装着板部に挟込み状態で固定されると共に、
その第2溝部を形成する第2端子片は、前記ベースの装着板部に固定された状態で、前記ベースに組み付けられる前記ドアハンドルのアーム部と接触可能に形成されているようにすることができる。
端子部が上記のように形成されているため、端子部をベースの装着板部に取り付ける作業が容易である。また、ドアハンドルのアーム部が回動されても、アーム部と端子部とを確実に接触させることができる。
前記第1端子片には、前記第1溝部に差し込まれた前記ベースの装着板部が抜け出ることを防止するために、前記ベースの装着板部と係止される係止部が設けられているようにすることができる。
端子部がベースの装着板部に取り付けられたとき、端子部に設けられた係止部が、ベースの装着板部に係止されるため、一層確実に端子部の抜止めが図られる。
前記第2端子片における前記ドアハンドルのアーム部との対向面には、その長さ方向及び幅方向に所定の間隔をおいて複数個の突起部が設けられているようにすることができる。
端子部の第2端子片に設けられた突起部により、端子部とドアハンドルのアーム部との接触が、一層確実なものとなる。
本発明の実施例のドアハンドル装置100を説明する。図1はドアハンドル装置100の斜視図、図2は同じく正面断面図、図3の(a)は端子クリップ200の正面図、(b)は同じく平面図、(c)は同じく底面図である。
図1及び図2に示されるように、本実施例のドアハンドル装置100は、ドアハンドル1とベース2と静電気除去回路C1とを備えている。ドアハンドル1の前部(図1の図面視における左側)には、ドアハンドル1が引き起こされるときの回動支点3となるアーム部4が、ドアハンドル1の下方から前方に向かって屈曲して突出されている。また、ドアハンドル1の後部(図1の図面視における右側)には、ドアハンドル1が引き起こされるときに、ドアハンドル1の回動をガイドするガイド部5が、ドアハンドル1の下方に向かって突出されている。そして、ベース2には、ドアハンドル1のアーム部4を挿入させるためのアーム挿入部6と、同じくガイド部5を挿入させるためのガイド挿入部7とが設けられている。ベース2の前端部には、端子クリップ200が取り付けられる装着板部8が設けられている。ベース2に組み込まれたドアハンドル1は、アーム部4に設けられた回動支点3を中心に回動自在である。車両のドアの開操作が行われるとき、使用者の手に把持されたドアハンドル1が、手前側に引き起こされる。本実施例のドアハンドル1は、その全体に亘ってメッキが施されている。このため、本実施例のドアハンドル1は導電性を有している。なお、図1においては、ドアハンドル1が引き起こされた状態を示している。
次に、ドアハンドル1とベース2とを導通させるための端子クリップ200について説明する。通常の車両(自動車)では、導電部である車体(図示せず)によってアースが取られている(車体アース)。また、通常のベース2は非導電性の樹脂材より成り、かつメッキは施されていない。このため、ベース2は導電性を有していない。そこで、本実施例のドアハンドル装置100では、ドアハンドル1とベース2とを確実に導通させるべく端子クリップ200が取り付けられている。
図3の(a)〜(c)に示されるように、端子クリップ200は、弾性変形可能な薄い金属板を略Z字状に屈曲させたものである。即ち、端子クリップ200は、端子本体部9の右側端部を上側に屈曲させて形成された上側端子片11を有していると共に、左側端部を下側に屈曲させて形成された下側端子片12とを有している。端子本体部9と上側端子片11との間には、上側溝部13が形成されていると共に、端子本体部9と下側端子片12との間には、下側溝部14が形成されている。上側溝部13と下側溝部14は、それらの開口が互いに反対の方向を向くように形成されている。下側溝部14に、ベース2の前端部に設けられた装着板部8が挿入される。上側端子片11の先端部は、斜め下方に向けて屈曲されていてる。また、上側端子片11の上面部には、長さ方向及び幅方向に一定の間隔をおいて、複数個の突起部15が突出されている。下側端子片12は、円弧状に湾曲した屈曲部分(下側溝部14の形成部分)が斜め上方に延設されることによって形成されている。このため、下側端子片12の先端部の近傍は、端子本体部9にほぼ接触している。また、下側端子片12の長さ方向のほぼ中央部には、ベース2の装着板部8を押圧する押圧部16が形成されている。
下側端子片12の長さ方向のほぼ中央部(押圧部16の近傍)における幅方向の両端部は、下側端子片12から分離されていて、一対の係止爪部17が形成されている。一対の係止爪部17は、それらの基端部17aのみが下側端子片12と連結されていると共に、それらの先端部は、端子本体部9の底面部に近接するように屈曲されている。また、下側端子片12における幅方向のほぼ中央部には、下側端子片12から分離された部分が円弧状に湾曲された状態で下方に突出されていて、トンネル状の電線連結部18が形成されている。
