JP4946786B2 - 光モジュール回路の閾値測定方法およびその装置 - Google Patents

光モジュール回路の閾値測定方法およびその装置 Download PDF

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Description

本発明は、入力光信号強度と出力電気信号との間にヒステリシス特性を有する光モジュール回路の閾値測定方法およびその装置に関する。
光通信、光センサ等には例えばフォトトランジスタ、フォトダイオード等の受光素子を備えた光モジュール回路が使用される。この光モジュール回路として、例えばノイズによる誤動作を防止するために、入力光信号強度と出力電気信号との間にヒステリシス特性を有するものがある。この場合、光モジュール回路は、入力光信号強度が小さい値から大きい値へ変化している途中で出力電気信号が反転する入力光信号強度の上限閾値と、入力光信号強度が大きい値から小さい値へ変化している途中で出力電気信号が反転する入力光信号強度の下限閾値とを有している。そして、ヒステリシス特性は、この上限閾値と下限閾値とが異なっている特性をいい、上限閾値は下限閾値よりも大きな値となっている。
従来、このようなヒステリシス特性を有する電子回路の上限閾値および下限閾値の測定方法として、2分法を用いたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この2分法では、下限閾値を測定する場合、当初検索範囲以上の入力信号を初期値として設定した後に、入力信号を該初期値から当初検索範囲の中間値に変化させる。そして、この中間値での出力信号に基づいて前記下限閾値が存在する領域を、当初検索範囲中の中間値より上か下かを判定してその結果から次の検索範囲を当初の1/2に絞り込む。この絞り込み作業を検索範囲が0になるまで繰り返し、検索範囲が0になったときの入力信号を下限閾値として測定する。
同様に、上限閾値を測定する場合、当初検索範囲以下の入力信号を初期値として設定した後に、入力信号を該初期値から当初検索範囲の中間値に変化させる。そして、この中間値での出力信号に基づいて前記上限閾値が存在する領域を、当初検索範囲中の中間値より上か下かを判定してその結果から次の検索範囲を当初の1/2に絞り込む。この絞り込み作業を検索範囲が0になるまで繰り返し、検索範囲が0になったときの入力信号を上限閾値として測定する。
特開平11−72542号公報
ところで、光モジュール回路の測定装置として、光源から出力される一定強度の光信号を光減衰器を用いて減衰させることによって入力光信号強度を調整するものがある。この場合、光減衰器は角度に応じて減衰量が異なる円板状の減衰板をサーボモータ等を用いて回転させることによって、減衰量を調整する。
また、特許文献1による測定方法では、中間値が上限閾値や下限閾値に徐々に近付く。一方、入力光信号強度を所定の値(例えば初期値)から中間値に変化させると、光減衰器(サーボモータ等)の動作特性によって、入力光信号強度に緩和振動が生じる傾向がある。このとき、この緩和振動によって入力光信号強度が一時的に上限閾値や下限閾値を超えてしまい、出力電気信号が中間値に対する値と異なって変化する。この結果、上限閾値や下限閾値が検索範囲中の中間値より上か下かを判定するときに、誤った範囲を判定することになり、閾値の測定誤差等が生じるという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、入力光信号強度の緩和振動を抑制して閾値を正確に測定することができる光モジュール回路の閾値測定方法およびその装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、光源からの出力に基づく光信号を受光素子が受光してなる入力光信号強度が、大きい値から小さい値へ変化している途中に、前記受光素子の出力電気信号が高レベルから低レベルに変化する限閾値と、小さい値から大きい値へ変化している途中に、前記受光素子の出力電気信号が低レベルから高レベルに変化する限閾値とを有してなる、前記入力光信号強度と前記受光素子の出力電気信号との間にヒステリシス特性を有する光モジュール回路の閾値測定方法であって、前記光源から出力される一定強度の光信号を可変に減衰させる光減衰器を介して前記入力光信号強度を前記光モジュール回路に入力させる構成にすると共に