JP4957075B2 - 信頼度評価プログラムおよび信頼度評価装置 - Google Patents

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Description

この発明は、申請手続きの信頼度を評価する信頼度評価プログラムおよび信頼度評価装置に関し、特に、信頼性の観点から申請手続きを定量的に評価し、もって、申請手続きにおける信頼性を確保するための設計作業や改善作業を支援することができる信頼度評価プログラムおよび信頼度評価装置に関する。
一般に、高い信頼性を必要とする申請手続きにおいては、申請書や証明書に基づいて、申請人が申請書に記載された本人であることを確認しながら処理が進行される。このような申請手続きにおいて、証明書は、事実確認の一種である本人確認のために非常に重要な意味をもっており、近年では、証明書の信頼性を高めるため、特許文献1に記載されている電子署名のような高度な偽造防止技術が証明書に適用されるようになっている。
特許第3588042号公報
しかしながら、証明書に高度な偽造防止技術を適用したとしても、申請手続きが多くの担当者を経る複雑なものである場合には、そのプロセス中に「なりすまし」(申請人が他人になりすますこと)等の不正に対する脆弱性ができやすく、また、作業ミスも起こりやすくなり、申請手続きの信頼性を確保することが困難になる。
このため、申請手続きの設計段階等において、申請手続きの信頼性を定量的に評価し、問題点の発見や、改善策の立案を支援する技術の実現が従来から強く求められていた。従来より、効率化やコスト削減の観点からプロセス分析を行う手法は知られていたが、信頼性の観点からプロセス分析を行う手法は存在しなかった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、信頼性の観点から申請手続きを定量的に評価し、もって、申請手続きにおける信頼性を確保するための設計作業や改善作業を支援することができる信頼度評価プログラムおよび信頼度評価装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一つの態様では、申請手続きの信頼度を評価する信頼度評価プログラムであって前記申請手続きの各段階において申請者の事実確認に利用される対象の関連を示すパスを、そのパスにおいて事実確認に係る情報が伝達される向きと、該情報の伝達の正確さを示すパス信頼度とともに記憶したデータに基づいて、前記申請手続きの起点から所定の段階までの経路を前記パスの集合として取得する経路取得手順と、前記経路取得手順によって取得された経路を構成する各パスに対応する前記パス信頼度と、前記起点の信頼度とを乗じることにより、前記所定の段階における申請手続きの信頼度を算出する信頼度算出手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、申請手続きの信頼度を評価する信頼度評価装置であって前記申請手続きの各段階において申請者の事実確認に利用される対象の関連を示すパスを、そのパスにおいて事実確認に係る情報が伝達される向きと、該情報の伝達の正確さを示すパス信頼度とともに記憶したデータに基づいて、前記申請手続きの起点から所定の段階までの経路を前記パスの集合として取得する経路取得手段と、前記経路取得手段によって取得された経路を構成する各パスに対応する前記パス信頼度と、前記起点の信頼度とを乗じることにより、前記所定の段階における申請手続きの信頼度を算出する信頼度算出手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記信頼度算出手順より算出された複数の段階における申請手続きの信頼度に基づいて、前記申請手続き全体の信頼度を算出する総合信頼度算出手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記申請手続きの起点において申請者の事実確認に利用される対象の通用期間に基づいて前記起点の信頼度を算出する起点信頼度算出手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記起点信頼度算出手順は、さらに、前記申請手続きの起点において申請者の事実確認に利用される対象が事実確認のために利用された回数に基づいて前記起点の信頼度を算出することを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記データの一部を変更する前後における前記信頼度算出手順の算出結果を並列表示するシミュレート手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記シミュレート手順は、前記データの一部を連続的に変動させ、この変動にともなう前記信頼度算出手順の算出結果の変動をグラフ化して表示することを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記パス信頼度の変動量と、該パス信頼度の変動にともなって前記信頼度算出手順によって算出される信頼度が変動する量との比率を前記パスごとに求め、当該比率が所定の閾値よりも大きいパスを抽出する感度分析手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記申請手続きの各段階において申請者の事実確認に利用される対象の名称を行名と列名として配置し、行列の要素として、前記対象の関連を示す前記パスのパス信頼度を配置した二次元行列をユーザインターフェースに表示させ、この二次元行列を前記パスに係る情報の入出力手段として利用するユーザインターフェース制御手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記申請手続きの各段階において申請者の事実確認に利用される対象の関連を示す前記パスが一連の連続する軌跡として現れるように、前記二次元行列を所定分割して配置する情報視覚化手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の一つの態様によれば、申請手続きの各段階の間でやりとりされる事実確認のための情報の流れをパスとして定義し、パスごとに設定したパス信頼度に基づいて申請手続きの信頼度を算出するように構成したので、申請手続きの信頼度を定量的に評価することができるという効果を奏する。
