JP4953518B2 - オブジェクト指向技術を用いた情報共有方法及び装置 - Google Patents

オブジェクト指向技術を用いた情報共有方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ネットワークに接続された複数のコンピュータによって情報を共有する技術に関し、特にネットワークで相互に接続された複数のコンピュータどうしがGUI(Graphical User Interface)環境で相互に共同作業、又は協調作業、いわゆるコラボレーション(collaboration)をするための情報共有技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来ネットワーク上での複数のコンピュータによるGUI環境を用いた協調作業の実現は、1対1のコンピュータ同士で行うものが多く、その場合、第1のコンピュータの表示画面を第2のコンピュータの画面にも表示して共通の観察対象とし、第2のコンピュータのキーボードやマウスなどの入力を第1のコンピュータへも送ってその入力とすることによって、相互に同じ作業環境を共有するものであった。また、複数のコンピュータが同一の作業環境を共有するものは、単一のサーバに共有環境を設定して、そのサーバが前記第1のコンピュータの立場となり、サーバに接続した複数のコンピュータが前記第2のコンピュータの立場になるものであった。以上のような従来の構成の場合、相互にやり取りするべきデータの種類と量が多く、ネットワークにかかる負担が増大すると共に、低速のネットワークではスループットが上がらず、不満足なものであった。また、共有は結局一方のコンピュータの資源によって実現されるものであって、その能力によって能率が左右されると共に、データのセキュリティの確保が難しく、必要以外の資源を不正に利用されたりする可能性があり問題であった。更に、共有は全面的なものが多く、共有環境と、その他の夫々の固有の環境とを完全な意味で両立するものは無かった。
【0003】
これを解決する手段として、オブジェクト指向の環境が考えられ、北海道大学工学部の田中譲教授が設計・開発したオブジェクト指向の基盤ソフトウェアで、オブジェクトどうしを関連づけるビジュアルプログラミングが可能なインテリジェントパッド(IPと略称する)と呼ばれるものを用いて部分的に実現されている。
【0004】
IPとは、機能を持った「パッド」と呼ばれる部品の合成、分解、再利用を通じてソフトウェア開発を行ない、かつ開発されたパッドの動作環境をも実現するものである。「パッド」は一種のオブジェクトであり、パッド自身の状態を保持するスロットと呼ばれる構造を有するモデル部と、該モデル部とメッセージを交換するビュー部とからなる構成を持ち、固有のデータとメソッドをカプセル化した基本単位としてふるまう。夫々のパッドは他のパッドとの間で前記スロットを共通のインタフェースとして用いて互いにデータ及びメッセージの交換を行う事ができるように構成されており、GUI環境においてパッドを相互に貼り合わせしたり、剥がしたりする事によって、合成、分解を可視的に操作することができるようになっている。IPについての詳細は各種文献及びインテリジェント・パッド・コンソーシアム(IPC:IntelligentPad Consortium、http://www.pads.or.jp/)において公開されている。
【0005】
前記IPCのホームページでは、「共有空間Piazza開発プロジェクト」の成果が公開されている。これは、知財流通の共有場をIPで実現したもので、共有場のパッドは、インターネットを介してPiazzaサーバで管理されている。Piazzaサーバは、どのパッドが共有場パッドの上に貼られたかを管理し、利用者が貼ったり剥がしたりした結果が、同じ共有場パッドを利用している他の利用者からも全く同じ状態で見ることができる。具体的には共有場を対象にして、別のパッドの貼り合わせや、貼り合わせたパッドの剥離というイベントが発生する毎に、イベント操作者側はサーバへ、その変化対象であるパッドをアップロードし、他の共有者はそのサーバから変化したパッドをダウンロードするという動作を繰り返すものであった。このようにして複数のユーザが共有場上に存在するオブジェクトを共有する。これは、パッドの操作プロセスの共有ではなく、共有場パッドに流通したいパッドを貼り合わせて利用者が相互にやり取りするための機能を実現するものである。
【0006】
また、長崎祥、田中譲らによる情報処理学会論文誌 Vol.34 No.05(1993年5月号)掲載の「シンセティック・メディア・システムIntelligentPadにおける協調作業場の実現」、ならびに田中譲による電気学会誌、113巻6月号、1993年掲載の「シンセティック メディア アーキテクチャとその展望」では、パッドに対してユーザが行う操作イベントを共有することで作業環境の共有を実現している。ユーザ操作イベントの共有は、パッドをフィールドパッドの上に貼り合わせ、合成されたパッドの共有コピーを各クライアントに配布することによって行われる。すなわち、モデル部とビュー部が異なるサイトに分離して存在する。共有コピー(ビュー部)のいずれかでユーザの操作要求が検出されると、これらのコピー(ビュー部)が共有するモデル部の状態が更新され、その値がすべてのコピー(ビュー部)に伝えられる。各共有コピー(ビュー部)は、更新伝播を受けて操作要求を受け取る。モデル部とビュー部の間にはメッセージ送信のため、通信のためのオブジェクトが自動的に挿入される。またフィールドパッドには受け取った操作要求を自身の領域上で再現する機能が実現されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述のIPによる従来の共有方式は、あらゆる操作イベントを共有することはできていない。共有領域内でのオブジェクトの生成や貼り合わせ結果や削除の結果、もしくはモデルが更新した結果、それが伝播するようなオペレーションを実施したときに限り、イベントが共有されるものであった。
