JP4945970B2 - 塗料供給装置及びそれを備えた塗装システム - Google Patents

塗料供給装置及びそれを備えた塗装システム Download PDF

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Description

本発明は、自動車の生産ラインなどに適用して好ましい塗料供給装置及びそれを備えた塗装システムに関する。
例えば自動車ボディに中塗りや上塗りなどの塗装を行う塗装装置には、塗装ガン等に塗料を供給する塗料供給装置が設けられている。この塗料供給装置として、サーキュレーションタイプやカートリッジタイプなどが従来から知られている。
サーキュレーションタイプの塗料供給装置は、塗料供給室と称される塗料貯蔵室と、当該塗料貯蔵室から十分な距離を隔てて設けられた塗装ブース内の塗装ガンとを、大型のサーキュレーション配管で接続し、この配管を介して、塗料貯蔵室から塗装ガンに塗料を供給している。このような構成の塗料供給装置では、塗色数に相当する数の配管が設けられている。
また、カートリッジタイプの塗料供給装置は、車体1台分の塗装に必要な量の塗料が充填される塗料カートリッジと、複数の塗料カートリッジが収納される保管装置と、当該保管装置から取り出した塗料カートリッジを塗装ロボットに装填するカートリッジ運搬装置と、を備えている。このような構成の塗料供給装置では、塗料カートリッジを塗装ロボットに自動的にセットすることにより、塗料の供給を実施している。
しかしながら、サーキュレーションタイプの塗料供給装置では、塗料貯蔵室から塗装ガンまでの距離が長いため、サーキュレーション配管内を循環させるのに多量の塗料を必要とする。そして、色替え時にピグを用いて前色の塗料を回収するが、サーキュレーション配管内のみ回収を行うため、枝管に残留した塗料を回収することが出来ず、塗料の廃棄ロスが大きかった。また、車輌品種によっては生産数が少ない塗色も存在し、この種の塗料は長時間塗料配管内を循環することとなるので、塗料が劣化したり、粘度などの塗料条件が変化することが少なくない。このような場合には、塗料配管に仕込まれた塗料を全て廃棄し、フレッシュな塗料と入れ替えなければならないので、この点においても塗料の廃棄ロスが大きかった。
これに対し、カートリッジタイプの塗料供給装置では、塗料カートリッジを塗装ロボットに自動的にセットするために大掛かりな装置が必要であり、また大きな設置スペースが必要であるので、設備コストが増加するという問題がある。
本発明は、塗料の廃棄ロスを低減し、しかも設備コストが安価な塗料供給装置及びそれを備えた塗装システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、ピグが内部に挿入された塗料配管を有し、前記塗料配管内を流れる流体により前記ピグが前記塗料配管内を往復移動する塗料供給装置であって、前記塗料配管内に前記ピグを発射し、又は、前記塗料配管内を移動する前記ピグを捕捉する発着部が、前記塗料配管の両端に設けられ、前記発着部のうち少なくとも一方は、前記塗料配管に連通した主通路が内部に形成された発着部本体と、前記主通路内で前記ピグを捕捉する捕捉手段と、を有し、前記捕捉手段が前記ピグを捕捉した状態において、前記流体が前記ピグを超えて前記主通路内を通過可能であり、前記捕捉手段は、前記主通路の一部を開閉することが可能な開閉手段であり、前記開閉手段は、前記主通路の軸方向に対して直交する方向に沿って伸縮可能なストッパニードルを有する塗料供給装置が提供される。
また、上記目的を達成するために、本発明によれば、ピグが内部に挿入された塗料配管を有し、前記塗料配管内を流れる流体により前記ピグが前記塗料配管内を往復移動する塗料供給装置であって、前記塗料配管内に前記ピグを発射し、又は、前記塗料配管内を移動する前記ピグを捕捉する発着部が、前記塗料配管の両端に設けられ、前記発着部のうち少なくとも一方は、前記塗料配管に連通した主通路が内部に形成された発着部本体と、前記主通路内で前記ピグを捕捉する捕捉手段と、を有し、前記捕捉手段が前記ピグを捕捉した状態において、前記流体が前記ピグを超えて前記主通路内を通過可能であり、前記発着部本体には、前記主通路から分岐した副通路がさらに形成されており、前記副通路に分岐するために前記主通路に形成された開口部に、当該開口部の一部を閉塞するガードが設けられている塗料供給装置が提供される。
