JP4967729B2 - 画像形成装置、出力物持去者特定方法及び同特定処理プログラム - Google Patents

画像形成装置、出力物持去者特定方法及び同特定処理プログラム Download PDF

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この発明は、複数のユーザ端末に接続されたMFP(Multi Function Peripherals) 等に適用される画像形成装置、この画像形成装置で実施される出力物持去者特定方法及び同特定処理プログラムに関する。
会社やオフィス等においては、MFPなどの画像形成装置にLAN等のネットワークを介して複数のユーザ端末を接続して、ジョブ処理システムを構築しているのが一般的である。
ところで、ユーザが印刷ジョブを画像形成装置により処理させた場合、排紙トレイ上に排出された出力物(印刷書類)を取り出すのを忘れることがあるが、この出力物が排紙トレイ上に放置されたままであると、次に画像形成装置を使ってジョブを出力させたユーザが前記放置された出力物を誤って自分の出力物と一緒に持ち去ってしまうことがあった。
一方、従来、排紙トレイ上に放置された記録用紙を確実に管理するために、ICタグを用いて排紙トレイ上に放置された印刷用紙の枚数とそれに係るユーザを表示させると共に、所定時間が過ぎても自己の印刷用紙を取り除いていないユーザに対して注意を喚起する内容の電子メールを送信する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、印刷物を排紙トレイに載置したままの状態で印刷物を放置しているユーザ(あるいはホスト装置)を識別して、的確な警告を行うために、排紙トレイ上のRFID(Radio Frequency Identification)リーダ−によって、最後に排出された用紙のRFIDを読み取り、その読み取りに変化がないまま所定時間が経過すると、ユーザ端末に対して印刷物の放置を警告するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−223966号公報 特開2005−178191号公報
ところで、前述した排紙トレイ上に置き忘れた印刷物が他人に持ち去られた場合、当該ユーザが操作パネル部上から他のユーザの出力履歴を比較的簡単に確認することができれば、その出力履歴から自分の印刷物の持ち去られ先を把握することが可能である。
しかしながら、近年、個人情報保護の高まりに伴って、今後は、画像形成装置の操作パネル部上から他人の出力履歴を容易に確認できなくなることが予見される。
このため、排出された出力物が他人に持ち去られてしまった場合、他人の出力履歴が簡単に見れない状況下では、出力物を持ち去った人物を特定するのが難しくなる。自分の出力物を取り戻すことができなくなると、止むなく二重印刷を行わなければならず、出力用紙を無駄にしてしまう等の問題が起きる。
一方、前記の先行技術では、両者共に、「放置された印刷物に対して警告を行う」ものであるから、排紙トレイ上に放置して取り忘れた自分の印刷用紙を他人に持ち去られてしまうと、その印刷用紙を取り戻すのがやはり困難となる。また、ICタグでは、出力した人物を特定できるが、出力した人物以外を特定することができない。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、他人のジョブ出力履歴が確認できない状況下でも、自分のジョブ出力履歴を手掛かりに出力物を持ち去った可能性のある人物の特定が行える画像形成装置、出力物持去者特定方法及び出力物持去者特定処理プログラムを提供することを課題としている。
上記課題は以下の手段によって解決される。
(1)ユーザがログインするための認証を行う認証手段と、実行された印刷ジョブの履歴情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されているジョブ履歴情報の中から、前記ログインしたユーザのジョブ履歴情報を表示する表示手段と、前記表示されたジョブ履歴情報の中から、問い合わせ対象のジョブをユーザが指定するための指定手段と、前記記憶手段に記憶されている全てのジョブ履歴情報の中から、前記指定された問い合わせ対象のジョブと繋がりのあるジョブを選択する選択手段と、前記選択手段で選択されたジョブの指示者に対して問い合わせメッセージを通知する通知手段と、を備えており、前記選択手段は、前記ユーザにより指定された問い合わせ対象のジョブとそのジョブよりも1つ前の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、または前記問い合わせ対象のジョブとそのジョブよりも1つ後の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、または前記問い合わせ対象のジョブよりも1つ前の同一ユーザにより指示されたジョブと、問い合わせ対象のジョブよりも1つ後の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、の少なくともいずれかのジョブであることを抽出条件として、前記指定されたジョブと繋がりのあるジョブを選択することを特徴とする画像形成装置。