また、本発明の他の態様によれば、申請手続きの信頼度を算出する方法を応用して、各種分析やシミュレーションを行うことができるように構成したので、申請手続きの様々なバリエーションに対して信頼度を算出して比較することが可能になり、申請手続きのプロセスの設計や改善作業が効率化されるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る信頼度評価プログラムおよび信頼度評価装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施例では、本発明を運転免許証(以下、単に「免許証」という)の更新手続きに適用した場合について説明するが、本発明は、他の申請手続きにおいても有効である。
まず、免許証の更新手続きを例にして、本実施例に係る信頼性評価方法の概要について説明する。免許証の更新手続きは、所定の通用期間を経過した免許証(以下、「旧免許証」という)を新たな通用期間をもつ免許証(以下、「新免許証」という)へ更新するための手続である。
免許証の更新手続きにおいては、申請人は、自身の氏名や住所を記入し、自身の写真を貼付した申請書を旧免許証とともに受付窓口の担当者(以下、「受付者」という)に提出し、事実確認の一種としての本人確認を受ける。ここで、受付者は、旧免許証の写真と申請人の肖像(顔)を照合し、申請人が旧免許証の正当な所有者であることを確認する。また、受付者は、旧免許証の写真および記載事項と、申請書の写真および記載事項とを照合し、申請書の写真が申請人本人のものであり、かつ、記載事項が正しいことを確認する。
その後、申請人は、申請書を持ちまわって必要な処理を進めていき、最終的に新免許証を受け取る。各処理においては、処理の担当者が、申請書の写真と申請人の肖像を照合し、申請人と申請書の対応が正しいことを確認する。このように、免許証の更新手続きにおいては、申請書が証明書の機能を兼ね、各段階において申請書を用いた本人確認が行われる。
申請手続きの信頼性を評価するには、上記のように手続きの各段階で行われる事実確認における証明書や申請人等(以下、単に「オブジェクト」という)の照合関係を手順に沿って追跡し、その正しさを系統的に判断していく必要がある。そこで、本実施例に係る信頼性評価方法では、照合関係を行列型のデータとして整理する。このような行列を本書では、アクションマトリクスと呼ぶこととする。
図1にアクションマトリクスの一例を示す。同図に示すように、アクションマトリクスの上端および左端には、手続きの各段階において事実確認に用いられるオブジェクトが配置される。アクションマトリクスにおいては、オブジェクトは、同一のものであっても、用いられる段階ごとに区別して扱われる。
オブジェクトを申請手続きの段階ごとに区別するため、本願では、所定の段階でのオブジェクトを
<オブジェクト名>@<所定の段階の被申請側担当者>
という形式で表記することとする。例えば、「申請書@受付者」と「申請書@検査者」は、物理的には同じものであっても、別物として扱う。なお、検査者は、申請人の視力等を検査する被申請側担当者を意味する。
また、アクションマトリクスの上端および左端には、オブジェクトに含まれる写真、氏名、住所、肖像といった属性がそれぞれのオブジェクトの要素として配置される。本願では、所定の段階でのオブジェクトを属性も含めて表記する場合は、
<オブジェクト名>@<所定の段階の被申請側担当者>.<属性名>
という形式を用いることとする。
また、アクションマトリクスの上端および左端に配置された属性の交差部分には、それらの属性間の照合関係等を示すアクションが設定される。例えば、「移動」というアクションは、申請人自身の移動にともなうその属性の移動を表す。また、「転送」というアクションは、被申請側担当者によるその属性の配送を表し、「持参」というアクションは、申請人自身によるその属性の配送を表す。
そして、「照合」というアクションは、被申請側担当者による属性同士の一致の確認を表し、「撮影」というアクションは、被申請側担当者による申請人の写真撮影を表し、「転載」というアクションは、被申請側担当者によるその属性の他の書類への転載を表す。
アクションは方向性をもち、上端に配置された属性から左端に配置された属性へ情報が移動するようにアクションマトリクスに設定される。「照合」については、通常の感覚では双方向的なものと考えられがちであるが、照合の実行者がその時点でより信頼を置いている側を照合元とし,その照合の対象を照合先とした方向性を持つアクションとして扱う。照合の実行者は、照合元の信頼性を、照合を行うことによって照合先に転写していると考えるとわかりやすい。
そして、上端の属性からアクションを介して関係づけられた左端の属性は、次の段階では、上端の同じ名前の属性として現れ、やはり、アクションを介して左端の属性へと関係付けられる。このような属性間の関連付けが申請手続きの終点まで繰り返される様子を逐次的に表現したものがアクションマトリクスである。
図1に示したアクションマトリクスは、旧免許証の写真が、受付者によって申請人の肖像と照合され、照合先となった申請人の肖像が、申請人の移動にともなって、検査者のもとへ移動する旨を示している。
また、同図は、旧免許証の写真、氏名および住所が、受付者によって申請書の写真、氏名および住所と照合され、照合先となった申請書の写真、氏名および住所が、申請人の持参によって検査者のもとへ移動し、移動後の申請書の写真が、検査者によって申請人の肖像と照合される旨を示している。
各アクションには、それぞれ、信頼度を与えることができる。「移動」、「転送」および「持参」のアクションに対応する信頼度は、属性の移転がどの程度正しく行われるかを表す。「撮影」および「転載」のアクションに対応する信頼度は、属性の複製がどの程度正しく行われるかを表す。また、「照合」のアクションに対応する信頼度は、属性の照合がどの程度正確に行われるかを表す。
免許証の更新手続き全体における各アクションに信頼度を付与したアクションマトリクスの例を図2に示す。同図では、アクションに対応する信頼度は、0以上1以下の実数で与えられており、値が大きいほど信頼度が高いことを示している。同図に示した例では、説明を簡単にするために、写真もしくは肖像のみの属性と、それらの属性に関連するアクションのみを示している。
なお、同図における撮影者は、新免許証用の写真を撮影する被申請側担当者を意味する。また、作成者は、新免許証の作成を担当する被申請側担当者を意味し、交付者は、新免許証の交付を担当する被申請側担当者を意味する。
同図に示した例では、被申請側担当者の行為は信頼できるものと想定し、「照会」、「撮影」、「転送」および「転載」に対応する信頼度を全て1としている。一方、申請人による行為は不正行為の可能性があるものと想定し、「移動」に対応する信頼度を全て0とし、受付者のもとから検査者のもとへの申請書の写真の「持参」に対応する信頼度を0.8とし、検査者のもとから撮影者のもとへの申請書の写真の「持参」に対応する信頼度を0.9としている。「持参」の信頼度の差は、例えば、申請人がその属性を移動させるために要する距離や時間等によるものである。
