JP4951672B2 - 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法 - Google Patents

無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、データフレームにおけるオーバーヘッドの割合を低減することができる無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法に関する。
従来、無線LAN(例えば、IEEE802.11)などの無線通信システムでは、一般的に、無線信号の受信通信品質と、提供可能な通信速度とは、トレードオフの関係が成立する。このため、無線通信システムでは、無線信号の受信通信品質が劣化すると、有線通信システムと比較して伝送効率が大きく低下する問題がある。
具体的には、無線通信システムでは、受信通信品質の劣化に伴って通信速度が低下すると、ユーザデータの送受信に用いられるペイロードと、送信元や宛先のアドレスや制御情報などによって構成されるヘッダとによって構成されるデータフレームにおいて、ヘッダが占める割合、すなわち、オーバーヘッドの割合が高くなる問題がある。
そこで、データフレームにおけるオーバーヘッドの割合を低減するため、ヘッダに含まれる情報の送信を省略する方法が提案されている(例えば、特許文献1)。具体的には、ヘッダに含まれる制御情報(例えば、通信パラメータの設定情報)をデータフレーム毎に送信せず、所定数(例えば、3回)のデータフレーム毎に送信する。このような送信方法によってヘッダによって伝送すべき情報量が低減され、オーバーヘッドの割合を低減することができる。
特開2004−48115号公報(第11頁、第4図)
ところで、近年、無線通信技術の進歩に伴って、無線通信システムでも通信速度の高速化、つまり、通信容量の増大が実現されている。このような無線通信システムに関する方式として、“High Capacity-Spatial Division Multiple Access (HC-SDMA) WTSC- 2005-032 (ATIS/ANSI)”が知られている。また、当該方式に準拠した無線通信システムとして、iBurst(登録商標)が提供されている。
さらに、このような通信速度の高速化に伴い、有線通信システムにおいてデファクトスタンダードとなっているIEEE802.2 LLC、又はIEEE802.2 LLC及びIEEE 802.3(Ethernet、登録商標)の組み合わせを、当該無線通信システムの上位層プロトコルとして用いることが検討されている。
しかしながら、高速な通信速度を提供可能な当該無線通信システムでも、無線信号の受信通信品質が劣化した場合、通信速度は低下してしまう。また、上述したIEEE802.2 LLC及びIEEE 802.3が当該無線通信システムの上位層プロトコルとして用いられる場合、データフレームにおけるオーバーヘッドの割合がさらに高くなる。
そこで、上述したようなヘッダに含まれる情報の送信を省略する方法を用いることが考えられる。しかしながら、当該方法では、単に制御情報(例えば、通信パラメータの設定情報)の送信回数が調整されているだけである。したがって、データフレームの送信元や宛先のアドレス、具体的には、IEEE 802.3において規定されるMACアドレス(計12バイト)などの送信を省略することはできないといった問題がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、送信元や宛先のアドレスを含むヘッダの送信を省略することができる無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法を提供することを目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、第1無線通信装置と、前記第1無線通信装置と無線通信を実行する第2無線通信装置とを含む無線通信システムであって、前記第1無線通信装置は、送信対象であるデータフレームの第1送信元装置に割り当てられている第1送信元アドレスを示す第1省略送信元アドレス情報を前記第2無線通信装置に通知し、前記第2無線通信装置は、送信対象であるデータフレームの第2送信元装置に割り当てられている第2送信元アドレスを示す第2省略送信元アドレス情報を前記第1無線通信装置に通知し、前記第1無線通信装置は、前記第2無線通信装置に通知した前記第1省略送信元アドレス情報および前記第2無線通信装置から通知された前記第2省略送信元アドレス情報に基づいて、送信対象のデータフレームに含まれた前記第1送信元アドレスおよび前記第2送信元アドレスを省略し、かつ、該第1送信元アドレスおよび第2送信元アドレスが省略されたことを示す省略情報を前記データフレームに付加して前記第2無線通信装置へ送信し、前記第2無線通信装置は、前記省略情報が付加されたデータフレームを前記第1無線通信装置から受信すると、前記第1無線通信装置から通知されていた前記第1省略送信元アドレス情報に基づいて、前記データフレームの送信元を特定することを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、第2無線通信装置と無線通信を実行する無線通信装置であって、送信対象であるデータフレームの第1送信元装置に割り当てられている第1送信元アドレスを示す第1省略送信元アドレス情報を前記第2無線通信装置に通知する手段と、前記第2無線通信装置から、送信対象であるデータフレームの第2送信元装置に割り当てられている第2送信元アドレスを示す第2省略送信元アドレス情報を受信する手段と、前記第2無線通信装置に通知した前記第1省略送信元アドレス情報および前記第2無線通信装置から通知された前記第2省略送信元アドレス情報に基づいて、送信対象のデータフレームに含まれた前記第1送信元アドレスおよび前記第2送信元アドレスを省略し、かつ、該第1送信元アドレスおよび第2送信元アドレスが省略されたことを示す省略情報を前記データフレームに付加して前記第2無線通信装置へ送信する手段と、を備えることを要旨とする。
本発明の第の特徴は、本発明の第2の特徴に係り、前記送信手段は、データフレームが同報される場合、データフレームに含まれ、同報を示す宛先アドレスの送信を省略することを要旨とする。
本発明の第の特徴は、本発明の第2の特徴に係り、前記送信手段は、前記第送信元アドレスに代えてユーザデータを送信することを要旨とする。
本発明の第の特徴は、本発明の第の特徴に係り、前記送信手段は、前記第2送信元アドレスに代えてユーザデータを送信することを要旨とする。
本発明の第の特徴は、本発明の第2の特徴に係り、前記通知手段は、所定の閾値よりも多い回数検出された前記第1送信元アドレスを前記第1省略送信元アドレス情報として前記第2無線通信装置に通知することを要旨とする。
