JP4938642B2 - 管内気体置換方法 - Google Patents

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本発明は、ガス供給用配管内にある第1気体を、他の第2気体に置換する管内気体置換方法に関する。
ガス供給用配管としては、例えば、ガバナーステーション間に亘って敷設されている都市ガス供給用導管などの高圧管があり、このような高圧管を新設したような場合には、ガバナーステーション間に敷設された高圧管内にある空気を全て都市ガスに置換する必要があり、また、既設の高圧管内の点検や補修などのメンテナンスを行う場合には、その既設高圧管内の都市ガスを全て空気に置換する必要があるが、この置換作業の際に、都市ガスと管内空気とが混じると着火する可能性が生じ、安全上の問題がある。
このため、上記管内気体置換方法では、ガス供給用配管内にある第1気体と、その第1気体と置換しようとする第2気体とが混合して着火などの可能性が生じる場合は、その置換作業を安全に行うために、従来、導管の略全長に亘る管内の第1気体の全部を、一旦、第1気体或いは第2気体と混じっても着火・爆発のおそれがない窒素ガスなどの不活性ガスに置換した後、その不活性ガスの全部を第2気体に置換している(周知・慣用技術であり、先行技術文献情報を発見できない。)。
このため、管内の第1気体の全部を不活性ガスに置換する置換作業と、管内の不活性ガスの全部を第2気体に置換する置換作業との、少なくとも二回の置換作業を実施する必要があり、第1気体の第2気体への置換が完了するまでに時間が掛かるので、置換作業に要する費用が高くつく欠点がある。
また、ガバナーステーション間に亘って敷設されている都市ガス供給用導管などのように、口径が大きい高圧管が数キロ〜数十キロに亘って敷設されている場合は、高圧管の略全長に亘る管内の第1気体の全部を不活性ガスに置換するにあたって、大量の不活性ガスが必要で、この点でも多額の費用を要する欠点がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、ガス供給用配管内にある第1気体と、その第1気体と置換しようとする第2気体とが混合して着火などの可能性が生じる場合でも、置換作業を安全に、かつ、安い費用で実施できるようにすることを目的とする。
本発明の第1特徴構成は、ガス供給用配管内にある第1気体を、他の第2気体に置換する管内気体置換方法であって、
前記第1気体が空気であり、前記第2気体が可燃性ガスであり、管長手方向一端側の前記配管内にピグを挿入して、その配管内を、管長手方向一端側の第1空間部と管長手方向他端側の第2空間部とに仕切ると共に、前記第2空間部のうちのピグ側部分に不活性ガスを供給して不活性ガス領域を形成した後、前記第1空間部に前記可燃性ガスを供給しながら、前記ピグを管長手方向他端側に移動させることにより、前記第2空間部の前記空気を管外に押し出す点にある。
〔作用及び効果〕
管長手方向一端側の配管内にピグを挿入して、その配管内を、管長手方向一端側の第1空間部と管長手方向他端側の第2空間部とに仕切ると共に、第2空間部のうちのピグ側部分に不活性ガスを供給して不活性ガス領域を形成して、第2空間部の第1気体である空気と第1空間部との間に、第2空間部のうちのピグ側部分の不活性ガス領域とピグとを介在させるので、不活性ガスの第1空間部への流入をピグで防止しながら、第1空間部に第2気体である可燃性ガスを供給した場合の、その可燃性ガスと第2空間部の空気との接触を不活性ガス領域とピグとで遮断できる。
そして、第2空間部のうちのピグ側部分に不活性ガス領域を形成した後、第1空間部に可燃性ガスを供給しながら、ピグを管長手方向他端側に移動させることにより、第2空間部の空気を管外に押し出すので、可燃性ガスが充填された第1空間部を配管の略全長に亘って拡げながら、同時に、第2空間部の空気を管外に押し出して、配管の略全長に亘って、空気可燃性ガスに置換することができる。
