JP2005190278A - 言語情報処理装置、言語情報処理方法、制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザの設定処理を簡略化しつつ様々な言語に容易に対応し、さらには時間的な要素も含めて言語処理を行う。
【解決手段】 受信部11および受信地判別部12は、自己の現在位置あるいは現在位置が属する領域を特定可能な情報を含む電波を受信して自己の現在位置を特定する。言語設定部13は、現在位置に基づいて翻訳対象あるいは通訳対象の複数の言語の種別を特定し、言語処理部は、翻訳対象あるいは通訳対象の複数の言語の種別に基づいて翻訳処理あるいは通訳処理を行う。この場合に、処理対象データおよび計時部17の出力した時間情報に基づいて翻訳処理あるいは通訳処理を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、言語情報処理装置、言語情報処理方法、制御プログラムおよび記録媒体に係り、特に携帯型の言語情報処理装置、言語情報処理方法、制御プログラムおよび記録媒体に関する。
近年、情報処理技術の発展に伴い、自然言語処理技術を応用した様々な言語情報処理装置が開発されており、通訳機能や翻訳機能を搭載した携帯型の言語情報処理装置として、携帯型通訳機や携帯型翻訳機が知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
特開平11−153679号公報 特開平6−102374号公報
上記従来の携帯型通訳機や携帯型翻訳機においては、入力言語(通訳元言語あるいは翻訳元言語)および出力言語(通訳先言語あるいは翻訳先言語)の組み合わせについては、予め設定されていたり、ユーザが使用開始前にマニュアルで設定する必要があった。
これらの場合において、入力言語と出力言語の組み合わせが予め設定されている場合には、他の言語の通訳などには用いることができないという不具合が生じる。
また、入力言語と出力言語の組み合わせをユーザが使用開始前に設定する場合には、例えば、複数の国が接する国境付近の街など当該地域で使用している言語が複数あり、突然話しかけられた場合などには、即時に対応することができないという不具合が生じる。
さらに従来の携帯型通訳機や携帯型翻訳機においては、汎用性を持たせるため、時間的な要素(時刻、季節等)はあまり考慮せずに通訳処理あるいは翻訳処理を行うので、よりふさわしい通訳や翻訳が行えないという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、ユーザの設定処理を簡略化しつつ様々な言語に容易に対応し、さらには時間的な要素も含めて言語処理を行うことが可能な言語情報処理装置、言語情報処理方法、制御プログラムおよび記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するため、言語情報処理装置は、自己の現在位置あるいは前記現在位置が属する領域を特定可能な情報を含む電波を受信して自己の現在位置を特定する現在位置特定部と、前記現在位置に基づいて翻訳対象あるいは通訳対象の複数の言語の種別を特定する言語特定部と、翻訳対象あるいは通訳対象の複数の言語の種別に基づいて翻訳処理あるいは通訳処理を行う言語処理部と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、現在位置特定部は、自己の現在位置あるいは前記現在位置が属する領域を特定可能な情報を含む電波を受信して自己の現在位置を特定する。これにより言語特定部は、現在位置に基づいて翻訳対象あるいは通訳対象の複数の言語の種別を特定する。
これらの結果、言語処理部は、翻訳対象あるいは通訳対象の複数の言語の種別に基づいて翻訳処理あるいは通訳処理を行う。
この場合において、言語情報処理装置は、計時処理を行って時間情報を出力する計時部を備え、前記言語処理部は、前記翻訳処理あるいは前記通訳処理の対象である処理対象データおよび前記時間情報に基づいて前記翻訳処理あるいは前記通訳処理を行うようにしてもよい。
また、前記言語処理部は、前記現在位置および前記時間情報に基づいて、当該現在位置における季節を判別する季節判別部を備え、判別した季節に基づいて前記翻訳処理あるいは前記通訳処理を行うようにしてもよい。
さらに、入力音声の音声認識を行って入力音声データを出力する音声認識部を備え、前記言語処理部は、前記入力音声データを翻訳対象データあるいは通訳対象データとして前記翻訳処理あるいは前記通訳処理を行うようにしてもよい。
さらにまた、前記翻訳処理の結果あるいは前記通訳処理の結果を音声合成出力する音声合成部を備えるようにしてもよい。
また、前記現在位置特定部は、GPS衛星からの測位用電波を受信して前記自己の現在位置を特定するようにしてもよい。
さらに、前記現在位置特定部は、電波修正時計用電波を受信し、当該電波修正時計用電波の周波数およびタイムコードのうち、少なくとも前記周波数に基づいて前記自己の現在位置を特定するようにしてもよい。
