JP4940411B2 - アナログ角度センサ精度補正プログラム、補正方法、記録媒体およびサーボドライバ - Google Patents
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Description
図9は、図8のモータ駆動方法において、アナログ角度センサ波形のデジタル変換方法を示す説明図である。図9に示すように従来の方法では、角度センサによって検出・生成された角度情報は、アナログ信号つまりアナログ波形にてモータ制御装置(サーボドライバ)に送られる。該アナログ信号(Sin/Cos信号)はモータ制御装置のインターフェースを介してR/D変換回路に送られ、ここでデジタル信号に変換される。生成したデジタル位置情報は、モータ制御用デジタルシグナルプロセッサ(DSP)にて処理されてPWM出力を生成し、これによってモータ駆動回路が制御され、モータU/V/W出力がモータにフィードバックされる。図9に示すのは、2048ct/360°の角度情報を、アナログ/デジタル変換する場合の例である。
図10は、ピッチ誤差が生じる理由を示す説明図である。モータが一定速度で回転している場合、仮にその回転速度が厳密に一定であり、アナログ角度センサにより検出されるアナログ波形が理想的であれば、デジタル変換処理における位置カウントでは、図中の下左図のように、カウント間隔=ピッチが一定のデジタル角度情報が得られるはずである。しかし現実には、アナログ波形には微小な歪みが恒常的に発生するため、それが反映され、下右図のように、カウント間隔=ピッチにバラツキの生じたデジタル角度情報となってしまう。
図11は、モータ制御装置において制御ソフトが行う、従来一般的なモータ速度算出方法を示す説明図である。図中、式1はカウント数に基づいた算出式を、また、式2は1カウント時間に基づいた算出式を示す。図示するように従来のモータ制御装置では、デジタル値の角度情報を用いて、その角度情報の一定時間内カウント数、もしくは1カウント時間に基づいてモータ速度を算出する方法が、一般的に使用されている。
後記補正値更新処理の単位として用いるためにモータ軸回転角度範囲を分割してなる各補正エリア毎に、後記対象速度値に対する補正計算に使用するための変更可能な補正値が配置された構造の補正テーブルを用い、
当初指令されたモータ回転速度すなわち指令速度値と、補正処理対象である速度すなわち対象速度値とを比較しその結果に応じて該補正テーブル中の補正エリアに設定されている補正値に対して補正値更新処理を施すためのエリア補正値更新手順と、
該エリア補正値更新手順による更新後の補正値を用いて前記対象速度値に対して補正計算を施す速度補正手順と、
該補正テーブルの全補正エリアについて該エリア補正値更新手順を適用するために当該手順の実施状況を判定するためのエリア処理状況判定手順と、
をサーボドライバまたはコンピュータに機能させることを特徴とする、アナログ角度センサ精度補正プログラム。
(2) サーボドライバまたはコンピュータにより実行可能なサーボモータ制御用のアナログ角度センサ精度補正プログラムであって、該プログラムは、
後記補正値更新処理の単位として用いるためにモータ軸回転角度範囲を分割してなる各補正エリア毎に、後記対象速度値に対する補正計算に使用するための変更可能な補正値が配置された構造の補正テーブルを用い、
角度センサによる位置情報に基づき検出される現在の補正エリアにおける補正値更新処理の要否を判定するためのエリア確認要否判定手順と、
該エリア確認要否判定手順において該補正エリアでの確認が必要と判定された場合に、当初指令されたモータ回転速度すなわち指令速度値と、補正処理対象である速度すなわち対象速度値とを比較しその結果に応じて該補正テーブル中の補正エリアに設定されている補正値に対して補正値更新処理を施すためのエリア補正値更新手順と、
該エリア補正値更新手順による更新後の補正値を用いて前記対象速度値に対して補正計算を施す速度補正手順と、
該補正テーブルの全補正エリアについて該エリア補正値更新手順を適用するために当該手順の実施状況を判定するためのエリア処理状況判定手順と、