図2に示したアクションマトリクスに基づいて作成したダイヤグラムを図3に示す。同図は、図2に示したアクションマトリクスから何らかのアクションと結びついている属性を抽出し、抽出した属性間を、アクションを示す矢印を用いて結合したものである。
このように、アクションマトリクスに設定された属性間の関連付けは、所定の段階におけるオブジェクト(および、その属性)をノードとし、ノード間をアクションに対応するパスで接続したダイヤグラムとして表現することができる。そして、各パスは、対応するアクションに設定された信頼度をもつ。
ここで、本実施例に係る信頼性評価方法について説明するため、図3に示したダイヤグラムを単純化したモデルを図4に示す。同図に示したダイヤグラムは、ノード31〜37によって構成されている。
ノード31からは、ノード32とノード35へ向けてパスが出ており、ノード32からは、ノード33へ向けてパスが出ている。ノード31からは、ノード34とノード36へ向けてパスが出ており、ノード34からは、ノード36へ向けてパスが出ている。また、ノード35からは、ノード36へ向けてパスが出ており、ノード36からは、ノード37へ向けてパスが出ている。
ノード31が申請手続きの起点であり、ノード37における申請手続きの信頼度を評価するものとして、本実施例に係る信頼性評価方法について説明する。
起点が所持している信頼度は、ノード間を接続するパスを通って、申請手続きの信頼度の評価対象のノード(以下、「検証点」という)へ伝達されるものであり、この伝達された信頼度が検証点における申請手続きの信頼度(以下、「検証点信頼度」という)であると考えることができる。
そして、起点が所持している信頼度は、パスを通過する際に、そのパスの信頼度が低ければその分だけ低下して伝達されるものであると考えることができる。すなわち、検証点信頼度は、起点と検証点の間の各パスの信頼度が高いほど高く、起点と検証点の間の各パスの信頼度が低いほど低くなる。
また、図4の例では、起点から検証点へ到る経路が3つ存在しているが、一般的には、複数存在する経路の一つで信頼度を確保できれば他の経路における信頼度は無視できると考えられるため、信頼度が最も高くなる経路の信頼度を検証点信頼度とみなすことができる。
以上をまとめると、検証点信頼度Nは、以下の数式1を用いて求めることができる。
Figure 0004957075
ここで、Riは、n個ある経路のうちのi番目の経路における申請手続きの信頼度を示し、max()は、最大値を求める関数である。また、Riは、以下の数式2を用いて求めることができる。
Figure 0004957075
ここで、Yは、起点が所持している信頼度であり、Xijは、i番目の経路におけるj番目のパスの信頼度である。なお、検証点信頼度Nを求める式を以下の数式3もしくは数式4のように定義することもできる。
Figure 0004957075
Figure 0004957075
ここで、min()は、最小値を求める関数であり、ave()は、平均値を求める関数である。申請手続きによっては、複数の経路が存在する場合に、そのいずれか一つのみを通るケースもありうる。そのような場合に、数式3は、ワーストケースを考えて、申請手続きの信頼度を最も厳しく評価する目的に適しており、数式4は、これよりも厳しさをやや緩和して申請手続きの信頼度を評価する目的に適している。
また、複数の検証点を設け、複数の検証点信頼度をまとめて申請手続きの総合的な信頼度(以下、「総合信頼度」という)を評価することもできる。p個の検証点信頼度をまとめて評価する場合の総合信頼度Cは、例えば、以下の数式5を用いて求めることができる。
Figure 0004957075
この式は、検証点信頼度の積を総合信頼度とするものであり、p個の検証点全ての信頼度の保証が求められる場合を想定した定義である。検証点信頼度の算出目的によっては、これ以外の算出式の定義を採用することもできる。例えば、p個の検証点全ての信頼度を保証する必要がなく、それらの検証点のいずれかにおいて信頼度が保証されれば十分なケースでは、以下の数式6のように、検証点信頼度の和を総合信頼度とする定義が適している。
Figure 0004957075
さらに、検証点ごとに重要性が異なるケースでは、以下の数式7のように、検証点ごとに重みを設定することもできる。
Figure 0004957075
図3の説明に戻って、図3に示したノード11〜22のうち、ノード11を起点とし、ノード19、20、21および22を検証点とした場合の各検証点の検証点信頼度の算出結果を以下の表1に示す。
Figure 0004957075
これらの検証点信頼度は、起点の信頼度を1として、上記の数式1および2を用いて求めたものである。そして、これらの検証点信頼度を上記の数式5に適用して総合信頼度を求めると、その値は、約0.41となる。
次に、本実施例に係る信頼度評価装置100の構成について説明する。信頼度評価装置100は、本実施例に係る信頼性評価方法を用いて申請手続きの信頼度を評価し、これに基づいて、申請手続きの設計作業等を支援する装置である。
図5は、本実施例に係る信頼度評価装置100の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、信頼度評価装置100は、記憶部110と、制御部120と、ユーザインターフェース部130とを有する。ユーザインターフェース部130は、信頼度評価装置100を使用するユーザが情報を入力したり、ユーザに対して情報を表示したりするためのインターフェース部であり、キーボードやモニタ等からなる。
記憶部110は、各種情報を記憶する記憶部であり、オブジェクト情報111と、属性情報112と、オブジェクト属性情報113と、ノード情報114と、パス情報115とを記憶する。
オブジェクト情報111は、申請手続きの各段階で行われる事実確認において用いられるオブジェクトの一覧が登録される情報である。オブジェクト情報111の一例を図6に示す。同図に示すように、オブジェクト情報111は、オブジェクトIDと、オブジェクト名という項目を有する。オブジェクトIDは、オブジェクトを識別するための識別番号であり、オブジェクト名は、オブジェクトの名称である。
図6に示した例の1行目は、オブジェクトIDが「OB001」、オブジェクト名が「旧免許証」となっており、「旧免許証」という名前をもつオブジェクトが存在し、このオブジェクトは、「OB001」というオブジェクトIDで識別されることを示している。