また、言語情報処理方法は、自己の現在位置あるいは前記現在位置が属する領域を特定可能な情報を含む電波を受信して自己の現在位置を特定する現在位置特定過程と、前記現在位置に基づいて翻訳対象あるいは通訳対象の複数の言語の種別を特定する言語特定過程と、翻訳対象あるいは通訳対象の複数の言語の種別に基づいて翻訳処理あるいは通訳処理を行う言語処理過程と、備えたことを特徴としている。
この場合において、計時処理を行って時間情報を出力する計時過程を備え、
前記言語処理過程は、前記翻訳処理あるいは前記通訳処理の対象である処理対象データおよび前記時間情報に基づいて前記翻訳処理あるいは前記通訳処理を行うようにしても良い。
また、前記言語処理過程は、前記現在位置および前記時間情報に基づいて、当該現在位置における季節を判別する季節判別過程を備え、判別した季節に基づいて前記翻訳処理あるいは前記通訳処理を行うようにしてもよい。
また、外部からの電波を受信する受信装置が接続されたコンピュータに言語情報処理を行わせるための制御プログラムは、自己の現在位置あるいは前記現在位置が属する領域を特定可能な情報を含む電波を受信させ自己の現在位置を特定させ、前記現在位置に基づいて翻訳対象あるいは通訳対象の複数の言語の種別を特定させ、翻訳対象あるいは通訳対象の複数の言語の種別に基づいて翻訳処理あるいは通訳処理を行わせることを特徴としている。
この場合において、計時処理を行わせて時間情報を出力させ、前記翻訳処理あるいは前記通訳処理の対象である処理対象データおよび前記時間情報に基づいて前記翻訳処理あるいは前記通訳処理を行わせるようにしても良い。
また、上記各制御プログラムをコンピュータ読取可能な記録媒体に記録するようにしても良い。
本発明によれば、ユーザの設定処理を簡略化しつつ様々な言語に容易に対応して言語処理を行える。
次に本発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
まず具体的な説明に先立ち、実施形態の原理について説明する。
図1は実施形態の言語情報処理装置の原理を説明するための概要構成ブロック図である。
言語情報処理装置10は、GPS(Global Positioning System)衛星からの測位用電波を受信して当該言語情報処理装置10の現在位置に対応する現在位置データを出力するとともに、グリニッジ標準時に同期した時刻情報データを出力する受信部11と、現在位置データに基づいて当該言語情報処理装置10の属する使用言語の種別で分類された受信地域を特定する受信地判別部12と、特定された受信地域に基づいて当該受信地域に対応する一または複数の使用言語の種別を特定し、翻訳対象あるいは通訳対象の言語を設定する言語設定部13と、キーボードあるいはマイクを備え、翻訳対象の文字列データあるいは通訳対象の音声データである処理対象データを入力するための入力部14と、処理対象データおよび第2言語の種別に基づいて翻訳処理あるいは通訳処理を行う言語処理部15と、言語処理部15により処理された翻訳データを表示し、あるいは、通訳データに基づいて音声出力を行う出力部16と、時刻情報データに基づいて時刻補正を行い、時刻データを出力する計時部17と、を備えている。
上記構成によれば、受信部11は、GPS衛星からの測位用電波を受信して当該言語情報処理装置10の現在位置に対応する現在位置データを受信地判別部12に出力する。
受信地判別部12は、入力された現在位置データに基づいて当該言語情報処理装置10の属する使用言語の種別で分類された受信地域を特定する。具体的には、現在位置データに対応する緯度、経度を有する受信地域がカナダに属すると特定する
これにより、言語設定部は、特定された受信地域に基づいて当該受信地域に対応する一または複数の使用言語の種別を特定し、翻訳対象あるいは通訳対象の言語を設定する。具体的には、受信地域がカナダである場合には、当該地域で使用されている言語(公用語としては、英語あるいはフランス語)を特定するとともに、当該地域で使用頻度が高い言語をより優先順位の高い言語とし、最も使用頻度が高いと思われる言語を特定し、翻訳対象あるいは通訳対象の言語を設定する。
これと並行して、入力部14から翻訳対象の文字列データあるいは通訳対象の音声データである処理対象データが入力されると、言語処理部15は、処理対象データおよび第2言語の種別に基づいて翻訳処理あるいは通訳処理を行う。このとき、言語処理部15は、計時部17により入力された時刻データに基づいて、当該時刻あるいは対応する季節を考慮した翻訳処理あるいは通訳処理を行うこととなる。
そして、出力部16は、言語処理部15により処理された翻訳データを表示し、あるいは、通訳データに基づいて音声出力を行うこととなる。
次に具体的な実施の形態について説明する。
[1]第1実施形態
図2は、第1実施形態の言語情報処理装置(通訳装置)を腕時計型に構成した場合の外観正面図である。
腕時計型言語情報処理装置20は、大別すると、言語情報処理装置本体21と、言語情報処理装置本体21を腕に装着するために、言語情報処理装置本体21の上下方向に設けられたバンド22A、22Bと、を備えている。
