JP4941208B2 - Locking device - Google Patents
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Description
本発明は、搬送装置によって搬送される物品をロックするロック装置に関する。 The present invention relates to a locking device that locks an article conveyed by a conveying device.
荷物を搬送する搬送装置では、例えば、複数のパイプを格子状に組み付けたかご形収容体とかご形収容体の下部に取り付けられた車輪とからなるかご台車をフォークに載せて運ぶことがある。ところが、搬送装置は、かご台車が自由に移動可能な状態で載置しその状態のまま走行すると、かご台車を不安定なまま搬送することになるため、従来、フォーク部上に載置された荷物を荷物固定開放手段によって固定した状態で搬送する搬送装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。 In a transport device that transports a load, for example, a car cart composed of a cage-shaped container in which a plurality of pipes are assembled in a grid and wheels attached to the lower part of the cage-shaped container may be placed on a fork and carried. However, since the car trolley is placed in a state in which the car trolley is freely movable and travels in that state, the car trolley is transported in an unstable state. A transport device has been proposed that transports a load in a state in which the load is fixed by a load fixing and releasing means (see, for example, Patent Document 1).
特許文献1に記載された搬送装置において、荷物固定開放手段は一対の爪部を有する開閉爪機構と、操作部としての取手回動レバーを操作することにより開閉爪機構を駆動して開閉動作を行わせる爪開閉駆動手段とを有している。そして、特許文献1に記載された荷物固定開放手段では、取手回動レバーが回動操作されると爪開閉駆動手段が作動し、開閉爪機構を構成する一対の爪レバーが回動することで、爪レバーの爪部が荷物の棒状部分を挟持する状態と開放する状態とに移行する。
ところが、特許文献1に記載された搬送装置において、荷物の棒状部分を挟持する際には開いた状態の一対の挟持部(爪部)に対して棒状部分を当接させ、その状態で取手回動レバーを操作して挟持部が閉じる方向に爪レバーを回動させることで荷物の棒状部分を挟持する。一方、荷物固定開放手段による荷物のロックを解除するには、取手回動レバーを操作して挟持部が開く方向に爪レバーを回動させることで挟持部を開いた状態にする。したがって、特許文献1に記載された荷物固定開放手段では、荷物をロックするときと、荷物のロックを解除するときとで一対の爪レバーを回動させる必要があるために取手回動レバーの操作を2回行わなければならず、取手回動レバーの操作回数が多くなり面倒であるという問題があった。
However, in the transport device described in
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、その目的は、ロックレバーをロック位置に位置させたままで一対の挟持部を非ロック状態からロック状態に移行できるようにすることで、ロックレバーの操作を行わなくとも搬送装置が搬送する物品をロックすることができるロック装置を提供することにある。 The present invention has been made paying attention to such problems, and an object of the present invention is to enable a pair of holding portions to be shifted from an unlocked state to a locked state while the lock lever is kept in the locked position. Thus, an object of the present invention is to provide a locking device that can lock an article conveyed by the conveying device without operating a lock lever.
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、搬送装置に設置されたベース部に対して回動可能に支持され、ロック姿勢となったときに物品の棒状部を挟持する第1支持部材及び第2支持部材と、前記第1支持部材及び前記第2支持部材を前記ロック姿勢で保持可能なロック位置、及び前記第1支持部材及び前記第2支持部材による前記棒状部の挟持を解除可能な状態であるロック解除位置に切り換える操作をするためのロックレバーとを備え、前記第1支持部材は常には前記ロック姿勢に配置されており、前記第2支持部材には前記物品の棒状部が配置可能な凹部が設けられ、前記第2支持部材は、前記物品の棒状部が前記凹部に押し付けられることを許容する受け入れ姿勢から前記ロック姿勢への回動途中に、前記第1支持部材に当接して前記第1支持部材を回動させて前記ロック姿勢に移動するロック装置において、前記ロックレバーは、前記ロック位置に配置された状態で前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢から前記ロック姿勢へ回動することを許容し、前記ロック装置は、さらに、前記第1支持部材に設けられるとともに前記第2支持部材と係合可能な係合部と、ロック位置からロック解除位置に操作されると前記第1支持部材及び前記第2支持部材による前記棒状部の挟持を解除可能な位置に移動し、前記ロック位置に位置した状態では前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢から前記ロック姿勢へ回動することを許容するロックレバーと、前記ロックレバーを前記ロック位置に保持する保持手段と、前記ベース部に対して回動可能に支持された連結リンク部材と、前記ロックレバーと前記連結リンク部材とを連結し、前記ロックレバーが前記ロック解除位置に操作される際に同期して前記連結リンク部材を連動させる作動用リンク部材と、前記連結リンク部材と前記第1支持部材とを連結し、前記連結リンク部材が回動する際に前記第1支持部材を連動させるリンク部材と、前記第2支持部材が回動することを規制して前記第2支持部材を前記受け入れ姿勢で保持する姿勢保持手段と、前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢から前記ロック姿勢に移動して前記連結リンク部材が回動する際に、前記リンク部材と前記作動用リンク部材とを非連動状態にする連動回避部と、前記第1支持部材が前記ロック姿勢となるように付勢する付勢手段と、を備え、前記姿勢保持手段は、前記第2支持部材が前記ロック姿勢に向う方向とは反対側に回動することを規制する回動規制手段と、前記第2支持部材に設けられるとともに前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢に位置している状態で前記第1支持部材と対向する被係止部と、前記第1支持部材に設けられるとともに前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢の状態で前記被係止部を係止する係止部とを少なくとも備え、前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢から前記ロック姿勢に回動する際には、前記被係止部が前記係止部を押すことで前記被係止部に対する係止を解除し、前記第2支持部材が前記ロック姿勢に回動した状態では、前記係合部は前記第2支持部材と係合するとともに前記ロックレバーが前記ロック位置に位置することで、前記第2支持部材は前記ロック姿勢で保持されることを要旨とする。
In order to achieve the above-mentioned object, the invention according to
この発明では、物品をロックしていない状態では、第1支持部材は付勢手段に付勢されることで常にはロック姿勢に配置され、第2支持部材は受け入れ姿勢に配置されている。そして、受け入れ姿勢に位置する第2支持部材においては、回動規制手段によってロック姿勢に向う方向とは反対側に回動することが規制され、係止部が被係止部を係止することでロック姿勢に向って回動することが規制されるため受け入れ姿勢のまま保持される。そのため、第2支持部材に対して物品の棒状部が押し付けられる力より小さい力が加えられても、第2支持部材が回動してロック姿勢になることは抑制される。したがって、作業者が物品をロックしようとしたときに物品の棒状部を第2支持部材に押し付けることができないという不測の事態が生じることを回避でき、物品に対するロック作業を支障なく行うことができる。 In the present invention, in a state where the article is not locked, the first support member is always arranged in the locked posture by being urged by the urging means, and the second support member is arranged in the receiving posture. And in the 2nd support member located in an acceptance posture, it is controlled by the rotation control means that rotation to the opposite side to the direction which goes to a lock posture, and a locking part locks a locked part. Thus, since the rotation toward the lock posture is restricted, the receiving posture is maintained. Therefore, even if a force smaller than the force with which the bar-shaped portion of the article is pressed against the second support member is applied, the second support member can be prevented from rotating to the locked posture. Therefore, it is possible to avoid an unexpected situation in which the rod-shaped portion of the article cannot be pressed against the second support member when the operator tries to lock the article, and the lock operation for the article can be performed without any trouble.
また、搬送装置が物品を搬送する際に物品の棒状部を挟持するには、受け入れ姿勢となっている第2支持部材の凹部に対して物品の棒状部を押し付けて第2支持部材を回動させる。第2支持部材が回動すると、被係止部が係止部を押すことで第1支持部材が回動し、被係止部に対する係止が解除される。そして、さらに、第2支持部材がロック姿勢に向う方向に回動すると、第2支持部材が第1支持部材を押すことで、第1支持部材は回動し、第2支持部材はロック姿勢に移動することで第1支持部材と第2支持部材とが協働して物品の棒状部を挟持する。ここで、第2支持部材がロック姿勢に移動する際に第1支持部材は回動し、第1支持部材の回動に連動してリンク部材は動くが、連動回避部によってリンク部材と作動用リンク部材とは非連動状態となっているため、作動用リンク部材はリンク部材の動きに連動しない。そのため、ロックレバーをロック位置に位置させたままで第2支持部材を受け入れ姿勢からロック姿勢に変えることができる。 Further, in order to sandwich the bar-shaped portion of the article when the transport device transports the article, the second support member is rotated by pressing the bar-shaped portion of the article against the concave portion of the second support member in the receiving posture. Let When the second support member rotates, the locked portion pushes the locking portion, so that the first support member rotates and the locking with respect to the locked portion is released. Further, when the second support member rotates in the direction toward the lock posture, the second support member pushes the first support member, whereby the first support member rotates and the second support member enters the lock posture. By moving, the first support member and the second support member cooperate to sandwich the bar-shaped portion of the article. Here, the first support member rotates when the second support member moves to the locked posture, and the link member moves in conjunction with the rotation of the first support member. Since the link member is not interlocked with the link member, the operation link member does not interlock with the movement of the link member. Therefore, the second support member can be changed from the receiving posture to the locked posture while the lock lever is in the locked position.