本発明の第の特徴は、第1無線通信装置と無線通信を実行する無線通信装置であって、前記第1無線通信装置から、送信対象であるデータフレームの第1送信元装置に割り当てられている第1送信元アドレスを示す第1省略送信元アドレス情報を受信する手段と、送信対象であるデータフレームの第2送信元装置に割り当てられている第2送信元アドレスを示す第2省略送信元アドレス情報を前記第1無線通信装置に通知する手段と、前記第1無線通信装置から、前記第1省略送信元アドレス情報および前記第2省略送信元アドレス情報に基づいて前記第1送信元アドレスおよび前記第2送信元アドレスが省略され、かつ、該第1送信元アドレスおよび第2送信元アドレスが省略されたことを示す省略情報が付加されたデータフレームを受信する手段と、前記省略情報が付加されたデータフレームを前記第1無線通信装置から受信すると、前記第1無線通信装置から通知されていた前記第1省略送信元アドレス情報に基づいて、前記データフレームの送信元を特定する手段と、を備えることを要旨とする。
本発明の第の特徴は、第1無線通信装置と、前記第1無線通信装置と無線通信を実行する第2無線通信装置とを含む無線通信システムにおいて、前記第1無線通信装置が、送信対象であるデータフレームの第1送信元装置に割り当てられている第1送信元アドレスを示す第1省略送信元アドレス情報を前記第2無線通信装置に通知し、かつ、前記第2無線通信装置が、送信対象であるデータフレームの第2送信元装置に割り当てられている第2送信元アドレスを示す第2省略送信元アドレス情報を前記第1無線通信装置に通知するステップと、前記第1無線通信装置が、前記第2無線通信装置に通知した前記第1省略送信元アドレス情報および前記第2無線通信装置から通知された前記第2省略送信元アドレス情報に基づいて、送信対象のデータフレームに含まれた前記第1送信元アドレスおよび前記第2送信元アドレスを省略し、かつ、該第1送信元アドレスおよび第2送信元アドレスが省略されたことを示す省略情報を前記データフレームに付加して前記第2無線通信装置へ送信するステップBと、前記第2無線通信装置が、前記省略情報が付加されたデータフレームを前記第1無線通信装置から受信すると、前記第1無線通信装置から通知されていた前記第1省略送信元アドレス情報に基づいて、前記データフレームの送信元を特定するステップ、を含むことを特徴とする無線通信方法。
本発明の第の特徴は、送信側無線通信装置と、前記送信側無線通信装置と無線通信を実行する受信側無線通信装置とを含む無線通信システムであって、前記送信側無線通信装置は、複数のフィールドによって構成されるデータフレームを取得するデータフレーム取得部と、前記データフレーム取得部によって取得された前記データフレームのフォーマットを判定するフォーマット判定部と、前記フォーマット判定部によって判定された前記フォーマットに基づき、前記データフレームに含まれ、予め定められた既定値を格納するフィールドを、前記受信側無線通信装置への送信を省略する省略フィールドとして特定する省略フィールド特定部と、前記フォーマット判定部によって判定された前記フォーマット及び前記省略フィールド特定部によって特定された前記省略フィールドを識別する識別情報と、前記データフレームに含まれ、前記省略フィールド以外のフィールドとを前記受信側無線通信装置へ送信する送信部とを備え、前記受信側無線通信装置は、前記送信側無線通信装置によって送信された前記識別情報及び前記フィールドを受信する受信部と、前記受信部が受信した前記識別情報に基づき、前記データフレームのフォーマット、及び前記省略フィールドを判定するとともに、前記省略フィールドに予め定められた既定値を補完するフォーマット補完部と、前記受信部が受信した前記フィールド、及び前記フォーマット補完部によって補完された前記省略フィールドを用いて、前記データフレームを再構成するデータフレーム再構成部とを備えることを要旨とする。
本発明の第10の特徴は、本発明の第の特徴に係り、前記識別情報は、複数のフラグの組み合わせによって構成されることを要旨とする。
本発明の第11の特徴は、本発明の第の特徴に係り、前記省略フィールド特定部は、前記データフレームに含まれ、所定のアルゴリズムによって算出された誤り検出情報を格納する誤り検出フィールドを前記省略フィールドとして特定し、前記データフレーム再構成部は、前記所定のアルゴリズムによって前記誤り検出情報を算出し、算出した前記誤り検出情報を、再構成される前記データフレームの誤り検出フィールドに格納することを要旨とする。
本発明の特徴によれば、送信元や宛先のアドレスを有するヘッダに含まれる情報要素の送信を省略することができる無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システムの概略構成図である。 図2は、本発明の実施形態に係る無線通信システムのプロトコルスタックを示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る無線通信端末の機能ブロック図である。 図4は、本発明の実施形態に係る無線基地局の機能ブロック図である。 図5は、本実施形態に係る無線通信システムにおいて用いられるデータフレームの構成を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る無線通信システムにおいて用いられるLLC圧縮ヘッダの構成を示す図である。 図7は、図6に示すLLC圧縮ヘッダに含まれるフラグフィールドの構成を示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係る無線通信システムにおいて用いられるフラグパターンとデータフレームフォーマットとの対応付けを示す図である。 図9は、本発明の実施形態に係る無線通信システムにおいて実行される頻出送信元MACアドレスの交換動作を示すシーケンス図である。 図10は、図9に示す頻出送信元MACアドレスの交換動作時に用いられるプリミティブメッセージの構成を示す図である。 図11は、本発明の実施形態に係る送信側無線通信装置においてLLC圧縮ヘッダを生成する動作を示すフローチャートである。 図12は、本発明の実施形態に係る受信側無線通信装置においてデータフレームを再構成する動作を示すフローチャートである。 図13は、本発明の比較例の無線通信システムのプロトコルスタックを示す図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。
以下においては、(1)全体概略構成、(2)無線通信システムの詳細構成、(3)データフレームの構成、(4)LLC圧縮ヘッダの構成、(5)フラグフィールドの構成、(6)無線通信システムの動作、(7)比較例、(8)作用・効果、の順で本実施形態について説明する。
(1) 全体概略構成