(2)前記選択手段は、前記繋がりのあるジョブの選択に際して、出力枚数が1枚のジョブを選択対象から外すことを特徴とする前項1に記載の画像形成装置。
(3)前記指定されたジョブと繋がりのあるジョブは、少なくとも、指定されたジョブの出力物と同じ排紙トレイに出力されたジョブである前項1又は2に記載の画像形成装置。
(4)選択手段によるジョブの選択範囲をユーザが設定可能な設定手段を備えている前項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
(5)問い合わせメッセージを通知されたジョブの指示者により、問い合わせ対象のジョブの出力物が返却された場合には、その旨を問い合わせを行ったユーザに通知する返却通知手段を備えている前項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
(6)ユーザがログインするための認証を行うステップと、実行された印刷ジョブの履歴情報を記憶手段に記憶するステップと、前記記憶手段に記憶されているジョブ履歴情報の中から、前記ログインしたユーザのジョブ履歴情報を表示手段に表示するステップと、前記表示されたジョブ履歴情報の中から、ユーザによる問い合わせ対象のジョブの指定を受け付けるステップと、前記記憶手段に記憶されている全てのジョブ履歴情報の中から、前記指定された問い合わせ対象のジョブと繋がりのあるジョブを選択する選択ステップと、前記選択ステップにおいて選択されたジョブの指示者に対して問い合わせメッセージを通知するステップと、を備えており、前記選択ステップでは、前記ユーザにより指定された問い合わせ対象のジョブとそのジョブよりも1つ前の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、または前記問い合わせ対象のジョブとそのジョブよりも1つ後の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、または前記問い合わせ対象のジョブよりも1つ前の同一ユーザにより指示されたジョブと、問い合わせ対象のジョブよりも1つ後の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、の少なくともいずれかのジョブであることを抽出条件として、前記指定されたジョブと繋がりのあるジョブを選択することを特徴とする出力物持去者特定方法。
(7)前記選択ステップにおいて、出力枚数が1枚のジョブを選択対象から外すことを特徴とする前項6に記載の出力物持去者特定方法。
(8)ユーザがログインするための認証を行うステップと、実行された印刷ジョブの履歴情報を記憶手段に記憶するステップと、前記記憶手段に記憶されているジョブ履歴情報の中から、前記ログインしたユーザのジョブ履歴情報を表示手段に表示するステップと、前記表示されたジョブ履歴情報の中から、ユーザによる問い合わせ対象のジョブの指定を受け付けるステップと、前記記憶手段に記憶されている全てのジョブ履歴情報の中から、前記指定された問い合わせ対象のジョブと繋がりのあるジョブを選択する選択ステップと、前記選択ステップにおいて選択されたジョブの指示者に対して問い合わせメッセージを通知するステップと、を画像形成装置のコンピュータに実行させ、前記選択ステップでは、前記ユーザにより指定された問い合わせ対象のジョブとそのジョブよりも1つ前の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、または前記問い合わせ対象のジョブとそのジョブよりも1つ後の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、または前記問い合わせ対象のジョブよりも1つ前の同一ユーザにより指示されたジョブと、問い合わせ対象のジョブよりも1つ後の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、の少なくともいずれかのジョブであることを抽出条件として、前記指定されたジョブと繋がりのあるジョブを選択する処理を前記コンピュータに実行させるための出力物持去者特定処理プログラム。
(9)前記選択ステップにおいて、出力枚数が1枚のジョブを選択対象から外すことを特徴とする前項8に記載の出力物持去者特定処理プログラム。
前項(1)の発明によれば、記憶手段に記憶されているジョブ履歴情報の中から、ログインしたユーザのジョブ履歴情報が表示され、その中から問い合わせ対象のジョブをユーザが指定すると、記憶手段に記憶されている全てのジョブ履歴情報の中から、指定された問い合わせ対象のジョブと繋がりのあるジョブが選択される。そして、選択されたジョブの指示者に対して問い合わせメッセージが通知される。つまり、問い合わせ対象のジョブに繋がりのあるジョブの選択により、そのジョブの指示者を、出力物を持ち去った可能性のある人物として特定することができる。従って、ICタグ等の装置を別途導入しなくても、かつ、他人のジョブ履歴を表示することなく個人情報を保護したままで、前記対象人物に問い合わせを行うことにより、自分の出力物を取り戻すことが可能となる。