JP2016177782A - ウェアラブル装置及び翻訳システム - Google Patents
ウェアラブル装置及び翻訳システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016177782A JP2016177782A JP2016016822A JP2016016822A JP2016177782A JP 2016177782 A JP2016177782 A JP 2016177782A JP 2016016822 A JP2016016822 A JP 2016016822A JP 2016016822 A JP2016016822 A JP 2016016822A JP 2016177782 A JP2016177782 A JP 2016177782A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- language
- speech
- user
- translation
- text
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Machine Translation (AREA)
Abstract
Description
以下、図1〜図8を参照して、第1の実施の形態に係るウェアラブル翻訳装置について説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る翻訳システム100の構成を示すブロック図である。翻訳システム100は、ウェアラブル翻訳装置1、アクセスポイント装置2、音声認識サーバ装置3、機械翻訳サーバ装置4、及び音声合成サーバ装置5を含む。
図5は、第1の実施の形態に係る翻訳システム100の動作の第1の部分を示すシーケンス図である。ユーザ31からマイクロホン装置13を介して日本語(第1言語)の音声信号が入力されたとき、制御回路11は、入力された音声信号を音声認識サーバ装置3に送る。音声認識サーバ装置3は、入力された音声信号に対して音声認識を行って、認識された日本語のテキストを生成し、制御回路11に送る。制御回路11は、音声認識サーバ装置3から日本語のテキストが送られると、日本語から英語に翻訳することを指示する制御信号とともに、日本語のテキストを機械翻訳サーバ装置4に送る。機械翻訳サーバ装置4は、日本語のテキストの機械翻訳を行って、翻訳された英語(第2言語)のテキストを生成し、制御回路11に送る。制御回路11は、機械翻訳サーバ装置4から英語のテキストが送られると、英語のテキストを音声合成サーバ装置5に送る。音声合成サーバ装置5は、英語のテキストの音声合成を行って、合成された英語の音声信号を生成し、制御回路11に送る。制御回路11は、音声合成サーバ装置5から英語の音声信号が送られると、英語の音声信号をスピーカ装置15によって音声に変換して出力する。
第1の実施の形態に係るウェアラブル翻訳装置1に相当するウェアラブル装置は、ユーザ31の身体の所定位置に装着可能であって、ユーザ31から第1言語の音声を取得して第1言語の音声信号に変換するマイクロホン装置13を備える。また、第1言語の音声信号から変換された第2言語の音声信号を取得し、第2言語の音声信号から再変換された第1言語の音声信号を取得する制御回路11と、再変換された第1言語の音声信号に対して所定の処理を実行する音声処理回路16とを備える。また、ウェアラブル翻訳装置1は、第2言語の音声信号を音声に変換して出力するスピーカ装置15に相当する第1のスピーカ装置と、所定の処理を実行された第1言語の音声信号を音声に変換して出力するスピーカ装置17に相当する第2のスピーカ装置とを備える。音声処理回路16は、第2のスピーカ装置に対するユーザ31の聴覚器の相対位置に基づいて、第2のスピーカ装置から出力される音声をユーザ31の聴覚器31bの方向に向けるように、再変換された第1言語の音声信号の処理を実行する。これにより、異言語の話者間の会話を変換して変換結果を再変換し、再変換結果を表示するためのディスプレイを設けることなく、音声のみによってフィードバックする場合であっても、会話の自然さを損ないにくいウェアラブル翻訳装置1に相当するウェアラブル装置を提供することができる。これにより、ウェアラブル型の翻訳装置に特有の「簡易さ」及び「身軽感」などの翻訳体験をユーザに提供することができる。また、再変換された音声をユーザの耳元でピンポイントで再生するので、ユーザ31は、再変換された音声を認識しやすくなり、変換された発話の内容が正しいか否かを、ディスプレイを設けることなく音声のみによって確認することができる。
次に、図9を参照して、第2の実施の形態に係るウェアラブル翻訳装置について説明する。
図9は、第2の実施の形態に係る翻訳システム200の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る翻訳システム200のウェアラブル翻訳装置1Aは、図1の位置測定装置12に代えて、ユーザ入力装置18を備える。他の点では、図9のウェアラブル翻訳装置1Aは、図1のウェアラブル翻訳装置1と同様に構成される。
