JP4950669B2 - 電気化学的歯科処理装置 - Google Patents

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Description

本発明はイオン交換歯科用装置及び方法、特に虫歯の予防のための処置時の歯による改良されたフッ化物吸収のための装置及び方法に関する。
虫歯(dental caries又はtooth decay)は、歯の無機質の漸進性の損失後の脱灰した歯への細菌の侵入である。虫歯は比較的複雑な疾患である。虫歯の開始は歯プラーク内の比較的高い割合のミュータンス・ストレプトコッシ(Mutans streptococci)を必要とするという豊富な証拠がある。これらの細菌は歯の表面に良くくっつき、他の細菌種類より高い量の糖からの酸を生成し、酸性環境において他の細菌より良好に生存し、スクロースから細胞外の多糖を生成する。プラークにおいてS.mutansの割合が高いと(2〜10%の範囲)、患者はう食に対して高いリスクがある。その割合が低いと(0.1%未満)、患者のリスクは低い。二つの他の種類の細菌はまた、象牙質を通してのう食の進展と関連される。これらは幾つかの種のラクトバチルス(Lactobacillus)、及びアクチノマイセス・ビスコッサス(Actinomyces viscosus)である。これらの細菌は極めて酸発生性であり、酸性条件において良好に生存する。
さらに、飲食物は虫歯に大きく影響する。食事のスクロースはプラークの厚さ及び化学的性質の両方を変化する。Mutans streptococci及び他のプラーク細菌は細胞外多糖を会合するためにスクロースの二糖結合のエネルギー及び単糖成分(グルコース及びフルクトース)を使用する。それゆえ、高い割合のスクロースを有する飲食物はう食の危険を高める。
エナメル質、セメント質及び象牙質の無機質はアパタイトと称される高度に置換された燐酸カルシウム塩である。新しく形成された歯のアパタイトは炭酸塩に富み、比較的少ないフッ化物を有し、比較的溶解性である。部分的な脱灰及び次いでフッ化物に富む環境での再石灰化のサイクルは炭酸塩が少なくフッ化物が多いアパタイトを作り、溶解性に劣る。フッ化物に富み炭酸塩が少ないアパタイトは、フッ化物が少なく炭酸塩が多いアパタイトより10倍まで溶解性に劣りうる。局所的なフッ化物はまた、プラーク細菌による酸生成を阻止する。それゆえ、飲食物、歯磨剤、含嗽剤及びゲル、及び充填材におけるフッ化物は全て歯の溶解性を低下させ、う食の危険を低下させるのに役立つ。これらの効果は極めて有益であるが、飲食物に添加されうる又は局所的に使用されうるフッ化物の量は安全性を考慮して制限されている。高レベルの食事のフッ化物は歯の形成中に歯のエナメル質の斑点形成を生じ、一方高いレベルの量の飲み込みは毒性化の徴候を生じうる。
フッ化物の濃度及び/又はフッ化物に対する露出の時間の量を減少する試みがなされてきた。例えば、ある従来技術の装置は電流を使用してイオン交換を促進させ、そこではフッ化物イオンは歯中に含ませることができ、それによってう食形成に対する耐性を増強する。しかしながら、従来技術の装置は個人の身体を通って走る回路を有し、従ってイオン導入装置として分類される。かかる装置のイオン導入的性質は大きくは血液及び骨中のカリウムの存在によって身体に生じる電気化学的分極のため、不十分なフッ化物の吸収を生じる傾向があり、それはフッ化物イオンの流れに対する高い抵抗を生じ、従ってフッ化物の吸収を阻害する。
従って、上記の制限のないイオン交換歯科用装置及び方法に対する幅広く認識された必要性があり、それを持つことは極めて有利であるだろう。
本発明の一つの側面によれば、歯を処置するための方法が提供される。その方法は金属塩溶液を歯に適用し、イオン化可能な物質を歯に適用し、電流を歯に適用してイオン化可能な物質をイオン化することを含む。
本発明の別の側面によれば、歯を処置するための装置が提供される。装置は上部分及び下部分を有するトレー、(封止のために)装置と歯肉の間の密着を可能にするための上部分上の封止リップ、及び活性化溶液を受けるための下部分における吸収材料を含む。