そして、第2支持部材がロック姿勢に変わると、第1支持部材部及び第2支持部材によって物品の棒状部を挟持した状態で係合部と第2支持部材とは係合し、第2支持部材の回動は規制される。そのため、第1支持部材部及び第2支持部材による物品の棒状部に対するロックは、ロックレバーが操作されてロック解除位置に移動されるまでは解除されない。 When the second support member changes to the locked posture, the engaging portion and the second support member engage with each other while the rod-shaped portion of the article is sandwiched between the first support member portion and the second support member, and the second support member is engaged. The rotation of the member is restricted. Therefore, the lock on the bar-shaped portion of the article by the first support member and the second support member is not released until the lock lever is operated and moved to the lock release position.
また、物品のロック状態を解除する際には、ロックレバーをロック位置からロック解除位置に操作することで作動用リンク部材を介して連結リンク部材を回動させる。そして、リンク部材を介して第1支持部材を連結リンク部材の回動に連動させ、第1支持部材が回動することで係合部と第2支持部材との係合が解除される。その後、物品の棒状部を第1支持部材及び第2支持部材から離間させる方向に移動させれば、棒状部の挟持状態は解除されるとともに第2支持部材は回動し、被係止部及び係止部は元の位置に戻って係止され、第2支持部材は受け入れ姿勢の状態で保持される。 Further, when releasing the locked state of the article, the connecting link member is rotated via the operating link member by operating the lock lever from the lock position to the lock release position. And a 1st support member is interlocked with rotation of a connection link member via a link member, and engagement with an engaging part and a 2nd support member is cancelled | released when a 1st support member rotates. After that, if the rod-shaped portion of the article is moved in a direction away from the first support member and the second support member, the sandwiched state of the rod-shaped portion is released and the second support member rotates, and the locked portion and The locking portion is returned to the original position and locked, and the second support member is held in the receiving posture.
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記凹部は、前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢に配置されている状態で前記第1支持部材の回動中心と前記第2支持部材の回動中心とを結ぶ仮想線と前記第1支持部材と連結している前記リンク部材の連結部との間の距離より、前記連結部からの距離が長い位置に設けられ、前記係止部は前記第2支持部材側に突出するとともに、前記仮想線と前記連結部との間の距離より前記連結部からの距離が短い位置に設けられた係止突部であり、前記被係止部は前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢に位置している状態で前記第1支持部材側に突出し、前記係止突部と前記仮想線との間で係止される被係止突部であり、前記回動規制手段は、前記第2支持部材に設けられるとともに前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢の状態で前記第1支持部材と対向するように設けられた被係止凹部と、一部が前記被係止凹部に収容されるように延長された前記係止突部とから構成され、前記被係止凹部は前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢から前記ロック姿勢に向う方向とは反対側に回動しようとした際に前記係止突部に係止されることを要旨とする。 According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the concave portion includes the rotation center of the first support member and the first in a state where the second support member is disposed in the receiving posture. than the distance between the second coupling portion of the link member which connects the virtual line as the previous SL first support member connecting the rotation center of the support member, the distance from the connecting portion is provided on a long position, The locking portion protrudes toward the second support member, and is a locking protrusion provided at a position where the distance from the connecting portion is shorter than the distance between the virtual line and the connecting portion, The locked portion protrudes toward the first support member in a state where the second support member is positioned in the receiving posture, and is locked between the locking protrusion and the virtual line. The rotation restricting means is provided on the second support member and (2) A locked recess provided so that the support member faces the first support member in the receiving posture, and the locking protrusion extended so that a part is accommodated in the locked recess. The locked recess is locked to the locking protrusion when the second support member tries to rotate in the direction opposite to the direction from the receiving posture toward the locking posture. This is the gist.
この発明では、第2支持部材が受け入れ姿勢となっている状態で係止突部によって被係止突部が係止されることでロック姿勢に向う方向への回動が規制される。また、第2支持部材が受け入れ姿勢となっている状態で、ロック姿勢に向う方向とは反対側に回動しようとしても被係止凹部の壁面が係止突部と当接することで係止され回動が規制される。したがって、搬送装置が動いてロック装置に振動が加えられるような場合でも、第2支持部材が受け入れ姿勢からずれることを抑制でき、物品の棒状部が第2支持部材の凹部に押し付けられるまでは第2支持部材を受け入れ姿勢に確実に留めることができる。 In the present invention, the locked projection is locked by the locking projection while the second support member is in the receiving posture, so that the rotation in the direction toward the locking posture is restricted. In addition, when the second support member is in the receiving posture, the wall of the locked recess comes into contact with the locking protrusion even if it tries to rotate in the direction opposite to the direction toward the locking posture. The rotation is restricted. Therefore, even when the conveying device moves and vibration is applied to the lock device, the second support member can be prevented from being displaced from the receiving posture, and the first portion is not pressed until the bar-shaped portion of the article is pressed against the recess of the second support member. 2 The support member can be securely held in the receiving posture.
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記凹部は、前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢に配置されている状態で前記第1支持部材の回動中心と前記第2支持部材の回動中心とを結ぶ仮想線と前記第1支持部材と連結している前記リンク部材の連結部との間の距離より、前記連結部からの距離が長い位置に設けられ、前記係止部は前記第2支持部材側に突出するとともに、前記仮想線と前記連結部との間の距離より前記連結部からの距離が短い位置に設けられた係止突部であり、前記被係止部は前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢に位置している状態で前記第1支持部材側に突出し、前記係止突部と前記仮想線との間で係止される被係止突部であり、前記回動規制手段は、前記受け入れ姿勢に配置された前記第2支持部材と当接可能となる前記ベース部の位置に設けられ、前記ロック姿勢に向う方向とは反対側への前記第2支持部材の回動を規制する受け入れ姿勢用ストッパであることを要旨とする。 According to a third aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the concave portion includes the rotation center of the first support member and the first in a state where the second support member is disposed in the receiving posture. than the distance between the second coupling portion of the link member which connects the virtual line as the previous SL first support member connecting the rotation center of the support member, the distance from the connecting portion is provided on a long position, The locking portion protrudes toward the second support member, and is a locking protrusion provided at a position where the distance from the connecting portion is shorter than the distance between the virtual line and the connecting portion, The locked portion protrudes toward the first support member in a state where the second support member is positioned in the receiving posture, and is locked between the locking protrusion and the virtual line. The second support disposed in the receiving posture. Provided at a position of the base portion serving as a wood and contactable, and summarized in that the direction toward the locking position is a stopper receiving position for restricting the rotation of the second support member to the opposite side .
この発明では、第2支持部材が受け入れ姿勢となっている状態で係止突部によって被係止突部が係止されることでロック姿勢に向う方向への回動が規制される。また、第2支持部材が受け入れ姿勢となっている状態で、ロック姿勢に向う方向とは反対側に回動しようとしても受け入れ姿勢用ストッパと当接することで回動が規制される。したがって、搬送装置が動く際にロック装置に振動が加えられるような場合でも、第2支持部材が受け入れ姿勢からずれることを抑制でき、物品の棒状部が第2支持部材の凹部に押し付けられるまでは第2支持部材を受け入れ姿勢に確実に留めることができる。 In the present invention, the locked projection is locked by the locking projection while the second support member is in the receiving posture, so that the rotation in the direction toward the locking posture is restricted. Further, in the state where the second support member is in the receiving posture, the rotation is restricted by coming into contact with the stopper for the receiving posture even if the second supporting member tries to rotate in the direction opposite to the direction toward the locking posture. Therefore, even when vibration is applied to the lock device when the transport device moves, the second support member can be prevented from shifting from the receiving posture until the rod-shaped portion of the article is pressed against the concave portion of the second support member. The second support member can be securely held in the receiving posture.