言語情報処理装置本体21のバンド22Aの取付側には、相手側マイク23が設けられており、通訳相手の音声が入力されることとなる。同様にバンド22Bの取付側には、本人側マイク24が設けられている。これらにより、言語情報処理装置本体21は、左側部に配置されたGPSアンテナ部25を介して受信した測位用電波に基づいて通訳相手の使用言語(第2言語)の種別を特定し、通訳処理を行う。
この結果、表示部27は、透明平面スピーカとして機能し、通訳結果音声あるいは通訳不能などの警告音声を出力するととともに、通訳結果の文章などの各種情報を表示する。
また、言語情報処理装置本体21は、右側部に配置された操作部26を構成する複数の操作子(スイッチ群)によりユーザの各種指示が入力される。
図3は、腕時計型言語情報処理装置20の概要構成ブロック図である。
腕時計型情報処理装置20は、発振回路31を備えており、この発振回路31は、水晶発振器32を有し、基準クロック信号を分周回路33に出力する。
分周回路33は、基準クロック信号を分周して計時用クロック信号を時刻カウンタ34に出力する。
時刻カウンタ34は、計時用クロック信号に基づいて時刻カウントを行い現在時刻に対応する計時データをドライバ回路35、比較部36および通訳制御部37に出力する。
一方、GPSアンテナ部25が接続された受信部38は、受信した測位用電波のデコードを行い、測位用データとして制御部39に出力する。
制御部39は、ROMなどの測位計算ソフトウェア記憶部40から読み出した測位計算ソフトウェアによりグリニッジ標準時に同期した基準時刻データおよび現在位置データを算出する。制御部39により算出された基準時刻データは比較部36に出力され、比較部36は、計時データと基準時刻データとを比較し、計時データに対応する時刻のずれを補正すべく、時刻補正データを時刻修正制御部41に出力する。
時刻修正制御部41は、入力された時刻補正データに基づいて時刻カウンタ34の計時データを補正する。
これらの結果、時刻カウンタ34の出力する計時データは、グリニッジ標準時に同期したものとなり、ドライバ回路35および表示部42を介して正確な時刻が表示されることとなる。この場合において、現在地とグリニッジとの間の時差修正を時刻修正制御部41において行い、表示部42において現在地の時刻を表示するようにすることも可能である。
図4は、通訳処理の処理フローチャートである。
腕時計型情報処理装置20は、操作部26を介して通訳処理の開始が指示されると、通訳処理を開始することとなる。
通訳処理が開始されると、受信制御部43は、受信部38を起動する。
これにより、制御部39は、受信部38において受信ができたか否かを判別する(ステップS1)。
ステップS1の判別において、未だ受信部38において受信ができていない場合には(ステップS1;No)、待機状態となる。
ステップS1の判別において、受信部38において測位用電波を受信できた場合には、得られた現在位置データを言語設定部44に出力する。
これにより、言語設定部44は、現在位置データに基づいて受信地域(現在位置)を認識し(ステップS2)、通訳元(あるいは通訳先)の言語である第1言語および通訳先(あるいは通訳元)の言語である第2言語の組み合わせをあらかじめ記憶した言語組み合わせデータ記憶部45を参照し、対応する言語組み合わせを言語設定データとして通訳制御部37および音声認識部47に出力する(ステップS3)。この場合において、言語組み合わせデータ記憶部45における第1言語と第2言語との組み合わせは、言語組み合わせ設定部46を介してユーザあるいは通信回線を介して自動的に設定される。若しくはあらかじめROM等に記憶させておいても良い。
言語設定データが入力された音声認識部47は、相手側マイク23あるいは本人側マイク24を介して音声が入力されたか否かを判別する(ステップS4)。
ステップS4の判別において、音声認識部47は、未だ音声が入力されていない場合には(ステップS4;No)、音声未入力時間があらかじめ定めた待機時間t未満であるか否かを判別する(ステップS11)。
ステップS11の判別において、音声未入力時間が待機時間t未満である場合には(ステップS11;Yes)、再び処理をステップS4に移行し、待機状態となる。
ステップS11の判別において、音声未入力時間が待機時間t以上である場合には(ステップS11;No)、消費電力の低減を図るべく通訳処理を終了する。
ステップS4の判別において、音声認識部47は、相手側マイク23あるいは本人側マイク24から音声が入力されると(ステップS4;Yes)、音声認識データ記憶部48から言語設定データに対応する音声認識データを読み出し、読み出した音声認識データに基づいて入力音声の音声認識を行い、音声認識結果データを通訳制御部37に出力する(ステップS5)。
この場合において、音声認識結果データは、例えば、認識した音声に対応する文字列データであるテキストデータを含んでいる。
この結果、通訳制御部37は、入力されたテキストデータ、計時データおよび通訳データ記憶部49にあらかじめ記憶されている通訳データに基づいて通訳処理を行う(ステップS6)。
この場合において、計時データは、時間的な要素を考慮して通訳を行う場合に用いられ、時間的な要素には通常の時刻の他、季節なども含まれる。