端子クリップ200は、予めベース2の装着板部8に取り付けられる。図4に示されるように、端子クリップ200の下側溝部14に、ベース2の装着板部8が挿入される。このとき、端子クリップ200の下側端子片12は、装着板部8によって拡開(弾性変形)される。端子クリップ200がベース2の装着板部8に取り付けられた状態で、弾性復元した押圧部16が装着板部8を押圧する。しかも、係止爪部17の先端部が装着板部8に食い込んで係止されるため、端子クリップ200が装着板部8と分離されにくくなる。これにより、端子クリップ200が、ベース2の装着板部8に抜け止め状態で保持される。
次に、静電気除去回路C1について説明する。本実施例のドアハンドル装置100の静電気除去回路C1は、図2に示されるように、下側端子片12の電線連結部18に連結された電線19が、抵抗21とその下流側に接続されたサージ吸収素子22を介して、導電性を有する車体に接続された形態である。前述したように、車体はアースされているため(車体アース)、人体に帯電した静電気は、ドアハンドル1及び端子クリップ200を介し、静電気除去回路C1を流れてアースされる(後述)。
本実施例の静電気除去回路C1に使用されているサージ吸収素子16は、酸化亜鉛に特定の添加物を加えて焼結されたセラミック素子であり、印加される電圧によってその抵抗値が変化するという特性を有している。このため、静電気除去回路C1に過大な電圧が流れた場合であっても、その電圧がサージ吸収素子22によって制限され(このときの最大電圧を、「制限電圧」という)、車体に接続されている別の電子機器に過大な電流が流れることが防止される。換言すれば、サージ吸収素子22が取り付けられていることにより、別の電子機器の保護が図られる。
本実施例のドアハンドル装置100の作用について説明する。ベース2の装着板部8には、予め端子クリップ200が取り付けられている。端子クリップ200は、拡開された下側溝部14に、ベース2の装着板部8を相対的に差し込むだけで済むため、その取付けが容易である。
図2及び図4に示されるように、ドアハンドル1のアーム部4とガイド部5が、ベース2に設けられたアーム挿入部6とガイド挿入部7に挿入される。この状態で、ドアハンドル1とベース2とが、互いに反対方向に相対スライドされることにより、ドアハンドル1とベース2とが組み付けられる。このとき、ドアハンドル1のアーム部4は、端子クリップ200の上側端子片11を抑え付けながら相対スライドされる。これにより、上側端子片11が弾性変形され、ドアハンドル1のアーム部4の底面部と上側端子片11とが圧接される。上側端子片11の上面部に突起部15が設けられているため、アーム部4と上側端子片11が確実に接触される。
図1及び図5に示されるように、ドアの開操作が行われるときに、ドアハンドル1が引き起こされる。ドアハンドル1のアーム部4が、回動支点3を中心に回動された場合であっても、上側端子片11がアーム部4に弾性接触しているため、回動中のアーム部4と上側端子片11との接触状態は維持される。図5において、回動途中のアーム部4を二点鎖線で示す。また、下側端子片12の押圧部16が、ベース2の装着板部8を押圧していることに加えて、一対の係止爪部17が装着板部8と係止されているため、車両の振動等によって端子クリップ200が、装着板部8から外れることはない。
使用者が、車両のドアを開けようとするために、自身の手でドアハンドル1を把持する。図2に示されるように、使用者の人体に帯電された静電気は、ドアハンドル1及び端子クリップ200を介して、静電気除去回路C1に流れる。人体の静電気は、所定容量の大きさの抵抗21を流れることによって緩やかにアースされるため、人体に与える電撃を小さくすることができる。
本件の出願人は、試験を行うことにより、抵抗21の大きさを確定することとした。ここで、使用者が、ドアハンドル1に触れてからドアの開動作を行って車両の座席に着席するまで(換言すれば、使用者がドアハンドル1を手離すまで)に要する時間を2秒とする。そして、放電開始直後の電圧(放電電圧)を5KV(人体に帯電する静電気の約2倍)とし、所定時間経過後の無感電圧(人体に感じられなくなる大きさの電圧)を1KVとする。上記した設定のもと、どれくらいの大きさの抵抗21を経由させることにより、放電電圧(5KV)が2秒後に無感電圧(1KV)になるかを試験した。そのときの試験結果を、図6に示す。図6の(a)は、放電電圧をそのまま車体にアースさせた場合(本実施例のドアハンドル装置100において、静電気除去回路C1を介さずにアースさせた場合)に相当し、同じく(b)は、放電電圧を所定の大きさ(本実施例の場合、100MΩ)の抵抗21を介して車体にアースさせた場合(静電気除去回路C1を介してアースさせた場合)に相当する。
図6の(a)に示されるように、放電電圧をそのままアースさせた場合、無感電圧になるまでの所要時間(静電気除去時間)は約0.5秒であった。しかし、図6の(b)に示されるように、放電電圧を、100MΩ大きさの抵抗を介してアースさせた場合に、無感電圧になるまでの所要時間(静電気除去時間)は約2秒であった。即ち、静電気除去回路C1に100MΩの抵抗21を配することにより、車両のドアの開操作を行う使用者の人体に帯電した静電気を、所定の静電気除去時間(約2秒)をかけて緩やかに除去することができるということが確認された。