また、問い合わせ対象のジョブとそのジョブよりも1つ前の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、または問い合わせ対象のジョブとそのジョブよりも1つ後の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、または問い合わせ対象のジョブよりも1つ前の同一ユーザにより指示されたジョブと、問い合わせ対象のジョブよりも1つ後の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、の少なくともいずれかのジョブであることを抽出条件として、前記指定されたジョブと繋がりのあるジョブが選択され、そのジョブの指示者を、出力物を持ち去った可能性のある人物として特定することができる。
前項(3)の発明によれば、少なくとも指定されたジョブの出力物と同じ排紙トレイに出力されたジョブの指示者を、出力物を持ち去った可能性のある人物として特定することができる。
前項(4)の発明によれば、選択手段によるジョブの選択範囲ひいては出力物を持ち去った可能性のある者の範囲を、出力物を持ち去られたユーザが設定可能となる。
前項(5)の発明によれば、問い合わせメッセージを通知されたジョブの指示者により、問い合わせ対象のジョブの出力物が返却された場合には、その旨が問い合わせを行ったユーザに通知されるから、ユーザは出力物が返却されたことを知ることができる。
前項(6)の発明によれば、ICタグ等の装置を別途導入しなくても、かつ、他人のジョブ履歴を表示することなく個人情報を保護したままで、出力物を持ち去った可能性のある人物を特定することができ、特定された人物に問い合わせを行うことにより、自分の出力物を取り戻すことが可能となる。また、問い合わせ対象のジョブとそのジョブよりも1つ前の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、または問い合わせ対象のジョブとそのジョブよりも1つ後の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、または問い合わせ対象のジョブよりも1つ前の同一ユーザにより指示されたジョブと、問い合わせ対象のジョブよりも1つ後の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、の少なくともいずれかのジョブであることを抽出条件として、全てのジョブ履歴情報の中から前記指定されたジョブと繋がりのあるジョブが選択され、そのジョブの指示者を、出力物を持ち去った可能性のある人物として特定することができる。
前項(8)の発明によれば、ICタグ等の装置を別途導入しなくても、かつ、他人のジョブ履歴を表示することなく個人情報を保護したままで、ユーザにより指定された問い合わせ対象のジョブとそのジョブよりも1つ前の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、または前記問い合わせ対象のジョブとそのジョブよりも1つ後の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、または前記問い合わせ対象のジョブよりも1つ前の同一ユーザにより指示されたジョブと、問い合わせ対象のジョブよりも1つ後の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、の少なくともいずれかのジョブであることを抽出条件として、全てのジョブ履歴情報の中から前記指定されたジョブと繋がりのあるジョブを選択し、そのジョブの指示者を、出力物を持ち去った可能性のある人物として特定し、特定された人物に問い合わせを行う処理を、画像形成装置のコンピュータに実行させることができる。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像形成装置が適用されたジョブ処理システムを示す概略構成図である。
図1において、このジョブ処理システムは、画像形成装置の一例としての複数のMFP100,100と、ユーザ端末としての複数のパーソナルコンピュータ(PCという)200,200とを備えており、これらMFP100,100及びPC200,200は、LAN等のネットワークNを介して接続されている。
PC200が割り当てられたユーザは、そのPC200から印刷ジョブをMFP100に送信し、MFP100では、受信した印刷ジョブを処理して出力物(印刷用紙等)を出力するようになっている。
図2は、MFP100の電気的構成を示すブロック図である。
図2おいて、このMFP100は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、記憶部104と、操作パネル部105と、画像読取部106と、印刷部107と、ネットワークインターフェース部108、データ読取部109とを備えており、ROM102、RAM103、記憶部104、操作パネル部105、画像読取部106、印刷部107、ネットワークインターフェース部108と、及びデータ読取部109等は、PCIバス111を介してCPU101に接続されている。
前記CPU101は、MFP100の全体の動作を統括制御するものである。