まず、本実施形態に係る無線通信システムの全体概略構成を、(1.1)無線通信システムの構成、(1.2)プロトコルスタックの順で説明する。本実施形態では、VoIP(Voice over Internet Protocol)に適用される無線通信システムについて説明する。
(1.1)無線通信システムの構成
図1は、本実施形態に係る無線通信システムの概略構成図である。図1に示すように、本実施形態に係る無線通信システムは、無線通信端末100、無線基地局200、クライアントPC300、ユーザインタフェース装置400、ゲートウェイ500、DHCPサーバ600、インターネット700、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ800及びSIP電話機900を備える。
本実施形態では、無線通信端末100と無線基地局200との無線通信は、iBurstに従って実行される。また、無線通信端末100は、IEEE 802.3/Ethernetによるローカルエリアネットワーク(LAN)701Aを介してクライアントPC300に接続される。無線基地局200は、無線通信端末100と無線通信を実行する。無線基地局200は、LAN701Bを介してDHCPサーバ600及びゲートウェイ500に接続される。
無線通信端末100は、クライアントPC300によって送信されるデータフレーム(IEEE 802.3/Ethernetパケット)を無線基地局200に中継する。無線基地局200は、無線通信端末100からのデータフレームをゲートウェイ500に中継する。
また、無線基地局200は、ゲートウェイ500によって送信されたデータフレームを無線通信端末100に中継する。無線通信端末100は、無線基地局200からのデータフレームをクライアントPC300に中継する。
このようにして、無線通信端末100及び無線基地局200は、IEEE 802.3/EthernetによるLANの一部をワイヤレス化する。すなわち、無線通信端末100側のLAN701A及び無線基地局200側のLAN701Bは、1つのLANとして機能する。
クライアントPC300には、SIP(RFC3261など)を利用する音声通信アプリケーションが実装されている。ユーザインタフェース装置400は、マイク、スピーカ及びキーパッド等を有し、ユーザとのインタフェースとして機能する。
DHCPサーバ600は、無線通信端末100及び無線基地局200を介してクライアントPC300と通信し、クライアントPC300にローカルIPアドレスを割り当てる。
ゲートウェイ500は、NAT(Network Address Translation)テーブルを用いて、ローカルIPアドレスとグローバルIPアドレスの変換を行う。ゲートウェイ500は、LAN701Bとインターネット700との仲介を行う。
クライアントPC300は、ゲートウェイ500の仲介によってインターネット700上の各装置と通信を行う。SIPサーバ800は、SIP電話機900及びクライアントPC300の呼制御などをSIPに従って実行する。以上の構成により、クライアントPC300及びSIP電話機900は、VoIPによる音声通信を実行可能である。
(1.2)プロトコルスタック
図2は、本実施形態に係る無線通信システムのプロトコルスタックを示す図である。図2に示すように、無線通信端末100及び無線基地局200には、ROHC(RObust Header Compression)が実装されている。
ROHCは、RTP/UDP/IPパケットヘッダの合計40バイトを最小で2バイトまで圧縮する。なお、VoIPによる音声通信では、2つのG729A(8Kbps)コーディックパケットが1つのRTP/UDP/IPパケットに格納される。
本実施形態では、LLC圧縮ヘッダを定義し、無線通信端末100及び無線基地局200が相互に送受信するデータフレームにおけるオーバーヘッドの割合を低減する。具体的には、無線通信端末100及び無線基地局200は、データフレームにおける送信元MACアドレス及び送信先MACアドレスを削減する。
無線通信端末100及び無線基地局200は、無線経路を確立した後、ユーザデータの転送に先立って頻出送信元MACアドレスの交換を行う。「頻出送信元MACアドレス」とは、データリンクヘッダにおける送信元MACアドレスとして頻繁に出現することが予想される送信元MACアドレスである。頻出送信元アドレスとしては、無線経路を確立するトリガとなったデータフレームを生成した機器のMACアドレスを選択することが好ましい。
クライアントPC300とSIP電話機900とがVoIPによる音声通信を行っている状態では、無線通信端末100から無線基地局200へのデータフレームのデータリンクヘッダは、送信元がクライアントPC300のMACアドレスとなり、送信先がゲートウェイ500のMACアドレスになることが予想される。
また、無線基地局200から無線通信端末100へのデータフレームのデータリンクヘッダでは、送信元がゲートウェイ500のMACアドレスとなり、送信先がクライアントPC300のMACアドレスとなることが予想される。
したがって、無線通信端末100における頻出送信元アドレスは、クライアントPC300のMACアドレスとなる。また、無線基地局200における頻出送信元アドレスは、ゲートウェイ500のMACアドレスとなる。
ただし、ARP(Address Resolution Protocol)テーブルの定期・不定期更新のためにARPパケットが交換されるようなことが予想される。この場合、必ずしも送信先、送信元が頻出送信元MACアドレスとは限らない。しかしながら、このようなパケットはVoIPによる音声通信におけるコーディックパケットに比べて頻度が少ないため、スループットを悪化させる大きな要因にはならない。
(2)無線通信システムの詳細構成
以下に、(2.1)無線通信端末100の構成、(2.2)無線基地局200の構成について説明する。
(2.1)無線通信端末の構成
図3は、無線通信端末100の機能ブロック図である。なお、以下、本発明との関連がある部分について主に説明する。したがって、無線通信端末100は、当該装置としての機能を実現する上で必須な、図示しない或いは説明を省略した論理ブロック(電源部など)を備える場合があることに留意されたい。
図3に示すように、無線通信端末100は、無線処理部101、中継処理部103、通信I/F部102、MACアドレス処理部104、MACアドレス通知部105、MACアドレス記憶部106、MACアドレス判定部107、データフレーム処理部108及びデータフレーム情報記憶部109を備える。
無線処理部101は、無線信号の送信及び受信を行う。無線処理部101には、LNA、パワーアンプ、アップコンバータ及びダウンコンバータなどが含まれる。通信I/F部102は、LAN701Aを介してクライアントPC300に接続される。
中継処理部103は、無線基地局200に送信されるデータフレームを受信し、当該データフレームを無線基地局200に中継する。中継処理部103は、クライアントPC300に送信されるデータフレームを受信し、当該データフレームをクライアントPC300に中継する。
