JP4951473B2 - 濾過装置 - Google Patents

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JP4951473B2
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Description

本発明は、河川湖沼水の原水中の有害物質を検査する検査機器に入水する試験水が、高濁度で検査の支障を起こさないための試験水の濾過を行う濾過装置の技術に関する。
昔から表流水や浅井戸や伏流水などを飲料に使用する場合は、砂濾過式が一般家庭で多く使用されてきた歴史があり砂濾過は周知であるが、濾過砂に濾過した滓や塵が付着するため、頻繁に砂を洗浄しなければ濾過能力が低下する欠点が砂濾過式にはあった、そのため砂濾過の濾過能力を持続的に保持するため、濾過砂の洗浄を自動的に行う技術がある。
近年は、水道水の原料である河川湖沼水の原水に有害物質が混入する事故を未然に防止するために各種の検査や監視が常時行われている、水道法では50品目の有害物資の検査を義務付けているし、急性毒物に関しては魚類の飼育監視が義務付けられている、そのため各種の検査機器に供給す試験原水の濁度除去が行われる、雨が降ると河川湖沼水は濁り高濁度水となる、高濁度水は検査に支障が生じるため濾過装置が実用に供されている。
特開2005−161229号公報 特開2003−265906号公報 特開平特開平9−94407号公報
しかし、従来の濾過装置は以下の問題があった。
(1)
試験水は少量のため濾過は濾布によるフイルター式を採用する場合が多いが、フイルター式は高濁度水では急速に目詰まりを起こす、濾布の自動洗浄式は高額で装置も複雑で処理水量も多いため、試験水用では通常は使われずに不便だが頻繁に濾布の取替えを行っていた、頻繁な取替え作業のため原水試験にも支障をきたしていた。
(2)
砂濾過式は水道原水処理の大型濾過設備では通常使用されているが、少量の試験水では使用事例は少なく、例え使用されていても砂濾過式はフイルター式に比べて形状を大きく、自動洗浄をしない場合は濾過砂を定期的に取り替えるか、洗浄を必要とし不便であった。
(3)
試験水用の高濁度を濾過砂で処理し、自動洗浄を行う本発明に該当する製品の開発が近年試みられているが、いずれも高濁度水が濾過されないとか、濾過砂が自動洗浄されないとか、濾過水に濾過砂が混ざっていたとか、洗浄された汚水が排出されず濾過砂に混じるとか、不都合な点が多く見られ本来の課題を解決するまでに至っていない。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、中空円柱の中空部に逆洗管とエアー管を挿通し、エアー管は逆洗管内に挿入し、エアー管と逆洗管の下部には、底部が開孔された皿状の上部漏斗皿と底部が閉口された皿状の下部漏斗皿の二枚の漏斗皿で構成されていて二枚の漏斗皿は上下方向に空間を確保するため連結板で橋架された構成の漏斗型濾過金具を具備し、漏斗型濾過金具の上部の中空円柱内には濾過砂が充填され、中空円柱の下部には濾過砂が充填された二枚の漏斗皿間に原水を入水する原水入水口を備え、濾過砂が充填された中空円柱の上部には濾過砂で濾過された濾過水を取水する取水口を備え、濾過砂より上部の中空円柱には逆洗水排出口を備え、逆洗管の上端部には濾過砂の上部に混合水を吐出するT型逆洗管を備え、エアー管からエアーが漏斗型濾過金具における下部漏斗皿の底部に噴出し、漏斗型濾過金具に流入した濾過砂と原水を噴出したエアーで混合し、混合水を逆洗管とエアー管の隙間を通過して上部のT型逆洗管から濾過砂の上部に吐出し、逆洗水を逆洗水排出口から排出させるように構成されていることを特徴と
本発明は、濾過砂を自動洗浄することで面倒な濾過砂の取替えや洗浄の必要がなく濾過水を安定的に取水できる。