、前記下限閾値以下の入力光信号強度を下限初期値として、また、前記上限閾値以上の入力光信号強度を上限初期値として設定し、前記下限閾値を測定する場合前記下限初期値から前記上限初期値までの半分の大きさの初期の変化分を演算し、該変化分だけ前記上限初期値から減算した中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定する第一の工程と、前記受光素子の出力電気信号が高レベルならば、前記変化分の半分の大きさの更新された変化分だけ前記中間値から減算した更新された中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定するステップと、前記受光素子の出力電気信号が低レベルならば、前記変化分の半分の大きさの更新された変化分だけ前記中間値に加算した更新された中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定するステップとからなる第二の工程と、該第二の工程を少なくとも1回繰り返した後、最後に更新された変化分が前記光減衰器の減衰量の分解能より小さい場合に、最後に更新された中間値を前記下限閾値とする第三の工程とを有し、前記上限閾値を測定する場合前記下限初期値から前記上限初期値までの半分の大きさの初期の変化分を演算し、該変化分だけ前記下限初期値に加算した中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定する第四の工程と、前記受光素子の出力電気信号が低レベルならば、前記変化分の半分の大きさの更新された変化分だけ前記中間値に加算した更新された中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定するステップと、前記受光素子の出力電気信号が高レベルならば、前記変化分の半分の大きさの更新された変化分だけ前記中間値から減算した更新された中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定するステップとからなる第五の工程と、該第五の工程を少なくとも1回繰り返した後、最後に更新された変化分が前記光減衰器の減衰量の分解能より小さい場合に、最後に更新された中間値を前記上限閾値とする第六の工程とを有し、前記各工程において、変化分を加算あるいは減算して中間値を更新する場合は、前記初期の変化分を前記光減衰器の減衰量の分解能で除算してなる変化量係数を、係数が1より大きい整数のべき級数で表現し、該べき級数の最も高次の項の値から始まって、順次低次の項の値を累積してなる値を加算あるいは減算をし、加算あるいは減算を行う項の係数が2以上の場合は、該項の値を該項の係数で除算した値から始まって、該項の値になるまで累積して加算あるいは減算を繰り返すことを特徴としている。
請求項の発明は、光源からの出力に基づく光信号を受光素子が受光してなる入力光信号強度が、大きい値から小さい値へ変化している途中に、前記受光素子の出力電気信号が高レベルから低レベルに変化する限閾値と、小さい値から大きい値へ変化している途中に、前記受光素子の出力電気信号が低レベルから高レベルに変化する限閾値とを有してなる、前記入力光信号強度と前記受光素子の出力電気信号との間にヒステリシス特性を有する光モジュール回路の閾値測定装置であって、前記光源から出力される一定強度の光信号を可変に減衰させる光減衰器を介して前記入力光信号強度を前記光モジュール回路に入力させる構成にすると共に、前記下限閾値以下の入力光信号強度を下限初期値として、また、前記上限閾値以上の入力光信号強度を上限初期値として設定し、前記下限閾値を測定する場合前記下限初期値から前記上限初期値までの半分の大きさの初期の変化分を演算し、該変化分だけ前記上限初期値から減算した中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定する第一の手段と、前記受光素子の出力電気信号が高レベルならば、前記変化分の半分の大きさの更新された変化分だけ前記中間値から減算した更新された中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定するステップと、前記受光素子の出力電気信号が低レベルならば、前記変化分の半分の大きさの更新された変化分だけ前記中間値に加算した更新された中