をサーボドライバまたはコンピュータに機能させることを特徴とする、アナログ角度センサ精度補正プログラム。
(3) 前記エリア補正値更新手順においては、現在の補正エリア、およびこれと一定の関係を有する他の補正エリアに対して補正値更新処理がなされることを特徴とする、(1)または(2)に記載のアナログ角度センサ精度補正プログラム。
(4) 前記エリア補正値更新手順においてなされる補正値更新処理は、先に設定されている補正値に対して特定の単位定数が各補正エリアに応じて加減される処理であることを特徴とする、(3)に記載のアナログ角度センサ精度補正プログラム。
(6) 前記補正値更新処理は、前記現在の補正エリアと前記隣接する一の補正エリアに対して、一方には前記特定の単位定数を加算し、他方にはこれと反対符号の数を加算する処理であることを特徴とする、(5)に記載のアナログ角度センサ精度補正プログラム。
(7) 前記補正値更新処理は、前記現在の補正エリアにおいて前記対象速度値が前記指令速度値よりも大きい場合には、該補正エリアに先に設定されている補正値に「−|特定の単位定数|」が加算され、これに隣接する補正エリアには「+|特定の単位定数|」が加算される処理であり、また該対象速度値が該指令速度値よりも小さい場合には、該補正エリアに先に設定されている補正値に「+|特定の単位定数|」が加算され、これに隣接する補正エリアには「−|特定の単位定数|」が加算される処理であることを特徴とする、(6)に記載のアナログ角度センサ精度補正プログラム。
(8) 前記速度補正手順は、前記現在の補正エリアおよび隣接する補正エリアにおいて補正値更新処理された各補正値と、両補正エリア間の間隔角度であるエリア補間角度と、角度センサによる位置情報から得られる現在のモータ軸角度とに基づいて速度補正値変数Kvcpを算出し、角度センサによる位置情報から得られる従来の計算速度変数Vに該速度補正値変数Kvcpを乗じて、補正後計算速度Vsvを算出する手順であることを特徴とする、(5)ないし(7)のいずれかに記載のアナログ角度センサ精度補正プログラム。
(10) 前記補正エリアは4以上設けられ、全補正エリアが等角度で設けられていることを特徴とする、(1)ないし(9)のいずれかに記載のアナログ角度センサ精度補正プログラム。
(11) 前記補正テーブルの全補正エリアに対する前記エリア補正値更新手順の完了をもって一の全補正値更新処理とし、実施すべき該全補正値更新処理回数を予め設定しておき、その回数到達の有無を判定する回数判定手順をサーボドライバまたはコンピュータに機能させることを特徴とする、(1)ないし(9)のいずれかに記載のアナログ角度センサ精度補正プログラム。
(12) 前記回数判定手順において前記設定された全補正値更新処理回数に到達した場合は、前記補正テーブルが不揮発メモリに保存されることを特徴とする、(11)に記載のアナログ角度センサ精度補正プログラム。
(14) (1)ないし(12)のいずれかに記載のアナログ角度センサ精度補正プログラムの格納された、または該プログラムを実行可能なサーボドライバ。
(15) サーボドライバまたはコンピュータにより実行可能なサーボモータ制御用のアナログ角度センサ精度補正方法であって、該方法は、
後記補正値更新処理の単位として用いるためにモータ軸回転角度範囲を分割してなる各補正エリア毎に、後記対象速度値に対する補正計算に使用するための変更可能な補正値が配置された構造の補正テーブルを用い、
角度センサによる位置情報に基づき検出される現在の補正エリアにおける補正値更新処理の要否を判定するためのエリア確認要否判定手順と、
該エリア確認要否判定手順において該補正エリアでの確認が必要と判定された場合に、当初指令されたモータ回転速度すなわち指令速度値と、補正処理対象である速度すなわち対象速度値とを比較しその結果に応じて該補正テーブル中の補正エリアに設定されている補正値に対して補正値更新処理を施すためのエリア補正値更新手順と、
該エリア補正値更新手順による更新後の補正値を用いて前記対象速度値に対して補正計算を施す速度補正手順と、
該補正テーブルの全補正エリアについて該エリア補正値更新手順を適用するために当該手順の実施状況を判定するためのエリア処理状況判定手順と、
