JP4950739B2 - ハゼ金物取付構造、及び、断熱防水層敷設構造 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のハゼ折板をハゼ継ぎして構成されているハゼ外装体(例えば、ハゼ折板屋根や、ハゼ折板壁等)に対して、前記ハゼ外装体のハゼ部における拡幅頭部に嵌合させてハゼ部の基端部を両側方から掴む状態に取り付けて前記ハゼ外装体への他物取り付け(他物とは、例えば、外断熱防水層や、二重折板屋根や、各種屋外設備等)に使用可能なハゼ金物を、前記ハゼ部を掴む状態に取り付けてあるハゼ金物取付構造に関し、そのハゼ金物取付構造の特定の性質を専ら利用する断熱防水層敷設構造に関する。
従来、この種のハゼ金物取付構造としては、図8に示すように、ハゼ付き折板屋根(ハゼ外装体に相当)Rのハゼ部5を、ハゼ金物Hの一対の挟持片部8で掴む状態に取り付けてあるのが一般的なハゼ金物取付構造であった(例えば、特許文献1参照)。
この場合、前記挟持片部8による挟持力は、ボルトとナットとによる前記挟持片部8の締め込みで確保されるものであり、当然の事ながら、ハゼ金物Hを介して折板屋根Rに取り付けられた他物(ここの例としては、断熱パネルやその上の防水シート)Dの荷重は、その全てがハゼ金物Hからハゼ部5に作用している。
また、従来の断熱防水層敷設構造としては、図8に示すように、前記ハゼ金物Hの頂部に突出状態に設けられたボルト部10aで断熱防水層Dが固定されているものがあった。
特許3697245号公報(図3〜6) 特願2006−308068号(図4、図6)
ハゼ継ぎは、隣接させた金属板材の側縁部どうしを折曲げて接続する板金継手の一つであるから、もともと金属板材の塑性変形によって継手を形成するものであり、それら金属板材の塑性変形の度合いは、場所によって異なっていることがある。従って、ハゼ部に、挟持力を作用させた場合、ハゼ部そのものは、まだ曲げ変形できる状態であったり、逆に、変形しすぎてガタツキを生じることがある。特に、ハゼ部に空洞を残しやすい丸ハゼ構造においては、この傾向が強い。
上述した従来のハゼ金物取付構造、及び、断熱防水層敷設構造によれば、ハゼ金具からの挟持力を受けた場合の被挟持反力が不均一になることがあり、高い固定力を確保し難い上に、前記他物の荷重の全てがハゼ金物からハゼ部に作用するに伴って、金属板の塑性変形が進み、ハゼ金物の挟持状態が緩んだり、ガタツキが生じたりし易い問題点がある。
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、ハゼ金物をハゼ部に対して安定した状態に取り付けることができるハゼ金物取付構造、及び、断熱防水層敷設構造を提供するところにある。
本発明の第1の特徴構成は、複数のハゼ折板をハゼ継ぎして構成されているハゼ外装体に対して、前記ハゼ外装体のハゼ部における拡幅頭部に嵌合させてハゼ部の基端部を両側方から掴む状態に取り付けて前記ハゼ外装体への他物取り付けに使用可能なハゼ金物を、前記ハゼ部を掴む状態に取り付けてあるハゼ金物取付構造において、前記ハゼ部の基端部から拡幅頭部への方向に沿う引張方向の作用力を、前記ハゼ外装体に接当して反力を確保しながら前記ハゼ金物に作用させておく加力手段を設けてあるところにある。
本発明の第1の特徴構成によれば、前記加力手段によって、前記ハゼ外装体に接当して反力を確保しながら、前記ハゼ部に対してハゼ基端部から拡幅頭部への方向に沿う引張方向の固定力を作用させることが可能となる。