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定するステップとを実行する第二の手段と、該第二の手段を少なくとも1回繰り返した後、最後に更新された変化分が前記光減衰器の減衰量の分解能より小さい場合に、最後に更新された中間値を前記下限閾値とする第三の手段とを有し、前記上限閾値を測定する場合前記下限初期値から前記上限初期値までの半分の大きさの初期の変化分を演算し、該変化分だけ前記下限初期値に加算した中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定する第四の手段と、前記受光素子の出力電気信号が低レベルならば、前記変化分の半分の大きさの更新された変化分だけ前記中間値に加算した更新された中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定するステップと、前記受光素子の出力電気信号が高レベルならば、前記変化分の半分の大きさの更新された変化分だけ前記中間値から減算した更新された中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定するステップとを実行する第五の手段と、該第五の手段を少なくとも1回繰り返した後、最後に更新された変化分が前記光減衰器の減衰量の分解能より小さい場合に、最後に更新された中間値を前記上限閾値とする第六の手段とを有し、前記各手段において、変化分を加算あるいは減算して中間値を更新する場合は、前記初期の変化分を前記光減衰器の減衰量の分解能で除算してなる変化量係数を、係数が1より大きい整数のべき級数で表現し、該べき級数の最も高次の項の値から始まって、順次低次の項の値を累積してなる値を加算あるいは減算をし、加算あるいは減算を行う項の係数が2以上の場合は、該項の値を該項の係数で除算した値から始まって、該項の値になるまで累積して加算あるいは減算を繰り返すことを特徴としている。
請求項1,の発明によれば、変化分を加算あるいは減算して中間値を更新する場合は、光減衰器の減衰量を段階的に変化させるから、入力光信号強度を中間値に向けて直接的に変化させた場合に比べて減衰量の緩和振動を抑制することができる。このため、入力光振動強度が中間値から超過(オーバーシュート)することがなくなるから、検索範囲を絞り込むときの誤りをなくすことができ、閾値を正確に測定することができる。
具体的には変化分を加算あるいは減算して中間値を更新する場合は、初期の変化分を光減衰器の減衰量の分解能で除算してなる変化量係数を、係数が1より大きい整数のべき級数で表現し、該べき級数の最も高次の項の値から始まって、順次低次の項の値を累積してなる値を加算あるいは減算をし、加算あるいは減算を行う項の係数が2以上の場合は、該項の値を該項の係数で除算した値から始まって、該項の値になるまで累積して加算あるいは減算を繰り返すように、光減衰器の減衰量を変化させる。このため、光減衰器の減衰量を最初は大きく変化させて入力光信号強度を中間値に素早く近付けることができる。また、入力光信号強度が中間値に近付くに従って光減衰器の減衰量の変化が小さくなるから、入力光信号強度が中間値から超過するのを防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態による光モジュール回路の閾値測定装置について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず、図1は発明の実施の形態による閾値測定装置1を示し、該閾値測定装置1は、後述する光源2、光減衰器3、マルチメータ8等によって構成されている。
光源2は、例えばレーザダイオード等の発光素子を含んで構成され、一定強度の光信号を出力する。また、光減衰器3は、光源2による光信号を可変に減衰し、減衰した入力光信号Iを光チャネルセレクタ4を介して光モジュール回路6を含む被試験デバイス5(Device Under Test)に入力する。ここで、光減衰器3は、例えば角度に応じて減衰量が異なる円板状の減衰板を備え、該減衰板を例えばサーボモータを用いて回転させることによって、減衰量を調整する構成となっている。
光チャネルセレクタ4は、被試験デバイス5および光パワーメータ7のうちいずれか一方に対して入力光信号Iを選択的に入力する。そして、光パワーメータ7は、光減衰器3によって減衰された入力光信号Iの強度を測定する。