従って、ガス供給用配管内にある空気を、混合比によっては着火し易い可燃性ガスに全て置換する場合に、配管の略全長に亘る空気の全部を不活性ガスに置換することなく、少ない量の不活性ガスで安全に、しかも、一回の置換作業で可燃性ガスへの置換を完了させることができるようになり、ガス供給用配管内にある空気と、その空気と置換しようとする可燃性ガスとが混合して着火などの可能性が生じる場合でも、置換作業を安全に、かつ、安い費用で実施できる。
本発明の第2特徴構成は、ガス供給用配管内にある第1気体を、他の第2気体に置換する管内気体置換方法であって、
前記第1気体が空気であり、前記第2気体が可燃性ガスであり、管長手方向一端側の前記配管内に少なくとも二個のピグを挿入して、二個のピグ間の中間空間部と、前記中間空間部に対して一方のピグを挟んで管長手方向一端側で隣り合う第1空間部と、前記中間空間部に対して他方のピグを挟んで管長手方向他端側で隣り合う第2空間部とに配管内を仕切ると共に、前記中間空間部に不活性ガスを充填して不活性ガス領域を形成した後、前記第1空間部に前記可燃性ガスを供給しながら、前記ピグを管長手方向他端側に移動させることにより、前記第2空間部の前記空気を管外に押し出す点にある。
〔作用及び効果〕
管長手方向一端側の配管内に少なくとも二個のピグを挿入して、二個のピグ間の中間空間部と、その中間空間部に対して一方のピグを挟んで管長手方向一端側で隣り合う第1空間部と、中間空間部に対して他方のピグを挟んで管長手方向他端側で隣り合う第2空間部とに配管内を仕切ると共に、中間空間部に不活性ガスを充填して不活性ガス領域を形成して、第1空間部と第2空間部との間に、二個のピグで挟まれた不活性ガス領域を介在させるので、不活性ガスの第1空間部への流入をピグで防止しながら、第1空間部に第2気体である可燃性ガスを供給した場合の、その可燃性ガスと第2空間部の第1気体である空気との接触を二個のピグで挟まれた不活性ガス領域で効果的に遮断できる。
そして、中間空間部に不活性ガスを充填して不活性ガス領域を形成した後、第1空間部に可燃性ガスを供給しながら、ピグを管長手方向他端側に移動させることにより、第2空間部の空気を管外に押し出すので、可燃性ガスが充填された第1空間部を配管の略全長に亘って拡げながら、同時に、第2空間部の空気を管外に押し出して、配管の略全長に亘って、空気可燃性ガスに置換することができる。
従って、ガス供給用配管内にある空気を、混合比によっては着火し易い可燃性ガスに全て置換する場合に、配管の略全長に亘る空気の全部を不活性ガスに置換することなく、少ない量の不活性ガスで安全に、しかも、一回の置換作業で可燃性ガスへの置換を完了させることができるようになり、ガス供給用配管内にある空気と、その空気と置換しようとする可燃性ガスとが混合して着火などの可能性が生じる場合でも、置換作業を安全に、かつ、安い費用で実施できる。
本発明の第3特徴構成は、前記第1空間部に供給した前記可燃性ガスの圧力で、前記ピグを管長手方向他端側に移動させる点にある。
〔作用及び効果〕
第1空間部に供給した可燃性ガスの圧力で、ピグを管長手方向他端側に移動させるので、可燃性ガスの第1空間部への供給圧力に応じて、その可燃性ガスが充填された第1空間部を拡げていくことができ、予め配管内にワイヤーなど挿通しておいて、可燃性ガスの第1空間部への供給量に応じて、そのワイヤーでピグを管長手方向他端側に牽引移動させるような手間が特に不要で、置換作業の簡略化を図ることができる。
本発明の第特徴構成は、前記不活性ガスとして、窒素ガスを使用する点にある。
〔作用及び効果〕
不活性ガスとして、比重が空気に近い窒素ガスを使用するので、不活性ガスと管内空気とが混じり難く、第1空間部に供給した可燃性ガスと第2空間部の管内空気との接触を効果的に遮断できる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