本発明では、ピグをサーキュレーション配管内に循環させる代わりに塗料配管内で往復移動させることにより、塗料供給装置の構造を簡素化する。これにより、塗料配管内に充填する塗料の量が半減するので、塗料の廃棄ロスを低減することができる。また、構造が比較的複雑になりがちな循環系を廃止することにより設備コストの低減を図ることが出来る。
さらに、本発明では、捕捉手段がピグを捕捉した状態において、流体がピグを超えて種通路内を通過可能な構成とすることにより、塗料配管の洗浄が双方向から可能になり洗浄性能が向上する。また、これによりピグ自体も洗浄し易くなる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る塗料供給装置の全体構成を示すブロック図、図2は本発明の第1実施形態における第1のピグステーションを示す断面図、図3は図2においてIII方向から見た矢視図、図4Aは図2に示す第1のピグステーションに用いられるストッパを示す正面図、図4Bは図4AのIVB-IVB線に沿った断面図、図5は本発明の第1実施形態における第2のピグステーションを示す断面図である。
本発明の第1実施形態に係る塗料供給装置10は、図1に示すように、塗装ガン2及び塗料ポンプ3を有する塗装装置に供給する塗料を、多種類の塗料の中から選択するためのメインカラーチェンジバルブユニット(以下、メインCCVとも称する。)11を有しており、メインCCV11から供給された塗料が塗料ポンプ3を介して塗装ガン2へと導かれるようになっている。
メインCCV11は、マニホールド111に複数(同図では6個)の切替バルブ112a〜112fが設けられて構成されている。各切替バルブ112a〜112fには塗料が供給され、何れか一つの切替バルブ112a〜112fを選択することでマニホールド111内にその塗料が供給され、さらにその塗料が塗料ポンプ3を介して塗装ガン2に供給される。また、各切替バルブ112a〜112fは、塗料をマニホールド111に供給する弁のほかに、外部に廃液を行うダンプ弁をそれぞれ備えており、例えば洗浄時に洗浄液を外部に排出することが可能となっている。この各切替バルブ112a〜112fは、特に図示しない制御装置からの制御信号に基づいて開閉することが可能となっている。
塗料が供給される切替バルブ112a〜112fを代表して、図1には切替バルブ112fの詳細構造を示す。切替バルブ112f以外の切替バルブ112a〜112eは、この切替バルブ112fと同じように構成することができ、またこれに替えて塗料タンクからのメイン供給配管を切替バルブ112a〜112eに直接接続しても良い。
代表的に示す切替バルブ112fは、図1及び図2に示すように、第1の塗料ホース15Aを介して、第1のピグステーション13Aの副通路131dに接続されている。第1のピグステーション13Aの主通路131aの一端は、第2の塗料ホース15Bを介して、洗浄用バルブユニット12に接続されている。また、第1のピグステーション13Aの主通路131aの他端は、第3の塗料ホース15Cの一端に接続されている。第3の塗料ホース15Cの他端は、第2のピグステーション14Aの主通路141aの一端に接続されている。第2のピグステーション14Aの主通路141aの他端は、第4の塗料ホース15Dを介して、サブカラーチェンジバルブユニット(以下、サブCCVとも称する。)17に接続されている。そして、本実施形態では、第3の塗料ホース15C内に、第1のピグステーション13Aと第2のピグステーション14Aとの間を往復移動可能にピグ16が挿入されている。
第2の塗料ホース15Bを介して第1のピグステーション13Aに接続された洗浄用バルブユニット12は、マニホールド12aに、洗浄用エアを供給可能なエア供給用バルブ12bと、洗浄液を供給可能な洗浄液供給用バルブ12cと、外部に廃液するためのドレンバルブ12dと、が設けられて構成されている。各バルブ12b〜12dは、特に図示しない制御装置からの制御信号により開閉することが可能となっている。本実施形態では、この洗浄用バルブユニット12が、特許請求の範囲における第1の洗浄手段に相当する。