被試験デバイス5は光モジュール回路6を含んで構成され、光モジュール回路6は、例えばフォトダイオード、フォトトランジスタ等の受光素子6Aを備えている。そして、入力光信号Iが被試験デバイス5に入力されると、光モジュール回路6は、この入力光信号Iを受光素子6Aを用いて受光し、入力光信号強度に応じた電流、電圧等の出力電気信号Eを出力する。
また、光モジュール回路6は、図6に示すように、入力光信号強度が大きい値から小さい値へ変化している途中に出力電気信号Eが高レベルHから低レベルLに反転する入力光信号強度の下限閾値Pt1と、入力光信号強度が小さい値から大きい値へ変化している途中に出力電気信号Eが低レベルLから高レベルHに反転する入力光信号強度の上限閾値Pt2とを有している。このとき、上限閾値Pt2は、下限閾値Pt1よりも大きな値(Pt2>Pt1)となっている。
マルチメータ8は、光モジュール回路6の出力端子に接続され、光モジュール回路6の出力電気信号Eを検出する。また、制御装置9は、光減衰器3、光チャネルセレクタ4、光パワーメータ7およびマルチメータ8に接続されている。そして、制御装置9は、後述する閾値測定プログラムに基づいて、これらを制御し、2分法を用いて光モジュール回路6の下限閾値Pt1および上限閾値Pt2を測定する。
本実施の形態による閾値測定装置1は上述の如き構成を有するもので、次に閾値測定装置1による閾値測定プログラムについて、図2および図3を参照しつつ説明する。なお、ステップ2〜11は下限閾値Pt1の測定処理を示し、ステップ12〜21は上限閾値Pt2の測定処理を示している。
まず、ステップ1では、上限初期値Pmaxとして検索範囲以上の値を設定すると共に、下限初期値Pminとして検索範囲以下の値を設定する。
次に、ステップ2では、上限初期値Pmaxから中間値Pmidまでの変化分ΔPs1として、入力光信号Iの初期検索範囲(Pmax−Pmin)の半分の大きさを演算する。そして、ステップ3では、上限初期値Pmaxから変化分ΔPs1を減算し、最初の中間値Pmidを演算する。
次に、ステップ4では、後述するように入力光信号強度を上限初期値Pmaxから中間値Pmidに変化させる処理を行い、入力光信号強度を中間値Pmidに設定する。
次に、ステップ5では、出力電気信号Eが高レベルHか否かを判定する。そして、ステップ5で「YES」と判定したときには、出力電気信号Eが高レベルHから低レベルLに反転していないから、下限閾値Pt1は現在の中間値Pmidよりも低い値であると考えられる。このため、ステップ6で現在の中間値Pmidから次回の中間値Pmidまでの変化分ΔPs1として、現在の変化分ΔPs1を半分にする。その後、ステップ7に移って、中間値Pmidの更新処理として、現在の中間値Pmidから新たな変化分ΔPs1を減算し、次回の中間値Pmidを算出する。
一方、ステップ5で「NO」と判定したときには、出力電気信号Eが高レベルHから低レベルLに反転したから、下限閾値Pt1は現在の中間値Pmidよりも高い値であると考えられる。このため、ステップ8で現在の中間値Pmidから次回の中間値Pmidまでの変化分ΔPs1として、現在の変化分ΔPs1を半分にする。その後、ステップ9に移って、中間値Pmidの更新処理として、現在の中間値Pmidに新たな変化分ΔPs1を加算し、次回の中間値Pmidを算出する。
ステップ7,9が終了すると、ステップ10に移って、次回の検索範囲が0となったか否かを判定するために、更新した変化分ΔPs1が所定の収束判定値Rよりも小さいか否かを判定する。そして、ステップ10で「YES」と判定したときには、検索範囲が実質的に0となっているから、ステップ11に移って、ステップ7,9によって算出した中間値Pmidを下限閾値Pt1に決定する(Pt1=Pmid)。
一方、ステップ10で「NO」と判定したときには、検索範囲が0となっていないから、ステップ4〜10までの処理を繰り返す。
次に、ステップ12では、下限初期値Pminから中間値Pmidまでの変化分ΔPs2として、入力光信号Iの初期検索範囲(Pmax−Pmin)の半分の大きさを演算する。そして、ステップ13では、下限初期値Pminに変化分ΔPs2を加算し、最初の中間値Pmidを演算する。
次に、ステップ14では、後述するように入力光信号強度を下限初期値Pminから中間値Pmidに変化させる処理を行い、入力光信号強度を中間値Pmidに設定する。
