JP4950310B2 - ネットワークを用いた予約管理方法を実行するためのプログラムを記録した媒体、及び該方法を実行するための装置 - Google Patents

ネットワークを用いた予約管理方法を実行するためのプログラムを記録した媒体、及び該方法を実行するための装置 Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークを用いて各種のサービスの予約を管理するシステム、管理する方法、その方法を実行するプログラム、その他上記予約管理システム及び方法の実施に使用するプログラムを実行するためにのコンピュータ端末、その他の装置に関する。
従来、例えば、ゴルフの愛好者がプレーをしようとしてゴルフのプレーの予約を行う場合には、自分がメンバーシップを有するゴルフクラブに電話により連絡をとり、クラブの担当者に希望するプレー日を告げて予約状況を確認し希望するスタート時間の予約をするのが普通であった。しかし、ゴルフ場の予約状況がインターネット等で分かり、その場で希望するスタート時間の予約ができればプレーを希望するものにとっては便宜である。また、最近の通信インフラの発達によって、インターネット等で、様々なサービスに関する情報を簡単に入手することができるようになった。しかし、このように簡単に情報を入手できても、そのサービスを利用しようとする場合、情報を入手するネットワークとは別の手段、例えば電話、あるいはメール、ファックス等の手段により予約を行う必要があったり、上記の情報入手した経路とは別の経路、例えば、予約専用窓口が設けられており、この窓口を介して予約を行うようになっているのが普通であった。このような場合でも、サービスを希望する者の都合の良い日のレジャーの内容および予約状況がインターネット等で簡単に確認でき、その場で希望する予約ができればユーザーにとって便宜である。また、サービスを提供する側でもユーザーが自分でアクセスして自分で予約を行ってくれればサービス提供側で予約状況を管理する労力を削減することができる。
本発明はこのような背景の下になされたもので、サービス提供者側の予約状況の管理労力を軽減するとともにサービスを利用しようとするユーザーの予約の手続き簡素化することができる予約管理システムを提供することを目的とする。さらに本発明の別の目的は、ユーザーによるサービスの予約の自由度を拡大させ、ユーザーが自分の余暇を幅広く有効に活用する機会をあたえることができる予約管理システムを提供することである。さらに、本発明は、サービスの予約状況を一元管理することにより、サービスの提供者及びサービスのユーザーの双方の便宜を図ることができるシステムを提供することである。さらに、本発明は、各種のレジャーの予約状況をユーザーが自分のあき時間と照らし合わせながら自分で好きなサービスの予約を行うことを可能ならしめるシステムを提供することを目的とする。さらに、本発明は、サービスを予約する際のユーザーの予約の便宜を高めることにより、サービス提供者の提供するサービスの利用度を高めることができるシステムを提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、サービスの予約を行うユーザーが使用するユーザー側端末と、前記ユーザーにサービスを提供する者が使用するサービス提供者側端末と、前記ユーザー側端末およびサービス提供者側端末に情報伝送可能に接続されるサービス管理コンピュータとを備え、前記ユーザー側端末が、前記サービス管理コンピュータにアクセスしてユーザーが選択する特定のサービスの予約情報を入手する予約情報入手手段と、前記予約情報入手手段からの予約情報に基づき、前記サービス管理コンピュータにアクセスして特定サービスの予約の申し込みを行う予約申し込み手段と、サービス管理コンピュータから前記予約申し込みが受け入れられたかどうかの判定結果を受け取る結果受取手段とを有しており、前記サービス提供者側端末が、関連するサービスの予約情報を前記サービス管理コンピュータに対して提供する予約情報提供手段と、前記サービス管理コンピュータから前記予約申し込みを受け付けた旨の通知を受けたとき、前記予約申し込みを受け付けた後当該サービスの予約状況を更新する予約状況更新手段とを有しており、前記サービス管理コンピュータが、前記サービス提供者側端末からの予約情報の提供に基づいてサービスの予約状況データベースを形成する予約状況データベース形成手段と、ユーザー側端末から特定のサービスの予約状況に関する照会があったときサービス提供者側端末からの予約状況の提示に基づいて、前記予約状況データベースから当該特定サービスの予約情報を読み出し、前記ユーザー側端末に送信する予約情報送信手段と、ユーザー側端末から前記特定サービスの予約の申し込みがあったとき前記特定サービスについて予約状況データベースを検索し、当該予約申し込みの受け付けが可能かどうかを判定する予約申し込み受付判定手段と、前記予約申し込みの受け付けが可能である場合に当該特定サービスの予約状況データベースを更新するとともに、前記ユーザー側端末及びサービス提供者側端末に前記予約申し込みを受け付けた旨の通知を行う予約確認通知手段と、を有することを特徴とする予約管理システムによって達成される。
好ましい態様では、本発明の予約管理システムは、前記サービス管理コンピュータが、前記予約申し込みをしたユーザーが前記サービス提供者の提供する何れかのサービスのメンバーシップを有しているかどうかを確認するメンバーシップ確認手段をさらに備えている。
また、別の好ましい態様では、本発明の1つの特徴として、メンバーシップあるいはサービスのグレードあるいは、ランクが設定されており、前記サービス管理コンピュータが、前記ユーザーのメンバーシップのランクが、ユーザーの予約申し込みにかかる前記特定サービスを利用することができるものであるかどうか、を確認するランク確認手段をさらに備えている。
また、前記サービス提供者側端末が、関連するサービスのメンバーリスト情報をサービス管理コンピュータに送るようになっていることが好ましい。なお、メンバーシップは、ユーザーの予約申し込み手続きにおいて確認するようにしてもよい。
別の好ましい態様では、前記サービス管理コンピュータが、ユーザーの前記予約管理システムの利用状況を記録する利用状況記録手段をさらに備える。この場合、サービス管理コンピュータは、好ましくは、前記サービス管理コンピュータが、ユーザーに持ち点を付与し、当該ユーザーの予約したサービスの利用状況に応じて、前記持ち点を変動させるする持ち点管理手段を備えている。例えば、キャンセルの度に持ち点を増加させたり、減少させたりする。また、サービス管理コンピュータが、前記持ち点に応じて前記ユーザーがサービスを予約する際の自由度を変更するようにしてもよい。
さらに、前記持ち点により、そのユーザーによるサービスの予約申し込みを受け付けないように構成することもできる。持ち点は累積的に処理して所定限度を越えたとき、予約申し込みを制限したり、予約申し込みを受け付けないようにすることもできるし、減点方式によって管理し、持ち点が所定値以下になった場合に予約申し込みを制限したり、予約を受け付けなくすることができる。また、所定の条件を設けて持ち点を回復するようにしてもよい。たとえば、所定金額を罰金としてサービス提供者あるいは、本システムに参画する者が形成する組織などに納入することにより、回復させるようにすることができる。
さらに、前記ユーザー側端末が、サービス管理コンピュータから予約情報を入手し、該入手したサービスの予約情報をカレンダーとともに画面表示するようになっている。このようにすることにより、ユーザーは視覚的に予約状況を知ることができ、的確に予約申し込みを行うことができる。
この場合、前記ユーザー側端末が、画面表示されたカレンダーの日付を指定することにより、日付ごとのサービスの予約情報を表示するようになっており、日付毎の情報を用いてユーザーによる予約申し込みを可能にすることによって、ユーザーの予約申し込みの手続きは極めて簡単となる。
本発明の別の特徴によれば、ユーザーがネットワークを介してサービスの予約を自動的に行うことを可能にしたサービスの予約管理方法であって、ネットワークを介してサービス提供者から当該サービス提供者が提供するサービスについての予約状況の情報を入手し、前記サービス提供者から入手した前記予約状況の情報をサービス提供者ごとに予約状況データベースを形成し、特定サービスの予約状況についてのユーザーからの情報提供の要求に応じて、前記予約状況データベースを検索して、前記特定サービスの予約状況の情報を前記ユーザーに提供し、ユーザーから特定サービスの予約申し込みがあったとき、当該予約申し込みが有効であるかどうかを判断し、該ユーザーの予約申し込みが有効であると判断した場合には、ユーザーに対して予約確認の通知をするとともに、サービス提供者に対して当該ユーザーによる予約申し込みを受け付けた旨を通知し、前記予約状況のデータベースを更新する段階を有していることを特徴とする予約管理方法が提供される。
