JP4945656B2 - リモコン信号受信装置及びこれを用いた電気機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器を遠隔操作するためのリモコン信号を受信するリモコン信号受信装置に関するものである。
近年、世界的にエネルギー消費を抑えて地球温暖化を食い止めようとする試みとして、様々な電気機器の低消費電力化が推し進められている。
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、特許文献1を挙げることができる。
特開2009−89322号公報
特に、我々が日常的に使用している電気機器(例えば、テレビやエアコンなどの家電機器)については、その動作時の電力消費をできるだけ効率化して低消費電力化を目指すだけでなく、実は一日のうちの大部分がこの状態である待機時の消費電力(いわゆる待機電力)をできるだけ低減することが強く求められている。
本発明は、上記の問題点に鑑み、電気機器の待機電力を低減することが可能なリモコン信号受信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るリモコン信号受信装置は、電気機器を遠隔操作するためのリモコン信号を受信する受信センサと;前記受信センサから出力される受信信号に基づいて、前記受信センサでの受信判定、前記リモコン信号に含まれる各種命令の識別、並びに、前記命令に応じた内部信号の生成を行う受信信号処理部と;前記電気機器の待機時に前記受信センサを間欠駆動させる間欠制御部と;を有する構成(第1の構成)とされている。
なお、上記第1の構成から成るリモコン信号受信装置において、前記間欠制御部は、前記受信センサの間欠駆動中に前記受信センサで何らかの信号が受信された場合、前記受信センサの間欠駆動を一時的に中断して、前記受信センサをアクティブ状態に維持し、その後、前記受信センサで何ら信号が受信されない状態が所定の待機時間にわたって継続されたときに、前記受信センサの間欠駆動を再開する構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第1または第2の構成から成るリモコン信号受信装置において、前記受信信号処理部と前記間欠制御部は、いずれもマイコンによって実現される構成(第3の構成)にするとよい。
また、上記第1または第2の構成から成るリモコン信号受信装置において、前記受信信号処理部は、マイコンによって実現され、前記間欠制御部は、前記マイコンとは別に設けられた半導体装置によって実現される構成(第4の構成)にするとよい。
また、上記第4の構成から成るリモコン信号受信装置において、前記間欠制御部は、前記受信信号に基づいて、前記受信センサでの受信判定を行う受信判定部を有しており、前記受信信号処理部は、前記受信センサの間欠駆動中に前記受信センサで何らかの信号が受信されるまで、インアクティブ状態に維持される構成(第5の構成)にするとよい。
また、上記第5の構成から成るリモコン信号受信装置において、前記受信判定部は、前記受信信号の出力継続時間、若しくは、出力デューティに基づいて、前記受信センサでの受信判定を行う構成(第6の構成)にするとよい。
また、上記第4の構成から成るリモコン信号受信装置において、前記間欠制御部は、前記受信信号に基づいて、前記受信センサでの受信判定、前記リモコン信号に含まれる電源オン命令の識別、並びに、前記電源オン命令に応じた内部信号の生成を行う電源オン判定部を有しており、前記受信信号処理部は、前記受信センサの間欠駆動中に前記受信センサで前記電源オン命令を含む前記リモコン信号が受信されるまで、インアクティブ状態に維持される構成(第7の構成)にするとよい。
また、上記第7の構成から成るリモコン信号受信装置において、前記電源オン判定部は前記受信信号の出力継続時間、若しくは、出力デューティに基づいて、前記受信センサでの受信判定を行う構成(第8の構成)にするとよい。
また、上記第1〜第8いずれかの構成から成るリモコン信号受信装置において、前記リモコン信号には、所定の連続出力期間にわたり、所定のブランク期間を空けながら、同一の命令が複数回繰り返して含まれている構成(第9の構成)にするとよい。
また、上記第9の構成から成るリモコン信号受信装置において、前記間欠制御部は、前記受信センサの間欠駆動に際して、そのサイクル周期を前記連続出力期間よりも短く設定し、かつ、前記受信センサのアクティブ期間を前記ブランク期間よりも長く設定している構成(第10の構成)にするとよい。
また、上記第10の構成から成るリモコン信号受信装置において、前記間欠制御部は、前記受信センサの間欠駆動に際して、そのサイクル周期を前記電気機器に要求されている反応時間よりも短く設定している構成(第11の構成)にするとよい。
また、上記第1〜第11いずれかの構成から成るリモコン信号受信装置において、前記受信センサは、前記間欠制御部から入力されるイネーブル信号に応じて、その受信動作が許可/禁止される構成(第12の構成)にするとよい。