本発明によれば、ロックレバーをロック位置に位置させたままで一対の挟持部を非ロック状態からロック状態に移行できるようにすることで、ロックレバーの操作を行わなくとも搬送装置が搬送する物品をロックすることができる。 According to the present invention, the pair of holding portions can be shifted from the unlocked state to the locked state while the lock lever is in the locked position, so that the article conveyed by the conveying device without the operation of the lock lever. Can be locked.
以下、本発明を搬送装置としてのローリフトトラックに搭載されるロック装置に具体化した一実施形態を図1〜図7にしたがって説明する。なお、本実施形態では、ローリフトトラックの前進方向を前方と記載し、それを基準に前、後、上、下、左、右を規定する。また、ロック装置の場合には、ローリフトトラックに取り付けられた状態を基準に、ローリフトトラックの前記各方向と対応して前、後、上、下、左、右を規定している。 Hereinafter, an embodiment in which the present invention is embodied in a lock device mounted on a low lift truck as a transport device will be described with reference to FIGS. In the present embodiment, the forward direction of the low lift truck is described as the front, and the front, rear, upper, lower, left, and right are defined based on the forward direction. In the case of the locking device, the front, rear, upper, lower, left, and right are defined corresponding to each direction of the low lift truck based on the state of being attached to the low lift truck.
図1(a)に示すように、ローリフトトラック11には、車体12の後側に運転者が立ち乗りするデッキ13が設けられるとともに、車体12の前側にはバッテリ収納部14と、バッテリ収納部14の下部から前方に延出するフォーク15とが昇降可能に支持されている。なお、車体12の下部には複数の後輪16が設けられるとともに、フォーク15の先端側の下部には図示しない複数の前輪が設けられている。
As shown in FIG. 1A, the low lift truck 11 is provided with a
フォーク15は、物品としてのかご台車18のベース部19の下方に挿入可能に構成され、ベース部19の下方に挿入した状態で持ち上げることで載置可能に構成されている。なお、かご台車18は棒状部としての複数のパイプ20を格子状に組み付けることで構成されたかご形収容体21とかご形収容体21の下部に取り付けられた車輪17とから構成されるとともに、ベース部19はかご形収容体21の底部を構成している。そして、かご台車18はかご形収容体21によって荷物を囲むように収容し作業者によって押されると移動するように構成されている。
The
そして、車体12には、その上部にローリフトトラック11の前後進、及びフォーク15による移載を操作する操作コントロール装置23が設けられている。図1(b)に示すように、バッテリ収納部14の左右両側の下部には一対のブラケット24が設けられるとともに、パイプ状の部材を2箇所で折り曲げて逆U字状に形成された支持フレーム25の両端部が一対のブラケット24を介してバッテリ収納部14に取り付けられている。
The vehicle body 12 is provided with an
支持フレーム25には、ローリフトトラック11の左右方向に延びており、かつ、2箇所の折り曲げ部間に存在するパイプ台座部26上においてかご台車18をロックするロック装置27が固定されている。
A
図2に示すように、ロック装置27は複数のボルト28によってパイプ台座部26に直接固定されるプレート状の第1ベース部29を備えている。第1ベース部29はその中央部が前側に張り出すとともに、その前側に張り出ている部分に対して断面チャネル状に形成されたブラケット24(図4参照)が接合されている。そして、ブラケット24上には複数のボルト30によってプレート状の第2ベース部31が固定されている。
As shown in FIG. 2, the locking
第2ベース部31には、その左右方向(幅方向)における中央部に対し、プレート状で、かつ、後側の第1端部32aが湾曲されて平面視フック形状に形成された連結リンク部材32がボルト33によって回動可能に支持されている。ここで、連結リンク部材32にはボルト33の軸部を挿通可能な図示しない軸受孔が設けられ、連結リンク部材32はボルト33の軸部が軸受孔に挿通されることで回動可能に支持されている。なお、ボルト33の軸部は第2ベース部31に設けられた図示しないねじ穴と螺合している。なお、以下で述べるボルトは、とくに言及しない限り同様の構造で対象とする部材を回動可能に支持するものとする。
The
連結リンク部材32を間に挟んで第2ベース部31の左右両側には、第1支持部材としての第1支持板34A,34B及び第2支持部材としての第2支持板35A,35Bが一組ずつ第2ベース部31に対して取り付けられている。第1支持板34A及び第2支持板35Aはボルト36A,37Aによって回動可能に支持されるとともに、互いに隣り合うように設けられている。また、同様に、第1支持板34B及び第2支持板35Bはボルト36B,37Bによって回動可能に支持されるとともに、互いに隣り合うように設けられている。そして、一方の組の第1支持板34A及び第2支持板35Aと他方の組の第1支持板34B及び第2支持板35Bとは、かご台車18に設けられた上下に延びるパイプ20の間隔と同じ距離分だけ離れている。
A pair of
第1支持板34Aには先端側(前側)に、かご台車18におけるパイプ20の周面に沿うような第1凹部38Aが設けられている。第1支持板34Aは、その第1凹部38Aが第2支持板35A側を向いておりロック姿勢となっている。
The first support plate 34 </ b> A is provided with a first recess 38 </ b> A on the tip side (front side) along the peripheral surface of the
第1支持板34Aには第1凹部38Aの端に係合部としての段部39Aが設けられるとともに、段部39Aより後側の側部には第2支持板35Aに向って突出する係止部としての係止突部40Aが設けられている。なお、段部39Aは、第1支持板34Aの先端側(前側)から基端側(後側)に向うにつれて第2支持板35Aから離間するように延びる段差面76A(図3(a)参照)を有している。係止突部40Aは、第1支持板34Aがロック姿勢に配置されている状態において、左右方向に平行に延びる第1側面41Aと、第1側面41Aと連続し、斜めに延びる第2側面42Aとを有している。なお、第1側面41Aは、具体的には、第1支持板34Aを回動可能に支持するボルト36Aの中心に存在する回動中心P1と第2支持板35Aを回動可能に支持するボルト37Aの中心に存在する回動中心P2とを結ぶ仮想線Q1と平行に延びている。
The
ここで、第1支持板34Aには、その基端側(後側)において第2支持板35A寄りに第1係止板43Aが立設されている。第1係止板43Aから第2支持板35A側に離間した位置には、基端部がボルト44Aによって第2ベース部31に締結されるとともに先端部が第1係止板43A側に屈曲されている第2係止板45Aが設けられている。第1係止板43Aには付勢手段としての支持板用バネ部材46Aの第1端部47Aが取り付けられるとともに、第2係止板45Aには支持板用バネ部材46Aの第2端部48Aが取り付けられている。なお、支持板用バネ部材46Aは第1支持板34Aを図2における反時計回り方向に付勢し、ロック姿勢に維持するように付勢する引張りバネである。
Here, on the