本発明に係る濾過装置によれば、中空円柱の中空部に逆洗管とエアー管を挿通し、エアー管は逆洗管内に挿入し、エアー管と逆洗管の下部に漏斗型濾過金具を具備し、エアー管からエアーが漏斗型濾過金具の底部に噴出し、漏斗型濾過金具に流入した濾過砂と原水を噴出したエアーで混合し、混合水を逆洗管とエアー管の隙間を通過して上部のT型逆洗管から吐出し、濾過砂の常時自動洗浄を行う。
また、具備する漏斗型濾過金具は上部漏斗皿と下部漏斗皿の二枚の漏斗皿で構成され、二枚の漏斗皿は空間を確保するため連結板で橋架し、上部漏斗皿の底部は開孔され、下部漏斗皿の底部は閉口され、上部漏斗皿の底部の開孔部と下部漏斗皿の底部の近接位置にエアー管を挿入したラッパ型逆洗管を装着する。
また、具備する漏斗型濾過金具の上部漏斗皿と下部漏斗皿の空間部に濾過砂を安息角で充填し、その濾過砂によって原水を濾過し、その濾過した原水は上部漏斗皿の底部の開孔を通過して上向し、濾過水取水口から安息角の濾過砂を通過して濾過水を取水する。
また、中部円柱の直径は上部円柱の直径より大きく、フランジの外周側面は上部円柱のフランジの外周側面に接合し、中部円柱の中空部の内壁に仕切板を具備し、仕切板と中空部内壁間の三日月状の区域を、上部円柱のフランジの濾過水取水口に接合させる。
また、中空円柱は、フランジ間を数個のボルトで螺着することで連結一体となし、上部円柱の中空部には保持具と透視窓と逆洗水排出口と仕切板とフランジに濾過水取水口を具備し、中部円柱の中空部には仕切板と濾過砂排出口を具備し、下部円柱には漏斗型濾過金具と原水入水口と傾斜板とスラッジ排出口を具備する。
また、逆洗管の最上部はT型の二分岐とし、仕切板はT型逆洗管一方から吐出された混合水遮壁とし、もう一方は、上部円柱の内壁面を遮壁となし、濾過砂を沈下させる、エアー管はT型逆洗管の上部を貫通する。
また、入水した原水は下部円柱の中空部を斜めに遮蔽した傾斜板の上に流れ込み比重の重いものはスラッジとして傾斜板の底部に蓄積し、蓄積が多くなるとスラッジ排水口を開口して除去する。
以下に実施例を挙げ、本発明の濾過装置について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る濾過装置の斜視図である。また図2は、本発明の実施の形態に係る濾過装置の断面図である。また図3は、本発明の実施の形態に係る濾過装置内の物質の流れを示す断面図である。また図4は、本発明の実施の形態に係る漏斗型濾過金具の斜視図である。また図5は、本発明の実施の形態に係る上部円柱の俯瞰図である。また図6は、本発明の実施の形態に係る中部円柱の俯瞰図である。また図7は、本発明の実施の形態に係る下部円柱の俯瞰図である。
従来の砂濾過方式の場合は、原水は上部から入水し濾過水は下部から取水する方法が多く採用されていたが、本発明は従来方法とは逆に下部から原水を入水し、原水を上向させ上部から濾過水を取水する方法である。
本発明の濾過装置1の特徴とするところは、まず図1と図2が示すように濾過装置1は、外形は円柱型で中空であり、この中空円柱は上部円柱3と中部円柱4と下部円柱5の三個に分割でき、上部円柱3にはフランジ6が、中部円柱4にはフランジ7とフランジ8が、下部円柱5にはフランジ9がそれぞれ付着している、フランジには孔を開けボルト10で螺着することで連結一体型となり、材質はフランジも含めて樹脂材で成型される。
上部円柱3はフランジ6が付着し、フランジ6には濾過水取水口14が具備している。
上部円柱3に付着したフランジ6と中部円柱4に付着したフランジ7とが接合し、数個のボルト10で螺着される。
上部円柱3は、上部に円柱蓋2を載上し、透視窓11と逆洗水排水口16を具備し、中空部には仕切板27と仕切板28と仕切板底部27aと保持具31を具備し、保持具にエアー管21を挿入した逆洗管23が挿着され、混合水19を吐出すT型逆洗管24を具備する。