ユーザ入力装置18は、スピーカ装置17に対するユーザ31の聴覚器31b(図7)の相対位置を指定するユーザ入力を取得する。なお、ユーザ入力装置18は、タッチパネルやボタン等によって構成される。
第2の実施の形態に係るウェアラブル翻訳装置1Aに相当するウェアラブル装置は、スピーカ装置17に相当する第2のスピーカ装置に対するユーザ31の聴覚器31bの相対位置を指定するユーザ入力を取得するユーザ入力装置18をさらに備えてもよい。図1の位置測定装置12を除去したことにより、図9のウェアラブル翻訳装置1Aの構成は、図1のウェアラブル翻訳装置1よりも簡単化される。
次に、図10及び図11を参照して、第3の実施の形態に係るウェアラブル翻訳装置について説明する。
図10は、第3の実施の形態に係る翻訳システム300の構成を示すブロック図である。翻訳システム300は、ウェアラブル翻訳装置1、アクセスポイント装置2、及び翻訳サーバ装置41を含む。翻訳サーバ装置41は、音声認識サーバ装置3A、機械翻訳サーバ装置4A、及び音声合成サーバ装置5Aを備える。図10のウェアラブル翻訳装置1及びアクセスポイント装置2はそれぞれ、図1のウェアラブル翻訳装置1及びアクセスポイント装置2と同様に構成される。図10の音声認識サーバ装置3A、機械翻訳サーバ装置4A、及び音声合成サーバ装置5Aはそれぞれ、図1の音声認識サーバ装置3、機械翻訳サーバ装置4、及び音声合成サーバ装置5と同様の機能を有する。アクセスポイント装置2は、例えばインターネットを介して、翻訳サーバ装置41と通信する。従って、ウェアラブル翻訳装置1は、アクセスポイント装置2を介して翻訳サーバ装置41と通信する。
図11は、第3の実施の形態に係る翻訳システム300の動作を示すシーケンス図である。ユーザ31からマイクロホン装置13を介して日本語(第1言語)の音声信号が入力されたとき、制御回路11は、入力された音声信号を翻訳サーバ装置41に送る。翻訳サーバ装置41の音声認識サーバ装置3Aは、入力された音声信号に対して音声認識を行って、認識された日本語のテキストを生成し、機械翻訳サーバ装置4Aに送る。機械翻訳サーバ装置4Aは、日本語のテキストの機械翻訳を行って、翻訳された英語(第2言語)のテキストを生成し、音声合成サーバ装置5Aに送る。音声合成サーバ装置5Aは、英語のテキストの音声合成を行って、合成された英語の音声信号を生成し、制御回路11に送る。制御回路11は、音声合成サーバ装置5Aから英語の音声信号が送られると、英語の音声信号をスピーカ装置15によって音声に変換して出力する。
第3の実施の形態に係る翻訳システム300は、音声認識サーバ装置3A、機械翻訳サーバ装置4A、及び音声合成サーバ装置5Aを、一体の翻訳サーバ装置41として備えてもよい。これにより、第1の実施の形態に係るウェアラブル翻訳装置1を含む翻訳システム100よりも通信回数を削減でき、通信にかかる時間及び電力消費を削減することができる。
次に、図12を参照して、第4の実施の形態に係るウェアラブル翻訳装置について説明する。
図12は、第4の実施の形態に係るウェアラブル翻訳装置1Bの構成を示すブロック図である。図12のウェアラブル翻訳装置1Bは、図1の音声認識サーバ装置3、機械翻訳サーバ装置4、及び音声合成サーバ装置5の機能を有する。ウェアラブル翻訳装置1Bは、制御回路11B、位置測定装置12、マイクロホン装置13、スピーカ装置15、音声処理回路16、スピーカ装置17、音声認識回路51、機械翻訳回路52、及び音声合成回路53を備える。図12の位置測定装置12、マイクロホン装置13、スピーカ装置15、音声処理回路16、及びスピーカ装置17はそれぞれ、図1の対応する構成要素と同様に構成される。音声認識回路51、機械翻訳回路52、及び音声合成回路53はそれぞれ、図1の音声認識サーバ装置3、機械翻訳サーバ装置4、及び音声合成サーバ装置5と同様の機能を有する。制御回路11Bは、音声認識回路51、機械翻訳回路52、及び音声合成回路53によって第1言語の音声信号から翻訳された第2言語の音声信号、及び同第2言語の音声信号を再翻訳した結果出力される第1言語の音声信号を取得する。
ユーザ31からマイクロホン装置13を介して日本語(第1言語)の音声信号が入力されたとき、制御回路11Bは、入力された音声信号を音声認識回路51に送る。音声認識回路51は、入力された音声信号に対して音声認識を行って、認識された日本語のテキストを生成し、制御回路11Bに送る。制御回路11Bは、音声認識回路51から日本語のテキストが送られると、日本語から英語に翻訳することを指示する制御信号とともに、日本語のテキストを機械翻訳回路52に送る。機械翻訳回路52は、日本語のテキストの機械翻訳を行って、翻訳された英語(第2言語)のテキストを生成し、制御回路11Bに送る。制御回路11Bは、機械翻訳回路52から英語のテキストが送られると、英語のテキストを音声合成回路53に送る。音声合成回路53は、英語のテキストの音声合成を行って、合成された英語の音声信号を生成し、制御回路11Bに送る。制御回路11Bは、音声合成回路53から英語の音声信号が送られると、英語の音声信号をスピーカ装置15によって音声に変換して出力する。