第1のピグステーション13Aは、図2に示すように、略T字状の外形形状を有するステーション本体131と、第1〜第3の塗料ホース15A〜15Cをステーション本体131の各端部に固定するためのキャップ132〜134と、第3の塗料ホース15C内を移動するピグ16を捕捉するためのストッパ135と、を備えている。
ステーション本体131は、主通路131a及び副通路131dが内部に形成されている。本実施形態では、主通路131aの内径D1は、ストッパ135により捕捉されたピグ16の脇をエアや洗浄液が通過可能なように、ピグ16の外径D2より大きくなっている(D1>D2)。また、第3の塗料ホース15Cの内径D3は、ピグ16による塗料の押出性及び洗浄性を確保するために、ピグ16の外径D2以下となっている(D3≦D2)。従って、主通路131aの内径D1は、第3の塗料ホース15Cの内径D3よりも大きくなっている(D1>D3)。
なお、第3の塗料ホース15Cの内径D3をピグ16の外径D2より若干大きくしても良く(D3>D2)、この場合には、主通路131aの内径D1が第3の塗料ホース15Cの内径D3以上であることが好ましい(D1≧D3)。
副通路131dは、開口部131bを介して主通路131aから分岐している。この開口部131bには、図3に示すように、当該開口部131bの一部を閉塞するように、主通路131aの軸方向(ピグ16の移動方向)に沿って開口部131bの周縁に架け渡された角柱状のガード131cが設けられている。このガード131cは、主通路131aに開口部131bを加工する際に、開口部131bにおいて主通路131aの内壁面の一部を残すことにより形成されている。このようなガード131dを設けることにより、主通路131aを移動するピグ16が開口部131bを介して副通路131dに落ち込んで、ピグ16が開口部131bに引掛かったり、開口部131bの周縁に接触して傷付いたりするのを防止することが可能となっている。ガード131dは、ピグ16の通過を阻害することがないように、主通路131aの中央部に設けることが好ましい。
キャップ132〜134は、図2に示すように、ステーション本体131の各端部の表面に形成された雄ネジ部に螺合可能な雌ネジ部が形成されている。そして、主通路131aの両端部及び副通路131dの端部に各塗料ホース15A〜15Cを挿入した状態で各キャップ132〜134を取り付けることにより、各塗料ホース15A〜15Cが固定される。この固定の際、第2の塗料配管15B側の主通路131aの端部とステーション本体131との間にストッパ135が介装されている。このストッパ135は、図4A及び図4Bに示すように、上下にそれぞれ抜き穴135aが形成された円盤状の部材であり、各抜き穴135aを通じて洗浄液やエアが通過することが可能になっていると共に、主通路131aの一部を閉塞することによりピグ16を主通路131a内に捕捉することが可能となっている。
第3の塗料ホース15Cの他端に接続された第2のピグステーション14Aは、図5に示すように、円筒形状を有するステーション本体141と、第3及び第4の塗料ホース15C、15Dをステーション本体141の両端部に固定するためのキャップ142、143と、第3の塗料ホース15C内を移動するピグ16を主通路141a内で捕捉するためのストッパ144と、を備えている。
ステーション本体141は、主通路141aが内部に形成されている。本実施形態では、主通路141aの内径D4は、ストッパ144により捕捉されたピグ16の脇を塗料やエア、洗浄液等が通過可能なように、ピグ16の外径D2より大きくなっている(D4>D2)。また、第3の塗料ホース15Cの内径D3は、ピグ16による塗料の押出性及び洗浄性を確保するために、ピグ16の外径D2以下となっている(D3≦D2)。従って、主通路141aの内径D4は、第3の塗料ホース15Cの内径D3よりも大きくなっている(D4>D3)。
なお、第3の塗料ホース15Cの内径D3をピグ16の外径D2より若干大きくしても良く(D3>D2)、この場合には、主通路141aの内径D4が第3の塗料ホース15Cの内径D3以上であることが好ましい(D4≧D3)。