本発明の別の側面によれば、歯科処置のための装置が提供される。装置は第一端及び第二端を有する、物質を歯に適用するためのアプリケータ、アプリケータの第一端に取り付けられた第一電極、アプリケータの第二端に取り付けられた第二電極(但し第一電極及び第二電極はアプリケータを通る電流を生成するように構成される)、及びアプリケータ内に位置するためのイオン化可能な物質であって、物質を通る電流の適用時にイオン化を受けるように構成されるイオン化可能な物質を含む。
以下に記載される本発明の好ましい実施態様におけるさらなる特徴によれば、活性化は硝酸銀、水酸化パラジウム、塩化パラジウム、塩化銅、又は他の好適な溶液を使用することによって達成される。好ましい実施態様では、金属塩溶液を適用する工程は他の工程より先行する。一つの実施態様では、歯は金属塩溶液が適用された後に蒸留水でリンスされる。好ましい実施態様では、金属塩溶液を適用する工程は予備処置トレーを使用して行なわれ、予備処置トレーは金属塩溶液の口中への漏出を防止するように設計されている。イオン化可能な物質はフッ化物化合物、好ましくはフッ化ナトリウム、フッ化リチウム、フッ化アミノ、フッ化錫、又は他の好適なフッ化物イオンドナーを含む。電流は1〜12ボルト、より好ましくは3〜9ボルトの範囲の電圧で適用される。電流は電力源、再充電可能な電池、又は装置内に埋め込まれた使い捨て電池によって適用されてもよい。
本発明の好ましい実施態様におけるさらなる特徴によれば、予備処置装置はさらに、装置と歯肉の間の密着をさらに可能にするための封止リップ上に位置された接着材料を含む。接着材料に代えて又はそれに加えて、トレー自体は適用時に歯及び歯肉上で成形されることができる加熱可能なプラスチック材料から構成されてもよい。活性化溶液は金属塩溶液、好ましくは次のものの一つ:硝酸銀、水酸化パラジウム、塩化パラジウム又は塩化銅であるが、いかなる好適な金属塩溶液を含んでもよい。
以下に記載される本発明の好ましい実施態様におけるさらなる特徴によれば、アプリケータは歯科用トレー又は歯ブラシである。イオン化可能な物質はフッ化物化合物、例えばフッ化ナトリウム、フッ化リチウム、フッ化錫、フッ化アミノ、又はフッ化物化合物の組み合わせである。歯科用トレーの場合、第一端は後方湾曲壁であり、第一電極は陽極であり、それは平坦な金属ストリップであることが好ましい。生体適合性プラスチックから作られたスペーサは陽極を歯から分離するために陽極上に置かれる。第二端は前方壁であり、第二電極はばね機構を有する陰極である。好ましくは、三つの陰極が存在し、それらの各々は別個の歯に接触するように構成され、そこでは接触領域は最小化される。歯科用トレーは封止リップを含んでもよい。一つの実施態様では、装置は電力源を含み、それは外部電力源、再充電可能な電池、又は装置内に埋め込まれた使い捨て電池であることができる。
他に特記しない限り、ここで使用される全ての技術的な科学用語は本発明が属する分野の熟練者の一人によって共通に理解されるのと同じ意味を有する。ここで記載されたものと同様の又は均等の方法及び材料は本発明の実施又は試験に使用されることができるが、好適な方法及び材料は以下に記載される。矛盾する場合には、特許明細書が定義を含め支配するだろう。さらに、材料、方法、及び実施例は例示にすぎず、制限を意図しない。
図面の簡単な記述
本発明は添付図面を参照して例としてのみここに記載される。特に図面を詳細に参照すると、示された詳細は例示によるものであり、かつ本発明の好ましい実施態様の図示説明の目的のためであり、そして本発明の原理及び概念的側面の記載を容易に理解され最も有用であると思われるものを提供するために与えられることが強調される。この点に関して、本発明の基本的な理解のために必要であるもの以上に詳細に本発明の構成の詳細を示す試みはなされず、図面とともになされる記載は本発明の幾つかの形が実際にどのように具体化されうるかを当業者に明らかにするだろう。
図面において、
図1は従来技術のイオン導入歯科用装置である。
図2は従来技術のイオン導入歯ブラシである。
図3は予備処置トレーの図である。
図4は本発明の好ましい実施態様による装置の等測図である。
図5a及び5bは図4の装置の横断面図である。
