JP4948932B2 - Steering wheel - Google Patents
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Description
本発明は、乗り物操舵用のステアリングホイールに関する。 The present invention relates to a steering wheel for vehicle steering.
従来より、車両の快適な運転のために、ステアリングホイールに関して種々の提案がなされている。例えば、特許文献1では、車内の消臭のために光触媒層を有するステアリングホイールカバーが提案されている。 Conventionally, various proposals have been made regarding a steering wheel for comfortable driving of a vehicle. For example, Patent Document 1 proposes a steering wheel cover having a photocatalyst layer for deodorization in a vehicle.
ところで、ステアリングホイールは、乗り物の操舵の上で重要な部品であり、運転者が更に快適に運転できるようになるものが望ましい。本願発明者は、炭素材の研究を行なう中において、導電性、臭いや水分の吸着性、熱伝導性などに関する炭素材の性質がステアリングホイールに好適であることを見出し、鋭意研究の結果、以下に詳述するステアリングホイールを案出するに至った。 By the way, the steering wheel is an important part in steering the vehicle, and it is desirable that the driver can drive more comfortably. While conducting research on carbon materials, the inventors of the present application found that the properties of carbon materials related to conductivity, odor and moisture adsorption, thermal conductivity, etc. are suitable for steering wheels, and as a result of earnest research, I came up with a steering wheel that will be described in detail.
本発明は、係る事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、運転者がより快適に運転できるようになるステアリングホイールを提供することにある。 The present invention has been made in view of the above reasons, and an object of the present invention is to provide a steering wheel that enables a driver to drive more comfortably.
上記目的を達成するために、請求項1に記載のステアリングホイールは、リム部、スポーク部、ボス部の骨格を形成する芯金を有するステアリングホイールにおいて、前記リム部の少なくとも一部を構成する箇所に、多孔質の炭素粉にバインダを混合し酸素が欠乏した状態で加熱して焼成することにより得た多孔質の成型体が配設され、合成樹脂製の外被体が、前記成型体の箇所を除いて前記リム部の外方を覆い、前記成型体が、前記リム部又は前記スポーク部に対応する前記芯金に固定されていることを特徴とする。 Locations in order to achieve the above object, a steering wheel according to claim 1, the rim portion, the spoke portion, a steering wheel having a metal core to form a skeleton of the boss portion, which forms at least part of the rim portion In addition, a porous molded body obtained by mixing a porous carbon powder with a binder and heating and firing in a state deficient in oxygen is disposed , and a synthetic resin outer casing is formed of the molded body. covering the outside of the rim portion except where the molded body, characterized in that it is fixed to the core metal corresponding to the rim portion or the spoke portion.
請求項2に記載のステアリングホイールは、請求項1に記載されたステアリングホイールにおいて、前記成型体は、その炭素粉が炭化物と黒鉛の混合されたものであることを特徴とする。 A steering wheel according to a second aspect is the steering wheel according to the first aspect, wherein the molded body is obtained by mixing carbon powder of carbide and graphite.
請求項3に記載のステアリングホイールは、請求項1又は2に記載されたステアリングホイールにおいて、前記成型体は、その炭素粉がポーラス状の黒鉛を含むものであることを特徴とする。 The steering wheel according to a third aspect is the steering wheel according to the first or second aspect, wherein the molded body includes carbon powder containing porous graphite.
請求項4に記載のステアリングホイールは、請求項1乃至3のいずれかに記載されたステアリングホイールにおいて、前記成型体は、銀を含有することを特徴とする。 A steering wheel according to a fourth aspect is the steering wheel according to any one of the first to third aspects, wherein the molded body contains silver.
請求項5に記載のステアリングホイールは、請求項1乃至4のいずれかに記載されたステアリングホイールにおいて、前記成型体は、フタロシアニンを含有することを特徴とする。
The steering wheel according to
本発明のステアリングホイールによれば、リム部の少なくとも一部を構成する箇所に、多孔質の炭素粉を含む成型体を配設したので、成型体に含有される炭素粉により、静電気が除去されるとともに、臭いや汗が除去され、しかも過度な昇温が防止されることとなって快適な運転環境を整えることができ、その結果、運転者がより快適に運転できるようになる。 According to the steering wheel of the present invention, since the molded body containing the porous carbon powder is disposed at a location constituting at least a part of the rim portion, static electricity is removed by the carbon powder contained in the molded body. In addition, odors and sweat are removed, and excessive temperature rise is prevented so that a comfortable driving environment can be prepared. As a result, the driver can drive more comfortably.