キャップ142、143は、図5に示すように、ステーション本体141の両端部の表面に形成された雄ネジ部に螺合可能な雌ネジ部が形成されている。そして、主通路141aの端部に各塗料ホース15C、15Dを挿入した状態で各キャップ142、143を取り付けることにより、各塗料ホース15C、15Dが固定される。この固定の際、第4の塗料ホース15Dとステーション本体141との間にストッパ144が介装されている。このストッパ144は、第1のピグステーション13に用いられている図4A及び図4Bに示すストッパ135と同一形状を有しており、抜き穴を通じて塗料やエア、洗浄液が通過することが可能になっていると共に、主通路141aの一部を閉塞することによりピグ16を主通路141a内に捕捉することが可能となっている。
図6A〜図6Eは本発明の第1実施形態に係る塗料供給装置に用いることができる各種のピグを示す断面図である。
本実施形態において第3の塗料ホース15C内に挿入されたピグ16は、メインCCV11側(第1のピグステーション13A)からサブCCV17側(第2のピグステーション14A)に向かって移動することにより、この間に残留した前色塗料を塗料タンクに回収することが可能になっている。また、サブCCV17側(第2のピグステーション14A)からメインCCV11側(第1のピグステーション13A)に向かって移動することにより、第3の塗料ホール15C内に付着した塗料や洗浄液等の付着物を掻き取って除去することが可能となっている。
本実施形態に係る塗料供給装置10に用いて好ましいピグ16としては、図6A〜図6Eにそれぞれ示すように、環状に盛り上がっている前側盛上部161a〜161eを前端側に有すると共に、環状に盛り上がっている後側盛上部162a〜162eを後端側に有し、且つ、その進行方向に沿って実質的に前後対称な形状を有するピグ16a〜16eを挙げることができる。
これらのピグ16a〜16eの形状は、その進行方向に沿って実質的に前後対称な形状となっており、方向性のない形状となっているので、第3の塗料ホース15C内を容易に往復移動することが可能となっている。
また、ピグ16a〜16eの前後端にそれぞれ盛上部161a〜161e、162a〜162eを設けることにより、ピグ16a〜16eがメインCCV11側(第1のピグステーション13A)からサブCCV17側(第2のピグステーション14A)に向かって移動する際に後側盛上部161a〜161eが塗料を回収し、ピグ16a〜16eがサブCCV17側(第2のピグステーション14A)からメインCCV11側(第1のピグステーション13A)に向かって移動する際に前側盛上部162a〜162eが第3の塗料ホース15C内に付着した付着物を掻き取って除去する。すなわち、サブCCV17側に位置する後側盛上部161a〜161eが塗料回収用として機能し、メインCCV11側に位置する前側盛上部162a〜162eが第3の塗料ホース15C内の洗浄用として機能する。
さらに、ピグ16aでは、各盛上部161a、162aを曲面状にすることにより、塗料回収用としてのシール性能の向上が図られている。これに対し、ピグ16b、16cでは、各盛上部161b、161c、162b、162cを進行方向に対して直立させることにより、洗浄用としての掻き取り性能の向上が図られている。また、ピグ16d、16eでは、各盛上部161d、161e、162d、162eの頂点を鈍角にすることにより、シール性能と掻き取り性能の両立が図られている。
第4の塗料ホース15Dの他端に接続されたサブCCV17は、メインCCV11と同様のカラーチェンジバルブユニットであって、マニホールド171に複数(図1では5個)の切替バルブ172a〜172eが設けられて構成されている。切替バルブ172a、172bには塗料が供給され、何れか一方の切替バルブ172a、172bを選択することでマニホールド171内にその塗料が供給され、塗料ホースを介してメインCCV11の切替バルブ112fへ供給される。各切替バルブ172a、172bに供給される塗料は、密閉された塗料タンク18、19内にそれぞれ収容され、このタンク18、19内をエア等で加圧することで、タンク18、19内の塗料を切替バルブ172a、172bへ圧送することが可能となっている。切替バルブ172cには洗浄用のエアが供給されるようになっており、エア供給用バルブとして用いられる。切替バルブ173dには洗浄液が供給されるようになっており、洗浄液供給用バルブとして用いられる。切替バルブ172eは、外部に廃液を行うためのドレンバルブとして用いられる。サブCCV17の各切替バルブ172a〜172eは、特に図示しない制御装置からの制御信号により開閉することが可能となっている。本実施形態では、このサブCCV17が、特許請求の範囲における第2の洗浄手段に相当する。
