JP4965963B2 - 蛍光性化合物及びタンパク質のトポロジー解析方法 - Google Patents

蛍光性化合物及びタンパク質のトポロジー解析方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4965963B2
JP4965963B2 JP2006281051A JP2006281051A JP4965963B2 JP 4965963 B2 JP4965963 B2 JP 4965963B2 JP 2006281051 A JP2006281051 A JP 2006281051A JP 2006281051 A JP2006281051 A JP 2006281051A JP 4965963 B2 JP4965963 B2 JP 4965963B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protein
cross
compound
present
linked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006281051A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008094801A (ja
Inventor
正太郎 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP2006281051A priority Critical patent/JP4965963B2/ja
Publication of JP2008094801A publication Critical patent/JP2008094801A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4965963B2 publication Critical patent/JP4965963B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、二官能性の蛍光性化合物及び該化合物を用いるタンパク質のトポロジー解析方法に関する。
生命現象の解明や有効な医薬品の開発等において、生体内におけるタンパク質の機能の解明は重要な課題である。タンパク質は生体内において種々の役割を担っており、タンパク質分子同士が相互作用することで種々の生理活性を発現することは良く知られているが、例えば、複数のタンパク質分子間の相互作用に関する情報、あるいは複数のタンパク質分子により構成されたタンパク質複合体の構造、物性、ふるまい等に関する情報を入手することが、非常に重要な課題となっている。特に、タンパク質複合体同士はどのように相互作用するのか、あるいは構成ユニットであるタンパク質がどのようにしてタンパク質複合体を形成するのかなど、タンパク質複合体を物理的・化学的に解析することで重要な情報が得られる。
このような解析の一つとして、タンパク質複合体のトポロジー解析が挙げられる。これは、タンパク質分子間又はタンパク質複合体内で、架橋剤を用いて架橋反応を行い、得られた架橋産物を解析するものである(例えば、非特許文献1参照)。解析にあたっては架橋産物を分離して検出することが必要となる。検出するに際して、通常、カラムクロマトグラフや電気泳動等による架橋産物の分離が必要となるが、従来は、カラムクロマトグラフによる分離であれば、例えば、タンパク質の一般的な吸収波長である280nm付近における吸光度測定による検出、電気泳動による分離であれば、例えば、銀染色や蛍光染色による高感度染色法が知られている。
Plant & Cell Physiology,33(3),291−297(1992)
しかし、前記吸光度測定による検出は、検出感度が高くないため、比較的多量の試料を必要とするという問題点があった。また、前記高感度染色法による染色は、微量の試料でも検出できるが、染色操作が煩雑なために検出に数時間かかるという問題点があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、微量のタンパク質架橋産物でも簡便且つ高精度に検出できる架橋剤として好適な蛍光性化合物、および該化合物を用いるタンパク質のトポロジー解析方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、鋭意検討の結果、タンパク質中のアミノ酸側鎖と反応可能な官能基を両端部に有するポリメチレン鎖の途中に、側鎖を介して蛍光性化合物を結合させた二官能性化合物を用いることで、タンパク質を架橋することができ、該化合物の蛍光シグナルにより架橋産物が微量でも検出できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、係る課題を解決するため、請求項1に係る発明は、下記式(I)で表されることを特徴とする蛍光性化合物である。