即ち、従来のように挟持力のみでハゼ金物をハゼ部に取り付けてある場合には、上述のようにハゼ金物の挟持状態が緩んだり、ガタツキが生じたりするのに対して、ハゼ部に上述のようにハゼ金物による挟持力の作用方向とは異なる方向の固定力を作用させることで、ハゼ部に対してハゼ金物がより強く押し当たり、それぞれの箇所での塑性変形の差や、ハゼ形状の差があったにしても、より強力に挟持力を作用させることが可能となる。従って、ハゼ金物による挟持固定構造を採用しながらも、金属本来の高い引張強度を発揮した固定状態をつくることができ、ハゼ金物をハゼ部に対して安定した状態に取り付けることが可能となる。
本発明の第2の特徴構成は、前記加力手段は、取付状態の前記ハゼ金物を跨ぎ、且つ、両端縁部が前記ハゼ部上に接当する状態に設置された跨ぎ部材と、前記跨ぎ部材に反力を確保して前記ハゼ金物を前記引張方向に沿って引き寄せる引き寄せ部材とを備えて構成してあり、前記跨ぎ部材に前記他物が取り付けられているところにある。
本発明の第2の特徴構成によれば、本発明の第1の特徴構成による上述の作用効果を叶えることができるのに加えて、前記ハゼ金物の他に、跨ぎ部材と引き寄せ部材とを用意するだけの簡単な構成によって、ハゼ部への安定したハゼ金物取付状態を叶えることが可能となる。
更には、前記跨ぎ部材に前記他物が取り付けられていることから、他物の取付位置をハゼ金物の直上のみに拘わらず、跨ぎ部材の部材範囲内で自由に設定することができる。従って、ハゼ外装体上の他物取付位置決定の自由性が向上し、色々な寸法の他物を取り付け対象とすることができる。
また、加圧手段は、ハゼ部上に接当する状態に設置される跨ぎ部材と、前記引き寄せ部材とを備えて構成してあることで、ハゼ金物を引き寄せ部材で引き寄せた際にハゼ部に生じる引き寄せ方向への撓み量を、跨ぎ部材の接当箇所間の狭い範囲に絞り込むことができる。その結果、ハゼ部の広い範囲に撓みを分散させるのに比べて、より少ない撓み量で、効率よくハゼ金物の安定固定を叶えることが可能となる。
本発明の第3の特徴構成は、前記跨ぎ部材は、長尺のチャンネル部材で構成してあり、このチャンネル部材は、前記ハゼ外装体上で隣接する別のハゼ部にわたって架設されているところにある。
本発明の第3の特徴構成によれば、本発明の第1又は2の特徴構成による上述の作用効果を叶えることができるのに加えて、当該跨ぎ部材上に取り付けられる他物を、長尺のチャンネル部材の広い範囲で支持することが可能となり、他物に対する支持荷重の分散化によって低強度の他物でも安定した状態に支持することができる。また、ハゼ部上の平面配置として、任意の位置に長尺の跨ぎ部材を設置することができるから、例えば、板状の他物を当該跨ぎ部材に取り付けるような場合でも、支持スパンを任意に設定することが可能となり、設計の自由性の向上を図ることができる。
本発明の第4の特徴構成は、請求項2又は3のハゼ金物取付構造における前記跨ぎ部材上に、前記他物である断熱パネルと防水シートとを積層させた断熱防水層が敷設してあり、前記断熱防水層を前記跨ぎ部材に固定するネジ部材は、前記ハゼ外装体表面の対面視に於いて、前記跨ぎ部材における前記ハゼ金物取り付け箇所を外した箇所に螺合固定されているところにある。
本発明の第4の特徴構成によれば、本発明の第1〜3の何れかの特徴構成による上述の作用効果を叶えることができるのに加えて、前記断熱防水層によって前記ハゼ外装体の外断熱を図ることが可能となる。そして、前記断熱防水層を跨ぎ部材に固定するネジ部材は、ハゼ金物取り付け箇所を外した箇所に設定されているから、例えば、ハゼ外装体の表面側で受ける熱(例えば、日射熱)が、短絡的にハゼ外装体に伝わるのを緩和することができ、ヒートブリッジによる断熱性悪化が生じ難いようにすることができる。