以上のような構成の塗料供給装置10は、図7に示すように、例えば塗装ブースB内に設けられた複数の塗装ロボット4に対して1台ずつ設けられている。塗装ロボット4の先端には、エンドエフェクタとして塗装ガン2が設けられており、塗料供給装置10からこの塗装ガン2に各色の塗料を供給することが可能となっている。塗装ロボット4に対して塗料供給装置10を1台ずつ設けることにより、塗装システムの構成を簡素化することができる。
なお、本発明においては上記のような塗装システムの構成に限定されず、例えば、図8に示すように1台の塗料供給装置10から複数(図8では2台)の塗装ロボット4に対して塗料を供給しても良く、或いは、図9に示すように1台の塗料供給装置10から塗装ブースB内の全ての塗装ロボット4に対して塗料を供給するように構成しても良い。これにより、塗装システムの設置スペースや設備コストの削減を図ることが可能になると共に、塗料の仕込みや補充等に必要な工数を削減することが出来る。
以下に本発明の第1実施形態に係る塗料供給装置の動作について説明する。
図10は本発明の第1実施形態に係る塗料供給装置における色替えの手順を示すフローチャート、図11〜図16は各ステップの状態を示すブロック図である。
先ず、図11に示すように、塗料供給装置10が前色(図11ではA色)の塗料を供給している状態(図10にてステップS10)について説明する。加圧エアにより塗料タンク18内のA色塗料が圧送されると、サブCCV17の切替バルブ172a→マニホールド171→第4の塗料ホース15D→第2のピグステーション14A→第3の塗料ホース15C→第1のピグステーション13A→第1の塗料ホース15A→メインCCV11の切替バルブ112fに至り、ここで塗料ポンプ3を作動させることにより、さらにA色塗料は、マニホールド111→塗料ポンプ3→塗装ガン2の順に送られ、被塗物に向かって吐出することとなる。この状態において、切替バルブ172a以外のサブCCV17の切替バルブ172b〜172eは全て閉状態に制御されている。また、メインCCV11においても、切替バルブ112f以外のバルブ112a〜112eは全て閉状態に制御されている。また、洗浄用バルブユニット12では全てのバルブ12b〜12dが閉状態に制御されている。
このA色塗料の塗装が終了して次色がA色以外の場合には、以下の手順に従って色替え操作が行われる。
先ず、図10のステップS20に示すようにA色塗料を回収する。図12に示すように、A色塗料の塗装完了の信号に基づいて、A色塗料が収容された塗装タンク18内の加圧を停止する。そして、メインCCV11の切替バルブ112fを閉じると共に、洗浄用バルブユニット12のエア供給用バルブ12bを開けてエアを供給する。このエアの圧力により、第1のピグステーション13A内に収容されていたピグ16が第3の塗料ホース15C内を移動し、当該ホース15C内に充填されていたA色塗料を塗料タンク18に押し戻す。
次いで、ピグ16が第2のピグステーション14Aに捕捉されたら、図10のステップS30に示すように、メインCCV11側からサブCCV17側に向かって塗料ホースを洗浄(逆洗浄)する。このステップS30では、先ず、図13に示すように、メインCCV11の切替バルブ112fが備えるダンプ弁を開放すると共に、洗浄用バルブユニット12のエア供給用バルブ12b及び洗浄液供給用バルブ12cを交互に開閉する。これにより、洗浄用バルブユニット12のマニホールド12a→第2の塗料ホース15B→第1のピグステーション13Aの主通路131a→副通路131d→第1の塗料ホース15A→メインCCV11の切替バルブ112fに至る経路が、エア及び洗浄液により洗浄される。