本実施例のドアハンドル装置100の場合、抵抗21の下流側に、サージ吸収素子22が取り付けられている。このサージ吸収素子22により、静電気除去回路C1に制限電圧が流れることが阻止される。この結果、車体に接続されている各種の電子機器に過大な電流が流れるおそれがなくなり、車体に接続されている。各種の電子機器が保護される。なお、制限電圧として、例えば自動車の耐電圧試験の規格に準拠して、24Vとすることができる。
上記した第1実施例の静電気除去回路C1は、抵抗21の下流側にサージ吸収素子22を配置した場合である。これにより、車両に接続されている各種の電子機器が確実に保護される。しかし、図7の(a)に示されるように、抵抗21のみの静電気除去回路C2であってもよい。
また、上記した第1実施例の静電気除去回路C1における抵抗21は、100MΩである。この大きさの抵抗21を配置することにより、使用者の人体に帯電した静電気を、使用者がドアハンドル1に触れてから所定の静電気除去時間(約2秒)経過後に無感電圧にまで低下させることができる。換言すれば、使用者がドアハンドル1に触れてから約2秒後に別の金属体(例えば、ボディ)に触れても、使用者は電撃を感じなくて済む。この抵抗21の大きさを大きくしたり、小さくしたりすることにより、所定時間を長くしたり短くしたりすることが可能である。例えば、図7の(b)に示される第3実施例の静電気除去回路C3では、2本の抵抗21(抵抗の大きさは200MΩ)を用いることにより、静電気を無感電圧に低下される時間を長くする(例えば約5秒)ことができる。また、人体に帯電される静電気の容量が、現実的には3KV程度であることを考慮して、静電気を無感電圧に低下される時間(静電気除去時間)を短くする(例えば約1秒)こともできる。
本実施例のドアハンドル1は、表面にメッキが施されることによって導電性を有する場合である。しかし、導通性を有する塗料が塗装されることによってドアハンドル1が導電性を有する場合、または、導電製を有する材質(例えば、カーボンを含む樹脂材)によってドアハンドル1が成形されている場合であってもよい。
ドアハンドル装置100の斜視図である。 同じく正面断面図である。 (a)は端子クリップ200の正面図、(b)は同じく平面図、(c)は同じく底面図である。 ベース2の装着板部8に、端子クリップ200を取り付ける状態の作用説明図である。 ドアハンドル1を回動させたときの端子クリップ200の作用説明図である。 (a)は抵抗21がないときの電圧降下曲線であり、(b)は抵抗21を取り付けたときの電圧降下曲線である。 (a),(b)は、別の実施例の静電気除去回路C2,C3を示す図である。
符号の説明
100:ドアハンドル装置
200:端子クリップ(端子部)
1:ドアハンドル
2:ベース
4:アーム部
8:装着板部
11:上側端子片(第2端子片)
12:下側端子片(第1端子片)
13:上側溝部(第2溝部)
14:下側溝部(第1溝部)
15:突起部
17:係止爪部(係止部)
C1〜C3:静電気除去回路(接続回路)

Claims (3)

  1. 少なくとも表面に導電性を有するドアハンドルと、そのドアハンドルを回動可能に支持する非導電性のベースとを有する車両用ドアハンドル装置において、
    前記ベースに設けられ、前記導電性を有するドアハンドルと車体導電部とを接続するための端子部と、
    前記端子部と前記車体導電部とを電気的に接続する接続回路とを含み、
    前記ドアハンドルは、その一端部に設けられたアーム部を中心として、前記ベースに対して回動可能に支持されていて、
    前記端子部は、前記ベースの一端部に設けられた装着板部に固定され、かつ前記ドアハンドルと常に接触されるとともに、
    導電性を有する弾性変形可能な薄板を、2つの溝部が互いに反対の方向を向くようにZ字状に屈曲させて形成されていて、
    その第1溝部を形成する第1端子片は、前記ベースの装着板部に相対的に差し込まれ、弾性復元されることによって前記装着板部に挟込み状態で固定されると共に、
    その第2溝部を形成する第2端子片は、前記ベースの装着板部に固定された状態で、前記ベースに組み付けられる前記ドアハンドルのアーム部と接触可能に形成されていることを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
  2. 前記第1端子片には、前記第1溝部に差し込まれた前記ベースの装着板部が抜け出ることを防止するために、前記ベースの装着板部と係止される係止部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置。
  3. 前記第2端子片における前記ドアハンドルのアーム部との対向面には、その長さ方向及び幅方向に所定の間隔をおいて複数個の突起部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用ドアハンドル装置。
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