JP4962302B2 - 光伝送装置、光可変減衰器制御方法および光可変減衰器制御プログラム - Google Patents

光伝送装置、光可変減衰器制御方法および光可変減衰器制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は、受信された信号光を可変的に減衰する光可変減衰器を制御する光伝送装置、光可変減衰器制御方法および光可変減衰器制御プログラムに関する。
従来より、光通信方式において、通信容量を増やすために、波長分割多重(以下WDM)通信が主流になりつつある。このWDM通信では、受信された信号光を可変的に減衰する光可変減衰器を制御して、受信する光強度のダイナミックレンジを拡大する光伝送装置が知られている。
このような光伝送装置では、光可変減衰器が光受信モジュールの前段に設置されており、光受信強度の変化が光受信モジュールのパワーモニタによって検出され、当該光受信強度の変化に応じて、フィードバック制御を行う(特許文献1参照)。
近年、光受信モジュールは、製品仕様を標準化し、複数のベンダが互換性のある共通仕様としたMSA(multi source agreement)に準拠したものが主流になっている。このため、同一の装置に対して機構的に交換が可能となっており、マルチベンダから光受信モジュールを調達して光伝送装置を製造する場合が考えられる。
特開2006−203179号公報
ところで、上記したマルチベンダによる光受信モジュールを用いる技術では、光可変減衰器を制御するために使用するパワーモニタの特性がメーカーや種類によって異なるため、マルチベンダによる光受信モジュールに対して、同一の制御回路で光可変減衰器に適切な動作をさせるように設計をするのは難しいという課題があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、使用される光受信モジュールの種類が異なる場合でも、光可変減衰器が適切に動作するように制御することが目的である。
この装置は、受信された信号光を可変的に減衰する光可変減衰器を制御する光伝送装置であって、前記光可変減衰器によって減衰された信号光を受信するモジュールの種類を検出するモジュール検出手段と、前記モジュール検出手段によって検出された前記モジュールの種類に応じて、前記光可変減衰器の制御パラメータを切り替えるように制御する光可変減衰器制御手段と、を備えることを要件とする。
開示の装置は、構成する部品に対して予め設定された最適な制御パラメータを選択して光可変減衰器を制御するので、複数の種類の光送受信モジュールに対して同一の制御回路で制御が可能であり、また、使用される光受信モジュールの種類が異なる場合でも、光可変減衰器が適切に動作するように制御することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る光伝送装置、光可変減衰器制御方法および光可変減衰器制御プログラムの実施例を詳細に説明する。
以下の実施例では、実施例1に係る光伝送装置の概要および特徴、光伝送装置の構成および処理の流れを順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。なお、以下では、フィードフォワード制御およびフィードバック制御を行って光信号を減衰する光伝送装置において、フィードフォワード制御およびフィードバック制御のパラメータを切り替えて制御する例を説明する。
[実施例1に係る光伝送装置の概要および特徴]
まず最初に、図1を用いて、実施例1に係る光伝送装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る光伝送装置の概要および特徴を説明するための図である。
実施例1の光伝送装置10では、受信された信号光を可変的に減衰する光可変減衰器を制御することを概要とする。そして、この光伝送装置10では、光可変減衰器が適切に動作するように制御する点に主たる特徴がある。
この主たる特徴について具体的に説明すると、光送受信モジュール14の種類と光可変減衰器13の制御パラメータとを対応付けて記憶する制御パラメータテーブル15cを備える(後に図4を用いて詳述)。
このような構成のもと、光伝送装置10は、光可変減衰器13によって減衰された信号光を受信する光送受信モジュール14の種類を検出する(図1の(1)参照)。具体的には、光伝送装置10の制御回路15は、制御バスを介して光送受信モジュール14の製造元メーカーを識別するモジュールIDを検出する。
そして、光伝送装置10は、検出されたモジュールIDに応じて、光可変減衰器13の制御パラメータを切り替えるように制御する(図1(2)参照)。具体的には、光伝送装置10の制御回路15は、検出されたモジュールIDに対応する制御パラメータを制御パラメータテーブル15cから取得し、当該取得された制御パラメータを光可変減衰器13の制御パラメータとして切り替えるように制御する。