また、上記第1〜第11いずれかの構成から成るリモコン信号受信装置において、前記間欠制御部からのイネーブル信号に応じて、前記受信センサへの電力供給ラインを導通/遮断するスイッチを有する構成(第13の構成)にするとよい。
また、上記第1〜第13いずれかの構成から成るリモコン信号受信装置において、前記受信センサは、前記リモコン信号として、赤外線信号を受信する構成(第14の構成)にするとよい。
また、上記第1〜第13いずれかの構成から成るリモコン信号受信装置において、前記受信センサは、前記リモコン信号として、高周波信号を受信する構成(第15の構成)にするとよい。
また、本発明に係る電気機器は、上記第1〜第15いずれかの構成から成るリモコン信号受信装置を有する構成(第16の構成)とされている。
本発明に係るリモコン信号受信装置であれば、受信センサの消費電力を低減し、延いては、これが搭載される電気機器の待機電力を低減することが可能となる。
本発明に係る電気機器の第1実施形態を示すブロック図 リモコン信号S0の一例を示す模式図 第1イネーブル信号EN1の一例を示す模式図 第1実施形態における信号受信動作の第1例を示すタイミングチャート 第1実施形態における信号受信動作の第2例を示すタイミングチャート 本発明に係る電気機器の第2実施形態を示すブロック図 第2実施形態における信号受信動作の第1例を示すタイミングチャート 第2実施形態における信号受信動作の第2例を示すタイミングチャート 本発明に係る電気機器の第3実施形態を示すブロック図 第3実施形態における信号受信動作の第1例を示すタイミングチャート 第3実施形態における信号受信動作の第2例を示すタイミングチャート 受信センサ10のオン/オフ制御手法の一変形例を示すブロック図
(第1実施形態)
図1は、本発明に係る電気機器の第1実施形態を示すブロック図である。第1実施形態の電気機器1は、リモコン信号S0の受信動作に関わる回路ブロックとして、受信センサ10と、マイコン20と、発振器30と、を有する。また、図1には必ずしも明示されていないが、電気機器1は、その本来的な機能を実現するための回路ブロックも当然に有している。なお、本発明の適用対象となる電気機器1としては、例えば、テレビやエアコンなどの家電機器、ゲーム機、照明機器など、遠隔操作が可能な全ての機器を想定することができる。
受信センサ10は、電気機器1を遠隔操作するためのリモコン信号S0を受信する回路ブロックである。なお、リモコン信号S0が赤外線信号である場合、受信センサ10としては、赤外領域にピーク感度を有するフォトダイオードやフォトトランジスタを備えた受光センサを用いることができる。また、受信センサ10はイネーブル端子を有しており、所定のイネーブル信号ENに応じて、電源供給が継続された状態のまま、そのアクティブ状態(受信動作の許可状態)とインアクティブ状態(受信動作の禁止状態)を任意に切り替えることが可能な構成とされている。
マイコン20は、電気機器1の全体動作を統括的に制御する演算処理装置であり、リモコン信号S0の受信動作に際しては、受信信号処理部21、並びに、間欠制御部22として機能する。
受信信号処理部21は、受信センサ10から出力される受信信号S1に基づいて、受信センサ10での受信判定(受信判定信号S2の生成)、リモコン信号S0に含まれる各種命令の識別、並びに、前記命令に応じた内部信号S3の生成を行う。また、受信信号処理部21は、リモコン信号S0に含まれる電源オン命令ないしは電源オフ命令を識別して、第3イネーブル信号EN3を生成する。なお、第3イネーブル信号EN3は、電源オン命令が識別された時点でハイレベルに立ち上げられ、電源オフ命令が識別された時点でローレベルに立ち下げられるパルス信号となる。
間欠制御部22は、電気機器1の待機時(不図示のリモコン信号送信機から電源オン命令を含んだリモコン信号S0を待ち受けている状態)に、受信センサ10を間欠駆動させる主体であり、第1タイマ部221と、第2タイマ部222と、論理和演算器223と、を有する。
第1タイマ部221は、基準クロック信号CLKに基づいて、第1イネーブル信号EN1を生成する。具体例を挙げると、第1タイマ部221は、基準クロック信号CLKのパルス数をカウントし、そのカウント値がゼロ値から第1の目標値(受信センサ10のアクティブ期間Tactを設定するための目標値)に達するまで、第1イネーブル信号EN1をハイレベルに維持し、そのカウント値が第1の目標値に達した時点で、第1イネーブル信号EN1をローレベルに立ち下げる。その後、第1タイマ部221は、そのカウント値が第1の目標値よりも大きい第2の目標値(間欠駆動のサイクル周期Tcycleを設定するための目標値)に達するまで、第1イネーブル信号EN1をローレベルに維持し、そのカウント値が第2の目標値に達した時点で、第1イネーブル信号EN1をハイレベルに立ち上げて、そのカウント値をゼロ値にリセットした後、上記一連の動作を繰り返す。このような動作により、第1イネーブル信号EN1は、所定のサイクル周期Tcycleでハイレベルとローレベルを繰り返すパルス信号となる。なお、上記一連の動作はあくまで例示であり、第1イネーブル信号EN1の生成手法や論理レベルについては、これに限定されるものではない。