第1支持板34Aと隣り合う第2支持板35Aには、先端側(前側)にパイプ20の全周の半分と等しい長さの曲面からなる凹部としての第2凹部49Aが設けられている。第2支持板35Aは、受け入れ姿勢に配置された状態では、先端部50Aが若干第1支持板34A寄りに位置するとともに第2凹部49Aが斜め前方に向って開放され、かご台車18のパイプ20を第2凹部49Aに対して押し付け可能になっている。図3(a)に示すように、第2支持板35Aは、ボルト37Aの中心に存在する回動中心P2から第2支持板35Aの第1支持板34A側の先端部50Aまでの間の距離T1はその回動中心P2から第1支持板34Aの段部39Aまでの最短距離T2より長くなるように構成されている。また、第2支持板35Aは、受け入れ姿勢の状態で、その回動中心P2から第2支持板35Aの第1支持板34A側の先端部50Aまで距離T1はその回動中心P2から第1支持板34Aの段部39Aまでの最長距離T3より短くなるように構成されている。そして、第2支持板35Aは連結リンク部材32の回動面と平行な面上で回動するように構成され、第2支持板35Aの第2凹部49Aが第1支持板34A側を向いた姿勢となるロック姿勢に変わった場合に、第2支持板35Aは、第1支持板34A側の先端部50Aが段部39Aと係合する。
The
また、第2支持板35Aには、その左側側部に第1支持板34Aに向って突出するとともに第1支持板34Aと対向する被係止部としての被係止突部51Aが設けられている。第2支持板35Aが受け入れ姿勢に配置されている状態において、被係止突部51Aは係止突部40Aと、第1支持板34Aの回動中心P1から第2支持板35Aの回動中心P2までを結ぶ仮想線Q1との間に位置し、その先端部が係止突部40Aの第1側面41Aに当接している。そして、第2支持板35Aにおいて、被係止突部51Aより後側で、第1支持板34Aと対向する部位には、係止突部40Aの先端部を収容する被係止凹部52Aが形成されている。
The
被係止凹部52Aは、第2支持板35Aが受け入れ姿勢からロック姿勢に回動するのに伴って係止突部40Aが被係止突部51Aに押されて移動する際に支障にはならない形状に形成されている。ここで、第2支持板35Aがロック姿勢に向う方向とは反対側に回動することを規制する回動規制手段は、係止突部40Aと被係止凹部52Aとから構成されるとともに、姿勢保持手段は係止突部40A,被係止突部51A,及び被係止凹部52Aから構成されている。そして、第2支持板35Aは、パイプ20を第2凹部49Aに押し付けて第2支持板35Aをロック姿勢に回動させる際に支障が生じない範囲を超えて受け入れ姿勢からずれないように、姿勢保持手段によって回動が規制されている。
The locked
なお、図2に示すように、第1支持板34A、第2支持板35A、バネ部材62、及び第2係止板45Aとは連結リンク部材32を間に挟んで左右対称に配設された他方の第1支持板34B、第2支持板35B、付勢手段としての支持板用バネ部材46B、及び第2係止板45Bは前記した各部材と同じ構成となっている。
As shown in FIG. 2, the
一方、第2ベース部31に対して一段低い位置に設けられた第1ベース部29には、右側寄りで、かつ、後側の辺に対して起立した姿勢で板状のロックレバー用ブラケット55が接合されている。ロックレバー用ブラケット55には、その長手方向の略中央部に連結部56が後側に向って延設されている。図4に示すように、連結部56には、くの字形状のロックレバー57がボルト58によって回動可能に支持された状態で取り付けられている。
On the other hand, the
ロックレバー57は連結部56の先端に直接取り付けられている連結プレート59と、連結プレート59の第1端部59aから延出するとともに途中で後側に向って湾曲する操作棹60とから構成されている。なお、操作棹60にはその先端部にグリップ部が設けられている。
The
連結プレート59には後側に向って延びる係止部61が延設されている。係止部61には、その先端側にバネ部材62の第1端部を係止可能な無端状の係止溝が形成されている。
The connecting
一方、ロックレバー用ブラケット55には、係止部61から左側に離間した位置に後側に向って延出するとともに先端部が上側に折曲する係止板63が設けられている。係止板63にはその先端部にバネ部材62の第2端部が係止可能な係止溝が形成されている。
On the other hand, the
そして、バネ部材62の第1端部が係止部61の係止溝に係止されるとともにバネ部材62の第2端部が係止板63の係止溝に係止されることで、バネ部材62は係止部61と係止板63との間で張架されている。バネ部材62は引張りバネであり、係止部61を係止板63側に付勢している。そのため、ロックレバー57に外力が加えられていない状態では、連結プレート59はロックレバー用ブラケット55から後側に突出した直方体形状のロック位置ストッパ64に当接されている。なお、ロック位置ストッパ64は、ボルト65によってロックレバー用ブラケット55に締結されている。ロックレバーをロック位置で保持する保持手段はロック位置ストッパ64、係止部61、係止板63、及びバネ部材62から構成されている。
Then, the first end of the
また、ロックレバー57を間に挟んでロック位置ストッパ64の下方には、ロックレバー用ブラケット55から後側に突出する直方体形状のロック解除位置ストッパ66が設けられている。ロック解除位置ストッパ66はボルト72によってロックレバー用ブラケット55に締結されるとともに、バネ部材62に抗して下方に操作されたロックレバー57と当接し、ロックレバー57がロック解除位置より下方に移動することを規制するように機能する。
A rectangular parallelepiped lock
そして、図2に示すように、連結プレート59の第2端部59b(ロックレバー57の基端部)と連結リンク部材32の第1端部32aとは、両端部にそれぞれ第1,第2ジョイント部67,68が設けられた略棒状の作動用リンク部材69を介して連結されている。
As shown in FIG. 2, the
第1ジョイント部67は連結プレート59の第2端部59bを貫通した図示しないボルトの軸部が第1ジョイント部67の図示しない収容穴に遊びがある状態で嵌め込まれて連結プレート59の第2端部59bと連結されている。したがって、第1ジョイント部67は連結プレート59の上下方向における回動を許容するとともに、作動用リンク部材69が第1ジョイント部67を支点にして前後方向に回動することを制限している。
The first
第2ジョイント部68は、連動回避部としての長孔70に挿通されたボルト71(図4参照)を介して連結リンク部材32の第1端部32aに連結されている。第2ジョイント部68は連結リンク部材32の前後方向における回動を許容するとともに、作動用リンク部材69が第2ジョイント部68を支点にして上下方向に回動することを制限している。
The 2nd
なお、図3(b)に示すように、長孔70は連結リンク部材32の第1端部32aに形成されるとともに、ボルト33の中心に存在する連結リンク部材32の回動中心P3と第2ジョイント部68の中心とを結ぶ線S2を半径とした仮想円上にその中心線が位置するように延びている。そして、長孔70の長さRは第1支持板34A及び第2支持板35Aが受け入れ姿勢からロック姿勢に変わる際に第2ジョイント部68が長孔70に対して相対的に移動することを許容する長さに設定されている。
3B, the
また、図2に示すように、連結リンク部材32の第2端部32bと第1支持板34Aの基端側とは、略棒状で、かつ、両端部に第1,第2ジョイント部73A,74Aが設けられた第1リンク部材75Aを介して連結されている。
Further, as shown in FIG. 2, the
第1リンク部材75Aの第1ジョイント部73Aは、連結リンク部材32の第2端部32bを貫通した図示しないボルトを介して連結リンク部材32の第2端部32bに連結されている。第1ジョイント部73Aは、連結リンク部材32の前後方向における回動を許容している。また、第1リンク部材75Aの連結部としての第2ジョイント部74Aは第1支持板34Aの基端側を貫通した図示しないボルトを介して第1支持板34Aの基端側に連結されている。第2ジョイント部74Aは連結リンク部材32の前後方向における回動を許容している。ここで、図3(a)に示すように、第2凹部49A,49Bは、第1リンク部材75Aの第2ジョイント部74Aから第2凹部49A,49Bまでの距離が第1リンク部材75Aの第2ジョイント部74Aから第1支持板34Aの回動中心P1と第2支持板35Aの回動中心P2とを結ぶ仮想線Q1までの距離より長い位置に設けられている。また、係止突部40A,40Bは、第1リンク部材75Aの第2ジョイント部74Aから係止突部40A,40Bまでの距離が第1リンク部材75Aの第2ジョイント部74Aから第1支持板34Aの回動中心P1と第2支持板35Aの回動中心P2とを結ぶ仮想線Q1までの距離より短い位置に設けられている。
The first