前記ROM102は、CPU101の動作プログラムを格納したメモリである。
前記RAM103は、CPU101がプログラムを実行する際の動作領域を提供するメモリである。
前記記憶部104は、例えばハードディスクからなり、各種データやアプリケーション、更には、図5に一例を示すような、実行した全てのジョブ履歴等が格納されている。
前記操作パネル部105は、キー入力部(図示せず)やタッチパネル式の液晶等からなる表示部105a(図4(A)〜(C)に示す)等を備えている。
前記画像読取部106は、図示しない原稿自動搬送装置(ADF)等を有し、原稿画像を読み取って画像データに変換するものである。
前記印刷部107は、ユーザが指示するジョブ条件に従って前記画像読取部106により読み取られた画像データや、PC200から送信された印刷ジョブデータを用紙に印刷して出力するものである。
前記ネットワークインターフェース部108は、ユーザ端末であるPC200との間でのデータの送受信を行う通信手段として機能し、図示しない送信部や受信部を有している。
前記データ読取部109は、フロッピディスクやCD−ROM等の記録媒体300のデータを読み取るものである。
図3は、MFP100の機能的構成を示すブロック図である。
図3において、このMFP100の機能としては、ユーザ認証登録部11、ユーザ認証制御部12、履歴保管部13、履歴表示部14、履歴制御部15、及び問い合わせ処理部16等があり、これらの全体は、前記CPU101からなる全体制御部17で制御される。
前記ユーザ認証登録部11は、認証に必要なユーザID、パスワードとともに、ユーザの連絡先(電子メールアドレス、IPアドレス等)の登録管理を行う。
前記ユーザ認証制御部12は、ユーザによりMFP100にログインする際にユーザID及びパスワードが入力されると、ユーザ認証を行うものである。
前記履歴保管部13は、全てのユーザを対象にジョブの出力履歴情報を保管する。全てのジョブ履歴情報の保管は、前記記憶部であるHDD104において行われる。
前記履歴表示部14は、認証ユーザ毎に、図6に示すようなジョブの履歴情報を表示する。ジョブ履歴情報の表示は、前記操作パネル部105の表示部105a(図4(A)〜(C))で行われる。
前記履歴制御部15は、表示されたユーザのジョブ履歴情報の中から、ユーザによって指定されたジョブと繋がりを持つジョブを選択する。
前記問い合わせ処理部16は、履歴制御部15によって選択されたジョブの実行指示者に対して所定の問い合わせメッセージを通知する。
次に、MFP100の排紙トレイ上の出力物が持ち去られたユーザが、問い合わせ対象人物(出力物を持ち去った可能性のある者)を特定するためのアルゴリズムについて説明する。
ユーザは、問い合わせ対象のジョブを指定したのち、操作パネル部105の表示画面に表示された設定手段としての「広域」ボタン及び「通常」ボタンにより、絞り込み範囲が「広域」か「通常」かを選択する。すると、MFP1は、記憶部104に保持されている全てのジョブ履歴情報から、1段階もしくは2段階の絞り込みを行い、問い合わせする人物の特定を行う。
「広域」が選択されているときは、1段階目の絞り込みを行い、問い合わせを実施する。広域とは、広い範囲、より多くの問い合わせ対象に問い合わせを行うことを意味する。「通常」が押下されると、「広域」の場合の1段階目の絞り込みからさらに必要に応じて2段階目の絞り込みを行う。2段階目の絞り込みは、それぞれの項目もしくは組み合わせで判断する。
[1段階目の絞り込み]
全てのジョブの履歴情報から下記の抽出を少なくとも1つ行い、抽出された履歴情報のジョブの実行指示者に対して問い合わせを行う。
(1)MFP100が保持している全てのジョブ履歴情報から問い合わせ対象のジョブと同じ排紙トレイに出力したジョブだけを抽出する。
(2)出力枚数が1枚だけのジョブは対象から外す。
(3)「問い合わせ対象」ボタンによる分類:「全て」、「前半」、「後半」によって抽出データを分類する(図4Bの表示画面D2を参照)。
・「全て」の場合はそのまま(何もしない)
・「前半」の場合:問い合わせ対象のジョブよりも後のジョブを対象とする。
・「後半」の場合:問い合わせ対象のジョブよりも前のジョブを対象とする。
(4)1つ前の自己のジョブから問い合わせ対象のジョブまで、または問い合わせ対象のジョブから1つ後の自己のジョブまで、または問い合わせ対象のジョブの1つ前の自己のジョブから1つ後の自己のジョブまで、を対象とする。
[2段階目の絞り込み]
1段階目の絞り込まれた対象人物の更なる絞り込みとして下記のうちの少なくとも1つがある。
(1)直前直後:問い合わせ対象のジョブの直前直後に出力した人物に問い合わせを行う。
(2)前後規定回数間:問い合わせ対象のジョブの前後5つのジョブを対象に問い合わせを行う。
(3)前後規定時間:問い合わせ対象のジョブの前後1時間を対象に問い合わせを行う。
(4)同一人物による挟み込み:問い合わせ対象のジョブの前後で同一人物に挟まれている場合、その人物に必ず問い合わせを行う。
(5)複数出力:問い合わせ対象のジョブの前後10ジョブ中、5ジョブ以上同一人物が出力している場合、その人物に問い合わせを行う。
(6)規定時間:問い合わせ対象のジョブの前後1時間において、同じ人物が出力している場合、その人物に問い合わせを行う。