第2タイマ部222は、基準クロック信号CLKと受信判定信号S2に基づいて、第2イネーブル信号EN2を生成する。具体例を挙げると、第2タイマ部222は、受信判定信号S2に基づいて、受信センサ10で何らかの信号が受信されたと判断されたときに、イネーブル信号EN2をハイレベルに立ち上げて、基準クロック信号CLKのパルス数をカウントし始める。ただし、第2タイマ部222は、そのカウント動作中にも、受信判定信号S2に基づいて、受信センサ10で何らかの信号が受信されたと判断される毎に、そのカウント値をゼロ値にリセットして、第2イネーブル信号EN2をハイレベルに維持する。一方、第2タイマ部222は、そのカウント値がゼロ値から第3の目標値(待機時間Twaitを設定するための目標値)に達した時点、すなわち、受信センサ10で何ら信号が受信されない状態が所定の待機時間Twaitにわたって継続されたときに、第2イネーブル信号EN2をローレベルに立ち下げる。このような動作により、第2イネーブル信号EN2は、受信センサ10で何らかの信号が受信された時点でローレベルからハイレベルに立ち上げられ、以後、受信センサ10で何ら信号が受信されない状態が所定の待機時間Twaitにわたって継続されるまで、ハイレベルに維持されるパルス信号となる。なお、上記一連の動作はあくまで例示であり、第2イネーブル信号EN2の生成手法や論理レベルについては、これに限定されるものではない。
論理和演算器223は、第1イネーブル信号EN1、第2イネーブル信号EN2、並びに、第3イネーブル信号EN3の論理和演算を行い、その演算結果を最終的なイネーブル信号ENとして受信センサ10に出力する。すなわち、イネーブル信号ENは、第1イネーブル信号EN1、第2イネーブル信号EN2、及び、第3イネーブル信号EN3の少なくともいずれか一がハイレベルであればハイレベルとなり、全てがローレベルであるときにのみローレベルとなるパルス信号となる。このようなイネーブル信号ENの入力を受ける受信センサ10は、イネーブル信号ENがハイレベルであるときにアクティブ状態となり、イネーブル信号ENがローレベルであるときにインアクティブ状態となる。
なお、図1では、上記の受信信号処理部21と間欠制御部22(第1タイマ部221、第2タイマ部222、及び、論理和演算器223)を独立した回路ブロックとして描写したが、これらはいずれもマイコン20の演算処理によってソフトウェア的に実現される。
発振器30は、所定周波数の基準クロック信号CLKを生成して、マイコン20(特に第1タイマ部221と第2タイマ部222)に供給する。
図2は、リモコン信号S0の一例を示す模式図である。なお、図2の上段には、リモコン信号S0の内容が示されており、図2の下段には、リモコン信号S0が所定期間にわたって複数回送信される様子が示されている。
図2の上段に示すように、リモコン信号S0には、所定のシグナル期間Tsignalの先頭部分に、所定のリーダ期間Tleaderにわたるリーダパルスが含まれており、さらに、このリーダパルスに続いて、識別コード/データコード/パリティコードなどが含まれている。
また、図2の下段に示すように、リモコン信号S0には、所定の連続出力期間Tcont(例えば1秒間)にわたり、所定のブランク期間Tblankを空けながら、所定のリピート周期Trepeatをもって、同一の命令を送信するためのシグナル期間Tsignalが複数回繰り返して含まれている。このような構成とすることにより、受信センサ10による信号受信動作の確実性を高めることが可能となる。
図3は、第1イネーブル信号EN1の一例を示す模式図である。先にも述べたように、第1イネーブル信号EN1は、所定のサイクル周期Tcycleでハイレベルとローレベルを繰り返すパルス信号である。
ここで、間欠制御部22は、受信センサ10の間欠駆動に際して、そのサイクル周期Tcycleをリモコン信号S0の連続出力期間Tcont(先の図2を参照)よりも短く設定し、かつ、受信センサ10がアクティブ状態(受信動作の許可状態)であるアクティブ期間Tact、すなわち、第1イネーブル信号EN1のハイレベル期間リモコン信号S0のブランク期間Tblank(=Trepeat−Tsignal、先の図2を参照)よりも長く設定した構成とされている。