【0008】
共有すべき操作イベントは、さまざまなレベルで存在する。例えば、共有フィールドパッド上のあるパッドをマウスクリックしてポップアップメニューを開き、メニューを表示して操作を開始するとき、マウスイベントやメニュー表示を共有していなければ、メニューのうちどのメニュー項目を選択したのかわからない。
【0009】
また、あるオブジェクトを移動し、別のオブジェクトに貼り合わせるイベントを共有する場合(貼り合わせるオブジェクトを子のオブジェクトと称し、貼り合わせられるオブジェクトを親のオブジェクトと称する)、子のオブジェクトが貼り合わせた直後に親のオブジェクトに吸収されるような場合、子のオブジェクトはもとの場所から消えたように見える。選択、移動、貼り合わせという一連の動作が実行されているにもかかわらず、共有者の間にはオブジェクトの削除が起こったと誤解される。
【0010】
共有機能を使用し、例えばその上で電子的な遠隔学習(eLearning)アプリケーションを構築した場合には、複数の生徒が教師の操作を観察することによって、オブジェクトの動きを正確に理解することが非常に大事なことである。即ち、教師が画面上のオブジェクトを選択、移動、貼り合わせという一連動作で示すべき学習上の目的をなしても、生徒は単なるオブジェクトの削除と受け取ることになり、学習効果が担保されないことになる。従って、上記の例が実施された場合、前述のIPによる共有場のような共有では不十分である。さらに複数の共有者を考えた場合には、共有者による同時のマウス操作や共有領域への途中参加、途中退場というものも考慮し、実現されなければならない。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、前記IPの改良されたオブジェクト指向環境としてのビジュアルオブジェクト(VOと略称する)を用いて前述の問題を解決する。
【0012】
本発明は、複数のユーザによって共有される共有場(共有フィールドVO)を提供する。前記ユーザは、共有フィールドVOに対してアクセス権を与えられる。
【0013】
そして共有場上のVO群に対して、複数のユーザによるマウスやキーボード等の操作で生じるイベント、メニュー表示と選択、キーボードによる入力内容、編集操作、VOの移動の軌跡や他のVOへの貼り合わせ、剥離、そして他のVOに及ぼす更新作用を、操作者だけでなく、それ以外の他の共有者もその全作用過程を観察できる手段を実現する。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明のシステムにおいては、VOシステムの動作する環境上で、まず共有フィールドVOを設定し、次にその上に操作対象となるVO群を登録する。登録された個々のVOは、共有フィールドVOとの相対的な位置情報を持っている。そして共有フィールドVOとその上のVO群は、その共有フィールドVOを共有するべき全共有者のクライアント上に速やかにロードされる。
【0015】
操作者がVOに対する操作をする度に、VOへのそれぞれのイベント情報が共有フィールドVOまたは操作対象VOそれ自身によって記録される。記録されたものをVOシナリオと呼び、VO毎に対応するシナリオが管理される。
【0016】
VOシナリオには、VOの移動に伴う共有フィールドVOとの相対位置を逐次記録したVO移動の軌跡を共有するためのものや、マウスやキーボードのイベントなど時間に沿ったものがある。相対位置の記録は調整可能なサンプリング時間間隔毎に行う。
【0017】
その共有フィールドVOを共有するユーザの情報や、ユーザ情報を持つサーバ情報は、共有フィールドVOが持っており、VOシナリオをどこに配送するかは、これらの共有情報を基に決定される。操作者による動作は、実行されると直ちにVOシナリオとして全ての共有ユーザに配送される。
【0018】
各クライアント上の共有フィールドVOは、VOシナリオを授受する機能を持ち、共有ユーザの共有フィールドVOに配送されたVOシナリオは、そのシナリオが対象とするVO毎に、各クライアント上の共有フィールドVOで実行される。この様なシナリオの管理下で動作しているVOは、個々の共有者は操作できないが、シナリオの管理下で動作していない独立したVOは、操作可能である。ここで独立したVOというのは、例えば前記シナリオの管理下で動作中のVOまたはそのVOと親子関係にあるVOを除く、共有フィールドVO上のVOである。また前記シナリオの管理下で動作中のVOに対して、VOを貼り合わせる操作を拒絶することも可能である。
【0019】
このようにして各共有ユーザは、操作者の操作によるVO移動時のVOの軌跡、VO上のメニュー表示、VOの貼り合わせ、剥離、他のVOへの作用といった結果をほぼ同時に観察することができるだけでなく、複数共有者が共有フィールドVO上のVOに対して、同時に矛盾が発生しないで協調した操作をする事が可能である。
【0020】
【実施例】
以下図面を参照して本発明による情報共有方法及び装置の実施例を説明する。
図1は、本発明による情報共有方法の流れ図である。
【0021】
まず、共有フィールドVOを単に利用したいのか、新規に作成/編集あるいは既存のものを編集したいのかを決定する(100)。
共有フィールドVOを新規に作成/編集あるいは既存のものを編集したい場合は、まず新規に共有フィールドVOを作成するか、あるいは既存の共有フィールドVOを選択する(101)。既存の共有フィールドVOを利用する場合は、共有フィールドVOリストを呼び出し、該当するVOを選択する。リストされるのは、稼動中のVOと休止中のVOである。このうち稼動中のVOは、現在共有されており操作中なので、休止中のVOに関してのみ、次の操作が可能である。
【0022】