従って、前記断熱防水層による断熱効果を、より高い状態に維持することが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示している。
図1〜3は、本発明のハゼ金物取付構造、及び、防水シート敷設構造を取り入れたハゼ外装体の一例である折板屋根Rを示しており、折板屋根Rの上には、ハゼ金物Hを使用して断熱防水層(他物に相当)Dが敷設され、外断熱屋根が構成されている。
前記折板屋根Rは、図1に示すように、丸ハゼ継ぎの折板屋根で構成されており、形鋼からなる母屋1に取り付けた台形山型形状のタイトフレーム2に、緊定金具3が取り付けられ、その緊定金具3を二枚のハゼ折板4のハゼ継ぎ部(ハゼ部に相当)5に介在させて一体化が図られている。ハゼ継ぎ部5での緊定金具3の一体化は、例えば、緊定金具3を、接続する互いのハゼ折板4の両側縁部で挟んだ状態で電動締め機で巻き込んで締めることで実施することができる。そして、前記折板屋根Rは、表面に稜部6と谷部7とが交互に複数並設された形状に形成されており、ハゼ継ぎ部5は、その内の稜部6に位置している。
前記ハゼ金物Hは、図4に示すように、前記ハゼ継ぎ部5を両側方から挟持することで嵌合する挟持片部8と、前記挟持片部8を挟持操作自在なボルト9aとナット9bからなる挟持ネジ部材9と、下端部が平板形状に形成された所謂『羽子板ボルト10』とを備えて構成されている。そして、羽子板ボルト10は、前記挟持片部8の上面部に、ボルト部10aを下方から挿通させて突出する状態にしてあると共に、下端の平板部10bを、両挟持片部8間に位置させた状態で、前記平板部10bのボルト挿通孔10c(図5参照)に、前記挟持ネジ部材9のボルト9aを挿通させて一体的に固定されている。
また、ハゼ金物Hとは別に、ハゼ継ぎ部5に取り付けたハゼ金物Hに上向きの力(前記ハゼ継ぎ部5の基端部5aから拡幅頭部5bへの方向に沿う引張方向の作用力)を作用させておく加力手段Kが設けられている。
この加力手段Kは、具体例としては、取付状態の前記ハゼ金物Hを跨ぎ、且つ、両側縁部が前記ハゼ継ぎ部5上に接当する状態に設置された長尺のチャンネル部材11A(跨ぎ部材11の一例)と、前記チャンネル部材11Aに反力を確保して前記ハゼ金物Hを前記引張方向に沿って引き寄せる引き寄せ部材12とを備えて構成してある。
更に詳しく説明すると、チャンネル部材11Aの上面部には、前記ハゼ金物Hのボルト部10aを挿通自在なボルト挿通孔11Aaが形成してあり、ハゼ継ぎ部5に取り付けたハゼ金物Hのボルト部10aがこのボルト挿通孔11Aaに挿通するようにチャンネル部材11Aを配置し、上方へ突出したボルト部10aにナット部材12Aを螺合させて締め付けることで、チャンネル部材11Aは、両側縁部がハゼ継ぎ部5の上面に押圧状態に接当して反力が確保され(図6参照)、その反力によってハゼ金物Hが上方へ引き寄せられる。その結果、ハゼ継ぎ部5は、ハゼ金物Hで挟持されたまま上方に引っ張られた状態を維持し、ガタツキや緩みの生じ難い取付状態を保つことが可能となる。前記ナット部材12Aは、引き寄せ部材12としての役目を担っている。
また、前記チャンネル部材11Aは、前記折板屋根R上で隣接する別のハゼ継ぎ部5にわたって架設されており、各ハゼ継ぎ部5毎に、同様の固定構造によって固定されている。因みに、ハゼ継ぎ部5上で隣接するハゼ金物Hの取付間隔によって、当該チャンネル部材11Aの設置間隔も決まるわけであるが、ハゼ継ぎ部5の長手方向でのハゼ金物Hの取付位置は任意に決定できるから、実質的にチャンネル部材11Aの配置も任意に設定でき、チャンネル部材11A上に固定する部材の強度に合わせて適切な設置間隔となるように自由に配置計画することができる。