このような構成とすることにより、受信センサ10の間欠駆動に際して、受信センサ10のアクティブ期間Tactと、リモコン信号S0のシグナル期間Tsignalの少なくとも一部とが必ず重複するので、受信信号処理部21においては、受信センサ10で何らかの信号が受信されている旨の判定を行うことが可能となり、延いては、間欠制御部22において、受信センサ10の間欠駆動を一時的に中断し、受信センサ10をアクティブ状態に維持するように、イネーブル信号ENを生成することが可能となる。従って、受信センサ10の間欠駆動時におけるリモコン信号S0の取り逃しを防止することができる。
また、間欠制御部22は、受信センサ10の間欠駆動に際して、そのサイクル周期Tcycleを電気機器1に要求されている反応時間Treactよりも短く設定した構成、具体的には、Tcycle<Treact−Tstartup−Tdecodeを満たすように、サイクル周期Tcycleを設定した構成とされている。このような構成とすることにより、ユーザに違和感(レスポンスの低下)を感じさせることなく、受信センサ10の間欠駆動を行い、延いては、電気機器1の待機電力を低減することが可能となる。
なお、上記の関係式中において、反応時間Treactとは、リモコン信号送信機側の起動ボタン(電源オンボタン)が押されてから、電気機器1が反応するまでの最大許容時間である。また、デコード時間Tdecodeとは、受信信号処理部21において有効なリモコン信号S0が識別され、そのリモコン信号S0に含まれる電源オン命令に応じた内部信号S3(起動信号)が生成されるまでの最大所要時間である。また、起動時間Tstartupとは、電源オン命令に応じた内部信号S3(起動信号)が生成されてから、実際に電気機器1の起動が完了するまでの立ち上げ時間である。
図4は、第1実施形態における信号受信動作の第1例(受信センサ10で無効な信号が受信された場合の動作例)を示すタイミングチャートであって、上から順番に、受信信号S1、第1イネーブル信号EN1、第2イネーブル信号EN2、第3イネーブル信号EN3、イネーブル信号EN、受信センサ10の動作状態、受信信号処理部21の動作状態、内部信号S3、及び、電気機器1の動作モードが示されている。
電気機器1がスリープモード(電源オン命令を含んだリモコン信号S0を待ち受けている状態であって、かつ、受信信号処理部21がアクティブとされている状態)とされている間、受信センサ10は、基本的に、第1イネーブル信号EN1に基づいて、アクティブ状態とインアクティブ状態を繰り返すように間欠駆動される。
受信センサ10がアクティブ状態とされているときに、受信センサ10で何らかの信号が受信された場合には、第2イネーブル信号EN2がハイレベルに立ち上げられ、以後、受信センサ10で何ら信号が受信されない状態が所定の待機時間Twaitにわたって継続されるまで、受信センサ10がアクティブ状態に維持される。
すなわち、間欠制御部22は、受信センサ10の間欠駆動中に受信センサ10で何らかの信号が受信された場合、受信センサ10の間欠駆動を一時的に中断して、受信センサ10をアクティブ状態に維持し、その後、受信センサ10で何ら信号が受信されない状態が所定の待機時間Twaitにわたって継続されたときに、受信センサ10の間欠駆動を再開する構成とされている。
このように、受信センサ10を間欠駆動しながら何らかの信号が入力されるのを待ち、受信センサ10のアクティブ時に何らかの信号が入力されると、以後、受信センサ10のアクティブ状態を維持しながら、受信信号S1が有効なリモコン信号S0であるか否かを判定する構成であれば、受信信号S1の有効/無効を正しく判別することができる。
なお、図4の例では、受信センサ10から出力される受信信号S1が無効な信号(ノイズや他機器のリモコン信号など)であるため、所定の待機時間Twaitを経て、受信センサ10の間欠駆動が再開されている。
図5は、第1実施形態における信号受信動作の第2例(受信センサ10で有効なリモコン信号S0が受信された場合の動作例)を示すタイミングチャートであって、上から順番に、受信信号S1、第1イネーブル信号EN1、第2イネーブル信号EN2、第3イネーブル信号EN3、イネーブル信号EN、受信センサ10の動作状態、受信信号処理部21の動作状態、内部信号S3、及び、電気機器1の動作モードが示されている。
先の第1例と同様、電気機器1がスリープモードとされている間、受信センサ10は、基本的に、第1イネーブル信号EN1に基づいてアクティブ状態とインアクティブ状態を繰り返すように間欠駆動されるが、受信センサ10で何らかの信号が受信された時点で、第2イネーブル信号EN2がハイレベルに立ち上げられ、以後、受信センサ10がアクティブ状態に維持される。
その後、受信信号処理部21において、リモコン信号S0に含まれる電源オン命令が識別されると、この電源オン命令に応じた内部信号S3(起動信号)が生成されて、電気機器1がスリープモードから通常動作モードに移行される。また、受信信号処理部21において、リモコン信号S0に含まれる電源オン命令が識別された時点で、第3イネーブル信号EN3がハイレベルに立ち上げられ、以後、リモコン信号S0に含まれる電源オフ命令が識別されるまで、第3イネーブル信号EN3はハイレベルに維持される。すなわち、電気機器1が通常動作モードとされている間、受信センサ10は、常にアクティブ状態に維持される。従って、電気機器1の通常動作モード中に、各種命令(処理1〜処理nを指示する命令)を含んだリモコン信号S0が入力された場合には、これらを遅滞なく受信することが可能となる。
