JP4952396B2 - スピーカアレイ装置、マイクアレイ装置および信号処理方法 - Google Patents
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Description
まず、本実施形態に係るスピーカアレイ装置1の構成を説明する。図1は、スピーカアレイ装置1の構成を示すブロック図である。放音部2は、直線状に同一方向を向いて配置された無指向性のスピーカ2−1、2−2、・・・、2−nを有し、信号処理部3から供給されたオーディオ信号を放音する。放音部2は、各スピーカ2−1、2−2、・・・、2−nから、後述するような信号処理を行われたオーディオ信号を放音することにより、所定の指向特性の音響ビームを放出することができる。
実施形態においては、信号分割部4は、オーディオ信号Sinを4の周波数f1、f2、f3、f4で分割することにより、5の周波数帯域のオーディオ信号Sa−1、Sa−2、・・・、Sa−5を生成していたが、分割して生成するオーディオ信号の数は5に限られず、2以上であればどのような数であってもよい。この場合は、信号処理部3の増幅部の数を分割したオーディオ信号の数に応じて増減させればよく、オーディオ信号Sinの分割数、増幅部の数は制御部6の制御によって実現させればよい。これは、所望の指向特性、放音部2が有するスピーカ数、非線形最適化の結果などに基づいて、必要な分割数を算出して決定すればよい。
実施形態においては、指向制御は信号処理部3の各増幅部31、32、・・・、35における設定された窓関数に基づいた増幅処理によって行っていたため、音響ビームにおける主ローブの方向(以下、指向方向という)を制御することはできなかったが、指向方向を制御できるようにすることも可能である。この場合は、図13に示すように放音部2に遅延回路21−1、21−2、・・・、21−nを有する遅延部21を設け、各遅延回路21−1、21−2、・・・、21−nは、信号処理部3から供給されたオーディオ信号に対して、各々設定された遅延量の遅延処理を行えばよい。ここで、遅延量は、利用者が操作部7を操作して指示する指向方向に基づいて制御部6が遅延量を算出し、制御部6の制御によって遅延部21の各遅延回路21−1、21−2、・・・、21−nに設定される。なお、指向方向は利用者の指示でなくてもよく、記憶部8に指向方向の変化の態様などの情報を記憶させ、当該情報に応じた指向方向としてもよい。
変形例2のように遅延部21を設けた場合には、音響ビームの焦点を形成するように各遅延回路21−1、21−2、・・・、21−nに遅延量を設定することにより、実施形態における指向特性の制御を行うこともできるが、その場合、高い周波数帯域において主ローブの指向特性の乱れが生じる場合がある。このような場合には、信号入力部5に周波数依存をもたせて振幅の調整が可能なイコライザの機能を持たせ、指向特性の乱れが生じないように振幅の周波数依存性を調整すればよい。なお、イコライザの機能は信号分割部4のLPF4−1、BPF4−2、4−3、4−4、HPF4−5に持たせるようにし、減衰させない所定の周波数帯域において、振幅を調整するようにしてもよい。
実施形態においては、信号分割部4は、一番低い周波数帯域のオーディオ信号Sa−1を得るためにLPF4−1を用い、一番高い周波数帯域のオーディオ信号Sa−5を得るためにHPF4−5を用いていたが、これをいずれか一方、または両方ともBPFとしてもよい。この場合、LPF4−1の代わりに用いるBPFには、周波数帯域の下限を決定する必要があり、HPF4−5の代わりに用いるBPFには、周波数帯域の上限を決定する必要がある。この上下限は、音の可聴範囲に基づいて決定してもよいし、オーディオ信号Sinの周波数特性に基づいて、使用されている周波数帯域から決定してもよく、所望の値とすればよい。この値は、予め決定されていてもよいし、利用者が操作部7を操作することにより値を指示するようにしてもよい。また、オーディオ信号Sinの周波数特性に基づいて決定する場合には、信号入力部5にオーディオ信号のSinの周波数特性を測定する測定手段を設け、制御部6は、測定手段によって測定された周波数特性に基づいて決定してもよい。