第4の実施の形態に係るウェアラブル翻訳装置1Bに相当するウェアラブル装置は、第1言語の音声信号を第1言語のテキストに変換する音声認識回路51と、第1言語のテキストを第2言語のテキストに変換する機械翻訳回路52と、第2言語のテキストを第2言語の音声信号に変換する音声合成回路53とをさらに備えてもよい。また、制御回路11Bは、音声合成回路53から第2言語の音声信号を取得し、音声認識回路51は、第2言語の音声信号を第2言語のテキストに変換し、機械翻訳回路52は、第2言語のテキストを第1言語のテキストに再変換し、音声合成回路53は、再変換された第1言語のテキストを第1言語の音声信号に変換してもよい。制御回路11Bは、音声合成回路53から第1言語の音声信号を取得してもよい。これにより、ウェアラブル翻訳装置1Bは外部のサーバ装置と通信することなく、異言語の話者間の会話を翻訳することができる。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、第1〜第4の実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、第1〜第4の実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
2 アクセスポイント装置
3,3A 音声認識サーバ装置
4,4A 機械翻訳サーバ装置
5,5A 音声合成サーバ装置
11,11B 制御回路
12 位置測定装置
13 マイクロホン装置
14 無線通信回路
15,17 スピーカ装置
16 音声処理回路
18 ユーザ入力装置
21 ストラップ
22 ベルト
31 ユーザ(話者)
32 聴取者
41 翻訳サーバ装置
51 音声認識回路
52 機械翻訳回路
53 音声合成回路
以下、図1〜図8を参照して、第1の実施の形態に係るウェアラブル翻訳装置について説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る翻訳システム100の構成を示すブロック図である。翻訳システム100は、ウェアラブル翻訳装置1、アクセスポイント装置2、音声認識サーバ装置3、機械翻訳サーバ装置4、及び音声合成サーバ装置5を含む。
図5は、第1の実施の形態に係る翻訳システム100の動作の第1の部分を示すシーケンス図である。ユーザ31からマイクロホン装置13を介して日本語(第1言語)の音声信号が入力されたとき、制御回路11は、入力された音声信号を音声認識サーバ装置3に送る。音声認識サーバ装置3は、入力された音声信号に対して音声認識を行って、認識された日本語のテキストを生成し、制御回路11に送る。制御回路11は、音声認識サーバ装置3から日本語のテキストが送られると、日本語から英語に翻訳することを指示する制御信号とともに、日本語のテキストを機械翻訳サーバ装置4に送る。機械翻訳サーバ装置4は、日本語のテキストの機械翻訳を行って、翻訳された英語(第2言語)のテキストを生成し、制御回路11に送る。制御回路11は、機械翻訳サーバ装置4から英語のテキストが送られると、英語のテキストを音声合成サーバ装置5に送る。音声合成サーバ装置5は、英語のテキストの音声合成を行って、合成された英語の音声信号を生成し、制御回路11に送る。制御回路11は、音声合成サーバ装置5から英語の音声信号が送られると、英語の音声信号をスピーカ装置15によって音声に変換して出力する。
第1の実施の形態に係るウェアラブル翻訳装置1に相当するウェアラブル装置は、ユーザ31の身体の所定位置に装着可能であって、ユーザ31から第1言語の音声を取得して第1言語の音声信号に変換するマイクロホン装置13を備える。また、第1言語の音声信号から変換された第2言語の音声信号を取得し、第2言語の音声信号から再変換された第1言語の音声信号を取得する制御回路11と、再変換された第1言語の音声信号に対して所定の処理を実行する音声処理回路16とを備える。また、ウェアラブル翻訳装置1は、第2言語の音声信号を音声に変換して出力するスピーカ装置15に相当する第1のスピーカ装置と、所定の処理を実行された第1言語の音声信号を音声に変換して出力するスピーカ装置17に相当する第2のスピーカ装置とを備える。音声処理回路16は、第2のスピーカ装置に対するユーザ31の聴覚器の相対位置に基づいて、第2のスピーカ装置から出力される音声をユーザ31の聴覚器31bの方向に向けるように、再変換された第1言語の音声信号の処理を実行する。これにより、異言語の話者間の会話を変換して変換結果を再変換し、再変換結果を表示するためのディスプレイを設けることなく、音声のみによってフィードバックする場合であっても、会話の自然さを損ないにくいウェアラブル翻訳装置1に相当するウェアラブル装置を提供することができる。これにより、ウェアラブル型の翻訳装置に特有の「簡易さ」及び「身軽感」などの翻訳体験をユーザに提供することができる。また、再変換された音声をユーザの耳元でピンポイントで再生するので、ユーザ31は、再変換された音声を認識しやすくなり、変換された発話の内容が正しいか否かを、ディスプレイを設けることなく音声のみによって確認することができる。
