JP4938968B2 - 電気光学装置、その駆動回路および駆動方法、ならびに電子機器 - Google Patents
電気光学装置、その駆動回路および駆動方法、ならびに電子機器 Download PDFInfo
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Description
図1は、本発明の第1実施形態に係る電気光学装置の概略構成を示すブロック図である。同図に示されるように、電気光学装置1は、表示領域10、走査線駆動回路20およびデータ線駆動回路30を有する。このうち表示領域10には、X方向に延在する合計m本の走査線11と、X方向に直交するY方向に延在する合計n本のデータ線13とが形成されている(mおよびnはともに自然数)。各走査線11および各データ線13は帯状の電極であり、各々が相互に対向する部分にはOLED素子15が介挿されている。この構成のもと、データ線13はOLED素子15の陽極として機能し、走査線11はOLED素子15の陰極として機能する。このように、本実施形態に係る電気光学装置1は、各OLED素子15が画素として縦m行×横n列のマトリクス状に配列されたパッシブマトリクス方式の表示装置である。
(第2補正値h2が示す電圧値)=(データ線13における電圧降下)+(走査線11における電圧降下) ……(1)
(データ線13における電圧降下)=i×rd×I0[j] ……(2)
(走査線11における電圧降下)=(I0[1]+I0[2]+…+I0[n])×rs+(I0[2]+I0[3]+…+I0[n])×rs+…+(I0[j]+…+I0[n])×rs ……(3)
次に、本発明の第2実施形態に係る電気光学装置1について説明する。上記第1実施形態においては、図4に示したように、OLED素子15に所期の電流を流すための電圧値が温度変化に伴なって変化する(すなわち特性曲線が温度変化に伴なって電圧方向に移動する)場合を例示した。これに対し、本実施形態においては、図10に示されるように、OLED素子15に特定の電圧を印加したときに当該OLED素子15に流れる電流値が温度変化に伴なって変化する(すなわち特性曲線が温度変化に伴なって電流方向に移動する)場合を想定する。なお、本実施形態における電気光学装置のうち上記第1実施形態の電気光学装置1と同様の要素については共通の符号を付してその説明を適宜に省略する。
上記各実施形態に対しては種々の変形が施される。具体的な変形の態様は以下の通りである。なお、以下の各態様を適宜に組み合わせてもよい。
(走査線11における電圧降下)=(I0[1]+I0[2]+…+I0[n])×rs0+(I0[2]+I0[3]+…+I0[n])×rs+…+(I0[j-1]+…+I0[n])×rs ……(3a)
この構成によれば、走査線11の引き廻し部分における電圧降下を忠実に反映させた第2補正値h2を算定することができる。
(データ線13における電圧降下)=rd×I0[j]+i×rd×I0[j] ……(2a)
(データ線13における電圧降下)=rd0×I0[j]+i×rd×I0[j] ……(2b)
次に、本発明に係る電気光学装置を適用した電子機器について説明する。図15に、上記各実施形態に係る電気光学装置1を適用したモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す。パーソナルコンピュータ2000は、表示ユニットとしての電気光学装置1と本体部2010を備える。本体部2010には、電源スイッチ2001およびキーボード2002が設けられている。この電気光学装置1はOLED素子15を用いるので、視野角が広く見易い画面を表示できる。
Claims (15)
- 複数の走査線と複数のデータ線との各交差に配置された自発光素子を具備する電気光学装置の駆動回路であって、
前記複数の走査線の各々を水平走査期間ごとに順次に選択する選択手段と、
各水平走査期間において前記複数のデータ線の各々にデータ電圧を印加する電圧供給手段とを具備し、
前記電圧供給手段は、
前記各自発光素子の表示階調を示す画像データに対応した基本電圧を特定する電圧設定手段と、
各水平走査期間にて自発光素子に実際に流れた電流と当該自発光素子の画像データに対応した電流との差分に基づいて第1補正値を特定する第1補正値設定手段と、
一の走査線に対応する自発光素子について前記電圧設定手段が特定した基本電圧を、当該一の走査線に近接する走査線であって、当該一の走査線よりも前に選択された他の走査線に対応する自発光素子について前記第1補正値設定手段が特定した第1補正値に基づいて補正し、この補正後の電圧を前記データ電圧として前記データ線に印加する補正手段と