次に、ステップ15では、出力電気信号Eが低レベルLか否かを判定する。そして、ステップ15で「YES」と判定したときには、出力電気信号Eが低レベルLから高レベルHに反転していないから、上限閾値Pt2は現在の中間値Pmidよりも高い値であると考えられる。このため、ステップ16で現在の中間値Pmidから次回の中間値Pmidまでの変化分ΔPs2として、現在の変化分ΔPs2を半分にする。その後、ステップ17に移って、中間値Pmidの更新処理として、現在の中間値Pmidに新たな変化分ΔPs2を加算し、次回の中間値Pmidを算出する。
一方、ステップ15で「NO」と判定したときには、出力電気信号Eが低レベルLから高レベルHに反転したから、上限閾値Pt2は現在の中間値Pmidよりも低い値であると考えられる。このため、ステップ18で現在の中間値Pmidから次回の中間値Pmidまでの変化分ΔPs2として、現在の変化分ΔPs2を半分にする。その後、ステップ19に移って、中間値Pmidの更新処理として、現在の中間値Pmidから新たな変化分ΔPs2を減算し、次回の中間値Pmidを算出する。
ステップ17,19が終了すると、ステップ20に移って、次回の検索範囲が0となったか否かを判定するために、更新した変化分ΔPs2が所定の収束判定値Rよりも小さいか否かを判定する。そして、ステップ20で「YES」と判定したときには、検索範囲が実質的に0となっているから、ステップ21に移って、ステップ17,19によって算出した中間値Pmidを上限閾値Pt2に決定する(Pt2=Pmid)。
一方、ステップ20で「NO」と判定したときには、検索範囲が0となっていないから、ステップ14〜20までの処理を繰り返す。
次に、ステップ4の入力光信号強度を上限初期値Pmaxから中間値Pmidに変化させる処理について、図4を参照しつつ説明する。
まず、ステップ31では、変化量係数S1として、上限初期値Pmaxと中間値Pmidとの間の変化量を光減衰器3に基づく分解能で割る。ここで、入力光信号強度は光減衰器3の減衰量によって調整されるため、その分解能は光減衰器3の減衰量の分解能によって決まる。
次に、ステップ32では、以下の数1に示すように、変化量係数S1を定数bのべき級数で表す。但し、定数bは1よりも大きく、変化量係数S1よりも小さい値(1<b<S1)である。
Figure 0004946786
例えば、変化量係数S1が300で、定数bが2のときには、この変化量係数S1は、以下の数2に示す多項式で表すことができる。
Figure 0004946786
次に、ステップ33では、べき級数で表した多項式の低次数の項の係数kiを調整し、全ての係数kiが1以上の値となるようにする。具体的には、以下の数3の式に示すように、高次数の項の係数ki+1から1を減算し、低次数の項の係数kiに定数bを加える。本実施の形態では、後述するように、多項式の項毎に入力光信号強度を変化させる。これに対し、例えば変化量係数S1がbのn乗に該当する場合には、上限初期値Pmaxと中間値Pmidに一気に変化させることになり、緩和振動が生じる。このような急激な入力光信号強度の変化を防止するために、係数kiの調整を行うものである。
Figure 0004946786
例えば、変化量係数S1が300で、定数bが2のときには、係数kiを調整した後の多項式は、以下の数4の式のように表すことができる。
Figure 0004946786
次に、ステップ34では、以下の数5の式に示すように、上限初期値Pmaxに対して高次数の項から低次数の項の順番で減算処理を行い、入力光信号強度をP0,P1,…の順番で変化させる。そして、最終的に入力光信号強度を中間値Pmidに一致させる。
Figure 0004946786
例えば、変化量係数S1が300で、定数bが2のときには、1回目の強度P0は上限初期値Pmaxから128を減算した値に変化させる。2回目の強度P1は上限初期値Pmaxから192(=128+64)を減算した値に変化させる。3回目の強度P2は上限初期値Pmaxから224(=128+64+32)を減算した値に変化させる。4回目の強度P3は上限初期値Pmaxから256(=128+64+2×32)を減算した値に変化させる。以下同様な手順を繰り返して、12回目の強度P11で上限初期値Pmaxから300を減算し、中間値Pmidに一致させる。これにより、段階的に上限初期値Pmaxから中間値Pmidに近付ける構成となっている。そして、ステップ34が終了するとリターンする。