を備えてなることを特徴とする、アナログ角度センサ精度補正方法。
(16) 前記補正テーブルの全補正エリアに対する前記エリア補正値更新手順の完了をもって一の全補正値更新処理とし、実施すべき該全補正値更新処理回数を予め設定しておき、その回数到達の有無を判定する回数判定手順をサーボドライバまたはコンピュータにおいて実行可能であることを特徴とする、(15)に記載のアナログ角度センサ精度補正方法。
(17) 前記回数判定手順において前記設定された全補正値更新処理回数に到達した場合は、前記補正テーブルが不揮発メモリに保存されることを特徴とする、(16)に記載のアナログ角度センサ精度補正方法。
(18) (8)に記載のアナログ角度センサ精度補正プログラムに用いられる速度補正手順すなわち速度補正アルゴリズムであって、サーボモータにおける通常のサーボ制御中の速度計算にも使用可能な、速度補正アルゴリズム。
図1は、本発明のアナログ角度センサ精度補正プログラムの基本的手順を示すフロー図である。また、
図2は、本発明のアナログ角度センサ精度補正プログラムにて用いる補正エリアの例を示す説明図、
図3は、本発明のアナログ角度センサ精度補正プログラムにて用いる、図2の補正エリア例に対応する補正テーブルの基本構成および実際の構成例を示す説明図である。まず図1を中心にして、本発明プログラムの基本原理を説明し、追って、より具体的な構成による説明を行う。
エリア補正値更新手順S3では、当初指令されたモータ回転速度すなわち指令速度値と、補正処理対象である速度すなわち対象速度値とが比較されて、その結果に応じて補正テーブル中の補正エリアに設定されている補正値に対して補正値更新処理が施され、また、速度補正手順S0では、エリア補正値更新手順S3による更新後の補正値が用いられて、対象速度値に対して補正計算が施され、そして、エリア処理状況判定手順S4では、エリア補正値更新手順S3手順の実施状況が判定されることによって、補正テーブルの全補正エリアについて当該手順S3の適用がなされる。
また、図3中に示されているKvcp(n)の物理値とは、速度補正計算を実施する場合に速度計算値に乗算される補正値Kvcp(n)が、物理的に何倍に相当しているかを表したものであり、補正後速度[rpm]=Kvcp(n)の物理値×補正前速度[rpm]の関係になる。
また、同じく実データの例は、Kvcp(n)の物理値とKvcp(n)の実データの関係の例を示す。
これらの図は、後述の説明において再び用いる。
現在の補正エリアnにおいて対象速度値Vsvが指令速度値Vcmdよりも大きい場合には、補正エリアnに先に設定されている補正値Kvcp(n)に「−|特定の単位定数|」が加算される(図では、「−Dp」がKvcp(n)に加算される)。そして、これに隣接する補正エリアn+1においては、先に設定されている補正値Kvcp(n+1)に「+|特定の単位定数|」が加算される(図では、「+Dp」がKvcp(n+1)に加算される)。
現在の補正エリアnおよび隣接する補正エリアn+1において補正値更新処理された各補正値Kvcp(n)、Kvcp(n+1)と、両補正エリアn、n+1間の間隔角度であるエリア補間角度Adg(n)と、角度センサによる位置情報から得られる現在のモータ軸角度Rdgとに基づいて速度補正値変数Kvcpを算出し、角度センサによる位置情報から得られる従来の計算速度変数Vに該速度補正値変数Kvcpを乗じて、補正後計算速度Vsvを算出する手順 として、構成することができる。
角度センサ情報から、従来の計算速度V[rpm]とエリア番号nを算出し、現在のエリアnの補正テーブル値Kvcp(n)と、隣のエリアn+1の補正テーブル値Kvcp(n+1)、および図3に示したエリア補間角度Adg(n)から、現在のモータ軸角度の速度補正値を補間計算する(図中、式3)。なおここで、エリア補間角度Adg(n)は補正エリアの中心角度にあることが望ましいが、そうすると補間計算が煩雑となるため、図示する例では、エリア補間角度Adg(n)は補間エリアの端点に設定している。そのようにしても、補正エリアの分割数Ndivが充分な大きさであれば、実際上問題はない。