次に、図9を参照して、第2の実施の形態に係るウェアラブル翻訳装置について説明する。
図9は、第2の実施の形態に係る翻訳システム200の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る翻訳システム200のウェアラブル翻訳装置1Aは、図1の位置測定装置12に代えて、ユーザ入力装置18を備える。他の点では、図9のウェアラブル翻訳装置1Aは、図1のウェアラブル翻訳装置1と同様に構成される。
ユーザ入力装置18は、スピーカ装置17に対するユーザ31の聴覚器31b(図7)の相対位置を指定するユーザ入力を取得する。なお、ユーザ入力装置18は、タッチパネルやボタン等によって構成される。
第2の実施の形態に係るウェアラブル翻訳装置1Aに相当するウェアラブル装置は、スピーカ装置17に相当する第2のスピーカ装置に対するユーザ31の聴覚器31bの相対位置を指定するユーザ入力を取得するユーザ入力装置18をさらに備えてもよい。図1の位置測定装置12を除去したことにより、図9のウェアラブル翻訳装置1Aの構成は、図1のウェアラブル翻訳装置1よりも簡単化される。
次に、図10及び図11を参照して、第3の実施の形態に係るウェアラブル翻訳装置について説明する。
図10は、第3の実施の形態に係る翻訳システム300の構成を示すブロック図である。翻訳システム300は、ウェアラブル翻訳装置1、アクセスポイント装置2、及び翻訳サーバ装置41を含む。翻訳サーバ装置41は、音声認識サーバ装置3A、機械翻訳サーバ装置4A、及び音声合成サーバ装置5Aを備える。図10のウェアラブル翻訳装置1及びアクセスポイント装置2はそれぞれ、図1のウェアラブル翻訳装置1及びアクセスポイント装置2と同様に構成される。図10の音声認識サーバ装置3A、機械翻訳サーバ装置4A、及び音声合成サーバ装置5Aはそれぞれ、図1の音声認識サーバ装置3、機械翻訳サーバ装置4、及び音声合成サーバ装置5と同様の機能を有する。アクセスポイント装置2は、例えばインターネットを介して、翻訳サーバ装置41と通信する。従って、ウェアラブル翻訳装置1は、アクセスポイント装置2を介して翻訳サーバ装置41と通信する。
図11は、第3の実施の形態に係る翻訳システム300の動作を示すシーケンス図である。ユーザ31からマイクロホン装置13を介して日本語(第1言語)の音声信号が入力されたとき、制御回路11は、入力された音声信号を翻訳サーバ装置41に送る。翻訳サーバ装置41の音声認識サーバ装置3Aは、入力された音声信号に対して音声認識を行って、認識された日本語のテキストを生成し、機械翻訳サーバ装置4Aに送る。機械翻訳サーバ装置4Aは、日本語のテキストの機械翻訳を行って、翻訳された英語(第2言語)のテキストを生成し、音声合成サーバ装置5Aに送る。音声合成サーバ装置5Aは、英語のテキストの音声合成を行って、合成された英語の音声信号を生成し、制御回路11に送る。制御回路11は、音声合成サーバ装置5Aから英語の音声信号が送られると、英語の音声信号をスピーカ装置15によって音声に変換して出力する。
第3の実施の形態に係る翻訳システム300は、音声認識サーバ装置3A、機械翻訳サーバ装置4A、及び音声合成サーバ装置5Aを、一体の翻訳サーバ装置41として備えてもよい。これにより、第1の実施の形態に係るウェアラブル翻訳装置1を含む翻訳システム100よりも通信回数を削減でき、通信にかかる時間及び電力消費を削減することができる。
次に、図12を参照して、第4の実施の形態に係るウェアラブル翻訳装置について説明する。
図12は、第4の実施の形態に係るウェアラブル翻訳装置1Bの構成を示すブロック図である。図12のウェアラブル翻訳装置1Bは、図1の音声認識サーバ装置3、機械翻訳サーバ装置4、及び音声合成サーバ装置5の機能を有する。ウェアラブル翻訳装置1Bは、制御回路11B、位置測定装置12、マイクロホン装置13、スピーカ装置15、音声処理回路16、スピーカ装置17、音声認識回路51、機械翻訳回路52、及び音声合成回路53を備える。図12の位置測定装置12、マイクロホン装置13、スピーカ装置15、音声処理回路16、及びスピーカ装置17はそれぞれ、図1の対応する構成要素と同様に構成される。音声認識回路51、機械翻訳回路52、及び音声合成回路53はそれぞれ、図1の音声認識サーバ装置3、機械翻訳サーバ装置4、及び音声合成サーバ装置5と同様の機能を有する。制御回路11Bは、音声認識回路51、機械翻訳回路52、及び音声合成回路53によって第1言語の音声信号から翻訳された第2言語の音声信号、及び同第2言語の音声信号を再翻訳した結果出力される第1言語の音声信号を取得する。