この場合、さらに前記予約申し込みをしたユーザーが前記サービス提供者の提供する何れかのサービスのメンバーシップを有しているかどうかを確認する段階をさらに有することが望ましい。
また、好ましくは、前記ユーザーのメンバーシップのランクが、ユーザーの予約申し込みにかかる前記特定サービスを利用することができるものであるかどうか、を確認する段階をさらに備えている。さらにシステムの発明と同様に、サービス提供者から、当該サービス提供者が関連するサービスのメンバーリスト情報を入手する段階を備えていることが好ましい。
また、ユーザーの前記予約管理システムの利用状況を記録する段階を備えていることが好ましい。また、ユーザーに持ち点を付与し、当該ユーザーが予約したサービスの利用状況に応じて前記持ち点を変動させるようにするのが好ましい。この場合、好ましくは、前記持ち点に応じて前記ユーザーがサービスを予約する際の自由度を変更する。たとえば、予約できるサービスの範囲を自分がメンバーシップを有するジャンルのサービスに限定したり、キャンセルした場合には必ずキャンセルを納入するように条件を付けたり、キャンセル料を高く設定したり、することができる。そして、例えば、減点方式の場合において持ち点がゼロになった場合などには、そのユーザーによるサービスの予約申し込みを受け付けないようにすることもできる。すなわち、持ち点により、当該ユーザーからの予約申し込みを拒絶するように構成することができる。
さらに、ユーザーからの要求にかかるサービスの予約情報をカレンダーとともに画面表示するようにすれば、便宜である。そして、前記画面表示されたカレンダーの日付を指定することによって日付毎のサービスの予約情報を表示し、これによってユーザーによる予約申し込みを可能にすれば、さらに便宜である。
本発明のさらに別の特徴よれば、上記の予約管理方法を実行するプログラムを記録した記録媒体が提供される。また、この予約管理方法を実行するに際して前記ユーザーが使用するユーザー側端末が提供される。
また、上記予約管理方法を実行するに際して前記ユーザーにサービスを提供する者が使用するサービス提供者側端末が提供される。さらに、上記予約管理方法を実行するに際して、ユーザー側端末およびサービス提供者側端末に情報伝送可能に接続されるサービス管理コンピュータが提供される。本発明の予約管理システムの概要は以下の通りである。サービス提供者は、自己が提供するサービスについて、例えば向こう3ヶ月、1ヶ月等の予約状況を示す情報をサービス管理コンピュータに伝送する。サービス管理コンピュータは、サービス管理のデータベースに該予約状況を示す情報をサービス提供者およびサービスを特定して格納する。ユーザーは、サービス管理コンピュータにアクセスして、サービス管理データベースにあるサービスの予約状況を自分のコンピュータ端末の画面上に表示させる。予約状況は、例えば、ユーザー側端末画面上にカレンダーを表示し、予約状況にあきがある場合と、あきがない場合等、あるいはあきが少ない場合等、予約状況がユーザーに分かるようにする。ユーザーはこの予約状況の画面表示をみて自分の希望するサービスについて、かつ、希望する日時について、ユーザー側端末を操作して予約申し込みをする。
サービス管理コンピュータは、ユーザーからの予約申し込みを、予約申し込みにかかるサービスが当該ユーザーによって利用出来るものであるかどうかを判断するとともに、当該サービスの利用が可能な場合には、その結果をユーザー側端末を介してユーザーに通知する。予約申し込みを受け付けた場合には、その確認をユーザーに通知するとともに、サービス提供者にもサービス提供者側端末を介して通知する。
予約確認が形成された後に、ユーザーが当該予約内容を変更する場合、あるいはキャンセルを行う場合も、サービス管理コンピュータが予め定められた条件に沿って判断し、その予約変更、予約キャンセルを処理する。なお、ユーザーは、予約確認をする際に、料金の一部または全部について前払いを申し出ることができる。料金の前払いは、クレジットカードあるいは、その他ウエブマネー等の手段を用いて行うことができる。
本発明では、ユーザーが予約通りにサービスを利用したかどうかをサービス提供者から情報を入手することによって追跡調査し、ユーザーのサービスの利用状況を記録しておく。ユーザーの利用状況を把握し、不適切な利用の仕方を排除して、予約管理システムの健全性を維持し、システム利用者の信頼性を確保するためである。
本予約管理システムによって予約が可能なサービスには、たとえば、以下のようなものが含まれる。演劇、映画、催しものなどを見たり、美術館、動物園に入場するあるいは、野球、サッカーを「見る」ジャンルについてのサービス、ゴルフ、テニス等のプレーを楽しむ「する」ジャンルについてのサービス、レストランで食事する等の「食べる」ジャンルについてサービス、電車、飛行機に乗る等の「行く」ジャンルについてのサービス、ホテル、旅館に泊まる等の「泊まる」ジャンルについてのサービスおよびこれらの組み合わせ、すなわち「行く、見る」、「行く、する」あるいは「行く、食べる、泊まる」、または、「行く、見る、する、泊まる、食べる」等の組み合わせにかかるサービスが関係する。
本発明の一つの特徴は、これらの様々のサービスをいずれかのサービス提供者のメンバーシップを有していれば、他のジャンルのサービス提供者が提供するサービスを予約して当該サービス提供者にかかるサービスのメンバーと同じようにサービスを利用することができることである。
したがって、たとえば、本発明のシステムのサービス提供者のサービスにかかるゴルフクラブのメンバー、すなわち特定の「する」に関するサービスのメンバーが、当該「する」にかかるサービスと組み合わせて、あるいは当該「する」にかかるサービスを受けずに、他のジャンルの「行く、見る、食べる」に関するサービスを受けようとする場合、上記ゴルフクラブのメンバーであることに基づいて、これらの他のサービス提供者の他のジャンルのサービスにかかる「行く、見る、食べる、泊まる」等に関する他のサービスを受けることができることである。
言い換えれば、本発明にかかる予約管理システムに参加しているサービス提供者が経営するゴルフクラブのメンバーが、このゴルフクラブのメンバーであることを条件として、異なるジャンルのサービス提供者の経営する航空会社の飛行機の航空券を予約し、さらに異なるジャンルのサービス提供者の主催する演劇の予約をし、さらに異なるジャンルのサービス提供者の経営するホテルを予約し、さちらに異なるジャンルのサービス提供者の経営するレストランを予約をすることができる。このように、本発明の予約管理システムにかかるサービスを利用することにより、自分がメンバーシップを有するジャンルのサービスだけでなく、他のジャンルのサービス提供者の提供するサービスをも有効に利用することができるのである。なお、サービス提供者は必ずしも自己の提供するサービスについてメンバーを有している必要はない。システムに参画する所定の条件を充足していれば良い。
本システムの1つの特徴は、本システムのユーザーに予約管理システムを利用する際の持ち点を付与し、上記利用状況を評価し、キャンセル、予約変更、無断キャンセル等、利用状況がシステム上好ましくない場合には、持ち点を変動させ持ち点に応じて、サービス利用の自由度を制限するようにしていることである。
たとえば、キャンセルを乱用したり、予約変更を頻繁に行った場合には持ち点を増大あるいは減少させ、最終的には本予約管理システムを利用しての予約をできなくするようにして、本予約管理システムを乱用したユーザーを排除するようにしている。このようにすることにより、心ないユーザーによる予約申し込みの乱用を防ぎ、本システムを信頼して利用しようとする善意のユーザーを保護することができ、本発明の予約管理システムの信頼感を保つことができる。他方、利用状況の記録から、利用頻度が高く、しかも利用の仕方が好ましいと判断する場合にも、該当するユーザーの持ち点を変動させ、当該ユーザーを優遇するように構成できる。これによって健全なユーザーの利用を促進し、本予約管理システムを発展させることができる。