実施形態においては、各増幅部31、32、・・・、35(特に高い周波数帯域における増幅部、実施形態においては増幅部35)に設定された窓関数により、高い周波数における音響ビームの主ローブの幅が狭くなりすぎることがある。この場合には、図15に示すように、増幅部35に入力されたオーディオ信号を遅延処理する遅延回路350−1、350−2、・・・、350−nを設け、指向特性を調整するようにしてもよい。このようにすれば、周波数帯域別で遅延処理を行うことができる。なお、このような遅延回路は、高い周波数帯域のオーディオ信号を増幅処理する増幅部だけでなく、複数の増幅部に設けてもよい。また、遅延回路350−1、350−2、・・・、350−nによって遅延処理されて放音された音と、遅延処理されずに放音された音において、重なる周波数帯域で位相干渉がおこる場合には、図16に示すように、入力されるオーディオ信号を遅延処理する遅延回路310、320、330、340を設けて、各遅延回路310、320、330、340における遅延量を調整することにより、位相干渉による影響を低減するようにしてもよい。なお、全ての増幅部に上述したような遅延回路を設ければ、変形例2において示したように音響ビームの指向方向を変化させることもできる。なお、指向特性が乱れる場合には、変形例3で記載したように、信号入力部5などにイコライザの機能を持たせて、振幅の周波数依存性を調整するようにしてもよい。
実施形態においては、各増幅部31、32、・・・、35は、放音部2が有するスピーカの数と同じ数の増幅回路を有していたが、設定される窓関数が対称性を有する場合には、対称性に応じて増幅回路の数を減らすことができ、信号処理部3における処理の計算量を低減することができる。例えば、スピーカの数が11であって、スピーカ2−6を中心として、対称な出力となる場合には、図17に示すように増幅部31は、増幅回路31−1、31−2、・・・、31−6を有するようにし、それぞれ対称な出力となるスピーカに対しても各増幅回路から出力するようにすればよく、このようにすれば、増幅回路の数は11から5へ低減することができ、信号処理部3における処理の負荷を低減することができる。
実施形態においては、放音部2の各スピーカ2−1、2−2、・・・、2−nは同じスピーカを用いていたが、放音部2の各スピーカ2−1、2−2、・・・、2−nを高周波数帯域の音を出力するのに適した、例えば径の小さいスピーカ2−1、2−2、・・・、2−mと低周波数帯域の音を出力するのに適した、例えば径が大きいスピーカ2−m+1、2−m+2、・・・、2−nと異なるスピーカとしてもよい。この場合は、図18に示すように、例えば、信号処理部3の増幅部31、32については、相対的に低い周波数帯域のオーディオ信号Sa−1、Sa−2が供給されるから、スピーカ2−m+1、2−m+2、・・・、2−nに増幅処理したオーディオ信号を供給するようにし、増幅部33、34、35については、相対的に高い周波数帯域のオーディオ信号Sa−3、Sa−4、Sa−5が供給されるから、スピーカ2−1、2−2、・・・、2−mに増幅処理したオーディオ信号を供給するようにすればよい。このようにすれば、音響ビームの指向制御の幅を拡げることができ、例えば、低い周波数帯域の音響ビームについても、主ローブの幅をさらに狭くすることができる。
実施形態においては、全ての周波数帯域のオーディオ信号に対して、信号処理部3において、増幅処理を行っていたが、一部の周波数帯域のオーディオ信号に対してのみ増幅処理するようにしてもよい。この場合は、信号処理部3において増幅処理を行わない周波数帯域のオーディオ信号ついては、FIRフィルタによって位相、振幅を変化させる信号処理を行うことにより、当該周波数帯域の音響ビームの指向制御を行うようにしてもよい。例えば、オーディオ信号Sa−5に対してのみFIRフィルタによって信号処理を行う際に、さらに周波数依存性を持たせて信号処理を行って、端に位置するスピーカに対して出力されるオーディオ信号の高周波数成分を減衰させることもできる。このように、FIRフィルタによって信号処理することにより、スピーカごとに、出力されるオーディオ信号の周波数特性を変化させることもできるから、より所望の指向特性を得ることができる。
実施形態においては、信号処理部3の各増幅部31、32、・・・、35に設定される窓関数は、指向特性の極小点の数に応じて分類された候補から分類ごとに窓関数を決定し、極小点の数が少ない指向特性に係る窓関数から順に、供給されるオーディオ信号の周波数帯域が小さい増幅部から制御部6によって設定されていた。この際、極小点の数が少ない指向特性に係る窓関数から順に設定したために、極小点の数は1ずつ増加するものとしていたが、必ずしも1ずつ増加するものでなくてもよい。例えば、増幅部32に設定される窓関数を327Hz(極小点の数が2)において求められた窓関数とせず、585Hz(極小点の数が3)において求められた窓関数としてもよい。これにより、オーディオ信号Sa−2の周波数帯域は、実施形態におけるオーディオ信号Sa−2、Sa−3を合わせた周波数帯域(周波数f1からf3)となって周波数帯域が広いオーディオ信号となる。なお、585Hzに係る窓関数は、周波数帯域の上限はもともと周波数f3であるから、指向特性の乱れの影響はない。このようにすると、一の増幅部において受け持つ周波数帯域が広範囲となるから、増幅部の数を減らすことができ、信号処理部3における処理の負荷を低減することができる。