ユーザ31からマイクロホン装置13を介して日本語(第1言語)の音声信号が入力されたとき、制御回路11Bは、入力された音声信号を音声認識回路51に送る。音声認識回路51は、入力された音声信号に対して音声認識を行って、認識された日本語のテキストを生成し、制御回路11Bに送る。制御回路11Bは、音声認識回路51から日本語のテキストが送られると、日本語から英語に翻訳することを指示する制御信号とともに、日本語のテキストを機械翻訳回路52に送る。機械翻訳回路52は、日本語のテキストの機械翻訳を行って、翻訳された英語(第2言語)のテキストを生成し、制御回路11Bに送る。制御回路11Bは、機械翻訳回路52から英語のテキストが送られると、英語のテキストを音声合成回路53に送る。音声合成回路53は、英語のテキストの音声合成を行って、合成された英語の音声信号を生成し、制御回路11Bに送る。制御回路11Bは、音声合成回路53から英語の音声信号が送られると、英語の音声信号をスピーカ装置15によって音声に変換して出力する。
第4の実施の形態に係るウェアラブル翻訳装置1Bに相当するウェアラブル装置は、第1言語の音声信号を第1言語のテキストに変換する音声認識回路51と、第1言語のテキストを第2言語のテキストに変換する機械翻訳回路52と、第2言語のテキストを第2言語の音声信号に変換する音声合成回路53とをさらに備えてもよい。また、制御回路11Bは、音声合成回路53から第2言語の音声信号を取得し、音声認識回路51は、第2言語の音声信号を第2言語のテキストに変換し、機械翻訳回路52は、第2言語のテキストを第1言語のテキストに再変換し、音声合成回路53は、再変換された第1言語のテキストを第1言語の音声信号に変換してもよい。制御回路11Bは、音声合成回路53から第1言語の音声信号を取得してもよい。これにより、ウェアラブル翻訳装置1Bは外部のサーバ装置と通信することなく、異言語の話者間の会話を翻訳することができる。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、第1〜第4の実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、第1〜第4の実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
2 アクセスポイント装置
3,3A 音声認識サーバ装置
4,4A 機械翻訳サーバ装置
5,5A 音声合成サーバ装置
11,11B 制御回路
12 位置測定装置
13 マイクロホン装置
14 無線通信回路
15,17 スピーカ装置
16 音声処理回路
18 ユーザ入力装置
21 ストラップ
22 ベルト
31 ユーザ(話者)
32 聴取者
41 翻訳サーバ装置
51 音声認識回路
52 機械翻訳回路
53 音声合成回路
Claims (10)
- ユーザの身体の所定位置に装着可能であるウェアラブル装置であって、
前記ユーザから第1言語の音声を取得して第1言語の音声信号に変換するマイクロホン装置と、
前記第1言語の音声信号から変換された第2言語の音声信号を取得し、前記第2言語の音声信号から再変換された第1言語の音声信号を取得する制御回路と、
前記再変換された第1言語の音声信号に対して所定の処理を実行する音声処理回路と、
前記第2言語の音声信号を音声に変換して出力する第1のスピーカ装置と、
前記所定の処理を実行された第1言語の音声信号を音声に変換して出力する第2のスピーカ装置とを備え、
前記音声処理回路は、前記第2のスピーカ装置に対する前記ユーザの聴覚器の相対位置に基づいて、前記第2のスピーカ装置から出力される音声を前記ユーザの前記聴覚器の方向に向けるように、前記再変換された第1言語の音声信号の処理を実行する、
ウェアラブル装置。 - 前記第2のスピーカ装置は、互いに近接して配置された2つのスピーカを含み、ステレオダイポール再生を行い、
前記音声処理回路は、前記第2のスピーカ装置に対する前記ユーザの前記聴覚器の相対位置と、前記ユーザの頭部伝達関数とに基づいて、前記再変換された第1言語の音声信号の処理を実行する、
請求項1記載のウェアラブル装置。 - 前記第2のスピーカ装置は、互いに所定距離を有して配置された複数のスピーカを含み、
前記音声処理回路は、前記第2言語の音声信号を前記複数のスピーカに対応する複数の音声信号に分配し、分配された前記複数の音声信号の位相を調整することにより、前記再変換された第1言語の音声信号の処理を実行する、
請求項1に記載のウェアラブル装置。 - 前記マイクロホン装置は、互いに所定距離を有して配置された複数のマイクロホンを含み、前記マイクロホン装置から前記ユーザの聴覚器に向かう方向にビームを有する、
請求項1に記載のウェアラブル装置。 - 前記第1のスピーカ装置は、互いに所定距離を有して配置された複数のスピーカを含み、前記第1のスピーカ装置から前記ユーザに対面する仮想的人物に向かう方向にビームを有する、
請求項1に記載のウェアラブル装置。 - 前記第2のスピーカ装置に対する前記ユーザの前記聴覚器の相対位置を測定する位置測定装置をさらに備える、
請求項1に記載のウェアラブル装置。 - 前記第2のスピーカ装置に対する前記ユーザの前記聴覚器の相対位置を指定するユーザ入力を取得するユーザ入力装置をさらに備える、
請求項1に記載のウェアラブル装置。 - 前記第1言語の音声信号を第1言語のテキストに変換する音声認識回路と、