属性情報112は、申請手続きの各段階で行われる事実確認において用いられるオブジェクトがもちうる属性の一覧が登録される情報である。属性情報112の一例を図7に示す。同図に示すように、属性情報112は、属性IDと、属性名と、関連属性いう項目を有する。属性IDは、属性IDを識別するための識別番号であり、属性名は、属性の名称である。
そして、関連属性は、照合の対象となり得る他の属性の属性IDが設定される項目である。通常、照合においては、同一の属性同士が比較されるが、写真と肖像のように異なる属性が比較される場合もある。このように、照合の対象となり得る他の属性が存在する場合に、その他の属性の属性IDが関連属性に設定され、照合の対象となり得る他の属性が存在しない場合は、関連属性は空欄となる。
図7に示した例の1行目は、属性IDが「AT001」、属性名が「写真」、関連属性が「AT004」となっており、「写真」という名前をもつ属性が存在し、この属性は、「AT001」という属性IDで識別され、同一の属性の他に「AT004」という属性IDで識別される属性とも照合されることを示している。
オブジェクト属性情報113は、申請手続きの各段階で行われる事実確認において用いられるオブジェクトと属性の対応が登録される情報である。オブジェクト属性情報113の一例を図8に示す。同図に示すように、オブジェクト属性情報113は、オブジェクトIDと、属性IDと、備考という項目を有する。
オブジェクトIDは、オブジェクト情報111のオブジェクトIDに対応する識別番号であり、属性IDは、属性情報112の属性情報に対応する識別番号である。同一行のオブジェクトIDと属性IDの組合せは、そのオブジェクトIDにより識別されるオブジェクトが、その属性IDにより識別される属性をもつことを意味する。備考は、任意に設定可能なコメントである。
図8に示した例の1行目は、オブジェクトIDが「OB001」、属性IDが「AT001」となっており、これは、「OB001」というオブジェクトIDで識別される「旧免許証」という名のオブジェクトは、「AT001」という属性IDで識別される「写真」という名の属性をもつことを示している。
なお、オブジェクトは、複数の属性をもつことができ、オブジェクト属性情報113には、オブジェクトがもつ属性の数だけ、そのオブジェクトに対応する行が登録される。
ノード情報114は、オブジェクトを申請手続きの各段階ごとに区別して管理するための情報であり、アクションマトリクスの上端および左端に配置される情報に相当する。ノード情報114の一例を図9に示す。同図に示すように、ノード情報114は、ノード名と、オブジェクトIDと、発生順という項目を有する。
ノード名は、申請手続きの所定の段階におけるオブジェクトを区別して管理するための名前であり、
<オブジェクト名>@<所定の段階の被申請側担当者>
の形式をとる。オブジェクトIDは、オブジェクト情報111のオブジェクトIDに対応する識別番号である。発生順は、申請手続きにおいて、当該の段階におけるオブジェクトが発生する順序を示す番号であり、値が小さいほど発生時期が早いことを示す。
図9に示した例の1行目は、ノード名が「旧免許証@受付者」、オブジェクトIDが「OB001」、発生順が「1」となっており、これは、「OB001」というオブジェクトIDで識別される「旧免許証」という名のオブジェクトは、申請手続きの所定の段階において「旧免許証@受付者」という名前で他の段階と区別して管理され、この段階におけるオブジェクトは、申請手続きの最も早い時期に発生することを示している。
パス情報115は、ノード情報114に登録されている各ノード間の関連付けを示す情報であり、アクションマトリクスのマトリクス部分に配置される情報に相当する。パス情報115の一例を図10に示す。同図に示すように、パス情報115は、移動元のノード名および属性IDと、移動先のノード名および属性IDと、アクションと、パス信頼度と、検証点フラグと、検証点信頼度という項目を有する。
移動元のノード名および属性IDは、ノード間の関連付けにおいて情報の移動元となるノードとその属性を特定するための情報であり、移動先のノード名および属性IDは、ノード間の関連付けにおいて情報の移動先となるノードとその属性を特定するための情報である。
また、アクションは、ノード間を関連付けるアクションの名前であり、パス信頼度は、そのアクションに対応する信頼度である。検証点フラグは、移動先となるノードが検証点である場合に1となり、そうでない場合には0となるフラグ値である。検証点信頼度は、移動先となるノードが検証点である場合に、算出された検証点信頼度が設定される項目である。
図10に示した例の1行目は、移動元のノード名および属性IDが空欄となっている。このように、移動元のノード名および属性IDが空欄となっている行は、移動先のノードが起点であることを示し、その行のパス信頼度には、起点の信頼度が設定される。図10に示した例の1行目は、「旧免許証@受付者」というノード名のノードが起点であり、起点の信頼度は1であることを示している。
制御部120は、信頼度評価装置100を全体制御する制御部であり、ユーザインターフェース制御部121と、入力支援部122と、経路取得部123と、検証点信頼度算出部124と、総合信頼度算出部125と、信頼度シミュレート部126と、情報視覚化部127とを有する。
ユーザインターフェース制御部121は、ユーザインターフェース部130を制御して各種情報の入力や出力を行う制御部である。ユーザインターフェース制御部121が、パス情報115の情報の登録、修正および削除を行うためにユーザインターフェース部130に表示する入出力画面の一例を図11に示す。
同図に示すように、パス情報115の情報の登録、修正および削除を行うための入出力画面は、アクションマトリクスの形式をとっている。アクションマトリクスの形式は、直感的に情報の入力等が可能であり、ユーザにとって利用しやすい。
ユーザインターフェース制御部121は、この画面を表示するため、ノード情報114に登録されている情報を発生順にマトリクスの上端および左端に配置し、さらに、各ノードのオブジェクトに対応する属性をオブジェクト属性情報113と属性情報112を参照して取得し、上端および左端に付加する。
そして、ユーザインターフェース制御部121は、パス情報115に登録されている情報をアクションマトリクス上の該当する位置に表示する。例えば、図10に示した例の1行目は、起点を示すものなので、マトリクスの上部にある起点信頼度欄7の「旧免許証@受付者」の部分にパス信頼度の値である「1」を表示する。
また、図10に示した例の2行目は、移動元が「旧免許証@受付者」の「写真」であり、移動先が「申請書@受付者」の「写真」であるので、入力エリア5の入力欄2の上段にアクション名である「照合」を、下段にパス信頼度である「1」を表示する。
