JP4956807B2 - 収納容器 - Google Patents

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Description

本発明は、複数種類の物品を一度に収納することが可能な収納容器に関し、更に、簡易な構造により耐久性を向上させ、梱包時にも嵩張ることがなく、かつ、低コストで製造することが可能な収納容器に関するものである。
従来、複数種類の物品を一定量ずつ、区別して収納する合成樹脂製の容器が知られている。
例えば、下部材により環状に配置した複数の椀状容器体を中央の第1連結基板外縁部に連結し、上部材により前記第1連結基板上に嵌着固定した第2連結基板外縁部よりヒンジ部を介して延設した複数の蓋体を前記容器体の上端開口を閉塞して夫々開閉可能に嵌合させたことを特徴とする複合容器が公知となっている(特許文献1参照。)。
特開2003−321041号公報
上記特許文献1に記載の技術によると、上部材、下部材が複雑な構造を有することから製造工程の簡略化には限界があり、製造コスト面で改善の余地が残る。容器体が環状配置された形状をなすことから、複数個の該容器体を梱包する際には嵩張ることとなり、一個当たりの配送コスト高も避けられない。
容器体の大きさに比べて結合部分が肉薄であることから、当該部分の耐久性についても改善の余地がある。
また、細かな造作を備えたヒンジ部は、塵埃の集積や雑菌の繁殖が避けられないため、小まめな清掃が必要となる。
上記の点に鑑みて、本発明は、簡易な構造により製造コストを抑え、かつ、容器本体の耐久性を向上させるとともに、梱包時にも嵩張ることのない清掃容易な収納容器であって、更に、使用者の手に馴染む形状を備えた収納容器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は次の構造とした。即ち、請求項1に記載の収納容器は、収納部を複数設けてなる容器本体と、該収納部上部の突条周壁との嵌合又は螺着により着脱自在なキャップとからなり、各収納部を、結合部および補強部により連設した構成において、前記結合部の外縁は隣接する前記収納部との間で内向きに湾曲した円弧を形成し、前記補強部は、該結合部に垂設した補強部であって、隣接する収納部下部との間で内向きに湾曲した円弧を形成し、前記結合部の外縁が形成する円弧および該補強部が形成する円弧の半径値が、前記キャップと略同一半径値であることを特徴とする。
請求項1に記載の収納容器によれば、収納容器本体にかかる様々な方向からの力に対して高い耐久性を示した上、簡易な構造であることから製造コストを抑えることができることに加え、梱包時にも嵩張ることがなく一個当たりの配送コストを低く抑えることができるとともに、結合部および補強部が有する円弧形状が使用者の手指に馴染むことから取り扱いが一層容易な収納容器となる
〔第一の実施形態〕
以下、本発明の第一の実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態はクリーム状、粉状の化粧品や、サプリメント、医薬品などの錠剤、食用錠剤菓子のほか、ピアスなどのアクセサリーといった小物類等を収納、保管する収納容器に関するものである。
図1は本発明の一実施の形態に係る収納容器の閉蓋状態の斜視図、図2は図1の収納容器のキャップを外した状態を示す斜視図、図3は結合部を示す説明図、図4は図1の収納容器の底側を示す斜視図、図5は比較例を示す収納容器の底側を示す斜視図、図6は収納容器にかかる力を示す説明図、図7は図1の収納容器の底面図であって、円弧半径を示す説明図、図8は収納容器を複数並べた状態を示す図、図9は使用者が収納容器を握った状態を示す図である。
図中、1は本発明に係る収納容器本体、2は収納部、3はキャップ、4は結合部、5は補強部、Pは収納容器にかかる力、rは円弧半径である。
本実施形態に係る収納容器本体1およびキャップ3の材質は、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル、ポリスチレン、アクリル樹脂、ポリエチレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂である。
また、前記以外に、ポリ乳酸系、ポリブチレンサクシネート系、デンプン系などの生分解性プラスチックその他本願発明の特徴を損なわないものであれば用いてもよい。
収納容器本体1およびキャップ3は、上記合成樹脂等を公知の射出成型法のほか、圧縮法や押し出し法といった公知の合成樹脂成型法により、それぞれ一体的に成型して得られる。