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施形態に係るステアリングホイール1の正面図、図2は図1のA−A線に沿った拡大断面図である。ステアリングホイール1は、基本構成部材として、略円環状のリム部2と、リム部2の中央に位置するボス部3と、リム部2とボス部3とを連結するスポーク部4と、から構成され、芯金5がこれら各部の骨格を形成する。
The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a front view of a steering wheel 1 according to an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view taken along line AA of FIG. The steering wheel 1 includes, as basic components, a substantially annular rim portion 2, a boss portion 3 located at the center of the rim portion 2, and a spoke portion 4 that connects the rim portion 2 and the boss portion 3. The
ボス部3は、中央に位置し、ステアリングシャフト(図示せず)が結合される円環形のボス3aと、その周囲の部分でスポーク部4と連結するボス支持部3bと、を有し、芯金5の外方は例えば合成樹脂製の外被体6により覆われている。
The boss portion 3 has an annular boss 3a that is located in the center and to which a steering shaft (not shown) is coupled, and a
スポーク部4は、ボス支持部3bの所定の外周位置とそれに対応するリム部2の内周位置とを連結し、やはり、その外方は例えば合成樹脂製の外被体6により覆われている。具体的には、本実施形態のステアリングホイール1は、4本スポーク型であり、第1スポーク部4a、第2スポーク部4b、第3スポーク部4c、第4スポーク部4dからなる。第1スポーク部4aと第2スポーク部4bは、ボス部3に対してほぼ時計における3時と9時の位置に、すなわち車両が直進状態となったときのステアリングホイール位置において水平になるように設けられている。第3スポーク部4cと第4スポーク部4dは、ボス部3に対してほぼ時計における5時と7時の位置に設けられている。
The spoke part 4 connects a predetermined outer peripheral position of the boss support
リム部2は、スポーク部4に連結されてボス部3のボス3aに対し実質的に同心円状に位置し、やはり、その外方は例えば合成樹脂製の外被体6により覆われている。 The rim portion 2 is connected to the spoke portion 4 and is positioned substantially concentrically with respect to the boss 3a of the boss portion 3, and the outer side thereof is also covered with a jacket body 6 made of synthetic resin, for example.
ボス部3、スポーク部4、リム部2の骨格をなす前述した芯金5は、一般的に、アルミニウム合金やマグネシウム合金などの金属により一体的に形成される。この芯金5は、ダイカストマシンなどにより、溶融した金属を金型内に注入して形成される。そして、この芯金5を、次に述べる把持部(成型体)7の箇所を除き、前述した合成樹脂製の外被体6により覆うのである。
The above-described
次に、本発明の要部である把持部7について説明する。把持部7は、リム部2の一部を構成する箇所、つまり略円環状の所定長さ部分に配設し、リム部2とスポーク部4に対応する芯金5、つまりリム部2から第1スポーク部4aと第2スポーク部4bの付け根部分に至る箇所に対応する芯金5を覆ってそれに固定される。具体的には、この把持部7は、外被体6で芯金5を覆う前又は覆った後に、図2に示すように、芯金5の形状に沿わせて嵌め込み、接着剤又は固定具でリム部2又は/及びスポーク部4(4a、4b)の芯金5に固定する。これにより、把持部7と芯金5とは電気的に接続されることとなる。本実施形態ではリム部の芯金5は断面U字形が用いられ、把持部7も断面U字形となっている。なお、把持部7は、リム部2の円環状の所定長さにとどまるのではなく、リム部2の全周に亘って形成してもよい。この場合、外被体6はリム部2を覆う部分は存在しないものとなる。また、把持部7の表面は、摩耗や欠損の防止及び次に述べる炭素粉の定着のために、水性アクリル等でコーティングされている。
Next, the