さらにこのステップS30では、図14に示すように、メインCCV11の切替バルブ112fを閉じると共に、サブCCV17の切替バルブ172eを開く。これにより、洗浄用バルブユニット12のマニホールド12a→第2の塗料ホース15B→第1のピグステーション13A→第3の塗料ホース15C→第2のピグステーション14A→第4の塗料ホース15D→サブCCV17のマニホールド171→切替バルブ172eに至る経路が、エア及び洗浄液により洗浄される。この際、第2のピグステーション14A内にピグ16が捕捉されているが、主通路141の内径D4がピグ16の外径D2よりも大きくなっている(D4>D2)ので、洗浄液やエアがピグ16の脇を通過することが可能となっている。なお、この逆洗浄ステップS30は必須の工程ではなく、前色塗料回収ステップS20が終了したら、この逆洗浄ステップS30を行わずに、以下に説明する本洗浄ステップS40に移っても良い。
次いで、図10のステップS40に示すように、サブCCV17側からメインCCV11側に向かって塗料ホースを洗浄(本洗浄)する。このステップS40では、図15に示すように、サブCCV17の切替バルブ172eを閉じると共に、切替バルブ172c、172dを交互に開閉する。また、洗浄用バルブユニット12においてエア供給用バルブ12b及び洗浄液供給用バルブ12cを閉じると共にドレンバルブ12dを開ける。さらに、メインCCV11において切替バルブ112fが備えるダンプ弁を開放する。これにより、サブCCV17のマニホールド171→第4の塗料ホース15D→第2のピグステーション14A→第3の塗料ホース15C→第1のピグステーション13A→第2の塗料ホース15B→洗浄用バルブユニット12のマニホールド12a→ドレンバルブ12dに至る経路がエア及び洗浄液により洗浄されると共に、第1のピグステーション13Aから分岐して、第1の塗料ホース15A→メインCCV11の切替バルブ112fに至る経路がエアや洗浄液により洗浄される。この際、サブCCV7の切替バルブ172c、172dから交互に供給されるエアと洗浄液の圧力により、第2のピグステーション14Aに捕捉されていたピグ16が発射され、第3の塗料ホース15C内を移動し、第1のピグステーション13Aに捕捉される。このピグ16の移動により、第3の塗料ホール15C内に付着した塗料や洗浄液等の付着物を掻き取って除去する。エアと洗浄液による塗料ホースの洗浄が完了したら、サブCCV17の切替バルブ172cから供給されるエアにより配管系内がエアパージされる。
次いで、図10のステップS50に示すように、次色(図16ではB色)の塗料を充填する。図16に示すように、サブCCV17において切替バルブ172c、172dを閉じると共に切替バルブ172bを開く。また、洗浄用バルブユニット12においてダンプバルブ12dを閉じると共に、メインCCV11において切替バルブ112fのマニホールド111に続く弁を開く。そして、加圧エアにより塗料タンク19内のB色塗料が圧送されると、サブCCV17の切替バルブ172b→マニホールド171→第4の塗料ホース15D→第2のピグステーション14A→第3の塗料ホース15C→第1のピグステーション13A→第1の塗料ホース15A→メインCCV11の切替バルブ112fに至り、ここで塗料ポンプ3を作動させることにより、さらにB色塗料は、マニホールド111→塗料ポンプ3→塗装ガン2の順に送られ、被塗物に向かって吐出され、色替え操作が完了する。
図17は本発明の第2実施形態に係る塗料供給装置の全体構成を示すブロック図、図18は本発明の第2実施形態に係る塗料供給装置に用いられるピグステーションを示す断面図である。
本発明の第2実施形態に係る塗料供給装置10’は、図17に示すように、基本的な構成は第1実施形態に係る塗料供給装置10と同様であり、ピグステーションの構成のみが第1実施形態に係る塗料供給装置10と相違する。
本実施形態におけるピグステーション13B、14Bは、第1実施形態におけるピグステーション13A、14Aと比較して、ストッパ135、144の代わりに、ストッパニードル138、139、147、148を主通路131a、141a内に向かって昇降可能なニードルバルブ136、137、145、146を備えている。
第2のピグステーション14Bを代表的に図18に示すが、本実施形態では、ステーション本体141aの上部に所定の間隔を空けてニードルバルブ145、146が設けられている。そして、各ニードルバルブ145、146は、ステーション本体141aに形成された貫通穴141bに挿入されたストッパニードル147、148を、主通路141a内から出し入れすることが可能となっている。そして、ステーション本体141a内に移動したピグ16を2つのストッパニードル147、148の間に挟み込むことにより、主通路141a内に捕捉することが可能となっている。このような伸縮可能なニードルストッパ147、148によりピグ16を捕捉することにより、第1実施形態のような主通路141a上に恒久的にストッパ144が設置されている場合と比較して、ピグステーションにおける塗料溜まりが少なくなり、洗浄性が向上する。