上部円柱3の内部直径は中部円柱4の内部直径より小さく、濾過水取水口14はフランジ6に具備し、中部円柱4の仕切板29と中空内壁の三日月状の区域にフライジ6の濾過水取水口14の入水口を接合し、漏斗型濾過金具26内の濾過砂20や中空部に充填された濾過砂20で濾過された濾過水15を濾過水取水口14から取水する。
中部円柱4は濾過砂排出口18を具備し、上部にフランジ7を付着し下部にフランジ8を付着する、フランジ8は下部円柱5に付着したフランジ9と接合し、数個のボルト10で螺着される。
下部円柱5は原水入水口12とスラッジ排出口32と傾斜板30を具備し、漏斗型濾過金具26を下部円柱5の上部の内周縁に付着した周縁掛具9aに掛着する。
各フランジは数個のボルト10で螺着する、螺着したフランジ間から漏水しないために例えばゴムパッキンやオーリングなどを挾着することもある。
原水入水口12から入水した原水13には砂や小石など水より比重の重いものも含有している場合もあるため、原水入水口12から入水した原水13は下部円柱5の中空部を斜めに遮蔽した傾斜板30上に流れ込み比重の重いものはスラッジ33として傾斜板30の底部に蓄積し、蓄積量が多くなるとスラッジ排水口32を開口して除去する、スラッジ排水口32は、常時は閉口されている。
傾斜板30は下部円柱5の中空内壁面に密着しているため、傾斜板30の裏面に原水13が漏水することはない、実施例は傾斜板30を1枚としているが、例えば傾斜板を2枚にして中央部で接合する構造でもよい。
図2と図3において、下部円柱5の傾斜板30上にある原水13aは、満溢水になると漏斗型濾過金具26の上部漏斗皿26aと下部漏斗皿26cの連結板26bで橋架した空間から流入する。
漏斗型濾過金具26の上部漏斗皿26aと下部漏斗皿26cの連結板26bで橋架した空間には、濾過砂20が安息角26fをもって充填し、原水13aはこの安息角26fの濾過砂20を通過することで濾過される、通過した原水の一部は上部漏斗皿26aの上部漏斗皿底部26dの開孔部を通過して上向し、濾過水取水口14から濾過水15として取水する。
原水13の入水量から濾過水取水口14の濾過水15を取水する水量の目安は、例えば濾過水の取水量を毎分1リットルとしたときは、原水13の入水量は約3倍の毎分3リットル程度が適している、入水量を取水量より多くすることで、入水圧が強くかかり原水を上向する圧力となる。
漏斗型濾過金具26の下部漏斗皿底部26eには、ラッパ型逆洗管25が近接し、逆洗管23内に挿入されたエアー管21からエアー22aが噴出する。
下部漏斗皿底部26eとラッパ型逆洗管25の下部の間隔距離は、20mm〜30mmが適しており、間隔距離が広いと混合水19を上部円柱3に圧送することができず、間隔距離が狭いと混合水19が詰まって圧送できないなどの不都合が生じる。
漏斗型濾過金具26の開孔した上部漏斗皿底部26dの周縁とラッパ型逆洗管25の外周縁の隙間から濾過砂20が下降し、原水13aは下降する濾過砂20を通過して上向する。
濾過砂20と原水13aとエアー22aがラッパ型逆洗管25と下部漏斗皿底部26eのエリアで混合し、逆洗管23内に挿入されたエアー管21と逆洗管23の隙間をエアー圧力によって混合した混合水19を上部円柱3に圧送する。
混合水19は濾過砂20と原水13aとエアー22aを混合するための適度のエリアが下部漏斗皿底部26eに必要とされる。
ラッパ型逆洗管25の内径はエアー圧力や濾過砂の量や原水の入水量等によって調整をしなければならない、エアーはエアーポンプによって通常は供給されるが、エアー圧力は可調整が必要である。
逆洗管23内に挿入されたエアー管21と逆洗管23の隙間をエアー圧力によって上部円柱3に圧送された濾過砂20と逆洗水17とエアー22aの混合水19は、T型逆洗管24の左右から吐出される、T型逆洗管24の上部をエアー管21が貫通する