次に、ステップ14の入力光信号強度を下限初期値Pminから中間値Pmidに変化させる処理について、図5を参照しつつ説明する。
まず、ステップ41では、変化量係数S2として、下限初期値Pminと中間値Pmidとの間の変化量を光減衰器3に基づく分解能で割る。
次に、ステップ42では、以下の数6の式に示すように、変化量係数S2を定数bのべき級数で表す。但し、定数bは1よりも大きく、変化量係数S2よりも小さい値(1<b<S2)である。
Figure 0004946786
次に、ステップ43では、べき級数で表した多項式の低次数の項の係数kiを調整し、全ての係数kiが1以上の値となるようにする。具体的には、ステップ33と同様に、以下の数7に示すように、高次数の項の係数ki+1から1を減算し、低次数の項の係数kiに定数bを加える。
Figure 0004946786
次に、ステップ44では、以下の数8の式に示すように、下限初期値Pminに対して高次数の項から低次数の項の順番で加算処理を行い、入力光信号強度をP0,P1,…の順番で変化させる。そして、最終的に入力光信号強度を中間値Pmidに一致させる。これにより、段階的に下限初期値Pminから中間値Pmidに近付ける構成となっている。そして、ステップ44が終了するとリターンする。
Figure 0004946786
本実施の形態による閾値測定装置1は、上述の処理に基づいて入力光信号強度を中間値Pmidに変化させる。これにより、入力光信号強度は複数回のステップに分かれて段階的に中間値Pmidに近付く。例えば、変化量係数S2が300で、定数bが2のときには、図9に示すように、12回のステップに分かれて徐々に中間値Pmidに近付く。ここで、図8に示す比較例のように、例えば上限初期値Pmaxから中間値Pmidに向けて、入力光信号強度を1回のステップで一気に変化させた場合には、入力光信号強度に緩和振動が生じる。この場合、入力光信号強度が一時的に下限閾値Pt1を超えて低下し、出力電気信号Eが誤って反転してしまうことがある。これに対し、本実施の形態では、図7に示すように、入力光信号強度を複数回のステップに分けて段階的に中間値Pmidに近付けるから、入力光信号強度を1回のステップで一気に変化させた場合に比べて、入力光信号強度の緩和振動を抑制することができる。
但し、ステップ数が多くなると、入力光信号強度の変化時間が長くなり、測定効率が低下する。また、ステップ数は定数bに応じて変化する傾向がある。そこで、定数bとステップ数との関係について検討した。その結果を図10に示す。なお、図10の結果は、変化量係数S1(S2)は1000になった場合について示している。
この結果から、定数bが大きくなると、ステップ数も増加し易い傾向であることが分かる。この理由について検討すると、本実施の形態では、入力光信号強度が一気に変化するのを防止するために、べき級数の低次数の項の係数を調整し、全ての次数の係数kiが正の値(ki>0)となるようにしている。このため、低次数の項の係数(例えばk0)が大きくなる傾向があり、ステップ数が増加するものと考えられる。以上の結果から、適切なステップ数で処理を行うためには、定数bは2〜10程度の値に設定するのが好ましいと考えられる。
かくして、本実施の形態では、入力光信号強度を中間値Pmidに変化させるときに、光減衰器3の減衰量を段階的に変化させるから、中間値Pmidに対して直接的に変化させた場合に比べて減衰量の緩和振動を抑制することができる。このため、入力光振動強度が中間値Pmidから超過(オーバーシュート)することがなくなるから、検索範囲を絞り込むときの誤りをなくすことができ、下限閾値Pt1および上限閾値Pt2を正確に測定することができる。
また、入力光信号強度の変化量を光減衰器3による分解能で割り、この値を定数bのべき級数で表した多項式の高次の項から低次の項に向けて順番に入力光信号強度が変化させる。このため、光減衰器3の減衰量を最初は大きく変化させて入力光信号強度を中間値Pmidに素早く近付けることができる。また、入力光信号強度が中間値Pmidに近付くに従って光減衰器3の減衰量の変化が小さくなるから、入力光信号強度が中間値Pmidから超過するのを防ぐことができる。