なお、受信信号処理部21において、リモコン信号S0に含まれる電源オフ命令が識別されると、この電源オフ命令に応じた内部信号S3(スリープモード移行信号)が生成されて、電気機器1が通常動作モードからスリープモードに移行され、受信センサ10の間欠駆動が再開される。
また、図5の例では、第3イネーブル信号がハイレベルに立ち上げられた時点で、第1タイマ部221と第2タイマ部222の動作を停止して、第1イネーブル信号EN1と第2イネーブル信号EN2をいずれもローレベルに立ち下げる構成としたが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、第1タイマ部221と第2タイマ部222の動作を継続させる構成としても何ら支障は生じない。
(第2実施形態)
図6は、本発明に係る電気機器の第2実施形態を示すブロック図である。第2実施形態の電気機器1は、先述の第1実施形態と基本的に同様の構成であるが、受信信号処理部21がマイコン20によって実現され、間欠制御部22がマイコン20とは別に設けられた半導体装置40(以下では、間欠制御IC[Integrated Circuit]40と呼ぶ)によって実現されている点に特徴を有している。
上記の間欠制御IC40は、第1タイマ部41と、第2タイマ部42と、論理和演算器43と、受信判定部44と、を有する。なお、第1タイマ部41、第2タイマ部42、及び、論理和演算器43は、それぞれ、第1タイマ部221、第2タイマ部222、及び、論理和演算器223に相当しているため、重複した説明は割愛する。
受信判定部44は、受信信号S1に基づいて、受信センサ10での受信判定(受信判定信号S2の生成)を行う回路ブロックである。具体的に述べると、受信判定部44は、受信信号S1の出力継続時間、若しくは、出力デューティに基づいて、受信センサ10での受信判定を行う構成とされている。すなわち、受信判定部44は、受信信号S1が所定期間にわたって継続的に出力されている場合、ないしは、その出力デューティが所定の閾値を上回っている場合に、受信センサ10で何らかの信号が受信されていると判定して、その旨を示す受信判定信号S2を出力する。このような構成とすることにより、受信判定部44の回路構成を簡略化し、受信判定に関わる回路規模並びに消費電力を小さく抑えることが可能となる。
また、第2実施形態において、受信信号処理部21は、受信センサ10の間欠駆動中に受信センサ10で何らかの信号が受信されるまで、より具体的には、第2イネーブル信号EN2がハイレベルに立ち上げられるまで、インアクティブ状態に維持される構成とされている。このように、受信センサ10での受信判定を間欠制御IC40に任せる構成であれば、先述の第1実施形態よりも、マイコン20の消費電力を抑えることが可能となり、延いては、電気機器1の待機電力を低減することが可能となる。
図7は、第2実施形態における信号受信動作の第1例(受信センサ10で無効な信号が受信された場合の動作例)を示すタイミングチャートであって、上から順番に、受信信号S1、第1イネーブル信号EN1、第2イネーブル信号EN2、第3イネーブル信号EN3、イネーブル信号EN、受信センサ10の動作状態、受信信号処理部21の動作状態、内部信号S3、及び、電気機器1の動作モードが示されている。
電気機器1が深いスリープモード(電源オン命令を含んだリモコン信号S0を待ち受けている状態であって、かつ、受信信号処理部21がインアクティブとされている状態)とされている間、受信センサ10は、基本的に、第1イネーブル信号EN1に基づいて、アクティブ状態とインアクティブ状態を繰り返すように間欠駆動される。
受信センサ10がアクティブ状態とされているときに、受信センサ10で何らかの信号が受信された場合には、第2イネーブル信号EN2がハイレベルに立ち上げられ、以後、受信センサ10で何ら信号が受信されない状態が所定の待機時間Twaitにわたって継続されるまで、受信センサ10がアクティブ状態に維持される。また、第2イネーブル信号EN2がハイレベルに立ち上げられた時点で、受信信号処理部21がアクティブ状態となり、電気機器1がスリープモード(電源オン命令を含んだリモコン信号S0を待ち受けている状態であって、かつ、受信信号処理部21がアクティブとされている状態)に移行される。そして、受信信号処理部21において、受信信号S1が有効なリモコン信号S0であるか否かの判定が行われる。
なお、図7の例では、受信センサ10から出力される受信信号S1が無効な信号(ノイズや他機器のリモコン信号など)であるため、所定の待機時間Twaitを経て、電気機器1が再び深いスリープモードに戻され、受信センサ10の間欠駆動が再開されている。