(7)割り込み印刷ジョブの場合は、必ず問い合わせを行う。
図4(A)〜(C)は、出力物を取り去られたユーザが問い合わせを行う場合に、操作パネル部105の表示部105aに表示される画面を示す。
図4(A)は、ユーザがMFP100にログインする際に表示される画面D1を示す。
この画面D1には、「ジョブ確認」の欄の他に、ユーザ名の入力欄Xやパスワード入力欄Yが表示されている。
図4Bは、ユーザ名やパスワードを入力したユーザの認証後におけるジョブ履歴情報の表示画面D2を示す。
この画面D2の左側約三分の二の部位は、情報表示エリア105bとなっており、また、右側部位は、「問い合わせ」に係わるボタン表示エリア105cと、「返却」に係わるボタン表示エリア105dとなっている。
《情報表示エリア105b》
ジョブ履歴情報の一覧(「発行元」、「ドキュメント名」、「登録時間」、「原稿」、「部数」、「実行結果」等)と、「問い合わせ一覧」ボタンTを押下した時の問い合わせに関する情報とを表示可能である。ジョブ履歴一覧の別の表示例を図6に示す。
《「問い合わせ」に係るボタン表示エリア105c》
持ち去られた出力物である印刷用紙(書類)について問い合わせを行う際の対象者の絞り込みを行うためのボタンが表示されている。即ち、図4(B)に示すように、「前半」ボタンO、「全て」ボタンP、及び「後半」ボタンQ、更には、問い合わせ対象範囲を設定するための「広域」ボタンMと「通常」ボタンNが表示されている。それぞれのボタンは、次の機能を有する。
(1)「前半」ボタン:持ち去られた印刷用紙が前半部分であったことを示す。ユーザが選択したジョブよりも後に出力されたジョブを対象にして、問い合わせを行う。
(2)「全て」ボタン:持ち去られた印刷用紙が全てであったことを示す。ユーザが選択したジョブに対する前後を問わず、問い合わせを行う。
(3)「後半」ボタン:持ち去られた印刷用紙が後半部分であったことを示す。ユーザが選択したジョブよりも前に出力されたジョブを対象にして、問い合わせを行う。
(4)「通常」ボタン:2段階まで問い合わせ対象を絞り込んで問い合わせを行う。
(5)「広域」ボタン:1段階の絞り込みまで行い、問い合わせを行う。
《返却に係るボタン表示エリア105d》
「問い合わせ一覧」ボタンTと「返却」ボタンRとがある。それぞれのボタンT,Rは、次に機能を有する。
(1)「問い合わせ一覧」ボタン:情報表示エリア105bに、例えば図7に示すような問い合わせに関する情報を一覧で表示する。なお、図7では、ユーザからの問い合わせが第三者に開示されないように、ユーザ名を隠して表示されることによりセキュリティを確保している。
(2)「返却」ボタン:「問い合わせ一覧」より選択された問い合わせ人物に対して、返却された旨の通知を行うためのボタンである。
図4(C)は、「履歴一覧」から選択してジョブを指定し、図4(B)の表示画面D2の「詳細」ボタンWを押下した場合に表示される画面D3を示し、指定されたジョブの詳細が表示される。
図8は、MFP100の排紙レイ上からユーザAの出力物が持ち去られたときに、持ち去った可能性のある者を特定する処理を示すフローチャートである。
図8において、ステップS1では、ユーザAがMFP100の操作パネル部105より、ユーザID、パスワードを入力し、ステップS2では、MFP100における認証制御部12により、入力されたユーザID、パスワードに対して認証確認処理を行う。
ステップS3では、ユーザAが操作パネル部105における表示画面(図4A)上の「一覧」ボタンZを押下すると、MFP100のCPU101は、ステップS4で、MFP100が保持している図5に示されるような全てのジョブ履歴情報から、図6に示されるようなユーザAだけの履歴情報を、操作パネル部105の表示部105aの表示画面D2(図4B)に一覧表示する。
ステップS5では、ユーザAだけのジョブ履歴情報の一覧の中から、ユーザが出力物が持ち去られたジョブを選択し、操作パネル部105の表示画面D2上に表示された、「前半」、「全て」、「後半」、「通常」、「広域」等の問い合わせ範囲の絞り込みボタンを押下する。
ステップS6で、CPU101はこれを受け付けると共に、MFP100が保持している全てのジョブ履歴情報から、ステップS5で押下された絞り込みボタンの種類と、前述した問い合わせ対象人物(出力物を持ち去った可能性のある者)を特定するためのアルゴリズムに基づいて、問い合わせを行うジョブの履歴情報を抽出する。
次いで、ステップS7でCPU101は、抽出されたジョブの履歴情報からそのジョブを指示したユーザを特定し、ユーザ認証登録部11のデータベース(DB)より前記特定されたユーザの連絡先を割り出し、問い合わせを行う。問い合わせ方法は、ユーザ端末であるPC200の画面上にポップアップ表示することにより行っても良いし、問い合わせしてから指定時間内であれば、次回MFP100にログインする時に操作パネル部105上に表示しても良い。なお、電子メールにより行っても良い。
ステップS8では、出力物を持ち去ったユーザが該出力物を返却した場合、MFP100に認証ログインし、操作パネル部105上の「問い合わせ一覧」ボタンTを押す。すると、ステップS9では、MFP100のCPU101は問い合わせを行ったジョブの一覧(図7に示す)を操作パネル部105上に表示する。