Figure 0004965963
(式中、l=2且つm=0、又はl=0且つm=2、の何れかである。)
請求項に係る発明は、タンパク質分子間又はタンパク質複合体内における架橋剤用であることを特徴とする請求項1に記載の蛍光性化合物である。
請求項に係る発明は、請求項に記載の蛍光性化合物を用いて、タンパク質分子間又はタンパク質複合体内で架橋反応を行い、得られた架橋産物の蛍光シグナルを検出することを特徴とするタンパク質のトポロジー解析方法である。
本発明によれば、微量のタンパク質架橋産物でも簡便且つ高精度に検出でき、タンパク質のトポロジー解析を簡便且つ高精度に行うことができる。
以下、本発明について詳しく説明する。
本発明の蛍光性化合物(以下、単に「化合物」と略記することがある)は、下記一般式(I)で表されることを特徴とする。
Figure 0004965963
(式中、Yは活性エステル化されたカルボキシル基であり、2個のYは互いに同一でも異なっていても良い。Zはアミド結合である。Wは、ニトロ基、スルホン酸基及びアミノスルホニル基のいずれかである。l、m、n及びoは0以上の整数である。)
本発明の化合物は、前記Yがタンパク質と架橋反応し、2個のYを繋ぐ主鎖骨格の途中に側鎖を介して、蛍光性部位であるベンゾフラザン環が連結された、二官能性の蛍光性物質である。すなわち、本発明の化合物を介して、タンパク質分子間が連結された架橋産物又はタンパク質複合体を構成するタンパク質分子が該複合体内において連結された架橋産物は、蛍光性部位を有するので、その蛍光シグナルを検出することで、検出できる。そして、蛍光シグナルの検出を行うので、微量の架橋産物も高精度に検出することが可能である。
なお、本発明において、タンパク質分子間の架橋反応とは、タンパク質の1分子同士の架橋反応、タンパク質複合体同士の架橋反応、タンパク質の1分子とタンパク質複合体の架橋反応等を指すものとする
前記l、m、n及びoは0以上の整数である。これらのうち、l及びmは、例えば、本発明の化合物を架橋剤として用いる場合には、架橋対象のタンパク質の種類に応じて適宜選択して用いることができ、特に限定されない。すなわち、2個のYの間の距離が、架橋されるタンパク質の架橋部位間の距離に相当するように、l及びmを選択すると良いが、本発明においては、l+mが9以下であることが好ましい。これは、l及びmで規定されるメチレン基の数が多いほど、前記一般式(I)で表される本発明の化合物の水溶性が低下するのに対し、例えば、本発明の化合物を架橋剤として用いる場合は、本発明の化合物および架橋産物を水溶液中で取り扱うことが多いからである。
また、nも特に限定されるものではないが、nで規定されるメチレン基の数が多いほど、前記一般式(I)で表される本発明の化合物の水溶性が低下する。このような観点から、nは、通常0〜3であることが好ましい。
このように、l、m及びnは、本発明の化合物の水溶性に関与するので、l+m+nは、3〜12であることが好ましく、4〜9であることがより好ましい。
そして、oも特に限定されるものではないが、本発明の化合物中の蛍光性部位であるベンゾフラザン環の量子収率は、oが大きいほど高くなる。その一方で、上記と同様に、oで規定されるメチレン基の数が多いほど、本発明の化合物の水溶性が低下する。このような観点から、oは、通常1〜3であることが好ましい。
前記Yは、活性エステル化されたカルボキシル基であり、2個のYは互いに同一でも異なっていても良い。本発明の化合物を架橋剤として用いた場合、Yは、この中に含まれるカルボニル基が、架橋対象のタンパク質中の反応部位、具体的には求核性部位と反応して、架橋産物を生じる。ここで活性エステル化されたカルボキシル基とは、従来公知のいずれのものでも良く、具体的には、シアネート化合物、イソチオシアネート化合物、N−ヒドロキシスクシンイミド、N−ヒドロキシマレイミド及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾールのいずれかと、カルボキシル基とを反応させて得られるものが例示できる。
前記Zは、アミド結合である。アミド結合の向きはいずれでも良く、従って、本発明の化合物は、下記一般式(I−a)又は(I−b)で表すことができる。
Figure 0004965963