図8は、第2実施形態における信号受信動作の第2例(受信センサ10で有効なリモコン信号S0が受信された場合の動作例)を示すタイミングチャートであって、上から順番に、受信信号S1、第1イネーブル信号EN1、第2イネーブル信号EN2、第3イネーブル信号EN3、イネーブル信号EN、受信センサ10の動作状態、受信信号処理部21の動作状態、内部信号S3、及び、電気機器1の動作モードが示されている。
先の第1例と同様、電気機器1が深いスリープモードとされている間、受信センサ10は、基本的に、第1イネーブル信号EN1に基づいてアクティブ状態とインアクティブ状態を繰り返すように間欠駆動されるが、受信センサ10で何らかの信号が受信された時点で、第2イネーブル信号EN2がハイレベルに立ち上げられ、以後、受信センサ10がアクティブ状態に維持される。また、第2イネーブル信号EN2がハイレベルに立ち上げられた時点で、受信信号処理部21がアクティブ状態となり、電気機器1がスリープモードに移行される。そして、受信信号処理部21において、受信信号S1が有効なリモコン信号S0であるか否かの判定が行われる。
その後、受信信号処理部21において、リモコン信号S0に含まれる電源オン命令が識別されると、この電源オン命令に応じた内部信号S3(起動信号)が生成されて、電気機器1がスリープモードから通常動作モードに移行される。また、受信信号処理部21において、リモコン信号S0に含まれる電源オン命令が識別された時点で、第3イネーブル信号EN3がハイレベルに立ち上げられ、以後、リモコン信号S0に含まれる電源オフ命令が識別されるまで、第3イネーブル信号EN3はハイレベルに維持される。すなわち、電気機器1が通常動作モードとされている間、受信センサ10は、常にアクティブ状態に維持される。従って、電気機器1の通常動作モード中に、各種命令(処理1〜処理nを指示する命令)を含んだリモコン信号S0が入力された場合には、これらを遅滞なく受信することが可能となる。
なお、受信信号処理部21において、リモコン信号S0に含まれる電源オフ命令が識別されると、この電源オフ命令に応じた内部信号S3(スリープモード移行信号)が生成されて、電気機器1が通常動作モードから深いスリープモードに移行され、受信センサ10の間欠駆動が再開される。
また、図8の例では、第3イネーブル信号がハイレベルに立ち上げられた時点で、第1タイマ部41と第2タイマ部42の動作を停止して、第1イネーブル信号EN1と第2イネーブル信号EN2をいずれもローレベルに立ち下げる構成としたが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、第1タイマ部41と第2タイマ部42の動作を継続させる構成としても何ら支障は生じない。
(第3実施形態)
図9は、本発明に係る電気機器の第3実施形態を示すブロック図である。第3実施形態の電気機器1は、先述の第2実施形態と基本的に同様の構成であるが、間欠制御IC40が受信判定部44に代えて電源オン判定部45を有する点に特徴を有している。
電源オン判定部45は、先述の受信判定部44と同様、受信信号S1の出力継続時間、若しくは、出力デューティに基づいて、受信センサ10での受信判定(受信判定信号S2の生成)を行うほか、リモコン信号S0に含まれる電源オン命令の識別(電源オン判定信号S4の生成)、並びに、電源オン命令に応じた内部信号S3’の生成までを行う回路ブロックである。
また、第3実施形態において、受信信号処理部21は、受信センサ10の間欠駆動中に受信センサ10で電源オン命令を含むリモコン信号S0が受信されるまで、より具体的には、電源オン判定信号S4がハイレベルに立ち上げられるまで、インアクティブ状態に維持される構成とされている。このように、受信センサ10での受信判定だけでなく、リモコン信号S0に含まれる電源オン命令に識別、並びに、電源オン命令に応じた内部信号S3’の生成を間欠制御IC40に任せる構成であれば、先述の第2実施形態よりも、マイコン20の消費電力を抑えることが可能となり、延いては、電気機器1の待機電力を低減することが可能となる。
図10は、第3実施形態における信号受信動作の第1例(受信センサ10で無効な信号が受信された場合の動作例)を示すタイミングチャートであって、上から順に、受信信号S1、第1イネーブル信号EN1、第2イネーブル信号EN2、第3イネーブル信号EN3、イネーブル信号EN、受信センサ10の動作状態、受信信号処理部21の動作状態、内部信号S3、及び、電気機器1の動作モードが示されている。
電気機器1が深いスリープモード(電源オン命令を含んだリモコン信号S0を待ち受けている状態であって、かつ、受信信号処理部21がインアクティブとされている状態)とされている間、受信センサ10は、基本的に、第1イネーブル信号EN1に基づいて、アクティブ状態とインアクティブ状態を繰り返すように間欠駆動される。
