JP4966778B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置、より詳細には、表示手段の表示面に透光性を有する座標入力手段が積層して設けられる表示装置に関する。
表示手段の表示面に、透光性を有する座標入力手段、いわゆるタッチパネルが積層して設けられる表示装置は、操作者が目的画像(以下「オブジェクト」ということがある)を表示させたい位置のタッチパネルをタッチして座標を入力することによって、タッチされた位置に目的画像を表示するように構成される。
表示手段の表示面とタッチパネルとは離隔して設けられるので、操作者が表示面を斜め方向から見て操作する場合、操作者がオブジェクトを表示させたい位置としてタッチするタッチパネルのタッチ位置、すなわち操作者による座標の入力位置と、表示手段によるオブジェクトの表示位置との間には、相互の位置ずれ、すなわち視差がある。
視差を補正する第1の従来技術が、特許文献1に開示される。特許文献1に開示の技術では、オブジェクトの表示位置を補正するために、基準位置を表す基準位置画像を表示手段に表示し、表示された基準位置画像を指示するように操作者に座標を入力させ、基準位置と入力座標が表す入力座標位置との差に基づいて、表示位置を補正する。
視差を補正する第2の従来技術が、特許文献2に開示される。特許文献2に開示の技術では、音声入力手段を設け、音声入力手段に入力される操作者の声の方向から、操作者の位置を特定し、操作者の位置に基づいて、オブジェクトの表示位置を補正する。具体的には、操作者の位置に基づいて、操作者の視点の方向を求め、求めた視点の方向に基づいて、オブジェクトの表示位置を補正する。
特開昭63−126027号公報(第3−4頁,第4−5図) 特開平8−101746号公報(第3−4頁,第3−4,7図)
特許文献1に開示の技術では、操作者に基準位置画像の座標を入力させる必要があり、操作が煩雑である。また基準位置画像の座標が入力された後に、操作者が位置を移動すると、移動前の操作者の位置に基づいて補正された表示位置にオブジェクトが表示されるので、視差が生じてしまう。視差を補正するためには、操作者が位置を移動する度に基準位置画像の座標を入力する必要があり、操作者の移動に即座に対応することができない。
特許文献2に開示の技術では、操作者に座標の入力作業を要求することなく、オブジェクトの表示位置を補正することが可能であるが、特許文献2に開示の技術には改良の余地がある。たとえば特許文献2に開示の技術では、操作者の視点の方向を求めてオブジェクトの表示位置を補正するので、表示位置を補正するために繁雑な計算が必要であり、計算のために複雑な構成の回路が必要となる。
本発明の目的は、操作者に入力作業を要求することなく、簡単な構成で、視差を補正して視差の軽減された表示を行なうことのできる表示装置を提供することである。
本発明は、表示面に画像を表示する表示手段と、
透光性を有し、表示手段の表示面に積層して設けられ、操作者によって座標が入力される座標入力手段と、
水平方向に関する操作者の胴体の位置を検出する第1姿勢用位置検出手段と、第1姿勢用位置検出手段の鉛直方向下方に設けられ、水平方向に関する操作者の脚の位置を検出する第2姿勢用位置検出手段とを含み、第1姿勢用位置検出手段によって水平方向に関する操作者の胴体の位置、および第2姿勢用位置検出手段によって水平方向に関する操作者の脚の位置をそれぞれ検出することによって操作者の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
前記表示面に画像を表示するよう表示手段を制御する情報処理装置とを備え、
情報処理装置は、
第1姿勢用位置検出手段によって検出される水平方向に関する操作者の胴体の位置と、第2姿勢用位置検出手段によって検出される水平方向に関する操作者の脚の位置と、第1姿勢用位置検出手段と第2姿勢用位置検出手段との間の検出間隔と、鉛直方向に関する操作者の視点の位置と第2姿勢用位置検出手段との間の視点距離とに基づいて、第2姿勢用位置検出手段によって検出される水平方向に関する操作者の脚の位置を補正するための姿勢補正量を求め、前記姿勢補正量に基づいて、第2姿勢用位置検出手段によって検出される水平方向に関する操作者の脚の位置を補正し、
座標入力手段に入力される座標と、前記姿勢補正量に基づいて補正された、第2姿勢用位置検出手段によって検出される水平方向に関する操作者の脚の位置と、座標入力手段と表示手段の表示面との間の入力距離と、操作者と表示手段の表示面との間の操作距離とに基づいて、前記表示面に表示される画像の表示位置を補正するための位置補正量を求め、前記位置補正量に基づいて、座標入力手段に入力された座標の位置に対応する前記表示面に表示される画像の表示位置を補正し、その画像を、補正された表示位置に表示するよう表示手段を制御することを特徴とする表示装置である。
また本発明は、第2姿勢用位置検出手段は、
座標入力手段よりも表示手段による画像の表示方向前方側で放射される赤外線を検出可能に設けられ、赤外線を検出可能な焦電型赤外線センサを含むことを特徴とする。
また本発明は、第2姿勢用位置検出手段は、前記焦電型赤外線センサを複数含み、
複数の焦電型赤外線センサは、表示手段の表示面に平行で、かつ水平な配列方向に並んで配置され、
情報処理装置は、
複数の焦電型赤外線センサによって赤外線が検出されると、赤外線を検出した複数の焦電型赤外線センサのうち、配列方向における両端部間の中央部に位置する焦電型赤外線センサの位置を水平方向に関する操作者の脚の位置として、前記位置補正量を求めることを特徴とする。
また本発明は、第2姿勢用位置検出手段は、
座標入力手段よりも表示手段による画像の表示方向前方側の床面に設置可能に構成され、加えられる圧力を検出可能な圧力検出手段を含むことを特徴とする。
また本発明は、圧力検出手段は、表示手段の表示面に平行で、かつ水平な配列方向に並んで配置される複数の圧力検出部を含み、
情報処理装置は、
複数の圧力検出部によって圧力が検出されると、圧力を検出した複数の圧力検出部のうち、配列方向における両端部間の中央部に位置する圧力検出部の位置を水平方向に関する操作者の脚の位置として、前記位置補正量を求めることを特徴とする。
また本発明は、操作者と表示手段の表示面との間の操作距離を計測する測距手段を備え、
情報処理装置は、測距手段によって計測される操作距離に基づいて、前記位置補正量を求めることを特徴とする。
また本発明は、座標入力手段よりも表示手段による画像の表示方向前方側の床面に設置可能に構成され、加えられる圧力を検出可能な圧力検出手段を備え、
圧力検出手段は、表示手段の表示面に平行で、かつ水平な配列方向および配列方向に直交し、かつ水平な表示方向に行列状に並んで配置される複数の圧力検出部を含み、
複数の圧力検出部のうち、配列方向に並んで配置される複数の圧力検出部は、前記第2姿勢用位置検出手段として機能し、表示方向に並んで配置される複数の圧力検出部は、前記測距手段として機能することを特徴とする。