MACアドレス処理部104は、中継処理部103が受信したデータフレームに含まれる送信元MACアドレスに基づき、頻出送信元MACアドレスを検出する。頻出送信元MACアドレスの検出方法としては、上述した方法の他に、所定の閾値よりも多い回数検出された送信元MACアドレスを頻出送信元MACアドレスとして検出しても良い。
MACアドレス通知部105は、MACアドレス処理部104によって検出された頻出送信元MACアドレスを、無線処理部101を用いて無線基地局200に通知する。
また、MACアドレス処理部104は、無線基地局200によって通知される頻出送信元MACアドレスを、頻出送信先MACアドレスとして検出する。検出された頻出送信元MACアドレス及び頻出送信先MACアドレスは、MACアドレス記憶部106に記憶される。
MACアドレス判定部107は、無線基地局200に送信するデータフレームに含まれる送信元MACアドレスと、MACアドレス記憶部106に記憶された頻出送信元MACアドレスとが一致するか否かを判定する。
無線基地局200に送信するデータフレームに含まれる送信元MACアドレスと、MACアドレス記憶部106に記憶された頻出送信元MACアドレスとが一致すると判定された場合、データフレーム処理部108は、送信元MACアドレスの送信を省略するとともに、送信元MACアドレスを省略したことを示すフラグ(FASMAフラグ=1)を当該データフレームに付加する。
さらに、MACアドレス判定部107は、無線基地局200に送信するデータフレームに含まれる送信先MACアドレスと、MACアドレス記憶部106に記憶された頻出送信先MACアドレスとが一致するか否かを判定する。
無線基地局200に送信するデータフレームに含まれる送信先MACアドレスと、MACアドレス記憶部106に記憶された頻出送信先MACアドレスとが一致すると判定された場合、データフレーム処理部108は、送信先MACアドレスの送信を省略するとともに、送信先MACアドレスを省略したことを示すフラグ(FADMAフラグ=1)を当該データフレームに付加する。
一方、無線基地局200からデータフレームを受信する場合、データフレーム処理部108は、当該データフレームのFASMAフラグ及びFADMAフラグを検査することで、送信先MACアドレス及び送信元MACアドレスが省略されているか否かを判定する。
なお、データリンクヘッダにおける送信先MACアドレス及び送信元MACアドレスの削減は、他のヘッダフィールドの削減と同時に実施するとより効果的である。例えば、無線リンクにおいて下位層でCRC等の計算により、不一致であるパケットを削除し、誤りの無いデータを上位に透過する仕組みがあることが通常である。
したがって、データフレームにおいて、伝送経路上での誤りを検出するためのFCSフィールドについては送信側で削除し、受信側で再計算することによりFCSフィールドの送信を省略することができる。また、ヘッダフィールドの中で既定値となるフィールドは、受信側で補完することにより、送信を省略することができる。FCSフィールドや既定値フィールドの削除及び補完処理は、データフレーム処理部108によって実行される。
データフレーム情報記憶部109は、データフレームのフォーマットなどを特定するための情報(図8参照)を記憶する。
(2.2)無線基地局の構成
図4は、無線基地局200の機能ブロック図である。図4に示すように、無線基地局200は、無線処理部201、通信I/F部202、中継処理部203、MACアドレス処理部204、MACアドレス通知部205、MACアドレス記憶部206、MACアドレス判定部207、データフレーム処理部208及びデータフレーム情報記憶部209を備える。
通信I/F部202は、LAN701Bを介してゲートウェイ500及びDHCPサーバ600に接続される。その他の構成については、無線通信端末100の構成と同様である。
(3)データフレームの構成
次に、本実施形態に係る無線通信システムにおいて用いられるデータフレームの構成について説明する。図5は、データフレームの構成を示す図である。
図5に示すように、本実施形態に係る無線通信システムにおいては、4種類のデータフレームフォーマットが使用可能である。
図5(a)は、Ethernet IIデータフレームを示している。図5(b)は、IEEE 802.3 Rawデータフレームを示している。Ethernet IIデータフレーム及びIEEE 802.3 Rawデータフレームは、データリンクヘッダ、データ及びFCS(Frame Check Sequence)を有する。
Ethernet IIデータフレーム及びIEEE 802.3 Rawデータフレームにおいては、データリンクヘッダ及びFCSが圧縮(省略)対象となる。具体的には、データリンクヘッダから、LLC圧縮ヘッダ(図6参照)が生成される。
図5(c)は、IEEE802.2 LLCデータフレームを示している。IEEE802.2 LLCデータフレームは、データリンクヘッダ、LLCヘッダ、データ及びFCSを有する。IEEE802.2 LLCデータフレームにおいては、データリンクヘッダ、LLCヘッダ及びFCSが圧縮(省略)対象となる。データリンクヘッダ及びLLCヘッダから、LLC圧縮ヘッダが生成される。
図5(d)は、IEEE 802.2 SNAPデータフレームを示している。IEEE802.2 LLCデータフレームは、データリンクヘッダ、LLCヘッダ、SNAPヘッダ、データ及びFCSを有する。IEEE802.2 LLCデータフレームにおいては、データリンクヘッダ、LLCヘッダ、SNAPヘッダ及びFCSが圧縮(省略)対象となる。データリンクヘッダ、LLCヘッダ及びSNAPヘッダから、LLC圧縮ヘッダが生成される。
以下においては、データフレームからデータリンクヘッダを除いたデータ列を適宜「データリンクペイロード」と呼ぶ。
(4)LLC圧縮ヘッダの構成
次に、本実施形態に係る無線通信システムにおいて用いられるLLC圧縮ヘッダの構成について説明する。図6は、LLC圧縮ヘッダの構成を示す図である。
図6に示すように、LLC圧縮ヘッダは、フラグフィールド、送信先MACアドレスフィールド、送信元MACアドレスフィールド、DSAP/SSAPフィールド、CTRLフィールド及びタイプフィールドを有する。
フラグフィールドは、後続するフィールドの有無を示すフラグ列を格納する。
送信先MACアドレスフィールドは、データリンクヘッダにおける送信先MACアドレスを格納する。
送信元MACアドレスフィールドは、データリンクヘッダにおける送信元MACアドレスを格納する。
DSAP/SSAPフィールドは、LLCヘッダにおけるDSAP及びSSAPを格納する。
CTRLフィールドは、LLCヘッダにおけるCTRLを格納する。
タイプフィールドは、データリンクヘッダにおけるタイプ、もしくはSNAPヘッダにおけるタイプを格納する。