図6a及び6bは本発明の別の実施態様による電気歯科用装置の概略的横断面図である。
図7a及び7bは本発明のさらに別の実施態様による電気歯科用装置の概略的横断面図である。
図8は本発明の別の好ましい実施態様による電気歯ブラシの図である。
図9は本発明の好ましい実施態様による方法を使用するときの結果の棒グラフ図である。
本発明は歯の増強したフッ化物処置のためのシステム及び方法である。特に、本発明は調製溶液の適用後に処置フッ化物に富むゲルの適用及び歯への電流の直接の適用によってフッ化物の吸収の増加及び/又はプラークの吸収の減少のために使用されることができる。
図面の図3〜8に示されるような本発明をより良く理解する目的のために、まず図1及び2に示されるような従来技術のイオン導入歯科用装置の構成及び作用を参照されたい。
図1に示されるように、フッ化物のイオン導入吸収のための従来技術のシステム10は金属トレー12を含み、それは第一(負)電極として作用し、第一電線13で電力源16に接続され、第二電線15で第二(正)電極14に接続されてさらに電力源16に接続される。第二電極14はここで与えられた手順を個々に受ける身体の位置と接触するように設計される。フッ化リチウムの如きフッ化物のイオン化可能な形態はゲルマトリックスに含まれ、金属トレー12内に位置される。金属トレー12は非導電性材料で被覆されるか、あるいはトレー自体は非導電性材料からなり、その上に第一電極を含む。いずれの場合においても、フッ化物ゲルで満たされたトレーは個々の歯と接触して位置される。電流は電力源16を介して適用され、フッ化物のイオン化を生じ、それによって歯の構造中に同化されうる形でフッ化物イオンを与える。イオン化が生じる回路は個人の身体を通って完了され、従ってそれはイオン導入装置として分類される。
回路が個人の身体を通って走る図1に描かれたものの如きシステムでは、フッ化物の吸収は不十分であることが示されている。この結果はおそらく、血液及び骨中のカリウムの存在のために身体中に生じる電気化学的極性のためであり、それはフッ化物イオン流れに対して高い抵抗を生じ、フッ化物の吸収を妨げる。
従来技術のイオン歯ブラシ20の図である図2を参照されたい。図2に示すように、イオン歯ブラシ20はイオン歯ブラシ20の取っ手24上に位置された電池22を有する。金属棒26はイオン歯ブラシ20の本体を通ってブラシの毛28の領域中に走る。電池22が活性化されるとき、ブラシの毛28は負電荷を帯びる。同時に、正電荷イオンは導電通路を介して正電荷の取っ手24を保持する湿った手を通って歯29に移動される。従って、歯29の極性は負から正に変化される。今正電荷になった歯は正電荷プラークイオンに反発し、それはさらに負電荷の歯ブラシの毛28に誘引される。湿った指の接触はイオン移動を最大にするために必須である。
図1に描かれた従来技術のイオン導入歯科用トレーと同様に、回路は使用者の身体を通ってのみ完了され、結果として電気化学的脱分極を生じ、それはイオン化、従ってシステム内のプラーク移動を減少する。
従って、以下にさらに詳細に記載されるように、身体から独立した回路を指向し、予備的増強を使用することによってフッ化物のイオン化を増大するように設計された、歯の増強したフッ化物処置のための改良されたシステムが提供される。
予備処置トレー30の図である図3を参照されたい。予備処置トレー30はフッ化物溶液での処置前に歯の浸漬のための活性化溶液を保持するように設計されている。活性化溶液は以下にさらに詳細に記載されるだろう。予備処置トレー30は上部分32及び下部分34を有する。上部分32は封止リップ36を含み、それは歯肉に接触するように設計され、従ってトレーを歯肉上へ封止し、活性化溶液の漏出を実質的に防止する。下部分34は好ましくは内部に吸収材料38を有する空間35を含む。好ましい実施態様では、吸収材料38は高密度滅菌ガーゼである。吸収材料38は活性化溶液を吸収してさらに漏出を防止するように設計されている。好ましい実施態様では、予備処置トレー30を歯上に置く前に予め測定された量の活性化溶液が吸収材料38中に直接導入され、好適な量の溶液が過剰な溶液を存在させずに歯の完全な浸漬のために使用されることを確実にする。代替実施態様では、空間35は空である。