また、本発明の別の特徴によれば、サービスのランク付けを行ってグループ化を図っている。本発明ではユーザーはいずれかのサービス提供者のすくなくとも1つのメンバーシップを保有しているので、サービスのランク付けはユーザーのランク付けにつながる。そして、本発明では、あるユーザーからあるサービスの予約申し込みがあった場合、そのサービスの予約を可能にするかどうかはサービス提供者側の意向によることとしており、当該サービスのサービス提供者が利用できるユーザーのメンバーシップに条件をつけることができる。このように構成した場合には、サービス管理コンピュータはユーザーの本システム上のメンバーシップのステータスに照らして予約申し込みを受け付けるかどうかを判断する。このサービスのランクは、基本的には、サービスの価格に依存するが、サービスの種類によって価格帯が異なっても同じランクになる場合もある。サービスのランクを設けるのは、サービスのグレードを共通化して認識することができるようにするためである。そして、異なるランクであってもユーザーのメンバーシップを許容するサービスであれば、当該ユーザーによるそのサービスの予約を可能にする。また、上記のように、サービスのランクにかかわらず、ユーザーの予約申し込みにかかるサービスのサービス提供者が認めればそのサービスの予約を可能とする。このようにすることにより、サービス提供者にしてみれば、自己のサービスを広くユーザーに利用してもらうことができ、有効に自分のサービス提供の機会を得ることができる。また、ユーザーにしてみれば、自分の所属するサービス提供者側端末のサービスだけでなく、メンバーでなくとも、さまざまなジャンルのあるいは同じジャンルでも異なるサービス提供者側にかかるサービスを受けることができるというメリットがある。しかも、このようにランク付けを用いることより、ユーザーはサービスの内容の目安を付けることができるとともにサービス提供者にとってみれば、サービスの品質の保つ上で便宜である。本発明は、上記のようにネットワークを用いて各種のサービスの予約を管理するシステム、管理する方法、その方法を実行するプログラムを記録した媒体の形式で特許請求の範囲を記載しているが、これらの形態に限らず、上記の予約管理方法の実行のためのあらゆる形態のプログラムプロダクト、方法を実行するに際して使用する信号、その他上記予約管理システム及び方法の実施に使用するプログラムを実行する際に使用するコンピュータ端末以外の機器についても必要があれば特許請求の範囲に記載する。また、ここでいうユーザーは、必ずしも個人である必要はなく、いずれかのサービス提供者のメンバーシップを持っているかぎり会社も含む概念である。また、必要に応じてサービス提供者側端末とサービス管理コンピュータとを兼用させることもできる。
本発明に従う予約管理システムの概略構成図、 本発明に従うサービス管理コンピュータのプログラムファイルおよびデータファイルの概略の内容を示す概念図、 本発明の1つの実施の形態にかかるサービス管理コンピュータ、ユーザー側端末およびサービス提供者側端末との間の通信内容を時系列的に示す説明図、 本発明の1つの実施の形態にかかるサービス管理コンピュータ、ユーザー側端末およびサービス提供者側端末との間の通信内容を時系列的に示す説明図、 サービス提供者側端末から提供されるサービスの予約状況を示す画面表示の例、 ユーザー側端末に示される検索条件を設定するための画面の例、 ユーザー側端末に表示される画面の例、 ユーザー側端末に表示される画面の例、 ユーザー側端末に表示される画面の例、 ユーザー側端末に表示される画面の例、 ユーザー側端末に表示される画面の例、 ユーザー側端末に表示される画面の例、 ユーザー側端末に表示される画面の例、 ユーザー側端末に表示される画面の例、 ユーザー側端末に表示される画面の例、 ユーザー側端末に表示されるサービスの空き情報を示す画面の例、 ユーザー側端末に表示されるサービスの空き情報を示す画面の例、 ユーザー側端末に表示される予約申し込み画面の例、 ユーザー側端末に表示される予約確認画面の例、 ユーザー側端末に表示されるキャンセル申し込み画面の例、 ユーザー側端末に表示されるキャンセル通知の画面の例、 ユーザー側端末に表示されるキャンセル料に関する通知画面の例、 ユーザー側端末に表示される予約変更申し込みの画面の例、 ユーザー側端末に表示される予約変更通知の画面の例、 ユーザーの持ち点の変動に関する概念図、 異なるランクおよび異なる種類のサービスを受けるユーザーの条件についての説明図である。
図1を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1には、本発明の実施の形態にかかるシステムの概略図が示されている。本発明の予約管理システム1は、本システムを介して提供されるサービスの予約状況を管理するサーバとしてのサービス管理コンピュータ2を備えている。さらに、本システムは、サービスを利用しようとするユーザーUが予約申し込みを予約確認のために使用するクライアントとしてのユーザー側コンピュータ端末3と、サービスを提供する側が使用するクライアントとしてのサービス提供者側コンピュータ端末4とを備えている。上記サービス管理コンピュータ2は、ユーザー側コンピュータ3端末と、サービス提供者側端末4との間に介在し、サービスを利用するユーザーUが操作するユーザー側端末3及び該ユーザーUに対してサービスを提供するサービス提供者Sのサービス提供者側端末4の双方に対するインターフェースを構成する。これらのコンピュータ2、3および4は情報伝送可能に接続されており、好ましくはインターネット等のネットワークを介して接続されている。
サービス管理コンピュータ
サービス管理コンピュータ2は、図2に示すように、本発明のシステムを機能させる各種のプログラムを格納するプログラムファイル用メモリ5を備える。また、該各プログラムを実行する際に使用するデータを格納するデータファイル用メモリ6とを備えている。サービス管理コンピュータ2に搭載されるプログラムにはユーザー側端末3と交信して、必要な情報を提供し、または入手するユーザー側端末交信プログラム7、また、サービス提供者側端末4と交信し、必要な情報を入手しまたは提供するサービス提供者端末交信プログラム8を備えている。また、サービス管理コンピュータ2は、これらの交信プログラムを7、8用いて入手した情報を用いてユーザーUからの予約を管理する予約管理プログラムを備えている。
ユーザー側端末交信プログラムの内容
ユーザー側端末交信プログラム7の基本的な機能は、ユーザー側端末3に対するサービスの予約画面の配信及びこのユーザー端末3からの予約画面応答してのにユーザーUからの予約申し込みの処理をすることである。すなわち、ユーザー端末3に対してユーザーUがサービスを予約するための画面を表示し、ユーザーからのユーザー側端末3を介してのユーザーの予約申し込みが受け付け可能かどうかを判断し、その結果をユーザーUにユーザー側端末3を介して告知する。
サービス提供者側端末交信プログラムの内容
サービス提供者側端末端末交信プログラム8の内容は以下の通りである。サービス提供者Sは、サービス提供者側端末4を介して自己のサービスの予約状況をサービス管理コンピュータ2に通知する。また、サービス管理コンピュータ2が、ユーザーUからの予約申し込みを有効として予約申し込みを受け付けた場合には、サービス管理コンピュータ2はその予約状況のデータベースを更新するとともに、サービス提供者側端末4に通知する。そしてサービス提供者側端末4に対して当該サービス提供者Sにかかるサービスの予約状況に関するデータベースの更新を促す。
予約管理プログラムの内容
予約管理プログラムは、ユーザーUからの特定のサービスについて予約申し込みがあった場合には、ファイルを検索して照合し、当該ユーザーが、本システムのメンバーであるかどうか確認する。メンバーである場合には過去の利用履歴を確認し、資格停止の状態になっていないかどうか調べる。また、ユーザーUのメンバーシップのランクと当該ユーザーの予約申し込みしているサービスのランクを照合し、ユーザーUのメンバーシップによって予約申し込みにかかるサービスが利用できるものであるかを調査する。ユーザーUのメンバーシップのランクに基づき、予約申し込みにかかるサービスのランクが許容するものである場合にはこの予約申し込みが有効であると判断する。
また、サービス管理コンピュータ2はこの予約管理プログラムを実行して、当該予約申し込みにかかるサービスの予約状況のデータファイルを検索し、ユーザーの申し込みにかかるサービスのあきを調べる。あきがある場合には、予約を受け付けてユーザー連絡してユーザーから予約確認を取りつける。そして、サービス管理コンピュータ2はユーザーからこの予約確認を取ったのち、関連するデータベースを更新し、即座にユーザー側端末3に連絡して予約申し込みを受け付けた旨を通知するとともに、サービス提供者側端末4にも連絡してサービス提供側端末が予約状況のデータベースをもっている場合には、これを更新するように促す。