さらに詳述すると、把持部7は多孔質の炭素粉を含むものであり、その多孔質の炭素粉は、木炭又は竹炭等の炭化物、ポーラス状の黒鉛などである。炭素粉が多孔質であることにより、その孔(空隙)に臭いを吸着する脱臭作用を発揮する。また、炭素粉は、空隙以外の部分において導電性を有するものである。具体的には、炭化物の抵抗率は1×10−1〜1×108Ω・cm程度に分布しており、絶縁体と導体(金属等)の中間の導電性を有する。黒鉛の抵抗率は1×10−2Ω・cm程度であり、導電性は導体の下位くらいである。また、炭素粉同士は、バインダを介して固着される。バインダは、例えばセピオライト、フェノール系接着剤、ピッチ、タールなどである。
More specifically, the gripping
本実施形態の第1の例では、炭素粉には竹炭、バインダにはセピオライトを用いている。竹炭が把持部7全体の約40〜50重量%、セピオライトが同じく約60〜50重量%としている。竹炭の全体に占める割合が大きい程、導電性や脱臭機能の点で望ましいが、大きすぎると物理的な強度、例えば、把持したときや外力などに対する強度が低下する。竹炭は、1cm3あたり表面積が20アールにもなり、木炭等に比べて空隙の表面積が大きく、コストも低い。また、炭素粉に要求される導電性は、後述のように、体内に蓄積された静電気を放電できる程度であり、竹炭は通常十分にその程度の導電性を有する。また、セピオライト自体も、空隙の表面積は小さいものの、多孔質であり、炭化物(竹炭)の効果に相乗して脱臭性の効果を高めることができる。
In the first example of this embodiment, bamboo charcoal is used as the carbon powder, and sepiolite is used as the binder. Bamboo charcoal is about 40-50% by weight of the entire gripping
本実施形態の第1の例による把持部7は、竹炭とセピオライトを上記の割合で混合し、成形したものを酸素が欠乏した状態で加熱して約800℃以上で焼成することにより得ることができる。約800℃以上で焼成することは導電性を高くする上で望ましい。この第1の例では、従前の炉が利用できるため、後述の第2の例に比べて低コストにすることができる。
The
炭化物の炭素粉は、導電性の向上又は強度の向上のために、黒鉛を加えてもよい。黒鉛を加えることにより、空隙以外の部分を太く又は高密度にする。 The carbon powder of carbide may be added with graphite in order to improve conductivity or strength. By adding graphite, parts other than the voids are thickened or made dense.
本実施形態の第2の例では、炭素粉にはポーラス状の黒鉛と竹炭を混合したもの、バインダにはフェノール系接着剤、ピッチ又はタールを用いている。ポーラス状の黒鉛は、黒鉛を繊維状又は粒子の集合状にして固めることで空隙を有するようにしたものである。ポーラス状の黒鉛は、導電性が炭化物よりも高く、強度も大きいが、空隙の表面積を炭化物程度にするのは困難である。ポーラス状の黒鉛は、その表面には凹凸や溝が多いので、車内の有害な電磁波を吸収できる。ポーラス状の黒鉛と竹炭の割合は、0〜100%の間で調整可能である。体内に蓄積された静電気の放電を重視するならば竹炭の割合を少なくし、脱臭機能を重視するならば竹炭の割合を多くする。なお、0%又は100%も可能である。 In the second example of this embodiment, the carbon powder is a mixture of porous graphite and bamboo charcoal, and the binder is a phenol-based adhesive, pitch or tar. Porous graphite has voids formed by solidifying graphite into a fibrous form or an aggregate of particles. Porous graphite has higher electrical conductivity and higher strength than carbides, but it is difficult to make the surface area of the voids as low as that of carbides. Porous graphite has many irregularities and grooves on its surface, so it can absorb harmful electromagnetic waves in the vehicle. The ratio of porous graphite and bamboo charcoal can be adjusted between 0 and 100%. If importance is attached to the discharge of static electricity accumulated in the body, the proportion of bamboo charcoal is reduced. If the deodorizing function is important, the proportion of bamboo charcoal is increased. Note that 0% or 100% is also possible.