次に対象となる共有フィールドVOの名前やその他プロパティを設定あるいは変更する(102)。設定するプロパティの項目のうち必須の項目は、共有者名の登録である。共有フィールドVO作成者のほか、その共有フィールドVOへのアクセスを許可するユーザ名を登録する。既存の共有フィールドVOを選択した場合は、選択されたVOについて共有者リストを表示し、共有者リストに変更がある場合には、必要に応じて、ユーザの名前を追加・削除する。
【0023】
次に共有フィールドVO上に初期状態として共有したいVO又はVO群を貼り合わせ(103)、共有フィールドVOを公開する(104)。公開することによって、共有フィールドVOへのアクセスを許可したユーザが共有可能な領域に格納される。この公開先はサーバ内の共有フィールドVOデータベース領域でもよいし、各クライアントのマシン上でもよい。この共有フィールドVO機能はサーバを介しても、クライアントのみであっても実現可能である(後述)。またこのVOの公開時点で、共有フィールドVOは、オープンした状態になっており、稼動中のVOとなる。即ち、共有者のうちひとりでもオープンしていれば、その共有フィールドVOは休止ではなく、稼動中のステータスになる。
【0024】
共有フィールドVOを単に利用したい場合は、利用対象の共有フィールドVOを選択する(105)。共有フィールドVOの名前がリストされるか、VOがクローズした状態で表示される。
【0025】
選択した共有フィールドVOをオープンする(106)。対象としている共有フィールドVOが他の参加者によって稼動中であれば、この操作は途中参加を意味する。オープンすると、共有フィールドVO上に貼り合わせられたVOを確認することができる。
【0026】
ここで共有フィールドVO上の任意のVOに操作を実行したい場合、そのVOの操作が可能かどうかを確認する(107)。この確認は、操作したいVO上でマウスクリックをして、VOを選択する事によって行なわれる。その時当該VOが共有者のだれかによって操作中である場合は、そのことを示す表示がなされ、また、そのVOを対象としたシナリオがあって、そのシナリオの管理下で動作中である場合は、その後のマウスクリックのような操作イベントは拒否されるようになっている(後述)。この様にして操作が可能か否かの確認は容易に視認できる。
【0027】
もし操作したいVOが操作不可能の状態なら、操作可能になるまで、他の操作者による操作を観察し(114)、操作可能になった時点で、操作を開始する(108)。
【0028】
操作のうち、共有フィールドVO上へ新規にVOを追加する場合は(109)、共有されていない領域にあるVOを共有フィールドVO上に貼り合わせるか、または新規にVOを作成し、共有フィールドVO上に貼り合わせることができる(110)。この共有フィールドVO上への新規のVOの貼り合わせにおいては、他の共有者には、新規作成であることを示す新規メニューや作成後のプロパティ設定の状況が表示される。また共有されていない領域からのVOの貼り合わせにおいては、既存のVOが共有フィールドVOへ貼り合わされた旨がプロンプト表示される。このようにして、他の共有者にこれらの状況が把握できるようになっている。
【0029】
共有フィールドVO上でのVO操作(111)には、例えばVO上でのポップアップメニュー表示、メニュー選択等がある。メニューには、「移動」、「サイズ変更」、「複写」、「最前面に移動」、「最背面に移動」、「削除」などがあり得る。「移動」を選択した場合は、VOの移動が実行される。移動中の座標位置がサンプリングされ、各共有者へ配送されるので、VOの軌跡が共有される。「サイズ変更」もサイズがサンプリングされるので、その過程が共有される。「複写」は複写されたVOが共有フィールドVO画面上に出現する。「最前面に移動」、「最背面に移動」も共有者の環境で即時実行される。VOによっては、この他のメニューが有効な場合がある。その場合にもこれらのうち、操作者がどのメニューを選択したかが共有される。例えば、「プロパティを開く」メニューや「文字列入力」、「数値入力」が用意されているVOについても、そのVOに対するイベントが共有される。またVOの移動後、他のVOへの貼り合わせによるスロット結合、更新伝播によるVO群の内部状態の変化やVOの表示の変化についてもその原因となる操作者のVOの操作イベントが伝播し、公開している共有フィールドVO上のVOへも同様のイベントが発行される。これにより、操作者によって引き起こされる変化を共有者がリアルタイムに動作として共有することができる。
【0030】
共有フィールドVO上での操作が終了するまで、以上の動作を繰り返し(112)、その後共有フィールドVO上の操作を終了する(113)。特定のVOを操作していない間でも、開いている共有フィールドVOは、他の共有者による操作を観察によってリアルタイムに共有することができる(114)。共有フィールドVOへの参加を終了したいときは、その共有フィールドVOを閉じる(115)。ある共有者が、自分の共有フィールドVOを閉じたあとも対象の共有フィールドVOへの参加者がいる場合(115)、この操作は途中退場を意味する。
【0031】
次に本発明による情報共有装置のシステム構成について説明する。
図2は本発明による情報共有装置の第1のシステム構成を示す図である。
これは、本発明を実現するのにサーバマシンやデータベースを介さず、クライアントマシンのみで構成するシステムの例である。
【0032】
共有フィールドVOプログラムを各クライアントで起動する。各クライアントは相互に対等である。共有フィールドVOを稼動したクライアントマシンから共有フィールドVOおよびその上に貼り合わされたVOも相互に各クライアントマシン上に分配される。共有者が参加するたびに、操作者のクライアントマシンから更新された最新の共有フィールドVOが、新規参加者のクライアントマシンへ送信される。操作者の操作イベントすべてが逐次各クライアントマシンへ指示され、VO操作の実行は各クライアントマシン上でローカルに行われる。
【0033】