本発明によれば、表示手段の画像が表示される表示面には、透光性を有する座標入力手段が積層して設けられ、この座標入力手段に操作者によって座標が入力される。座標を入力する操作者の脚の位置は、第2姿勢用位置検出手段によって検出される。情報処理装置は、座標入力手段に入力される座標と、第2姿勢用位置検出手段によって検出される水平方向に関する操作者の脚の位置と、座標入力手段と表示手段の表示面との間の距離である入力距離と、操作者と表示手段の表示面との間の距離である操作距離とに基づいて、表示面に表示される画像の表示位置を補正するための位置補正量を求め、求めた位置補正量に基づいて、画像の表示位置を補正する。これによって、基準位置の座標を入力させるといった入力作業を操作者に要求することなく、座標入力手段に入力される座標が表す位置と、操作者が画像を表示させたい位置との間の位置ずれである視差を補正して、表示手段の表示面に画像を表示させることができる。また情報処理装置は、入力される座標と、操作者の位置と、入力距離と、操作距離とに基づいて位置補正量を求めるので、簡単な構成で実現することができる。したがって、操作者に入力作業を要求することなく、簡単な構成で、視差を補正して視差の軽減された表示を行なうことのできる表示装置を実現することができる。
また、姿勢検出手段によって操作者の姿勢が検出され、この検出された操作者の姿勢に基づいて、第2姿勢用位置検出手段によって検出される水平方向に関する操作者の脚の位置を補正するための姿勢補正量が情報処理装置によって求められ、この姿勢補正量に基づいて操作者の位置が補正され、補正された水平方向に関する操作者の脚の位置に基づいて、位置補正量が求められる。これによって、視差をより精度良く補正することができるので、視差がより確実に軽減された表示装置を実現することができる。
また、姿勢検出手段は、第1姿勢用位置検出手段および第2姿勢用位置検出手段を含む。第2姿勢用位置検出手段は、第1姿勢用位置検出手段の鉛直方向下方に設けられ、水平方向に関する操作者の脚の位置を検出する。これによって、操作者が鉛直方向に対して傾いた状態で表示装置を操作する場合、第1姿勢用位置検出手段および第2姿勢用位置検出手段によって鉛直方向に関する異なる位置で操作者の位置を検出することによって、操作者の姿勢を検出することができる。したがって、簡単な構成で、姿勢検出手段を実現することができる。
また、情報処理装置は、第1姿勢用位置検出手段によって検出される水平方向に関する操作者の胴体の位置と、第2姿勢用位置検出手段によって検出される水平方向に関する操作者の脚の位置と、第1姿勢用位置検出手段と第2姿勢用位置検出手段との間隔である検出間隔と、鉛直方向における操作者の視点の位置と第2姿勢用位置検出手段との間の距離である視点距離とに基づいて、姿勢補正量を求める。これによって、姿勢補正量を求めて、この姿勢補正量に基づいて、第2姿勢用位置検出手段によって検出される水平方向に関する操作者の脚の位置を補正することのできる情報処理装置を簡単な構成で実現することができる。
また本発明によれば、第2姿勢用位置検出手段は焦電型赤外線センサを含む。この焦電型赤外線センサは、座標入力手段よりも表示手段による画像の表示方向前方側で放射される赤外線を検出可能に設けられる。これによって、座標入力手段よりも表示手段による画像の表示方向前方側で表示装置を操作する操作者から放射される赤外線を焦電型赤外線センサで検出することによって、水平方向に関する操作者の脚の位置を検出することができる。したがって、簡単な構成で、第2姿勢用位置検出手段を実現することができる。
また本発明によれば、第2姿勢用位置検出手段は、表示手段の表示面に平行で、かつ水平な配列方向に並んで配置される複数の焦電型赤外線センサを含み、各焦電型赤外線センサによって、操作者から放射される赤外線を検出する。複数の焦電型赤外線センサによって赤外線が検出されると、赤外線を検出した複数の焦電型赤外線センサのうち、配列方向における両端部間の中央部に位置する焦電型赤外線センサの位置を水平方向に関する操作者の脚の位置として、位置補正量が情報処理装置によって求められる。このように複数の焦電型赤外線センサによって操作者から放射される赤外線を検出することによって、水平方向に関する操作者の脚の位置をより正確に検出することができる。したがって、視差をより精度良く補正することができるので、視差がより確実に軽減された表示装置を実現することができる。
また本発明によれば、第2姿勢用位置検出手段は圧力検出手段を含む。この圧力検出手段は、座標入力手段よりも表示手段による画像の表示方向前方側の床面に設置可能に構成される。これによって、座標入力手段よりも表示手段による画像の表示方向前方側の床面に圧力検出手段を設置して、座標入力手段よりも表示手段による画像の表示方向前方側で圧力検出手段に乗って表示装置を操作する操作者から加えられる圧力を圧力検出手段で検出することによって、水平方向に関する操作者の脚の位置を検出することができる。したがって、簡単な構成で、第2姿勢用位置検出手段を実現することができる。
また本発明によれば、圧力検出手段は、表示手段の表示面に平行で、かつ水平な配列方向に並んで配置される複数の圧力検出部を含み、各圧力検出部によって、操作者から加えられる圧力を検出する。複数の圧力検出部によって圧力が検出されると、圧力を検出した複数の圧力検出部のうち、配列方向における両端部間の中央部に位置する圧力検出部の位置を水平方向に関する操作者の脚の位置として、位置補正量が情報処理装置によって求められる。このように複数の圧力検出部によって操作者から加えられる圧力を検出することによって、水平方向に関する操作者の脚の位置をより正確に検出することができる。したがって、視差をより精度良く補正することができるので、視差がより確実に軽減された表示装置を実現することができる。
また本発明によれば、測距手段によって、操作者と表示手段の表示面との間の距離である操作距離が計測され、この測定された操作距離に基づいて、情報処理装置によって位置補正量が求められる。これによって、操作距離が予め定められる場合に比べて、より正確な操作距離に基づいて、位置補正量を求めることができるので、視差をより精度良く補正することができる。したがって、視差がより確実に軽減された表示装置を実現することができる。
また本発明によれば、圧力検出手段は、座標入力手段よりも表示手段による画像の表示方向前方側の床面に設置可能に構成され、表示手段の表示面に平行で、かつ水平な配列方向、および該配列方向に直交し、かつ水平な表示方向に行列状に並んで配置される複数の圧力検出部を含み、各圧力検出部によって、操作者から加えられる圧力を検出する。複数の圧力検出部のうち、配列方向に並んで配置される複数の圧力検出部は、第2姿勢用位置検出手段として機能し、表示方向に並んで配置される複数の圧力検出部は、測距手段として機能する。したがって圧力検出手段によって、水平方向に関する操作者の脚の位置と、操作者と表示手段の表示面との間の操作距離とを求めることができるので、部品点数の増大を抑えることができる。
図1は、表示装置1の電気的構成を示すブロック図である。図2は、表示装置1を示す斜視図である。表示装置1は、表示手段11と、座標入力手段であるタッチパネル12と、位置検出手段13と、情報処理装置14と、スキャナ15と、プリンタ16と、表示手段11を支持する台座17とを備える。
表示手段11は、たとえば液晶表示装置(Liquid Crystal Display;略称LED)によって実現される。表示手段11は、大型LCDであり、画像が表示される側の表面である表示面11aは、たとえば長辺部の寸法が約1200mm、短辺部の寸法が約700mmの矩形状である。
タッチパネル12は、表示手段11の前面、すなわち表示手段11の表示面11aに積層して設けられる。タッチパネル12は、透光性を有する。具体的には、タッチパネル12のうち、少なくとも、表示手段11の表示面11aの画像が表示される領域である表示領域に積層される部分は、透光性を有し、透光性を有する透光性材料たとえばガラスから成る透過部材によって構成される。したがって、表示手段11の表示面11aの表示領域に表示される画像は、タッチパネル12を構成する透過部材を透過して表示され、操作者に視認される。