例えば、光伝送装置10の制御回路15は、光送受信モジュール14のモニタ回路の応答が十分に高速である場合は、フィードフォワード制御の比率を小さく設定し、フィードバック制御の比率を大きくするように制御する。逆に、光送受信モジュール14のモニタ回路の遅延が大きい場合は、フィードフォワード制御の比率を大きく設定し、フィードバック制御の比率を小さくする。つまり、遅延時間や制御目標レベルは使用する光送受信モジュール14の種類によって異なるため、制御回路15は、各種類に対してフィードバック制御とフィードフォワード制御のパラメータを適切に設定する。
このように、光伝送装置10は、構成する部品に対して予め設定された最適な制御パラメータを選択して光可変減衰器を制御するので、複数の種類の光送受信モジュールに対して同一の制御回路で制御が可能であり、また、使用される光受信モジュールの種類が異なる場合でも、光可変減衰器が適切に動作するように制御することが可能である。
[光伝送装置の構成]
次に、図2および図3を用いて、図1に示した光伝送装置10の構成を説明する。図2および図3は、実施例1に係る光伝送装置10の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この光伝送装置10は、光電気変換器12、光可変減衰器13、光送受信モジュール14、制御回路15、信号処理部16、光送受信モジュール17、光可変減衰器18を備え、入出力ポート等を介して光入力端子20、20aおよび光出力端子30、30aと接続される。以下にこれらの各部の処理を説明する。なお、まず図2を用いて光伝送装置10を説明した後に、図3を用いて、光分岐素子11、光電気変換器12、光可変減衰器13、光送受信モジュール14、制御回路15について詳述する。
図2に示すように、光分岐素子11は、光入力端子20によって入力された伝送路からの光信号を分岐させて、光電気変換器12と光可変減衰器13に光信号を入力する。光電気変換器12は、光分岐素子11によって入力された光信号を電気信号に変換して制御回路15に入力する。
光可変減衰器13は、光分岐素子11によって入力された光信号の光強度が強い場合に、受信レンジに収まるように強度を可変的に減衰して、光送受信モジュール14に入力する。光送受信モジュール14は、光可変減衰器13によって入力された光信号を電気信号に変換して信号処理部16に通知するとともに、入力された信号強度をモニタリングする。
信号処理部16は、光送受信モジュール14によって通知された電気信号に所定の信号処理を行って光送受信モジュールに通知する。そして、光送受信モジュール17は、信号処理部16によって通知された電気信号を光信号に変換し、光出力端子30に入力して対向側の伝送路に送信される。
続いて、図3を用いて、光分岐素子11、光電気変換器12、光可変減衰器13、光送受信モジュール14、制御回路15の各処理について詳しく説明する。
同図に示すように、光分岐素子11は、光入力端子20によって入力された光信号の光強度を光可変減衰器13の前段でモニタするために、光分岐素子11を介して一定の比率の光を光電気変換器12に入力し、残りの主信号を光可変減衰器13に入力する。
光電気変換器12は、光分岐素子11によって入力された光信号の光強度をモニタし、その光強度をモニタ値として制御回路15に通知する。このモニタ値に応じて、制御回路15がフィードフォワード制御の減衰量を決定して、光可変減衰器13を制御する。
光可変減衰器13は、光強度が強い場合に、受信レンジに収まるように強度を減衰する。具体的には、光可変減衰器13は、制御回路15によって制御パラメータが設定され、当該制御パラメータに応じて、光強度を減衰する。例えば、制御パラメータとして、フィードフォワード制御を行うか否かの「閾値」、フィードフォワード制御によって信号光を減衰させる「減衰量」、フィードフォワード制御とフィードバック制御との「比率」が制御回路15によって設定される。
ここで、図5を用いて、光可変減衰器13の制御動作を説明する。図5は、光可変減衰器13の制御動作を説明するための図である。図5の例では、光可変減衰器13の動作の一例として、装置への入力光が急激に強くなった場合の変化を表している。同図に示すように、装置への入力光が急激に強くなった場合に、光可変減衰器13は、入力光の光強度を減衰して、光送受信モジュール14が受信するモジュール受信光の光強度が制御目標レベルに収まるようにする。