具体的には、通訳先言語(第2言語)が日本語で、通訳元言語(第1言語)が英語である場合、通訳元言語の話者が例えば、「hello!」と言った場合であっても、朝の時間帯であれば「おはよう」と通訳し、昼の時間帯であれば「こんにちは」と通訳し、夜(夕方)の時間帯であれば「こんばんは」と通訳する。
そして通訳制御部37は、通訳先言語である第2言語の通訳結果データを生成し、音声変換部50および表示信号変換部51に出力する。この通訳結果データも通訳した文章に対応する文字列データであるテキストデータを含んでいる。
通訳結果データが入力された音声変換部50は、通訳結果データの単語解析、係受け解析、表音文字列生成を含む音声変換処理を行う(ステップS7)。
続いて音声変換部50は、音声変換処理の結果に基づいてスピーカ駆動部52を介してスピーカ53を駆動し通訳文の音声出力を行う(ステップS8)。
一方、表示信号変換部51は、通訳結果データを表示信号に変換し、ドライバ回路35に出力する(ステップS9)。
この結果、表示部42には、通訳結果データに対応する文章が当該通訳先の言語(第2言語)で表示されることとなる(ステップS10)。
以上の説明のように、本第1実施形態の腕時計型情報処理装置20によれば、GPS衛星からの測位用電波によって自己の現在位置を特定し、通訳対象の言語の組み合わせを自動的に設定できるので、ユーザの設定の手間を削減し、より使い勝手が良くなる。
また、通訳時に時間的要素(時刻、季節など)も考慮して通訳を行えるので、より自然な通訳が行える。
[2]第2実施形態
図5は、第2実施形態の言語情報処理装置(通訳装置)を腕時計型に構成した場合の外観斜視図である。図6は、第2実施形態の言語情報処理装置の使用状態の側面図(その1)である。図7は、第2実施形態の言語情報処理装置の使用状態の側面図(その2)である。
腕時計型言語情報処理装置60は、大別すると、言語情報処理装置本体21と、言語情報処理装置本体21を腕に装着するために、言語情報処理装置本体21の上下方向に設けられたバンド22A、22Bと、を備えている。
表示部42は、液晶ディスプレイなどとして構成されるとともに、透明平面スピーカとして機能し、通訳結果音声あるいは通訳不能などの警告音声を出力するととともに、通訳結果の文章などの各種情報を表示する。
言語情報処理装置本体21は、右側部に配置された操作部26を構成する複数の操作子(スイッチ群)26A、26Bによりユーザの各種指示が入力される。
さらにELディスプレイなどとして構成される表示部68は、ヒンジ部68Aを介して言語情報処理装置本体21に回動可能に取り付けられ、通訳装置として機能させる場合には、図5および図6に示すように開いた状態で用いることにより、表示面積を拡大できる。なお、図7に示すように表示部68を閉じた状態でも、表示部68を介して表示部42の表示を視認することができるようになっている。
図8は、第2実施形態の言語情報処理装置(通訳装置)の概要構成ブロック図である。図8において、図3の第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付すものとする。本第2実施形態の言語情報処理装置は、電波修正時計用の電波の周波数および必要に応じてタイムコードに基づいて受信地を特定する場合の実施形態である。
腕時計型情報処理装置60は、発振回路31を備えており、この発振回路31は、水晶発振器32を有し、基準クロック信号を分周回路33に出力する。
分周回路33は、基準クロック信号を分周して計時用クロック信号を時刻カウンタ34に出力する。
時刻カウンタ34は、計時用クロック信号に基づいて時刻カウントを行い現在時刻に対応する計時データをドライバ回路35、比較部36および通訳制御部37に出力する。
一方、アンテナ部61が接続された受信部62は、受信した電波修正時計用電波のデコードを行い、修正用時刻データをデータ記憶部63に出力する。
また、受信部62は、電波修正時計用電波の周波数を最適受信周波数選別部64に出力する。最適受信周波数選別部64は、電波修正時計用電波の周波数および必要に応じてタイムコードを特定し、受信地判別部65に出力する。受信地判別部65は、あらかじめ受信地の判別用データを記憶した判別用データ記憶部66を参照し、受信地を判別して言語設定部44に現在位置データを出力する。
具体的には、受信地判別部65は、例えば、以下のような電波修正時計用電波の周波数およびタイムコードの関係を利用して受信地を判別する。
受信地 送信周波数およびタイムコード
日本 おおたかどや山:送信周波数40kHz
はがね山 :送信周波数60kHz(タイムコード1)
ドイツ :送信周波数77.5kHz
英国 :送信周波数60kHz(タイムコード2)
米国 :送信周波数60kHz(タイムコード3)
この場合において、電波修正時計用電波の周波数60kHzのものは、3カ所考えられるが、それぞれタイムコードが異なるので、タイムコードを識別することにより受信地の特定ができるようになっている。
データ記憶部63が記憶している修正用時刻データは比較部36に出力され、比較部36は、計時データと修正用時刻データとを比較し、計時データに対応する時刻のずれを補正すべく、時刻補正データを時刻修正制御部41に出力する。