実施形態においては、制御部6は、利用者が操作部7を操作することによって入力した設定値、記憶部8に記憶された設定値に基づいて、信号処理部3、信号分割部4を制御して、信号処理部3には窓関数を、信号分割部4には周波数f1、f2、f3、f4を設定していたが、所望の指向特性に基づいて、上述したように窓関数、周波数f1、f2、f3、f4を計算して設定するようにしてもよい。この場合、所望の指向特性は、利用者が操作部7を操作して入力するようにすればよい。このように、実施形態において説明したような方法で窓関数、オーディオ信号を分割する周波数を計算したものであれば、予め計算したものを設定値としてよいし、所望の指向特性から制御部6が計算したものを設定値としてもよい。
実施形態においては、所望の指向特性をもつ音響ビームを放音するスピーカアレイ装置1であったが、所望の指向特性をもつ指向性マイクロフォンであるマイクアレイ装置100としてもよい。この場合には、図19、図20、図21、図22に示すような構成とすればよい。以下、マイクアレイ装置100についての説明を行う。
Claims (7)
- 複数の放音手段と、
入力されるオーディオ信号を予め設定された1以上の周波数特性において分割することにより、周波数帯域の異なる複数の分割オーディオ信号を生成する信号分割手段と、
予め設定された窓関数に基づく増幅率が各々設定された複数の増幅手段を有する増幅手段群を複数有する信号処理手段と
を具備し、
前記各増幅手段群は、前記信号分割手段において生成された複数の分割オーディオ信号のうち所定の周波数帯域であって、他の増幅手段群とは異なる周波数帯域の分割オーディオ信号が供給され、
前記各増幅手段群を構成する前記各増幅手段は、当該増幅手段群に供給された分割オーディオ信号に対して、前記設定された増幅率で増幅処理した信号を当該増幅手段に接続された放音手段に供給し、
前記複数の放音手段は、前記各増幅手段から供給された信号を放音することにより、所定の指向特性を有する音響ビームを放出し、
前記各増幅手段群に予め設定された窓関数は、前記複数の増幅手段群のうち供給される分割オーディオ信号の周波数帯域が低い周波数帯域である増幅手段群から順に、前記指向特性の阻止域における強度の極小の数が増加するように設定され、
前記指向特性において、所定の角度の強度が所定の値を超えないように、前記信号分割手段における1以上の周波数特性が設定されていること
を特徴とするスピーカアレイ装置。 - 前記指向特性を変化させる制御手段をさらに具備し、
前記各放音手段は、前記各増幅手段から供給された信号に対して、遅延処理を行う遅延手段と、遅延手段によって遅延処理された信号を放音するスピーカとを有し、
前記制御部は、前記各放音手段を構成する遅延手段の遅延量を制御することにより前記指向特性を変化させること
を特徴とする請求項1に記載のスピーカアレイ装置。 - 前記指向特性を変化させる制御手段をさらに具備し、
前記各増幅手段群は、前記各増幅手段の各々に接続され、遅延処理を行う遅延手段をさらに具備し、
前記各増幅手段群を構成する前記各遅延手段は、当該増幅手段群に供給された分割オーディオ信号に対して遅延処理した信号を、当該遅延処理を行った遅延手段に接続された増幅手段に供給し、
前記各増幅手段群を構成する前記各増幅手段は、当該増幅手段群に供給された分割オーディオ信号に替えて、前記各遅延手段から供給された信号に対して、前記設定された増幅率で増幅処理した信号を接続された放音手段に供給し、
前記制御部は、前記遅延手段の遅延量を制御することにより前記指向特性を変化させること
を特徴とする請求項1に記載のスピーカアレイ装置。 - 前記制御手段が前記各遅延手段を制御することによって、前記指向特性を変化させた場合には、前記信号分割手段に設定される1以上の周波数特性を変更する変更手段をさらに具備することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のスピーカアレイ装置。
- 複数の収音手段と、