光可変減衰器13は、光強度の減衰として、フィードフォワードによる減衰とフィードバックによる減衰とを行っている。このフィードバックによる減衰は、図5に示すように、後述する光送受信モジュール14のモニタ機能による成分を示しており、装置への入力光が急激に強くなった場合に、正確な制御を行うことができる反面、入力光の変化に対して応答に遅延(図5の例では、「フィードバック遅延時間」)が生じてしまう。
一方、フィードフォワードによる減衰は、光電気変換器12のモニタ量による成分をあらわしており、入力光の変化に対する応答の遅延はほぼ無視できるが、減衰制御を正確に行うことが難しい。ここでは、フィードバック制御とフィードフォワード制御とを適切に組み合わせて応答速度と精度の両方を満足する制御を実現している。
つまり、遅延時間や制御目標レベルは使用する光送受信モジュール14の種類によって異なることになるため、各種類に応じて、フィードバック制御とフィードフォワード制御の制御パラメータが制御回路15によって切り替える制御行っている。
例えば、制御回路15は、光送受信モジュール14のモニタ回路の応答が十分に高速である場合には、フィードフォワード制御の比率を小さく設定し、フィードバック制御の比率を大きくする。つまり、光送受信モジュール14のモニタ回路の応答が十分に高速であればフィードバック遅延時間が短いので、フィードフォワード制御を有効にする時間を短くする。
逆に、光送受信モジュール14のモニタ回路の遅延が大きい場合は、フィードバック遅延時間が長いので、フィードフォワード制御を有効にする時間を長くする。なお、ここで、「フィードフォワード制御を有効にする時間」とは、フィードバック遅延によりフィードバック制御が行われていない間に行うフィードフォワード制御の時間のことをいう(図5参照)。
図3の説明に戻ると、光送受信モジュール14は、光可変減衰器13によって入力された光信号を電気信号に変換して信号処理部16に通知するとともに、入力された信号強度をモニタリングするが、特に本発明に密接に関連するものとしては、光受信端子14a、受信強度モニタ14b、制御バスインターフェース14cを備える。また、光送受信モジュール14は、自らの製造元メーカーを示すモジュールIDを図示しない記憶部に記憶している。
光受信端子14aは、光可変減衰器13によって入力された光信号を受信する。受信強度モニタ14bは、光受信端子14aによって受信された光信号の光強度をモニタする。具体的には、受信強度モニタ14bは、光受信端子14に入力された光信号の光強度および光強度の変化をモニタし、その光強度をモニタ値として制御回路15に通知する。このモニタ値に応じて、制御回路15がフィードフォワード制御の減衰量を決定して、光可変減衰器13を制御する。
制御バスインターフェース14cは、制御回路15との間で、データの送受信を行う。具体的には、制御バスインターフェース14cは、制御回路15から光送受信モジュール14の種類を通知する旨の要求を受信し、また、制御回路15に対して自らの光送受信モジュール14の種類を送信する。
制御回路15は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、種類検出部15a、光可変減衰器制御部15b、制御パラメータテーブル15cを備える。なお、種類検出部15aは、特許請求の範囲に記載の「モジュール検出手段」に対応し、光可変減衰器制御15bは、特許請求の範囲に記載の「光可変減衰器制御手段」に対応する。
制御パラメータテーブル15cは、光送受信モジュール14の種類と光可変減衰器13の制御パラメータとを対応付けて記憶する。具体的には、制御パラメータテーブル15cは、図4に例示するように、光送受信モジュール14の製造元メーカーを示す「モジュールID」と、制御パラメータとして「フィードフォワード制御」を有効にする時間の割合とを対応付けて記憶する。
つまり、フィードバック遅延時間は、光送受信モジュール14の種類によって異なるので、光送受信モジュール14の種類に応じて、「フィードフォワード制御」を有効にする時間を調整する。図4の例を用いて説明すると、制御パラメータテーブル15cは、モジュールID「A社」の光送受信モジュール14におけるモニタ回路の応答が十分に高速であってフィードバック遅延時間が短い場合に、「フィードフォワード制御」を有効にする時間の割合を「0.8」として、フィードフォワード制御を有効にする時間を短くする制御パラメータを記憶する。
また、制御パラメータテーブル15cは、モジュールID「B社」の光送受信モジュール14におけるモニタ回路の応答が遅くてフィードバック遅延時間が長い場合に、フィードフォワード制御を有効にする時間の割合を「1.2」として、フィードフォワード制御を有効にする時間を長くする制御パラメータを記憶する。