ここで本発明による共有フィールドVOへの途中参加と、退場について説明する。共有フィールドVOへの途中参加は、参加するものが、最新である共有フィールドVOをロードし、現在進行中のイベントを受け取る。これは実用を考えた場合、途中参加者が共有フィールドVOの最新イメージを取得するのが自然だと考えられるからである。即ち途中参加したときには、前回退場時とは、共有フィールドVOの様子が変わっている場合もあるが、参加した時に速やかに他の共有者と同じものが見えることがより重要と考えられるからである。
【0034】
最新共有フィールドVOは、第1のシステムの例のようにサーバがない場合は、クライアント同士でタイムスタンプを比較する。サーバがある場合は、サーバにある共有フィールドVOが最新である。
【0035】
本発明では他の共有者に影響なく、退場できる。最後の共有者の退場により、当該共有フィールドVOは休止状態になる。
図3は本発明による情報共有装置の第2のシステム構成を示す図である。
【0036】
これは、本発明を実現するのにサーバマシンやデータベースを介して構成するシステムの例である。
ここではクライアントは常にサーバを介して情報をやりとりする。サーバ上では共有フィールドVOの状態や、共有者リストなどを管理するサービスプログラムを起動する。共有フィールドVOプログラムを各クライアントで起動する。共有フィールドVOおよびその上に貼り合わされたVOはサーバ上に置かれ、最新更新状態で管理される。共有ユーザが共有フィールドVOに参加するたびに、サーバマシン上のデータベースから、共有フィールドVOおよびその上に貼り合わされたVOが新規参加共有ユーザのクライアントマシン上に分配される。VOを操作する者の操作イベントすべてが逐次サーバに蓄積される。サーバはそれを共有ユーザのクライアントマシンへ転送し、実行は各クライアントマシン上でローカルに実行される。
【0037】
図4は本発明による情報共有装置の第3のシステム構成を示す図である。
これは、本発明を実現するのにサーバマシンやデータベースを介して構成するシステムの例であるが、図3のシステム構成例と異なり、ここではクライアントマシン間、サーバ−クライアントマシン間の両方で情報のやりとりを行う。
【0038】
サーバ上では共有フィールドVOの状態や、共有者リストなどを管理するサービスプログラムを起動する。共有フィールドVOプログラムを各クライアントで起動する。共有フィールドVOおよびその上に貼り合わされたVOはサーバ上に置かれ、最新更新状態で管理される。共有ユーザが共有フィールドVOに参加するたびに、サーバマシン上のデータベースから、共有フィールドVOおよびその上に貼り合わされたVOが新規参加共有ユーザのクライアントマシン上に分配される。VOを操作する者の操作イベントすべてが直接共有者のクライアントマシンに送られ、実行は各クライアントでローカルに行われる。
【0039】
次に、本発明による情報共有装置の応用例として、図5乃至図7を参照して、表示されているフォルダーVOの中から運動方程式VOをリスト表示し、そのうちの1つをVOとして取り出し、その数式にパラメータを与え、その結果をグラフVOへドロップし、グラフとして表示するアプリケーションと、その運動方程式とグラフを説明するために、プレゼンテーション向けのアプリケーションをラッピングしたVOの表示と操作を共有する例を前記第3のシステム構成を用いて説明する。
【0040】
図5は図4と同様、共有フィールドVOおよびその上に貼り合わされたVOはサーバを介して共有され、操作者の操作イベントはクライアントに直接送られるシステムである。ここでは、1人の教師と生徒が上記の共有フィールドVOを通して指導と試行を実施しようとしている。
(1)教師が共有フィールドVOを新規作成する。VO新規作成ボタンを押下すると、作成可能なVOリストが表示される。このうち共有フィールドVOを選択する。選択すると、予め定められたサイズのVOが生成される。これをアプリケーションが動作することができる大きさのサイズに変更する。
(2)教師は、次にこの作成した共有フィールドVOにアクセスするための名前(例えば「物理学習」)を付け、共有できるユーザ名(例えば生徒A及び生徒B)を登録する。この操作は例えば、共有フィールドVOを指示してマウス右ボタンでダイアログボックスを開き、その中にユーザ名を登録すればよい。ここで、予めサーバに共有者候補が登録されていれば、サーバを介してその名前がリストされるので、共有したいユーザを選択する。
(3)教師は、更に共有フィールドVO上に運動方程式VOフォルダーVO、数式グラフVOを貼り合わせる。この状態を共有の初期状態とする。
(4)教師は、共有化を実行する。共有フィールドVOは、シリアライズされ、サーバの共有フィールドVOデータベース上にロードされる。共有フィールドVO上に存在するすべてのVOも共有VOデータベース上にロードされる。
(5)サーバ上には共有フィールドVOの名前と、そのVOに登録されている共有ユーザのリストを返すインタフェースがあり、共有ユーザはこのインタフェースを使って、最新の共有フィールドVOをロードすることができる。
(6)共有ユーザである生徒Aは、デスクトップ上で自分が利用できる共有フィールドVOを「共有フィールドVO名前リスト」として見ることができる。生徒Aは、この名前リストの中から所望の共有フィールドVOを選択することによって、この共有フィールドVOをサーバ上からロードして開く。生徒Aのこの動作は、共有フィールドVOへの途中参加として理解できる。