を有することを特徴とする電気光学装置の駆動回路。 - 前記第1補正値設定手段は、自発光素子に実際に流れた電流と当該自発光素子の画像データに対応した電流との差分を求める減算手段と、この差分を前記自発光素子に実際に流れた電流によって除算して前記第1補正値を定める除算手段とを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の駆動回路。 - 前記補正手段は、一の走査線に対応する自発光素子について前記電圧設定手段が特定した基本電圧を、当該一の走査線の直前に選択された他の走査線に対応する自発光素子について特定された第1補正値に基づいて補正する
ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の駆動回路。 - 前記複数の走査線のうち特定の走査線に対応した自発光素子について第1補正値を記憶する記憶手段を具備し、
前記補正手段は、前記複数の走査線のうち前記特定の走査線以外の各走査線に対応する自発光素子については前記第1補正値設定手段が特定した第1補正値に基づいて基本電圧を補正する一方、前記特定の走査線に対応する自発光素子については前記記憶手段に記憶された第1補正値に基づいて基本電圧を補正する
ことを特徴とする請求項1に記載の駆動回路。 - 前記選択手段は、垂直走査期間ごとに前記複数の走査線の各々を所定の順番にて選択し、
前記特定の走査線は、前記選択手段によって各垂直走査期間の最初に選択される走査線である
ことを特徴とする請求項4に記載の電気光学装置の駆動回路。 - 前記選択手段は、前記複数の走査線の各々を選択する順番を、相前後する各垂直走査期間にて逆転させる
ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の駆動回路。 - 前記電圧供給手段は、
前記選択手段によって選択された前記データ線における電圧降下および前記走査線における電圧降下に応じた第2補正値を、前記走査線の抵抗値と前記データ線の抵抗値とに基づいて自発光素子ごとに特定する第2補正値設定手段を有し、
前記補正手段は、前記電圧設定手段により特定された基本電圧を前記第1補正値と前記第2補正値設定手段により設定された第2補正値とに基づいて補正する
ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の駆動回路。 - 前記自発光素子は有機発光ダイオードであることを特徴とする請求項1ないし7のうちいずれか1項に記載の電気光学装置の駆動回路。
- 複数の走査線と、
複数のデータ線と、
前記複数の走査線と前記複数のデータ線との各交差に配置された自発光素子と、
請求項1ないし8のうちいずれか1項に記載した駆動回路と
を具備することを特徴とする電気光学装置。 - 請求項9に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
- 複数の走査線と複数のデータ線との各交差に配置された自発光素子を具備する電気光学装置の駆動方法であって、
前記複数の走査線の各々を水平走査期間ごとに順次に選択する一方、
前記各自発光素子の表示階調を示す画像データに対応した基本電圧を特定し、
各水平走査期間にて自発光素子に実際に流れた電流と当該自発光素子の画像データに対応した電流との差分に基づいて第1補正値を特定し、
一の走査線に対応する自発光素子について特定された基本電圧を、当該一の走査線に近接する走査線であって、当該一の走査線よりも前に選択された他の走査線に対応する自発光素子について特定された第1補正値に基づいて補正し、この補正後の電圧をデータ電圧として前記データ線に印加する
ことを特徴とする電気光学装置の駆動方法。 - 一の走査線に対応する自発光素子について特定された基本電圧を、当該一の走査線の直前に選択された他の走査線に対応する自発光素子について特定された第1補正値に基づいて補正する
ことを特徴とする請求項11に記載の電気光学装置の駆動方法。 - 前記複数の走査線のうち特定の走査線以外の各走査線に対応する自発光素子については前記特定された第1補正値により基本電圧を補正する一方、前記特定の走査線に対応する自発光素子については記憶手段に記憶された第1補正値により基本電圧を補正する
ことを特徴とする請求項11に記載の電気光学装置の駆動方法。 - 前記各走査線を選択するときに、前記複数の走査線の各々を選択する順番を、相前後する各垂直走査期間にて逆転させる
ことを特徴とする請求項11に記載の電気光学装置の駆動方法。 - 前記選択された走査線における電圧降下および前記データ線における電圧降下に対応した第2補正値を前記走査線の抵抗値と前記データ線の抵抗値とに基づいて自発光素子ごとに特定し、
前記特定された基本電圧を前記第1補正値と前記第2補正値とに基づいて補正する
ことを特徴とする請求項11に記載の電気光学装置の駆動方法。
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