タッチパネル12には、操作者によって座標が入力される。操作者は、タッチパネル12に触れるというタッチ操作によって、タッチパネル12に座標を入力する。操作者は、たとえば後述する図4,5に示す操作部材であるタッチペン41をタッチパネル12に接触させることによって、タッチパネル12へのタッチ操作を行なう。タッチパネル12は、操作者が触れた部分、すなわちタッチ部分の座標を検出する。
位置検出手段13は、操作者の位置、具体的には操作者の水平方向における位置を検出する。位置検出手段13の具体的な構成については、後述する。
情報処理装置14は、表示手段11に接続され、表示手段11に画像を表示するための情報を出力する。表示手段11は、タッチパネル12へのタッチ操作に基づいて、画像を表示するように、情報処理装置14によって制御される。これによって、タッチパネル12へのタッチ操作に基づいて、さまざまな情報を表示手段11に表示することができる。情報処理装置14は、制御手段として機能する。
台座17は、床面と接触する基台21と、基台21と表示手段11とを連結する2つの脚部22とを備える。基台21は、表示手段11を移動させるための移動用車輪である2つのキャスター23を備える。2つの脚部22の間には、原稿を読取るためのスキャナ15と、プリンタ16とが備えられる。スキャナ15は、原稿を読取り、情報処理装置14に入力する。スキャナ15の筺体15aには、2つの開口部24が形成される。スキャナ15は、2つの開口部24のうち、鉛直方向上方の開口部24aの開口から原稿を搬入し、鉛直方向下方の開口部24bの開口から原稿を排出する。プリンタ16は、表示手段111に表示される画像を出力する装置である。
図3は、タッチパネル12の構成を示す平面図である。タッチパネル12は、透光性材料たとえばガラスから成る透過部材によって構成される。タッチパネル12は、矩形状であり、外周縁部を構成する4辺部に、タッチペン41によるタッチ位置31を検出するための2つのLEDアレイ32,33と、2つのフォトトランジスタアレイ34,35とを備える。
前述の図2に示すように、タッチパネル12および表示手段11は、長辺部が水平方向に平行になるように配置されて使用される。以下、タッチパネル12の長辺部に平行な一方向を「X方向」とし、短辺部に平行な一方向、すなわちX方向に直交する方向を「Y方向」とし、X方向およびY方向に垂直な一方向を「Z方向」とする。Z方向の両方、すなわちZ方向一方Z1およびZ方向他方Z2のうち、Z方向一方Z1を、表示手段11の表示面11aの画像が表示される方向である表示方向とする。
タッチパネル12の上辺部すなわち鉛直方向上方側に配置される長辺部にX方向フォトトランジスタアレイ34が設けられ、下辺部すなわち鉛直方向下方側に配置される長辺部にX方向LEDアレイ32が設けられ、右辺部すなわちタッチパネル12に向かって右方に配置される短辺部にY方向フォトトランジスタアレイ35が設けられ、左辺部すなわちタッチパネル12に向かって左方に配置される短辺部にY方向LEDアレイ33が設けられる。
X方向LEDアレイ32は、X方向に並んで配置される複数の発光ダイオード(略称LED)を含み、Y方向LEDアレイ33は、Y方向に並んで配置される複数のLEDを含む。X方向フォトトランジスタアレイ34は、X方向に並んで配置される複数のフォトトランジスタを含み、Y方向フォトトランジスタアレイ35は、Y方向に並んで配置される複数のフォトトランジスタを含む。
操作部材であるタッチペン41がタッチパネル12の透過部材12aに触れると、触れた位置を通過するLEDの光がタッチペン41によって遮蔽されて、フォトトランジスタに到達しなくなる。タッチパネル12は、到達しなかったフォトトランジスタの座標を指定された座標として出力する。図3に示す例では、座標(Xi,Yi)が、この座標に相当する。
情報処理装置14は、タッチパネル12に入力された座標の位置に対応する表示手段11の表示面11aの位置に、画像、具体的には所定のオブジェクトを表示するように、表示手段11を制御する。オブジェクトとは、たとえば点画像である。操作者は、タッチペン41でタッチパネル12の表面、具体的には透過部材の表面をなぞることによって、点画像のオブジェクトを連続的に表示面11aに表示させ、操作者の所望する画像たとえば図形または文字を表示面11aに描くことができる。オブジェクトは、点画像に限定されるものではなく、たとえば直線、円形、三角形または四角形といった予め定められた定形図形でもよい。
図4は、表示装置1の構成を簡略化して示す正面図である。図5は、表示装置1の構成を簡略化して示す平面図である。図5は、表示装置1を鉛直方向上方から見た平面図である。図4および図5では、表示装置1と操作者40との位置関係を示す。
位置検知手段13は、本形態では圧力検出手段である。圧力検出手段13は、複数の圧力検出部50を含む。圧力検出手段13は、表示手段11の表示面11aの表示方向前方側の床面、すなわち表示面11aよりもZ方向一方Z1側の床面に設置可能に構成される。すなわち圧力検出手段13は、座標入力手段12を挟んで、表示手段11の表示面11aと反対側に設けられる。
本形態では、圧力検出手段13は、シート状に形成される、いわゆるシートスイッチである。圧力検出手段であるシートスイッチ13の各圧力検出部50は、上面、すなわち厚み方向一方側の表面であって、床面に設置された状態において鉛直方向上方側に配置される表面を押圧されると、接点が接続し、オン(ON)状態となる。すなわち各圧力検出部50は、スイッチとして機能する。複数の圧力検出部50は、表示手段11の表示面11aに平行な配列方向、本実施形態ではX方向に並んで配置される。つまり複数の圧力検出部50は、X方向に関して異なる位置に配置され、各圧力検出部50には、X方向における座標が割り当てられる。
操作者40がシートスイッチ13上に立つと、操作者40が立っている位置の圧力検出部50が押圧されて接点が接続してON状態になる。これによって、その圧力検出部50に操作者40から圧力が加わったことが検出されるので、押圧された圧力検出部であるスイッチ50の座標から、操作者40の位置を検出することができる。たとえば図4および図5に示すように操作者40が立って操作している場合には、操作者40の立ち位置を検出することができる。各圧力検出部50の位置が、操作者40の位置を表す位置座標X2に相当する。
図6は、圧力検出手段13の電気的構成を示すブロック図である。圧力検出手段13は、前述の圧力検出部50である複数のスイッチSと、パラレル入出力(I/O)部51とを含む。図6では、各スイッチ50の接点が接続していない状態、すなわちオフ(OFF)状態を示す。パラレルI/O部51は、スイッチSに接続される複数の入力端子52、すなわち第1〜第n入力端子i1〜inと、各入力端子52に電力を供給する電力供給端子53とを含む。入力端子52は、スイッチSと同数が設けられる。すなわち圧力検出手段13は、n個のスイッチS1〜Snと、n個の入力端子i1〜inとを含む。「n」は、1以上の整数を示す。各スイッチSは、対応する入力端子52に接続されている。第nスイッチSnは、第n入力端子inに接続されている。