ステップS10で、ユーザは操作パネル部105に表示されたジョブの一覧より、該当する問い合わせを選択し、「返却」ボタンRを押下すると、ステップS11で、MFP100のCPU101は、問い合わせを行った人物(ユーザA)に対して、返却されたことを示す通知を行ったのち、終了する。
このように、ユーザは、自己の出力物が持ち去られた場合に、ユーザの所定の操作により、記憶部104に記憶されている全てのジョブ履歴情報の中から自己のジョブ情報が抽出されて表示パネル部105に表示され、表示された履歴情報の中から出力物の持ち去られたジョブをユーザが指定すると、このジョブと繋がりを有するジョブがCPU101により自動で選択され、選択されたジョブの実行指示者を出力物を持ち去った可能性のある人物として特定し、前記実行支持者に対して問い合わせが行われる。従って、操作パネル部105上から他人の履歴情報を見ることができなくても、前記ジョブの実行指示者に問い合わせを行うことができ、これにより、自分の出力物を取り戻すことができる。
また、問い合わせメッセージを通知されたジョブの指示者により、問い合わせ対象のジョブの出力物が返却された場合には、その旨が問い合わせを行ったユーザに通知されるから、ユーザは出力物が返却されたことを知ることができる。
次に、ユーザが排紙トレイ上に放置して取り忘れていた自分の印刷用紙( 出力物) を他人が持ち去った際に、問い合わせ対象人物を特定する例を具体的に説明する。
(具体例1)
図9に示す保存中の全てのジョブ履歴情報のうち、ジョブ番号12に示すユーザAの「テスト12.txt」 の出力物が全て持ち去られ、図4Bの表示画面D2から「広域」ボタンMを選択して問い合わせを行う実施例を説明する。
(1)ユーザAは、図4(A)に示す表示画面D1からユーザID及びパスワードを入力し、認証ログインする。
(2)ログイン後、ユーザAは、「一覧」ボタンZを押下する。
図4(B)の表示画面D2に、図10に示すようなユーザA本人が実行を指示したジョブの履歴情報が一覧表示される。
(3)必要に応じて、ユーザAは「詳細」ボタンWをクリックし、それぞれのジョブについての出力内容を確認する。そして、持ち去られたジョブを選択する。ここでは、ジョブ番号12の履歴を選択し、「広域」ボタンMを押下するとともに、「全て」ボタンPを押下する。
(4)MFP100が保管している全ユーザのジョブ履歴情報から、前述した問い合わせ対象人物(出力物持去者)を特定するためのアルゴリズムに基づいて、ジョブの抽出を行う。
抽出後のジョブの履歴情報を図11に示す。この例では、問い合わせ対象のジョブと同じ排紙トレイ(この例ではメイントレー)に出力したジョブだけが抽出され、出力枚数が1枚だけのジョブは対象から外され、また問い合わせ対象のジョブの1つ前のユーザAのジョブから1つ後のユーザAのジョブまでが対象となされている。
(5)抽出されたジョブの履歴情報から問い合わせ対象人物を特定する。今回は、問い合わせ対象人物がB,C、Eとなっている。
(6)問い合わせ対象人物の連絡先を、ユーザ認証登録部11のデータベースと照合し、確定する。
(7)確定された連絡先に対して、ポップアップダイアログ等で問い合わせの通知を行う。
(8)ユーザB,C,EのそれぞれのPC200における表示画面に、図15(A)に示すように、問い合わせ番号、問い合わせ日時、出力時間、出力トレイ、出力サイズ等と共に問い合わせメッセージを表示する。問い合わせメッセージには、出力物を紛失したMFPの場所も表示されている。
(9)ユーザBが誤って持ち去ったユーザAの出力物をMFP100の設置場所に返却するものとする。
(10)ユーザBは、MFP100に認証ログインし、図4(B)に示す表示画面D2の「問い合わせ一覧」ボタンTを選択する。
(11)すると。図7に示したような問い合わせ一覧が表示される。
(12)ユーザBは、表示された問い合わせ一覧から該当する問い合わせを選択し、「返却」ボタンRを押下する。
(13)選択された問い合わせの情報を基に、問い合わせを行った人物(ユーザA)のPC200に対して、ポップアップダイアログで返却通知を行う。ユーザPC200が使えない場合もあるため、操作パネル部105に返却通知を表示しても良いし、電子メールなどにより通知しても良い。
(具体例2)
図12に示すMFP1で保存されている全てのジョブ履歴情報のうち、ジョブ番号10のユーザBの「テスト10.txt」 の出力物の「前半」が持ち去られ、図4(B)に示す表示画面D2から「通常」ボタンNを選択して問い合わせを行った場合の具体例を説明する。
(1)ユーザBは、図4(A)に示す表示画面D1からユーザID及びパスワードを入力し、認証ログインする。
(2)認証ログイン後、ユーザBは、「一覧」ボタンZを押下する。
図4(B)の表示画面D2に、図13に示すようなユーザB本人が実行を指示したジョブの履歴情報が一覧表示される。
(3)必要に応じて、ユーザBは「詳細」ボタンWをクリックし、それぞれのジョブについての出力内容を確認する。そして、持ち去られたジョブを選択する。ここでは、ジョブ番号10の履歴を選択し、「広域」ボタンMを押下するとともに、「前半」ボタンOを押下する。