収納容器本体1は、収納部2が結合部4および補強部5により連設してなる(図2)。各収納部2は、該収納部2上部の突条周壁2aとの螺着により着脱自在なキャップ3を備え、該キャップ3の外周は滑り止め加工3aが施されている。
結合部4は、その外縁4aが隣接する収納部2との間で内向きに湾曲した円弧を形成する(図3)。即ち、収納容器本体1長手方向の中心線tに向け内側に湾曲して円弧4aを形成し、収納部2のフランジ部2bと面一に形成する。
補強部5は、説明上、特に斜線で示すように(図4)、結合部4に垂設した補強部であって、隣接する収納部2の下部2cとの間で内向きに湾曲した円弧を形成する。
前記補強部5を備えた収納容器本体1は、該補強部5を形成しない収納容器本体1´(図5)と比較すると、図6の下段に示すように、該収納容器本体1´にかかる力Pと、同方向同程度の力Pが収納容器1にかかった場合でも、撓むことなく原形を保つことができ(図6上段)、耐久性を大幅に向上させることができる。
また、捩れ方向の力(図示せず)に対しても変形することなく該物品の製品寿命を長く確保することができる。
更に、図7に示すように、前記結合部4の外縁4aおよび前記補強部5が形成する円弧の曲げ率の基礎となる円弧半径値rは、キャップ3と同一半径値rとした。尚、前記円弧半径値rは、キャップ3と略同一半径値r´としても良い。
このような構造とすることにより、図8に示すように、該収納容器1を複数並べた場合であっても隙間を形成せず、梱包時に嵩張ることなく、一個当たりの配送コストを低く抑えることができる。
また、結合部外縁4aおよび補強部5が形成する円弧形状は、使用者が、本実施形態に係る収納容器を手にした場合に、その円弧形状が手指に馴染むことから取り扱いが一層容易となる(図9)。
更に、別途ヒンジ部を設けるなど複雑な構造としていないことから清掃が容易となり、衛生上も好ましい容器となる。
〔第二の実施形態〕
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記の実施形態に限定されるものではない。以下に、第二の実施形態として、上記実施形態の変形例を示す。
図10は本発明の異なる実施の形態に係る収納容器の閉蓋状態を示す斜視図、図11は図10の収納容器のキャップを外した状態を示す斜視図、図12は図10の収納容器の底側を示す斜視図である。図中に表れる符合は、上記第一の実施形態と同一の対象を表す。
本実施の形態による収納容器1は、収納部2が2つ連なったことを除くほかは、前記実施形態に掲げた発明が有する特徴と同一であるが、収納部2の直径を前記実施形態に係る収納部2より大きくすることとしてもよい。
更に、収納部2の数は、前述の実施形態に限られるものではなく、必要に応じて4つ以上の収納部2を備えた収納容器本体1及び収納容器としても良い。この場合、該収納部2の数が増えれば増えるほど、補強部5を具備しない収納容器と比較してその耐久性の違いがより顕著となる。
本発明に係る収納容器は、収納部の大きさや数を変更することで、様々な種類の収納物を対象とした収納容器として提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る収納容器の閉蓋状態を示す斜視図である。 図1の収納容器のキャップを外した状態を示す斜視図である。 結合部を示す説明図である。 図1の収納容器の底側を示す斜視図である。 比較例を示す収納容器の底側を示す斜視図である。 収納容器にかかる力を示す説明図である。 図1の収納容器の底面図であって、円弧半径を示す説明図である。 収納容器を複数並べた状態を示す図である。 使用者が収納容器を握った状態を示す図である。 本発明の異なる実施の形態に係る収納容器の閉蓋状態を示す斜視図である。 図10の収納容器のキャップを外した状態を示す斜視図である。 図10の収納容器の底側を示す斜視図である。
符号の説明
1 本発明に係る収納容器本体
2 収納部
3 キャップ
4 結合部
5 補強部
P 収納容器にかかる力
r 円弧半径
t 中心線

Claims (1)

  1. 収納部を複数設けてなる容器本体と、該収納部上部の突条周壁との嵌合又は螺着により着脱自在なキャップとからなり、各収納部を、結合部および補強部により連設した収納容器であって
    前記結合部の外縁は隣接する前記収納部との間で内向きに湾曲した円弧を形成し、前記補強部は、該結合部に垂設した補強部であって、隣接する収納部下部との間で内向きに湾曲した円弧を形成し、前記結合部の外縁が形成する円弧および該補強部が形成する円弧の半径値が、前記キャップと略同一半径値であることを特徴とする収納容器
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