なお、連結リンク部材32を間に挟んで第1支持板34Aとは対称(図2の左側)に配置された第1支持板34Bは、第1リンク部材75Aと同形状の部材である第2リンク部材75Bを介して連結されている。第2リンク部材75Bは、その第1ジョイント部73Bが連結リンク部材32に連結されるとともに、第2ジョイント部74Bが第1支持板34Bの基端側に連結されている。そして、図3(b)に示すように、第1リンク部材75Aの第1ジョイント部73Aと連結リンク部材32の回動中心P3との間の距離S1は、第2リンク部材75Bの第1ジョイント部73Bとボルト33の中心に存在する回動中心P3との間の距離S3と等しくなっている。
The first support plate 34B disposed symmetrically with respect to the
次に前記のように構成されたロック装置27の作用について説明する。
ローリフトトラック11に設置されているロック装置27がかご台車18をロックしていない状態では、第1支持板34A,34Bは支持板用バネ部材46A,46Bに付勢されることで常にはロック姿勢に配置され、第2支持板35A,35Bは受け入れ姿勢に配置されている。ここで、ローリフトトラック11が動くことで第2支持板35A,35Bに振動が加えられ、第2支持板35A,35Bが不意に回動して受け入れ姿勢からずれてしまうとパイプ20を第2凹部49A,49Bに押し付けてもロック姿勢に向けて第2支持板35A,35Bを回動させることができないため、ロック作業に支障が生じる。ところが、受け入れ姿勢に配置されている第2支持板35A,35Bにおいては、ロック姿勢に向う方向とは反対側に回動しようとしても、被係止凹部52A,52Bの内壁面54A,54Bが係止突部40A,40Bの第2側面42A,42Bに当接するため第2支持板35A,35Bの回動は規制される。また、第2支持板35A,35Bがロック姿勢に向う方向に回動しようとしても、被係止突部51A,51Bの先端が係止突部40A,40Bの第1側面41A,41Bに当接するため第2支持板35A,35Bの回動は規制される。したがって、作業者がかご台車18をロックしようとしたときにかご台車18のパイプ20を第2支持板35A,35Bの第2凹部49A,49Bに押し付けることができないという不測の事態が生じることを回避でき、不具合なくかご台車18に対するロック作業を行うことができる。
Next, the operation of the
In a state where the
ローリフトトラック11でかご台車18を搬送する際には、フォーク15にかご台車18を載置し、その後、搬送中に、かご台車18がバランスを崩したり不意に動いたりすることがないように、ロック装置27によってかご台車18の移動を規制してロックする。ロック装置27によってかご台車18をロックする際には、まず、ロックレバー57がロック位置に位置し第2支持板35A,35Bの回動を許容する状態で、かご台車18が有している離間した二つのパイプ20を結ぶ線が左右方向に平行となるようにして、各パイプ20を各第2支持板35A,35Bの第2凹部49A,49Bに対して同時に押し付ける。そして、第2支持板35A,35Bの第2凹部49A,49Bが第1支持板34A,34B側を向くように第2支持板35A,35Bが回動する。すると、図5に示すように、被係止突部51A,51Bが係止突部40A,40Bを押すことで第1支持板34A,34Bに対して支持板用バネ部材46A,46Bの付勢力に打ち勝つ力が加えられ、第1支持板34A,34Bが第2支持板35A,35B側に傾くように回動する。そして、被係止突部51A,51Bと係止突部40A,40Bとが離間し、その後、第2支持板35A,35Bの先端部50A,50Bが第1支持板34A,34Bの段部39A,39Bに当接して第1支持板34A,34Bを押すことで、第1支持板34A,34Bに対して支持板用バネ部材46A,46Bの付勢力に打ち勝つ力が加えられる。そして、第1支持板34A,34Bが第2支持板35A,35B側に傾くように回動することで、第2支持板35A,35Bの回動中心P2から段部39Aまでの最短距離が長くなり、第2支持板35A,35Bの先端部50A,50Bは段部39A,39Bの頂部を乗り越える。第2支持板35A,35Bの先端部50A,50Bが段部39A,39Bの頂部を乗り越えると、第1支持板34A,34Bに対する支持板用バネ部材46A,46Bの付勢力によって、第1支持板34A,34Bは回動してロック姿勢に戻り、さらに、第2支持板35A,35Bもロック姿勢となる。
When the
ここで、第2支持板35A,35Bが受け入れ姿勢からロック姿勢に変わる際に、第1リンク部材75A,75Bを介して連結リンク部材32は回動するが、作動用リンク部材69の第2ジョイント部68は長孔70に対して相対的に変位するのみであり、第2ジョイント部68は実質的には移動しない。すなわち、連結リンク部材32が回動しても作動用リンク部材69が連動して動くことはなく、作動用リンク部材69と連結リンク部材32とは非連動状態となっている。したがって、ロックレバー57を操作せずに第2支持板35A,35Bは受け入れ姿勢からロック姿勢に変化し、図6に示すように、二組の第1凹部38A,38B及び第2凹部49A,49Bによってかご台車18が有する二つのパイプ20を挟持する。
Here, when the
なお、第1支持板34A,34B及び第2支持板35A,35Bがロック姿勢に変わった状態では第1凹部38A,38Bと第2凹部49A,49Bとが対向し、なおかつ、第1支持板34A,34Bに設けられた段部39A,39Bが第2支持板35A,35Bの第1支持板34A,34B側の先端部50A,50Bと係合し第2支持板35A,35Bの回動は規制される。そのため、ローリフトトラック11がかご台車18を載置した状態で後進する際に、かご台車18の移動は規制される。すなわち、段部39A,39Bによって第2支持板35A,35Bの回動が規制されているため、第2支持板35A,35Bが回動して受け入れ姿勢に変わることはない。そのため、ローリフトトラック11が搬送作業を行う際にも支障なく第1支持板34A,34B及び第2支持板35A,35Bによってかご台車18をロックすることができる。
When the
また、かご台車18に対するロックを解除する際には、まず、ロック解除位置に向けて(図4で示す矢印方向)ロックレバー57を回動操作して、ロックレバー57をロック位置からロック解除位置に移動させ作動用リンク部材69を右側に移動させる。すると、図7に示すように、作動用リンク部材69の移動に連動して連結リンク部材32が回動し、連結リンク部材32の回動に連動して第1,第2リンク部材75A,75Bが同一平面上で回動中心P3に対して対称に移動する。第1,第2リンク部材75A,75Bが移動すると二つの第1支持板34A,34Bはそれぞれロック姿勢となっている状態(図6の状態)から第2支持板35A,35B側に傾くように回動する。すると、第2支持板35A,35Bの回動中心P2から段部39A,39Bまでの最短距離が長くなり、第2支持板35A,35Bの先端部50A,50Bが段部39A,39Bの頂部を乗り越えて第1支持板34A,34Bの先端側に移動することで、段部39A,39Bと第2支持板35A,35Bの先端部50A,50Bとの係合が解除される。その後、二組の第1支持板34A,34B及び第2支持板35A,35Bによってロックされていたかご台車18をロック装置27から引き出せば、パイプ20は第1凹部38A,38B及び第2凹部49A,49Bから離脱し、パイプ20の挟持状態が解除される。そして、第2支持板35A,35Bは受け入れ姿勢に戻り、被係止突部51Aが係止突部40Aに係止される状態となる。
Further, when unlocking the
この実施形態では、以下の効果を得ることができる。
(1)ロック装置27は先端側に第1凹部38Aが設けられた第1支持板34Aと、先端側に第2凹部49Aが設けられた第2支持板35Aとを備え、第1支持板34Aは第1リンク部材75Aを介して連結リンク部材32と連結されている。そして、連結リンク部材32は作動用リンク部材69を介してロックレバー57と連結され、連結リンク部材32には、作動用リンク部材69とリンク部材とを非連動状態にする連動回避部としての長孔70が設けられている。したがって、ロックレバー57の操作とは無関係に、ロックレバー57をロック位置に位置させたままでかご台車18のパイプ20を第2凹部49Aに対して押し付けることで第2支持板35Aを受け入れ姿勢からロック姿勢に変えることができる。そして、第1支持板34A及び第2支持板35Aをロック姿勢とすることで、第1凹部38A及び第2凹部49Aによってかご台車18のパイプ20を挟持することができる。そのため、かご台車18をロックする際にロックレバー57を操作する必要がなく、その分だけ、かご台車18をロックする作業を簡単にすることができる。
In this embodiment, the following effects can be obtained.