スイッチ50の接点が接続し、ON状態になると、スイッチ50が導通して、対応する入力端子52に電流が流れる。これによってスイッチ50がON状態になったことが検出される。パラレルI/O部51は、図1に示す情報処理装置14に接続され、入力端子52の出力値は、情報処理装置14に出力される。情報処理装置14は、圧力検出手段13から出力される出力結果から操作者40の位置X2を取得する。
本形態では、圧力検出手段13は複数の圧力検出部50を含むので、図4に示すように操作者40が圧力検出手段13の上に立つことで、複数の圧力検出部50がON状態になる、すなわち複数の圧力検出部50によって圧力が検出される場合がある。この場合、情報処理装置14は、ON状態になった、すなわち圧力を検出した複数の圧力検出部15のうち、配列方向であるX方向における両端部間の中央部に位置する圧力検出部50の位置を、操作者40の位置X2として算出し、取得する。
具体的には、情報処理装置14は、操作者40の位置X2を算出するにあたり、複数のON状態になった圧力検出部50のうち、最も左端すなわちX方向一方側の圧力検出部50の座標と、最も右端すなわちX方向他方側の圧力検出部50の座標との中間の圧力検出部50の座標を、操作者40の位置X2として算出する。
たとえば図4に示すように3つの圧力検出部Sa,Sb,ScがON状態になった場合、情報処理装置14は、ON状態になった3つの圧力検出部Sa,Sb,Scのうち、最も左端であるX方向一方側の圧力検出部Saの座標(X21)と、最も右端であるX方向他方側の圧力検出部Scの座標(X22)との中間の圧力検出部Sbの位置を表す座標を、操作者40の位置を表す座標X2として取得する。ON状態になった圧力検出部50が偶数個ある場合には、ON状態になった圧力検出部50のうち、最もX方向一方側の圧力検出部50と最もX方向他方側の圧力検出部50との中間に位置する2つの圧力検出部50のいずれかの位置を表す座標を、操作者40の位置を表す座標X2として取得する。
本形態において情報処理装置14は、表示位置補正手段として機能する。情報処理装置14は、座標入力手段12に入力される座標(以下「入力座標」ともいう)と、位置検出手段である圧力検出手段13によって検出される操作者40の位置(以下「操作位置」ともいう)と、座標入力手段12と表示手段11の表示面11aとの間の距離である入力距離L1と、操作者40と表示手段11の表示面11aとの間の距離である操作距離L2とに基づいて、画像、具体的にはオブジェクトの表示位置を補正する。より詳細には、情報処理装置14は、オブジェクトの表示位置を補正するための位置補正量を求め、求めた位置補正量に基づいて、オブジェクトの表示位置を補正する。
入力距離L1は、表示装置1を製造する段階で実測によって求められ、情報処理装置14の図示しない記憶部に記憶される。操作距離L2は、本実施形態では予め設定され、情報処理装置14の図示しない記憶部に記憶される。すなわち情報処理装置14は、入力距離L1および操作距離L2を記憶する記憶手段として機能する記憶部を含む。
図7は、情報処理装置14による位置補正量の求め方を説明するための図である。図7(a)は、表示装置1と操作者40との位置関係を示す平面図である。図7(a)に示すように、座標入力手段であるタッチパネル12の透過部材12aと表示手段11とは、表示手段11からの放熱を阻害しないように所定の間隔をあけて設けられる。これによって対流放熱が図られる。
このようにタッチパネル12の透過部材12aと表示手段11とは間隔をあけて設けられるので、操作者40が表示面11aを斜め前方から見て操作する場合、操作者40の視線40aが表示面11aに対して傾斜する。したがって、操作者40が、参照符61で示される位置にオブジェクトを表示させたい場合、操作者40は、参照符61で示される位置に相当するタッチパネル12の位置ではなく、参照符60で示される位置に相当するタッチパネル12の位置をタッチペン41で指示して、座標を入力することになる。このように参照符60で示される位置の座標が入力されるので、オブジェクトの表示位置が補正されない場合、オブジェクトは、参照符60で示される位置、すなわちタッチパネル12への入力座標に対応する位置に表示される。
タッチパネル12と表示手段11の表示面11aとの間隔、具体的にはタッチパネル12の透過部材12aの表示方向前方側、すなわち操作者40側の表面と、表示手段11の表示方向前方側の表面である表示面11aとの間の距離である入力距離L1は、たとえば20mmに設定される。操作者40と表示手段11の表示面11aとの間の距離である操作距離L2は、標準的な距離、すなわち各操作者40の操作距離L2の平均的な距離、たとえば300mmに設定される。
情報処理装置14は、具体的には、タッチペン41を介して操作者40によって座標入力手段12に入力される入力座標(X1,Y1)のうち、X方向の入力座標X1と、位置検出手段13によって検出される操作者40の操作位置X2と、入力距離L1と、操作距離L2とに基づいて、位置補正量を求め、位置補正量に基づいて、オブジェクトの表示位置を表す表示座標のうち、X方向である水平方向の座標(以下「水平座標」という)X3を算出する。
図7(b)は、入力座標X1、操作位置X2、補正後のオブジェクトの水平座標X3、入力距離L1および操作距離L2の関係を模式的に示す図である。図7(b)において、座標Z1は、表示方向Z1を含むZ方向における座標X1との間隔が入力距離L1に一致する座標を示し、座標Z2は、表示方向Z1を含むZ方向における座標X2との間隔が操作距離L2に一致する座標を示す。図7(b)に示すように、3点X3、X2、Z2を頂点とする三角形と、3点X3、X1、Z1を頂点とする三角形とは相似形であるので、入力座標X1、操作位置X2、補正後のオブジェクトの水平座標X3、入力距離L1および操作距離L2は、下記数式(1)の関係を満足する。
(X2−X3)/(X1−X3)=L2/L1 …(1)
数式(1)における(X1−X3)の絶対値が、位置補正量に相当する。本実施形態では、位置補正量自体を求めることに代えて、数式(1)を変形した下記数式(2)から補正後のオブジェクトの水平座標X3を算出する。この水平座標X3を算出することが、位置補正量を求めることに相当する。このようにオブジェクトの水平座標X3は、下記数式(2)に基づいて、算出することができる。
X3=(L2・X1−L1・X2)/(L−L) …(2)
このようにして算出された水平座標X3が、補正後のオブジェクトの表示座標のX座標となる。補正後のオブジェクトの鉛直方向であるY方向における座標には、入力座標(X1,Y1)のうちのY座標が用いられる。このようにして求められる補正後のオブジェクトの表示座標(X3,Y1)に相当する位置61の表示面11aに、オブジェクトが表示される。
図8は、情報処理装置14による表示位置補正処理の処理手順を示すフローチャートである。表示位置補正処理は、情報処理装置14によって実行される。表示手段11による画像の表示が開始されると、ステップa1において、表示位置補正処理が開始され、ステップa2に進む。
ステップa2では、情報処理装置14は、座標入力手段12において、タッチペン41による座標の指定がなされたか否か、すなわち入力座標(X1,Y1)の入力があったか否かを判断する。具体的には、情報処理装置14は、タッチペン41による座標の指定が検出されるか否かを判断する。情報処理装置14は、座標の入力があったと判断すると、ステップa3に進み、座標の入力がなかったと判断すると、ステップa2に戻り、座標の入力があったか否かの判断を繰返す。