一つの実施態様では、予備処置トレー30はプラスチック材料からなり、それは適用時に加熱され歯及び歯肉上で成形されることができる。あるいは、(例えば蜜ろうのように)生体適合性である接着材料は封止リップ36に加えられて封止をさらに確実にしてもよい。
活性化溶液はここに記載された装置の操作中に生じるように設計されるイオン交換を受け入れるようにするために歯の表面に調製する。活性化溶液は金属又は金属塩、例えば硝酸銀、水酸化パラジウム、塩化パラジウム、塩化銅又は他の好適な活性化剤を含む。好ましい実施態様では、活性化溶液は図3の適用予備処置トレー30における歯の浸漬を通して適用される。さらに別の好ましさに劣る実施態様では、溶液は口内洗浄剤と同様にリンスとして調製される。金属又は金属塩は歯上に調製表面を与え、そこでは歯表面は材料、例えば銀又はそのイオンを吸収し、それによって流れる電流のための歯表面の電気伝導性が増大される(又は流れる電流に対する処置された歯表面の電気抵抗が減少される)。この方法は媒体に存在するフッ化物とアパタイトに結合されたヒドロキシル基の置換を容易にする。いったん歯表面が調製されたら、金属は洗い落とされ、続いて処置装置(トレー又は歯ブラシ)は以下に記載されるように歯に適用される。
本発明の好ましい実施態様によるイオン交換フッ化物処置のための装置41の等測図である図4を参照されたい。装置41は内部に歯の浸漬のためのフッ化物溶液を保持するように設計されたトレーである。装置41は典型的な歯科用トレーと同様の形状を有し、端区域47で一緒に接合された後方湾曲壁43及び前方湾曲壁45を含む。後方湾曲壁43は電極49を含み、それは負電極又は陽極である。電極49は後方湾曲壁43の内部分に取り付けられた薄い可撓性金属ストリップを含む。好ましい実施態様では、電極49はステンレス鋼から構成される。代替実施態様では、電極49はプラチナ、金、又は他の好適な導電性金属の如き不活性材料から構成される。スペーサ51は電極49に沿って位置され、装置41内のフッ化物溶液と電極49の間の接触を与えながら、電極49と装置41内に位置された歯の間の接触を妨げるように設計される。スペーサ51はプラスチックの如き絶縁材料から構成される。前方湾曲壁45は接触電極53(それは正電極又は陰極である)を含み、装置41内の歯の前方と直接接触して位置されることが設計される。接触電極はばね状機構によって前方湾曲壁45に取り付けられ、接触電極53と歯の間の接触を確実にする。好ましくは、少なくとも三つの接触電極53が使用され、それぞれが異なる歯に接触するように設計される。好ましい実施態様では、装置41は図3の予備処置トレー30を参照して記載されたものの如き封止リップをさらに含む。代替実施態様では、装置41は加熱可能なプラスチックから構成され、それは設置時に歯及び歯肉上で成形されることができる。Vaseline(登録商標)の如き接着又は反発物質を使用して封止をさらに確実にしてもよい。
線A−A及びB−Bのそれぞれに沿った装置41の横断面図である図5a及び5bを参照されたい。図5aに示されるように、スペーサ51は歯の後部に接触してもよく、一方接触電極53は歯の前方に接触するように設計される。図5bに示されるように、スペーサ51は固定され、接触電極はばね状機構によって前方湾曲壁45に取り付けられる。図5bに示された実施態様では、ばね状の性質は接触電極53を角度を付けて置くことによって達成される。あるいは、実際のばねを使用してもよい。好ましい実施態様では、三つの接触電極53は三つの異なる歯に接触する。電極の接触領域は電気分解反応を避けながら歯に電流を誘導するように最小である。