本発明による管内気体置換方法を、図1に示すように、ガス供給方向で上流側の第1ガバナーステーションAと下流側の第2ガバナーステーションBとに亘って新設された、ガス供給用配管としての円筒状の都市ガス供給用高圧管C内にある第1気体としての管内空気Gaを、他の第2気体としての可燃性ガスとしての都市ガスGcに置換する場合を例示して説明する。
前記第1ガバナーステーションAと第2ガバナーステーションBは例えば互いに20km程度離れた箇所にガバナーなどを設置して設けてあり、両ガバナー間に高圧管(供給圧力:1Mpa以上)Cを設けてある。
前記高圧管Cの管長手方向一端側は、第1ガバナーステーションAにおいて、横管1aで、二次側開閉バルブ2aを介して、第1整圧装置3aの二次側配管4aに接続してあるとともに、管長手方向他端側は、第2ガバナーステーションBにおいて、横管1bで、一次側開閉バルブ2bを介して、第2整圧装置3bの一次側配管4bに接続してあり、また、高圧管Cの第1ガバナーステーションAにおいて開口している第1端部開口5aと、第2ガバナーステーションBにおいて開口している第2端部開口5bは、塞ぎ板6a,6bで開閉自在に密閉してある。
前記高圧管Cの管内空気Gaを都市ガスGcに置換する本発明による管内気体(空気)置換方法を説明する。
尚、図中の一次側開閉バルブ2a,二次側開閉バルブ2b及び窒素ガス供給バルブ7の表示において、黒塗りのバルブは閉じ状態を示しており、白抜きのバルブは開き状態を示している。
先ず、図2(a)に示すように、第1ガバナーステーションAの二次側開閉バルブ2aと、第2ガバナーステーションBの一次側開閉バルブ2b及び窒素ガス供給バルブ7を閉じてある状態で、各ガバナーステーションA,Bにおいて、塞ぎ板6a,6bを外して第1,第2端部開口5a,5bの夫々を開放しておく。
次に、図2(b)に示すように、第1端部開口5aから高圧管C内に球形ピグ8を挿入して、横管1aの開口部を第2ガバナーステーションB側に越えた箇所で塞ぐように装着し、その高圧管C内を、ピグ8を挟んで、管長手方向一端側である第1ガバナーステーションA側の第1空間部9aと、管長手方向他端側である第2ガバナーステーションB側の第2空間部9bとに仕切る。
前記ピグ8は、独立気泡の弾性発泡材料で高圧管Cの内径よりも若干大径の球形に形成して、径方向に若干弾性変形させた状態で高圧管C内に挿入してあり、ピグ8の外面と高圧管Cの内面との接触箇所を通過する越ガスの発生を防止できるように、その外周面にグリスなどの液状シール材を予め塗布してある。
次に、図2(c)に示すように、第1端部開口5aを塞ぎ板6aで緩く閉じた状態で二次側開閉バルブ2aを少し開いて、第1整圧装置3aから都市ガスGcを第1空間部9aに供給することにより、第1空間部9aに残っている管内空気Gaを管壁端部と塞ぎ板6aとの隙間から管外に押し出して都市ガスGcに置換した後、図3(d)に示すように、二次側開閉バルブ2aを閉じると共に、第1端部開口5aを塞ぎ板6aで密閉する。
次に、高圧管Cの第1ガバナーステーションA側に接続してある窒素ガス供給管10の窒素ガス供給バルブ7を開いて、第2端部開口5bから管内空気Gaの一部を押し出しながら、第2空間部9bのうちのピグ側部分に不活性ガスとしての窒素ガスGbを供給して、図3(e)に示すように、高圧管Cに沿う長さが1km程度の窒素ガス領域11をピグ側部分に形成した後、窒素ガス供給バルブ7を閉じて窒素ガスGbの供給を停止する。
次に、二次側開閉バルブ2aを開いて、図3(f)に示すように、第1空間部9aに都市ガスGcを供給しながら、その都市ガスGcの圧力でピグ8を窒素ガス領域11と共に第2ガバナーステーションB側に移動させることにより、第2空間部9bの管内空気Gaと窒素ガスGbとを順に第2端部開口5bから管外に押し出して、図4(g)に示すように、高圧管Cの略全長に亘る管内空気Gaを都市ガスGcに置換する。