受信センサ10がアクティブ状態とされているときに、受信センサ10で何らかの信号が受信された場合には、第2イネーブル信号EN2がハイレベルに立ち上げられ、以後、受信センサ10で何ら信号が受信されない状態が所定の待機時間Twaitにわたって継続されるまで、受信センサ10がアクティブ状態に維持される。なお、第2イネーブル信号EN2がハイレベルに立ち上げられても、受信信号処理部21がアクティブ状態とされることはなく、受信信号S1が有効なリモコン信号S0であるか否かの判定は、電源オン判定部45において実施される。従って、電気機器1は、引き続き深いスリープモードに維持される。
なお、図10の例では、受信センサ10から出力される受信信号S1が無効な信号(ノイズや他機器のリモコン信号など)であるため、所定の待機時間Twaitを経て、受信センサ10の間欠駆動が再開されている。
図11は、第3実施形態における信号受信動作の第2例(受信センサ10で有効なリモコン信号S0が受信された場合の動作例)を示すタイミングチャートであって、上から順番に、受信信号S1、第1イネーブル信号EN1、第2イネーブル信号EN2、第3イネーブル信号EN3、イネーブル信号EN、受信センサ10の動作状態、受信信号処理部21の動作状態、内部信号S3、及び、電気機器1の動作モードが示されている。
先の第1例と同様、電気機器1が深いスリープモードとされている間、受信センサ10は、基本的に、第1イネーブル信号EN1に基づいてアクティブ状態とインアクティブ状態を繰り返すように間欠駆動されるが、受信センサ10で何らかの信号が受信された時点で、第2イネーブル信号EN2がハイレベルに立ち上げられ、以後、受信センサ10がアクティブ状態に維持される。ただし、第2イネーブル信号EN2がハイレベルに立ち上げられても、受信信号処理部21がアクティブ状態とされることはなく、受信信号S1が有効なリモコン信号S0であるか否かの判定は、電源オン判定部45において実施される。従って、電気機器1は、引き続き深いスリープモードに維持される。
その後、電源オン判定部45において、リモコン信号S0に含まれる電源オン命令が識別されると、この電源オン命令に応じた内部信号S3’(起動信号)が生成されて、電気機器1が深いスリープモードから通常動作モードに移行される。また、電源オン判定部45において、リモコン信号S0に含まれる電源オン命令が識別された時点で、受信信号処理部21がアクティブ状態とされて、第3イネーブル信号EN3がハイレベルに立ち上げられる。以後、リモコン信号S0に含まれる各種命令の識別、並びに、各種命令に応じた内部信号S3の生成は、全て受信信号処理部21によって実施される。なお、第3イネーブル信号EN3は、受信信号処理部21において、リモコン信号S0に含まれる電源オフ命令が識別されるまでハイレベルに維持される。すなわち、電気機器1が通常動作モードとされている間、受信センサ10は、常にアクティブ状態に維持される。従って、電気機器1の通常動作モード中に、各種命令(処理1〜処理nを指示する命令)を含んだリモコン信号S0が入力された場合には、これらを遅滞なく受信することが可能となる。
なお、受信信号処理部21において、リモコン信号S0に含まれる電源オフ命令が識別されると、この電源オフ命令に応じた内部信号S3(スリープモード移行信号)が生成されて、電気機器1が通常動作モードから深いスリープモードに移行され、受信センサ10の間欠駆動が再開される。
また、図11の例では、第3イネーブル信号がハイレベルに立ち上げられた時点で、第1タイマ部41と第2タイマ部42の動作を停止して、第1イネーブル信号EN1と第2イネーブル信号EN2をいずれもローレベルに立ち下げる構成としたが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、第1タイマ部41と第2タイマ部42の動作を継続させる構成としても何ら支障は生じない。
また、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
例えば、上記実施形態では、受信センサ10がイネーブル端子を有しており、間欠制御部22や間欠制御IC40から入力されるイネーブル信号ENに応じて、受信センサ10の受信動作が許可/禁止される構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、受信センサ10のオン/オフ制御手法については、図12に示すように、イネーブル信号ENに応じて、受信センサ10への電力供給ラインを導通/遮断するスイッチ50を有する構成としてもよい。
また、上記実施形態において、受信センサ10は、リモコン信号S0として、赤外線信号を受信する構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、リモコン信号S0として、高周波信号(RF[Radio Frequency]信号)を受信する構成としてもよい。