上述した4種類のデータフレームフォーマットのいずれにおいても、LLC圧縮ヘッダに含まれるフィールドによって、対応するフィールドが埋められる。また、送信が省略されるフィールドは、ネゴシエーションを行った値、もしくは既定値で埋められる。なお、FCSフィールド以外のすべてのフィールドが埋められた後、FCSが再計算される。
(5)フラグフィールドの構成
次に、本実施形態に係る無線通信システムにおいて用いられるフラグフィールドの構成について説明する。図7は、フラグフィールドの構成を示す図である。図8は、フラグパターンとデータフレームフォーマットとの対応付けを示す図である。
図7に示すように、フラグフィールドは、MSGフラグ、BCフラグ、FADMAフラグ、FASMAフラグ、RAWフラグ、SNAPフラグ、TYPEフラグ及びRESフラグを有する。
MSGフラグは、伝達されたパケットが、頻出送信元MACアドレスを格納するプリミティブメッセージであるか、又はLLC圧縮ヘッダフレームであるかを識別するフラグである。LLC圧縮ヘッダの場合、MSGフラグは0である。
BCフラグは、送信先MACアドレスが同報(ブロードキャストアドレス)であるか否かを識別するフラグである。BCフラグは、送信先MACアドレスがオールFFhである場合に1となる。すなわち、BCフラグが1である場合、LLC圧縮ヘッダには送信先MACアドレスフィールドは存在しない。BCフラグが1の場合は、FADMAフラグは0となる。
FADMAフラグは、送信先MACアドレスが省略されているか否かを識別するフラグである。FADMAフラグは、送信先MACアドレスと頻出送信先MACアドレスとが一致した場合に1となる。FADMAフラグが1である場合、LLC圧縮ヘッダには送信先MACアドレスフィールドは存在しない。FADMAフラグが1である場合、BCフラグは0となる。BCフラグとFADMAフラグの両方が0である場合、LLC圧縮ヘッダには送信先MACアドレスフィールドが存在する。
FASMAフラグは、送信元MACアドレスが省略されているか否かを識別するフラグである。FASMAフラグは、送信元MACアドレスが頻出送信元MACアドレスと一致した場合に1となる。FASMAフラグが1である場合、圧縮ヘッダには送信元MACアドレスフィールドは存在しない。FASMAフラグが0で有る場合、LLC圧縮ヘッダには送信元MACアドレスフィールドが存在する。
RAWフラグは、以下の条件をすべて満たす場合に1となる。
・データリンクヘッダのタイプフィールドの値が1500以下
・データリンクペイロードの最初と2番目のデータが共にFFh
RAWフラグが1である場合、データリンクペイロードの先頭2バイトの送信が省略される。RAWフラグが1の場合、SNAPフラグ及びTYPEフラグは0となる。
SNAPフラグは、以下の条件をすべて満たす場合1となる。
・データリンクヘッダのタイプフィールドの値が1500以下
・データリンクペイロードの最初と2番目のデータが共にAAh
SNAPフラグが1の場合、LLC圧縮ヘッダのDSAPフィールド、SSAPフィールド、CTRLフィールド、及びSNAPヘッダのベンダIDフィールドの伝送が省略される。また、SNAPヘッダのタイプフィールドがIPを示す0800hである場合、SNAPヘッダのタイプフィールドの伝送も省略される。SNAPヘッダのタイプフィールドの伝送が省略されるとき、TYPEフラグは0となる。
TYPEフラグは、以下のいずれかの条件を満足した場合1となる。
・データリンクヘッダのタイプフィールドの値が1500を越える
・SNAPフラグが1であり、かつSNAPヘッダのタイプフィールドがIPを示す0800h
TYPEフラグが1の場合、データリンクヘッダのタイプフィールド、もしくはSNAPヘッダのタイプフィールドがLLC圧縮ヘッダに存在する。SNAPフラグが1であり、TYPEフラグが0である場合、SNAPヘッダにおけるタイプフィールドの伝送は省略される。NSAPフラグが0であり、TYPEフラグが0である場合、データリンクヘッダにおけるタイプフィールドの伝送は省略される。なお、RESフラグは意味を持たない。
(6)無線通信システムの動作
次に、本実施形態に係る無線通信システムの動作について説明する。以下、(6.1)頻出送信元MACアドレスの交換動作、(6.2)送信側無線通信装置の動作、(6.3)受信側無線通信装置の動作、の順で説明する。なお、無線通信端末100から無線基地局200へデータフレームを送信する場合の動作について説明する。
(6.1)頻出送信元MACアドレスの交換動作
図9は、頻出送信元MACアドレスの交換動作を示すシーケンス図である。
ステップS101において、無線通信端末100及び無線基地局200は、無線経路を確立する。
ステップS102において、無線通信端末100は、頻出送信元MACアドレス(ここ・BR>ナは、クライアントPC300のMACアドレス)を無線基地局200に通知する。無線基地局200は、無線通信端末100から受信した頻出送信元MACアドレスを、頻出送信先MACアドレスとして記憶する。
ステップS103において、無線基地局200は、頻出送信元MACアドレス(ここでは、ゲートウェイ500のMACアドレス)を無線通信端末100に通知する。無線通信端末100は、無線基地局200から受信した頻出送信元MACアドレスを、頻出送信先MACアドレスとして記憶する。
ステップS104において、無線通信端末100は、ユーザデータを含むデータフレームを無線基地局200に送信する。当該データフレームは、LLC圧縮ヘッダによって圧縮されている。無線基地局200では、LLC圧縮ヘッダから、元のデータフレームを再構成する。
ステップS105において、無線基地局200は、ユーザデータを含むデータフレームを無線通信端末100に送信する。当該データフレームは、LLC圧縮ヘッダによって圧縮されている。無線通信端末100では、LLC圧縮ヘッダから元のデータフレームを再構成する。
図10は、図9のステップS102及びステップS103において用いられるプリミティブメッセージを示す図である。図10に示すように、プリミティブメッセージは、頻出送信元MACアドレスを格納する。プリミティブメッセージのMSGフラグは、1に設定されている。
(6.2)送信側無線通信装置の動作
次に、無線通信端末100の動作について説明する。図11は、無線通信端末100において、LLC圧縮ヘッダを生成する動作を示すフローチャートである。
(6.2.1)MACアドレス省略動作
ステップS201において、無線通信端末100は、上位層(クライアントPC300)から送信データを取得する。
ステップS202において、無線通信端末100は、送信先MACアドレスがすべてFFhであるか否か、すなわち、送信先MACアドレスがブロードキャストアドレスであるか否かを判定する。送信先MACアドレスがブロードキャストアドレスである場合、処理がステップS203に進む。ステップS203では、無線通信端末100は、BCフラグに1を設定する。一方、送信先MACアドレスがブロードキャストアドレスでない場合、処理がステップS204に進む。