前記第1言語のテキストを第2言語のテキストに変換する機械翻訳回路と、
前記第2言語のテキストを前記第2言語の音声信号に変換する音声合成回路とをさらに備え、
前記制御回路は、前記音声合成回路から前記第2言語の音声信号を取得し、
前記音声認識回路は、前記第2言語の音声信号を前記第2言語のテキストに変換し、
前記機械翻訳回路は、前記第2言語のテキストを前記第1言語のテキストに再変換し、
前記音声合成回路は、前記再変換された前記第1言語のテキストを前記第1言語の音声信号に変換し、
前記制御回路は、前記音声合成回路から前記第1言語の音声信号を取得する、
請求項1に記載のウェアラブル装置。 - 通信回路をさらに備える請求項1に記載のウェアラブル装置、及び
前記ウェアラブル装置に接続可能な、音声認識サーバ装置と、機械翻訳サーバ装置と、及び音声合成サーバ装置とを備える翻訳システムであって、
前記音声認識サーバ装置は、第1言語の音声信号を第1言語のテキストに変換し、第2言語の音声信号を第2言語のテキストに変換し、
前記機械翻訳サーバ装置は、前記第1言語のテキストを前記第2言語のテキストに変換し、前記第2言語のテキストを前記第1言語のテキストに再変換し、
前記音声合成サーバ装置は、前記第2言語のテキストを前記第2言語の音声信号に変換し、前記第1言語のテキストを前記第1言語の音声信号に変換し、
制御回路は、前記音声合成サーバ装置から前記通信回路を介して前記第2言語の音声信号及び前記再変換された第1言語の音声信号を取得する、
翻訳システム。 - 前記音声認識サーバ装置、前記機械翻訳サーバ装置、及び前記音声合成サーバ装置を、一体の翻訳サーバ装置として備える請求項9に記載の翻訳システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US15/071,903 US10152476B2 (en) | 2015-03-19 | 2016-03-16 | Wearable device and translation system |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015056287 | 2015-03-19 | ||
JP2015056287 | 2015-03-19 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016177782A true JP2016177782A (ja) | 2016-10-06 |
Family
ID=57071242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016016822A Pending JP2016177782A (ja) | 2015-03-19 | 2016-02-01 | ウェアラブル装置及び翻訳システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016177782A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111985252A (zh) * | 2020-08-21 | 2020-11-24 | Oppo广东移动通信有限公司 | 对话翻译方法及装置、存储介质和电子设备 |
Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11153679A (ja) * | 1997-11-19 | 1999-06-08 | Sony Corp | 回転操作手段を有する腕時計 |
JP2000148182A (ja) * | 1998-11-03 | 2000-05-26 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 電話メッセ―ジの転記のために使用される編集システム及び方法 |
JP2001222531A (ja) * | 2000-02-08 | 2001-08-17 | Atr Interpreting Telecommunications Res Lab | 音声翻訳装置およびフィードバック機能付き音声翻訳処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2005190278A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Seiko Epson Corp | 言語情報処理装置、言語情報処理方法、制御プログラムおよび記録媒体 |
JP2005222136A (ja) * | 2004-02-03 | 2005-08-18 | Seiko Epson Corp | 会話型翻訳装置 |
JP2005275887A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Nec Personal Products Co Ltd | 自動翻訳システム及び自動翻訳方法 |