(7)ここから教師と共有者である生徒Aとの共有フィールドVO上のVOの共有が始まる。図6(a)は教師のデスクトップ画面の表示であり、先に作成した「物理学習」という名の共有フィールドVO(600)と、その上に貼り合わせられた運動方程式フォルダーVO(601)が見える。共有フィールドVOの外に見える「運動方程式フォルダーVO」(602)「プレゼンフォルダーVO」(603)「ツールボックスVO」(604)等は教師の個人的なVOであって、共有されるものではなく、他のユーザからは見えない。図6(b)は、生徒Aのデスクトップ画面の表示であり、参加した共有フィールドVO「物理学習」(605)が教師と同様に見えている。共有フィールドVOの外に見える「レポートフォルダーVO」(606)「メモフォルダーVO」(607)「テスト結果VO」(608)等は生徒Aの個人的なVOであって、共有されるものではなく、他のユーザからは見えない。
(8)教師が運動方程式フォルダーVO(601)をクリックして(教師操作1)右ボタンメニューをポップアップ表示し、メニューの中から「開く」を選択する(教師操作2)。これらすべてのイベントがシリアライズされ、生徒Aのマシンに伝達される。
(9)伝達されたイベントは、生徒Aの共有フィールドVOによって受信され、共有フィールドVOが、シリアライズされたイベントを展開して、その上にあるVOへ操作イベントを適用する。その結果、教師のデスクトップで生じたものと同じ動作がリアルタイムで実行される。
(10)教師は、運動方程式フォルダーVO(601)の中に並んでいる数式VOのうち1つである「斜め投げ上げ時の位置計算式」(609)を選択し、フォルダー内からフォルダー外へドラッグアンドドロップする(教師操作3)。このときフォルダーにあったときの位置から、外へドロップされるまで、共有フィールドVOからの相対位置がサンプリングされて、そのシーケンスがシリアライズされ、イベントとして生徒Aへ送信される。
(11)生徒Aの共有フィールドVOは、この相対位置変化のイベントを受け取り、該当する数式VOの座標の位置を逐次変える。このようなイベントの伝達と実行により、生徒Aはリアルタイムで、教師の行ったドラッグアンドドロップに伴う、VOの移動の軌跡を見ることができる。
(12)ここで教師が、共有フィールドVOの外でマウスクリックして、数式VO(610)の選択を中止する。
(13)生徒Aは、数式VO(611)へのマウス選択が可能になる。これにより、生徒Aが数式VOへのマウスによるメニュー選択が可能となり、パラメータを入力することができる。例えば数式VOの中に初速度の値を与える(生徒A操作1)。
(14)生徒Aが与えた初速度の値は、そのイベントが前述のようにして各ユーザの環境へ送られるので、すべての共有者間で観察することができる。
(15)次に、生徒Aは、その数式VOを表示したいグラフVO(612)上まで移動する(生徒A操作2)。この移動も前記と同様に軌跡を共有することができる。
(16)数式VO(611)をグラフVO(612)に貼ると、数式VOは消え、代わりにグラフ内でその数式をプロットした結果が表示される。この表示も共有者全員でリアルタイムに観察することができる。ここで生徒Aが、共有フィールドVOの外でマウスクリックして、グラフVOへの操作を終える。
(17)(12)の動作後、教師は次の動作準備のため、直ちに運動方程式フォルダーVO(601)の中の垂直投げ上げ時の位置計算式VO(613)を選択できる。このVOは、生徒Aによる操作シナリオを実行しているVOではなく、そのVOと親子のVOでもないので独立したVOと判断され、このVOへのマウスクリックイベントは、この共有フィールドVOのイベントフック(後述)時にリジェクトされない。したがって教師は、このフォルダーから垂直投げ上げ時の位置計算式VOをフォルダー外へ移動することができる(教師操作4)。
【0041】
このようなVOの操作、及びその移動の軌跡などが共有されて見える様子が、図6に示されている。
(18)再び教師による操作説明をする。ここで他のアプリケーションをラッピングできるVOを使用する例を図7を参照して説明する。共有フィールドVO外のデスクトップ上で、教師は物理の説明を記述したプレゼンテーション用アプリケーション・ファイルをアプリケーションラッパーVO(700)にドロップする(教師操作5)。するとVO上でそのアプリケーションが起動し、アプリケーション・ファイルがそのVOの中で開き、内容を観察することができる。教師は、このアプリケーションラッパーVOを共有フィールドVO(701)上にドロップする(教師操作6)。
【0042】
この一連の操作を図7(a)に示す。
(19)共有フィールドVO(701)はこの新しいアプリケーションラッパーVOが貼り合わせられたことを検知し、アプリケーションラッパーVO(702)をサーバ上の共有VOデータベースにロードする。
(20)サーバは現在使用している共有者のアドレスにこのアプリケーションラッパーVOをブロードキャストする。このとき共有者の画面には新規VOが追加され、開いている共有フィールドVO上にそのアプリケーションラッパーVOが出現する。
(21)教師は、プレゼンテーションラッパーVOの中で開かれている説明文の中で、生徒の注意を促すために、文章の一部をマウスによって選択し、ハイライトする(教師操作7)。この教師の操作も、マウスイベントシナリオが、生徒Aの共有フィールドVO上のプレゼンテーションラッパーVOにも適用されるので、生徒Aもそのハイライト表示を見ることができる。
(22)このようにして、共有者にもこの物理の説明を記述したプレゼンテーション用アプリケーション・ファイルをリアルタイムに読むことができる。
(23)また同様に(21)の操作中に、生徒Aは数式グラフVOをより詳細に見るために、数式グラフVOウィンドウ枠(703)を選択し、リサイズ操作をすることができる(生徒A操作3)。
【0043】
この様子を、図7(b)に示す。
(24)ここで、生徒Aは、共有フィールドVOへの参加を中止したくなったので、共有フィールドVO上でマウス右ボタンをクリックし、参加の中断メニューを選択する。すると、サーバ上の共有フィールドVOデータベース中の該当する共有フィールドVO共有者の生徒Aのステータスが休止に変更される。