なお、前記実施の形態では、図2中のステップ2〜第一の工程(第一の手段)の具体例を示し、図2中のステップ4〜9が第二の工程(第二の手段)の具体例を示し、図2中のステップ10,11が第三の工程(第三の手段)の具体例を示し、図3中のステップ12〜15第四の工程(第四の手段)の具体例を示し、図3中のステップ14〜19が第五の工程(第五の手段)の具体例を示し、図3中のステップ20,21が第六の工程(第六の手段)の具体例を示している。
本発明の実施の形態による閾値測定装置を示すブロック図である。 図1中の閾値測定装置で用いる閾値測定プログラムを示すフローチャートである。 図2に続くフローチャートである。 図2中の入力光信号強度を上限初期値から中間値に変化させる処理を示すフローチャートである。 図3中の入力光信号強度を下限初期値から中間値に変化させる処理を示すフローチャートである。 図1中の光モジュール回路の入力光信号強度と出力電気信号との関係を示す特性線図である。 本実施の形態による閾値測定装置を用いた場合の入力光信号強度および出力電気信号の時間変化を示す特性線図である。 比較例による閾値測定装置を用いた場合の入力光信号強度および出力電気信号の時間変化を示す特性線図である。 本実施の形態による閾値測定装置を用いた場合の入力光信号強度のステップ毎の変化を示す特性線図である。 べき級数の定数bとステップ数との関係を示す特性線図である。
符号の説明
1 閾値測定装置
2 光源
3 光減衰器
8 マルチメータ
9 制御装置

Claims (2)

  1. 光源からの出力に基づく光信号を受光素子が受光してなる入力光信号強度が、大きい値から小さい値へ変化している途中に、前記受光素子の出力電気信号が高レベルから低レベルに変化する限閾値と、小さい値から大きい値へ変化している途中に、前記受光素子の出力電気信号が低レベルから高レベルに変化する限閾値とを有してなる、前記入力光信号強度と前記受光素子の出力電気信号との間にヒステリシス特性を有する光モジュール回路の閾値測定方法であって、
    前記光源から出力される一定強度の光信号を可変に減衰させる光減衰器を介して前記入力光信号強度を前記光モジュール回路に入力させる構成にすると共に、
    前記下限閾値以下の入力光信号強度を下限初期値として、また、前記上限閾値以上の入力光信号強度を上限初期値として設定し、
    前記下限閾値を測定する場合
    前記下限初期値から前記上限初期値までの半分の大きさの初期の変化分を演算し、該変化分だけ前記上限初期値から減算した中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定する第一の工程と、
    前記受光素子の出力電気信号が高レベルならば、前記変化分の半分の大きさの更新された変化分だけ前記中間値から減算した更新された中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定するステップと、前記受光素子の出力電気信号が低レベルならば、前記変化分の半分の大きさの更新された変化分だけ前記中間値に加算した更新された中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定するステップとからなる第二の工程と、
    該第二の工程を少なくとも1回繰り返した後、最後に更新された変化分が前記光減衰器の減衰量の分解能より小さい場合に、最後に更新された中間値を前記下限閾値とする第三の工程とを有し、
    前記上限閾値を測定する場合
    前記下限初期値から前記上限初期値までの半分の大きさの初期の変化分を演算し、該変化分だけ前記下限初期値に加算した中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定する第四の工程と、
    前記受光素子の出力電気信号が低レベルならば、前記変化分の半分の大きさの更新された変化分だけ前記中間値に加算した更新された中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定するステップと、前記受光素子の出力電気信号が高レベルならば、前記変化分の半分の大きさの更新された変化分だけ前記中間値から減算した更新された中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定するステップとからなる第五の工程と、
    該第五の工程を少なくとも1回繰り返した後、最後に更新された変化分が前記光減衰器の減衰量の分解能より小さい場合に、最後に更新された中間値を前記上限閾値とする第六の工程とを有し、