(1) The
(2)第1支持板34Aには、第1凹部38Aの端に係合部としての段部39Aが設けられている。そして、第1支持板34A及び第2支持板35Aがロック姿勢となった状態では、ロックレバー57はロック位置に位置し、なおかつ、段部39Aと第2支持板35Aの先端部50Aとが係合する。したがって、第1凹部38A及び第2凹部49Aによってかご台車18のパイプ20を挟持するロック姿勢に、第1支持板34A及び第2支持板35Aを保持することができる。
(2) The
(3)ロックレバー57はボルト58によって回動可能に支持された状態で取り付けられている。ロックレバー57と連結リンク部材32とは作動用リンク部材69を介して連結されている。そして、ロックレバー57をロック位置からロック解除位置に回動操作することで、段部39A,39Bと第2支持板35A,35Bの先端部50A,50Bとの係合を解除することができる。そして、かご台車18を引き出せば、パイプ20を第1凹部38A,38B及び第2凹部49A,49Bから離脱させることができる。
(3) The
(4)第2支持板35A,35Bには、第2支持板35A,35Bが受け入れ姿勢に位置している状態で第1支持板34A,34Bと対向する被係止突部51A,51Bが設けられている。また、第1支持板34A,34Bには、第2支持板35A,35Bが受け入れ姿勢の状態で被係止突部51A,51Bを係止する係止突部40A,40Bが設けられている。そして、第2支持板35A,35Bの第2凹部49A,49Bにパイプ20が押し付けられていない状態で、第2支持板35A,35Bがロック姿勢に向う方向に回動しようとしても、係止突部40A,40Bによって被係止突部51A,51Bを係止することで回動を規制できる。したがって、第2支持板35A,35Bを受け入れ姿勢で保持し、作業者がかご台車18のパイプ20を押し付けようとしたときに第2凹部49A,49Bが第1支持板34A,34Bによって覆われて押し付けることができず、かご台車18をロックできないという不具合が生じることを回避できる。
(4) The
(5)第2支持板35A,35Bには、第1支持板34A,34Bと対向するように被係止凹部52A,52Bが設けられている。係止突部40A,40Bは先端部が被係止凹部52A,52Bに収容されるように延長されている。そして、第2支持板35A,35Bが受け入れ姿勢となっている状態で、ロック姿勢に向う方向とは反対側に回動しようとしても被係止凹部52A,52Bの壁面が係止突部40A,40Bの第2側面42A,42Bと当接することで係止され回動が規制される。したがって、第2支持板35A,35Bがロック姿勢に向う方向とは反対側に移動して第2支持板35A,35Bが受け入れ姿勢からずれてしまうことを抑制できる。
(5) The
(6)連結リンク部材32を間に挟むようにして、第1支持板34A,34B及び第2支持板35A,35Bが第2ベース部31の左右両側に二組配設されている。したがって、二組の第1支持板34A,34B及び第2支持板35A,35Bによってかご台車18が有する二つのパイプ20をそれぞれ挟持してロックすることができる。したがって、一つのパイプ20だけを挟持する場合に比べて、ロック装置27によって確実にかご台車18をロックすることができる。
(6) Two sets of first support plates 34 </ b> A and 34 </ b> B and second support plates 35 </ b> A and 35 </ b> B are arranged on the left and right sides of the
(7)二組の第1,第2支持板35A,35Bは、それぞれ第1,第2リンク部材75A,75Bによって連結リンク部材32に連結されるとともに、第1,第2リンク部材75A,75Bは連結リンク部材32の回動に連動し、回動中心P3を間に挟んで対称に配設されている。そして、ロックレバー57を操作してロック解除位置に移動させることで作動用リンク部材69を移動させ、連結リンク部材32を介して第1,第2リンク部材75A,75Bを同時に移動させる。そのため、二組の第1支持板34A,34B及び第2支持板35A,35Bにおいて、段部39A,39Bと第2支持板35A,35Bの先端部50A,50Bとの係合を同時に解除できるため、かご台車18に対するロックの解除を簡単に行うことができる。
(7) The two first and
(8)支持板用バネ部材46A,46Bは、その第1端部47A,47Bが第1支持板34A,34Bの上面から立設された第1係止板43A,43Bに取り付けられるとともに、第2端部48A,48Bが第2ベース部31に設けられた第2係止板45A,45Bに取り付けられている。したがって、支持板用バネ部材46A,46Bは、第1支持板34A,34Bに対して直接付勢力を加えることができるため、間接的に第1支持板34A,34Bに付勢力を加える場合に比べて、第1支持板34A,34Bをロック姿勢で保持するために必要な付勢力を正確に付与することができる。
(8) The support
実施の形態は、前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 付勢手段としての支持板用バネ部材46A,46Bによって第1支持板34A,34Bを直接付勢する代わりに、連結リンク部材を介して付勢する付勢手段を設け、その付勢手段によって第1支持板がロック姿勢となるように付勢してもよい。例えば、図2において、連結リンク部材32より右側においてバネ部材を配置し、そのバネ部材の第1端部を連結リンク部材32の第2端部に取り付けるとともに第2端部を第2ベース部から立設された係止板に取り付けることで、連結リンク部材32の第2端部が第1支持板側に傾くように付勢すれば、第1支持板は、連結リンク部材32及び第1リンク部材75Aを介して間接的に受け入れ姿勢となるように付勢される。
The embodiment is not limited to the above, and may be embodied as follows, for example.
○ Instead of directly biasing the
○ 連結リンク部材32を間に挟むようにして第1支持板34A,34B及び第2支持板35A,35Bを二組配設する代わりに、第1支持板及び第2支持板を一組だけにしてもよい。また、第1支持板及び第2支持板を一組だけ設けるとともに、第2ベース部31の下部で、パイプ20間の間隔分だけ第1支持板及び第2支持板から左右方向に離間した位置に、樹脂製で、ブロック形状の支持体を設けてもよい。そして、支持体にパイプ20の周面に沿った凹面を有する凹部を形成し、その凹部にパイプ部を押し込むことで挟持させる。このように構成すれば、第1支持板及び第2支持板と、支持体とによって二本のパイプ部を挟持できるため、一箇所でかご台車18をロックするが故にかご台車18が回転してしまうことを抑制できる。
○ Instead of arranging two sets of the
○ 連動回避部は第1支持板34A,34B及び第2支持板35A,35Bが受け入れ姿勢からロック姿勢に変わる際に、リンク部材と作動用リンク部材とを非連動状態にできればよいため、第1,第2リンク部材75A,75Bの移動に連動して連結リンク部材が回動することを回避する連動回避部を設けてもよい。例えば、第1リンク部材75A及び第2リンク部材75Bの第1ジョイント部73A,73Bが連結されている連結リンク部材の部位に、連結リンク部材32の回動中心P3と第1ジョイント部73A,73Bとを結ぶ線を半径とした仮想円上に中心線が位置する長孔を形成する。そして、ボルトを長孔に挿通したうえで第1ジョイント部73A,73Bに連結することで、第2支持板35A,35Bが受け入れ姿勢からロック姿勢に変化する際に、第1,第2リンク部材75A,75Bが移動しても、連結リンク部材32は回動しないため作動用リンク部材が連動することは回避される。
○ Since the interlock avoiding portion only needs to be able to bring the link member and the link member for operation into the non-interlocking state when the
○ 連動回避部としての長孔を設ける代わりに長溝によって連動回避部を構成してもよい。例えば、連結リンク部材の回動中心P3と第1ジョイント部73A,73Bとを結ぶ線を半径とした仮想円上に中心線が位置する長溝を形成し、その長溝に連結棒状部材の第1端部を挿入し、連結棒状部材の第2端部を作動用リンク部材の第2ジョイント部に挿入して連結すれば、長溝が第1,第2リンク部材と作動用リンク部材とを非連動状態とする連動回避部として機能する。
○ Instead of providing a long hole as the interlock avoidance portion, the interlock avoidance portion may be configured by a long groove. For example, a long groove whose center line is located on a virtual circle having a radius connecting the rotation center P3 of the connecting link member and the first
○ 第1支持板34A,34Bの先端側に形成された第1凹部の形状を変更してもよい。例えば、断面矩形状の角パイプ部を挟持できるように、角パイプ部の外形に沿うとともに角パイプの角部と係合可能な形状の第1凹部を形成してもよい。また、第1凹部を丸パイプ及び角パイプのどちらにも対応できるような形状にしてもよい。この場合、例えば、第1凹部の形状を角パイプの外形の一部と丸パイプの外形の一部とを有する形状にしてもよい。
(Circle) You may change the shape of the 1st recessed part formed in the front end side of
○ 第2支持板35A,35Bの先端側に形成された第2凹部の形状を変更してもよい。例えば、断面矩形状の角パイプを挟持できるように、角パイプ部の外形に沿うとともに角パイプの角部と係合可能な形状の第2凹部を形成してもよい。また、第2凹部を丸パイプ及び角パイプのどちらにも対応できるような形状にしてもよい。この場合、例えば、第2凹部の形状を角パイプの外形の一部と丸パイプの外形の一部とを有する形状にしてもよい。
(Circle) You may change the shape of the 2nd recessed part formed in the front end side of
○ 第1支持板の先端側上面に第1補助支持板を設けるとともに、第2支持板の先端側上面に第2補助支持板を設けてもよい。そして、挟持対象として設定している物品の棒状部の外形に精度よく沿った第1凹部を第1補助支持板に設けるとともに、挟持対象として設定している物品の棒状部の外形に精度よく沿った第2凹部を第2補助支持板に設ける。このように構成すれば、大幅にコストを上昇させることなく、確実に物品の棒状部を挟持できるロック装置を製造することができる。 A first auxiliary support plate may be provided on the top surface on the front end side of the first support plate, and a second auxiliary support plate may be provided on the top surface on the front end side of the second support plate. And while providing the 1st recessed part which followed the outline of the rod-shaped part of the articles | goods currently set as clamping object accurately in a 1st auxiliary | assistant support plate, it followed the outline of the rod-shaped part of articles | goods set as clamping object accurately. The second recess is provided in the second auxiliary support plate. If comprised in this way, the locking device which can pinch | interpose the rod-shaped part of articles | goods reliably can be manufactured, without raising cost significantly.