吐出された混合水19に含まれた濾過砂20は、混合水の中の比重が重いので下部に沈み中空円柱の内部に充填された濾過砂20の上に載上し、濾過砂20は中空円柱の底部に向って沈下する。
また吐出された混合水19に含まれる逆洗水17は、濾過砂を洗浄したため汚れており、逆洗水17として排出する、
例えば濾過水の取水量を毎分1リットルにしたとき、原水の入水量は約3倍の毎分3リットルとし、残りの2リットルは逆洗水17として逆洗水排出口16から排出される。
T型逆洗管24の左右から吐出された混合水19に含有した濾過砂20は下部に沈み、逆洗水17は仕切板28の底部を回流し、次に仕切板27の上部を回流して逆洗水排出口16から排出される。
仕切板27の底部は上部円柱3の内壁面に仕切板底部17aを付着し、逆洗水17は仕切板27と中空内壁間の上部から回流して排出される。
仕切板28はT型逆洗管24の一方から吐出された混合水19の遮壁であり、混合水19が逆洗水排出口16から濾過砂を含んだ状態でストレートに排出するのを防ぎ、仕切板27より高い位置に設置される。
またT型逆洗管24のもう一方の吐出は、上部円柱3の内壁面が遮壁となり、混合水19に含有する濾過砂20は下部に沈む。
T型逆洗管24の上部をエアー管21が貫通し、エアー管21とT型逆洗管24の上部面は密接している。
透視窓11は上部円柱3の中間部から下部に向けて長方形の縦長に開口し、開口部に透明の樹脂材を漏水防止を施し冠着している。
透視窓11は、濾過砂20や混合水19の状態を目視監視ができる、中空円柱の内径や長さに応じて、また濾過砂の量によっても透視窓の位置は変る場合がある。
透視窓11は中空円柱の内部に充填された濾過砂20の量の監視や混合水19の状態を監視する、例えば濾過砂20の量が少量の場合は、円柱蓋2を開けてここから濾過砂20を補充し、濾過砂20の量が多いときは濾過砂排出口18を開口して排出する。
濾過砂20は、T型逆洗管24から吐出され、洗浄され、中空円柱内に充填された濾過砂20の上に載上し、徐々に沈下して底部の漏斗型濾過金具26に入り、再度、混合水19となって上部に圧送される、この循環を繰り返すことで濾過砂20は自動洗浄される。
仕切板29は、仕切板29と中部円柱4の内壁面との間に濾過砂20の安息角29aを構成するために具備されており、濾過水15は安息角29aの濾過砂20を通過して濾過水取水口14から取水される。
中空円柱の内部に充填された濾過砂20の底部は、漏斗型濾過金具26の上部漏斗皿26aに接し、上部漏斗皿底部26dの開孔口に上部漏斗皿26aの漏斗状の表面斜壁を滑落してラッパ型逆洗管25との隙間から下部漏斗皿底部26eのエリアに沈下していく。
沈下した濾過砂20は、再び原水13aとエアー22aの混合水19となってエアー管21と逆洗管23の隙間をエアー圧力によって上部円柱3のT型逆洗管24から吐出される。
図4において、漏斗型濾過金具26は上部漏斗皿26aと下部漏斗皿26cが4枚の連結板26bで橋架されている、上部漏斗皿26aの直径は約200mmで下部漏斗皿26cの直径は180mmである。
上部漏斗皿26aの裏面部と下部漏斗皿26cの表面部の間隔は約30mmで、4枚の連結板26bの橋架によって4分割された空間が形成される。
4枚の連結板26bは菱形の形状で、上部漏斗皿26aの裏面の斜壁部と下部漏斗皿26cの表面の斜壁部のそれずれ斜壁面に向って菱形の形状の上面が上部漏斗皿26aの裏面の斜壁面に、また菱形の形状の下面が下部漏斗皿26cの表面の斜壁面にそれぞれ縦方向に橋架される。
上部漏斗皿26aの表面斜壁は40度〜50度の範囲の傾斜を備え、中空円柱に充填された濾過砂20は表面斜壁を滑落する。