時刻修正制御部41は、入力された時刻補正データに基づいて時刻カウンタ34の計時データを補正する。
これらの結果、時刻カウンタ34の出力する計時データは、ドライバ回路35および表示部42を介して現在地に対応する正確な時刻が表示されることとなる。
図9は、通訳処理の処理フローチャートである。
腕時計型情報処理装置20は、操作部26を介して通訳処理の開始が指示されると、通訳処理を開始することとなる。
通訳処理が開始されると、受信制御部43は、受信部62を起動し、電波修正時計用電波を受信する(ステップS21)。
これにより、最適受信周波数選別部64は、最適な受信周波数が選別できたか否かを判別する(ステップS22)。
ステップS22の判別において、未だ最適受信周波数選別部64において、最適な受信周波数が選別できていない場合には(ステップS22;No)、待機状態となる。
ステップS22の判別において、最適受信周波数選別部64は、最適な受信周波数が選別できた場合には、受信地判別部65が得られた周波数および必要に応じてタイムコードを判別することにより、現在位置データを言語設定部44に出力する(ステップS23)。
これにより、言語設定部44は、現在位置データに基づいて受信地域(現在位置)を認識し、通訳元(あるいは通訳先)の言語である第1言語および通訳先(あるいは通訳元)の言語である第2言語の組み合わせをあらかじめ記憶した言語組合わせデータ記憶部45を参照し、対応する言語組み合わせを言語設定データとして通訳制御部37および音声認識部47に出力する(ステップS24)。この場合において、言語組み合わせデータ記憶部45における第1言語と第2言語との組み合わせは、言語組み合わせ設定部46を介してユーザあるいは通信回線を介して自動的に設定される。若しくはあらかじめROM等に記憶させておいても良い。
言語設定データが入力された音声認識部47は、相手側マイク23あるいは本人側マイク24を介して音声が入力されたか否かを判別する(ステップS25)。
ステップS25の判別において、音声認識部47は、未だ音声が入力されていない場合には(ステップS25;No)、音声未入力時間があらかじめ定めた待機時間t未満であるか否かを判別する(ステップS32)。
ステップS32の判別において、音声未入力時間が待機時間t未満である場合には(ステップS32;Yes)、再び処理をステップSに移行し、待機状態となる。
ステップS32の判別において、音声未入力時間が待機時間t以上である場合には(ステップS32;No)、消費電力の低減を図るべく通訳処理を終了する。
ステップS25の判別において、音声認識部47は、相手側マイク23あるいは本人側マイク24から音声が入力されると(ステップS25;Yes)、音声認識データ記憶部48から言語設定データに対応する音声認識データを読み出し、読み出した音声認識データに基づいて入力音声の音声認識を行い、音声認識結果データを通訳制御部37に出力する(ステップS26)。この場合において、音声認識結果データは、例えば、認識した音声に対応する文字列データであるテキストデータを含んでいる。
この結果、通訳制御部37は、入力されたテキストデータ、計時データおよび通訳データ記憶部49にあらかじめ記憶されている通訳データに基づいて通訳処理を行う(ステップS27)。この場合においても、第1実施形態と同様に、計時データは、時間的な要素を考慮して通訳を行う場合に用いられる。
そして通訳制御部37は、通訳先言語である第2言語の通訳結果データを生成し、音声変換部50およびドライバ回路67に出力する。この通訳結果データも通訳した文章に対応する文字列データであるテキストデータを含んでいる。
通訳結果データが入力された音声変換部50は、通訳結果データの単語解析、係受け解析、表音文字列生成を含む音声変換処理を行う(ステップS28)。
続いて音声変換部50は、音声変換処理の結果に基づいてスピーカ駆動部52を介してスピーカ53を駆動し通訳文の音声出力を行う(ステップS29)。
一方、ドライバ回路67は、通訳結果データを表示信号に変換して液晶ディスプレイなどの表示部68を駆動し(ステップS30)、表示部68には、通訳結果データに対応する文章が当該通訳先の言語(第2言語)で表示されることとなる(ステップS31)。
以上の説明のように、本第2実施形態の腕時計型情報処理装置60によれば、電波修正時計用電波によって自己の現在位置を特定し、通訳対象の言語の組み合わせを自動的に設定できるので、ユーザの設定の手間を削減し、より使い勝手が良くなる。
また、通訳時に時間的要素(時刻、季節など)も考慮して通訳を行えるので、より自然な通訳が行える。
[3]第3実施形態
図10は、第3実施形態の言語情報処理装置(翻訳装置)を腕時計型に構成した場合の外観正面図である。図10において、図2と同様の部分には同一の符号を付すものとする。
腕時計型言語情報処理装置70は、大別すると、言語情報処理装置本体21と、言語情報処理装置本体21を腕に装着するために、言語情報処理装置本体21の上下方向に設けられたバンド22A、22Bと、を備えている。