○ 第2支持板に回動規制手段としての被係止凹部を設けることで、第2支持板がロック姿勢に向う方向とは反対側へ回動することを規制する変わりに、受け入れ姿勢に配置された状態で第2支持板と当接する回動規制手段としての受け入れ姿勢用ストッパによって回動を規制してもよい。例えば、図8(a)に示すように、四角板状に形成された受け入れ姿勢用ストッパ77を第2ベース部31において、第2支持板35Aと第2係止板45Aとの間で、かつ、受け入れ姿勢に配置された第2支持板35Aの基端部と当接可能な位置に立設する。そして、受け入れ姿勢用ストッパ77に当接する第2支持板35Aの当接部78より左側の辺と第2支持板35Aの回動中心P2との間の距離は、第2支持板35Aの当接部78と第2支持板35Aの回動中心P2との間の距離T4より短くなるように形成する。このように構成すれば、受け入れ姿勢用ストッパ77は、受け入れ姿勢に配置された第2支持板35Aがロック姿勢に向う方向とは反対側(図8(a)における時計回り方向)に回動することを規制し、第2支持板35Aを受け入れ姿勢に留めることができる。そのため、かご台車18をロックしようとした際に、第2支持板35Aが受け入れ姿勢となっていないために第2凹部49Aに対してパイプ20を押し付けることができないという不具合が生じることを未然に回避できる。また、前記した受け入れ姿勢用ストッパ77と同形状の受け入れ姿勢用ストッパを連結リンク部材32を間に挟んで前記した受け入れ姿勢用ストッパ77とは左右対称の位置に設け、第2支持板35Bがロック姿勢に向う方向とは反対側に回動することを規制してもよい。
○ By providing a locked recess as a rotation restricting means on the second support plate, it is placed in the receiving posture instead of restricting the second support plate from rotating in the opposite direction to the lock posture. In this state, the rotation may be restricted by a stopper for receiving posture as a rotation restricting means that comes into contact with the second support plate. For example, as shown in FIG. 8A, a receiving
○ 係止部としての係止突部を設ける代わりに、第1支持板に被係止突部を係止する係止凹部を設けてもよい。例えば、図8(b)に示すように、被係止突部79を延長するとともに、第2支持板35Aが受け入れ姿勢となっている状態において延長された被係止突部79の部分を収容する係止凹部80形成する。そして、第2支持板35Aが受け入れ姿勢に配置された状態において、被係止突部79は係止凹部80の後側の内壁面80aに当接することでロック姿勢への回動が規制される。また、第2支持板35Aが受け入れ姿勢に配置された状態においてロック姿勢に向う方向とは反対側に回動しようとしても被係止突部79の先端が係止凹部80の内壁面80aと当接することで回動が規制される。したがって、第2支持板35Aは、かご台車18のパイプ20が押し付けられない限り受け入れ姿勢に保持される。第1支持板34Aとは連結リンク部材32を間に挟んで左右対称の位置に設けられた第1支持板34Bにも同じ構造の係止凹部を設けてもよい。なお、第2支持板35Aが受け入れ姿勢に配置されている状態において被係止突部79と前側の内壁面80aとの間には間隔が存在するため、第2支持板35Aはロック姿勢に向う方向とは反対側に回動することは若干許容される。しかし、パイプ20を押し付ける際に支障が生じる程第2支持板35Aが回動して受け入れ姿勢からずれないように、係止凹部80の形状は設定されている。また、第1支持板34Aとは連結リンク部材32を間に挟んで左右対称の位置に設けられた第1支持板34Bにも同じ形状の係止凹部を設けてもよい。
O Instead of providing a locking projection as a locking portion, a locking recess for locking the locked projection may be provided on the first support plate. For example, as shown in FIG. 8B, the locked
○ 被係止突部を省略してもよい。そして、被係止突部を省略する代わりに、第2支持板に被係止段部を設けるとともに第2ベース部に回動規制手段としての受け入れ姿勢用ストッパを設け、第2支持板を受け入れ姿勢で保持するように構成してもよい。この場合、例えば、第1支持板34A,34Bに設けられた係止突部40A,40Bを延長し、第2支持板35A,35Bが受け入れ姿勢に配置された状態で、被係止段部の段差面が係止突部40A,40Bの第1側面41A,41Bと係合するように構成することで第2支持板35A,35Bがロック姿勢に向って回動することを規制する。また、受け入れ姿勢用ストッパが受け入れ姿勢に配置された第2支持板35A,35Bと当接するように構成することで、第2支持板35A,35Bがロック姿勢に向う方向とは反対側へ回動することを規制する。このように構成すれば、被係止段部と、受け入れ姿勢用ストッパ、係止突部40A,40Bとによって第2支持板を受け入れ姿勢で保持することができる。
○ The locked protrusion may be omitted. Then, instead of omitting the locked protrusion, a locked step portion is provided on the second support plate, and a stopper for receiving posture as a rotation restricting means is provided on the second base portion to receive the second support plate. You may comprise so that it may hold | maintain with an attitude | position. In this case, for example, the locking
○ 被係止凹部や受け入れ姿勢用ストッパを回動規制手段として設ける代わりに、回動規制手段として、第2支持板35A,35Bに対して回転方向の付勢力を加える巻きバネを設けてもよい。例えば、巻きバネを第2支持板35A,35Bを支持するボルト37A,37Bの軸部に巻きつけるように装着して、巻きバネの第1端部を第2ベース部に取り付けるとともに第2端部を第2支持板35A,35Bに取り付けた状態でボルト37A,37Bによって第2支持板35A,35Bを回動可能に支持する。そして、受け入れ姿勢に配置された第2支持板35A,35Bがロック姿勢に向う方向とは反対側に回動すると巻きバネから第2支持板35A,35Bに対してロック姿勢に向う方向への付勢力が加えられるようにすれば、第2支持板35A,35Bがロック姿勢に向う方向とは反対側に回動することを規制することができる。
○ Instead of providing the locked recess and the receiving posture stopper as the rotation restricting means, a winding spring that applies a biasing force in the rotation direction to the
○ 搬送装置が実施形態におけるかご台車18に対して二分の一のサイズのかご台車を二つ搬送する場合には、一つのロック装置で二つのかご台車をロックしてもよい。この場合、一組の第1支持板34A及び第2支持板35Aで一方のかご台車のパイプ部を挟持し、一組の第1支持板34B及び第2支持板35Bで他方のかご台車のパイプ部を挟持してもよい。この場合、第2ベース部31の下部に樹脂製でブロック形状の支持体を設け、支持体にパイプ20に係合可能な凹部を二つ形成し、各凹部にそれぞれパイプ部を押し込むことで挟持させれば、二つのかご台車が回転することを抑制できる。
In the case where the transport device transports two car carts of a half size to the
○ ロック装置がロックするものは、かご車のパイプ部に限定されない。例えば、搬送装置がプラスチック製の棒部材が複数束ねられて構成された物品をフォークに載置して搬送する場合には、一本の棒部材を第1凹部及び第2凹部によって挟持することでロックし搬送してもよい。 ○ What the locking device locks is not limited to the car car pipe. For example, when the conveying device is placed on a fork to convey an article formed by bundling a plurality of plastic rod members, a single rod member is sandwiched between the first recess and the second recess. It may be locked and transported.
○ ロック装置を搭載する搬送装置は、ローリフトトラックに限らない。例えば、搬送装置としてのフォークリフトにロック装置を搭載してもよい。この場合、フォークリフトがティルト動作を行わなくとも、フォークリフトのフォークに載置された物品が搬送中に移動することを規制できる。また、フォークリフトにロック装置を搭載すれば、フォークに載置した荷が横倒れすることを防止できる。また、かご台車等を牽引して搬送する牽引車に搭載してもよい。この場合、牽引車の後部にロック装置を取り付け、第1支持部材に形成された第1凹部及び第2支持部材に形成された第2凹部が後側を向くように配置すれば、牽引車が牽引するかご台車のパイプ部を挟持してロックすることができる。 ○ The transport device with the locking device is not limited to the low lift truck. For example, a lock device may be mounted on a forklift as a transport device. In this case, even if the forklift does not perform the tilting operation, it is possible to restrict the movement of the article placed on the fork of the forklift during transportation. Further, if a lock device is mounted on the forklift, it is possible to prevent the load placed on the fork from falling over. Moreover, you may mount in the towing vehicle which pulls and conveys a car trolley | bogie etc. In this case, if the locking device is attached to the rear portion of the towing vehicle and the first recess formed in the first support member and the second recess formed in the second support member are arranged to face the rear side, the towing vehicle is The pipe part of the towed car cart can be pinched and locked.