濾過砂は、上部漏斗皿底部26dの開孔口とラッパ型逆洗管25の隙間から上部漏斗皿26aの裏面斜壁面と下部漏斗皿26cの表面斜壁面との空間部の安息角26fまで充填し、この安息角26fをもつ濾過砂20を原水13aが通過し濾過される。
安息角26fの濾過砂20は常に安息角を保ちながら新しい濾過砂と入れ替わり古い濾過砂は下部漏斗皿底部26eの閉孔部のエリアでエアー22aと混ざり混合水19となる。
上部漏斗皿底部26dの開孔口の直径は約100mmで、下部漏斗皿底部26eの閉孔口の直径の約60mmより大きい。
上部漏斗皿26aの底部の開孔部周縁とラッパ型逆洗管25の外周縁との隙間の距離は30mm〜40mmの範囲で、この隙間から濾過砂20は下降し、原水13aは上向する。
下部漏斗皿底部26eの閉孔部とラッパ型逆洗管25の下部の間隔距離は約20mm〜30mmの範囲で、エアー圧力は毎分2.5〜4リットルが適しており、このときの原水入水量は毎分約3リットルで濾過水の取水量は毎分約1リットルである。
原水入水量や濾過水の取水量の変更に応じて、上部漏斗皿26aの底部の開孔部や下部漏斗皿底部26eの閉孔部やラッパ型逆洗管25の下部の間隔距離やエアー圧力やラッパ型逆洗管25の隙間や逆洗管及びエアー管等の寸法を調整しなければならない。
上部漏斗皿26aの表面外周縁を下部円柱5の上部の内周縁に付着した周縁掛具9aに掛着するためにひさしを設け、周縁掛具9aに漏斗型濾過金具26を掛着する。
漏斗型濾過金具26の材質はステンレス材で製作されているが、強度と腐食性が保て成型が可能であれば材質を変えても構わない。
図5は、上部円柱3の円柱蓋2を除去したときの俯瞰図である、中空部の上下共に開口し、下部のみにフランジ6が付着し、フランジ6は濾過水取水口14が具備する唾側が広い、フランジ6の外周縁は中部円柱4のフランジ7の外周縁と合致し、螺着のために孔を開け数個のボルト10によってフランジ6とフランジ7は螺着される。
上部円柱3の中空下部に保持具31を具備し、保持具31の中心部の円筒は3箇所の支柱で保持され、中心部の円筒は中空部の中心より濾過水取水口14に寄った位置に設置し、円筒の中空部にエアー管21を挿入した逆洗管24を挿着する。
保持具31の円筒の中空部にエアー管21を挿入した逆洗管23を挿着することで、上下左右の傾斜や移動を防ぎ適切な位置に保持することができる、中空部にエアー管21を挿入した逆洗管23はフランジ6の外周縁からは中心部に位置する。
中空上部のT型逆洗管24上面からエアー管21を貫通し、T型逆洗管24の吐出し左側面に仕切板28を具備し、T型逆洗管24の吐出し右側面に中空内壁面と接し、仕切板28と中空内壁面の間に仕切板27を具備し、仕切板28と仕切板27は共に上部円柱3の内壁面に固着され、仕切板28の上部及び底部共に開口し、仕切板27の上部は開口し底部は仕切板底部27aで閉口している、仕切板28と仕切板27の下部に保持具31が具備される。
図6は、中部円柱4の俯瞰図である、中空部の上下共に開口し、上部にフランジ7と下部にフランジ8を付着し、中部円柱4の内部直径は上部円柱3の内部直径より大きく、フランジ7の外周縁は上部円柱3のフランジ6の外周縁と合致し、数個のボルト10によってフランジ6とフランジ7は螺着される。
中部円柱4の中空部の内壁に仕切板29が具備し、仕切板29は中部円柱4の内壁面に固着されており、仕切板29の上部と底部は共に開口している。
仕切板29と中空内壁間の三日月状の区域を、フランジ6に具備した濾過水取水口14に接合し、濾過水15が仕切板29と中空内壁間の三日月状の区域を通過してフランジ6に具備した濾過水取水口14から取水する。
中部円柱4の中空部及びフランジ7の外周縁の中心部にエアー管21を挿入した逆洗管23が具備される。
図7は、下部円柱5の俯瞰図である、上部にフランジ9を付着し、下部円柱5の内部直径は中部円柱4の内部直径と同一で、フランジ9の外周縁は中部円柱4のフランジ8の外周縁と合致し、数個のボルト10によってフランジ8とフランジ9は螺着される。