言語情報処理装置本体21は、操作部26を構成するキーボードからの入力(翻訳用入力データあるいは入力コマンド)およびGPSアンテナ部25を介して受信した測位用電波に基づいて翻訳先の言語(第2言語)の種別を特定し、翻訳処理を行う。
このとき、アナログ表示部71は、アナログ指針72を備えるとともに、アナログ指針72の裏面には、液晶表示パネルなどの平面ディスプレイで構成された表示部42を備えており、翻訳結果の文章などの各種情報を表示する。
図11は、腕時計型言語情報処理装置70の概要構成ブロック図である。
腕時計型情報処理装置70は、発振回路31を備えており、この発振回路31は、水晶発振器32を有し、基準クロック信号を分周回路33に出力する。
分周回路33は、基準クロック信号を分周して計時用クロック信号を時刻カウンタ34に出力する。
時刻カウンタ34は、計時用クロック信号に基づいて時刻カウントを行い現在時刻に対応する計時データをモータ駆動回路72に出力する。
これにより、アナログ表示部71のアナログ指針は、モータ駆動回路72により駆動されるとともに、アナログ指針の位置が針位置検出部73により検出され、計時データとして比較部36に出力される。
一方、GPSアンテナ部25が接続された受信部38は、受信した測位用電波のデコードを行い、測位用データとして制御部39に出力する。
制御部39は、ROMなどの測位計算ソフトウェア記憶部40から読み出した測位計算ソフトウェアによりグリニッジ標準時に同期した基準時刻データおよび現在位置データを算出する。制御部39により算出された基準時刻データは比較部36に出力され、比較部36は、計時データと基準時刻データとを比較し、計時データに対応する時刻のずれを補正すべく、時刻補正データを時刻修正制御部41に出力する。
時刻修正制御部41は、入力された時刻補正データに基づいて時刻カウンタ34の計時データを補正する。
これらの結果、時刻カウンタ34の出力する計時データは、グリニッジ標準時に同期したものとなり、モータ駆動回路72およびアナログ表示部71を介して正確な時刻が表示されることとなる。
腕時計型情報処理装置70は、操作部26を介して翻訳処理の開始が指示されると、翻訳処理を開始することとなる。
翻訳処理が開始されると、受信制御部43は、受信部38を起動する。
これにより、制御部39は、受信部38において受信ができたか否かを判別し、受信部38において測位用電波を受信できた場合には、得られた現在位置データを言語設定部44に出力する。
これにより、言語設定部44は、現在位置データに基づいて受信地域(現在位置)を認識し、翻訳元の言語である第1言語および翻訳先の言語である第2言語の組み合わせをあらかじめ記憶した言語組み合わせデータ記憶部45を参照し、対応する言語組み合わせを言語設定データとして翻訳制御部74に出力する。この場合において、言語組み合わせデータ記憶部45における第1言語と第2言語との組み合わせは、言語組み合わせ設定部46を介してユーザあるいは通信回線を介して自動的に設定される。若しくはあらかじめROM等に記憶させておいても良い。
翻訳制御部74は、操作部26を介して翻訳対象のテキストデータ(文字列)あるいは翻訳対象を特定するコマンドが入力されると、入力されたテキストデータ、計時データおよび翻訳データ記憶部75にあらかじめ記憶されている翻訳データに基づいて翻訳処理を行う。
この場合において、計時データは、時間的な要素を考慮して翻訳を行う場合に用いられ、時間的な要素には通常の時刻の他、季節なども含まれる。
具体的には、翻訳先言語(第2言語)が日本語で、翻訳元言語(第1言語)が英語である場合、例えば、「hello!」と入力した場合であっても、朝の時間帯であれば「おはよう」と翻訳し、昼の時間帯であれば「こんにちは」と翻訳し、夜(夕方)の時間帯であれば「こんばんは」と翻訳する。
また、コマンド入力により、時候の挨拶を翻訳したい場合には、春、夏、秋、冬などの各季節あるいは季節的な行事(正月、クリスマスなど)を適切に判断して必要と思われる用例を提示する。
そして翻訳制御部74は、翻訳先言語である第2言語の翻訳結果データを生成あるいは抽出し、表示信号変換部51に出力する。これにより、表示信号変換部51は、翻訳結果データを表示信号に変換し、ドライバ回路35に出力し、表示部42には、翻訳結果データに対応する文章が当該翻訳先の言語(第2言語)で表示されることとなる。
以上の説明のように、本第3実施形態の腕時計型情報処理装置70によっても、GPS衛星からの測位用電波によって自己の現在位置を特定し、通訳対象の言語の組み合わせを自動的に設定できるので、ユーザの設定の手間を削減し、より使い勝手が良くなる。
また、通訳時に時間的要素(時刻、季節など)も考慮して翻訳を行えるので、より自然な翻訳文を提示することが可能となる。
[4]変形例
[4.1]第1変形例
以上の説明では、2カ国間の通訳あるいは翻訳を行う場合について説明したが、複数国間の通訳あるいは翻訳を行うように構成することも可能である。
例えば、カナダ国内で日本人が入力して、通訳を行う場合には、日本語の音声を入力し、英語の通訳音声を出力後に、フランス語の通訳音声を出力するように構成することが可能である。同様に、ドイツ国内で日本人が入力して、翻訳を行う場合には、操作部(キーボード)を用いて日本語のテキスト文章を入力し、ドイツ語の翻訳文を表示した後に、英語の翻訳文を表示するように構成することが可能である。