    前記各工程において、変化分を加算あるいは減算して中間値を更新する場合は、前記初期の変化分を前記光減衰器の減衰量の分解能で除算してなる変化量係数を、係数が1より大きい整数のべき級数で表現し、該べき級数の最も高次の項の値から始まって、順次低次の項の値を累積してなる値を加算あるいは減算をし、
    加算あるいは減算を行う項の係数が2以上の場合は、該項の値を該項の係数で除算した値から始まって、該項の値になるまで累積して加算あるいは減算を繰り返すことを特徴とする光モジュール回路の閾値測定方法。
  2. 光源からの出力に基づく光信号を受光素子が受光してなる入力光信号強度が、大きい値から小さい値へ変化している途中に、前記受光素子の出力電気信号が高レベルから低レベルに変化する限閾値と、小さい値から大きい値へ変化している途中に、前記受光素子の出力電気信号が低レベルから高レベルに変化する限閾値とを有してなる、前記入力光信号強度と前記受光素子の出力電気信号との間にヒステリシス特性を有する光モジュール回路の閾値測定装置であって、
    前記光源から出力される一定強度の光信号を可変に減衰させる光減衰器を介して前記入力光信号強度を前記光モジュール回路に入力させる構成にすると共に、
    前記下限閾値以下の入力光信号強度を下限初期値として、また、前記上限閾値以上の入力光信号強度を上限初期値として設定し、
    前記下限閾値を測定する場合
    前記下限初期値から前記上限初期値までの半分の大きさの初期の変化分を演算し、該変化分だけ前記上限初期値から減算した中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定する第一の手段と、
    前記受光素子の出力電気信号が高レベルならば、前記変化分の半分の大きさの更新された変化分だけ前記中間値から減算した更新された中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定するステップと、前記受光素子の出力電気信号が低レベルならば、前記変化分の半分の大きさの更新された変化分だけ前記中間値に加算した更新された中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定するステップとを実行する第二の手段と、
    該第二の手段を少なくとも1回繰り返した後、最後に更新された変化分が前記光減衰器の減衰量の分解能より小さい場合に、最後に更新された中間値を前記下限閾値とする第三の手段とを有し、
    前記上限閾値を測定する場合
    前記下限初期値から前記上限初期値までの半分の大きさの初期の変化分を演算し、該変化分だけ前記下限初期値に加算した中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定する第四の手段と、
    前記受光素子の出力電気信号が低レベルならば、前記変化分の半分の大きさの更新された変化分だけ前記中間値に加算した更新された中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定するステップと、前記受光素子の出力電気信号が高レベルならば、前記変化分の半分の大きさの更新された変化分だけ前記中間値から減算した更新された中間値である前記入力光信号強度に応じた前記受光素子の出力電気信号が高レベルか低レベルかを判定するステップとを実行する第五の手段と、
    該第五の手段を少なくとも1回繰り返した後、最後に更新された変化分が前記光減衰器の減衰量の分解能より小さい場合に、最後に更新された中間値を前記上限閾値とする第六の手段とを有し、
    前記各手段において、変化分を加算あるいは減算して中間値を更新する場合は、前記初期の変化分を前記光減衰器の減衰量の分解能で除算してなる変化量係数を、係数が1より大きい整数のべき級数で表現し、該べき級数の最も高次の項の値から始まって、順次低次の項の値を累積してなる値を加算あるいは減算をし、
    加算あるいは減算を行う項の係数が2以上の場合は、該項の値を該項の係数で除算した値から始まって、該項の値になるまで累積して加算あるいは減算を繰り返すことを特徴とする光モジュール回路の閾値測定装置。
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