JP4946869B2 - ラクタムの製法 - Google Patents

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Description

本発明は環状ジカルボン酸イミドの一方のカルボニル基を選択的に水素化してラクタムを製造する方法に関する。
ラクタムを工業的に製造する方法としては、環状ケトンをオキシム化した後にベックマン転位させる方法がよく知られており、ラクタムの生産の大部分を占めるカプロラクタム及びラウロラクタムの殆どはこの方法で製造されている。しかし、この方法は、腐食性の高い濃硫酸や発煙硫酸を大量に使用し、また、硫安を大量に排出するため、環境負荷の大きい方法である。これに対し、環状ジカルボン酸イミドを水素化してラクタムを製造する方法は量論的にはラクタムと等モルの水を副生するのみであるので、環境負荷の小さくなることが期待される。
環状ジカルボン酸イミドを水素化してラクタムを製造する方法としては、特許文献1に、炭素数4〜6の環状ジカルボン酸イミドやそのN−置換体(N−アルキル化物等)を、銅を必須成分として含有する触媒(銅−クロム、銅−亜鉛等)を使用して気相で水素化する方法が提案されている。しかし、この方法は、実質的には、コハク酸、マレイン酸等の炭素数4の環状ジカルボン酸イミドなどに対応する小環状ラクタムの製造に適したものであり、実際、本願発明者がこの方法を炭素数12の環状ジカルボン酸イミドに適用してもラウロラクタムは全く生成しなかった。
また、特許文献2には、カルボニル基の間にある二価の有機基の炭素数が2以上である環状ジカルボン酸イミド及びそのN−置換体(N−アルキル化物等)を、コバルト又はニッケルを主成分とする触媒、好ましくは、コバルトを主成分とし、モリブデン、タングステン、レニウムのうちの少なくとも一種の金属成分を修飾成分とする触媒を使用し、反応系に酸性物質を添加して液相で水素化する方法が開示されている。この二価の有機基は二塩基酸を構成する有機残基であり、その二塩基酸としては、マレイン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、フタル酸などが挙げられているが、この方法は、実質的には前記方法と同様に小環状ラクタムの製造に適したものであった。
更に、特許文献3には、無水マレイン酸と水素とアンモニア又は1級アミンとから、水素化触媒(ラネーニッケル、ラネーコバルト、パラジウム、白金)を使用して2−ピロリドンを製造する方法(5員環の環状ジカルボン酸イミドを経由して対応するラクタムを製造する方法)が開示されている。しかし、環員数の大きい環状ジカルボン酸イミドを経由して対応するラクタムを製造する方法は全く記載されていなかった。
特開昭63−27476号公報 特開昭63−27474号公報 米国特許第3109005号明細書
以上のように、環員数の大きい環状ジカルボン酸イミドを水素化して対応するラクタムを選択率よく製造した例は未だ知られていない。本発明は、このような事情に鑑み、環員数の大きい環状ジカルボン酸イミド(特に8員環以上の環状ジカルボン酸イミド)を水素化して対応するラクタム(特に、ラウロラクタム等の工業的に有用なラクタム)を高選択率で製造できる方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、鋭意研究を行った結果、ルテニウム又は白金を触媒として8員環以上の環状ジカルボン酸イミドを水素化することにより、対応するラクタムを高選択率で製造できることを見出して、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の課題は、以下の発明により解決される。
(1)8員環以上の環状ジカルボン酸イミドをルテニウム又は白金の存在下で水素化することを特徴とするラクタムの製法。
(2)環状ジカルボン酸イミドとして8〜25員環の環状ジカルボン酸イミドを使用する、第1の発明に記載のラクタムの製法。
(3)ルテニウム又は白金を活性炭に担持して使用する、第1の発明に記載のラクタムの製法。
(4)反応溶媒としてアルコールを使用する、第1〜第3の発明のいずれかに記載のラクタムの製法。
(5)アルコールとしてt−ブチルアルコールを使用する、第4の発明に記載のラクタムの製法。
本発明により、環員数の大きい環状ジカルボン酸イミド(特に8員環以上の環状ジカルボン酸イミド)を水素化して対応するラクタム(特に、ラウロラクタム等の工業的に有用なラクタム)を高選択率で製造することができる。また、本発明により、環境負荷の大きな大量の副生物の生成を伴うことなく、シンプルなプロセスで環員数の大きいラクタムを効率よく製造することができる。