図2に示したように、まずモータ1回転の角度を定数Ndivで分割した補正エリアを設定する。本例では、Ndiv=12 すなわち全12エリア(角度範囲)を設けている。そして、それぞれの角度範囲に補正値Kvcp(n)を配置した構造の補正テーブルを用意しておく(図3)。
S1、S71…回数判定手順
S2、S72…エリア確認要否判定手順
S3、S73…エリア補正値更新手順
S4、S74…エリア処理状況判定手順
Claims (18)
- サーボドライバまたはコンピュータにより実行可能なサーボモータ制御用のアナログ角度センサ精度補正プログラムであって、該プログラムは、
後記補正値更新処理の単位として用いるためにモータ軸回転角度範囲を分割してなる各補正エリア毎に、後記対象速度値に対する補正計算に使用するための変更可能な補正値が配置された構造の補正テーブルを用い、
当初指令されたモータ回転速度すなわち指令速度値と、補正処理対象である速度すなわち対象速度値とを比較しその結果に応じて該補正テーブル中の補正エリアに設定されている補正値に対して補正値更新処理を施すためのエリア補正値更新手順と、
該エリア補正値更新手順による更新後の補正値を用いて前記対象速度値に対して補正計算を施す速度補正手順と、
該補正テーブルの全補正エリアについて該エリア補正値更新手順を適用するために当該手順の実施状況を判定するためのエリア処理状況判定手順と、
をサーボドライバまたはコンピュータに機能させることを特徴とする、アナログ角度センサ精度補正プログラム。 - サーボドライバまたはコンピュータにより実行可能なサーボモータ制御用のアナログ角度センサ精度補正プログラムであって、該プログラムは、
後記補正値更新処理の単位として用いるためにモータ軸回転角度範囲を分割してなる各補正エリア毎に、後記対象速度値に対する補正計算に使用するための変更可能な補正値が配置された構造の補正テーブルを用い、
角度センサによる位置情報に基づき検出される現在の補正エリアにおける補正値更新処理の要否を判定するためのエリア確認要否判定手順と、
該エリア確認要否判定手順において該補正エリアでの確認が必要と判定された場合に、当初指令されたモータ回転速度すなわち指令速度値と、補正処理対象である速度すなわち対象速度値とを比較しその結果に応じて該補正テーブル中の補正エリアに設定されている補正値に対して補正値更新処理を施すためのエリア補正値更新手順と、
該エリア補正値更新手順による更新後の補正値を用いて前記対象速度値に対して補正計算を施す速度補正手順と、
該補正テーブルの全補正エリアについて該エリア補正値更新手順を適用するために当該手順の実施状況を判定するためのエリア処理状況判定手順と、
をサーボドライバまたはコンピュータに機能させることを特徴とする、アナログ角度センサ精度補正プログラム。 - 前記エリア補正値更新手順においては、現在の補正エリア、およびこれと一定の関係を有する他の補正エリアに対して補正値更新処理がなされることを特徴とする、請求項1または2に記載のアナログ角度センサ精度補正プログラム。
- 前記エリア補正値更新手順においてなされる補正値更新処理は、先に設定されている補正値に対して特定の単位定数が各補正エリアに応じて加減される処理であることを特徴とする、請求項3に記載のアナログ角度センサ精度補正プログラム。
- 前記他の補正エリアは前記現在の補正エリアに隣接する一の補正エリアであることを特徴とする、請求項4に記載のアナログ角度センサ精度補正プログラム。
- 前記補正値更新処理は、前記現在の補正エリアと前記隣接する一の補正エリアに対して、一方には前記特定の単位定数を加算し、他方にはこれと反対符号の数を加算する処理であることを特徴とする、請求項5に記載のアナログ角度センサ精度補正プログラム。
- 前記補正値更新処理は、前記現在の補正エリアにおいて前記対象速度値が前記指令速度値よりも大きい場合には、該補正エリアに先に設定されている補正値に「−|特定の単位定数|」が加算され、これに隣接する補正エリアには「+|特定の単位定数|」が加算される処理であり、また該対象速度値が該指令速度値よりも小さい場合には、該補正エリアに先に設定されている補正値に「+|特定の単位定数|」が加算され、これに隣接する補正エリアには「−|特定の単位定数|」が加算される処理であることを特徴とする、請求項6に記載のアナログ角度センサ精度補正プログラム。