P1…第1支持板の回動中心、P2…第2支持板の回動中心、Q1…仮想線、11…搬送装置としてのローリフトトラック、18…物品としてのかご台車、20…棒状部としてのパイプ、27…ロック装置、29…ベース部としての第1ベース部、31…ベース部としての第2ベース部、32…連結リンク部材、34A,34B…第1支持部材としての第1支持板、35A,35B…第2支持部材としての第2支持板、39A,39B…係合部としての段部、40A,40B…係止部としての係止突部、46A,46B…付勢手段としての支持板用バネ部材、51A,51B…被係止部としての被係止突部、52A,52B…回動規制手段としての被係止凹部、57…ロックレバー、69…作動用リンク部材、70…連動回避部としての長孔、75A…リンク部材としての第1リンク部材、75B…リンク部材としての第2リンク部材、77…回動規制手段としての受け入れ姿勢用ストッパ、79…被係止部としての被係止突部、80…係止部としての係止凹部。
P1 ... Rotation center of the first support plate, P2 ... Rotation center of the second support plate, Q1 ... Virtual line, 11 ... Low lift truck as a transport device, 18 ... Cage cart as an article, 20 ... As a rod-shaped portion , 27... Locking device, 29... First base portion as base portion, 31... Second base portion as base portion, 32... Linking link member, 34 A, 34 B. 35A, 35B: second support plate as a second support member, 39A, 39B: stepped portion as an engaging portion, 40A, 40B: locking protrusion as a locking portion, 46A, 46B: biasing means
Claims (3)
前記第1支持部材及び前記第2支持部材を前記ロック姿勢で保持可能なロック位置、及び前記第1支持部材及び前記第2支持部材による前記棒状部の挟持を解除可能な状態であるロック解除位置に切り換える操作をするためのロックレバーとを備え、
前記第1支持部材は常には前記ロック姿勢に配置されており、
前記第2支持部材には前記物品の棒状部が配置可能な凹部が設けられ、
前記第2支持部材は、前記物品の棒状部が前記凹部に押し付けられることを許容する受け入れ姿勢から前記ロック姿勢への回動途中に、前記第1支持部材に当接して前記第1支持部材を回動させて前記ロック姿勢に移動するロック装置において、
前記ロックレバーは、前記ロック位置に配置された状態で前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢から前記ロック姿勢へ回動することを許容し、
前記ロック装置は、さらに、前記第1支持部材に設けられるとともに前記第2支持部材と係合可能な係合部と、
前記ロックレバーを前記ロック位置に保持する保持手段と、
前記ベース部に対して回動可能に支持された連結リンク部材と、
前記ロックレバーと前記連結リンク部材とを連結し、前記ロックレバーが前記ロック解除位置に操作される際に同期して前記連結リンク部材を連動させる作動用リンク部材と、
前記連結リンク部材と前記第1支持部材とを連結し、前記連結リンク部材が回動する際に前記第1支持部材を連動させるリンク部材と、
前記第2支持部材が回動することを規制して前記第2支持部材を前記受け入れ姿勢で保持する姿勢保持手段と、
前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢から前記ロック姿勢に移動して前記連結リンク部材が回動する際に、前記リンク部材と前記作動用リンク部材とを非連動状態にする連動回避部と、
前記第1支持部材が前記ロック姿勢となるように付勢する付勢手段と、を備え、
前記姿勢保持手段は、前記第2支持部材が前記ロック姿勢に向う方向とは反対側に回動することを規制する回動規制手段と、前記第2支持部材に設けられるとともに前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢に位置している状態で前記第1支持部材と対向する被係止部と、前記第1支持部材に設けられるとともに前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢の状態で前記被係止部を係止する係止部とを少なくとも備え、
前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢から前記ロック姿勢に回動する際には、前記被係止部が前記係止部を押すことで前記被係止部に対する係止を解除し、
前記第2支持部材が前記ロック姿勢に回動した状態では、前記係合部は前記第2支持部材と係合するとともに前記ロックレバーが前記ロック位置に位置することで、前記第2支持部材は前記ロック姿勢で保持されることを特徴とするロック装置。 A first support member and a second support member, which are rotatably supported with respect to a base portion installed in the transport device, and sandwich a bar-shaped portion of an article when in a locked posture;
A lock position in which the first support member and the second support member can be held in the lock posture, and a lock release position in a state in which the holding of the rod-shaped portion by the first support member and the second support member can be released. And a lock lever for switching to
The first support member is always arranged in the locking posture,
The second support member is provided with a recess in which the bar-like portion of the article can be arranged,
The second support member abuts on the first support member while rotating from the receiving posture allowing the rod-shaped portion of the article to be pressed against the concave portion to the locked posture, thereby causing the first support member to move. In the locking device that rotates and moves to the locking posture,
The lock lever allows the second support member to rotate from the receiving posture to the locking posture in a state of being disposed at the locking position;
The locking device is further provided on the first support member and engageable with the second support member;
Holding means for holding the lock lever in the locked position;
A connecting link member rotatably supported with respect to the base part;
An operation link member that connects the lock lever and the connection link member, and interlocks the connection link member in synchronization when the lock lever is operated to the unlock position;
A link member that connects the connection link member and the first support member and interlocks the first support member when the connection link member rotates;
Posture holding means for restricting rotation of the second support member and holding the second support member in the receiving posture;
When the second support member moves from the accepting posture to the locked posture and the connecting link member rotates , an interlock avoiding portion that makes the link member and the link member for operation non-interlocking,
Biasing means for biasing the first support member so as to be in the locked posture;
The posture holding means is provided on the second support member and the second support member while restricting the second support member from rotating to the side opposite to the direction toward the lock posture. Is provided in the first support member while the second support member is in the receiving posture and is locked in the receiving posture. At least a locking portion for locking the portion,
When the second support member rotates from the receiving posture to the locking posture, the locked portion releases the locking to the locked portion by pressing the locking portion,
In a state where the second support member is rotated to the lock posture, the engagement portion engages with the second support member and the lock lever is positioned at the lock position, so that the second support member is The locking device is held in the locking posture.
前記係止部は前記第2支持部材側に突出するとともに、前記仮想線と前記連結部との間の距離より前記連結部からの距離が短い位置に設けられた係止突部であり、
前記被係止部は前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢に位置している状態で前記第1支持部材側に突出し、前記係止突部と前記仮想線との間で係止される被係止突部であり、
前記回動規制手段は、前記第2支持部材に設けられるとともに前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢の状態で前記第1支持部材と対向するように設けられた被係止凹部と、一部が前記被係止凹部に収容されるように延長された前記係止突部とから構成され、
前記被係止凹部は前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢から前記ロック姿勢に向う方向とは反対側に回動しようとした際に前記係止突部に係止されることを特徴とする請求項1に記載の装置。 The recess, the imaginary line before Symbol first support to the second support member connecting the center of rotation of said the rotation center of the first support member in a state of being arranged in the receiving position the second support member The distance from the connecting portion is longer than the distance between the connecting portion of the link member connected to the member,
The locking portion protrudes toward the second support member, and is a locking protrusion provided at a position where the distance from the connecting portion is shorter than the distance between the virtual line and the connecting portion,
The locked portion protrudes toward the first support member in a state where the second support member is positioned in the receiving posture, and is locked between the locking protrusion and the virtual line. A stop projection,
The rotation restricting means is provided on the second support member, and a part of the locked recess provided so that the second support member faces the first support member in the receiving posture. The locking projection is extended so as to be accommodated in the locked recess,
The locked recess is locked to the locking protrusion when the second support member tries to rotate in a direction opposite to the direction from the receiving posture toward the locking posture. Item 2. The apparatus according to Item 1.
前記係止部は前記第2支持部材側に突出するとともに、前記仮想線と前記連結部との間の距離より前記連結部からの距離が短い位置に設けられた係止突部であり、
前記被係止部は前記第2支持部材が前記受け入れ姿勢に位置している状態で前記第1支持部材側に突出し、前記係止突部と前記仮想線との間で係止される被係止突部であり、
前記回動規制手段は、前記受け入れ姿勢に配置された前記第2支持部材と当接可能となる前記ベース部の位置に設けられ、前記ロック姿勢に向う方向とは反対側への前記第2支持部材の回動を規制する受け入れ姿勢用ストッパであることを特徴とする請求項1に記載のロック装置。 The recess, the imaginary line before Symbol first support to the second support member connecting the center of rotation of said the rotation center of the first support member in a state of being arranged in the receiving position the second support member The distance from the connecting portion is longer than the distance between the connecting portion of the link member connected to the member,
The locking portion protrudes toward the second support member, and is a locking protrusion provided at a position where the distance from the connecting portion is shorter than the distance between the virtual line and the connecting portion,
The locked portion protrudes toward the first support member in a state where the second support member is positioned in the receiving posture, and is locked between the locking protrusion and the virtual line. A stop projection,
The rotation restricting means is provided at a position of the base portion that can come into contact with the second support member arranged in the receiving posture, and the second support in a direction opposite to the direction toward the locking posture. The locking device according to claim 1, wherein the locking device is a receiving posture stopper for restricting rotation of the member.
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