JP2008048294A (ja) * | 2006-08-18 | 2008-02-28 | Kanazawa Univ | 指向性アレーマイクロホンおよび指向性アレースピーカ |
JP2009010491A (ja) * | 2007-06-26 | 2009-01-15 | Yamaha Corp | スピーカアレイ装置、マイクアレイ装置および信号処理方法 |
JP2010028591A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-02-04 | Kanazawa Univ | デジタル音響信号処理装置 |
JP2010026220A (ja) * | 2008-07-18 | 2010-02-04 | Sharp Corp | 音声翻訳装置、および音声翻訳方法 |
JP2011022813A (ja) * | 2009-07-16 | 2011-02-03 | National Institute Of Information & Communication Technology | 音声翻訳システム、辞書サーバ装置、およびプログラム |
JP2013106172A (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-30 | Sharp Corp | 指向性スピーカ装置 |
JP2013191996A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Seiko Epson Corp | 音響装置 |
-
2016
- 2016-02-01 JP JP2016016822A patent/JP2016177782A/ja active Pending
Patent Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11153679A (ja) * | 1997-11-19 | 1999-06-08 | Sony Corp | 回転操作手段を有する腕時計 |
JP2000148182A (ja) * | 1998-11-03 | 2000-05-26 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 電話メッセ―ジの転記のために使用される編集システム及び方法 |
JP2001222531A (ja) * | 2000-02-08 | 2001-08-17 | Atr Interpreting Telecommunications Res Lab | 音声翻訳装置およびフィードバック機能付き音声翻訳処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2005190278A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Seiko Epson Corp | 言語情報処理装置、言語情報処理方法、制御プログラムおよび記録媒体 |
JP2005222136A (ja) * | 2004-02-03 | 2005-08-18 | Seiko Epson Corp | 会話型翻訳装置 |
JP2005275887A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Nec Personal Products Co Ltd | 自動翻訳システム及び自動翻訳方法 |
JP2008048294A (ja) * | 2006-08-18 | 2008-02-28 | Kanazawa Univ | 指向性アレーマイクロホンおよび指向性アレースピーカ |
JP2009010491A (ja) * | 2007-06-26 | 2009-01-15 | Yamaha Corp | スピーカアレイ装置、マイクアレイ装置および信号処理方法 |
JP2010026220A (ja) * | 2008-07-18 | 2010-02-04 | Sharp Corp | 音声翻訳装置、および音声翻訳方法 |
JP2010028591A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-02-04 | Kanazawa Univ | デジタル音響信号処理装置 |
JP2011022813A (ja) * | 2009-07-16 | 2011-02-03 | National Institute Of Information & Communication Technology | 音声翻訳システム、辞書サーバ装置、およびプログラム |
JP2013106172A (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-30 | Sharp Corp | 指向性スピーカ装置 |