ステップa3では、情報処理装置14は、位置検出手段13からの出力結果に基づいて、操作者40の位置X2を検出する。情報処理装置14は、具体的には操作者40の位置を表すX方向の座標X2を検出する。このようにして操作者40の位置X2が検出されると、ステップa4に進む。
ステップa4では、情報処理装置14は、オブジェクトの表示位置を補正するための位置補正量を求め、求めた位置補正量に基づいて、オブジェクトの表示位置を補正する。情報処理装置14は、具体的には、座標入力手段12に入力される入力座標(X1,Y1)のうち、X方向の入力座標X1と、位置検出手段13によって検出される操作者40の操作位置X2と、入力距離L1と、操作距離L2とに基づいて、位置補正量を求め、位置補正量に基づいて、オブジェクトの水平座標X3を算出する。このようにしてオブジェクトの水平座標X3が求められると、ステップa5に進む。
ステップa5では、情報処理装置14は、オブジェクトの補正後の表示位置を表す表示座標(X3,Y1)にオブジェクトを表示するように、表示手段11を制御する。表示手段11は、情報処理装置14からの指令に基づいて、補正後の表示座標(X3,Y1)にオブジェクトを表示する。このようにして補正後の表示座標(X3,Y1)にオブジェクトが表示されると、ステップa2に戻り、座標入力手段12への座標の入力の有無の判断から始まる一連の動作が繰返し行われる。図8に示す表示位置補正処理は、表示手段11に画像が表示されている間は繰返し行われ、表示手段11への画像の表示が終了すると終了する。
以上のように本形態によれば、情報処理装置14は、座標入力手段12に入力される座標X1と、位置検出手段13によって検出される操作者40の位置X2と、入力距離L1と、操作距離L2とに基づいて、表示面11aにおけるオブジェクトの表示位置を補正するための位置補正量を求め、求めた位置補正量に基づいて、オブジェクトの表示位置を補正する。これによって、基準位置の座標を入力させるといった入力作業を操作者40に要求することなく、図7に示す座標入力手段12に入力される座標X1が表す位置60と、操作者40が画像を表示させたい位置61との間の位置ずれである視差を補正して、表示手段11の表示面11aにオブジェクトを表示させることができる。
また情報処理装置14は、入力される座標X1と、操作者40の位置X2と、入力距離L1と、操作距離L2とに基づいて位置補正量を求める、具体的には補正後のオブジェクトの水平座標X3を求めるので、簡単な構成で表示位置補正手段として機能し得る情報処理装置14を実現することができる。したがって、操作者40に入力作業を要求することなく、簡単な構成で、視差を補正して視差の軽減された表示を行なうことのできる表示装置1を実現することができる。
このような表示装置1は、プレゼンテーションで、表示手段11として大型の液晶表示装置などの大画面表示装置を使用する場合に、特に好適である。表示装置1は、従来技術のように補正手順を必要とすることなく、またタッチパネル12の位置と表示手段11の表示面11aの位置とが大きく離間していても、視差を良好に補正することができる。したがって、プレゼンテーションで操作者が頻繁に立ち位置を変更した場合であっても、その都度視差補正のための動作を操作者に要求することなく、操作者にとって視差が軽減された表示位置にオブジェクトの表示を行なうことができる。
また本形態では、圧力検出手段13によって操作者の位置を検出して、検出した操作者の位置に基づいてオブジェクトの表示位置を補正するので、従来技術のように音声に基づいて操作者の位置を特定する場合に比べて、より高精度に操作者の位置を特定することができる。従来技術のように操作者の声に基づいて操作者の位置を特定する場合、操作者が移動していなくても、操作者の声の変化、たとえば音量の変化によって、特定される操作者の位置が変化してしまうおそれがあるが、本形態ではこのようなおそれはなく、操作者の位置を精度良く検出することができる。
また本形態では、位置検出手段13は、圧力検出手段であり、座標入力手段12よりも表示手段11による画像の表示方向前方側の床面に設置可能に構成される。座標入力手段12よりも表示手段11による画像の表示方向前方側の床面に圧力検出手段13を設置することによって、座標入力手段12よりも表示手段11による画像の表示方向前方側で圧力検出手段13に乗って表示装置1を操作する操作者40から加えられる圧力を圧力検出手段13で検出して、操作者40の位置を検出することができる。したがって、簡単な構成で、位置検出手段13を実現することができる。
また本形態では、圧力検出手段13は、表示手段11の表示面11aに平行な配列方向であるX方向に並んで配置される複数の圧力検出部50を含み、各圧力検出部50によって、操作者40から加えられる圧力を検出する。このように複数の圧力検出部50によって操作者40から加えられる圧力を検出することによって、1つの圧力検出部50で操作者40から加えられる圧力を検出して操作者40の位置を検出する場合に比べて、操作者40の位置をより正確に検出することができる。したがって、視差をより精度良く補正することができるので、視差がより確実に軽減された表示装置1を実現することができる。
図9は、表示装置100を示す正面図である。本形態の表示装置100は、表示装置1における位置検出手段13を除くその他の構成は、表示装置1と同様であるので、同様の構成には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
本形態において位置検出手段130は、複数の焦電型赤外線センサ131を含む。焦電型赤外線センサ131は、人体から放射される赤外線を検知する赤外線センサである。各焦電型赤外線センサ131は、座標入力手段12よりも表示手段11による画像の表示方向前方側、すなわち表示手段11の表示面11aよりもZ方向一方Z1側で放射される赤外線を検出可能に設けられる。本形態では、座標入力手段12よりも表示手段11による画像の表示方向前方側で表示装置100を操作する操作者から放射される赤外線を焦電型赤外線センサ131で検出することによって、操作者の位置を検出することができる。
複数の焦電型赤外線センサ131は、表示手段11の表示面11aに平行な配列方向であるX方向に並んで配置される。各焦電型赤外線センサ131のX方向における位置が、操作者の位置を表す座標(X2)に相当する。複数の焦電型赤外線センサ131は、表示手段11の下辺近傍に、X方向である水平方向に並列に配置される。
図10は、位置検出手段130の電気的構成を示すブロック図である。位置検出手段130は、前述の焦電型赤外線センサ131である複数のセンサQと、パラレルI/O部132とを含む。パラレルI/O部132は、スイッチQに接続される複数の入力端子133、すなわち第1〜第n入力端子i1〜inを含む。入力端子133は、スイッチQと同数が設けられる。すなわち位置検出手段130は、n個のスイッチQ1〜Qnと、n個の入力端子i1〜inとを含む。「n」は、1以上の整数を示す。各スイッチQは、対応する入力端子133に接続されている。第nスイッチQnは、第n入力端子inに接続されている。
パラレルI/O部132は、情報処理装置14に接続され、各入力端子133の出力値は、情報処理装置14に出力される。情報処理装置14は、位置検出手段130から出力される出力結果から操作者の位置X2を取得する。