本実施形態の第2の例による把持部7は、フェノール系接着剤、ピッチ又はタールを5重量%程度加えてポーラス状の黒鉛と竹炭を所望の割合で混合し、加圧成形した所定の塊(例えば方形もの)を酸素が欠乏した状態で加熱して2000〜3000℃程度で焼成し、それから把持部7の形状に加工することにより得ることができる。フェノール成分、ピッチ又はタールは約1200℃以上で揮発し、ポーラス状の黒鉛と竹炭が固着した状態で焼成されている。この第2の例では、把持部7はほぼ100%が炭素粉から形成されるので、優れた導電性又は脱臭機能を得ることができる。
The gripping
次に、ステアリングホイール1の作用について説明する。 Next, the operation of the steering wheel 1 will be described.
運転者は、運転動作に伴う衣服と座席シートとの摩擦等により静電気が帯電し易く、人体に帯電した静電気は疲労を蓄積させる。かかる状況においてステアリングホイール1の把持部7は、炭素粉を含有するので絶縁体よりも導電性が高く、そのため運転者が把持部7を握ることにより、人体に帯電した静電気は把持部7からスポーク部4、ボス部3に常に放電される。したがって、運転者は、静電気が除去されることで疲れにくくなり、それにより安全で快適な運転が可能になる。
A driver is likely to be charged with static electricity due to friction between clothes and a seat sheet accompanying a driving operation, and the static electricity charged on the human body accumulates fatigue. In such a situation, the gripping
また、臭いや運転中に掌に発生する汗は、不快感や集中力分散の原因となる。かかる状況において把持部7の炭素粉は、その空隙に、例えば、アンモニア、硫化水素又はニコチンのような臭い成分を吸着(脱臭作用)したり、掌の汗を吸収したり汗の臭いを吸着したりする。こうして、脱臭及び掌の汗の吸収により、集中力を維持でき安全で快適な運転が可能になる。なお、把持部7が運転者の鼻の近くにある点で、脱臭の効果は大きい。
Also, odors and sweat generated in the palm during driving cause discomfort and concentration dispersion. In such a situation, the carbon powder of the
また、夏季の炎天下においてフロントガラス等を通じて太陽光が照射された場合、ステアリングホイール1は、素手で触わることができないほど温度上昇する場合がある。しかし、把持部7は、ステアリングホイール1が上述のように温度上昇するような場合においても、自由に出入りする空気に接して熱を放出する表面積が大きいため効率的に放熱できる。その結果、蓄熱の程度が低く過度な温度上昇を防止することができる。更に、熱伝導性が合成樹脂製の外被体6などに比べて高いので、車内のクーラーをオンしたときその冷風により、把持部7は迅速に冷却される。こうして、温度の点においても、安全性と快適性を実現することができる。
Further, when sunlight is irradiated through a windshield or the like under the hot sun in summer, the steering wheel 1 may rise in temperature so that it cannot be touched with bare hands. However, even when the temperature of the steering wheel 1 rises as described above, the gripping
また、炭素粉は、光や熱としての外部エネルギーを吸収して遠赤外線を放射する。この放射は常温においても行われるが、掌の熱によって温度が上昇すれば更に量は多くなる。これにより、血液循環が促進され、リラックス効果を奏して快適な運転に寄与する。また、特開2006−7557に記載されているように、炭素粉は脳のα波を増加させる効果があることが本願発明者により確認されており、それによってもリラックス効果を奏して快適な運転に寄与する。 Carbon powder absorbs external energy such as light and heat and emits far infrared rays. This radiation is performed even at room temperature, but the amount increases as the temperature rises due to palm heat. As a result, blood circulation is promoted, and a relaxing effect is achieved, contributing to comfortable driving. In addition, as described in JP-A-2006-7557, it has been confirmed by the present inventor that carbon powder has an effect of increasing brain α-waves, which also provides a relaxing effect and comfortable driving. Contribute to.