ステップS204において、無線通信端末100は、送信先MACアドレスと頻出送信先MACアドレスとが一致するか否かを判定する。送信先MACアドレスと頻出送信先MACアドレスとが一致する場合、処理がステップS205に進む。ステップS205では、無線通信端末100は、BCフラグに0を設定し、FADMAフラグに1を設定する。
一方、送信先MACアドレスが頻出送信先MACアドレスと一致しない場合、処理がステップS206に進む。ステップS206では、無線通信端末100は、BCフラグ及びFADMAフラグに0を設定するとともに、LLC圧縮ヘッダに送信先MACアドレスのフィールドを追加する。
ステップS207において、無線通信端末100は、送信元MACアドレスと頻出送信元MACアドレスとが一致するか否かを判定する。送信元MACアドレスと頻出送信元MACアドレスとが一致する場合、処理がステップS208に進む。ステップS208では、無線通信端末100は、FASMAフラグに1を設定する。
一方、送信元MACアドレスと頻出送信元MACアドレスとが一致しない場合、処理がステップS209に進む。ステップS209では、無線通信端末100は、FASMAフラグに0を設定するとともに、LLC圧縮ヘッダに送信元MACアドレスのフィールドを追加する。
(6.2.2)既定値フィールド省略動作
次に、既定値フィールド省略動作について説明する。ヘッダフィールドの中で既定値となるフィールドは、受信側で補完することによって、送信を省略することができる。
ステップS210において、無線通信端末100は、データリンクヘッダのタイプ又はレングスフィールドが1500を超えるか否かを判定する。データリンクヘッダのタイプ又はレングスフィールドが1500を超える場合、処理がステップS211に進む。ステップS211では、無線通信端末100は、SNAPフラグに0を、TYPEフラグに1を、RAWフラグに0をそれぞれ設定する。また、無線通信端末100は、LLC圧縮ヘッダにタイプ(又はレングス)フィールドを追加する。一方、データリンクヘッダのタイプ又はレングスフィールドが1500以下である場合、処理がステップS212に進む。
ステップS212において、無線通信端末100は、データリンクペイロードの先頭がFFFFhであるか否かを判定する。データリンクペイロードの先頭がFFFFhである場合、処理がステップS213に進む。ステップS213では、無線通信端末100は、SNAPフラグに0を、RAWフラグに1を、TYPEフラグに0をそれぞれ設定する。一方、データリンクペイロードの先頭がFFFFhでない場合、処理がステップS214に進む。
ステップS214において、無線通信端末100は、データリンクペイロードの先頭がAAAAhであるか否かを判定する。データリンクペイロードの先頭がAAAAhである場合、処理がステップS215に進む。
一方、データリンクペイロードの先頭がAAAAhでない場合、処理がステップS216に進む。ステップS216では、無線通信端末100は、SNAPフラグに0を、RAWフラグに0を、TYPEフラグに0をそれぞれ設定する。また、無線通信端末100は、LLC圧縮ヘッダにDSAP/SSAPフィールド及びCTRLフィールドを追加する。
ステップS215において、無線通信端末100は、SNAPヘッダのタイプフィールドが0800hであるか否かを判定する。SNAPヘッダのタイプフィールドが0800hである場合、処理がステップS217に進む。ステップS217では、無線通信端末100は、SNAPフラグに1を、RAWフラグに0を、TYPEフラグに0をそれぞれ設定する。
一方、SNAPヘッダのタイプフィールドが0800hでない場合、処理がステップS218に進む。ステップS218では、無線通信端末100は、SNAPフラグに1を、RAWフラグに0を、TYPEフラグに1をそれぞれ設定する。また、無線通信端末100は、LLC圧縮ヘッダにタイプフィールドを追加する。
(6.3)受信側無線通信装置の動作
次に、本実施形態に係る無線基地局200の動作について説明する。図12は、無線基地局200において、LLC圧縮ヘッダの構造を推定する動作を示すフローチャートである。
受信側(ここでは無線基地局200)によるLLC圧縮ヘッダの解析を行う方法を以下に説明する。受信側は、通信相手(ここでは無線通信端末100)からデータフレームを受信した際、最初のオクテットのMSGを検査し、プリミティブメッセージであるか、LLC圧縮ヘッダを含むフレームであるかを判断する。LLC圧縮ヘッダを含むフレームである場合、フラグフィールドの解析を行う。受信側は、フラグフィールドを解析することにより、圧縮前のヘッダ構造を推定する。
(6.3.1)MACアドレス補完動作
ステップS301において、無線基地局200は、無線通信端末100からデータフレームを受信する。
ステップS302において、無線基地局200は、フラグフィールドのBCフラグが1であるか否かを判定する。フラグフィールドのBCフラグが1である場合、処理がステップS303に進む。ステップS303では、無線基地局200は、送信先MACアドレスがすべてFFh(ブロードキャストアドレス)であると判定する。一方、フラグフィールドのBCフラグが0である場合、処理がステップS304に進む。
ステップS304において、無線基地局200は、フラグフィールドのFADMAフラグが1であるか否かを判定する。フラグフィールドのFADMAフラグが1である場合、処理がステップS305に進む。ステップS305では、無線基地局200は、送信先MACアドレスが頻出送信元MACアドレスであると判定する。
一方、フラグフィールドのFADMAフラグが0である場合、処理がステップS306に進む。ステップS306では、無線基地局200は、送信先MACアドレスがLLC圧縮ヘッダに含まれていると判定する。
ステップS307において、無線基地局200は、フラグフィールドのFASMAフラグが1であるか否かを判定する。フラグフィールドのFASMAフラグが1である場合、処理がステップS308に進む。ステップS308では、無線基地局200は、送信元MACアドレスが頻出送信先MACアドレスであると判定する。
一方、フラグフィールドのFASMAフラグが0である場合、処理がステップS309に進む。ステップS309では、無線基地局200は、送信元MACアドレスがLLC圧縮ヘッダに含まれていると判定する。
(6.3.2)既定値フィールド補完動作
次に、既定値フィールド補完動作について説明する。ヘッダフィールドの中で既定値となるフィールドは、送信が省略されているため、受信側で補完する必要がある。