複数の焦電型赤外線センサ131によって赤外線が検出される場合、情報処理装置14は、実施の第1形態において複数の圧力検出部50によって圧力が検出される場合と同様にして、操作者の位置X2を取得する。具体的には、赤外線を検出した複数の焦電型赤外線センサ131のうち、配列方向であるX方向における両端部間の中央部に位置する焦電型赤外線センサ131の位置を、操作者の位置X2として算出し、取得する。赤外線を検出した焦電型赤外線センサ131が偶数個ある場合には、赤外線を検出した焦電型赤外線センサ131のうち、配列方向であるX方向における両端部間の中央部に位置する2つの焦電型赤外線センサ131のいずれかの位置を表す座標を、操作者の位置を表す座標X2として取得する。
以上のように本形態では、位置検出手段130は、焦電型赤外線センサ131を含み、焦電型赤外線センサ131によって操作者の位置を検出する。したがって、実施の第1形態と同様に、簡単な構成で、位置検出手段130を実現することができる。
また本形態では、位置検出手段130は、表示手段11の表示面11aに平行な配列方向であるX方向に並んで配置される複数の焦電型赤外線センサ131を含み、各焦電型赤外線センサ131によって、操作者から放射される赤外線を検出する。このように複数の焦電型赤外線センサ131によって操作者から放射される赤外線を検出することによって、操作者の位置をより正確に検出することができる。したがって、視差をより精度良く補正することができるので、視差がより確実に軽減された表示装置100を実現することができる。
また本形態では、焦電型赤外線センサ131を含む位置検出手段130によって操作者の位置を検出して、検出した操作者の位置に基づいてオブジェクトの表示位置を補正するので、従来技術のように音声に基づいて操作者の位置を特定する場合に比べて、より高精度に操作者の位置を特定することができる。従来技術のように操作者の声に基づいて操作者の位置を特定する場合、操作者が移動していなくても、操作者の声の変化、たとえば音量の変化によって、特定される操作者の位置が変化してしまうおそれがあるが、本形態ではこのようなおそれはなく、操作者の位置を精度良く検出することができる。
以上の形態では、焦電型赤外線センサ131は、表示手段11の下辺近傍に設けられるが、焦電型赤外線センサ131の位置はこれに限定されない。焦電型赤外線センサ131は、座標入力手段12よりも表示手段11による画像の表示方向前方側で放射される赤外線を検出可能に設けられればよく、たとえば座標入力手段12よりも表示手段11による画像の表示方向前方側に設けられてもよい。
図11は、本発明の実施の一形態である表示装置140の電気的構成を示すブロック図である。図12は、本発明の実施の一形態である表示装置140を示す正面図である。本実施形態の表示装置140は、姿勢用位置検出手段142をさらに備えること以外は、表示装置100と同様の構成を有するので、同様の構成には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
本実施形態の表示装置140は、前述のように姿勢用位置検出手段142を備える。本実施形態において位置検出手段130は、姿勢用位置検出手段として機能する。姿勢用位置検出手段142と位置検出手段130とを含んで、姿勢検出手段141が構成される。姿勢検出手段141は、操作者の姿勢を検出する。以下、位置検出手段130を第1姿勢用位置検出手段130といい、姿勢用位置検出手段142を第2姿勢用位置検出手段142という。
第1姿勢用位置検出手段130と、第2姿勢用位置検出手段142とは、表示手段11の表示面11aに平行なY方向に関して、互いに異なる位置に設けられる。より詳細には、第1姿勢用位置検出手段130と、第2姿勢用位置検出手段142とは、Y方向に離隔して設けられる。第1および第2姿勢用位置検出手段130,142はそれぞれ、表示手段11の表示面11aに平行であってY方向に直交するX方向に関する操作者の位置を検出する。表示装置140が使用される状態では、Y方向は鉛直方向に一致し、X方向は水平方向に一致する。本実施形態では、Y方向が第1方向に相当し、X方向が第2方向に相当する。
第2姿勢用位置検出手段142は、第1姿勢用位置検出手段130と同様に、複数の焦電型赤外線センサ131を含む。複数の焦電型赤外線センサ131は、表示手段11の表示面11aに平行な配列方向であるX方向に並んで配置される。各焦電型赤外線センサ131のX方向における位置が、第2姿勢用位置検出手段142によって検出される操作者の位置に相当する。
第1姿勢用位置検出手段130は、表示手段11の下辺近傍に設けられ、表示手段11の下辺近傍で操作者の位置の検出を行なう。表示手段11の下辺近傍は、操作者の胴体の位置に相当するので、第1姿勢用位置検出手段130は、操作者の胴体の位置を検出する胴体位置検出手段として機能する。すなわち第1姿勢用位置検出手段130は、操作者の胴体の位置X4を検出する。本実施形態では、第1姿勢用位置検出手段130は、操作者の胴体の位置X4として、操作者の腰の位置X4を検出するように設けられる。
第2姿勢用位置検出手段142は、床面に近い位置、具体的には台座17の基台21に設けられ、床面に近い位置で操作者の位置の検出を行なう。床面に近い位置は、操作者の脚の位置に相当する。したがって第2姿勢用位置検出手段142は、操作者の脚の位置X5を検出する。本実施形態では、操作者の脚の位置X5が、前述の第1および第2形態における操作者の位置X2に相当する。すなわち本実施形態では、第2姿勢用位置検出手段142が、第1および第2形態における位置検出手段13,130に相当する。
図13は、情報処理装置14による姿勢補正量の求め方を説明するための図である。図13(a)は、表示装置140と操作者143との位置関係を示す正面図である。前述の実施の第1および第2形態では、図4に示すように操作者40が直立していることを想定して、位置検出手段13,130によって検出される操作者40の位置X2と、操作者40の視点の位置X6とが一致するという前提で、オブジェクトの表示位置を補正する。図13(a)に示すように、操作者143の姿勢が傾いている場合には、操作者143の立ち位置X5と、操作者141の視点の位置X6には違いがある。本実施形態では、姿勢検出手段141によって操作者143の姿勢を検出して、操作者143の視点の位置X6を補正する。
具体的には、本実施形態において情報処理装置14は、姿勢検出手段141によって検出される操作者の姿勢に基づいて、第2姿勢用位置検出手段142によって検出される操作者の位置X5を補正するための姿勢補正量を求め、求めた姿勢補正量に基づいて操作者の位置X5を補正し、補正された操作者の位置X6に基づいて、オブジェクトの表示位置を補正するための位置補正量を求める。
情報処理装置14は、より詳細には、2つの姿勢用位置検出手段130,142によって検出される操作者143の位置、すなわち第1姿勢用位置検出手段130によって検出される操作者143の胴体の位置X4および第2姿勢用位置検出手段142によって検出される操作者143の脚の位置X5と、2つの姿勢用位置検出手段130,142間の間隔である検出間隔L3と、第1方向であるY方向における操作者143の視点の位置X6と、第1または第2姿勢用位置検出手段130,142との間の間隔である視点距離L4とに基づいて、第2姿勢用位置検出手段142によって検出される操作者の位置X5を補正するための姿勢補正量を求める。本実施形態では、視点距離L4は、操作者143の視点の位置X6と、第2姿勢用位置検出手段142との間の間隔である。