次に、以上説明した把持部7の更に望ましい実施形態を説明する。
Next, a more desirable embodiment of the
把持部7は、銀を含有する(例えば約1重量%)ことが望ましい。人間の汗の臭いは、主に、雑菌が汗を分解することにより生じることが知られている。把持部7は、前述のように、掌の汗を吸収することによって運転の快適性を高めることができるとともに、銀の抗菌作用により雑菌を抑えて吸着した汗から臭いが生じるのを防止することができる。また、把持部7の表面の銀が掌の雑菌に対して直接抗菌作用を及ぼす効果もある。なお、銀は、溶液に溶解又は分散させ、含浸させることにより把持部7に含ませることができる。
The
また、把持部7は、フタロシアニンを含有する(例えば約1重量%)のが望ましい。フタロシアニンは、臭いの成分の酸化反応を触媒することで、消臭作用を発揮する。把持部7は、前述のように、臭いを吸着することによって運転の快適性を高めることができるとともに、フタロシアニンを含有することで、炭素粉の空隙に吸着した臭いの成分を別の物質に変えることができるので、脱臭作用の飽和を防ぎつつ、それに加えて消臭作用も奏することができる。このフタロシアニンは、常温でもよく反応し、サイクル反応を行うので寿命が長い。これにより、車両の寿命と同様の10年以上の長い期間、脱臭機能を維持することができる。なお、フタロシアニンは、例えば金属フタロシアニンポリカルボン酸(具体的には、テトラカルボン酸コバルトフタロシアニン、テトラカルボン酸鉄フタロシアニン、オクタカルボン酸コバルトフタロシアニン、又はオクタカルボン酸鉄フタロシアニン等)などの化合物として存在する。また、フタロシアニンの化合物は、溶液に溶解又は分散させ、含浸させることにより把持部7に含ませることができる。
In addition, the
以上、本発明の実施形態に係るステアリングホイールについて説明したが、本発明は、実施形態に記載したものに限られることなく、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内でのさまざまな設計変更が可能である。例えば、3本スポーク型のステアリングホイールに適用したり、リム部の形状を適宜変え(例えば角環状)、運転動作のために把持する部分を把持部として、工事車両、電車、ボート、飛行機などの他の乗り物のステアリングホイールに適用したりすることができるのは勿論である。 The steering wheel according to the embodiment of the present invention has been described above, but the present invention is not limited to that described in the embodiment, and various design changes can be made within the scope of the matters described in the claims. Is possible. For example, it can be applied to a three-spoke type steering wheel, or the shape of the rim part can be changed as appropriate (for example, a square ring), and the part to be gripped for driving operation can be used as a gripping part for a construction vehicle, train, boat, airplane, etc. Of course, it can be applied to the steering wheel of other vehicles.
1 ステアリングホイール
2 リム部
3 ボス部
4(4a、4b、4c、4d) スポーク部
5 芯金
6 外被体
7 把持部(成型体)
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Steering wheel 2 Rim part 3 Boss part 4 (4a, 4b, 4c, 4d) Spoke
Claims (5)
前記リム部の少なくとも一部を構成する箇所に、多孔質の炭素粉にバインダを混合し酸素が欠乏した状態で加熱して焼成することにより得た多孔質の成型体が配設され、
合成樹脂製の外被体が、前記成型体の箇所を除いて前記リム部の外方を覆い、
前記成型体が、前記リム部又は前記スポーク部に対応する前記芯金に固定されていることを特徴とするステアリングホイール。 In a steering wheel having a cored bar that forms a skeleton of a rim part, a spoke part, and a boss part,
The portion constituting at least a part of the rim portion, molded porous obtained by oxygen mixing binder and baking in a state of deficiency is disposed carbon powder of the porous,
A synthetic resin outer covering covers the outside of the rim portion except for the portion of the molded body,
Steering wheel the molded body, characterized in that it is fixed to the core metal corresponding to the rim portion or the spoke portion.
前記成型体は、その炭素粉が炭化物と黒鉛の混合されたものであることを特徴とするステアリングホイール。 The steering wheel according to claim 1,
The molded body is a steering wheel characterized in that the carbon powder is a mixture of carbide and graphite.
前記成型体は、その炭素粉がポーラス状の黒鉛を含むものであることを特徴とするステアリングホイール。 In the steering wheel according to claim 1 or 2,
The molded body is characterized in that the carbon powder contains porous graphite.
前記成型体は、銀を含有することを特徴とするステアリングホイール。 The steering wheel according to any one of claims 1 to 3,
A steering wheel, wherein the molded body contains silver.
前記成型体は、フタロシアニンを含有することを特徴とするステアリングホイール。 The steering wheel according to any one of claims 1 to 4,
The molded body contains a phthalocyanine, a steering wheel.
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