即ち、環員数の大きいラクタムを製造する一般的な方法では、環状ケトンのオキシム化及び当該オキシムのベックマン転位において、硫酸及び発煙硫酸の製造設備、ヒドロキシルアミンの製造設備、副生硫安の処理設備などの膨大な付帯設備が必要であり、環境負荷が非常に大きくなるが、本発明の環状ジカルボン酸イミドを水素化してラクタムを製造する方法では、ラクタムと等モルの水を副生するのみであるため、原料製造を考慮しても環境負荷が著しく小さくなる。例えば、ラウロラクタムを製造する場合であれば、原料の環状ジカルボン酸イミドはシクロヘキサノンと過酸化水素とアンモニアから製造される1,1’−パーオキシジシキロヘキシルアミンを熱分解することで容易に製造でき、その他に付帯設備としては、1,1’−パーオキシジシキロヘキシルアミンの製造設備や過酸化水素の製造設備が必要になる程度であり、アンモニアもヒドロキシルアミンに転化することなくそのまま使用することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明では、環状ジカルボン酸イミドとして、8員環以上の環員数の大きい環状ジカルボン酸イミドが使用され、その中では、8〜25員環、更には11〜17員環、特に11〜15の環状ジカルボン酸イミドが好ましく使用される。環状ジカルボン酸イミドとしては、例えば、デカン−1,10−ジカルボンイミド、ノナン−1,9−ジカルボンイミド、オクタン−1,8−ジカルボンイミド、ヘキサン−1,6−ジカルボンイミド等が挙げられる。
前記の環状ジカルボン酸イミドは公知の方法により製造することができる。例えば、デカン−1,10−ジカルボンイミドは、シクロヘキサノンと過酸化水素とアンモニアを反応させ、得られた1,1’−パーオキシジシキロヘキシルアミンを熱分解することにより容易に製造できる。他の環状ジカルボン酸イミドも対応する環状ケトンと過酸化水素とアンモニアから同様に製造できる。
本発明では、水素化触媒としてルテニウム又は白金が使用される。ルテニウムや白金の酸化状態及び形状に特に制約はないが、0価の金属が好適である。また、ルテニウム又は白金は担体に担持して(担持触媒として)使用することもできる。このとき、担体としては活性炭が適している。
水素化触媒の使用量は反応器の形式により異なるが、反応速度及び触媒コストの観点から経済性を損なわない範囲であれば差し支えなく、例えば、回分式反応器(懸濁床)であれば、環状ジカルボン酸イミド1モルに対して金属換算で0.00001〜1モル、更には0.001〜0.5モルの範囲であることが好ましい。
前記担持触媒を調製する際の担持方法に特に制約はなく、例えば、吸着法、ポアフィリング法、インシピエントウェットネス法、蒸発乾固法、スプレー法等の公知の方法を適宜使用して、ルテニウム又は白金の化合物を担体に担持した後、水素等の還元剤で0価の金属に還元すればよい。この0価の金属への還元は反応器中で反応開始前に水素により行えばよい。また、市販の担持触媒を使用しても差し支えない。担持触媒における金属の担持量は、担体に対して好ましくは0.01〜20重量%、更に好ましくは0.1〜10重量%である。
前記のルテニウム化合物としては、塩化ルテニウム、臭化ルテニウム、ヨウ化ルテニウム、塩化ニトロシルルテニウム、ジクロロトリス(トリフェニルホスフィン)ルテニウム、ルテニウムアセチルアセトナートなどが挙げられ、白金化合物としては、塩化白金、臭化白金、ヨウ化白金、シアン化白金、白金アセチルアセトナート、白金ジアンミンジクロロ錯体などが挙げられる。なお、これらのルテニウム又は白金の化合物は担体に担持することなくそのまま水素化反応に使用することもできる。
水素化反応において、水素は単独或いは窒素等の不活性ガスで希釈されて使用される。水素の好適な分圧は反応形式によって異なるが、反応速度及び装置コストから経済性を損なわない範囲であって選択率が低下しない範囲であればよく、例えば、回分式反応器(懸濁床)であれば、0.01〜50MPa、更には1〜20MPaの範囲であることが好ましい。また、水素化反応の温度は50〜250℃、更には70〜200℃の範囲であることが好ましい。
水素化反応では、環状ジカルボン酸イミドが一般に高融点であるため、反応溶媒を使用することが好ましい。反応溶媒はそれ自身が水素化されるものでなくかつ反応を妨げないものであれば特に制約されることはなく、例えば、鎖式飽和炭化水素(n−ヘキサン、イソオクタン等)、環式飽和炭化水素(シクロヘキサン、シクロオクタン、メチルシクロヘキサン、イソプロピルシクロヘキサン等)、エーテル(テトラヒドロフラン等)、カルボン酸エステル(酢酸エチル、酢酸ブチル、カプロラクトン等)、炭酸エステル(炭酸ジメチル等)、アルコール(メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、t−ブチルアルコール、エチレングリコール等)、アミド(N−メチルピロリドン、ε−カプロラクタム等)、水などが使用される。これら反応溶媒では、環状ジカルボン酸イミドの溶解性が高いものが好ましく、具体的にはアルコール、中でもt−ブチルアルコールが特に好ましい。反応溶媒は、その種類に応じて、環状ジカルボン酸アミドの溶解性及び安定性を損なわず、更に反応速度及び溶媒コストの観点から経済性を損なわない範囲で使用される。