検出間隔L3および視点距離L4は、本実施形態では予め設定され、情報処理装置14の図示しない記憶部に記憶される。すなわち情報処理装置14は、検出間隔L3および視点距離L4を記憶する記憶手段として機能する記憶部を含む。
視点距離L4は、操作者143の第2姿勢用位置検出手段142からの標準的な目の高さ、たとえば1600mmに設定される。この1600mmという値は、日本人成人男性の平均身長171cmから概算した値である。視点距離L4は、1600mmに限定されず、表示装置140を操作する操作者143の身長に応じて、適宜設定される。検出間隔L3は、操作者143の第2姿勢用位置検出手段142からの標準的な胴体の高さ、本実施形態では腰の高さ、たとえば950mmに設定される。この950mmという値は、前述の日本人成人男性の平均身長171cmから、平均身長の半分よりも若干大きい値として概算した値である。検出間隔L3は、950mmに限定されず、表示装置140を操作する操作者143の身長に応じて、適宜設定される。
第1姿勢用位置検出手段130によって検出される操作者143の胴体の位置(以下「胴体位置」という)X4と、第2姿勢用位置検出手段142によって検出される操作者143の脚の位置(以下「脚部位置」という)X5との差分値(X5−X4)の絶対値が、操作者143の姿勢を示す値であり、姿勢補正量に相当する。本実施形態では、情報処理装置14は、姿勢補正量自体を求めることに代えて、検出した操作者143の胴体位置X4および脚部位置X5から操作者143の視点の位置(以下「視点位置」という)X6を求め、この視点位置X6に基づいて、オブジェクトの表示位置を補正するための位置補正量を算出する。この視点位置X6を求めることが、姿勢補正量を求めることに相当する。
図13(b)は、胴体位置X4、脚部位置X5、視点位置X6、検出間隔L3および視点距離L4の関係を模式的に示す図である。図13(b)において、座標Y4は、Y方向における胴体位置X4との間隔が検出間隔L3に一致する座標を示し、座標Y6は、Y方向における視点位置X6との間隔が視点距離L4に一致する座標を示す。図13(b)に示すように、3点X5、X6、Y6を頂点とする三角形と、3点X5、X4、Y4を頂点とする三角形とは相似形であるので、胴体位置X4、脚部位置X5、視点位置X6、検出間隔L3および視点距離L4は、下記数式(3)の関係を満足する。
(X5−X6)/(X5−X4)=L4/L3 …(3)
したがって視点位置X6は、数式(3)を変形した下記数式(4)に基づいて、算出することができる。
X6=X5−L4(X5−X4)/L3 …(4)
このようにして算出された視点位置X6が、補正後の操作者143の位置となる。情報処理装置14は、算出した視点位置X6である補正後の操作者143の位置X6を、前述の数式(1)のX2に代入して、補正後のオブジェクトの水平座標X3を算出する。このようにして求められる補正後のオブジェクトの表示座標(X3,Y1)に相当する、前述の図7に示す位置61の表示面11aに、オブジェクトが表示される。これによって、操作者143の姿勢を考慮した表示位置の補正を実施することができる。
以上のように本実施形態では、姿勢検出手段141によって操作者143の姿勢が検出され、この検出された操作者143の姿勢に基づいて、第2姿勢用位置検出手段142によって検出される操作者143の位置X5を補正するための姿勢補正量が情報処理装置14によって求められ、この姿勢補正量に基づいて操作者143の位置が補正され、補正された操作者143の位置に基づいて、位置補正量が求められる。これによって、視差をより精度良く補正することができるので、視差がより確実に軽減された表示装置を実現することができる。
また本実施形態では、姿勢検出手段141は、2つの姿勢用位置検出手段130,142を含むので、操作者143がY方向である鉛直方向に対して傾いた状態で表示装置140を操作する場合、2つの姿勢用位置検出手段130,142によって鉛直方向に関する異なる位置で操作者143の位置を検出することによって、操作者143の姿勢を検出することができる。したがって、簡単な構成で、姿勢検出手段141を実現することができる。
また本実施形態では、情報処理装置14は、2つの姿勢用位置検出手段130,142によって取得される操作者の位置X4,X5と、検出間隔L3と、視点距離L4とに基づいて、姿勢補正量を求める。これによって、姿勢補正量を求めて、この姿勢補正量に基づいて、第2姿勢用位置検出手段142によって検出される操作者143の位置を補正することのできる表示位置補正手段として機能し得る情報処理装置14を簡単な構成で実現することができる。
以上の実施形態では、第2姿勢用位置検出手段142は、焦電型赤外線センサ131を含み、赤外線を検出して操作者の位置を検出する位置検出手段であるが、これに限定されず、圧力検出手段13と同様の床面に設置された圧力検出手段であってもよい。
また実施形態では、視点距離L4は予め設定されるが、これに限定されず、表示装置140は、操作者によって視点距離L4を設定可能に構成されてもよい。これによって、操作者の身長差を考慮して、オブジェクトの表示位置を補正することができるので、視差をより精度良く補正することができる。したがって、視差がより確実に軽減された表示装置を実現することができる。
表示装置140が、操作者が身長を入力可能に構成される場合、表示装置140は、操作者によって身長が入力される身長入力手段を備え、情報処理装置14の図示しない記憶部には、入力される身長から視点距離L4を算出するための数式が格納される。情報処理装置14は、身長入力手段から入力される操作者の身長に基づいて、視点距離L4を算出する。視点距離L4を算出するための数式は、たとえば入力された身長H2から、第2姿勢用位置検出手段142の床面からの高さH1を減算する数式である。入力された身長H2から、第2姿勢用位置検出手段142の床面からの高さH1を減算した値(H2−H1)が、視点距離L4となる。
以上の形態の表示装置1,100,140は、操作距離L2を予め設定するように構成されるが、これに限定されず、操作者によって操作距離L2を入力可能に構成されてもよく、測距手段を備え、操作距離L2を測定するように構成されてもよい。
表示装置が測距手段を備える場合、測距手段によって、操作者と表示手段11の表示面11aとの間の距離である操作距離L2が計測され、この測定された操作距離L2に基づいて、表示位置補正手段である情報処理装置14によって位置補正量が求められる。これによって、操作距離L2が予め定められる場合に比べて、より正確な操作距離に基づいて、位置補正量を求めることができるので、視差をより精度良く補正することができる。したがって、視差がより確実に軽減された表示装置を実現することができる。測距手段としては、たとえば圧力検出手段を用いることができる。
図14は、圧力検出手段の他の例である圧力検出手段150を示す平面図である。圧力検出手段であるシートスイッチ150は、実施の第1形態における圧力検出手段13と同様に、座標入力手段12よりも表示手段11による画像の表示方向前方側の床面、すなわち表示面11aよりもZ方向一方Z1側の床面に設置可能に構成され、複数の圧力検出部50を含む。
圧力検出手段150では、複数の圧力検出部50は、表示手段11の表示面に平行な配列方向であるX方向および、配列方向に直交する表示方向であるZ1方向を含むZ方向に行列状に並んで配置される。したがって圧力検出手段150では、X−Z座標を検出可能である。圧力検出手段150によって、操作者の位置X2を検出し、さらに表示手段11の表示面11aと操作者との間の距離である操作距離L2を測定することができる。すなわち、圧力検出手段150は、操作者の位置を検出する位置検出手段、および操作距離L2を測定する測距手段として機能する。