(式中、Yは活性エステル化されたカルボキシル基であり、2個のYは互いに同一でも異なっていても良い。Wは、ニトロ基、スルホン酸基及びアミノスルホニル基のいずれかである。l、m、n及びoは0以上の整数である。)
前記Wは、ニトロ基、スルホン酸基及びアミノスルホニル基のいずれかである。Wは、本発明の化合物に水溶性を付与する部位であり、本発明の化合物は水溶液中で取り扱うことが多いので、Wによりタンパク質との架橋反応が円滑に進行する。
ここまで述べたような特徴を有する本発明の化合物の中でも、特に好ましいものとして下記式(II)で表される化合物が例示できる。
Figure 0004965963
本発明の化合物の製造方法は特に限定されない。例えば、前記一般式(I)において、前記Zが連結部位となるように、蛍光性部位を含むパーツと、前記Yを両端に有する主鎖骨格のパーツとを、アミド結合の形成によって連結する方法が例示できる。アミド結合の 形成は、従来公知の方法を適用すれば良く、特に限定されない。
例えば、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、N,N’−ジイロプロピルカルボジイミド(DIC)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(EDC)等のカルボジイミド系の脱水縮合剤を用いる方法が挙げられる。
また、これ以外にも、カルボキシル基を活性化して、アミノ基と反応させる方法でも良い。このような方法として、例えば、活性エステル法、酸無水物法、酸ハライド法等が挙げられる。
活性エステル法では、カルボキシル基を、例えば、シアネート化合物、イソチオシアネート化合物、N−ヒドロキシスクシンイミド、N−ヒドロキシマレイミド及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾール等のいずれかと反応させて、活性エステルとする方法が挙げられる。
酸無水物法では、カルボキシル基を、例えば、酢酸、メタンスルホン酸及びp−トルエンスルホン酸等のいずれかと反応させて、酸無水物とする方法が挙げられる。
酸ハライド法では、カルボキシル基を、例えば、カルボニルクロライドとして、活性化する方法が挙げられる。
これらカルボキシル基の活性化には、従来公知の方法を適用すれば良い。
ここに例示したアミド結合形成反応の中でも、中性条件下において簡便に高収率で目的物が得られることから、脱水縮合剤を用いる方法が好ましい。
本発明の化合物は二官能性なので、該化合物を用いてタンパク質同士を架橋させて架橋産物を得ることができる。具体的には、タンパク質の1分子同士、タンパク質複合体同士、タンパク質の1分子とタンパク質複合体を架橋することができる。また、タンパク質1分子内、タンパク質複合体内の構成タンパク質間で架橋反応を行うこともできる。
したがって、本発明の化合物を用いて、タンパク質分子間又はタンパク質複合体内で架橋反応を行い、得られた架橋産物の蛍光シグナルを検出することで、タンパク質のトポロジー解析方法を行うことができる。
架橋産物の検出は、蛍光シグナルの検出により行うことができる。本発明の化合物は、ベンゾフラザン部位が蛍光性であり、架橋産物はたとえ微量でも高感度に検出することが可能である。
架橋産物の検出方法は、蛍光シグナルを検出する方法であれば、如何なる方法でも良い。そして蛍光シグナルの検出方法も、従来公知の方法を適用すれば良く、特に限定されない。
また、タンパク質複合体を架橋する場合には、架橋産物は、該タンパク質複合体を各構成タンパク質に分離する操作を行ってから、検出に供することが好ましい。
例えば、本発明の化合物を用いて、タンパク質複合体を構成する特定のタンパク質間で架橋反応を行った後、構成タンパク質を検出することにより、該タンパク質複合体の構造に関する情報が得られる。例えば、如何なる構成タンパク質が如何なる他の構成タンパク質と相互作用して、タンパク質複合体を形成しているのか等、タンパク質複合体内における構成タンパク質の位置関係に関する情報が得られる。
この場合、架橋産物の検出は、例えば、電気泳動を行って、タンパク質複合体を各構成タンパク質に分離する操作を行ってから行うことが好適である。電気泳動は、架橋産物と、比較対象として、架橋反応に供したものと同じ種類でかつ架橋反応を行っていないタンパク質複合体を用いて同時に行うと良い。これにより、架橋された構成タンパク質を特定することができる。そして、本発明の化合物における2個のYの間の距離から、架橋された構成タンパク質の架橋部位間の距離を推定することができ、これら構成タンパク質の、タンパク質複合体内における位置関係を推定することが可能である。
電気泳動は、例えば、ポリアクリルアミドゲル電気泳動(PAGE)、キャピラリー電気泳動等、いずれでも良い。