図3の説明に戻ると、種類検出部15aは、光可変減衰器13によって減衰された信号光を受信する光送受信モジュール14の種類を検出する。具体的には、光伝送装置10の制御回路15は、制御バス16を介して光送受信モジュール14の製造元メーカーを示すモジュールIDを検出する。
光可変減衰器制御部15bは、光伝送装置10は、検出されたモジュールIDに応じて、光可変減衰器13の制御パラメータを切り替えるように制御する。具体的には、光伝送装置10の制御回路15は、検出されたモジュールIDに対応する制御パラメータを制御パラメータテーブル15cから取得し、当該取得された制御パラメータを光可変減衰器13の制御パラメータとして切り替えるように制御する。
例えば、光可変減衰器制御部15bは、制御パラメータテーブル15cから制御パラメータとして、フィードフォワード制御を有効にする時間の割合「0.8」を取得した場合には、初期値として保持するフィードフォワード制御を有効にする時間に「0.8」を乗算した値を、フィードフォワード制御を有効にする時間として切り替えるように制御する。
[光伝送装置による処理]
次に、図6を用いて、実施例1に係る光伝送装置10による処理を説明する。図6は、実施例1に係る光伝送装置10の処理動作を示すフローチャートである。
同図に示すように、光伝送装置10の制御回路15は、装置起動指示を受け付けると(ステップS101肯定)、制御バス16を介して光送受信モジュール14のモジュールIDを検出する(ステップS102)。
そして、制御回路15は、検出されたモジュールIDに対応する制御パラメータを制御パラメータテーブル15cから選択し(ステップS103)、当該選択された制御パラメータを光可変減衰器13の制御パラメータとして切り替えるように制御する(ステップS104)。
[実施例1の効果]
上述してきたように、光伝送装置10は、構成する部品に対して予め設定された最適な制御パラメータを選択して光可変減衰器を制御するので、複数の種類の光送受信モジュールに対して同一の制御回路で制御が可能であり、また、使用される光受信モジュールの種類が異なる場合でも、光可変減衰器が適切に動作するように制御することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例2として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)制御パラメータ
上記の実施例1では、制御パラメータとして、フィードフォワード制御を有効にする時間を切り替えるように制御する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、制御パラメータとして、フィードフォワード制御を行うか否かの「閾値」やフィードフォワード制御によって信号光を減衰させる「減衰量」を切り替えるように制御するようにしてもよい。
例えば、光伝送装置の制御回路は、光送受信モジュールのモジュールIDと、フィードフォワード制御を行うか否かの閾値と、フィードフォワード制御によって信号光を減衰させる減衰量とを対応付けて記憶する制御パラメータテーブルを備え、検出された光送受信モジュールのモジュールIDに対応する制御パラメータを制御パラメータテーブル15cから選択し、当該選択された制御パラメータを光可変減衰器13の制御パラメータとして切り替えるように制御する。
つまり、制御回路は、受信レンジや制御目標レベルが使用する光送受信モジュールの種類によって異なるため、各種類に対してフィードフォワード制御を行うか否かの「閾値」やフィードフォワード制御によって信号光を減衰させる「減衰量」を適切に光可変減衰器に設定する。
(2)モジュールID
また、上記の実施例1では、モジュールIDとして、光送受信モジュールの製造元メーカーを検出する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、モジュールIDとして、光送受信モジュールの商品名や型番を検出するようにしてもよい。
(3)冗長構成
また、本発明は、伝送路に冗長構成を持った伝送装置に適用するようにしてもよい。具体的には、図7に示すように、実施例2に係る冗長構成を持った伝送路10aでは、光入力端子20A、20Bへの入力光がそれぞれ光電気変換器12A、12Bでモニタされ、光入力端子20A、20Bの入力光のうちいずれかが、光スイッチ17によって選択され、選択された光信号を光可変減衰器13が減衰した後、光送受信モジュール14が受信している。
このような冗長構成であっても、光可変減衰器13の特性がメーカーや種類によって異なれば、同一の制御回路で光可変減衰器に適切な動作をさせるように設計をするのは難しいので、実施例1と同様に本発明を適用することで、同様の効果が得られる。
(4)システム構成等