ステップS310において、無線基地局200は、フラグフィールドのRAWフラグが1であるか否かを判定する。フラグフィールドのRAWフラグが1である場合、処理がステップS311に進む。ステップS311では、無線基地局200は、他のフィールド(DSAP/SSAPフィールド、CTRLフィールド及びタイプフィールド)がLLC圧縮ヘッダに含まれていないと判定する。
ステップS312において、無線基地局200は、フラグフィールドのSNAPフラグが1であるか否かを判定する。フラグフィールドのSNAPフラグが1である場合、処理がステップS313に進む。一方、フラグフィールドのSNAPフラグが0である場合、処理がステップS314に進む。
ステップS313において、無線基地局200は、フラグフィールドのTYPEフラグが1であるか否かを判定する。フラグフィールドのTYPEフラグが1である場合、処理がステップS317に進む。ステップS317では、無線基地局200は、タイプフィールドがLLC圧縮ヘッダに含まれていると判定する。また、無線基地局200は、ヘッダ構造が802.2 SNAPデータフレームであると判定する。
一方、フラグフィールドのTYPEフラグが0である場合、処理がステップS318に進む。ステップS318では、無線基地局200は、他のフィールド(DSAP/SSAPフィールド、CTRLフィールド及びタイプフィールド)がLLC圧縮ヘッダに含まれないと判定する。また、無線基地局200は、ヘッダ構造が802.2 SNAPデータフレームであると判定するとともに、タイプフィールドが0800hであると判定する。
ステップS314において、無線基地局200は、フラグフィールドのTYPEフラグが1であるか否かを判定する。フラグフィールドのTYPEフラグが1である場合、処理がステップS315に進む。ステップS315では、無線基地局200は、タイプフィールドがLLC圧縮ヘッダに含まれていると判定する。また、無線基地局200は、ヘッダ構造がEthernet IIデータフレームであると判定する。
一方、フラグフィールドのTYPEフラグが0である場合、処理がステップS316に進む。ステップS316では、無線基地局200は、DSAP/SSAPフィールド及びCTRLフィールドがLLC圧縮ヘッダに含まれていると判定する。また、無線基地局200は、ヘッダ構造が802.2 LLCデータフレームであると判定する。
(7)比較例
次に、比較例を挙げて、本実施形態によって得られる効果を明らかにする。図13は、本比較例の無線通信システムのプロトコルスタックを示す図である。
図13では、IEEE802.2 LLC/IEEE 802.3プロトコルヘッダに関しては何の操作をしていない。したがって、図5(d)に示したIEEE 802.2 SNAPデータフレームが使用される場合、SNAPヘッダ5バイト、IEEE802.2 LLCヘッダ3バイト、データリンクヘッダ14バイト、FCSの4バイトの合計26バイトがオーバーヘッドとなる。
G729A(8Kbps)をIPベースで用いたVoIPによる音声通信の場合、コーディックペイロードを2つ含むRTP/UDP/IPパケットが20msec毎に発生する。RTP/UDP/IPパケットをROHC圧縮により2バイト相当まで圧縮したとして、コーディックペイロード2つ分で20バイト、ROHCヘッダが2バイトであり合計として22バイトにしかならない。IPベースの音声パケットを運搬するのに、26バイトのオーバーヘッドが発生するということは、運搬するべきデータの倍以上のオーバーヘッドとなる。
これに対して、上述した実施形態では、理想的には26バイトのIEEE802.2 LLC/IEEE 802.3ヘッダがLLC圧縮ヘッダ1オクテットに圧縮される。コーディックがG729A(8Kbps)で2コーディックペイロードを1つのIPパケットで運搬する場合、IPパケットは20msecに1回発生するので、(26−1)*8*(1/0.02)=10000(bps)のスループットを節約することができる。
データリンクヘッダの送信先MACアドレス及び送信元MACアドレスのみに着目した場合は、合計12オクテットのフィールドが3ビットのフラグ列に圧縮される。フラグ列を示すのに1オクテット必要であるとして、(12−1)*8*(1/0.02)=4400bpsのスループットを節約することができる。
(8)作用・効果
以上説明した本実施形態によれば、無線通信端末100は、クライアントPC300のMACアドレスを頻出送信元MACアドレスとして無線基地局200に通知する。また、無線通信端末100は、無線基地局200に送信するデータフレームの送信元MACアドレスと、頻出送信元MACアドレスとが一致する場合、当該データフレームの送信元MACアドレスの送信を省略するとともに、送信元MACアドレスを省略したことを示すFASMAフラグを1に設定する。
無線基地局200は、受信したデータフレームのFASMAフラグが1である場合、受信した頻出送信元MACアドレスに基づいて、当該データフレームの送信元装置を特定する。したがって、無線通信端末100は、送信元MACアドレスの送信を省略することができる。
また、無線通信端末100は、ゲートウェイ500のMACアドレスを頻出送信先MACアドレスとして用いて、データフレームの送信先MACアドレスの送信を省略する。
したがって、無線通信端末100と無線基地局200との間におけるオーバーヘッドを減らすことにより、無線通信のような帯域の狭い伝送方式において、VoIP等のリアルタイム通信に適した伝送経路を提供することができる。
さらに、無線通信端末100は、送信元MACアドレスや送信先MACアドレスの送信に代えて、ゲートウェイ500宛てのユーザデータを送信することによって、ユーザデータのスループットを向上させることができる。
無線通信端末100は、所定の閾値よりも多い回数検出された送信元MACアドレスを頻出送信元MACアドレスとして無線基地局200に通知することによって、実際の使用状況に即した頻出送信元MACアドレスを無線基地局200に通知可能となる。このため、頻出送信元MACアドレスを効率よく省略することができ、送信元MACアドレスの送信に代えて、ゲートウェイ500宛てのユーザデータを送信することによって、ユーザデータのスループットを向上させることができる。
無線通信端末100は、無線基地局200に送信されるデータフレームの送信先MACアドレスがブロードキャストアドレスであるか否かを判定し、ブロードキャストアドレスである場合には当該送信先MACアドレスの送信を省略するとともに、BCフラグに1を設定する。これにより、送信先MACアドレスがブロードキャストアドレスであっても、送信先MACアドレスを省略可能となる。したがって、ブロードキャストアドレスの送信に代えて、ゲートウェイ500宛てのユーザデータを送信することによって、ユーザデータのスループットを向上させることができる。
(その他の実施形態)