また、2行目の検証点フラグの値は1であるので、入力欄2が存在する行の左端にある検証点信頼度欄6の上段に1を表示し、このノードが検証点であることを示す。なお、この画面は、信頼度の評価結果の表示画面も兼ねており、検証点信頼度欄6の下段には、算出された検証点信頼度が表示される。
同様にして、ユーザインターフェース制御部121は、パス情報115に登録されている全ての情報をアクションマトリクス上に表示した後、ユーザによるアクションの追加、変更および削除、パス信頼度の設定および変更、起点および検証点の設定等を受け付け、その結果をパス情報115へ反映させる。
入力支援部122は、上記の入出力画面における情報の入力を支援する処理部である。例えば、照合のアクションは、同一の属性間、もしくは、属性情報112において関連付けされている属性間でしか行うことができない。また、申請手続きにおいてまだ発生していない属性との間でも照合のアクションを設定することはできない。
入力支援部122は、属性情報112の関連属性やノード情報114の発生順等に基づいて、照合のアクションの設定可否を判定し、ユーザがある属性に対して照合のアクションを追加しようとした場合に、相手方となりうる属性の候補を提示する。また、入力支援部122は、起点といずれかの検証点が未接続のままユーザが編集作業を終えようとした場合には警告を行う。
経路取得部123は、パス情報115に基づいて、申請手続きの信頼度を評価するために必要な起点から検証点までの経路を求める処理部である。検証点信頼度算出部124は、経路取得部123によって取得された経路を用いて、検証点信頼度を算出する処理部である。検証点信頼度の算出には、既に説明した数式1や2等を利用する。
総合信頼度算出部125は、検証点信頼度算出部124によって算出された検証点信頼度に基づいて総合信頼度を算出する処理部である。総合信頼度の算出には、既に説明した数式5等を利用する。
信頼度シミュレート部126は、ある条件を変更した場合に申請手続きの信頼度がどう変化するかを検証するための処理部である。信頼度シミュレート部126は、パス情報115の複製を作成し、ユーザがその複製を図11に示した画面を用いて変更したものに基づいて、経路取得部123および検証点信頼度算出部124に検証点信頼度を計算させ、その結果を本来の検証点信頼度とともに表示する。
ユーザは、この機能を利用して、ある属性間の照合を追加した場合に、申請手続きの信頼度がどれだけ向上するかを検証することができる。図11の入力欄3の部分にパス信頼度を1として照合を追加した場合の検証結果を以下の表2に示す。
Figure 0004957075
この結果から、入力欄3の部分に照合を追加しても、信頼度の向上は見込めないことがわかる。
また、ユーザは、この機能を利用して、ある属性間の照合を省略した場合に、申請手続きの信頼度がどれだけ低下するかを検証することができる。図11の入力欄1の部分の照合1を省略した場合と、入力欄2の部分の照合2を省略した場合の検証結果を以下の表3に示す。
Figure 0004957075
この結果から、照合1を省略した場合は、申請手続きの後段において他の照合により信頼度が埋め合わされるが、照合2を省略した場合には、申請手続き全般において大きく信頼度が低下することがわかる。
また、信頼度シミュレート部126は、アクションのパス信頼度をある範囲で変動させた場合に申請手続きの信頼度がどう変化するかを求め、結果をグラフ表示することもできる。図11の入力欄4の移動のアクションの信頼度を0から1まで0.1刻みで変動させた場合における検証点「新免許証@交付者.写真」の検証点信頼度の変化を表すグラフを図12に示す。
このグラフから、入力欄3の部分に照合を追加しても、信頼度の向上は見込めないことがわかる。入力欄4の移動のアクションの信頼度を向上させても0.9以下であれば検証点信頼度に影響はないことがわかる。
また、信頼度シミュレート部126は、各アクションのパス信頼度を小さな巾で仮想的に変化させた変化量(δX)と、それにともなう検証点の信頼度の変化量(δC)を計算し、その商(δC/δX)を求める感度分析を行うことにより、検証点の信頼度向上に対して効果の大きなアクションを発見し、それらをユーザに提示する機能をもつ。
このような信頼度シミュレート部126の機能を利用することにより、ユーザは申請手続きの設計や改善を効率よく実行することができる。
情報視覚化部127は、アクションマトリクスを分割して平面表示もしくは立体表示する処理部である。既に説明した通り、アクションマトリクスにおいては、上端の属性からアクションを介して関係づけられた左端の属性は、次の段階では、上端の同じ名前の属性として現れるが、アクションマトリクスが大きくなった場合には、左端と上端の同じ名前の属性の対応が視認し難くなる。
そこで、情報視覚化部127は、アクションマトリクスを分割して、図13や図14に示すように平面表示もしくは立体表示することにより、左端と上端の同じ名前の属性の対応の視認性を向上させる。
次に、図5に示した信頼度評価装置100の処理手順について説明する。ここでは、経路取得部123と検証点信頼度算出部124がある検証点における検証点信頼度を算出する際の手順について説明することとする。
図15に示すように、経路取得部123は、パス情報115を全件読み込み、起点、すなわち、移動元が設定されていないパスの移動先に設定されているノードを現ノードとする(ステップS101)。そして、現ノードから出ている探索済でないパスが読み込んだ情報中にある場合は(ステップS102肯定)、探索済でないパスのいずれか一つを通ってノードを移動し、通過したパスを訪問中パス列に追加する(ステップS103)。
そして、移動後の現ノードが検証点以外の終了点、すなわち、進むことができるパスが存在しないノードであるある場合は(ステップS104肯定)、一つ前のノードに戻り、戻ったパスを探索済にし、訪問中パス列からも削除し(ステップS108)、ステップS102から処理を再開する。
一方、移動後の現ノードが終了点ではない場合(ステップS104否定)、現ノードが検証点でなければ(ステップS105否定)、そのまま、ステップS102から処理を再開し、現ノードが検証点であれば(ステップS105肯定)、訪問中パス列の内容を到達経路リストに記録した後(ステップS106)、ステップS108を実行し、ステップS102から処理を再開する。
また、ステップS102において、現ノードから出ている探索済でないパスが読み込んだ情報中に存在しない場合は(ステップS102否定)、現ノードが起点でなければ(ステップS107否定)、ステップS108を実行し、ステップS102から処理を再開する。現ノードが起点であれば(ステップS107肯定)、検証点信頼度算出部124が、到達経路リストに記録された各経路の信頼度を算出し(ステップS109)、最大の算出結果を検証点信頼度とする(ステップS110)。