予め設定された窓関数に基づく増幅率が各々設定された複数の増幅手段を有する増幅手段群を複数有する信号処理手段と、
予め設定された1以上の周波数特性において分割することにより得られる複数の周波数帯域のうち所定の周波数帯域が設定され、供給される信号の当該周波数帯域以外の周波数帯域の振幅を減衰させて出力する帯域選択手段を複数有するとともに、前記複数の帯域選択手段から出力される信号を加算する加算手段を有する信号分割合成手段と
を具備し、
前記各収音手段は、収音に基づいてオーディオ信号を生成し、
前記各増幅手段は、前記各増幅手段に接続された前記収音手段が生成するオーディオ信号が供給され、
前記各増幅手段群は、供給されたオーディオ信号に対して、当該増幅手段群を構成する各増幅手段によって前記設定された増幅率で増幅処理された信号を加算し、当該加算した信号を当該増幅手段群に接続された前記帯域選択手段に供給し、
前記複数の帯域選択手段に設定された所定の周波数帯域は、それぞれ異なる周波数帯域であり、
前記複数の収音手段が行う収音は、所定の指向特性を有し、
前記各増幅手段に予め設定された窓関数は、前記複数の帯域選択手段のうち設定された周波数帯域が低い周波数帯域である帯域選択手段に接続された増幅手段群から順に、前記指向特性の阻止域における強度の極小の数が増加するように設定され、
前記指向特性において、所定の角度の強度が所定の値を超えないように、前記信号分割合成手段における1以上の周波数特性が設定されること
を特徴とするマイクアレイ装置。 - 複数の放音手段を有するスピーカアレイ装置に用いる信号処理方法であって、
入力されるオーディオ信号を予め設定された1以上の周波数特性において分割することにより、周波数帯域の異なる複数の分割オーディオ信号を生成する信号分割過程と、
予め設定された窓関数に基づく増幅率が各々設定された複数の増幅過程を備える増幅過程群を複数備える信号処理過程と
を備え、
前記各増幅過程群は、前記信号分割過程において生成された複数の分割オーディオ信号のうち所定の周波数帯域であって、他の増幅過程群とは異なる周波数帯域の分割オーディオ信号が供給され、
前記各増幅過程群における前記各増幅過程は、当該増幅過程群に供給された分割オーディオ信号に対して、前記設定された増幅率で増幅処理した信号を当該増幅過程に対応する放音手段に供給し、
前記複数の放音手段は、前記各増幅過程によって供給された信号を放音することにより、所定の指向特性を有する音響ビームを放出し、
前記各増幅過程群に予め設定された窓関数は、前記複数の増幅過程群のうち供給される分割オーディオ信号の周波数帯域が低い周波数帯域である増幅過程群から順に、前記指向特性の阻止域における強度の極小の数が増加するように設定され、
前記指向特性において、所定の角度の強度が所定の値を超えないように、前記信号分割過程における1以上の周波数特性が設定されていること
を特徴とする信号処理方法。 - 複数の収音手段を有するマイクアレイ装置に用いる信号処理方法であって、
予め設定された窓関数に基づく増幅率が各々設定された複数の増幅過程を備える増幅過程群を複数備える信号処理過程と、
予め設定された1以上の周波数特性において分割することにより得られる複数の周波数帯域のうち所定の周波数帯域が設定され、供給される信号の当該周波数帯域以外の周波数帯域の振幅を減衰させて出力する帯域選択過程を複数備えるとともに、前記複数の帯域選択過程から出力される信号を加算する加算過程を備える信号分割合成過程と
を備え、
前記各収音手段は、収音に基づいてオーディオ信号を生成し、
前記各増幅過程は、前記各増幅過程に対応する前記収音手段が生成するオーディオ信号が供給され、
前記各増幅過程群は、供給されたオーディオ信号に対して、当該増幅過程群における各増幅過程によって前記設定された増幅率で増幅処理した信号を加算し、当該加算した信号を当該増幅過程群に対応した前記帯域選択過程に供給し、
前記複数の帯域選択過程に設定された所定の周波数帯域は、それぞれ異なる周波数帯域であり、
前記複数の収音手段が行う収音は、所定の指向特性を有し、
前記各増幅過程に予め設定された窓関数は、前記複数の帯域選択過程のうち設定された周波数帯域が低い周波数帯域である帯域選択過程に対応した増幅過程群から順に、前記指向特性の阻止域における強度の極小の数が増加するように設定され、
前記指向特性において、所定の角度の強度が所定の値を超えないように、前記信号分割合成過程における1以上の周波数特性が設定されること
を特徴とする信号処理方法。
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