JP2013191996A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Seiko Epson Corp | 音響装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111985252A (zh) * | 2020-08-21 | 2020-11-24 | Oppo广东移动通信有限公司 | 对话翻译方法及装置、存储介质和电子设备 |
CN111985252B (zh) * | 2020-08-21 | 2024-05-07 | Oppo广东移动通信有限公司 | 对话翻译方法及装置、存储介质和电子设备 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10152476B2 (en) | Wearable device and translation system | |
US9747282B1 (en) | Translation with conversational overlap | |
JP6364629B2 (ja) | 翻訳装置および翻訳方法 | |
US20190138603A1 (en) | Coordinating Translation Request Metadata between Devices | |
CN107005677B (zh) | 调节视频会议空间一致性方法、系统、设备、装置及介质 | |
KR20210065198A (ko) | Ar에서의 자연어 번역 | |
US20160267075A1 (en) | Wearable device and translation system | |
ZA202210728B (en) | Apparatus and method for synthesizing a spatially extended sound source using cue information items | |
US9832587B1 (en) | Assisted near-distance communication using binaural cues | |
US10909332B2 (en) | Signal processing terminal and method | |
JP6800809B2 (ja) | 音声処理装置、音声処理方法およびプログラム | |
WO2018000764A1 (zh) | 一种声道自动匹配的方法、装置以及耳机 | |
JP6603875B2 (ja) | ウェアラブル装置及び翻訳システム | |
JP2021177418A (ja) | 電子機器の通訳機能提供方法およびイヤセット機器 | |
KR101747874B1 (ko) | 자동 통역 시스템 | |
JP2016076007A (ja) | 対話装置および対話方法 | |
US11962991B2 (en) | Non-coincident audio-visual capture system | |
JP2022130662A (ja) | 頭部伝達関数を生成するシステム及び方法 | |
JP2016177782A (ja) | ウェアラブル装置及び翻訳システム | |
US9355648B2 (en) | Voice input/output device, method and programme for preventing howling | |
US11682375B2 (en) | Speaker system, sound processing device, sound processing method, and recording medium | |
JPWO2018020828A1 (ja) | 翻訳装置および翻訳システム | |
JP6260138B2 (ja) | コミュニケーション処理装置、コミュニケーション処理方法、及び、コミュニケーション処理プログラム | |
KR20200112791A (ko) | 이어셋을 이용한 통역기능 제공 방법 및 장치 | |
JP2011150657A (ja) | 翻訳音声再生装置およびその再生方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160428 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20160525 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180831 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20190116 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190524 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190625 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190726 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20191224 |