本発明の別の実施態様によるフッ化物処置のための装置40の図及び横断面図のそれぞれである図6a及び6bを参照されたい。装置40は上部トレー42a及び下部トレー42bを含む一組のトレー42を含み、そのそれぞれはフッ化物ゲル組成物を保持するためのくぼみ44を有する。トレー42はプラグ及びそこに位置された電極46を有し、それらは導電線48を介して電力源50に接続される。電極はステンレス鋼、プラチナ、金、又は他の好適な導電性材料の如き不活性材料から構成される。好ましい実施態様では、トレー42は生体適合性プラスチック材料の如き非導電性材料から構成される。フッ化物と反応しない生体適合性プラスチック材料を使用してもよいことは注目されるべきである。トレー42及びくぼみ44は標準的なサイズの歯科用トレーに従って寸法決定される。一つの実施態様では、上部及び下部トレー42は折り曲げブリッジ52を介して互いに接続され、それは折り曲げブリッジ52の領域においてトレーを折り曲げることによって両方のトレー42が歯上に同時に位置されることを可能にする。電極コネクタ54はプラグ56を介して又は他の好適な手段を介して電極48を電力源50に接続する。プラグ56は電力源50に適合するように設計される。さらに、上部及び下部トレー42はソケット58及びソケットコネクタ59を介して互いに接続可能である。ソケット58は、トレー42が折り曲げブリッジ52で折り曲げられるときにソケットコネクタ59が二つのトレー42を接続して回路を完成するように、トレー42の一つの外部リム上に位置される。別の実施態様では、トレー42は互いに接続されない。
一つの実施態様では、図6aに示されるように、装置41は標準的なAC/DC変換器を有する通常の電力源に接続される。別の実施態様では、再充電可能な電池(1〜12ボルト)が使用される。図7a及び7bに示されたさらに別の実施態様では、容易に輸送可能な使い捨て電池が装置に埋め込まれる。
記載された実施態様の全てにおいて、回路は使用者の身体を通ってではなく装置40を通って走ることが容易に明らかなはずである。このようにして、フッ化物のイオン化は増加されることができ、従って歯によるフッ化物の吸収を増強する。
一つの実施態様では、異なるサイズの予備処置トレー30及び装置41は異なるサイズの個人のために与えられる。
本発明の一実施態様によるイオン歯ブラシ70の図である図8を参照されたい。歯ブラシ70は内部に電池74を有する取っ手72、及びその反対端のヘッド部分75を含む。ヘッド部分75はその下部端にブラシの毛の部分76を含み、さらに二つの陰極78−上部端上の陰極78a及びブラシの毛の領域の陽極78bを有する。回路は陰極78a、ブラシの毛の部分76と接触する歯、及び陽極78bを通って完了される。歯ブラシ70は歯上のフッ素化を増大するために上記の歯科用トレーのようにフッ化物ゲルとともに使用されることができる。あるいは、歯ブラシ70は歯表面上のプラークを減少するために使用されることができる。本発明の歯ブラシ70の回路は個人の身体を通って走らない。
フッ化物ゲルは化合物の形で与えられ、フッ化物イオンを供与するために好適である。かかる化合物の例はフッ化ナトリウム、フッ化リチウム、フッ化アミノ、フッ化錫、フッ化物ドナー化合物の組み合わせ、又は容易にイオン化可能な他の好適な化合物を含むが、それらに限定されない。
上記装置に従って使用されるフッ化物吸収のための予備処置方法は本発明の一実施態様によれば以下の通りである。最初に、歯は専門的なクリーニングによって又は通常の歯ブラシを使用して徹底的に洗浄される。次に、歯は蒸留水でリンスされた後、過酸化水素でリンスされ、さらに蒸留水でリンスされる。過酸化水素リンスは等量の市販の過酸化水素(36%)と蒸留水を混合することによって得られた希釈溶液(18%過酸化水素)であることが好ましい。金属触媒溶液は金属の濃度が0.01〜3重量%の範囲であるような蒸留水の量で銀、銅又はパラジウムの如き様々な量の金属又は金属塩溶液を溶解することによって調製される。好ましい実施態様では、金属溶液は硝酸銀、水酸化パラジウム、塩化パラジウム、塩化銅塩又は他の好適な活性化剤を含む。一つの例では、100mgの硝酸銀は10mlの蒸留水に溶解される。さらに別の例では、50mgの塩化銅は10mlの蒸留水に溶解される。予備処置トレー30は歯上に、好ましくは歯の全てが滅菌ガーゼと接触するように位置される。封止リップ36は歯肉と接触して位置され、トレー30を封止し、口中への溶液の漏出を防止する。次いで、歯と溶液の間の十分な接触が約1分間得られるように注入又は他の充填手順によって予め測定された量の金属触媒溶液がトレー30中に導入される。あるいは、口中にトレー30を置く前に既知量の金属触媒溶液が予備処置トレー30中に置かれる。予備処置後、トレー30は口中へこぼれるのを避けることに注意して口から除去される。歯は次いで再び蒸留水でリンスされる。