また、予約管理プログラムは、予約申し込みのキャンセル及び予約の変更を処理する。このルーチンでは、ユーザーがサービスの予約申し込み日時に支障が生じて、サービスが利用できなくなり、ユーザーが本システムを通じてキャンセル申し込んできた場合に、そのキャンセルをシステム上で処理する。この場合には、ユーザーは、予約確認のとれているサービスを特定する情報をユーザー側端末3から入力して、サービス管理コンピュータ2に連絡する。サービス管理コンピュータ2の予約管理プログラムは、このユーザーからのキャンセルの通知に基づき、当該サービスの予約状況のファイルを検索して、該予約を取り消す。そして、このキャンセルにかかる予約を空きの状態にし、そのデータに関係すデータファイルおよび、ユーザー側端末3にキャンセルの受付確認をするとともに、サービス提供者側端末4に通知して、サービス提供者側の予約状況のファイルの更新を促す。直前のキャンセルの場合などには、キャンセル料をユーザーに課す等の処置を講じる。あるいは場合によっては、キャンセルを受け付けないこととする。予約日時の変更等予約内容の変更についてもキャンセルと同様に処理する。
また、サービス管理コンピュータ2の予約管理プログラムは、ユーザーによる予約がその申込み通りに実行されたかどうかを確認するルーチンを含んでいる。すなわち、サービス管理コンピュータ2は、サービス提供者側端末4から予約にかかるサービスについて、当該ユーザーが予約どおりに自分が予約したサービスを利用したかどうかの報告を受ける。予約どおりにサービスが利用された場合には、利用されたサービス及び利用日時を特定して、ユーザーの利用状況のファイルにその旨の記録を残す。ユーザーの本発明にかかる予約管理システムを今後の予約受け付けに反映させ健全なシステム機能を担保するためである。
ユーザーの利用が予約申し込みの通りに、履行されなかった場合には、たとえば、予約した日時に無断で現れなかったり、本システムを経由しないで予約をキャンセルしたり、予約日時を変更したりした場合には、その内容を利用履歴に残し、ユーザーの持ち点に反映させる。
サービス管理コンピュータのデータファイル
サービス管理コンピュータ2は、上記のようなさまざまなプログラムを実行する際に、適宜参照され必要に応じて更新されるデータベースを構築するようになっており、これらのデータベースのためのデータ格納する各種のデータファイルを備えている。
サービス提供者リストファイル
本システムを利用してサービスを提供するサービス提供者のリストを様々な観点から検索可能に格納したサービス提供者リストファイル10が含まれる。サービス提供者リストファイルには、提供者の業種(サービスの内容)、ランク、所在地、サービス内容、連絡先、組織内容、サービス提供者の識別子(たとえば、パスワード、メンバー登録番号)等の情報が含まれている。
サービス提供者はそのサービスのランク毎に検索可能であり、また、サービスの種類毎に検索することができる。あるいは、サービス提供者の所在地、電話番号、URL、代表者等によっても検索可能である。
ユーザーリストファイル
また、各サービス毎のユーザーリストすなわち、何れかのサービス提供者のサービスにかかるメンバーリストのデータファイルが設けられる。メンバーは、本発明にかかるシステムのユーザーであってかつ、当該サービス提供者のサービスを利用できるメンバーとして登録されたものを意味する。たとえば、サービスがゴルフである場合には、特定のゴルフ場の会員である。複数のゴルフ場の会員権をもっている者は、それぞれのサービス提供者にかかるサービスのメンバーとみる。テニスクラブの会員もここでいうメンバーである。また、航空会社のマイレージ会員も本実施形態におけるメンバーである。また、本実施形態においては、メンバーのランクが設けられている。このメンバーのランクは、上記のサービスのランクに関連して自動的に付されるものである。すなわち、メンバーのランクは、そのメンバーが所属するサービス提供者のサービスのランクに依存する。
なお、正会員、準会員、家族会員等もここでいうメンバーに含まれる。メンバーリストデータファイルには、サービス提供者と上記正会員、準会員等のメンバーとの関係も情報としてデータファイルに格納されている。本システムのユーザーには、それぞれ固有の識別子が付与されており、この識別子は、サービス提供者が付与した、メンバー番号等で代用することもできる。そして、本システムにおいてサービスの予約を行う場合には、氏名とともに、自分に付与された識別子を用いて予約を行う。
予約状況データファイル
サービス管理コンピュータ2に設けられるデータファイルとして、サービス提供者別の予約状況データファイル12がある。このサービス提供者毎の予約状況データファイルには、たとえば、向こう1か月、3か月、6か月等の所定期間の予約状況を格納してある。予約状況は、たとえば予約者およびサービス提供者、サービス、予約日時および予約人数利用時間等の予約内容とともに格納される。予約状況データファイル12が一旦予約によって書き換えられた後、キャンセルされた場合には、予約管理プログラム9によって、さらに予約状況データファイル12の書き換えを行って、当該キャンセルにかかる予約を空きの状態に変更する。また、ユーザーUが一旦予約申し込みした内容の変更を申し込んだ場合にも予約管理プログラム9は、その変更の内容に応じて、予約状況データファイル12を書き換える。
ユーザー利用状況データファイル(持ち点管理データファイル)
さらに、サービス管理コンピュータ2は、ユーザーのサービスの利用状況を示すユーザー利用状況データファイルが設けられる。
上記のように本予約管理システムの1つの特色として、ユーザーが過去において予約管理システムを利用した際の利用状況をユーザー利用状況データファイルに格納している。本実施形態においては、ユーザーはそれぞれ持ち点を持っており、サービスを利用するにあたってキャンセルをした場合には、持ち点を少しづづ減らすことになり、持ち点が0になった場合には、本発明の予約管理システムを利用して利用することができなくなる。このユーザーUの持ち点は、持ち点管理データファイル14に格納されており予約管理プログラム9で管理されている。持ち点がなくなった場合には、ユーザーUは、所定の罰金を支払って、回復することができる。この罰金の額は、ユーザーUのランクによって変更することができる。この場合、ユーザーが予め預託金としてシステムに提供しておくこともでき、キャンセル等により違約金が必要になった場合には、預託金から違約金を支払うことによって持ち点を維持することができる。また、持ち点の減少も必ずしも一律にする必要はなく、ランクによってあるいはサービスによっって適宜変えることができる。また、キャンセルの仕方が悪質な場合、たとえば直前のキャンセル、告知をしないで当該サービス提供者の提供するサービスを受けなかった場合については、ユーザー資格を剥奪する等の処置を講ずることもできる。このような状況も、ユーザー利用状況データファイル13に格納されてプログラムによって管理されるようになっている。
利用停止ユーザーファイル
さらに、上記のような理由により、本予約管理システムを利用できない状況になっている利用停止ユーザーのリストすなわち利用停止ユーザーファイル15、言わばブラックリストのデータファイルも用意されており、プログラムによって管理され、適宜参照されるようになっている。
画面データファイル
さらに、サービス管理コンピュータ2は、ユーザー側端末3およびサービス提供者側端末4と交信する際に交信画面を表示するようになっているが、そのユーザー側端末3あるいは、サービス提供者側端末4からの要求に応じて、それぞれの端末に適宜、画面表示させるための各種の画面データを格納する画面データファイル16を備えている。
サービス提供者側端末
サービス提供者側端末4は、サービス管理コンピュータ2に対してサービス提供者が自己のサービスにかかる予約状況及び当該サービスのメンバーリストを送信する。サービス提供者側端末4からのサービス管理コンピュータ2への予約状況の送信は、サービスの種類にもよるが、予約状況データベース信頼度を高めるためには極力頻繁に行うことが好ましい。毎日数回程度、あるいは一時間に数回から数十回程度行うことが望ましい。
サービス提供者側端末4は好ましくは自己のサービスの予約状況データベースを持っており、サービス管理コンピュータ2から、予約確認、キャンセル、予約変更等の連絡を受けた場合には速やかに予約状況データベースを更新するようになっている。
また、サービス提供者側端末4は、予約にかかるユーザーが予約どおりサービスを利用したかどうかの報告をサービス管理コンピュータ2に送信する。
この場合、予約どおりにユーザーがサービスを利用した場合の報告は省略し、無断でサービスを利用しなかったり、予約内容と異なる内容でサービスを利用した場合のみサービス管理コンピュータ2に報告することもできる。予約内容と異なる場合には、予約と異なる人数、異なるメンバー、時間等の利用あるいはその他のサービス提供者が期待するサービスの利用の仕方と異なる態様で利用する場合等が含まれる。
サービス提供者側端末のデータファイル
上記のように本実施形態においては、サービス提供者側端末4によって管理されるデータファイルが設けられ、該データファイルによって、自己のサービスにかかる予約状況を管理する予約状況データファイル17が構築されている。この予約状況データファイル17は通常は、サービス提供者側端末4に制御される。
ユーザー側端末
ユーザー側端末3は、ユーザーの操作によって、サービス管理コンピュータ2にアクセスし、サービス管理コンピュータ2からサービスの情報を入手する。ユーザーはこの情報に基づいて、予約申し込み用の情報、例えば、カレンダーつきの予約状況画面の配信をサービス管理コンピュータ2から受け、サービスを特定し、予約申し込みを行う。
サービス管理コンピュータ2から予約確認の要請があったときは、予約内容に依存がない場合にはこれに呼応して、予約確認を行う。
また、予約変更、キャンセルも予約申し込みの場合に準じてサービス管理コンピュータ2に対して行う。
ユーザー側端末のデータファイル
ユーザー側端末3には、必要に応じて自分の予約記録データベースを形成するための予約記録データファイル18が設けられる。
以下、図3Aおよび図3Bを参照して、本実施形態にかかる予約管理システムを用いて予約を行う場合の手順について説明する。
予約状況データベースの構築
ユーザーからの予約申し込みを受け付ける前提として、サービス管理コンピュータ2は、サービス提供者側端末4から当該サービス提供者が提供するサービスの予約状況の情報を入手する。この手順は、実際には、サービス提供者から自発的にサービス管理コンピュータ2にアクセスして、予約状況をサービス管理コンピュータ2に通知する形態となる。この場合、サービス提供者側端末4は、当該サービスの予約状況の情報とともそのサービスにかかるメンバーリストを通知する。サービス提供者側端末4はサービス管理コンピュータ2に対し例えば、カレンダーと連動させた形態で、特定のサービスについてあき情報を空き数とともに予約状況を通知する。この場合、サービスがゴルフ場の場合には、さらに、カレンダー表示上に空いているスタート時間を知らせることもできる。さらに、空きのない場合には、キャンセル待ちの順番を知らせるようにしてもよい。また、メンバーリストの通知は、必ずしも、予約状況の情報を通知するタイミングに同期している必要はない。サービス提供者としてこの予約管理システムに参画する際に、サービス提供者自身の情報および、サービスの情報とともに、サービス管理コンピュータ2に通知することができる。
サービス管理コンピュータ2は、このようにサービス提供者側端末4から、サービス提供者からの予約状況情報および、当該サービス提供者にかかるサービスのメンバーリストを入手したのち、予約状況データファイルにこれらの情報をカレンダー情報と連動した形態で、サービスを特定して格納する。上記のメンバーリストには、メンバーの名前、住所等の情報とともに、メンバーの識別子、たとえば、当該サービス提供者がゴルフクラブの経営者である場合には、自己の経営する1つまたは2つ以上のゴルフフクラブのメンバー情報およびその会員番号を通知する。
サービス管理コンピュータ2は、提供されたサービス提供者側端末4からの予約状況の情報に基づき、サービス提供者ごとの予約状況データベースを構築するとともに、サービス提供者ごとのメンバーリストデータベースを構築する。この場合サービス提供者のサービスのランクが別途さまざまな条件に基づいて決定され、このランクが、サービス管理コンピュータ2のサービス提供者リストデータファイルにサービス毎に付与されて格納される。
あき情報のユーザーへの提供
つぎに、ユーザーU(一般の利用者を含む)は、予約申し込みと無関係に、自己のユーザー側端末3から、インターネットによりサービス管理コンピュータ2にアクセスして、サービス提供者名あるいはサービス名(本例では特定のゴルフクラブ名)と、あき情報を入手したい月(本例では7月)あるいは日付を入力することにより、図4に示すように、あき情報をユーザー側端末3の画面上に表示させることができる。日付ごとのあき情報をサービスを特定して表示させることもできる。この場合、日付を特定して、サービスのジャンルだけを特定しすることによって、共通するジャンルの異なる複数のサービスのまた、地域を指定して、月ごと、週ごとあるいは日付ごとに同じジャンルの異なるサービス提供者にかかる複数サービスのあき情報を表示させることができる。
また、本システムのユーザーU(一般の利用者を含む)は、予約管理システムに参画しているサービス提供者Sのサービスの予約情報を検索画面を用いて入手することができる。この場合、どのような情報を入手するかについて図5のような画面を表示させることができる。そして、検索条件を指定することによって、サービス提供者Sにかかるサービスの情報を入手することができる。たとえば、ユーザーUが、図5のような検索画面を自分の端末に表示させて、ジャンルを指定すると、たとえば、図6に示すようなジャンル別の画面があらわれる。ここで例えば「する」のジャンルを指定すると、図7に示すような「する」のジャンルのさらに詳細分類が表れる。ここで、ユーザーUが、「ゴルフ」を指定すると、図8に示すようなゴルフ場の情報が画面表示される。
ユーザーUが表示されたゴルフ場の何れかのあき情報を入手したいと考える場合には図8においてゴルフのサービス1の欄の○○○ゴルフコースを指定する。そうすると、画面上には、「希望する月を指定して下さい」とのメッセージが表示される。顧客(ユーザーU)が希望する「月」を「○○月」と入力すると、指定した「月」の空き情報が図9に示すような空き情報の形態で表示させることができる。このように本システムでは、自由にサービスの利用状況あるいは、予約状況をユーザー側端末3上に表示させることができる。本システムによれば、予約状況は、カレンダー上に表示されるので、本システムのユーザーUだけでなく一般の利用者も一見してその月の予約状況を知ることができる。
ユーザーによる予約申し込み
つぎに、ユーザーUが表示させたサービスについて、予約申し込みをしようと考える場合には、さらに希望する日付を画面上で指定するすることによって、利用しようとするサービスの日付を特定し図10に示すような画面形態で当該サービスその日付の空き状況を自分のユーザー側端末3に表示させることができるとともに、画面上でスタート時間を指定することができる。これによってユーザーUは、予約すべきサービスの内容を指定したことになり、図11に示すような予約申し込み画面が表示される。ユーザーUは表示された図11の画面において、画面表示された所定情報を入力することより予約申し込みを行うことができる。
この場合、ユーザーUは、表示されたユーザー側端末3の画面を通じて、自分が所属するサービス提供者のサービスのメンバーシップであることを自分の識別子例えばメンバーシップのIDを入力する。一般の顧客は、予約申し込み画面を表示させることはできるが、メンバーシップを有していないので予約申し込みを実行することはできない。
このように、ユーザーは、自分の利用使用とするサービスが確定していない場合であってもシステムの誘導により、簡単に予約申し込みを行うことかできる。上記の例では、ジャンル別の検索を行った例であるが、図5において地域指定をして検索をおこなった場合には、図12に示すような画面が表示され、例えば日本の地方ブロック毎の区分表示される。ユーザーが特定の地域例えば、「関東」を指定すると、図13に示すような「サービスを指定して下さい」とのメッセージが画面に表示される。ユーザーUがサービスを例えば「ゴルフ」と指定すると、図14に示すような指定されたサービスおよび指定された地域の情報が表示される。これ以降の手順は、上記図9ないし図11に関連して説明した手順と同じである。
なお地域指定は、上記の場合には、文字情報によって表示したが、指定された地域の地図を表示して地図上で、サービスを指定することもできる。
つぎに、図5においてユーザーUが「カレンダー」を指定した場合には、「日付指定をしますか」というメッセージが表示される。ユーザーがこの段階での日付指定をしない旨の入力をすると、つぎに画面上に「ジャンルまたは地域を指定して下さい」とのメッセージが表示される。ユーザーUが、希望するジャンルまたは地域を指定すると、つぎに、「希望する月を指定して下さい」とのメッセージが画面に表示される。ユーザーUは特定の「ジャンル」また特定の「地域」のいずれかを入力する。ユーザーが特定のジャンルを入力して場合には、上記説明したように図7ないし図11の手順にしたがって予約申し込みを行うことができる。また、特定の地域を入力した場合には、上記した図13、図14、図10および図11に関連して説明した手順で、予約申し込みを行うことができる。
このように上記の実施の形態においては、ユーザーは、サービスの情報を入手し、その場で希望するサービスの予約申し込みを行うことができる。また、自分が情報入手したり、利用しようとするサービスが、名称を思い出せない等の理由により特定できない場合にも、上記のようにユーザーUは、検索条件を様々に設定することにより、サービスを特定することができる。
また、上記の「カレンダー」を指定した場合において、日付指定を行うこととした場合には、システムに含まれるサービスのサービス提供者の枠を越えて日時毎に空きのあるサービスを複数表示させることができる。たとえば、ゴルフを1カ月程度後の日曜日にプレーしたいと考えている場合には、ゴルフ場を特に指定することなく、プレーしたい地域および日曜日を指定する。そうすると、図15に示すように、システム上に条件に合致するゴルフ場がある場合は、そのゴルフ場がユーザー側端末3上に画面表示される。ユーザーUは、この中から自分の好みのゴルフ場を選択してユーザー側端末3を介してサービス管理コンピュータ2に予約申し込みを行うことができる。
なお、この場合において、ユーザーUは予約申し込みを行うことを最初から目的としている場合には、ユーザーUは最初に自分の氏名、IDを入力するのが便宜である。すなわち、画面表示されるゴルフ場は当該予約申し込みにかかるユーザーUのメンバーシップのランクに対し、サービス提供者側が予め利用を許容している範囲のゴルフ場がリストアップされて、画面表示されるからである。ユーザーUが利用できないゴルフ場は画面上に表示されないので、予約申し込みをスムーズに行うことができる。
また、ユーザーUは、システムに参画している特定のサービス提供者にかかるゴルフ場のメンバーシップを有しているが、ゴルフのプレーの予約でなく別のサービスの予約をしたいと考える場合には、予約をしようとしているサービスを特定して予約申し込みをすることができる。たとえば、7月14日に東京銀座周辺のレストランを予約したいと考えている場合にも図16に示すように日時を指定して空き情報を得ることができる。この場合においても、当該予約申し込みにかかるサービスのサービス提供者が許容する場合には、ユーザーは、自分の所属するゴルフクラブのメンバーシップに基づいて、レストランを予約することができる。予約申し込みは例えば、図17に示すような画面表示を用いることができ、ユーザーは画面表示された所定情報をユーザーが入力することより、予約申し込みを行うことができる。なお上記の例では、日付指定をした場合において表示される空き情報は、同じのジャンルのサービスである場合を示したが、必ずしも同じジャンルを限られるものではなく、ジャンル横断的にあるいは、地域横断的に空き情報を日付毎に表示させ、予約申し込みをすることができる。
サービス管理コンピュータ2は、ユーザーからの予約申し込みがあった場合には当該ユーザーのランクが利用しようとするサービスのランクの許容範囲内でありかつ、当該ユーザーがシステム利用の資格停止状態になっていないことを確認する。また、予約申し込みにかかるサービスの予約状況が指定された条件で空きであるかどうかを確認する。
ユーザーからの予約申し込みが上記の条件に照らして受け入れ可能である場合には、サービス管理コンピュータ2は、ユーザー側端末3に対して当該予約申し込みが受け入れられたことを当該ユーザー側端末3に画面表示してユーザーに確認画面を表示して通知する。この画面は図18に示すような画面であり、ユーザーが確認をクリックする操作をした場合には、予約申し込みは確定した見なされる。この場合には、サービス管理コンピュータ2は、予約確認番号を付与する。なおユーザーが取消を押した場合には、予約申し込みは、予約申し込みはなかったもると見なされる。
サービス管理コンピュータ2はこれを受けて、サービス提供者側端末4に予約申し込みを受け付けた旨を報告し、サービス管理コンピュータ2の予約状況データベースを更新する。
サービス提供者側端末4は、サービス管理コンピュータ2からの通知を受けて、自己の予約状況データベースを更新する。
キャンセル、予約変更の処理
上記のように予約確認がユーザー、サービス提供者、サービス管理コンピュータ2の間で行われデータベースの更新が行われたのちに、ユーザーが当該予約をキャンセルしたいと考える場合には、ユーザーは、ユーザー側端末3に図19に示すような画面を表示して、サービス管理コンピュータ2にアクセスして予約のキャンセルを申し込む。サービス管理コンピュータ2は、このユーザーによるキャンセルの申込みが受け入れられるかどうかサービス提供者側端末4に問い合わせを行う。サービス提供者側端末4からの応答がキャンセルを受け入れる旨の応答である場合には、サービス管理コンピュータ2は、その旨を図20に示すような画面により、ユーザーUに通知するとともに、予約状況データファイル12の更新すなわち当該予約のキャンセルの処理としてのデータの更新を行う。そして、サービス提供者側端末4にも同様の画面を伝送して当該予約をキャンセルした旨の通知をし、サービス提供者側端末4に対して、予約状況データベースの更新を促す。
また、サービス管理コンピュータ2は、この情報をユーザー利用状況データファイルに記録する。この利用状況には、キャンセルの状況、予約変更の状況そのたサービス利用に際してのサービス提供者との金銭上のトラブルあるいは施設利用上の他のユーザーとのトラブルの有無等が含まれる。
サービス提供者側端末4からキャンセルが受け入れられない旨の通知を受けた場合には、サービス管理コンピュータ2は、その旨をユーザー側端末3に通知する。本実施の形態においては、ユーザーの持ち点の管理は、減点方式によって管理されている、すなわち、システム上好ましくない利用状況を行うユーザーの持ち点は、徐々に減点されるようになっている。本実施の形態においては、ユーザーに対して、図21のような画面をユーザー側端末3上に表示させて、ユーザーにキャンセル料を支払うか、持ち点を減点するか、キャンセルを取り止めるかのいずれかの選択枝をクリックするように促す。ユーザーが持ち点の減点を了承した場合には、上記のキャンセル処理をするとともに、ユーザー持ち点を所定だけ減点する。本実施の形態においては、ユーザーの持ち点は当初10点用意されており、一回のキャンセルで5点減点とする。なお、キャンセル料を支払った場合には、減点されないこととされている。
また、予約の変更についても、図22に示すような画面を用いてユーザーからの予約変更申し込みあった場合には、サービス管理コンピュータ2は、この予約変更申し込みが受け入れ可能かどうか、サービス提供者側端末4に問い合わせを出し変更可能である場合には、上記のキャンセルと同様の手順で予約の変更を図23に示すような画面を用いてユーザーに通知するとともにサービス提供者側端末4にも同様の画面を表示させて通知し、関連するデータベースを更新する。サービス提供者側端末にも予約状況データファイルの更新を促す。
予約の履行状態の確認
サービス管理コンピュータ2は、ユーザーの予約申し込みにかかるサービスをユーザーが予定通り実行したかどうか、予約にかかるサービスが行われたと見なされる日時以降に遅滞なくサービス提供者側端末4に問い合わせる。そして、予定通り予約申し込みにかかるサービスをユーザーが実行したことが判明した場合には、その旨をユーザー利用状況データファイルにユーザーにサービス利用状況として格納する。
他方、ユーザーが予約申し込みをしたにもかかわらずサービスを受けなかった場合には、本実施形態では、サービス管理コンピュータ2は、資格の停止をユーザー側端末3を介してユーザーに通知するとともに、サービス提供者側端末4を介してサービス提供者に通知する。そして、当該ユーザーを資格停止ユーザーリストに乗せて以後の予約申し込みを受け付けないこととする。
図24に、持ち点の変動の概念図を示す。ユーザーの持ち点は10点から始まりキャンセル、予約変更を行うと持ち点は減点される。持ち点が所定値、本実施形態では、5点以下になった場合には、予約の自由度が制限される。たとえば、同じランクの限定されたサービスの予約のみが許容される。また、持ち点が0点以下になった場合には、本発明にかかる予約管理システムを介してサービスの予約を行うことはできなくなる。
上記したように本発明の一つの特徴によれば、ユーザーが様々なサービスのうちのいずれかのサービス提供者のメンバーシップを有していれば、他の種類のサービス提供者が提供するサービスを予約して当該サービス提供者にかかるサービスのメンバーと同じようにサービスを利用することができる。また、異なる種類のサービスに関して共通のランクを付与してこのランクを目安としてサービス提供者のメンバーシップを有するユーザーによるサービスの相互予約を可能としている。図25に、ユーザーが異なるランクおよび異なる種類のサービスの予約を行うことができる関係についての概念図を示している。
たとえば、Aランクのゴルフクラブのメンバー、すなわち特定の「する」のジャンルかかるサービスのメンバーが、他の種類の「行く、見る、食べる」に関するサービスを受けようとする場合、上記ゴルフクラブのメンバーであることに基づいて、これらの他のサービス提供者の他の種類のサービスにかかる「行く、見る、食べる、泊まる」等に関する他のサービスを受けることができる。この場合、同じランクおよび下位のランクのサービスは自由に予約することができるが、下位のランクのサービスのユーザー(メンバー)は、上位のランクのサービスの予約をすることは原則としてできない。しかし、当該上位のランクのサービスのサービス提供者が許容する場合には予約をすることが可能である。
電話による予約申し込み
上記の例では、ユーザーは、予約申し込みを表示画面を有するコンピュータによりユーザー側端末3が構成された例について説明した。しかし、ユーザー側端末3は必ずしも、いわゆるコンピュータ端末で構成する必要はない。通常の携帯電話あるいは家庭の電話機を用いて予約申し込みを自動的に行うことができる。すなわちサービス提供者のサービスには、それぞれ識別子が割り振られており、ユーザーは、ユーザー側端末3からこの識別子を特定して予約を行うことができる。上記の識別子は、通常は数桁の数字の組合せからなっており、ユーザーは、電話機からサービスの識別子、予約する日時、およびユーザーのメンバーシップにかかる自己の識別子を入力して予約申し込みを行う。サービス管理コンピュータ2は、この予約申し込みかかるサービスが空きの状態である場合には、ユーザーの電話機にその旨を通知する。ユーザーは、この通知を受けた場合には、予め指定された予約確認の番号を入力することにより予約確認を行うことができる。
この予約確認をユーザー側端末3にかかる電話機からサービス管理コンピュータ2が受けた後の手順は上記と同様である。なお、空きがない場合には、その旨の音声がユーザー側端末3に流れるようになっている。この場合には、ユーザーさらに予約申し込みを望む場合には、ユーザー側端末3によりさらに別のサービスを識別子により特定して再度予約申し込みを行うことができる。
また別の実施形態では、音声によって予約申し込みを行うことができ、ユーザー側端末3は、音声を電子情報化して、サービス管理コンピュータ2に伝送し、ユーザーのサービス特定にかかる交信および予約申し込みにかかる交信を処理する。
ユーザーによるユーザー側端末3の操作は、マウス、キーボード、その他の任意のポインティングツールを使用して行うことがてきる。
また、上記の実施の形態では、ユーザーは、何れかのサービス提供者のメンバーシップを有していることが条件であるが、たとえば、ユーザーがクレジットカード持っていることを条件として本システムのサービスを利用できるようにすることもできる。この場合には、ユーザーは、そのクレジットカードのカード番号を自分の識別子として使用する。
発明の効果
以上説明したように本発明によれば、さまざまなサービスを簡単な手順で予約することができる。
すなわち、本発明のシステムを利用するユーザーは自分が保有するメンバーシップ以外の他のサービス提供者にかかるサービスを他のサービス提供者の提供するサービスを有効に広く利用することができる利点がある。これによってサービス提供者は広い範囲のユーザーに自己のサービスを提供する機会を得ることができる。
また、本発明の予約管理システムでは、ユーザーに予約管理システムを利用する際の持ち点を付与し、利用状況がシステム上好ましくない場合には、持ち点を変動させ、持ち点に応じて、サービス利用の自由度を制限するようにしている。
これによって、不心得者の予約申し込みの乱用を防ぎ、本システムを信頼して利用しようとする善意のユーザーを保護することができ、本発明の予約管理システムの信頼感を担保することができる。他方、利用状況の記録から、利用頻度が高く、利用の仕方が好ましいと判断する場合にも、持ち点を変動させて優遇するようになっている。これによって健全なユーザーの本予約管理システムの更なる利用を促進することができる。
また、本発明の別の特徴によれば、上記のようにサービスのランク付けを行ってグループ化をし、サービス提供者側の意向によってサービスを利用できるユーザーのメンバーシップに条件をつけることができるようになっている。ユーザーの予約申し込みは、本システム上のメンバーシップステータスに照らして受付可能かどうか判断される。
このようにすることにより、サービス提供者にとっては、自己のサービスを広くユーザーに利用してもらうことができるとともに、有効にサービス提供の機会を得ることができる。また、ユーザーにとっては、自分の所属するサービス提供者のサービスだけでなく、メンバーでなくとも、さまざまなサービスを受けることができる。また、ランクの存在により、ユーザーはサービスの内容の目安を付けることができるとともに、サービス提供者にとっては、サービスの品質の保つ上で便宜である。
1 予約管理システム
2 サービス管理コンピュータ
3 ユーザー側端末
4 サービス提供者側端末
5 プログラムファイル
6 データファイル
7 ユーザー側端末交信プログラム
8 サービス提供者側端末交信プログラム
9 予約管理プログラム
10 サービス提供者リストファイル
11 ユーザーリストファイル
12 予約状況データファイル
13 ユーザー利用状況データファイル
14 持ち点管理データファイル
15 利用停止ユーザーデータファイル
16 画面データファイル。

Claims (4)

  1. サービスの予約を行うユーザーが使用するユーザー側端末と、
    前記ユーザーにサービスを提供する者が使用するサービス提供者側端末と、
    前記ユーザー側端末およびサービス提供者側端末に情報伝送可能に接続されるサービス管理コンピュータとを備えた前記予約管理システムを用いて、
    前記ユーザー端末からの情報に基づいてネットワークを介して異なるメンバーシップにかかる複数のサービス提供者からの複数のサービスの選択肢の中からユーザーが予約を希望する特定サービスの予約を自動的に行うことを可能にするプログラムを記録した記録媒体であって、
    前記サービス管理コンピュータに、前記サービス提供者側端末からネットワークを介して前記特定サービスについての予約状況の情報を入手させる手順と、
    前記サービス管理コンピュータに、入手した前記予約状況の情報をサービス提供者ごとに予約状況データベースを形成させる手順と、
    前記サービス管理コンピュータに、前記特定サービスの予約状況についてのユーザーの操作に基づく前記ユーザー側端末からの情報提供の要求に応じて、前記予約状況データベースを検索して、前記特定サービスの予約状況の情報を前記ユーザー側端末に提供させる手順と、
    前記ユーザー側端末からの前記特定サービスの予約申し込みにかかる情報の入力があったとき、前記サービス管理コンピュータに、前記サービス提供者側端末からの情報に基づき前記予約申し込みをしたユーザーが前記予約申し込みにかかる前記特定サービスを提供する前記サービス提供者だけでなく予約申し込みにかかる前記特定サービス以外の提供する他のサービス提供者が提供する何れかのサービスのメンバーシップを有しているかどうかを識別させる手順と、
    前記サービス管理コンピュータに、前記ユーザー端末からの情報に基づいてユーザーに持ち点を付与し、当該ユーザーが予約したサービスの利用状況に応じて、前記持ち点を変動させる手順と、
    前記サービス管理コンピュータに、前記サービス提供者側端末からの情報に基づき、前記特定サービスを受けられるメンバーリスト情報を入手させる手順と、
    前記ユーザーのメンバーシップのランクが、ユーザーの予約申し込みにかかる前記特定サービスを利用することができるものであるかどうかを識別させる手順と、
    前記ユーザーのメンバーシップのランクおよび持ち点に基づいて前記予約申し込みが有効であるかどうかを判断し、有効であると判断した場合には、前記ユーザー側端末に対して予約確認の通知をするとともに、前記サービス提供者側端末に対して当該ユーザーによる予約申し込みを受け付けた旨を通知させる手順と、