本発明は、電気機器に搭載されるリモコン信号受信装置の低消費電力化を実現する上で有用な技術である。
1 電気機器
10 受信センサ
20 マイコン
21 受信信号処理部
22 間欠制御部
221 第1タイマ部
222 第2タイマ部
223 論理和演算器
30 発振器
40 間欠制御IC
41 第1タイマ部
42 第2タイマ部
43 論理和演算器
44 受信判定部
45 電源オン判定部
50 スイッチ

Claims (11)

  1. 電気機器を遠隔操作するためのリモコン信号を受信する受信センサと;
    前記受信センサから出力される受信信号に基づいて、前記受信センサでの受信判定、前記リモコン信号に含まれる各種命令の識別、並びに、前記命令に応じた内部信号の生成を行う受信信号処理部と;
    前記電気機器の待機時に前記受信センサを、受信動作の許可状態であるアクティブ状態と受信動作の禁止状態であるインアクティブ状態とを繰り返して間欠駆動させる間欠制御部と;
    を有するリモコン信号受信装置であって、
    前記間欠制御部は、前記受信センサの前記間欠駆動中に前記受信センサで何らかの信号が受信された場合、前記受信センサの前記間欠駆動を一時的に中断して、前記受信センサを前記アクティブ状態に維持し、その後、前記受信センサで何ら信号が受信されない状態が所定の待機時間にわたって継続されたときに、前記受信センサの前記間欠駆動を再開すると共に、
    前記受信信号処理部と前記間欠制御部は、いずれも、マイコンによって実現され、
    前記リモコン信号には、所定の命令出力期間にわたり、所定の命令ブランク期間を空けながら、同一の命令が複数回繰り返して含まれ、
    前記間欠制御部は、前記受信センサの前記間欠駆動に際して、その前記アクティブ状態と前記インアクティブ状態のサイクル周期を前記電気機器に要求されているリモコン信号送信機側の操作ボタンが押されてから、前記電気機器が反応するまでの最大許容時間よりも短く設定していることを特徴とするリモコン信号受信装置。
  2. 前記間欠制御部は、前記受信信号に基づいて、前記受信センサでの受信判定を行う受信判定部を有しており、
    前記受信信号処理部は、前記受信センサの前記間欠駆動中に前記受信センサで何らかの信号が受信されるまで、前記インアクティブ状態に維持されることを特徴とする請求項に記載のリモコン信号受信装置。
  3. 前記受信判定部は、前記受信信号の出力継続時間、若しくは、出力デューティに基づいて、前記受信センサでの受信判定を行うことを特徴とする請求項に記載のリモコン信号受信装置。
  4. 前記間欠制御部は、前記受信信号に基づいて、前記受信センサでの受信判定、前記リモコン信号に含まれる電源オン命令の識別、並びに、前記電源オン命令に応じた内部信号の生成を行う電源オン判定部を有しており、
    前記受信信号処理部は、前記受信センサの前記間欠駆動中に前記受信センサで前記電源オン命令を含む前記リモコン信号が受信されるまで、前記インアクティブ状態に維持されることを特徴とする請求項に記載のリモコン信号受信装置。
  5. 前記電源オン判定部は、前記受信信号の出力継続時間、若しくは、出力デューティに基づいて、前記受信センサでの受信判定を行うことを特徴とする請求項に記載のリモコン信号受信装置。
  6. 前記間欠制御部は、前記受信センサの前記間欠駆動に際して、前記サイクル周期を前記命令出力期間よりも短く設定し、かつ、前記受信センサが前記アクティブ状態である期間を前記命令ブランク期間よりも長く設定していることを特徴とする請求項に記載のリモコン信号受信装置。
  7. 前記受信センサは、前記間欠制御部から入力されるイネーブル信号に応じて、前記アクティブ状態と前記インアクティブ状態が決定されることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載のリモコン信号受信装置。
  8. 前記間欠制御部からのイネーブル信号に応じて、前記受信センサへの電力供給ラインを導通/遮断するスイッチを有することを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載のリモコン信号受信装置。
  9. 前記受信センサは、前記リモコン信号として、赤外線信号を受信することを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載のリモコン信号受信装置。
  10. 前記受信センサは、前記リモコン信号として、高周波信号を受信することを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載のリモコン信号受信装置。
  11. 請求項1〜請求項10のいずれかに記載のリモコン信号受信装置を有することを特徴とする電気機器。
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