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、種類検出部15aおよび光可変減衰器制御部15bを統合して構成してもよい。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、制御パラメータテーブルに記憶される制御パラメータは任意に変更してもよい。
(5)プログラム
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図8を用いて、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図8は、光可変減衰器制御方法を実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように、光伝送装置としてのコンピュータ600は、HDD610、RAM620、ROM630およびCPU640をバス650で接続して構成される。
そして、ROM630には、上記の実施例と同様の機能を発揮する光可変減衰器制御プログラム、つまり、図8に示すように、種類検出プログラム631、光可変減衰器制御プログラム632が予め記憶されている。なお、プログラム631〜632については、図3に示した光伝送装置の各構成要素と同様、適宜統合または分散してもよい。
そして、CPU640が、これらのプログラム631〜632をROM630から読み出して実行することで、図8に示すように、各プログラム631〜632は、種類検出プロセス641、光可変減衰器制御プロセス642として機能するようになる。各プロセス641〜642は、図3に示した種類検出部15a、光可変減衰器制御部15bにそれぞれ対応する。
また、HDD610には、図8に示すように、制御パラメータテーブル611が設けられる。なお、制御パラメータテーブル611は、図3に示した制御パラメータテーブル15cに対応する。そして、CPU640は、制御パラメータテーブル611に対してデータを登録するとともに、制御パラメータテーブル611から制御パラメータデータ621を読み出してRAM620に格納し、RAM620に格納された制御パラメータデータ621に基づいて処理を実行する。
以上の実施例1〜2を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)受信された信号光を可変的に減衰する光可変減衰器を制御する光伝送装置であって、
前記光可変減衰器によって減衰された信号光を受信するモジュールの種類を検出するモジュール検出手段と、
前記モジュール検出手段によって検出された前記モジュールの種類に応じて、前記光可変減衰器の制御パラメータを切り替えるように制御する光可変減衰器制御手段と、
を備えることを特徴とする光伝送装置。
(付記2)前記モジュールの種類と前記制御パラメータとを対応付けて記憶する制御パラメータ記憶手段をさらに備え、
前記光可変減衰器制御手段は、前記モジュール検出手段によって検出された前記モジュールの種類に対応する制御パラメータを制御パラメータ記憶手段から取得し、当該取得された制御パラメータを前記光可変減衰器の制御パラメータとして切り替えるように制御することを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記3)前記モジュール検出手段は、前記モジュールの種類として、前記モジュールのメーカー、商品名、型番のいずれか一つまたは複数を検出することを特徴とする付記1または2に記載の光伝送装置。
(付記4)前記光可変減衰器制御手段は、前記制御パラメータとして、フィードフォワード制御を行うか否かの閾値、フィードフォワード制御によって信号光を減衰させる減衰量、フィードフォワード制御とフィードバック制御との比率のいずれか一つまたは複数を切り替えるように制御することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の光伝送装置。
(付記5)受信された信号光を可変的に減衰する光可変減衰器を制御する光可変減衰器制御方法であって、
前記光可変減衰器によって減衰された信号光を受信するモジュールの種類を検出するモジュール検出工程と、
前記モジュール検出工程によって検出された前記モジュールの種類に応じて、前記光可変減衰器の制御パラメータを切り替えるように制御する光可変減衰器制御工程と、
を含んだことを特徴とする光可変減衰器制御方法。
(付記6)受信された信号光を可変的に減衰する光可変減衰器を制御する光可変減衰器制御方法をコンピュータに実行させる光可変減衰器制御プログラムであって、
前記光可変減衰器によって減衰された信号光を受信するモジュールの種類を検出するモジュール検出手順と、