(4)MFP100が保管している全ユーザの履歴情報から、前述した問い合わせ対象人物(出力物持去者)を特定するためのアルゴリズムに基づいて、ジョブの抽出を行う。
抽出後のジョブの履歴情報を図14に示す。この例では、問い合わせ対象のジョブから後のジョブが対象とされ、かつ問い合わせ対象のジョブと同じ排紙トレイ(この例ではトレイ2)に出力したジョブだけが抽出されている。
(5)抽出されたジョブ履歴情報から問い合わせ対象人物を特定する。今回は、問い合わせ対象人物がA,D,Eとなっている。ここでは、ユーザEが出力物を持ち去ったものとする。
(6)問い合わせ対象人物の連絡先を、ユーザ認証登録部11のデータベースと照合し、確定する。
(7)確定された連絡先に対して、ポップアップダイアログ等で問い合わせの通知を行う。
この際、ユーザEについては、ネットワーク通信が確立できない状態にあったとする。
(8)ユーザA,DのそれぞれのPC200の表示画面に、図15(A)に示す問い合わせメッセージを表示する。
ユーザEについては、MFP100への次回ログイン後に、操作パネル部105上に図15(B)に示すような問い合わせメッセージを表示する。
メッセージは、ユーザが問い合わせを行ってから1時間以内とし、1時間を越えればメッセージを表示しない設定としても良い。
(9)ユーザEは、誤って持ち去ったユーザAの印刷物をMFP100の設置場所に返却する。
(10)ユーザEは、図4(B)に示す表示画面D2の「問い合わせ一覧」ボタンTを選択する。
(11)問い合わせ一覧が表示される。
(12)ユーザEは、表示された問い合わせ一覧から該当する問い合わせを選択し、「返却」ボタンRを押下する。
(13)選択された問い合わせの情報を基に、問い合わせを行った人物(ユーザB)のPC200に対して、ポップアップダイアログで返却通知を行う。操作パネル部105に返却通知を表示しても良いし、電子メールなどにより通知しても良い。
この発明の一実施形態に係る画像形成装置が用いられたジョブ処理システムを示す概略構成図である。 画像形成装置としてのMFPの電気的構成を示すブロック図である。 同じくMFPの機能的構成を示すブロック図である。 (A)は、ユーザがMFPにログインする際に操作パネル部に表示される画面を示す平面図、(B)は、ユーザ名やパスワードを入力したユーザの認証後に、ユーザ個別のジョブ履歴情報が操作パネル部に表示される画面を示す平面図、(C)は、「履歴一覧」から履歴を選択し、「詳細」ボタンを押下した場合に操作パネル部に表示される画面を示す平面図である。 MFPが保持している全てのジョブ履歴情報の例を示す表である。 図4Bの画面の表示エリアに表示されるユーザAのジョブ履歴情報の一例を示す表である。 図4Bの画面の表示エリアに表示される「問い合わせ一覧」を示す表である。 MFPの排紙レイから自分の出力物が持ち去られたユーザが問い合わせ対象人物を特定する処理を示すフローチャートである。 実施例1において、MFPが保持している全てのジョブ履歴情報を示す表である。 実施例1において、ユーザのジョブ履歴情報を示す表である。 実施例1において、「問い合わせ一覧」を示す表である。 実施例2において、MFPが保持している全てのジョブ履歴情報を示す表である。 実施例2において、ユーザのジョブ履歴情報を示す表である。 実施例2において、「問い合わせ一覧」を示す表である。 (A)は、ユーザ端末上にポップアップ表示される「問い合わせダイアログ」を示す図であり、(B)はMFPの操作パネル部上に表示される「問い合わせメッセージ」を示す図である。
符号の説明
12 ユーザ認証制御部
15 履歴制御部
16 問い合わせ処理部
100 画像形成装置(MFP)
101 CPU(選択手段、通知手段)
104 記憶部
105 操作パネル部(通知手段)
105a 表示部

Claims (9)

  1. ユーザがログインするための認証を行う認証手段と、
    実行された印刷ジョブの履歴情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されているジョブ履歴情報の中から、前記ログインしたユーザのジョブ履歴情報を表示する表示手段と、
    前記表示されたジョブ履歴情報の中から、問い合わせ対象のジョブをユーザが指定するための指定手段と、
    前記記憶手段に記憶されている全てのジョブ履歴情報の中から、前記指定された問い合わせ対象のジョブと繋がりのあるジョブを選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択されたジョブの指示者に対して問い合わせメッセージを通知する通知手段と、
    を備えており、