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、上述した実施形態では、頻出送信先MACアドレス及び頻出送信元MACアドレスがそれぞれ1つであったが、複数の頻出送信先MACアドレス及び複数の頻出送信元MACアドレスを使用してもよい。この場合、FADMAフラグやFASMAフラグのビット数を増やすことによって複数の頻出送信先MACアドレス及び複数の頻出送信元MACアドレスを識別可能である。
また、上述した実施形態では、無線基地局200及びゲートウェイ500が個別に設けられていたが、ゲートウェイ500の機能を無線基地局200に持たせる構成としてもよい。
上述した実施形態では、無線通信端末100から無線基地局200へデータフレームを送信する場合の動作を説明したが、無線基地局200から無線通信端末100へデータフレームを送信する場合においても、上述した動作と同様の動作が実行される。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明によれば、送信元や宛先のアドレスを有するヘッダに含まれる情報要素の送信を省略することができるため、移動体通信などの無線通信において有用である。

Claims (8)

  1. 第1無線通信装置と、前記第1無線通信装置と無線通信を実行する第2無線通信装置とを含む無線通信システムであって、
    前記第1無線通信装置は、送信対象であるデータフレームの第1送信元装置に割り当てられている第1送信元アドレスを示す第1省略送信元アドレス情報を前記第2無線通信装置に通知し、
    前記第2無線通信装置は、送信対象であるデータフレームの第2送信元装置に割り当てられている第2送信元アドレスを示す第2省略送信元アドレス情報を前記第1無線通信装置に通知し、
    前記第1無線通信装置は、前記第2無線通信装置に通知した前記第1省略送信元アドレス情報および前記第2無線通信装置から通知された前記第2省略送信元アドレス情報に基づいて、送信対象のデータフレームに含まれた前記第1送信元アドレスおよび前記第2送信元アドレスを省略し、かつ、該第1送信元アドレスおよび第2送信元アドレスが省略されたことを示す省略情報を前記データフレームに付加して前記第2無線通信装置へ送信し
    前記第2無線通信装置は、前記省略情報が付加されたデータフレームを前記第1無線通信装置から受信すると、前記第1無線通信装置から通知されていた前記第1省略送信元アドレス情報に基づいて、前記データフレームの送信元を特定する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 第2無線通信装置と無線通信を実行する無線通信装置であって、
    送信対象であるデータフレームの第1送信元装置に割り当てられている第1送信元アドレスを示す第1省略送信元アドレス情報を前記第2無線通信装置に通知する通知手段と、
    前記第2無線通信装置から、送信対象であるデータフレームの第2送信元装置に割り当てられている第2送信元アドレスを示す第2省略送信元アドレス情報を受信する受信手段と、
    前記第2無線通信装置に通知した前記第1省略送信元アドレス情報および前記第2無線通信装置から通知された前記第2省略送信元アドレス情報に基づいて、送信対象のデータフレームに含まれた前記第1送信元アドレスおよび前記第2送信元アドレスを省略し、かつ、該第1送信元アドレスおよび第2送信元アドレスが省略されたことを示す省略情報を前記データフレームに付加して前記第2無線通信装置へ送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  3. 前記送信手段は、データフレームが同報される場合、データフレームに含まれ、同報を示す宛先アドレスの送信を省略する請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記送信手段は、前記第送信元アドレスに代えてユーザデータを送信する請求項2に記載の無線通信装置。
  5. 前記送信手段は、前記第2送信元アドレスに代えてユーザデータを送信する請求項に記載の無線通信装置。
  6. 前記通知手段は、所定の閾値よりも多い回数検出された前記第1送信元アドレスを前記第1省略送信元アドレス情報として前記第2無線通信装置に通知する請求項2に記載の無線通信装置。
  7. 第1無線通信装置と無線通信を実行する無線通信装置であって、
    前記第1無線通信装置から、送信対象であるデータフレームの第1送信元装置に割り当てられている第1送信元アドレスを示す第1省略送信元アドレス情報を受信する手段と、
    送信対象であるデータフレームの第2送信元装置に割り当てられている第2送信元アドレスを示す第2省略送信元アドレス情報を前記第1無線通信装置に通知する手段と、
    前記第1無線通信装置から、前記第1省略送信元アドレス情報および前記第2省略送信元アドレス情報に基づいて前記第1送信元アドレスおよび前記第2送信元アドレスが省略され、かつ、該第1送信元アドレスおよび第2送信元アドレスが省略されたことを示す省略情報が付加されたデータフレームを受信する手段と、
    前記省略情報が付加されたデータフレームを前記第1無線通信装置から受信すると、前記第1無線通信装置から通知されていた前記第1省略送信元アドレス情報に基づいて、前記データフレームの送信元を特定する手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  8. 第1無線通信装置と、前記第1無線通信装置と無線通信を実行する第2無線通信装置とを含む無線通信システムにおいて
    前記第1無線通信装置が、送信対象であるデータフレームの第1送信元装置に割り当てられている第1送信元アドレスを示す第1省略送信元アドレス情報を前記第2無線通信装置に通知し、かつ、前記第2無線通信装置が、送信対象であるデータフレームの第2送信元装置に割り当てられている第2送信元アドレスを示す第2省略送信元アドレス情報を前記第1無線通信装置に通知するステップと、
    前記第1無線通信装置が、前記第2無線通信装置に通知した前記第1省略送信元アドレス情報および前記第2無線通信装置から通知された前記第2省略送信元アドレス情報に基づいて、送信対象のデータフレームに含まれた前記第1送信元アドレスおよび前記第2送信元アドレスを省略し、かつ、該第1送信元アドレスおよび第2送信元アドレスが省略されたことを示す省略情報を前記データフレームに付加して前記第2無線通信装置へ送信するステップBと、
    前記第2無線通信装置が、前記省略情報が付加されたデータフレームを前記第1無線通信装置から受信すると、前記第1無線通信装置から通知されていた前記第1省略送信元アドレス情報に基づいて、前記データフレームの送信元を特定するステップ
    を含むことを特徴とする無線通信方法。
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