ところで、複数の経路の信頼度のうち最大のものを検証点信頼度とする場合、他の経路よりも信頼度が低いことが判明した経路の探索を継続することは無駄である。このような無駄な探索を抑制した場合の処理手順を図16に示す。
同図に示すように、経路取得部123は、パス情報115を全件読み込み、起点、すなわち、移動元が設定されていないパスの移動先に設定されているノードを現ノードとし、探索済経路リストを空にし、検証点信頼度の変数を0と設定する(ステップS201)。
そして、現ノードから出ている探索済でないパスが読み込んだ情報中にある場合は(ステップS202肯定)、探索済でないパスを通り、探索済経路リストにはない経路があるかを確認して、この条件に合う経路がなければ(ステップS203否定)、一つ前のノードに戻り(ステップS210)、ステップS202から処理を再開する。
ステップS203において、条件に合う経路があった場合は(ステップS203肯定)、その経路のいずれか一つを通ってノードを移動し、起点から現ノードまでの経路の信頼度を検証点信頼度算出部124に算出させる(ステップS204)。ここで、算出された信頼度が検証点信頼度の変数の値よりも小さい場合は(ステップS205否定)、現在の経路を探索済ルートに追加し(ステップS209)、一つ前のノードに戻り(ステップS210)、ステップS202から処理を再開する。
ステップS204で算出された信頼度が検証点信頼度の変数の値よりも大きい場合は(ステップS205肯定)、移動後の現ノードが検証点以外の終了点、すなわち、進むことができるパスが存在しないノードであるある場合は(ステップS206肯定)、一つ前のノードに戻り、戻ったパスを探索済にし(ステップS212)、ステップS202から処理を再開する。
一方、移動後の現ノードが終了点ではない場合(ステップS206否定)、現ノードが検証点でなければ(ステップS207否定)、そのまま、ステップS202から処理を再開し、現ノードが検証点であれば(ステップS207肯定)、ステップS204で算出された信頼度を検証点信頼度の変数に設定し(ステップS208)、一つ前のノードに戻り、戻ったパスを探索済にし(ステップS212)、ステップS202から処理を再開する。
また、ステップS202において、現ノードから出ている探索済でないパスが読み込んだ情報中に存在しない場合は(ステップS202否定)、現ノードが起点でなければ(ステップS211否定)、一つ前のノードに戻り、戻ったパスを探索済にし(ステップS212)、ステップS202から処理を再開する。現ノードが起点であれば(ステップS211肯定)、検証点信頼度の変数に設定されている値を検証点信頼度とする(ステップS213)。
上記実施例で説明してきた信頼度評価装置100の機能は、予め用意された信頼度評価プログラムをコンピュータで実行することによって実現することもできる。そこで、以下では、信頼度評価プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図17は、信頼度評価プログラム1071を実行するコンピュータ1000を示す機能ブロック図である。このコンピュータ1000は、各種演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)1010と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置1020と、各種情報を表示するモニタ1030と、各種プログラム等を記録した記録媒体からプログラム等を読み取る媒体読取り装置1040と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行うネットワークインターフェース装置1050と、各種情報を一時記憶するRAM(Random Access Memory)1060と、ハードディスク装置1070とをバス1080で接続して構成される。
そして、ハードディスク装置1070には、図5に示した制御部120と同様の機能を有する信頼度評価プログラム1071と、図5に示した記憶部110に記憶される各種データに対応する信頼度評価用データ1072とが記憶される。なお、信頼度評価用データ1072を、適宜分散させ、ネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶させておくこともできる。
そして、CPU1010が信頼度評価プログラム1071をハードディスク装置1070から読み出してRAM1060に展開することにより、信頼度評価プログラム1071は、信頼度評価プロセス1061として機能するようになる。そして、信頼度評価プロセス1061は、信頼度評価用データ1072から読み出した情報等を適宜RAM1060上の自身に割り当てられた領域に展開し、この展開したデータ等に基づいて各種データ処理を実行する。
なお、上記の信頼度評価プログラム1071は、必ずしもハードディスク装置1070に格納されている必要はなく、CD−ROM等の記憶媒体に記憶されたこのプログラムを、コンピュータ1000が読み出して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等を介してコンピュータ1000に接続される他のコンピュータ(またはサーバ)等にこのプログラムを記憶させておき、コンピュータ1000がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
上述してきたように、本実施例では、申請手続きの各段階の間でやりとりされる事実確認のための情報の流れをパスとして定義し、パスごとに設定したパス信頼度に基づいて申請手続きの信頼度を算出するように構成したので、申請手続きの信頼度を定量的に評価することができ、また、これを応用して申請手続きのプロセスの設計や改善作業を効率化することができる。
なお、上記の実施例においては、起点の信頼度を1とする場合の例を示したが、起点の信頼度は、必ずしも1と設定する必要はない。例えば、何度も更新され、様々な場面で本人認証に利用されてきた免許証と、初めて更新を迎える免許証を比較すると、前者の方が予め備えている信頼度が高いと考えられる。このように、起点となるオブジェクトの通用期間や利用回数等を考慮して、起点の信頼度を変動させることとしてもよい。
(付記1)申請手続きの信頼度を評価する信頼度評価プログラムであって
前記申請手続きの各段階において申請者の事実確認に利用される対象の関連を示すパスを、そのパスにおいて事実確認に係る情報が伝達される向きと、該情報の伝達の正確さを示すパス信頼度とともに記憶したデータに基づいて、前記申請手続きの起点から所定の段階までの経路を前記パスの集合として取得する経路取得手順と、