    前記選択手段は、前記ユーザにより指定された問い合わせ対象のジョブとそのジョブよりも1つ前の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、または前記問い合わせ対象のジョブとそのジョブよりも1つ後の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、または前記問い合わせ対象のジョブよりも1つ前の同一ユーザにより指示されたジョブと、問い合わせ対象のジョブよりも1つ後の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、の少なくともいずれかのジョブであることを抽出条件として、前記指定されたジョブと繋がりのあるジョブを選択することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記選択手段は、前記繋がりのあるジョブの選択に際して、出力枚数が1枚のジョブを選択対象から外すことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記指定されたジョブと繋がりのあるジョブは、少なくとも、指定されたジョブの出力物と同じ排紙トレイに出力されたジョブである請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 選択手段によるジョブの選択範囲をユーザが設定可能な設定手段を備えている請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 問い合わせメッセージを通知されたジョブの指示者により、問い合わせ対象のジョブの出力物が返却された場合には、その旨を問い合わせを行ったユーザに通知する返却通知手段を備えている請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. ユーザがログインするための認証を行うステップと、
    実行された印刷ジョブの履歴情報を記憶手段に記憶するステップと、
    前記記憶手段に記憶されているジョブ履歴情報の中から、前記ログインしたユーザのジョブ履歴情報を表示手段に表示するステップと、
    前記表示されたジョブ履歴情報の中から、ユーザによる問い合わせ対象のジョブの指定を受け付けるステップと、
    前記記憶手段に記憶されている全てのジョブ履歴情報の中から、前記指定された問い合わせ対象のジョブと繋がりのあるジョブを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて選択されたジョブの指示者に対して問い合わせメッセージを通知するステップと、
    を備えており、
    前記選択ステップでは、前記ユーザにより指定された問い合わせ対象のジョブとそのジョブよりも1つ前の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、または前記問い合わせ対象のジョブとそのジョブよりも1つ後の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、または前記問い合わせ対象のジョブよりも1つ前の同一ユーザにより指示されたジョブと、問い合わせ対象のジョブよりも1つ後の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、の少なくともいずれかのジョブであることを抽出条件として、前記指定されたジョブと繋がりのあるジョブを選択することを特徴とする出力物持去者特定方法。
  7. 前記選択ステップにおいて、出力枚数が1枚のジョブを選択対象から外すことを特徴とする請求項6に記載の出力物持去者特定方法。
  8. ユーザがログインするための認証を行うステップと、
    実行された印刷ジョブの履歴情報を記憶手段に記憶するステップと、
    前記記憶手段に記憶されているジョブ履歴情報の中から、前記ログインしたユーザのジョブ履歴情報を表示手段に表示するステップと、
    前記表示されたジョブ履歴情報の中から、ユーザによる問い合わせ対象のジョブの指定を受け付けるステップと、
    前記記憶手段に記憶されている全てのジョブ履歴情報の中から、前記指定された問い合わせ対象のジョブと繋がりのあるジョブを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて選択されたジョブの指示者に対して問い合わせメッセージを通知するステップと、
    を画像形成装置のコンピュータに実行させ、
    前記選択ステップでは、前記ユーザにより指定された問い合わせ対象のジョブとそのジョブよりも1つ前の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、または前記問い合わせ対象のジョブとそのジョブよりも1つ後の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、または前記問い合わせ対象のジョブよりも1つ前の同一ユーザにより指示されたジョブと、問い合わせ対象のジョブよりも1つ後の同一ユーザにより指示されたジョブとの間に存在するジョブ、の少なくともいずれかのジョブであることを抽出条件として、前記指定されたジョブと繋がりのあるジョブを選択する処理を前記コンピュータに実行させるための出力物持去者特定処理プログラム。
  9. 前記選択ステップにおいて、出力枚数が1枚のジョブを選択対象から外すことを特徴とする請求項8に記載の出力物持去者特定処理プログラム。
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