[4.2]第2変形例
以上の説明では、通訳を行う態様(第1実施形態および第2実施形態)では、アナログ指針が設けられていない言語情報処理装置を例として説明したが、第3実施形態(図10参照)と同様にアナログ指針を有する腕時計型言語情報処理装置として構成することも可能である。
図12は、第2変形例の言語情報処理装置(通訳装置)を腕時計型に構成した場合の外観正面図である。
腕時計型言語情報処理装置80は、大別すると、アナログ指針82を有し、アナログ時計の外観を呈する言語情報処理装置本体81と、言語情報処理装置本体21を腕に装着するために、言語情報処理装置本体81の上下方向に設けられたバンド22A、22Bと、を備えている。
言語情報処理装置本体81のバンド22Aの取付側には、相手側マイク23およびスピーカ83Aが設けられており、通訳相手の音声入力および音声出力がなされることとなる。同様にバンド22Bの取付側には、本人側マイク24およびスピーカ83Bが設けられており、本人相手の音声入力および音声出力がなされることとなる。この場合においても、言語情報処理装置本体81は、左側部に配置されたGPSアンテナ部25を介して受信した測位用電波に基づいて通訳相手の使用言語(第2言語)の種別を特定し、通訳処理を行うこととなる。
[4.3]第3変形例
以上の説明においては、腕時計型言語情報処理装置を例として説明したが、言語情報処理装置の形態はこれに限られるものではなく、携帯電話、PDA、PHS、携帯型パーソナルコンピュータなどの携帯型電子機器に組み込むように構成することが可能である。
[4.4]第4変形例
以上の説明においては、受信地判別用のデータは言語情報処理装置内に記憶している場合について説明したが、これに限るものではなく、インターネットなどの通信ネットワークを介してサーバコンピュータに接続し、自己位置データを送信することにより、サーバコンピュータ側で受信地を特定し、処理対象言語を特定するように構成することも可能である。また、翻訳処理あるいは通訳処理をサーバコンピュータ側に行わせ、処理結果のみをダウンロードして表示などを行うように構成することも可能である。
[4.5]第5変形例
以上の説明においては、制御部39、通訳制御部37および翻訳制御部74などの各制御部の構成については詳細に説明しなかったが、CPU、RAM、ROMなどを備え、ROM内に記憶した制御プログラムに基づいて、上述した処理を行うマイクロプロセッサ(マイクロコンピュータ)としてソフトウェアにより上記機能を実現するように構成したり、ロジック回路のようにハードウェアとして構成することも可能である。
[4.6]第6変形例
以上の説明においては、言語情報処理装置を制御するための制御プログラムが予めROMに記憶されている場合について説明したが、各種磁気ディスク、光ディスク、メモリカードなどの記録媒体に制御用プログラムをあらかじめ記録し、これらの記録媒体から読み込み、インストールするように構成することも可能である。また、通信インターフェースを設け、インターネット、LANなどのネットワークを介して制御用プログラムをダウンロードし、インストールして実行するように構成することも可能である。
実施形態の言語情報処理装置の原理を説明するための概要構成ブロック図である。 第1実施形態の言語情報処理装置(通訳装置)を腕時計型に構成した場合の外観正面図である。 腕時計型言語情報処理装置の概要構成ブロック図である。 通訳処理の処理フローチャートである。 第2実施形態の言語情報処理装置(通訳装置)を腕時計型に構成した場合の外観斜視図である。 第2実施形態の言語情報処理装置の使用状態の側面図(その1)である。 第2実施形態の言語情報処理装置の使用状態の側面図(その2)である。 第2実施形態の言語情報処理装置(通訳装置)の概要構成ブロック図である。 通訳処理の処理フローチャートである。 第3実施形態の言語情報処理装置(翻訳装置)を腕時計型に構成した場合の外観正面図である。 第3実施形態の腕時計型言語情報処理装置の概要構成ブロック図である。 第2変形例の言語情報処理装置(通訳装置)を腕時計型に構成した場合の外観正面図である。
符号の説明
10…言語情報処理装置、11…受信部、12…受信地判別部、13…言語設定部、14…入力部、15…言語処理部、16…出力部、17…計時部、
20…腕時計型情報処理装置、31…発振回路31、32…水晶発振器、33…分周回路、34…時刻カウンタ、35…ドライバ回路、36…比較部、37…通訳制御部、38…受信部、39…制御部、40…測位計算ソフトウェア記憶部、41…時刻修正制御部、42…表示部

Claims (13)

  1. 自己の現在位置あるいは前記現在位置が属する領域を特定可能な情報を含む電波を受信して自己の現在位置を特定する現在位置特定部と、
    前記現在位置に基づいて翻訳対象あるいは通訳対象の複数の言語の種別を特定する言語特定部と、
    翻訳対象あるいは通訳対象の複数の言語の種別に基づいて翻訳処理あるいは通訳処理を行う言語処理部と、