予備処置後、フッ化物処置が開始される。フッ化物ドナー溶液は次のようにして調製される。フッ化物ドナー溶液の調製の以下の説明はフッ化ナトリウムを含むが、これは例示にすぎないこと及びフッ化物溶液がこの化合物に限定されないことは容易に明らかである。1〜5%の範囲のフッ化ナトリウム溶液は蒸留水に適切な量のフッ化ナトリウム塩を溶解することによって調製される。フッ化ナトリウム溶液はアルギン酸塩の如きゲル中に混入され、歯科用トレーの実施態様のトレーを充填することによって又は上記のものの如き歯ブラシの毛を被覆することによって本発明の装置に加えられる。好ましい実施態様では、2.5%濃度を有する市販のフッ化物ゲルは25mlの蒸留水に溶解された(電解質として使用された)0.5グラムの塩化ナトリウムと組み合わされ、それは1.25%のフッ化物イオンの全百分率を与える。代替実施態様では、25グラムのElmex(登録商)ゲルが0.7グラムのフッ化ナトリウムの溶液と混合された後、0.5グラムの塩化ナトリウムと組み合わされ、25mlの蒸留水に溶解される。0〜12ボルトの電力源が使用される。電気回路はそのとき1〜12ボルトの電圧で活性化される。好ましい実施態様では、電圧は3〜9ボルトの範囲、最も好ましくは約6ボルトである。回路は5〜20分の範囲内の予め決められた時間開放する。電流は30mAを越えない。
一つの実施態様では、好適なサイズの予備処置トレー30、好適なサイズの装置41、及び適合量の予め測定された活性化溶液及びフッ化物ドナー溶液が与えられるキットが提供される。異なるサイズ及び年齢の個人のために異なるキットが提供されうる。
本発明の追加の目的、利点、及び新規な特徴は限定されることを意図しない以下の実施例を調査すると当業者に明らかになるだろう。さらに、上で示され、特許請求の範囲でクレームされた本発明の様々な実施態様及び側面は以下の実施例において実験的な支持を見出す。
上の記載とともに限定されない様式で本発明を説明する以下の実施例を参照されたい。
新しく抜き取られた歯を使用前に汚染除去のために過酸化水素溶液(18%)で洗浄した。歯を下記のように5群に分割した:
A群(コントロール、n=3):予備処置なし、ゲル処置なし
B群(n=3):予備処置なし、調製されたフッ化物ゲルに10分間浸漬された歯、電流なし
C群(n=3):予備処置あり(1分間1%硝酸銀溶液に浸漬)、調製されたフッ化物ゲルに10分間浸漬された歯、電流なし
D群(n=3):予備処置なし、電流とともに調製されたフッ化物ゲルに10分間浸漬された歯
E群(n=3):予備処置あり(1分間1%硝酸銀溶液に浸漬)、電流とともに調製されたフッ化物ゲルに10分間浸漬された歯
全ての歯は次いで水でリンスされ、1.9のpHを有する5%乳酸溶液中に置かれ、15〜4500分の範囲の異なる時間乳酸溶液中に放置された。各時間で、歯は蒸留水でリンスされ、鋭い金属器具で引っかくことによって試験された。もし引っかきが引っかき傷を生じるなら、歯は試験に失敗したと考えられた。引っかき傷が全く生じないなら、歯は試験に合格したと考えられた。
上記実験の結果を棒グラフの形で図9にまとめる。
要約すると、A群(コントロール)からの歯は平均45分の露出後に失敗した。B群からの歯は2〜3時間の露出後に失敗した。C群からの歯は4〜5時間の露出後に失敗した。D群からの歯は約15時間の露出後に失敗した。E群からの歯は少なくとも75時間継続した。
上記の結果は予備処置及び電流を伴なう歯が全ての他の組み合わせよりかなり強いことを示す。
上記結果に基づいて、金属又は金属塩溶液での歯の予備処置後のフッ化物を有する電解質又はフッ化物放出物質における電流への接続は歯のフッ素化を増強及び促進し、それはう食に対する歯の物理的抵抗を増大することは明らかである。この方法は上記のように、歯科用装置又は歯ブラシのいずれかで達成されることができる。処置は比較的短く、かつコストが低い。それは歯科医又は衛生士の如き臨床医によって実施されてもよい。