下部円柱5の中空上部の内周縁に周縁掛具9aを付着し、その上に漏斗型濾過金具26の上部漏斗皿26aの上面外周縁のひさしと掛合し、漏斗型濾過金具26は下部円柱5の中空上部に保持される。
上部漏斗皿26aの表面斜壁面や上部漏斗皿底部26dの開孔口や下部漏斗皿底部26eの表面斜壁面や下部漏斗皿底部26e等を備えた漏斗型濾過金具26が中空上部の周縁掛具9aに掛着される。
下部漏斗皿底部26eの閉孔部に近接してラッパ型逆洗管25とその中を挿入したエアー管21が装着される。
本発明は、水道原水や飲料原水の試験用水として、例えば有害物質の含有を見分ける手段として試験魚にヒメダカなどの小型魚類を使用し、魚類の生息行動を監視カメラと画像処理装置で解析するバイオアッセイ法などにおいて、24時間連続で無人の自動監視が可能となり、水道事業や飲料事業などの産業に利用が可能である。
本発明の実施の形態に係る濾過装置の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る濾過装置の断面図である。 本発明の実施の形態に係る濾過装置内の物質の流れを示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る漏斗型濾過金具の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る上部円柱の俯瞰図である。 本発明の実施の形態に係る中部円柱の俯瞰図である。 本発明の実施の形態に係る下部円柱の俯瞰図である。
符号の説明
1 濾過装置
2 円柱蓋
3 上部円柱
4 中部円柱
5 下部円柱
6 フランジ
7 フランジ
8 フランジ
9 フランジ
9a 周縁掛具
10 ボルト
11 透視窓
12 原水入水口
13 原水
13a 原水
14 濾過水取水口
15 濾過水
16 逆洗水排出口
17 逆洗水
18 濾過砂排出口
19 混合水
20 濾過砂
21 エアー管
22 エアー
22a エアー
23 逆洗管
24 T型逆洗管
25 ラッパ型逆洗管
26 漏斗型濾過金具
26a 上部漏斗皿
26b 連結板
26c 下部漏斗皿
26d 上部漏斗皿底部
26e 下部漏斗皿底部
26f 安息角
27 仕切板
27a 仕切板底部
28 仕切板
29 仕切板
29a 安息角
30 傾斜板
31 保持具
32 スラッジ排出口
33 スラッジ

Claims (1)

  1. 中空円柱の中空部に逆洗管とエアー管を挿通し、エアー管は逆洗管内に挿入し、エアー管と逆洗管の下部には、底部が開孔された皿状の上部漏斗皿と底部が閉口された皿状の下部漏斗皿の二枚の漏斗皿で構成されていて二枚の漏斗皿は上下方向に空間を確保するため連結板で橋架された構成の漏斗型濾過金具を具備し、漏斗型濾過金具の上部の中空円柱内には濾過砂が充填され、中空円柱の下部には濾過砂が充填された二枚の漏斗皿間に原水を入水する原水入水口を備え、濾過砂が充填された中空円柱の上部には濾過砂で濾過された濾過水を取水する取水口を備え、濾過砂より上部の中空円柱には逆洗水排出口を備え、逆洗管の上端部には濾過砂の上部に混合水を吐出するT型逆洗管を備え、エアー管からエアーが漏斗型濾過金具における下部漏斗皿の底部に噴出し、漏斗型濾過金具に流入した濾過砂と原水を噴出したエアーで混合し、混合水を逆洗管とエアー管の隙間を通過して上部のT型逆洗管から濾過砂の上部に吐出し、逆洗水を逆洗水排出口から排出させるように構成されていることを特徴とする濾過装置。
JP2007292420A 2007-11-09 2007-11-09 濾過装置 Active JP4951473B2 (ja)

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