前記経路取得手順によって取得された経路を構成する各パスに対応する前記パス信頼度と、前記起点の信頼度とを乗じることにより、前記所定の段階における申請手続きの信頼度を算出する信頼度算出手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とする信頼度評価プログラム。
(付記2)前記信頼度算出手順は、前記申請手続きの起点から所定の段階までの経路が前記経路取得手順によって複数取得された場合に、経路ごとに信頼度を算出し、算出された各信頼度の最大値を前記所定の段階における申請手続きの信頼度とすることを特徴とする付記1に記載の信頼度評価プログラム。
(付記3)前記信頼度算出手順は、前記申請手続きの起点から所定の段階までの経路が前記経路取得手順によって複数取得された場合に、経路ごとに信頼度を算出し、算出された各信頼度の最小値を前記所定の段階における申請手続きの信頼度とすることを特徴とする付記1に記載の信頼度評価プログラム。
(付記4)前記信頼度算出手順は、前記申請手続きの起点から所定の段階までの経路が前記経路取得手順によって複数取得された場合に、経路ごとに信頼度を算出し、算出された各信頼度の平均値を前記所定の段階における申請手続きの信頼度とすることを特徴とする付記1に記載の信頼度評価プログラム。
(付記5)前記信頼度算出手順より算出された複数の段階における申請手続きの信頼度に基づいて、前記申請手続き全体の信頼度を算出する総合信頼度算出手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の信頼度評価プログラム。
(付記6)前記申請手続きの起点において申請者の事実確認に利用される対象の通用期間に基づいて前記起点の信頼度を算出する起点信頼度算出手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の信頼度評価プログラム。
(付記7)前記起点信頼度算出手順は、さらに、前記申請手続きの起点において申請者の事実確認に利用される対象が事実確認のために利用された回数に基づいて前記起点の信頼度を算出することを特徴とする付記6に記載の信頼度評価プログラム。
(付記8)前記データの一部を変更する前後における前記信頼度算出手順の算出結果を並列表示するシミュレート手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載の信頼度評価プログラム。
(付記9)前記シミュレート手順は、前記データの一部を連続的に変動させ、この変動にともなう前記信頼度算出手順の算出結果の変動をグラフ化して表示することを特徴とする付記8に記載の信頼度評価プログラム。
(付記10)前記パス信頼度の変動量と、該パス信頼度の変動にともなって前記信頼度算出手順によって算出される信頼度が変動する量との比率を前記パスごとに求め、当該比率が所定の閾値よりも大きいパスを抽出する感度分析手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記1〜9のいずれか一つに記載の信頼度評価プログラム。
(付記11)前記申請手続きの各段階において申請者の事実確認に利用される対象の名称を行名と列名として配置し、行列の要素として、前記対象の関連を示す前記パスのパス信頼度を配置した二次元行列をユーザインターフェースに表示させ、この二次元行列を前記パスに係る情報の入出力手段として利用するユーザインターフェース制御手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記1〜10のいずれか一つに記載の信頼度評価プログラム。
(付記12)前記申請手続きの各段階において申請者の事実確認に利用される対象の関連を示す前記パスが一連の連続する軌跡として現れるように、前記二次元行列を所定分割して配置する情報視覚化手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記11に記載の信頼度評価プログラム。
(付記13)申請手続きの信頼度を評価する信頼度評価装置であって
前記申請手続きの各段階において申請者の事実確認に利用される対象の関連を示すパスを、そのパスにおいて事実確認に係る情報が伝達される向きと、該情報の伝達の正確さを示すパス信頼度とともに記憶したデータに基づいて、前記申請手続きの起点から所定の段階までの経路を前記パスの集合として取得する経路取得手段と、
前記経路取得手段によって取得された経路を構成する各パスに対応する前記パス信頼度と、前記起点の信頼度とを乗じることにより、前記所定の段階における申請手続きの信頼度を算出する信頼度算出手段と
を備えたことを特徴とする信頼度評価装置。
以上のように、本発明に係る信頼度評価プログラムおよび信頼度評価装置は、申請手続きの信頼度を評価する場合に有用であり、特に、信頼性の観点から申請手続きを定量的に評価し、もって、申請手続きにおける信頼性を確保するための設計作業や改善作業を支援することが必要な場合に適している。
運転免許証の更新申請手続きにおける確認過程を示すアクションマトリクスの一例を示す図である。 写真と肖像に注目した場合のアクションマトリクスの一例を示す図である。 図2に示したアクションマトリクスに基づいて作成したダイヤグラムである。 本実施例に係る信頼度評価方法の概要を説明するための説明図である。 本実施例に係る信頼度評価装置の構成を示す機能ブロック図である。 オブジェクト情報のデータ構成の一例を示す図である。 属性情報のデータ構成の一例を示す図である。 オブジェクト属性情報のデータ構成の一例を示す図である。 ノード情報のデータ構成の一例を示す図である。 パス情報のデータ構成の一例を示す図である。 パス情報の入出力インターフェースの一例を示す図である。 パス信頼度を変動させた場合における検証点信頼度の変化の一例を示す図である。 複数枚の二次元行列を平面的に配置する例を示す図である。 複数枚の二次元行列を立体的に配置する例を示す図である。 信頼度評価装置の処理手順を示すフローチャートである。 無駄な探索を抑制した場合の処理手順を示すフローチャートである。 信頼度評価プログラムを実行するコンピュータを示す機能ブロック図である。
符号の説明
1〜4 入力欄
5 入力エリア
6 検証点信頼度欄
7 起点信頼度欄
11〜22、31〜37 ノード
100 信頼度評価装置
110 記憶部
111 オブジェクト情報
112 属性情報
113 オブジェクト属性情報
114 ノード情報
115 パス情報
120 制御部
121 ユーザインターフェース制御部
122 入力支援部