- 前記速度補正手順は、前記現在の補正エリアおよび隣接する補正エリアにおいて補正値更新処理された各補正値と、両補正エリア間の間隔角度であるエリア補間角度と、角度センサによる位置情報から得られる現在のモータ軸角度とに基づいて速度補正値変数Kvcpを算出し、角度センサによる位置情報から得られる従来の計算速度変数Vに該速度補正値変数Kvcpを乗じて、補正後計算速度Vsvを算出する手順であることを特徴とする、請求項5ないし7のいずれかに記載のアナログ角度センサ精度補正プログラム。
- 前記補正テーブルに初期的に設定される補正値は、0以上2以下の数であることを特徴とする、請求項3ないし8のいずれかに記載のアナログ角度センサ精度補正プログラム。
- 前記補正エリアは4以上設けられ、全補正エリアが等角度で設けられていることを特徴とする、請求項1ないし9のいずれかに記載のアナログ角度センサ精度補正プログラム。
- 前記補正テーブルの全補正エリアに対する前記エリア補正値更新手順の完了をもって一の全補正値更新処理とし、実施すべき該全補正値更新処理回数を予め設定しておき、その回数到達の有無を判定する回数判定手順をサーボドライバまたはコンピュータに機能させることを特徴とする、請求項1ないし9のいずれかに記載のアナログ角度センサ精度補正プログラム。
- 前記回数判定手順において前記設定された全補正値更新処理回数に到達した場合は、前記補正テーブルが不揮発メモリに保存されることを特徴とする、請求項11に記載のアナログ角度センサ精度補正プログラム。
- 請求項1ないし12のいずれかに記載のアナログ角度センサ精度補正プログラムが記録された、サーボドライバまたはコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項1ないし12のいずれかに記載のアナログ角度センサ精度補正プログラムの格納された、または該プログラムを実行可能なサーボドライバ。
- サーボドライバまたはコンピュータにより実行可能なサーボモータ制御用のアナログ角度センサ精度補正方法であって、該方法は、
後記補正値更新処理の単位として用いるためにモータ軸回転角度範囲を分割してなる各補正エリア毎に、後記対象速度値に対する補正計算に使用するための変更可能な補正値が配置された構造の補正テーブルを用い、
角度センサによる位置情報に基づき検出される現在の補正エリアにおける補正値更新処理の要否を判定するためのエリア確認要否判定手順と、
該エリア確認要否判定手順において該補正エリアでの確認が必要と判定された場合に、当初指令されたモータ回転速度すなわち指令速度値と、補正処理対象である速度すなわち対象速度値とを比較しその結果に応じて該補正テーブル中の補正エリアに設定されている補正値に対して補正値更新処理を施すためのエリア補正値更新手順と、
該エリア補正値更新手順による更新後の補正値を用いて前記対象速度値に対して補正計算を施す速度補正手順と、
該補正テーブルの全補正エリアについて該エリア補正値更新手順を適用するために当該手順の実施状況を判定するためのエリア処理状況判定手順と、
を備えてなることを特徴とする、アナログ角度センサ精度補正方法。 - 前記補正テーブルの全補正エリアに対する前記エリア補正値更新手順の完了をもって一の全補正値更新処理とし、実施すべき該全補正値更新処理回数を予め設定しておき、その回数到達の有無を判定する回数判定手順をサーボドライバまたはコンピュータにおいて実行可能であることを特徴とする、請求項15に記載のアナログ角度センサ精度補正方法。
- 前記回数判定手順において前記設定された全補正値更新処理回数に到達した場合は、前記補正テーブルが不揮発メモリに保存されることを特徴とする、請求項16に記載のアナログ角度センサ精度補正方法。
- 請求項8に記載のアナログ角度センサ精度補正プログラムに用いられる速度補正手順すなわち速度補正アルゴリズムであって、サーボモータにおける通常のサーボ制御中の速度計算にも使用可能な、速度補正アルゴリズム。
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