なお、ここでは、タンパク質複合体を各構成タンパク質に分離する方法として電気泳動を挙げたが、電気泳動以外の方法で分離しても良い。
以下、具体的実施例により、本発明についてさらに詳しく説明する。ただし、本発明は、以下に示す実施例に何ら限定されるものではない。
(合成例)
以下に示す手順により、本発明の化合物を合成した。
7−クロロ−4−ニトロベンゾキサ−1,3−ジアゾール(20g、0.1mol)をエチルアルコール100mlに溶解し、グリシン(7.5g、0.1mol)を含むリン酸−ホウ酸緩衝液(pH8.5)に滴下して、60℃で1時間反応させ、塩酸を加えて反応液を酸性に調整し、得られた酸性溶液を減圧濃縮した。次いで、エチルアルコール100mlを加え、よく撹拌し、不純物を除去した後、水を加えて結晶化し、N−NBD−グリシンを20.2g得た(収率85%)。
ジメチル−D,L−グルタメート塩酸(10.6g,0.05mol)をジオキサン200mlに溶解し、トリエチルアミン(5.1g,0.05mol)を加えた後、上記N−NBD−グリシン(11.9g,0.05mol)のジオキサン溶液100mlと、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(10.3g,0.05mol)を加えた反応混合物を4℃で24時間放置した。
放置後、沈殿物をろ過して除去しジオキサンで洗浄した。そして、ろ液と洗液を一緒にした後、減圧濃縮して油状残渣を得、エチルアルコールを用いて再結晶を行い、ジメチル−D,L−グルタメートのNBD誘導体結晶を13.8g得た(収率70%)。
上記で得られたジメチル−D,L−グルタメートのNBD誘導体結晶(3.95g,0.01mol)のメチルアルコール溶液30mlに、水酸化ナトリウム0.022molを含む水溶液30mlを加えて室温で2時間撹拌後、メチルコールを減圧除去して、塩酸を加えて溶液を酸性に調整し、クロロホルムを用いて抽出を行った。得られた抽出物を減圧濃縮し、エチルアルコールを用いて再結晶を行い、D,L−グルタメートのNBD誘導体結晶を3g(収率90%)得た。
上記で得られたD,L−グルタメートのNBD誘導体(1.7g,0.005mol)とN−ヒドロキシスクシンイミド(1.0g,0.01mol)をジオキサン50mlに溶解し、10℃まで冷却した後、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(2.1g,0.01mol)を加えた反応混合物を4℃で24時間放置した。
放置後、沈殿物をろ過して除去しジオキサンで洗浄した。そして、ろ液と洗液を一緒にした後、減圧濃縮して油状残渣を得た。この油状残渣はすぐ結晶化したので、エーテルを加えてろ別し、ジクロロメタン/石油エーテル混合溶媒を用いて再結晶を行い、本発明の架橋剤である、前記式(II)で表されるD,L−グルタメートNBD誘導体のジスクシンイミジルエステル結晶を2.1g得た(収率80%)。
得られた化合物のIRスペクトル分析を行い、カルボキシル基の1700cm-1付近の吸収ピークの消失と、1770cm-1付近の新たな吸収ピークの出現により、スクシンイミドエステルが得られていることを確認した。また、蛍光スペクトル分析を行い、極大蛍光波長540nm(励起波長488nm)のスペクトルから、NH−NBD誘導体であることを確認した。このようにして、上記で得られた化合物が目的物であることを確認した。
(実施例)
pH8のリン酸−ホウ酸緩衝液に、濃度が5×10-4Mとなるようにニワトリ卵白リゾチーム(分子量14.3kD)を溶解させた溶液を調製し、この溶液1mlに対し、5×10-4Mの合成例で得られた本発明の架橋剤のエチルアルコール溶液0.2mlを混合し、30℃で8時間放置し、架橋反応液を得た。
得られた反応液をSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動法により分析し、市販の蛍光イメージアナライザーを用いて、励起波長488 nmでシグナルを検出したところ、用いた上記リゾチームの分子量のほぼ2倍の分子量である新たなタンパク質バンドを検出した。これは上記架橋剤で二つの上記リゾチーム分子が架橋された架橋産物であった。
一方、本実施例で用いた架橋剤は比較的疎水性が高く、該架橋剤がリゾチーム分子の架橋部位近傍に接近できたことから、リゾチーム分子の架橋部位近傍の表面は、ある程度の疎水性を有することが推測された。さらに、架橋された二つのリゾチーム分子においては、このような疎水性表面同士の間で、疎水性相互作用が生じている可能性が示唆された。
本発明は、タンパク質のトポロジー解析に利用可能である。