123 経路取得部
124 検証点信頼度算出部
125 総合信頼度算出部
126 信頼度シミュレート部
127 情報視覚化部
130 ユーザインターフェース部
1000 コンピュータ
1010 CPU
1020 入力装置
1030 モニタ
1040 媒体読取り装置
1050 ネットワークインターフェース装置
1060 RAM
1061 信頼度評価プロセス
1070 ハードディスク装置
1071 信頼度評価プログラム
1072 信頼度評価用データ
1080 バス

Claims (10)

  1. コンピュータに実行させる信頼度評価プログラムであって
    請手続きの各段階において申請者に関する事実確認に利用されるオブジェクトと該オブジェクトに関連する被申請側の担当者と前記オブジェクトの属性とを含む複数のノードのうち前記申請手続きの起点となる起点ノードと、該起点ノードの信頼度を示す起点ノード信頼度とが対応付けられた第1のデータと、前記複数のノードのノード間の関連付けにおいて情報の移動元となる移動元ノードと、前記情報の移動先となる移動先ノードと、前記移動元ノードから前記移動先ノードへの前記情報の移動に関連して前記申請者又は前記被申請側の担当者によって実行される動作を示すアクションと、該アクションの信頼度を示すパス信頼度とが対応付けられた複数の第2のデータとが格納された記憶部を参照して、前記第1及び第2のデータに基づいて、前記起点ノード信頼度と、前記起点ノードから前記移動先ノードのうち前記申請手続きの信頼度の評価対象となる検証点ノードに移動するまでの経路上に存在するアクションに対応するパス信頼度を取得し、
    前記取得された起点ノード信頼度と、前記取得されたパス信頼度とを乗じることにより、前記起点ノードから前記検証点ノードに移動するまでの経路における申請手続きの信頼度を算出す
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする信頼度評価プログラム。
  2. 前記検証点ノードが複数存在する場合に、前記起点ノードから前記複数の検証点ノードに移動するまでのそれぞれの経路における申請手続きの信頼度を算出し、算出した複数の申請手続きの信頼度の積、算出した複数の申請手続きの信頼度の和、又は算出した複数の申請手続きの信頼度に各検証点ノードの重要性に応じた重み係数を掛けた各値の和を求めることにより、前記申請手続き全体の信頼度を算出する処理をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載の信頼度評価プログラム。
  3. 前記起点ノードにおけるオブジェクトの通用期間が長くなるにつれて前記記憶部に格納された起点ノード信頼度を高く設定する処理をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1または2に記載の信頼度評価プログラム。
  4. 前記起点ノードにおけるオブジェクトが事実確認のために利用された回数が多くなるにつれて前記記憶部に格納された起点ノード信頼度を高く設定する処理をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1または2に記載の信頼度評価プログラム。
  5. 前記記憶部に対する前記第2のデータの追加又は削除が行われた場合に、該追加又は削除の前後における前記申請手続きの信頼度を算出し、算出結果を並列表示する処理をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の信頼度評価プログラム。
  6. 前記記憶部に格納されたパス信頼度の連続的な変動にともなう前記申請手続きの信頼度をそれぞれ算出し、算出結果の変動をグラフ化して表示する処理をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の信頼度評価プログラム。
  7. 前記記憶部に格納されたパス信頼度の変化にともなう変化前後の前記申請手続きの信頼度をそれぞれ算出するとともに、前記パス信頼度の変化量と、該パス信頼度の変化にともなって前記申請手続きの信頼度変化する量との比率を求め、当該比率が所定の閾値よりも大きいアクションを抽出する処理をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の信頼度評価プログラム。
  8. 前記オブジェクト、該オブジェクトに関連する被申請側の担当者、及び前記オブジェクトの属性の名称を行名と列名として配置し、行列の要素として、前記アクション及びパス信頼度を配置した二次元行列を前記記憶部に格納された第1又は第2のデータの登録、修正および削除を行うための入出力手段として利用する処理をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の信頼度評価プログラム。
  9. 前記ノード間の関連を示すパスが一連の連続する軌跡として現れるように、前記二次元行列を所定分割して配置する処理をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項8に記載の信頼度評価プログラム。
  10. 演算処理部と記憶部とを有し、申請手続きの信頼度を評価する信頼度評価装置であって
    前記記憶部は、申請手続きの各段階において申請者に関する事実確認に利用されるオブジェクトと該オブジェクトに関連する被申請側の担当者と前記オブジェクトの属性とを含む複数のノードのうち前記申請手続きの起点となる起点ノードと、該起点ノードの信頼度を示す起点ノード信頼度とが対応付けられた第1のデータと、前記複数のノードのノード間の関連付けにおいて情報の移動元となる移動元ノードと、前記情報の移動先となる移動先ノードと、前記移動元ノードから前記移動先ノードへの前記情報の移動に関連して前記申請者又は前記被申請側の担当者によって実行される動作を示すアクションと、該アクションの信頼度を示すパス信頼度とが対応付けられた複数の第2のデータとを格納し、
    前記演算処理部は、前記記憶部に格納された第1及び第2のデータに基づいて、前記起点ノード信頼度と、前記起点ノードから前記移動先ノードのうち前記申請手続きの信頼度の評価対象となる検証点ノードに移動するまでの経路上に存在するアクションに対応するパス信頼度を取得し、前記取得された起点ノード信頼度と、前記取得されたパス信頼度とを乗じることにより、前記起点ノードから前記検証点ノードに移動するまでの経路における申請手続きの信頼度を算出する演算処理部
    を備えたことを特徴とする信頼度評価装置。
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