図19は本発明の第3実施形態に係る塗料供給装置の全体構成を示すブロック図である。本発明の第3実施形態では、メインCCV11側のピグステーションとして、主通路131a上に恒久的にストッパ135が設けられた、第1実施形態と同様の第1のピグステーション13Aを用いる。また、サブCCV17側のピグステーションとして、ニードルバルブ135、136を用いてピグ16を捕捉する、第2実施形態と同様の第2のピグステーション14Bを用いている。小型化が要求される塗装ロボット4側に、恒久的なストッパ135を用いたピグステーション13Aを採用し、比較的スペースに余裕のある塗料タンク18、19側に、駆動式のストッパ138、139を用いたピグステーション14Bを採用することにより、ニーズに適合した塗装システムを構築することができる。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、一方のピグステーションのみを、上述に説明したピグを超えて流体が通過するものとして、他方のピグステーションは、従来のピグを超えて流体が通過しないものとしても良い。
図1は、本発明の第1実施形態に係る塗料供給装置の全体構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の第1実施形態における第1のピグステーションを示す断面図である。 図3は、図2においてIII方向から見た矢視図である。 図4Aは、図2に示す第1のピグステーションに用いられるストッパを示す正面図である。 図4Bは、図4AのIVB-IVB線に沿った断面図である。 図5は、本発明の第1実施形態における第2のピグステーションを示す断面図である。 図6Aは、本発明の第1実施形態に係る塗料供給装置に用いることができるピグの一例を示す断面図である。 図6Bは、本発明の第1実施形態に係る塗料供給装置に用いることができるピグの他の例を示す断面図である。 図6Cは、本発明の第1実施形態に係る塗料供給装置に用いることができるピグのさらに他の例を示す断面図である。 図6Dは、本発明の第1実施形態に係る塗料供給装置に用いることができるピグの別の例を示す断面図である。 図6Eは、本発明の第1実施形態に係る塗料供給装置に用いることができるピグのさらに別の例を示す断面図である。 図7は、本発明の第1実施形態に係る塗装システムを示す概略平面図である。 図8は、本発明の第1実施形態に係る塗装システムの他の例を示す概略平面図である。 図9は、本発明の第1実施形態に係る塗装システムのさらに他の例を示す概略平面図である。 図10は、本発明の第1実施形態に係る塗料供給装置における色替え手順を示すフローチャートである。 図11は、前色塗料を塗装している状態(前色塗装ステップ)を示すブロック図である。 図12は、前色塗料を回収している状態(前色塗料回収ステップ)を示すブロック図である。 図13は、メインCCVからサブCCVに向かって塗料ホースを洗浄している状態(逆洗浄ステップ)を示すブロック図(その1)である。 図14は、メインCCVからサブCCVに向かって塗料ホースを洗浄している状態(逆洗浄ステップ)を示すブロック図(その2)である。 図15は、サブCCVからメインCCVに向かって塗料ホースを洗浄している状態(本洗浄ステップ)を示すブロック図である。 図16は、塗料配管内に次色の塗料を充填している状態(次色塗料充填ステップ)を示すブロック図である。 図17は、本発明の第2実施形態に係る塗料供給装置の全体構成を示すブロック図である。 図18は、本発明の第2実施形態に係る塗料供給装置に用いられるピグステーションを示す断面図である。 図19は、本発明の第3実施形態に係る塗料供給装置の全体構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…塗装システム
2…塗装ガン
3…塗料ポンプ
4…塗装ロボット
10…塗料供給装置
11…メインCCV
111…マニホールド