水素化反応では、環状ジカルボン酸イミドの水素化反応を実施できるものであれば、回分式反応器、半回分式反応器、流通式反応器など、通常の工業生産に使用されるいずれのタイプの反応器を使用しても差し支えない。また、担持触媒を使用する場合は、水素化反応を実施できるものであれば、懸濁床、固定床、流動床、移動床のいずれを採用しても差し支えない。反応終了後、生成したラクタムは、蒸留、晶析等の通常の方法により分離精製される。
次に、実施例及び比較例を挙げて本発明を具体的に説明する。なお、PXAは1,1’−パーオキシジシキロヘキシルアミンを表し、5%Ru/Cは担体が活性炭であってルテニウム担持量が5重量%のルテニウム担持触媒、5%Pt/Cは担体が活性炭であって白金担持量が5重量%の白金担持触媒、5%Pd/Cは担体が活性炭であってパラジウム担持量が5重量%のパラジウム担持触媒を表す。
〔参考例1;PXAの製造〕
攪拌槽型反応器に、シクロヘキサノン100g、60重量%過酸化水素水30g、20重量%アンモニア水130g、塩化アンモニウム15gを加え、30℃で9時間反応を行ってPXAの粗結晶190gを得た。ガスクロマトグラフィー分析の結果、シクロヘキサノン転化率は90%、PXA選択率は95%であった。この粗結晶から再結晶(溶媒:n−ヘキサン)によりPXA110gを得た。
〔参考例2;デカン−1,10−ジカルボンイミドの製造〕
得られたPXA54gをトルエン560mlに溶解し、270℃に加熱した内径0.5mmの管型反応器に送液してPXAの熱分解を行った。このとき、反応圧力は10MPa−Gで反応器内の反応液の平均滞留時間は6秒であった。ガスクロマトグラフィー分析の結果、PXA転化率は100%であり、デカン−1,10−ジカルボンイミド、シクロヘキサノン等の生成が確認された。トルエン及びシクロヘキサノンを蒸留除去後、再結晶(溶媒:アセトニトリル)によりデカン−1,10−ジカルボンイミド26.5gを得た。
〔実施例1〕
参考例2で得られたデカン−1,10−ジカルボンイミド1gをt−ブチルアルコール20gに溶解し、5%Ru/C粉末(エヌ・イーケムキャット製)4gを加え、水素を8MPaGになるように圧入した後、100℃で30分間水素化を行った。ガスクロマトグラフィー分析の結果、デカン−1,10−ジカルボンイミドは残存しておらず、ラウロラクタムが選択率90%で生成していた。
〔比較例1〕
Ru/Cを酸化銅−酸化亜鉛からなる銅−亜鉛触媒粉末(東洋シーシーアイ製)0.5gに代え、反応時間を3時間に変えた以外は、実施例1と同様に水素化を行った。その結果、デカン−1,10−ジカルボンイミド転化率は84%であったが、ラウロラクタムは検出されなかった。
〔比較例2〕
Ru/Cを5%Pd/C(エヌ・イーケムキャット製)1gに代え、反応時間を2時間に変えた以外は、実施例1と同様に水素化を行った。その結果、デカン−1,10−ジカルボンイミド転化率は5%で、ラウロラクタムは検出されなかった。
〔実施例2〕
t−ブタノールをイソプロピルアルコール10gに代え、Ru/C使用量を0.5gに変え、反応時間を2時間に変えた以外は、実施例1と同様に水素化を行った。その結果、デカン−1,10−ジカルボンイミドは残存しておらず、ラウロラクタムが選択率56%で生成していた。
〔実施例3〕
t−ブチルアルコール使用量を10gに変え、Ru/Cを5%Pt/C粉末(エヌ・イーケムキャット製)1gに代え、反応時間を3時間に変えた以外は、実施例1と同様に水素化を行った。その結果、デカン−1,10−ジカルボンイミド転化率は65%で、ラウロラクタムが選択率72%で生成していた。
〔比較例3〕
デカン−1,10−ジカルボンイミド1gをサクシンイミド0.5gに代えた以外は、実施例1と同様に水素化を行った。その結果、サクシンイミド転化率は100%であったが、2−ピロリドン選択率は41%であった。
〔実施例4〕
Ru/Cをジクロロトリス(トリフェニルホスフィン)ルテニウム0.2gに代え、反応時間を3時間に変えた以外は、実施例1と同様に水素化を行った。その結果、デカン−1,10−ジカルボンイミド転化率は82%で、ラウロラクタムが選択率68%で生成していた。
実施例及び比較例の結果を表1に示す。但し、表中、環員数は環状ジカルボン酸イミドの環員数を表し、Cu−Znは銅−亜鉛触媒、RuCl(PPhはジクロロトリス(トリフェニルホスフィン)ルテニウム、t−BuOHはt−ブチルアルコール、i−PrOHはイソプロピルアルコールをそれぞれ表す。
Figure 0004946869
本発明により8員環以上の環員数の大きい環状ジカルボン酸イミドを水素化して対応するラクタムを選択率よくしかも環境負荷を著しく低減させて効率よく製造することができる。得られるラクタムは、溶剤、各種化成品の中間原料、ポリアミドの原料モノマー等の用途を有する有用な物質である。

Claims (2)

  1. 反応溶媒としてt−ブチルアルコールを使用し、デカン−1,10−ジカルボンイミドをルテニウム又は白金の存在下で水素化することを特徴とするラウロラクタムの製法。
  2. ルテニウム又は白金を活性炭に担持して使用する、請求項1記載のラウロラクタムの製法。
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