(25)共有者が他に存在せず、教師のみだったとする。教師も共有を中断するプロセスは生徒Aと同様である。ただし、教師の場合は、共有フィールドVOの最新状態をすべてデータベースにストアして終了する。このような処理を行うことによって、次回この共有フィールドVOが起動されたときは、教師の最後の操作を反映した状態のVOから再び開始することができる。
【0044】
ここでは教師と生徒Aについて説明したが、生徒Bについても生徒Aと同様である。この人数は3人に限らず、システムの処理性能の許す限り何人でもよいことはもちろんである。
【0045】
図8は、本発明による共有フィールドVOのモジュール構成の例を示す図である。図中80は、ユーザイベントフック部であって、この共有フィールドVO上にあるVOへのユーザの操作イベントをフェッチし、イベント保持部82に配送する。このユーザイベントフック部は、共有フィールドVO上部を覆うように設けられるので、共有フィールドVO上の任意のVOへのマウスイベントを検出できる。即ち、共有フィールドVO上の個々のVOにマウスイベントが伝わる直前にそのVOへのイベントがわかる機能(Before-Daemon)がある。この様な構造にすることにより、操作できないVOを操作しようとすると、その直前に検知し、マウスクリックを無効にすることができる。また、ユーザの操作イベントは、共有フィールドVO上のVO群81へも伝えられ、VO群本来の動作が実行される。VO群のイベントは、VO本来が持つ性質によって、最も親である共有フィールドVOに伝えられる。VO自身によって伝えられないようなイベントが発生した場合にも、ユーザイベントフック部において、マウスイベントが対象のVOに実際に伝わった後に、イベント情報を共有フィールドVOへシナリオとして記録する機能(After-Daemon)がある。82は、イベント保持部であって、前記VO群の動作イベントならびにユーザイベントフック部80からのイベントを受け取ると同時にそれらを保持し、更にネットワークへのイベント列配送部83を介して、サーバ又は他の共有ユーザへイベント情報を送り出す。送り先は共有フィールドVOが保持しているイベント情報を配送すべきサーバのURLリストの格納先(90)や共有者の共有フィールドVOにアクセスするためのユーザアドレスリスト格納先(91)から取得する。サーバ又は他の共有ユーザからのイベント情報は、ネットワークを介したイベント列受信部84を介して受け取られ、イベント解釈・命令部85で解釈し、共有フィールドVO上のVO群へ渡し、実行する。この共有フィールドVOを動作させているユーザが新たなVOを共有フィールドVO上に生成した場合は、VO複写部86がそのVOのコピーを作成し、ネットワークを介したVO配送部87を介してサーバ又は他の共有ユーザへエキスポートVOとして送り出す。この場合も送り先は共有フィールドVOが保持している(90)または(91)から取得する。サーバ又は他の共有ユーザからのインポートVOは、ネットワークを介したVO受信部88を介して受け取られ、VO登録部89で共有フィールドVO上へ登録する。このような構造によって、共有フィールドVOは、ネットワークに接続された複数のコンピュータにおいて共有環境を実現することもできるし、サーバにおいて共有環境を実現して、それを各ユーザに共有させることもできる。
【0046】
図9は、本発明によるVOのVOファイルの構成を示す概略図である。各VOは、図示のような構造を有し、その固有の情報を保持する。そのような情報としては、当該VOのクラスを示すClassID、VOの名前や作成者や所有者やVO自身の説明を示すプロファイル、共有フィールドVO内での座標を示す位置情報、そして、そのVOが持つ特性を表す内部状態としてのスロット値などがある。このような情報を保持することによって、各VOはいかなる共有者のクライアントマシン上のVO実行環境においても、同一の動作をすることを保証する。すなわちオブジェクト指向のインスタンスを実現することができる。
【0047】
図10は、本発明によるVO操作イベント列を示す概略図である。各VO又は共有フィールドVOに記憶されるVO毎のシナリオの構造である。図においては「VO ID」を持つあるVOの初期位置を最初に定義してある。それに続いて、次々に生ずるイベントとして、マウスイベント、キーイベント、マウスイベント、キーイベントが続き、VOが移動された位置情報があり、更に各種イベントが続くという例を示している。このような構造のシナリオを保持すると共に、これをイベント情報として、図8に示したような機構を介して共有ユーザに送ることによって、起り得る全てのイベントを共有して、同時に観察することができる。
【0048】
【発明の効果】
以上のような構成の情報共有方法及び装置を実現することによって、あらゆる操作イベントを効率的に共有することを実現した。
【0049】
従って、例えば、共有フィールドVO上のあるVOをマウスクリックしてポップアップメニューを開き、メニューを表示して操作を開始するとき、メニューのうちどのメニュー項目を選択したのかもわかり、あるオブジェクトを選択し、移動し、貼り合わせるイベントもそのままの見え方で共有することができる。
【0050】
このような共有機能を使用し、例えばその上で電子的な遠隔学習アプリケーションを構築すれば、複数の生徒が操作主としての講師の操作を観察することによって、オブジェクトの動きを正確に理解することでき、大きな学習効果が期待できる。
【0051】
さらに複数の共有者を考えた場合に、共有領域への途中参加、途中退場ということも実現された。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による情報共有方法の流れ図。
【図2】 本発明による情報共有装置の第1のシステム構成を示す図
【図3】 本発明による情報共有装置の第2のシステム構成を示す図
【図4】 本発明による情報共有装置の第3のシステム構成を示す図
【図5】 図4と同様のシステムにおいて、教師と、生徒A及びBのアプリケーション共有を例示する図。