112a〜112f…切換バルブ
12…洗浄用バルブユニット
12a…マニホールド
12b…エア供給用バルブ
12c…洗浄液供給用バルブ
12d…ドレンバルブ
13A、13B…第1のピグステーション
131…ステーション本体
131a…主通路
131b…開口部
131c…ガード
131d…副通路
132〜134…キャップ
135…ストッパ
135a…抜き穴
136、137…ニードルバルブ
138、139…ストッパニードル
14A、14B…第2のピグステーション
141…ステーション本体
141a…主通路
141b…貫通穴
142、143…キャップ
144…ストッパ
145、146…ニードルバルブ
147、148…ストッパニードル
15A〜15D…第1〜第4の塗料ホース
16、16a〜16e…ピグ
161a〜161e…後側盛上部
162a〜162e…前側盛上部
17…サブCCV
171…マニホールド
172a〜172e…切換バルブ
18、19…塗料タンク
B…塗装ブース
D1、D4…主通路の内径
D2…ピグの外径
D3…第3の塗料ホースの内径

Claims (9)

  1. ピグが内部に挿入された塗料配管を有し、前記塗料配管内を流れる流体により前記ピグが前記塗料配管内を往復移動する塗料供給装置であって、
    前記塗料配管内に前記ピグを発射し、又は、前記塗料配管内を移動する前記ピグを捕捉する発着部が、前記塗料配管の両端に設けられ、
    前記発着部のうち少なくとも一方は、
    前記塗料配管に連通した主通路が内部に形成された発着部本体と、
    前記主通路内で前記ピグを捕捉する捕捉手段と、を有し、
    前記捕捉手段が前記ピグを捕捉した状態において、前記流体が前記ピグを超えて前記主通路内を通過可能であり、
    前記捕捉手段は、前記主通路の一部を開閉することが可能な開閉手段であり、
    前記開閉手段は、前記主通路の軸方向に対して直交する方向に沿って伸縮可能なストッパニードルを有する塗料供給装置。
  2. ピグが内部に挿入された塗料配管を有し、前記塗料配管内を流れる流体により前記ピグが前記塗料配管内を往復移動する塗料供給装置であって、
    前記塗料配管内に前記ピグを発射し、又は、前記塗料配管内を移動する前記ピグを捕捉する発着部が、前記塗料配管の両端に設けられ、
    前記発着部のうち少なくとも一方は、
    前記塗料配管に連通した主通路が内部に形成された発着部本体と、
    前記主通路内で前記ピグを捕捉する捕捉手段と、を有し、
    前記捕捉手段が前記ピグを捕捉した状態において、前記流体が前記ピグを超えて前記主通路内を通過可能であり、
    前記発着部本体には、前記主通路から分岐した副通路がさらに形成されており、
    前記副通路に分岐するために前記主通路に形成された開口部に、当該開口部の一部を閉塞するガードが設けられている塗料供給装置。
  3. 前記捕捉手段は、前記主通路の一部を閉塞するように設けられたストッパである請求項2記載の塗料供給装置。
  4. 前記捕捉手段は、前記主通路の一部を開閉することが可能な開閉手段である請求項2記載の塗料供給装置。
  5. 前記発着部の主通路の内径は、前記塗料配管の内径以上である請求項1〜4の何れかに記載の塗料供給装置。
  6. 前記ピグは、前記塗料配管の一端から他端へ移動することにより、前記塗料配管内に充填された塗料を押し戻し、前記塗料配管の他端から一端へ移動することにより、前記塗料配管内に付着した付着物を掻き取って除去する請求項1〜5の何れかに記載の塗料供給装置。
  7. 前記ピグは、前端側及び後端側にそれぞれ環状に盛り上がっている盛上部を持ち、且つ、前記ピグの進行方向に沿って実質的に前後対称な形状を有する請求項1〜6の何れかに記載の塗料供給装置。
  8. 前記塗料配管の一端から他端に向かって前記塗料配管を洗浄する第1の洗浄手段と、
    前記塗料配管の他端から一端に向かって前記塗料配管を洗浄する第2の洗浄手段と、をさらに備えた請求項1〜7の何れかに記載の塗料供給装置。
  9. 請求項1〜8の何れかに記載の塗料供給装置と、
    前記塗料供給装置から供給された塗料を被塗物に塗布する塗装装置と、を備えた塗装システム。
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