前記モジュール検出手順によって検出された前記モジュールの種類に応じて、前記光可変減衰器の制御パラメータを切り替えるように制御する光可変減衰器制御手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする光可変減衰器制御プログラム。
以上のように、本発明に係る光伝送装置、光可変減衰器制御方法および光可変減衰器制御プログラムは受信された信号光を可変的に減衰する光可変減衰器を制御する場合に有用であり、特に、使用される光受信モジュールの種類が異なる場合でも、光可変減衰器が適切に動作するように制御することに適する。
実施例1に係る光伝送装置の概要および特徴を説明するための図である。 実施例1に係る光伝送装置の構成を示すブロック図である。 実施例1に係る光伝送装置の構成を示すブロック図である。 制御パラメータテーブルの一例を説明するための図である。 光可変減衰器の制御動作を説明するための図である。 実施例1に係る光伝送装置の処理動作を示すフローチャートである。 実施例2に係る光伝送装置の構成を示すブロック図である。 光可変減衰器制御方法を実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
10、10a 光伝送装置
11 光分岐素子
12 光電気変換器
13 光可変減衰器
14 光送受信モジュール
14a 光受信端末
14b 受信強度モニタ
14c 制御バスインターフェース
15 制御回路
15a 種類検出部
15b 光可変減衰器制御部
15c 制御パラメータテーブル
16 制御バス

Claims (4)

  1. 受信された信号光を可変的に減衰する光可変減衰器を制御する光伝送装置であって、
    前記光可変減衰器によって減衰された信号光を受信するモジュールの種類と前記光可変減衰器の制御パラメータとを対応付けて記憶する制御パラメータ記憶手段と、
    前記モジュールの種類として、前記モジュールのメーカー、商品名、型番のいずれか一つまたは複数を検出するモジュール検出手段と、
    前記モジュール検出手段によって検出された前記モジュールの種類に対応する制御パラメータとして、フィードフォワード制御を行うか否かの閾値を、前記制御パラメータ記憶手段から取得し、取得された前記閾値を前記光可変減衰器の制御パラメータとして切り替えるように制御する光可変減衰器制御手段と
    を備えることを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記光可変減衰器制御手段は、前記制御パラメータとして、フィードフォワード制御によって信号光を減衰させる減衰量、フィードフォワード制御とフィードバック制御との比率のいずれか一つまたは複数を切り替えるように制御することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 受信された信号光を可変的に減衰する光可変減衰器を制御する光可変減衰器制御方法であって、
    前記光可変減衰器によって減衰された信号光を受信するモジュールの種類として、前記モジュールのメーカー、商品名、型番のいずれか一つまたは複数を検出するモジュール検出工程と、
    前記モジュールの種類と前記光可変減衰器の制御パラメータとを対応付けて記憶する制御パラメータ記憶手段から、前記モジュール検出工程にて検出された前記モジュールの種類に対応する制御パラメータとして、フィードフォワード制御を行うか否かの閾値を取得し、取得された前記閾値を前記光可変減衰器の制御パラメータとして切り替えるように制御する光可変減衰器制御工程と
    を含んだことを特徴とする光可変減衰器制御方法。
  4. 受信された信号光を可変的に減衰する光可変減衰器を制御する光可変減衰器制御方法をコンピュータに実行させる光可変減衰器制御プログラムであって、
    前記光可変減衰器によって減衰された信号光を受信するモジュールの種類として、前記モジュールのメーカー、商品名、型番のいずれか一つまたは複数を検出するモジュール検出手順と、
    前記モジュールの種類と前記光可変減衰器の制御パラメータとを対応付けて記憶する制御パラメータ記憶手段から、前記モジュール検出手順によって検出された前記モジュールの種類に対応する制御パラメータとして、フィードフォワード制御を行うか否かの閾値を取得し、取得された前記閾値を前記光可変減衰器の制御パラメータとして切り替えるように制御する光可変減衰器制御手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする光可変減衰器制御プログラム。
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