Claims (3)

  1. 下記式(II)で表されることを特徴とする蛍光性化合物。
    Figure 0004965963
    (式中、l=2且つm=0、又はl=0且つm=2、の何れかである。)
  2. タンパク質分子間又はタンパク質複合体内における架橋剤用であることを特徴とする請求項1に記載の蛍光性化合物。
  3. 請求項に記載の蛍光性化合物を用いて、タンパク質分子間又はタンパク質複合体内で架橋反応を行い、得られた架橋産物の蛍光シグナルを検出することを特徴とするタンパク質のトポロジー解析方法。
JP2006281051A 2006-10-16 2006-10-16 蛍光性化合物及びタンパク質のトポロジー解析方法 Expired - Fee Related JP4965963B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006281051A JP4965963B2 (ja) 2006-10-16 2006-10-16 蛍光性化合物及びタンパク質のトポロジー解析方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006281051A JP4965963B2 (ja) 2006-10-16 2006-10-16 蛍光性化合物及びタンパク質のトポロジー解析方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008094801A JP2008094801A (ja) 2008-04-24
JP4965963B2 true JP4965963B2 (ja) 2012-07-04

Family

ID=39378020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006281051A Expired - Fee Related JP4965963B2 (ja) 2006-10-16 2006-10-16 蛍光性化合物及びタンパク質のトポロジー解析方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4965963B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111205213A (zh) * 2018-11-21 2020-05-29 中国科学院大连化学物理研究所 一种化学交联剂及其制备和应用
CN114560846B (zh) * 2020-11-27 2023-07-18 中国科学院大连化学物理研究所 一种多功能化学交联剂及其制备方法和应用

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0469382A (ja) * 1990-07-10 1992-03-04 Seiko Instr Inc 二価架橋性化合物およびその製造方法
EP0552108B1 (en) * 1992-01-17 1999-11-10 Lakowicz, Joseph R. Energy transfer phase-modulation fluoro-immunoassay

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008094801A (ja) 2008-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101970100B (zh) 用于分离对映体混合物的新型手性选择物及固定相
ES2608484T3 (es) Compuestos y métodos para un marcaje rápido de N-glicanos
CN101501492B (zh) 糖链捕获物及其用途
EP0533200B1 (en) Preparation and use of novel activated carbamates
JP5924939B2 (ja) 新規の蛍光性ホウ素で置換されたジピロメテン及び診断へのその使用
WO2011109326A2 (en) Crosslinking reagents, methods, and compositions for studying protein-protein interactions
CN110028463B (zh) 一种具有大斯托克斯位移的荧光探针及其合成方法与应用
JP5997543B2 (ja) 皮膚感作性測定試薬
CN105601658B (zh) 一种能够区分生物硫醇的荧光探针的制备与应用
JP4965963B2 (ja) 蛍光性化合物及びタンパク質のトポロジー解析方法
JP4085443B2 (ja) アミノ酸の分析試薬及びアミノ酸の分析方法
CN109897080A (zh) 高选择超灵敏肝癌特异性过氧化亚硝酸盐探针及其应用
US4861726A (en) Method of thioacylation peptide sequencing with acylation of thiazoloinones
JP5219144B2 (ja) 新規アフィニティーラベル化方法及びラベル化方法を用いたスクリーニング方法
CN107383054A (zh) 一种含二硫键长臂生物素及其制备方法
Bennett et al. Synthesis and properties of (6, 7-dimethoxy-4-coumaryl) alanine: a fluorescent peptide label
EP3779449B1 (en) Dynamic combinatorial library based on pseudopeptides and its use for the detection of cysteine and other biothiols
US9075070B2 (en) HTS fluorescence polarization assay for inhibitors of Keap1-Nrf2 interaction
Shi et al. Two consecutive aza-amino acids in peptides promote stable β-turn formation in water
CN105647523A (zh) 一种基于罗丹明b的gsh传感器、制备及应用
WO2021060477A1 (ja) 皮膚感作性測定試薬、皮膚感作性の測定方法、及び化合物
JP6661073B2 (ja) 新規化合物、その製造方法及びその用途
RU2784866C1 (ru) Оптимизированный способ получения димерного пептид-фосфолипидного конъюгата
CN114591398B (zh) 一种多肽修饰的荧光素衍生物及其制备方法和应用
CN115536566B (zh) 化学交联剂、其制备方法及应用

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090804

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091105

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091113

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120330

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees