JP4949478B2 - マルチキャストグループを構築するための方法および装置 - Google Patents

マルチキャストグループを構築するための方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は通信ネットワークの分野に関し、より具体的にはマルチキャストグループの構築に関する。
インターネットプロトコル(IP)マルチキャストは、トランスミッタからマルチキャストグループを形成する複数のレシーバへシングルストリームの情報を搬送するIPトラフィックを送る帯域幅節約技術である。IPマルチキャストは、ビデオ会議、遠隔教育、ソフトウェア配布、および同類事項など数々の適用例に対して使用することが出来る。IPマルチキャストパケットは、ネットワークでマルチキャストルータによって複製されるが、それらマルチキャストルータは、マルチキャストグループのメンバーシップを管理するために様々なマルチキャストプロトコルをサポートし、IPマルチキャストパケットを複製し、IPマルチキャストに関連する同種機能を実行する。マルチキャストグループの動的な構築は、現在RFC2974で定義されているような、関連するセッションディレクトリツール(SDR)含むセッションアナウンスメントプロトコル(SAP)を使用して実行されており、そのセッションディレクトリツール(SDR)は、マルチキャストグループを動的に構築するために、配布されたセッションディレクトリおよびセッションアナウンスメントを使用する。
従来技術における様々な欠陥が、マルチキャストグループを動的に構築するための方法および装置の発明を通して取り組まれている。方法は、マルチキャストグループを構築するようになされた複数のパラメータを含むマルチキャストグループ構築要求を第1のユーザデバイスから受け取るステップ、マルチキャストグループのためのマルチキャストアドレスを取得するステップ、および割り当てられたマルチキャストアドレスおよびパラメータを使用してマルチキャストグループを構築するステップを含む。パラメータは、少なくとも1つのマルチキャストグループ定義パラメータおよび少なくとも1つのマルチキャストセッション記述パラメータを含む。マルチキャストアドレスおよび少なくともパラメータの一部分は、第2のユーザデバイスが動的にマルチキャストグループに加わることが出来るように第2のユーザデバイスに与えられるようになされている。
本発明の教示は、下記詳細な説明を添付図面と共に考慮すれば容易に理解することが出来る。
通信ネットワークの高次ブロックダイヤグラムを示す図である。 本発明の一実施形態によるシグナリングを含む、図1の通信ネットワークの一部分の高次ブロックダイヤグラムを示す図である。 本発明の一実施形態によるシグナリングを含む、図1の通信ネットワークの一部分の高次ブロックダイヤグラムを示す図である。 本発明の一実施形態によるシグナリングを含む、図1の通信ネットワークの一部分の高次ブロックダイヤグラムを示す図である。 本明細書に記述する機能の少なくとも一部分を実行するのに使用するために適している汎用コンピュータの高次ブロックダイヤグラムを示す図である。
理解を容易にするために、図面で共通である同一の要素を指定するために、可能な限り同一の符号が使用されている。
本発明はマルチキャストグループの動的な構築を可能にする。本発明はユーザデバイスによるマルチキャストグループの動的な構築を可能にする。本発明は、マルチキャストプロトコルシグナリング(例えば、セッションイニシエーションプロトコル(SIP)シグナリング、ハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)シグナリング、および同等物、ならびにそれらの様々な組合せ)以外のシグナリングを使用してIPマルチキャストグループを構築することを可能にする。このように本発明はマルチキャストグループのロバストで動的な構築をサポートする。
図1はある通信ネットワークの高次ブロックダイヤグラムを示している。具体的には、図1の通信ネットワーク100は、複数のユーザデバイス(UD)102−102(UD102と総称する)、転送ネットワーク(TN)110、SIPサーバ(SS)120、およびマルチキャストマネージャ(MM)130を含む。UD102−102は、それぞれの通信経路を使用してTN110と通信するが、その通信経路はUD102とTN110の間でシグナリングおよびベアラトラフィックを転送するためのネットワーク要素およびコミュニケーションリンクを含むことが出来る。SS120およびMM130は、通信経路を使用してTN110と通信するが、その通信経路は、SS120およびMM130それぞれとTN110の間でシグナリングトラフィックを転送するためのネットワーク要素およびコミュニケーションリンクを含むことが出来る。
UD102はマルチキャストセッションに参加するために動作可能であるデバイスを含む。例えば、UD102は、有線電話、無線電話、コンピュータ、および同等物、ならびに様々なそれらの組合せを含むことが出来る。UD102はマルチキャスト機能をサポートして、マルチキャストセッションへの参加を可能にする。UDはマルチキャストグループの構築を開始することが出来る。UD102は、その他のUD102をマルチキャストグループに加わるように求めることが出来るし、マルチキャストグループへの参加の許可をその他のUD102から取得するように要求することが出来る。マルチキャストグループに参加後、UD102はUDを送るおよび/またはUDを受け取るものとして動作することが出来る。UD102はマルチキャスト機能を必要とする様々な適用例、例えばビデオ会議の用途、インスタントメッセージの用途、および同等物、ならびにそれらの様々な組合せをサポートすることが出来る。
TN110は複数のルータ112−112(ルータ112と総称する)を含む。ルータ112は、マルチキャストルータ(つまり1つまたは複数のマルチキャストプロトコル(例えばプロトコルインディペンデントマルチキャスト(PIM)、インターネットグループマネジメントプロトコル(IGMP)および同種マルチキャストプロトコルならびにそれらの様々な組合せ)に対するサポートを含むマルチキャスト機能を含むルータ)を含むことができる。マルチキャスト機能はIPマルチキャスト機能を含むことが出来る。ルータ112は、ルータ112の様々な組合せの間でトラフィックを転送するようになされたネットワーク要素およびコミュニケーションリンクを含むことが出来る複数の通信経路(CP)114を使用して通信する。
SS120はSIPシグナリングをサポートするサーバである。SS120は、UD102の間でSIPメッセージを送ることが出来る。例えばSS120は、UD102の間およびUD102とルータ112の間でSIPINVITEメッセージを送ることが出来、それによってUD102がその他のUD102のマルチキャストグループへの参加を求めることを可能にし、UD102がマルチキャストグループへの参加を要求することを可能にしている。SS120はUD102とMM130の間でメッセージを送ることが出来る。MM130はマルチキャスト機能を管理するようになされたシステムである。MM130は、UD102の1つから受け取ったマルチキャストグループの構築要求にしたがってマルチキャストグループを構築することを含み、本明細書で説明されている機能の少なくとも一部分を実行することが出来る。
UD102、ルータ112、SS120およびMM130の具体的な数および構成に関して主に示され、説明がなされているが、本発明は、UD102、ルータ112、SS120およびMM130のその他様々な数および構成を使用して実施することが出来、ある実施形態では本明細書に示され、説明されている様々な機能を実行するようになされたその他のネットワーク要素を使用して実施することが出来る。本発明のマルチキャスト構成および通信機能のサポートにおけるUD102、ルータ112、SS120およびMM130の働きは図2〜図5によってより良く理解することが出来る。
図2は、本発明の一実施形態によるシグナリングを含む図1の通信ネットワークの一部分の高次ブロックダイヤグラムを示している。図2の通信ネットワーク部分200はUD102、102、および102を含む。図2の通信ネットワーク部分200はMM130をさらに含む。本発明の機能を明瞭に説明するためにルータ112およびSS120は、(本明細書に図3および図4に関して示され、説明されているようにルータ112およびSS120は本発明の様々な機能をサポートすることが出来るが)省略されている。本明細書で図2に関して示され、説明されているシグナリングは、UD102、102、および102を含むマルチキャストグループを構築するために、および構築されたマルチキャストグループの関連するマルチキャストストリームをサポートするために実行される。
ステップ202で、UD102はマルチキャストグループ構築要求を生成しそのマルチキャストグループ構成要求をMM130に転送する。UD102はマルチキャストグループ構築要求をMM130に転送する。UD102は、複数のプロトコルおよび関連するメッセージフォーマットの1つまたは複数を使用して、マルチキャストグループ構築要求をMM130に転送することが出来る。ある実施形態では、UD102はマルチキャストグループ構築要求をMM130に転送し、その他のメッセージおよび情報はSIPシグナリングを使用して交換することが出来る。本発明に対するSIPシグナリングの使用については本明細書に図3、図4、および図5でより詳細に示されかつ説明されている。
マルチキャストグループ構築要求は1つまたは複数のパラメータを含む。マルチキャストグループ構築要求に含まれる1つまたは複数のパラメータは、マルチキャストグループを構築するようになされた1つまたは複数のパラメータを含む。マルチキャストグループ構築要求に含まれる1つまたは複数のパラメータは、構築されようとするマルチキャストグループを定義するようになされた1つまたは複数のパラメータ(マルチキャストグループ定義パラメータと表示される)を含む。マルチキャストグループ構築要求に含まれる1つまたは複数のパラメータは、構築されようとするマルチキャストグループのためのマルチキャストセッションを記述するようになされた1つまたは複数のパラメータ(マルチキャストセッション記述パラメータと表示される)を含む。マルチキャストグループ構築要求に含まれる1つまたは複数のパラメータは、その他の様々なパラメータを含むことが出来る。
マルチキャストグループ定義パラメータは、マルチキャストグループを構築しようとする予定時刻、マルチキャストグループへの参加の要請を開始することを認可されているネットワーク要素のリスト、マルチキャストグループに加わることを認可されているユーザデバイスのリスト、および同等物、ならびにそれらの様々な組合せを含むことが出来る。ある実施形態では、マルチキャストグループ定義パラメータは、マルチキャストグループに加わることを認可されているユーザデバイスのリストを含むが、その実施形態で、マルチキャストグループ定義パラメータは、マルチキャストグループに加わることを認可されているユーザデバイスに関連する特恵を1つまたは複数さらに含むことが出来る。
マルチキャストグループが構築される予定時刻は、マルチキャストグループが即座に構築されるのか、または将来の日付け/時刻に構築されるのか指定することが出来る。マルチキャストグループへの参加の要請を開始することを認可されているネットワーク要素のリストは、1つまたは複数のユーザデバイス(例えばUD102だけがその他のUD102のマルチキャストグループへの参加を求めることが認可されている)、1つまたは複数の管理システム(例えばMM130)、および同等物ならびにそれらの様々な組合せを含むことが出来る。マルチキャストグループへの参加を認可されているユーザデバイスのリストは、任意のユーザデバイスを含むことが出来る(および、ある実施形態ではその代わりにマルチキャストグループへの参加を認可されたユーザのリストとして与えることも出来る)。
ある実施形態では、マルチキャストグループへの参加を認可されたユーザデバイスのリストは、そのリスト内の各ユーザデバイスに対してそのユーザデバイスがマルチキャストグループの構築に応じて自動的にマルチキャストグループへの参加を求められるべきかどうか表示するようになされた少なくとも1つのパラメータ(属性)を含むことが出来る。そのパラメータは要請パラメータと表示することができる。ある実施形態では、ユーザデバイスに関連する要請パラメータは、マルチキャストグループを構築した管理システム(MM130と説明されている)が、マルチキャストグループの構築に応じて自動的にユーザデバイスをマルチキャストグループへの参加を求めるべきであることを表示することが出来る。
ある実施形態では、マルチキャストグループへの参加を認可されているユーザデバイスのリストは、そのリスト内の各ユーザデバイスに対して、マルチキャストセッションでユーザデバイスによる参加を定義する特恵パラメータ(属性)を少なくとも1つ含むことが出来る。ある実施形態では、マルチキャストグループへの参加を認可されている各ユーザデバイスに関連する特恵パラメータは、ユーザデバイスがマルチキャストトラフィックをマルチキャストグループのその他のメンバーに送信することが出来るかどうか(つまり受信UDとしてのみ働くのかまたは受信UDおよび送信UDの両方として働くのか)についての表示を含むことが出来る。1つの具体的な特恵パラメータに関して説明がなされているが、個々のUDまたはUDのグループに関するその他様々な特恵パラメータをマルチキャストグループ構築要求で指定することが出来る。
ある実施形態では、マルチキャストグループの構築要求は、特定のデバイスがユーザデバイスの特定のセット(つまりマルチキャストグループへの参加を認可されているユーザデバイス)をマルチキャストグループへの参加を求めることを認可されていることを指示することが出来る。例えば、マルチキャストグループ構築要求は、UD102がUD102(およびその他のユーザデバイス(図示せず))を、MM130がUD102(およびその他のユーザデバイス(図示せず))をマルチキャストグループへの参加を求めることを認可されることを指示出来る。
マルチキャストセッション記述パラメータは、それによってマルチキャストグループのメンバーにマルチキャストトラフィックがマルチキャストされるマルチキャストセッションを定義するようになされた任意のパラメータを含むことが出来る。ある実施形態では、例えば、マルチキャストセッション記述パラメータは、少なくとも1つのIPアドレス(つまりマルチキャストグループのメンバーが使用しようとするマルチキャストアドレス)、1つまたは複数のポート(つまりマルチキャストグループのメンバーが使用しようとするマルチキャストポート)、1つまたは複数のコーダー−デコーダー(コーデック)(つまりマルチキャストグループのメンバーが使用しようとするコーデック)、および同等物ならびにそれらの様々な組合せを含む。具体的なマルチキャストセッション記述パラメータに関して説明がされているが、マルチキャストグループ構築要求で、その他の様々なマルチキャストセッション記述パラメータを指定することが出来る。
マルチキャストグループの構築要求に応じてMM130はマルチキャストグループのためのマルチキャストアドレスを取得する。MM130は、マルチキャストアドレスをローカルで(例えば、利用可能なマルチキャストアドレスのリストまたは範囲から)取得することが出来る。MM130はマルチキャストアドレスをマルチキャストグループに割り当てる。MM130はマルチキャストグループと割り当てられたマルチキャストアドレスの間のマッピングを記憶する。ある実施形態では、MM130はマルチキャストグループ構築要求に含まれている少なくともパラメータの一部分を記憶する。MM130は、マルチキャストグループ構築要求に含まれているパラメータを、記憶されたパラメータをマルチキャストグループに関連付けるような方式で記憶する。ある実施形態では、MM130は、マルチキャストグループ構築要求に含まれている少なくともマルチキャストグループ定義パラメータの一部分を記憶する。ある実施形態では、MM130は、マルチキャストグループ構築要求に含まれている少なくともマルチキャストセッション記述パラメータの一部分を記憶する。
ステップ204では、MM130はマルチキャストグループ応答メッセージをUD102に送る。マルチキャストグループ応答メッセージはマルチキャストグループに割り当てられたマルチキャストアドレスを含む。マルチキャストグループ応答メッセージは、マルチキャストグループ構築要求に含まれている少なくともパラメータの一部分を含むことが出来る(例えば、マルチキャストグループを構築するためにMM130によって使用されるパラメータを検証するため)。このような実施形態のあるものでは、マルチキャストグループ応答メッセージは、マルチキャストグループ構築中に受け入れられたマルチキャストセッション記述パラメータを含むことが出来る。マルチキャストグループ応答メッセージはマルチキャストグループ識別子を含むことが出来る。ステップ206では、UD102が、マルチキャストグループに割り当てられたマルチキャストアドレスを使用してマルチキャストトラフィックをマルチキャストグループへ送信し始める。UD102は、マルチキャストセッションを使用してマルチキャストセッション記述パラメータにしたがってマルチキャストトラフィックを送信し始める。
ステップ207では、MM130は、UD102に対してMM130によって構築されたマルチキャストグループへの参加の要請を開始する。ある実施形態では、UD102に対する構築されたマルチキャストグループへの参加の要請は、MM130によってマルチキャストグループの構築に応じて自動的に開始することが出来る。本明細書に説明されているようにある実施形態では、マルチキャストグループ構築要求は、マルチキャストグループの構築に応じて自動的にマルチキャストグループへの参加を求められるべき1つまたは複数のユーザデバイス104を識別するようになされた1つまたは複数のパラメータ(要請パラメータと表示される)を含むことが出来る。
ステップ208では、その他のユーザデバイスがUD102によって動的に要求されMM130によって動的に構築されたマルチキャストグループへの参加を開始する。ユーザデバイスがマルチキャストグループへ加わることが出来る方法がいくつかある。ユーザデバイスは、(例えば、動的にマルチキャストグループの構築を要求したユーザデバイス(UD102と説明されている)によって、マルチキャストグループの構築に関連する管理システム(MM130と説明されている)によって、および同等物ならびにそれらの様々な組合せによって)マルチキャストグループへの参加を求めることが出来る。ユーザデバイスは、(例えば、マルチキャストグループの構築を動的に要求したユーザデバイス(UD102と説明されている)に要求を送り、マルチキャストグループの構築に関連する管理システム(MM130と説明されている)に要求を送り、および同等物ならびにそれらの様々な組合せによって)マルチキャストグループへの参加を要求することが出来る。
ステップ208A1では、UD102はUD102に要請を送りUD102にマルチキャストグループへの参加を求める。ある実施形態では、UD102のマルチキャストグループへの参加を求めるUD102からUD102への要請は、マルチキャストグループのマルチキャストアドレス、ならびにマルチキャストグループに参加するためにUD102によって要求される1つまたは複数のマルチキャストセッション記述パラメータを含むことが出来る。ステップ208B1では、マルチキャストグループへの参加の要請に応じてUD102はUD102からのマルチキャストグループへの参加の要請を受け入れる。次いでUD102はマルチキャストグループのマルチキャストアドレスにわたってマルチキャストトラフィックの受け取りを開始する。説明を明瞭にするために省略されているが、ある実施形態では、UD102(またはその他のUD102)はマルチキャストグループへ参加をするためにUD102に対して要求を開始することが出来る。
ステップ208A2では、UD102はMM130に対して要求を開始し、マルチキャストグループへの参加を要求する。ステップ208B2では、マルチキャストグループへの参加の要求に応じてMM130は、マルチキャストグループへの参加要求をUD102から受け入れる。ある実施形態では、UD102によるマルチキャストグループへの参加要求のMM130による受け入れは、マルチキャストグループのマルチキャストアドレス、ならびにマルチキャストグループに参加するためにUD102によって要求される1つまたは複数のマルチキャストセッション記述パラメータを含むことが出来る。UD102は、次いでマルチキャストグループのマルチキャストアドレスにわたってマルチキャストトラフィックを受け取り始めることが出来る。説明を明瞭にするために省略されているが、ある実施形態では、MM130は、UD102(またはその他のUD102)に対して要求を開始し、UD102のマルチキャストグループへの参加を求めることが出来る。
ユーザデバイスがマルチキャストグループに加わる具体的な方法に関して説明がなされているが、ユーザデバイスはマルチキャストグループにその他の様々な方法を使用して加わることが出来る。一例では、説明を明瞭にするために省略されているが、ユーザデバイスは、ルータを通して標準のマルチキャスト参加能力を使用してマルチキャストグループに加わることが出来る。他の例では、ユーザデバイスは、管理システム(MM130と説明されている)により管理デバイスとルータの間の通信を通してマルチキャストグループに加わらせられることが出来る。それによって構築されたマルチキャストグループにユーザデバイスが加わることが出来るこれらおよびその他の方法は、本明細書に説明され示されている図3および図4によってより良く理解することが出来る。
マルチキャストグループに加わると、ステップ210でUD102は、マルチキャストグループのマルチキャストアドレスにわたってUD102からマルチキャストトラフィックを受け取り始める。マルチキャストグループに加わると、ステップ212でUD102は、マルチキャストグループにわたってマルチキャストトラフィックをUD102および102に送信し始める。マルチキャストグループに加わると、ステップ210でUD102は、マルチキャストグループのマルチキャストアドレスにわたってUD102からマルチキャストトラフィックを受け取り始める。マルチキャストグループに加わると、ステップ212でUD102は、マルチキャストグループのマルチキャストアドレスにわたってUD102からマルチキャストトラフィックを受け取り始める。説明を明瞭にするために省略されているが、UD102および102は、マルチキャストグループを離脱する任意の手段を使用してマルチキャストグループを離脱することが出来る。
図3は、本発明の一実施形態によるシグナリングを含む、図1の通信ネットワークの一部分の高次ブロックダイヤグラムを示す。図2の通信ネットワーク部分200はUD102、102および102、ならびにルータ112、112および112を含む。図3の通信ネットワーク部分300はSS120およびMM130をさらに含む。本明細書で、図3に関して示され、説明されているシグナリングは、UD102、102および102を含むマルチキャストグループを構築するために、ならびに構築されたマルチキャストグループの関連するマルチキャストストリームをサポートするために実行される。
ステップ302でUD102は、マルチキャストグループ構築要求を開始する。マルチキャストグループ構築要求は、図2に関して説明されているマルチキャストグループ構築要求と同様である(つまりマルチキャストグループ構築要求は、マルチキャストグループ定義パラメータ、マルチキャストセッション記述パラメータおよび同様のパラメータならびにそれらの様々な組合せを含む、マルチキャストグループを構築するようになされた様々なパラメータを含むことが出来る)。
本明細書で説明されているように、ある実施形態では、マルチキャストグループ構築要求は、マルチキャストグループを構築しようとする予定時刻を含むことが出来る。マルチキャストグループが直ちに構築されるように予定されている場合、MM130は(例えば、マルチキャストアドレスをマルチキャストグループに割り当て、マルチキャストグループ構築要求に含まれているパラメータの少なくとも部分を記憶することによって)マルチキャストグループを直ちに構築する。マルチキャストグループが後刻構築されるように予定されている場合には、MM130は、マルチキャストグループ構築要求と共に受け取った情報を計画された時間でマルチキャストグループを構築するのに使用するために記憶する。本発明を明瞭に説明するために、UD102によって開始されたマルチキャストグループ構築要求は、マルチキャストグループが直ちに構築されるものと計画されていることを示すものと仮定する。
UD102はマルチキャストグループ構築要求をSS120に転送する。SS120はそのマルチキャストグループ構築要求をMM130に転送する。ある実施形態では、マルチキャストグループ構築要求はSIP INVITEメッセージを使用して伝達される。ある実施形態では、マルチキャストグループ構築要求に含まれている少なくともパラメータの一部分は、SIPヘッダフィールドおよびSIPボディーフィールドを含む1つまたは複数の既存のSIPフィールドを使用して伝達することが出来る。ある実施形態では、例えば、少なくともマルチキャストセッション記述パラメータの一部分は、SIPセッション記述フィールドを使用して伝達することが出来る。ある実施形態では、マルチキャストグループ構築要求に含まれている少なくともパラメータの一部分は、新しいSIPヘッダフィールドおよび新しいSIPボディーフィールドを含む新しいSIPフィールドを使用して伝達することが出来る。ある実施形態では、MM130はSIPアプリケーションサーバとして実装することが出来る。
MM130はマルチキャストグループ構築要求に応じてマルチキャストグループを構築する。MM130は、マルチキャストグループを、本明細書で図2に関して説明されているようなマルチキャストグループの構築と同様の方式で構築する。MM130はマルチキャストアドレスをマルチキャストグループに割り当てる。MM130は、マルチキャストグループ構築要求に含まれているパラメータ(例えば、マルチキャストグループ定義パラメータおよびマルチキャストセッション記述パラメータ)の少なくとも一部分を記憶する。MM130は、マルチキャストアドレスおよびマルチキャストグループ構築要求に含まれているパラメータを、そのマルチキャストアドレスおよびパラメータをマルチキャストグループに関連させるような方式で記憶する。
ステップ304で、MM130はマルチキャストグループ構築要求への応答を開始する。MM130は応答をSS120に転送する。SS120は、応答をUD102に転送する。応答はマルチキャストグループに対して割り当てられたマルチキャストアドレスを含む。応答は、マルチキャストグループのためのマルチキャストセッションに関連するマルチキャストセッション記述パラメータを含む。ある実施形態では、応答で返されたマルチキャストセッション記述パラメータは、マルチキャストグループ構築要求に含まれるマルチキャストセッション記述パラメータと同一である。マルチキャストグループ構築要求への応答はSIP OKメッセージを使用して伝達することが出来る。
ある実施形態では、マルチキャストセッション構築要求に含まれている少なくともマルチキャストセッション記述パラメータの一部分はMM130によって受け入れられないが、その実施形態で、応答がMM130に受け入れられるマルチキャストセッション記述パラメータ(その一部分は要求されたマルチキャストセッション記述パラメータとは異なることもある)を含むことが出来る。この応答はSIP OKメッセージを使用して伝達することが出来る。ある実施形態では、マルチキャストセッション構築要求に含まれている少なくともマルチキャストセッション記述パラメータの一部分はMM130によって受け入れられないが、その実施形態ではその応答が否定的応答(例えばSIP486ビジーメッセージ)であることもある。
ステップ306で、UD102はマルチキャストトラフィックをマルチキャストグループに送信し始める。UD102は割り当てられたマルチキャストアドレスを使用してマルチキャストトラフィックを送信し始める。UD102は、マルチキャストセッションを使用して、受け入れられたマルチキャストセッション記述パラメータ(マルチキャストグループ構築要求に応じてMM130からUD102へ戻された)にしたがってマルチキャストトラフィックを送信し始める。図3に示されているようにUD102は、マルチキャストトラフィックをルータ112に送信するが、そのマルチキャストトラフィックは、そのルータ112からマルチキャストグループに加わっているその他のUD102、ならびにマルチキャストグループに加わっているUD102をサポートするその他のルータ112に送信することが出来る。その他のUD102がマルチキャストグループに加わるのに先立って始めるとして示されているが、その他の実施形態では、UD102によるマルチキャストトラフィックのマルチキャストグループへの送信は、1つまたは複数のその他のUD102がマルチキャストグループへ加わり始める前、加わり始めるのと同時または加わり始めた後にすることが出来る。
ステップ308では、その他のユーザデバイスがUD102によって動的に要求され、MM130によって動的に構築されたマルチキャストグループに参加を始める。ユーザデバイスがマルチキャストグループに加わることが出来る方法はいくつかある。ユーザデバイスのマルチキャストグループへの参加は、(例えば、マルチキャストグループの構築を動的に要求したユーザデバイス(UD102と説明されている)によって、マルチキャストグループの構築に関連する管理システム(MM130と説明されている)および同等物ならびにそれらの様々な組合せによって)求めることが出来る。ユーザデバイスが、マルチキャストグループへの参加の要請に応じることが出来る方法がいくつかある。
ある実施形態では、ユーザデバイスは、既存のマルチキャストプロトコルの標準マルチキャスト参加機構(例えば、ユーザデバイスに関連するルータにインターネットグループマネジメントプロトコル(IGMP)参加メッセージ、マルチキャストリスナーディスカバ(MLD)メッセージ、および同等物のような参加メッセージを送る)を使用してマルチキャストグループへの参加の要請に応じることが出来る。説明を明瞭にするために省略されているが、MM130は、マルチキャストグループへのルータ112を経由するこのような参加(ならびにマルチキャストグループからの離脱)を認識していることが期待されている。MM130には、MM130からルータ112への周期的なポーリング、ルータ112からMM130へ明示的なシグナリングおよび同等事項ならびにそれらの様々な組合せを使用してこのような参加/離脱を認識させることが出来る。
ある実施形態では、マルチキャストグループへの参加の要請はSIP要求メッセージ(例えばSIP INVITEメッセージ)を使用して送られるが、その実施形態で、ユーザデバイスは、マルチキャストグループへの参加の要請にSIP応答メッセージ(例えばSIP OK)で応じることが出来る。この実施形態では、SIP OKメッセージを受け取るデバイスは、適切な1つまたは複数のルータにユーザデバイスがマルチキャストグループに加わりつつあることを通知することが出来る。例えば、SIP INVITEメッセージがUD102の1つから出されていた場合、そのUD102はSIP OKメッセージを受け取ることが出来、SIP OKメッセージに応じて直接または間接に(例えばSS120および/またはMM130を経由して)適切なルータにUD102がマルチキャストグループに加わりつつあることを知らせる。例えばSIP INVITEメッセージがMM130から出されている場合には、MM130は、SIP OKメッセージを受け取ることが出来、SIP OKメッセージに応じて適切なルータにUD102がマルチキャストグループに加わりつつあることを知らせる。
ステップ308A1では、UD102は、SIP INVITEメッセージをUD102に送り、UD102をマルチキャストグループへの参加を求める。UD102は、SIP INVITEメッセージをSS120に送り、そのSS120はSIP INVITEメッセージをUD102に転送する。ある実施形態では、UD102のマルチキャストグループへの参加を求めるUD102からUD102への要請は、マルチキャストグループのマルチキャストアドレス、ならびにマルチキャストグループに参加するためにUD102によって要求される1つまたは複数のマルチキャストセッション記述パラメータを含むことが出来る。ステップ308B1で、UD102は、UD102にマルチキャストグループへの参加を求めるSIP INVITEメッセージに応答して、ルータ112に対して標準のマルチキャスト参加機能を始めることによって(例えばIGMP、MLDおよび同等のプロトコルを使用して)UD102からのマルチキャストグループへの参加の要請を受け取る。
ステップ308A2で、MM130は、SIP INVITEメッセージをUD102に送りUD10224をマルチキャストグループへの参加を求める。MM130は、SIP INVITEメッセージをSS120に送り、そのSS120はSIP INVITEメッセージをUD102に転送する。ある実施形態では、UD102のマルチキャストグループへの参加を求めるMM130からUD102への要請は、マルチキャストグループのマルチキャストアドレス、ならびにマルチキャストグループに参加するためにUD102によって要求される1つまたは複数のマルチキャストセッション記述パラメータを含むことが出来る。ステップ308B2では、UD102は、UD102にマルチキャストグループへの参加を求めるSIP INVITEメッセージに応じて、マルチキャストグループへの参加のためのMM130からの要請を受け入れるが、これはSIP OKメッセージをSIP INVITEメッセージに応じて開始することによって行われる。UD102はSIP OKメッセージをSS120に送る。SS120はSIP OKメッセージをMM130へ転送する。SIP OKメッセージに応じてMM130はルータ112にUD102がマルチキャストグループへ加わりつつあることを通知する。
ステップ310では、マルチキャストグループに加わるとUD102および102はマルチキャストグループのマルチキャストアドレスにわたってマルチキャストトラフィックをUD102から受け取り始める。UD102はマルチキャストトラフィックをUD102からルータ112および112を経由して受け取る。UD102はマルチキャストトラフィックをUD102からルータ112、112および112を経由して受け取る。ステップ312で、UD102は、マルチキャストグループに加わるとマルチキャストトラフィックをマルチキャストグループにわたってUD102および102に送信し始める。UD102は、ルータ112および112を経由してUD102からマルチキャストトラフィックを受け取る。UD102は、ルータ112および112を経由してUD102からマルチキャストトラフィックを受け取る。説明を明瞭にするために省略されているが、UD102および102は、標準のマルチキャスト離脱機能(例えばIGMP/MLD離脱)の使用、UD102にマルチキャストグループへの参加を求めた1つまたは複数のデバイス(例えばUD102またはMM130)に対するSIP BYEメッセージの開始、および同等物などのマルチキャストグループを離脱する任意の手段を使用してマルチキャストグループを離脱することが出来る。
説明を明瞭にするために省略されているが、ユーザデバイスは、マルチキャストグループへの参加を求められるよりも、むしろ(例えば、マルチキャストグループの構築を動的に要求したユーザデバイス(UD102と説明されている)に要求を送り、マルチキャストグループの構築に関連する管理システム(MM130と説明されている)に要求を送り、および同等物ならびにそれらの様々な組合せによって)マルチキャストグループへの参加を要求することが出来る。ある実施形態では、ユーザデバイスによるマルチキャストグループへの参加要求は、1つまたは複数のSIPメッセージ(例えばSIP INVITEメッセージ)を使用して伝達することが出来る。ある実施形態では、MM130は、マルチキャストグループのメンバーの現状リストをメンバーになっていないユーザデバイスの様々な組合せに周期的に転送することが出来るが、そのリストはメンバーになっていないユーザデバイスがマルチキャストグループへの参加要求をするかどうかを(例えば、SIP INVITEメッセージ、SIP re−INVITEメッセージ、および同等物ならびにそれらの様々の組合せを使用して)決定するための根拠として使用することが出来る。
ある実施形態では、ユーザデバイスは、マルチキャストグループの構築を動的に要求したユーザデバイスに対してマルチキャストグループへの参加要求を開始するが、その実施形態で、それに対して要求が開始されるユーザデバイスはその要求を開始するユーザデバイスに直接応じることが出来る、あるいはその要求をマルチキャストグループの構築に関連する管理システムに転送することが出来る。それに対して要求が開始されるユーザデバイスが直接応じる場合、直接応答は、マルチキャストアドレスおよびマルチキャストセッションの関連するマルチキャストセッション記述パラメータを含むことが出来る。直接応答は、1つまたは複数のSIPメッセージ(例えばSIP INVITE、SIP OK,および同等物ならびにそれらの様々な組合せ)を使用して伝達することが出来る。
要求がマルチキャストグループの構築に関連する管理システムに転送される場合、管理システム(MM130と説明されている)は、要求に直接応じることが出来る、あるいはユーザデバイスの参加に関連する1つまたは複数のルータに、ユーザデバイスがマルチキャストグループに参加しつつあるのを伝えることが出来る。MM130が要求に直接応じる場合、直接応答は、マルチキャストアドレスおよびマルチキャストセッションの関連するマルチキャストセッション記述パラメータを含むことが出来る。直接応答は、1つまたは複数のSIPメッセージ(例えば、SIP INVITE、SI POK、および同等物、ならびにそれらの様々な組合せ)を使用して伝達することが出来る。あるいは、MM130は、ユーザデバイスの参加に関連する1つまたは複数のルータにユーザデバイスがマルチキャストグループに加わりつつあるのを伝えることが出来る(ステップ308B2に関して説明されているような方式で実行することが出来る)。
図4は、本発明の一実施形態によるシグナリングを含む、図1の通信ネットワークの一部分の高次ブロックダイヤグラムを示す。図4の通信ネットワーク部分400は、UD102、102および102、ならびに関連するルータ112、112および112を含む。図4の通信ネットワーク部分400は、SS120およびMM130をさらに含む。本明細書で図4に関して示され、説明されているシグナリングは、UD102、102および102を含むマルチキャストグループを構築するために、かつ構築されたマルチキャストグループの関連するマルチキャストストリームをサポートするために実行される。
ステップ402で、MM130はSIP REGISTERメッセージを使用してSS120に登録する。MM130は、多数のUD102(例えば、図1に関して示されている各UD102)によって知られる予め決められたマルチキャストシグナリングアドレスを使用して登録する。MM130は、1つまたは複数のマルチキャストシグナリンググループを管理することが出来、各マルチキャストシグナリンググループは、1つまたは複数のマルチキャストシグナリングアドレスを含むことが出来る。複数のマルチキャストシグナリングアドレスを含むマルチキャストシグナリンググループは、マルチキャストシグナリンググループ内に含まれるUD102のさらなるグループ化を可能にし、それによって特定のUD102によって受け入れられるシグナリングメッセージの数を削減することが可能になる。
例えば、UD102−102は、マルチキャストシグナリンググループに属することが出来、マルチキャストシグナリンググループ内ではUD102および102とUD102および102は別個のマルチキャストシグナリングアドレスを使用することが出来る。この例では、シグナリングは、UD102およびUD102に導くことなくUD102および102の両方に導くことが出来、同様にシグナリングは、UD102および102に導くことなくUD102および102に導くことが出来る。ある実施形態では、マルチキャストシグナリングアドレスは階層構造とすることが出来、それによってMM130は、関連するルートアドレスを使用してリーフアドレスのマルチキャストシグナリングを決定することが可能になる。
ステップ404で、SIP OKメッセージがマルチキャストシグナリンググループに加わっているUD102(潜在的にはネットワーク内の全てのユーザデバイス)にマルチキャストされる。説明を明瞭にするために、UD102、102および102がマルチキャストシグナリンググループに加わっている(UD102はマルチキャストシグナリンググループに加わっていない)と仮定する。この仮定によれば、SS120は、SIP OKメッセージを(ルータ112を経由して)UD102に、(ルータ112および112を経由して)102に、ならびに(ルータ112、112および112を経由して)102にマルチキャストする。ステップ402および404に関連するシグナリングはマルチキャストグループ構築要求に先立つ任意の時間に実行することが出来る。
ステップ406で、UD102はマルチキャストグループ構築要求を生成し、そのマルチキャストグループ構築要求をMM130へ転送する。UD102はマルチキャストグループ構築要求をSIP INVITEメッセージとして伝達し、SIP INVITEメッセージをSS120に送信し、そのSS120はSIP INVITEメッセージをMM130に転送する。ある実施形態では、マルチキャストグループ構築要求は、本明細書で図2および図3のステップ202および302に関してそれぞれ示され説明されている、マルチキャストグループ構築要求と実質上同様である。マルチキャストグループを将来構築するように計画されたマルチキャストグループの構築をサポートするためにMM130は、SIPアプリケーションサーバとして動作する(つまり計画されたマルチキャストグループ構築時間までにマルチキャストグループ構築要求をキャッシュする)ことが出来る。
ステップ408では、SIP INVITEメッセージ(つまりマルチキャストグループ構築要求)が、MM130によって指定されたマルチキャストシグナリングアドレス上にあってSIPシグナリングをリスンする全てのデバイスに(つまりマルチキャストシグナリンググループに加わっている全てのデバイスに)SS120によってマルチキャストされる。SS120は、SIP INVITEメッセージをマルチキャストシグナリンググループに加わっているUD102、102および102、ならびにマルチキャストシグナリンググループを構築したMM130にマルチキャストする。SS120は、SIP INVITEメッセージを(ルータ112を経由して)UD102に、(ルータ112および112を経由して)102に、(ルータ112、112および112を経由して)102に、ならびに(ルータ112を経由して)MM130にマルチキャストする。
本明細書に説明されているように、ある実施形態では、マルチキャストグループ構築要求は、マルチキャストグループが構築されるように計画されている時刻を含むことが出来る。マルチキャストグループが直ちに構築されるように計画されている場合には、MM130は、(例えば、マルチキャストグループにマルチキャストアドレスを割り当て、マルチキャストグループ構築要求に含まれている少なくともパラメータの一部分を記憶することによって)マルチキャストグループを直ちに構築する。マルチキャストグループが後刻構築されるように計画されている場合には、MM130は、マルチキャストグループ構築要求と共に受け取った情報を計画された時間にマルチキャストグループを構築するのに使用するために記憶する。本発明を明瞭に説明するために、UD102によって開始されたマルチキャストグループ構築要求は、マルチキャストグループが直ちに構築されるように計画されていることを表示するものと仮定する。
MM130はマルチキャストグループ構築要求に応じてマルチキャストグループを構築する。MM130は、本明細書で図2および図3に関して説明されているマルチキャストグループの構築と同様な方式でマルチキャストグループを構築する。MM130はマルチキャストグループにマルチキャストアドレスを割り当てる。MM130は、マルチキャストグループ構築要求に含まれる少なくともパラメータ(例えば、マルチキャストグループ定義パラメータおよびマルチキャストセッション記述パラメータ)の一部分を記憶する。MM130は、マルチキャストグループ構築要求に含まれるマルチキャストアドレスおよびパラメータを、マルチキャストアドレスおよびパラメータをマルチキャストグループと関連付けるような方式で記憶する。
ステップ410で、MM130はマルチキャストグループ構築要求に応じてSIP OKメッセージを開始する。MM130は、SIP OKメッセージをSS120に転送し、そのSS120はSIP OKメッセージをUD102に転送する。SS120は、SIP INVITEメッセージ(つまりマルチキャストグループ構築要求)をマルチキャストするのに使用されるマルチキャストシグナリンググループを使用してMM130からUD102へのSIP OK応答メッセージをマルチキャストしない。応答は、マルチキャストグループに割り当てられたマルチキャストアドレスを含む、マルチキャストグループのための、マルチキャストセッションに関連するマルチキャストセッション記述パラメータを含む。ある実施形態では、SIP OKメッセージで返されたマルチキャストセッション記述パラメータは、SIP INVITEメッセージに含まれているマルチキャストセッション記述パラメータと同一である。ある実施形態では、マルチキャストセッションを構築する要求に含まれる少なくともマルチキャストセッション記述パラメータの一部分は、MM130によって受け入れられないが、その実施形態で、応答が、MM130によって受け入れられるマルチキャストセッション記述パラメータを含むことが出来る。
ステップ412で、UD102はマルチキャストトラフィックをマルチキャストグループに送信し始める。UD102は、割り当てられたマルチキャストアドレスを使用してマルチキャストトラフィックを送信し始める。UD102は、受け取ったマルチキャストセッション記述パラメータ(マルチキャストグループ構築要求に応じてMM130からUD102に戻された)にしたがって、マルチキャストセッションを使用してマルチキャストトラフィックを送信し始める。図4に示されているように、UD102は、マルチキャストトラフィックをルータ112に送信するが、マルチキャストトラフィックは、そのルータ112からマルチキャストグループに加わるその他のUD102ならびにマルチキャストグループに加わるUD102をサポートするその他のルータ112に送信することが出来る。その他のUD102がマルチキャストグループへ加わるのに先立って始まるものとして示されているが、その他の実施形態では、UD102によるマルチキャストトラフィックのマルチキャストグループへの送信は、1つまたは複数のその他のUD102がマルチキャストグループへ加わり始める前、加わり始めるのと同時または加わり始めた後にすることが出来る。
ステップ414で、UD102は、SIP INVITEメッセージ(つまりマルチキャストグループ構築要求)にSIP OKメッセージで応じる。UD102はSIP OKメッセージをSS120に送信し、そのSS120はSIP OKメッセージをUD102に転送する。SS120によってマルチキャストされるSIP INVITEメッセージはマルチキャストセッション記述パラメータを含むので、UD102は、マルチキャストセッションに参加するのに要求されるマルチキャストセッション記述パラメータをSS120によってマルチキャストされるSIP INVITEメッセージの部分として受け取る。しかしUD102は、マルチキャストグループに加わり、マルチキャストセッションに加わるのに求められるマルチキャストアドレスを未だ有していない。
ステップ416で、UD102はSIP OKメッセージにSIP ACKメッセージで応じる。UD102は、SIP ACKメッセージをSS120に送信し、そのSS120はSIP ACKメッセージをUD102に転送する。UD102からのSIP ACKメッセージは、MM130によって割り当てられ、MM130によってUD102に与えられた(ステップ410のSIP OKメッセージで)マルチキャストアドレスを含む。説明を明瞭にするために省略されているが、UD102からマルチキャストアドレスを受け取った後、UD102は、いくつかある方式の1つでマルチキャストグループに加わることが出来る。ある実施形態では、UD102は本明細書で図3に関して示され、説明されているいくつかの方法の1つを使用してマルチキャストグループに加わることが出来る。ステップ418で、UD102は、マルチキャストグループに加わるとUD102からマルチキャストグループのマルチキャストアドレスにわたってマルチキャストトラフィックを受け取り始める。UD102はUD102からマルチキャストトラフィックをルータ112および112を経由して受け取る。
ステップ420では、UD102は、後刻(例えばUD1022がSIP INVITEメッセージに応じる時刻よりあとの時間)SIP INVITEメッセージ(つまりマルチキャストグループ構築要求)にSIP OKメッセージで応じる。UD102はSIP OKメッセージをSS120に送信し、そのSS120はSIP OKメッセージをUD102に転送する。SS120によってマルチキャストされるSIP INVITEメッセージは、マルチキャストセッション記述パラメータを含むので、UD102は、マルチキャストセッションに参加するのに要求されるマルチキャストセッション記述パラメータをSS120によってマルチキャストされるSIP INVITEメッセージの部分として受け取る。しかしUD102は、マルチキャストグループに加わり、マルチキャストセッションに加わるのに要求されるマルチキャストアドレスを未だ有していない。
ステップ422で、UD102はSIP OKメッセージにSIP ACKメッセージで応じる。UD102は、SIP ACKメッセージをSS120に送信し、そのSS120はSIP ACKメッセージをUD102に転送する。UD102からのSIP ACKメッセージは、MM130によって割り当てられ、MM130によってUD102に提供された(ステップ410のSIP OKメッセージで)マルチキャストアドレスを含む。説明を明瞭にするために省略されているが、UD102からマルチキャストアドレスを受け取った後、UD102は、いくつかある方式の1つでマルチキャストグループに加わることが出来る。ある実施形態では、UD102は本明細書で図3に関して示され、説明されているいくつかの方法の1つを使用してマルチキャストグループに加わることが出来る。ステップ424で、UD102は、マルチキャストグループに加わるとUD102からマルチキャストグループのマルチキャストアドレスにわたってマルチキャストトラフィックを受け取り始める。UD102は、UD102からマルチキャストトラフィックをルータ112、112および112を経由して受け取る。
説明を明瞭にするために省略されているが、UD102および102は、標準のマルチキャスト離脱機能(例えばIGMP/MLD離脱)の使用、UD102に対するSIP BYEメッセージの開始などのマルチキャストグループを離脱する任意の手段を使用してマルチキャストグループを離脱することが出来る。MM130は、MM130がシグナリング経路内に無い限り(例えばMM130がSIPアプリケーションサーバとして実装されない限り)UD102および102からこのようなSIP BYEメッセージを受け取らない。説明を明瞭にするために省略されているが、マルチキャストセッションは、UD102によって(例えば、MM130によって構築されたマルチキャストシグナリンググループに加わったUD102全てにSIP BYEメッセージを送ることによって)終わらせることが出来る。SIP BYEメッセージは、マルチキャストシグナリンググループに加わった全てのUD102にマルチキャストシグナリンググループを使用してマルチキャストされる。
MM130がSIPアプリケーションサーバである、ある実施形態では、UD102によって開始され(ステップ404で)、マルチキャストシグナリンググループに加わっているUD102にマルチキャストされるSIP OKメッセージは、抑制することが出来る。この実施形態では、SIP OKメッセージはMM130が受け取る筈であるが、MM130は、SIP OKメッセージのUD102、102および102へのマルチキャストを抑制することが可能な筈である。
MM130がSIPアプリケーションサーバである、ある実施形態では、SIP INVITEメッセージ(つまりSS120によって、マルチキャストシグナリングアドレス上にあってSIPシグナリングをリスンする全てのデバイスにマルチキャストされるマルチキャストグループ構築要求)は、SIP INVITEメッセージがSS120によって、マルチキャストシグナリングアドレス上にあってSIPシグナリングをリスンする全てのデバイスにマルチキャストされる前に、MM130が割り当てたマルチキャストアドレスを含むようにMM130によって改変することが出来る。
MM130がSIPアプリケーションサーバである、ある実施形態では、MM130は、SIPシグナリングの全てを受け取るので、UD102から受け取ったSIP OKメッセージに応じてルータ内にマルチキャスト経路を設定してマルチキャストグループへの参加を試みることが出来、それによって各UD102による特定のマルチキャストへの参加の必要性を不要にする(ならびに各UD102が関連するマルチキャストスタックをサポートする必要性を不要にする)。
説明を明瞭にするために図2〜図4から省略されているが、ある実施形態では、(例えば、本明細書に説明されているように構築された1つまたは複数のマルチキャストシグナリンググループを使用して、UD102の様々な組合せに対してマルチキャストすることが出来るSIP RE−INVITEメッセージを使用して)マルチキャストセッションは、周期的に再通知することが出来る。説明を明瞭にするために省略されているが、ある実施形態では、マルチキャストセッションが構築された後、そのマルチキャストセッションは改変することが出来る。マルチキャストセッションは、マルチキャストグループの構築を要求したUD102(UD102と説明されている)、またはマルチキャストグループに加わり、マルチキャストセッションに参加する1つまたは複数のその他のUD102(UD102および102と説明されている)によって改変することが出来る。
マルチキャストセッションを改変して、マルチキャストグループ構築要求で指定されたパラメータの1つまたは複数(または、マルチキャストセッションを改変するために以前の要求で改変された1つまたは複数のパラメータ)を改変することが出来る。ある実施形態では、少なくともマルチキャストグループ定義パラメータの一部分は、(例えば、マルチキャストグループへの参加を認可されたUDのリストを変更するために、マルチキャストグループへの参加を認可された1つまたは複数のUDに関連する許可を変更するために、および同等物、ならびにそれらの様々な組合せにより)改変することが出来る。ある実施形態では、少なくともマルチキャストセッション記述パラメータの一部分は、(例えば、マルチキャストセッションで使用されるポートを変更するために、マルチキャストセッションで使用されるコーデックを変更するために、および同等物、ならびにそれらの様々な組合せにより)改変することが出来る。
ある実施形態では、マルチキャストセッションは、SIP RE−INVITEメッセージをMM130に対して開始することによって改変することが出来る。ある実施形態では、SIP RE−INVITEメッセージは、マルチキャストグループ内部でマルチキャストすることが出来る(つまり、それによってマルチキャストセッションに加わっているUD102のみがSIP RE−INVITEメッセージを受け取る)。例えば、SIP RE−INVITEメッセージは、UD102および102にマルチキャストすることが出来る。ある実施形態では、SIP RE−INVITEメッセージは、マルチキャストシグナリンググループを使用してマルチキャストすることが出来る(つまり、それによってマルチキャストセッションに加わっているUD102以外のUD102がSIP RE−INVITEメッセージを受け取る)。例えば、SIP RE−INVITEメッセージは、UD102、102、102および102にマルチキャストすることが出来る。
本明細書で、ユーザデバイスに関して主に示され説明されているが、ある実施形態では、エンドユーザは、1つまたは複数のネットワークアクセスポイントに関連する複数のユーザデバイスから通信ネットワークにアクセスすることが出来るので、本明細書におけるユーザデバイスへの参照は、それによってユーザが通信ネットワークにアクセスするユーザデバイスにかかわりなく代替的に特定のユーザを参照することが出来る。そのような実施形態では、ユーザデバイスはそのユーザデバイスに関連するエンドユーザを参照することが出来る。例えば、本明細書では、マルチキャストグループへの参加を認可されている各ユーザデバイスに関連する特恵パラメータに関して主に説明されているが、特恵パラメータは、実際にはユーザデバイスに関連するそれぞれのユーザに関連している。
本明細書では、エニーソースマルチキャスト(ASM)が使用される実施形態に関して主に示され説明がされているが、本発明は、ソーススペシフィックマルチキャスト(SSM)が使用される実施形態で実行することが出来る。例えば、本明細書では、主に複数のUD102から始まるマルチキャストストリームに関して示され、説明されているが、ある実施形態ではUD102のうちの1つだけがマルチキャストグループのその他のメンバーに送信する許可を有することが出来る。本明細書では、マルチキャストグループを構築および管理するためにSIPシグナリングが使用されている実施形態に関して主に示され、説明されているが、その他の実施形態ではマルチキャストグループを構築し、保持するためにその他様々なプロトコルを使用することが出来る。そのような実施形態の1つでは、マルチキャストグループを構築し、保持するために、例えばHTTPを使用することが出来る。
図5は、本明細書で説明されている機能の実行で使用するのに適切である汎用コンピュータの高次ブロックダイヤグラムを示す。図5に示されているように、システム500は、プロセッサ要素502(例えばCPU)、メモリ504、例えばランダムアクセスメモリ(RAM)および/またはリードオンリーメモリ(ROM)、マルチキャストグループ構築/管理モジュール505、および様々な入/出力デバイス506(例えば、記憶デバイス、テープドライブ、フロッピー(登録商標)ドライブ、ハードディスクドライブまたはコンパクトディスクドライブ、受信器、送信器、スピーカ、ディスプレイ、出力ポート、および(キーボード、キーパッド、マウスおよび同等物などの)ユーザ入力デバイスを含むがこれらに限定されることはないデバイス)を含む。
本発明は、ソフトウェアおよび/またはソフトウェアと、例えば特定用途向け集積回路(ASIC)、汎用コンピュータまたはその他任意のハードウェア同等物を使用するハードウェアとの組合せで実行することが出来ることに留意されたい。ある実施形態では、本マルチキャストグループ構築/管理モジュールまたはプロセス505は、メモリ504にロードし、プロセッサ502で実行して、上記機能を実行することが出来る。このように本発明のマルチキャストグループ構築/管理プロセス505は(関連するデータ構造を含めて)、コンピュータの読み取り可能な媒体またはキャリア、例えばRAMメモリ、マグネティックまたはオプティカルドライブ、またはディスケットおよび同等物に記憶することが出来る。
本発明の教示を組み込んでいる様々な実施形態が本明細書で詳細に示され説明されてきたが、当業者ならばこれらの教示をさらに組み込んだその他多くの変更実施形態を容易に考案することが出来る。

Claims (10)

  1. 第1のユーザデバイスからネットワークデバイスに向けて、マルチキャストグループを構築する要求を伝搬するステップであって、要求はマルチキャストグループのために要求される複数のパラメータを含む、ステップと、
    第1のユーザデバイスにて、マルチキャストグループの要求に応答してマルチキャストグループが作成されたことを示すマルチキャストグループ応答メッセージを受信するステップであって、マルチキャストグループ応答メッセージはマルチキャストグループのために割り当てられたマルチキャストアドレスおよびマルチキャストグループのために受け入れられた少なくとも1つのパラメータを含む、ステップと、
    第1のユーザデバイスから第2のユーザデバイスに向けて、マルチキャストグループへの参加の要請を伝搬するステップであって、マルチキャストグループへの参加の要請はマルチキャストグループに動的に参加するために第2のユーザデバイスによる使用のためのマルチキャストアドレスおよび少なくとも1つの受け入れられたパラメータを含む、ステップと
    を備えるマルチキャストグループを構築するための方法。
  2. マルチキャストグループのために要求されるパラメータが、少なくとも1つのマルチキャストグループ定義パラメータおよび少なくとも1つのマルチキャストセッション記述パラメータを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 少なくとも1つのマルチキャストグループ定義パラメータが、マルチキャストグループを構築しようと予定されている時刻、マルチキャストグループへの参加の要請を開始することを認可されているネットワーク要素のリスト、およびマルチキャストグループへの参加を認可されているユーザデバイスのリストの少なくとも1つを含む、請求項2に記載の方法。
  4. マルチキャストグループへの参加を認可されているユーザデバイスのリストが、リスト内の各ユーザデバイスごとに、ユーザデバイスがマルチキャストグループの構築に応じて自動的にマルチキャストグループへの参加を求められるかどうか表示するようになされた要請パラメータ、およびユーザデバイスによるマルチキャストセッションへの参加を定義する少なくとも1つの特恵パラメータの少なくとも1つを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 少なくとも1つのマルチキャストセッション記述パラメータが、インターネットプロトコル(IP)アドレス、ポート、およびコーデックの少なくとも1つを含む、請求項2に記載の方法。
  6. マルチキャストグループに受け入れられた少なくとも1つのパラメータが、少なくとも1つのマルチキャストセッション記述パラメータを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 第1のユーザデバイスが、第2のユーザデバイスからのマルチキャストグループへの参加の要求を受信する、請求項1に記載の方法。
  8. 要請が、マルチキャストシグナリンググループを使用して第1のユーザデバイスから第2のユーザデバイスに向けて伝搬される、請求項1に記載の方法。
  9. 第1のユーザデバイスからネットワークデバイスに向けて、マルチキャストグループを構築する要求を伝搬するための手段であって、要求はマルチキャストグループのために要求される複数のパラメータを含む、手段と、
    第1のユーザデバイスにて、マルチキャストグループの要求に応答してマルチキャストグループが作成されたことを示すマルチキャストグループ応答メッセージを受信するための手段であって、マルチキャストグループ応答メッセージはマルチキャストグループのために割り当てられたマルチキャストアドレスおよびマルチキャストグループのために受け入れられた少なくとも1つのパラメータを含む、手段と、
    第1のユーザデバイスから第2のユーザデバイスに向けて、マルチキャストグループへの参加の要請を伝搬するための手段であって、前記マルチキャストグループへの参加の要請はマルチキャストグループに動的に参加するために第2のユーザデバイスによる使用のためのマルチキャストアドレスおよび少なくとも1つの受け入れられたパラメータを含む、手段と
    を備えたマルチキャストグループを構築するための装置。
  10. 第1のユーザデバイスから、マルチキャストグループのために要求される複数のパラメータを含む、マルチキャストグループを構築する要求を受け取るステップと、
    マルチキャストグループのためのマルチキャストアドレスを取得するステップと、
    パラメータの少なくとも一部を使用してマルチキャストグループを構築するステップであって、構築されたマルチキャストグループはそれに関連する複数の受け入れられたパラメータを有する、ステップと、
    1のユーザデバイスに向けてマルチキャストグループのマルチキャストアドレスおよび受け入れられたパラメータを伝搬するステップであって、マルチキャストグループのマルチキャストアドレスおよび受け入れられたパラメータが第2のユーザデバイスにマルチキャストグループへの参加を求めるために第1のユーザデバイスによる使用のためのものである、ステップ
    を含む、方法。
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