    前記サービス管理コンピュータに、前記予約状況データベースを更新させる手順とを実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  2. サービスの予約を行うユーザーが使用するユーザー側端末と、
    前記ユーザーにサービスを提供する者が使用するサービス提供者側端末と、
    前記ユーザー側端末およびサービス提供者側端末に情報伝送可能に接続されるサービス管理コンピュータを用いることにより、
    前記ユーザー端末からの情報に基づいてネットワークを介して異なるメンバーシップにかかる複数のサービス提供者からの複数のサービスの選択肢の中からユーザーが予約を希望する特定サービスの予約を自動的に行うことを可能にするサービスの予約管理方法を実行する際の前記ユーザー側端末であって、
    前記サービス管理コンピュータが、前記サービス提供者側端末からネットワークを介して前記特定サービスについての予約状況の情報を入手し、
    前記サービス管理コンピュータが、入手した前記予約状況の情報をサービス提供者ごとに予約状況データベースを形成し、
    前記サービス管理コンピュータが、前記特定サービスの予約状況についてのユーザーの操作に基づく前記ユーザー側端末からの情報提供の要求に応じて、前記予約状況データベースを検索して、前記特定サービスの予約状況の情報を前記ユーザーに提供し、
    前記ユーザー側端末からの前記特定サービスの予約申し込みにかかる情報の入力があったとき、前記サービス管理コンピュータが、前記サービス提供者側端末からの情報に基づき前記予約申し込みをしたユーザーが前記予約申し込みにかかる前記特定サービスを提供する前記サービス提供者だけでなく予約申し込みにかかる前記特定サービス以外の提供する他のサービス提供者が提供する何れかのサービスのメンバーシップを有しているかどうかを識別し、
    前記サービス管理コンピュータが、前記ユーザー端末からの情報に基づいてユーザーに持ち点を付与し、当該ユーザーが予約したサービスの利用状況に応じて、前記持ち点を変動させ、
    前記サービス管理コンピュータが、前記サービス提供者側端末からの情報に基づき、前記特定サービスを受けられるメンバーリスト情報を入手し、
    前記ユーザーのメンバーシップのランクが、ユーザーの予約申し込みにかかる前記特定サービスを利用することができるものであるかどうかを識別し、
    前記ユーザーのメンバーシップのランクおよび持ち点に基づいて前記予約申し込みが有効であるかどうかを判断し、有効であると判断した場合には、前記ユーザー側端末に対して予約確認の通知をするとともに、前記サービス提供者側端末に対して当該ユーザーによる予約申し込みを受け付けた旨を通知し、
    前記サービス管理コンピュータが、前記予約状況データベースを更新する段階を有していることを特徴とする前記予約管理方法における前記ユーザー側端末。
  3. サービスの予約を行うユーザーが使用するユーザー側端末と、
    前記ユーザーにサービスを提供する者が使用するサービス提供者側端末と、
    前記ユーザー側端末およびサービス提供者側端末に情報伝送可能に接続されるサービス管理コンピュータを用いることにより、
    前記ユーザー端末からの情報に基づいてネットワークを介して異なるメンバーシップにかかる複数のサービス提供者からの複数のサービスの選択肢の中からユーザーが予約を希望する特定サービスの予約を自動的に行うことを可能にするサービスの予約管理方法を実行する際の前記サービス提供者側端末であって、
    前記サービス管理コンピュータが、前記サービス提供者側端末からネットワークを介して前記特定サービスについての予約状況の情報を入手し、
    前記サービス管理コンピュータが、入手した前記予約状況の情報をサービス提供者ごとに予約状況データベースを形成し、
    前記サービス管理コンピュータが、前記特定サービスの予約状況についてのユーザーの操作に基づく前記ユーザー側端末からの情報提供の要求に応じて、前記予約状況データベースを検索して、前記特定サービスの予約状況の情報を前記ユーザーに提供し、
    前記ユーザー側端末からの前記特定サービスの予約申し込みにかかる情報の入力があったとき、前記サービス管理コンピュータが、前記サービス提供者側端末からの情報に基づき前記予約申し込みをしたユーザーが前記予約申し込みにかかる前記特定サービスを提供する前記サービス提供者だけでなく予約申し込みにかかる前記特定サービス以外の提供する他のサービス提供者が提供する何れかのサービスのメンバーシップを有しているかどうかを識別し、
    前記サービス管理コンピュータが、前記ユーザー端末からの情報に基づいてユーザーに持ち点を付与し、当該ユーザーが予約したサービスの利用状況に応じて、前記持ち点を変動させ、
    前記サービス管理コンピュータが、前記サービス提供者側端末からの情報に基づき、前記特定サービスを受けられるメンバーリスト情報を入手し、
    前記ユーザーのメンバーシップのランクが、ユーザーの予約申し込みにかかる前記特定サービスを利用することができるものであるかどうかを識別し、
    前記ユーザーのメンバーシップのランクおよび持ち点に基づいて前記予約申し込みが有効であるかどうかを判断し、有効であると判断した場合には、前記ユーザー側端末に対して予約確認の通知をするとともに、前記サービス提供者側端末に対して当該ユーザーによる予約申し込みを受け付けた旨を通知し、
    前記サービス管理コンピュータが、前記予約状況データベースを更新する段階を有していることを特徴とする前記予約管理方法における前記サービス提供者側端末。
  4. サービスの予約を行うユーザーが使用するユーザー側端末と、
    前記ユーザーにサービスを提供する者が使用するサービス提供者側端末と、
    前記ユーザー側端末およびサービス提供者側端末に情報伝送可能に接続されるサービス管理コンピュータを用いることにより、
    前記ユーザー端末からの情報に基づいてネットワークを介して異なるメンバーシップにかかる複数のサービス提供者からの複数のサービスの選択肢の中からユーザーが予約を希望する特定サービスの予約を自動的に行うことを可能にするサービスの予約管理方法を実行する際の前記サービス管理コンピュータであって、
    前記サービス管理コンピュータが、前記サービス提供者側端末からネットワークを介して前記特定サービスについての予約状況の情報を入手し、
    前記サービス管理コンピュータが、入手した前記予約状況の情報をサービス提供者ごとに予約状況データベースを形成し、
    前記サービス管理コンピュータが、前記特定サービスの予約状況についてのユーザーの操作に基づく前記ユーザー側端末からの情報提供の要求に応じて、前記予約状況データベースを検索して、前記特定サービスの予約状況の情報を前記ユーザーに提供し、
    前記ユーザー側端末からの前記特定サービスの予約申し込みにかかる情報の入力があったとき、前記サービス管理コンピュータが、前記サービス提供者側端末からの情報に基づき前記予約申し込みをしたユーザーが前記予約申し込みにかかる前記特定サービスを提供する前記サービス提供者だけでなく予約申し込みにかかる前記特定サービス以外の提供する他のサービス提供者が提供する何れかのサービスのメンバーシップを有しているかどうかを識別し、
    前記サービス管理コンピュータが、前記ユーザー端末からの情報に基づいてユーザーに持ち点を付与し、当該ユーザーが予約したサービスの利用状況に応じて、前記持ち点を変動させ、
    前記サービス管理コンピュータが、前記サービス提供者側端末からの情報に基づき、前記特定サービスを受けられるメンバーリスト情報を入手し、
    前記ユーザーのメンバーシップのランクが、ユーザーの予約申し込みにかかる前記特定サービスを利用することができるものであるかどうかを識別し、
    前記ユーザーのメンバーシップのランクおよび持ち点に基づいて前記予約申し込みが有効であるかどうかを判断し、有効であると判断した場合には、前記ユーザー側端末に対して予約確認の通知をするとともに、前記サービス提供者側端末に対して当該ユーザーによる予約申し込みを受け付けた旨を通知し、
    前記サービス管理コンピュータが、前記予約状況データベースを更新する段階を有していることを特徴とする前記予約管理方法における前記サービス管理コンピュータ。
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