【図6】 本発明の情報共有装置でVOの操作及びその移動の軌跡などが共有されて見える様子を示す図。
【図7】 本発明の情報共有装置でVOの操作及びその移動の軌跡などが共有されて見える様子を示す図。
【図8】 本発明による共有フィールドVOのモジュール構成の例を示す図。
【図9】 本発明によるVOのVOファイルの構成を示す概略図。
【図10】 本発明によるVO操作イベント列を示す概略図。

Claims (17)

  1. ネットワークに接続された複数のコンピュータに、オブジェクトが動作する環境を設けるステップと、
    共有フィールド・オブジェクトであって、マウスカーソルの移動、マウスボタンのクリックキーボード操作及び前記共有フィールド・オブジェクト上に登録されたオブジェクトに対するものを含む、操作者による操作イベントをフェッチするためのユーザイベントフック部を有する共有フィールド・オブジェクトを設けるステップと、
    必要に応じて随時に、前記共有フィールド・オブジェクト上に1つ以上のオブジェクトを登録するステップと、
    前記共有フィールド・オブジェクト及び、必要に応じて随時に登録された1つ以上のオブジェクトを、前記複数のコンピュータ上にロードするステップと、
    操作者が前記操イベントをする度に、当該操作イベントの情報を調整可能なサンプリング時間間隔毎に逐次的に記録するステップと、
    前記記録されたイベント情報をオブジェクト・シナリオとして、オブジェクト毎に管理するステップと、
    前記オブジェクト・シナリオを前記複数のコンピュータ上の共有フィールド・オブジェクトに配送するステップと、
    配送されたオブジェクト・シナリオを、そのシナリオが対象とするオブジェクト毎に、前記複数のコンピュータ上の共有フィールド・オブジェクトで実行するステップと、
    からなる、オブジェクト指向技術を用いた情報共有方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、
    前記登録された1つ以上のオブジェクトが夫々、前記共有フィールド・オブジェクトとの相対的な位置情報を保持することを特徴とする、オブジェクト指向技術を用いた情報共有方法。
  3. 請求項1に記載の方法において、
    前記オブジェクト・シナリオが、共有フィールド・オブジェクトによって記録されることを特徴とする、オブジェクト指向技術を用いた情報共有方法。
  4. 請求項1に記載の方法において、
    前記オブジェクト・シナリオが、操作対象オブジェクトそれ自身によって記録されることを特徴とする、オブジェクト指向技術を用いた情報共有方法。
  5. 請求項1に記載の方法において、更に、
    共有フィールド・オブジェクトを共有するユーザの情報及び、ユーザ情報を持つサーバ情報を、共有フィールド・オブジェクトが保持し、オブジェクト・シナリオの配送先を、これらの共有情報を基に決定することを特徴とする、オブジェクト指向技術を用いた情報共有方法。
  6. 請求項1に記載の方法において、更に
    前記オブジェクト・シナリオの管理下で動作しているオブジェクトは、個々の共有者が操作不可能とし、シナリオの管理下で動作していない独立したオブジェクトは操作可能とすることを特徴とする、オブジェクト指向技術を用いた情報共有方法。
  7. 請求項1に記載の方法において、
    前記共有フィールド・オブジェクト及び、必要に応じて随時に登録された1つ以上のオブジェクトを、前記複数のコンピュータ上にロードするステップ及び、前記オブジェクト・シナリオを前記複数のコンピュータ上の共有フィールド・オブジェクトに配送するステップが、前記複数のコンピュータ相互に直接実行されることを特徴とする、オブジェクト指向技術を用いた情報共有方法。
  8. 請求項1に記載の方法において、
    前記共有フィールド・オブジェクト及び、必要に応じて随時に登録された1つ以上のオブジェクトを、前記複数のコンピュータ上にロードするステップ及び、前記オブジェクト・シナリオを前記複数のコンピュータ上の共有フィールド・オブジェクトに配送するステップが、ネットワーク上のサーバ・コンピュータを介して実行されることを特徴とする、オブジェクト指向技術を用いた情報共有方法。
  9. 請求項1に記載の方法において、
    前記共有フィールド・オブジェクト及び、必要に応じて随時に登録された1つ以上のオブジェクトを、前記複数のコンピュータ上にロードするステップが、ネットワーク上のサーバ・コンピュータを介して実行され、
    前記オブジェクト・シナリオを前記複数のコンピュータ上の共有フィールド・オブジェクトに配送するステップが、前記複数のコンピュータ相互に直接実行されることを特徴とする、オブジェクト指向技術を用いた情報共有方法。
  10. コンピュータをして、
    ネットワークに接続された複数のコンピュータに、オブジェクトが動作する環境を設けるステップと、
    共有フィールド・オブジェクトであって、マウスカーソルの移動、マウスボタンのクリックキーボード操作及び前記共有フィールド・オブジェクト上に登録されたオブジェクトに対するものを含む、操作者による操作イベントをフェッチするためのユーザイベントフック部を有する共有フィールド・オブジェクトを設けるステップと、
    必要に応じて随時に、前記共有フィールド・オブジェクト上に1つ以上のオブジェクトを登録するステップと、
    前記共有フィールド・オブジェクト及び、必要に応じて随時に登録された1つ以上のオブジェクトを、前記複数のコンピュータ上にロードするステップと、
    操作者が前記操イベントをする度に、当該操作イベントの情報を調整可能なサンプリング時間間隔毎に逐次的に記録するステップと、
    前記記録されたイベント情報をオブジェクト・シナリオとして、オブジェクト毎に管理するステップと、
    前記オブジェクト・シナリオを前記複数のコンピュータ上の共有フィールド・オブジェクトに配送するステップと、