操作距離L2を求めるにあたり、複数の圧力検出部50が同時にオン状態になることとなるが、情報処理装置14は、オン状態になった圧力検出部50のうち、図14の紙面に向かって最も手前側すなわち最もZ方向一方Z1側の圧力検出部50の座標と、最も奥側すなわち最もZ方向他方Z2側の圧力検出部50との中間の圧力検出部50の位置を、操作距離L2として出力する。中間に2つの圧力検出部50がある場合には、一方の位置が出力される。
このように圧力検出手段150によれば、操作者の位置X2と、操作者と表示手段の表示面との間の操作距離L2とを求めることができるので、部品点数の増大を抑えることができる。測距手段としては、圧力検出手段150に限定されず、たとえば超音波による距離測定装置を用いてもよい。超音波による距離測定装置としては、たとえば特開昭58−22983号公報に記載の装置がある。
以上の実施形態において、圧力検出部50同士の間隔および焦電型赤外線センサ131同士の間隔は、たとえば10mm前後に選ばれる。操作者の手と目の距離は、最大1000m程度であるので、距離測定の精度としては、その1%前後、すなわち1000mmの1%である、10mmで充分である。
示装置1の電気的構成を示すブロック図である。 示装置1を示す斜視図である。 タッチパネル12の構成を示す平面図である。 示装置1の構成を簡略化して示す正面図である。 示装置1の構成を簡略化して示す平面図である。 圧力検出手段13の電気的構成を示すブロック図である。 情報処理装置14による位置補正量の求め方を説明するための図である。 情報処理装置14による表示位置補正処理の処理手順を示すフローチャートである。 示装置100を示す正面図である。 位置検出手段130の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の表示装置140の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の表示装置140を示す正面図である。 情報処理装置14による姿勢補正量の求め方を説明するための図である。 圧力検出手段の他の例である圧力検出手段150を示す平面図である。
符号の説明
1 表示装置
11 表示手段
12 タッチパネル
13 位置検出手段
14 情報処理装置
15 スキャナ
16 プリンタ
17 台座

Claims (7)

  1. 表示面に画像を表示する表示手段と、
    透光性を有し、表示手段の表示面に積層して設けられ、操作者によって座標が入力される座標入力手段と、
    水平方向に関する操作者の胴体の位置を検出する第1姿勢用位置検出手段と、第1姿勢用位置検出手段の鉛直方向下方に設けられ、水平方向に関する操作者の脚の位置を検出する第2姿勢用位置検出手段とを含み、第1姿勢用位置検出手段によって水平方向に関する操作者の胴体の位置、および第2姿勢用位置検出手段によって水平方向に関する操作者の脚の位置をそれぞれ検出することによって操作者の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
    前記表示面に画像を表示するよう表示手段を制御する情報処理装置とを備え、
    情報処理装置は、
    第1姿勢用位置検出手段によって検出される水平方向に関する操作者の胴体の位置と、第2姿勢用位置検出手段によって検出される水平方向に関する操作者の脚の位置と、第1姿勢用位置検出手段と第2姿勢用位置検出手段との間の検出間隔と、鉛直方向に関する操作者の視点の位置と第2姿勢用位置検出手段との間の視点距離とに基づいて、第2姿勢用位置検出手段によって検出される水平方向に関する操作者の脚の位置を補正するための姿勢補正量を求め、前記姿勢補正量に基づいて、第2姿勢用位置検出手段によって検出される水平方向に関する操作者の脚の位置を補正し、
    座標入力手段に入力される座標と、前記姿勢補正量に基づいて補正された、第2姿勢用位置検出手段によって検出される水平方向に関する操作者の脚の位置と、座標入力手段と表示手段の表示面との間の入力距離と、操作者と表示手段の表示面との間の操作距離とに基づいて、前記表示面に表示される画像の表示位置を補正するための位置補正量を求め、前記位置補正量に基づいて、座標入力手段に入力された座標の位置に対応する前記表示面に表示される画像の表示位置を補正し、その画像を、補正された表示位置に表示するよう表示手段を制御することを特徴とする表示装置。
  2. 第2姿勢用位置検出手段は、
    座標入力手段よりも表示手段による画像の表示方向前方側で放射される赤外線を検出可能に設けられ、赤外線を検出可能な焦電型赤外線センサを含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 第2姿勢用位置検出手段は、前記焦電型赤外線センサを複数含み、
    複数の焦電型赤外線センサは、表示手段の表示面に平行で、かつ水平な配列方向に並んで配置され、
    情報処理装置は、
    複数の焦電型赤外線センサによって赤外線が検出されると、赤外線を検出した複数の焦電型赤外線センサのうち、配列方向における両端部間の中央部に位置する焦電型赤外線センサの位置を水平方向に関する操作者の脚の位置として、前記位置補正量を求めることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 第2姿勢用位置検出手段は、
    座標入力手段よりも表示手段による画像の表示方向前方側の床面に設置可能に構成され、加えられる圧力を検出可能な圧力検出手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 圧力検出手段は、表示手段の表示面に平行で、かつ水平な配列方向に並んで配置される複数の圧力検出部を含み、
    情報処理装置は、
    複数の圧力検出部によって圧力が検出されると、圧力を検出した複数の圧力検出部のうち、配列方向における両端部間の中央部に位置する圧力検出部の位置を水平方向に関する操作者の脚の位置として、前記位置補正量を求めることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 操作者と表示手段の表示面との間の操作距離を計測する測距手段を備え、
    情報処理装置は、測距手段によって計測される操作距離に基づいて、前記位置補正量を求めることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の表示装置。
  7. 座標入力手段よりも表示手段による画像の表示方向前方側の床面に設置可能に構成され、加えられる圧力を検出可能な圧力検出手段を備え、
    圧力検出手段は、表示手段の表示面に平行で、かつ水平な配列方向、および該配列方向に直交し、かつ水平な表示方向に行列状に並んで配置される複数の圧力検出部を含み、
    複数の圧力検出部のうち、配列方向に並んで配置される複数の圧力検出部は、前記第2姿勢用位置検出手段として機能し、表示方向に並んで配置される複数の圧力検出部は、前記測距手段として機能することを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
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