次に、前記各チャンネル部材11Aにわたって固定されている断熱防水層D(他物に相当)について説明する。
断熱防水層Dは、図4に示すように、断熱パネルD1と防水シートD2とを積層させて構成されており、金属ディスク13とネジ部材14とで前記長尺チャンネル部材11Aに固定されている。
前記断熱パネルD1は、合成樹脂製の発泡体で構成されており、突出した前記ハゼ金物Hのボルト部10aが突き刺さる程度の柔らかさを備えている。そして、当該断熱パネルD1を複数のチャンネル部材11Aにわたる状態に配置すると共に、その上から、固定用の金属ディスク板15を配置し、ビス(ネジ部材に相当)16で金属ディスク板15毎チャンネル部材11Aに固定してある。
そして、前記金属ディスク板15の上面には、ホットメルト接着材層15aが設けてあり、前記断熱パネルD1、及び、金属ディスク板15の上を覆う状態に防水シートD2を配置した後、上方から前記金属ディスク板15を電磁誘導によって加熱することで、前記ホットメルト接着材層を溶かして金属ディスク板15に防水シートD2を一体に固定することができる。
尚、前記チャンネル部材11Aに対する前記ビス16の平面視固定位置は、チャンネル部材11A長手方向に隣接するハゼ金物Hの取付位置間の略中央部に設定してある(図2参照)。このことにより、ハゼ金物Hの直上に金属ディスク板15を取り付けるのに比べて、金属ディスク板15から断熱パネルD1を貫通して折板屋根Rに伝わる際の伝達経路を多少なりとも長くすることができ、炎天下による熱のヒートブリッジを緩和して断熱屋根としての断熱性能の維持を図れるように考慮されている。
本実施形態のハゼ金物取付技術によれば、一般的には緩みやすく且つガタツキが生じやすいハゼ金物Hを採用しながらも、前記加力手段によって、金属本来の高い引張強度を発揮した緩み難い固定状態をつくることができ、ハゼ金物Hをハゼ継ぎ部5に対して安定した状態に取り付けると共に、断熱防水層Dをしっかり固定することが可能となる。
そして、断熱防水層Dの固定箇所は、断熱パネルD1面内での縦横の任意のピッチに設定することができ、使用される断熱パネルD1の厚さ寸法や曲げ強度から最適な位置に設定することが可能となる。
また、前記断熱防水層Dによって前記折板屋根Rの外断熱を図る上で、金属パーツを伝わる断熱防水層表裏のヒートブリッジを抑制でき、前記断熱防水層Dによる断熱効果を、より高い状態に維持することが可能となる。
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
〈1〉前記ハゼ外装体Rは、先の実施形態で説明した折板屋根に限るものではなく、例えば、折板を使用した壁であってもよく、要するに、複数のハゼ折板4をハゼ継ぎして構成されているものであればよく、それらを総称してハゼ外装体という。
〈2〉前記ハゼ部5は、先の実施形態で説明した丸ハゼ構造のものに限るものではなく、例えば、角ハゼ等であってもよく、それらを総称してハゼ部という。
〈3〉前記加力手段Kは、先の実施形態で説明した長尺のチャンネル部材11Aからなる跨ぎ部材11と、ナット部材12Aからなる引き寄せ部材12とで構成されるものに限るものではなく、例えば、長尺のチャンネル部材11Aからなる跨ぎ部材11に替えて、図7に示すように、短尺のチャンネル部材11Bからなる跨ぎ部材11を採用するものであってもよい。
また、跨ぎ部材11そのものが他物の一部に組み込まれているものであってもよい。その一例としては、空調用の室外機におけるベース部分が跨ぎ部材として構成されているものが挙げられる。従って、その形状はチャンネル形状に限るものではない。
一方、引き寄せ部材12に関しても、ナット部材12Aによる構成に替えて、バネ部材による引き寄せ力を作用させるように構成されたものであってもよい。