    を備えたことを特徴とする言語情報処理装置。
  2. 請求項1記載の言語情報処理装置において、
    計時処理を行って時間情報を出力する計時部を備え、
    前記言語処理部は、前記翻訳処理あるいは前記通訳処理の対象である処理対象データおよび前記時間情報に基づいて前記翻訳処理あるいは前記通訳処理を行うことを特徴とする言語情報処理装置。
  3. 請求項2記載の言語情報処理装置において、
    前記言語処理部は、前記現在位置および前記時間情報に基づいて、当該現在位置における季節を判別する季節判別部を備え、判別した季節に基づいて前記翻訳処理あるいは前記通訳処理を行うことを特徴とする言語情報処理装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の言語情報処理装置において、
    入力音声の音声認識を行って入力音声データを出力する音声認識部を備え、
    前記言語処理部は、前記入力音声データを翻訳対象データあるいは通訳対象データとして前記翻訳処理あるいは前記通訳処理を行う、
    ことを特徴とする言語情報処理装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の言語情報処理装置において、
    前記翻訳処理の結果あるいは前記通訳処理の結果を音声合成出力する音声合成部を備えたことを特徴とする言語情報処理装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の言語情報処理装置において、
    前記現在位置特定部は、GPS衛星からの測位用電波を受信して前記自己の現在位置を特定することを特徴とする言語情報処理装置。
  7. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の言語情報処理装置において、
    前記現在位置特定部は、電波修正時計用電波を受信し、当該電波修正時計用電波の周波数およびタイムコードのうち、少なくとも前記周波数に基づいて前記自己の現在位置を特定することを特徴とする言語情報処理装置。
  8. 自己の現在位置あるいは前記現在位置が属する領域を特定可能な情報を含む電波を受信して自己の現在位置を特定する現在位置特定過程と、
    前記現在位置に基づいて翻訳対象あるいは通訳対象の複数の言語の種別を特定する言語特定過程と、
    翻訳対象あるいは通訳対象の複数の言語の種別に基づいて翻訳処理あるいは通訳処理を行う言語処理過程と、
    を備えたことを特徴とする言語情報処理方法。
  9. 請求項8記載の言語情報処理方法において、
    計時処理を行って時間情報を出力する計時過程を備え、
    前記言語処理過程は、前記翻訳処理あるいは前記通訳処理の対象である処理対象データおよび前記時間情報に基づいて前記翻訳処理あるいは前記通訳処理を行うことを特徴とする言語情報処理方法。
  10. 請求項9記載の言語情報処理方法において、
    前記言語処理過程は、前記現在位置および前記時間情報に基づいて、当該現在位置における季節を判別する季節判別過程を備え、判別した季節に基づいて前記翻訳処理あるいは前記通訳処理を行うことを特徴とする言語情報処理方法。
  11. 外部からの電波を受信する受信装置が接続されたコンピュータに言語情報処理を行わせるための制御プログラムにおいて、
    自己の現在位置あるいは前記現在位置が属する領域を特定可能な情報を含む電波を受信させ自己の現在位置を特定させ、
    前記現在位置に基づいて翻訳対象あるいは通訳対象の複数の言語の種別を特定させ、
    翻訳対象あるいは通訳対象の複数の言語の種別に基づいて翻訳処理あるいは通訳処理を行わせる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
  12. 請求項11記載の制御プログラムにおいて、
    計時処理を行わせて時間情報を出力させ、
    前記翻訳処理あるいは前記通訳処理の対象である処理対象データおよび前記時間情報に基づいて前記翻訳処理あるいは前記通訳処理を行わせる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
  13. 請求項11または請求項12記載の制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016177782A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 ウェアラブル装置及び翻訳システム
JP2019060682A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 カシオ計算機株式会社 無線通信装置、電子時計、表示形式決定方法、及びプログラム
JP2019082889A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 ニッタン株式会社 警報システム、及び警報装置

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