    配送されたオブジェクト・シナリオを、そのシナリオが対象とするオブジェクト毎に、前記複数のコンピュータ上の共有フィールド・オブジェクトで実行するステップと、
    を実行させるプログラム。
  11. コンピュータをして、
    ネットワークに接続された複数のコンピュータに、オブジェクトが動作する環境を設けるステップと、
    共有フィールド・オブジェクトであって、マウスカーソルの移動、マウスボタンのクリック及び、キーボード操作及び前記共有フィールド・オブジェクト上に登録されたオブジェクトに対するものを含む、操作者による操作イベントをフェッチするためのユーザイベントフック部を有する共有フィールド・オブジェクトを設けるステップと、
    必要に応じて随時に、前記共有フィールド・オブジェクト上に1つ以上のオブジェクトを登録するステップと、
    前記共有フィールド・オブジェクト及び、必要に応じて随時に登録された1つ以上のオブジェクトを、前記複数のコンピュータ上にロードするステップと、
    操作者が前記操イベントをする度に、当該操作イベントの情報を調整可能なサンプリング時間間隔毎に逐次的に記録するステップと、
    前記記録されたイベント情報をオブジェクト・シナリオとして、オブジェクト毎に管理するステップと、
    前記オブジェクト・シナリオを前記複数のコンピュータ上の共有フィールド・オブジェクトに配送するステップと、
    配送されたオブジェクト・シナリオを、そのシナリオが対象とするオブジェクト毎に、前記複数のコンピュータ上の共有フィールド・オブジェクトで実行するステップと、
    を実行させるプログラムを記憶したコンピュータ可読の記憶媒体。
  12. 共有フィールド・オブジェクトであって、マウスカーソルの移動、マウスボタンのクリックキーボード操作及び前記共有フィールド・オブジェクト上に登録されたオブジェクトに対するものを含む、ユーザによる操作イベントをフェッチするためのユーザイベントフック部を有し、複数のユーザによって共有される環境を与える共有フィールド・オブジェクトと、
    少なくとも、前記共有フィールド・オブジェクト内での相対位置情報及び、内部状態情報を有するオブジェクトと、
    それらのオブジェクトを前記複数のユーザに配布する手段と、
    操作者が前記操イベントをする度に、当該操作イベントの情報を調整可能なサンプリング時間間隔毎に逐次的に記録する手段と、
    前記共有フィールド・オブジェクトを介して前記記録された操作イベント情報オブジェクト・シナリオとして各ユーザに配付する手段と、
    前記配布されたオブジェクト・シナリオを、夫々のユーザ環境で再現する手段と、
    からなる、オブジェクト指向技術を用いた情報共有装置。
  13. 請求項12に記載の装置において、前記共有フィールド・オブジェクトが複数のユーザの夫々の情報処理装置において動作することを特徴とする、オブジェクト指向技術を用いた情報共有装置。
  14. 請求項12に記載の装置において、前記共有フィールド・オブジェクトが複数のユーザが接続するサーバの情報処理装置において動作することを特徴とする、オブジェクト指向技術を用いた情報共有装置。
  15. 請求項12に記載の装置において、前記共有フィールド・オブジェクトが複数のユーザの夫々の情報処理装置と、複数のユーザが接続するサーバの情報処理装置の両方において動作することを特徴とする、オブジェクト指向技術を用いた情報共有装置。
  16. コンピュータをして、
    共有フィールド・オブジェクトであって、マウスカーソルの移動、マウスボタンのクリックキーボード操作及び前記共有フィールド・オブジェクト上に登録されたオブジェクトに対するものを含む、ユーザによる操作イベントをフェッチするためのユーザイベントフック部を有し、複数のユーザによって共有される環境を与える共有フィールド・オブジェクトと、
    少なくとも、前記共有フィールド・オブジェクト内での相対位置情報及び、内部状態情報を有するオブジェクトと、
    それらのオブジェクトを前記複数のユーザに配布する手段と、
    操作者が前記操イベントをする度に、当該操作イベントの情報を調整可能なサンプリング時間間隔毎に逐次的に記録する手段と、
    前記共有フィールド・オブジェクトを介して前記記録された操作イベント情報オブジェクト・シナリオとして各ユーザに配付する手段と、
    前記配布されたオブジェクト・シナリオを、夫々のユーザ環境で再現する手段と、
    からなる、オブジェクト指向技術を用いた情報共有装置として動作させるプログラム。
  17. コンピュータをして、
    共有フィールド・オブジェクトであって、マウスカーソルの移動、マウスボタンのクリックキーボード操作及び前記共有フィールド・オブジェクト上に登録されたオブジェクトに対するものを含む、ユーザによる操作イベントをフェッチするためのユーザイベントフック部を有し、複数のユーザによって共有される環境を与える共有フィールド・オブジェクトと、
    少なくとも、前記共有フィールド・オブジェクト内での相対位置情報及び、内部状態情報を有するオブジェクトと、
    それらのオブジェクトを前記複数のユーザに配布する手段と、
    操作者が前記操イベントをする度に、当該操作イベントの情報を調整可能なサンプリング時間間隔毎に逐次的に記録する手段と、
    前記共有フィールド・オブジェクトを介して前記記録された操作イベント情報オブジェクト・シナリオとして各ユーザに配付する手段と、
    前記配布されたオブジェクト・シナリオを、夫々のユーザ環境で再現する手段と、
    からなる、オブジェクト指向技術を用いた情報共有装置として動作させるプログラムを記憶したコンピュータ可読記憶媒体。
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