上記のフッ素化プロセスに加えて、本発明は他の歯科処置を同様に増強するために使用されることができる。例えば、歯の白色化方法は提案された方法及び装置を使用して増強されてもよい。さらに、歯肉の強化を達成することができる。
明確化のため別個の実施態様で記載される本発明の特定の特徴は単一の実施態様を組み合わせて与えられてもよいことが認識される。逆に、簡潔さのため単一の実施態様で記載される様々な特徴の発明は別個に又はいかなる好適なサブコンビネーションで与えられてもよい。
本発明はその特定の実施態様と結合して記載されたが、多くの代替例、変更例及び変形例が当業者に明らかであることは明白である。従って、添付の特許請求の範囲の精神及び広い範囲内にある全てのかかる代替例、変更例及び変形例を包含することを意図される。この明細書に述べられた全ての出版物、特許及び特許出願は各個々の出版物、特許又は特許出願があたかも参照としてここに組み入れられることを特別にかつ個々に示されるのと同じ程度に明細書中に参照として全体をここに組み入れられる。さらに、この明細書における参照の引用又は同定はかかる参照が本発明に対する先行技術として利用可能であることの承認として解釈されるべきではない。
従来技術のイオン導入歯科用装置である。 従来技術のイオン導入歯ブラシである。 予備処置トレーの図である。 本発明の好ましい実施態様による装置の等測図である。 図4の装置の横断面図である。 本発明の別の実施態様による電気歯科用装置の概略的横断面図である。 本発明のさらに別の実施態様による電気歯科用装置の概略的横断面図である。 本発明の別の好ましい実施態様による電気歯ブラシの図である。 本発明の好ましい実施態様による方法を使用するときの結果の棒グラフ図である。

Claims (13)

  1. 電気化学的歯科処理装置であって、
    i)活性化された金属塩溶液に接触された歯に、フッ化物ドナー化合物であるイオン化可能な物質を適用するためのアプリケータであって、前記金属塩が、硝酸銀、水酸化パラジウム、塩化パラジウム、及び塩化銅からなる群から選択され、後方湾曲壁と前方湾曲壁を有する歯科用トレーを形成するアプリケータと、
    ii)前記アプリケータの前記後方湾曲壁に取り付けられた第一電極であって、前記第一電極と歯との接触を妨げるスペーサを有する第一電極と、
    iii)前記アプリケータの前記前方湾曲壁に取り付けられた第二電極であって、直接歯に接触する第二電極と、
    iv)前記後方湾曲壁と前記前方湾曲壁に接続される封止リップと、を有し、
    前記第一電極及び前記第二電極が前記アプリケータを通るが、非口腔本体部分を通らない1〜12ボルトの範囲の電圧の電流を生成するように構成され、両方の電極は前記トレーの内側に配置され、前記封止リップは前記物質への非口腔本体部分の露出を最小化し、
    前記物質は、前記電流の適用時にイオン化を受けるように構成される、装置。
  2. 前記フッ化物ドナー化合物がフッ化ナトリウム、フッ化リチウム、フッ化アミノ、フッ化錫、及びそれらの組み合わせから構成される一群から選択される請求項1に記載の装置。
  3. 前記第一電極が陰極である請求項1に記載の装置。
  4. 前記陰極が平坦な金属ストリップである請求項3に記載の装置。
  5. 前記スペーサが生体適合性プラスチック材料からなる請求項1に記載の装置。
  6. 前記第二電極が陽極である請求項1に記載の装置。
  7. 前記陽極がばね機構をさらに含む請求項6に記載の装置。
  8. 前記陽極が三つの接触電極を含み、前記三つの電極の各々が別個の歯にその歯の上の接触領域で接触するように構成される請求項6に記載の装置。
  9. 前記接触領域が最小にされている請求項8に記載の装置。
  10. 電力源をさらに含む請求項1に記載の装置。
  11. 前記電力源が外部電力源である請求項10に記載の装置。
  12. 前記電力源が再充電可能な電池である請求項10に記載の装置。
  13. 前記電力源が前記アプリケータ内に埋め込まれた使い捨て電池である請求項10に記載の装置。
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