要するに、ハゼ部5の基端部5aから拡幅頭部5bへの方向に沿う引張方向の作用力を、ハゼ外装体Rに接当して反力を確保しながらハゼ金物Hに作用させておくものであればよく、それらを総称して加力手段という。
〈4〉前記他物Dは、先の実施形態で説明した断熱防水層に限るものではなく、例えば、屋上緑化設備であったり、空調用の室外機であったり、広告塔であったり、要するにハゼ外装体に取り付けることが出来るものであればよく、それらを総称して他物という。また、断熱防水層Dを他物として取り付ける断熱防水層敷設構造の好ましい形態として、断熱防水層Dを跨ぎ部材11に固定するネジ部材16を、ハゼ外装体Rの対面視において跨ぎ部材11におけるハゼ金物取り付け箇所を外した箇所に螺合固定されているものを説明したが、当該ハゼ金物取付構造においては、必ずしもその限りではなく、断熱効果は劣るものの、ハゼ金物Hと前記ネジ部材16とを同じ位置に設けるものであってもよい。更には、両者を一体とするものであってもよい。
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
折板屋根へのハゼ金物の取付状況を示す要部斜視図 折板屋根への断熱防水層の取付状況を示す一部切欠き平面図 折板屋根への断熱防水層の取付状況を示す要部断面図 折板屋根へのハゼ金物の取付状況を示す要部断面図 折板屋根へのハゼ金物の取付状況を示すハゼ長手方向視断面図 折板屋根へのハゼ金物の取付状況を示すハゼ側面視断面図 別実施形態の加力手段を示す要部分解斜視図 従来例の折板屋根へのハゼ金物の取付状況を示すハゼ長手方向視断面図
符号の説明
4 ハゼ折板
5 ハゼ継ぎ部(ハゼ部に相当)
5a 基端部
5b 拡幅頭部
11 跨ぎ部材
11A チャンネル部材
12 引き寄せ部材
16 ビス(ネジ部材に相当)
D 断熱防水層(他物に相当)
D1 断熱パネル
D2 防水シート
H ハゼ金物
K 加力手段
R 折板屋根(ハゼ外装体の一例)

Claims (4)

  1. 複数のハゼ折板をハゼ継ぎして構成されているハゼ外装体に対して、前記ハゼ外装体のハゼ部における拡幅頭部に嵌合させてハゼ部の基端部を両側方から掴む状態に取り付けて前記ハゼ外装体への他物取り付けに使用可能なハゼ金物を、前記ハゼ部を掴む状態に取り付けてあるハゼ金物取付構造であって、
    前記ハゼ部の基端部から拡幅頭部への方向に沿う引張方向の作用力を、前記ハゼ外装体に接当して反力を確保しながら前記ハゼ金物に作用させておく加力手段を設けてあるハゼ金物取付構造。
  2. 前記加力手段は、取付状態の前記ハゼ金物を跨ぎ、且つ、両端縁部が前記ハゼ部上に接当する状態に設置された跨ぎ部材と、前記跨ぎ部材に反力を確保して前記ハゼ金物を前記引張方向に沿って引き寄せる引き寄せ部材とを備えて構成してあり、前記跨ぎ部材に前記他物が取り付けられている請求項1に記載のハゼ金物取付構造。
  3. 前記跨ぎ部材は、長尺のチャンネル部材で構成してあり、このチャンネル部材は、前記ハゼ外装体上で隣接する別のハゼ部にわたって架設されている請求項1又は2に記載のハゼ金物取付構造。
  4. 請求項2又は3のハゼ金物取付構造における前記跨ぎ部材上に、前記他物である断熱パネルと防水シートとを積層させた断熱防水層が敷設してあり、前記断熱防水層を前記跨ぎ部材に固定するネジ部材は、前記ハゼ外装体表面の対面視に於いて、前記跨ぎ部材における前記ハゼ金物取り付け箇所を外した箇所に螺合固定されている断熱防水層敷設構造。
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