この後、図4(h)に示すように、二次側開閉バルブ2aを閉じて第1整圧装置3aからの都市ガスGcの供給を停止して、第2端部開口5bからピグ8を管外に取り出し、図4(i)に示すように、その第2端部開口5bを塞ぎ板6bで緩く閉じた状態で二次側開閉バルブ2aを少し開いて、第1整圧装置3aから都市ガスGcを高圧管C内に供給することにより、ピグ8を取り出すに伴って第2端部開口5bから入り込んだ空気を管壁端部と塞ぎ板6bとの隙間から管外に押し出して都市ガスGcに置換した後、図1に示したように、第2端部開口5bを塞ぎ板6bで密閉して、第2ガバナーステーションBの一次側開閉バルブ2bを開く。
〔第2実施形態〕
前記高圧管Cの管内空気Gaを都市ガスGcに置換する本発明による管内気体(空気)置換方法の別実施形態を説明する。
第1実施形態と同様に、図5(a)に示すように、第1ガバナーステーションAの二次側開閉バルブ2aと、第2ガバナーステーションBの一次側開閉バルブ2b及び窒素ガス供給バルブ7を閉じておき、各ガバナーステーションA,Bにおいて、塞ぎ板6a,6bを外して第1,第2端部開口5a,5bの夫々を開放しておく。
次に、図5(b)に示すように、第1端部開口5aから高圧管C内に、第2ガバナーステーションB側の第2ピグ8bと、第1ガバナーステーションA側の第1ピグ8aとの二個の球形ピグ8を挿入して、横管1aの開口部を第2ガバナーステーションB側に越えた箇所で塞ぐように装着し、二個のピグ8a,8b間の中間空間部9cと、中間空間部9cに対して第1ピグ8aを挟んで管長手方向一端側である第1ガバナーステーションA側で隣り合う第1空間部9aと、中間空間部9cに対して第2ピグ8bを挟んで、管長手方向他端側である第2ガバナーステーションB側で隣り合う第2空間部9bとに高圧管C内を仕切る。
次に、図5(c)に示すように、第1端部開口5aを塞ぎ板6aで緩く閉じた状態で二次側開閉バルブ2aを少し開いて、第1整圧装置3aから都市ガスGcを第1空間部9aに供給することにより、第1空間部9aに残っている管内空気Gaを管壁端部と塞ぎ板6aとの隙間から管外に押し出して都市ガスGcに置換した後、図6(d)に示すように、二次側開閉バルブ2aを閉じると共に、第1端部開口5aを塞ぎ板6aで密閉する。
次に、高圧管Cの第1ガバナーステーションA側に接続してある窒素ガス供給管10の窒素ガス供給バルブ7を開いて、第2端部開口5bから管内空気Gaの一部を押し出しながら、中間空間部9cに不活性ガスとしての窒素ガスGbを供給して、図6(e)に示すように、高圧管Cに沿う長さが1km程度の窒素ガス領域11を第1,第2ピグ8a,8b間に形成した後、窒素ガス供給バルブ7を閉じて窒素ガスGbの供給を停止する。
次に、図6(f)に示すように、二次側開閉バルブ2aを開いて、第1空間部9aに都市ガスGcを供給しながら、その都市ガスGcの圧力で各ピグ8a,8bを窒素ガス領域11と共に第2ガバナーステーションB側に移動させることにより、第2空間部9bの管内空気Gaを第2端部開口5bから管外に押し出すと共に、第2ピグ8bと窒素ガスGbとを順に第2端部開口5bから管外に押し出して、図7(g)に示すように、高圧管Cの略全長に亘る管内空気Gaを都市ガスGcに置換する。
この後、図7(h)に示すように、二次側開閉バルブ2aを閉じて第1整圧装置3aからの都市ガスGcの供給を停止して、第2端部開口5bから第1ピグ8aを管外に取り出し、図7(i)に示すように、第2端部開口5bを塞ぎ板6bで緩く閉じた状態で二次側開閉バルブ2aを少し開いて、第1整圧装置3aから都市ガスGcを高圧管C内に供給することにより、第1ピグ8aを取り出すに伴って第2端部開口5bから入り込んだ空気を管壁端部と塞ぎ板6bとの隙間から管外に押し出して都市ガスGcに置換した後、図1に示したように、第2端部開口5bを塞ぎ板6bで密閉する。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔その他の実施形態〕
1.本発明による管内気体置換方法は、第2気体としての可燃性ガスが、都市ガス以外の各種可燃性ガスであっても良い。
.本発明による管内気体置換方法は、高圧のガス供給用配管以外の配管内にある第1気体を、他の第2気体に置換するために使用しても良い。
.本発明による管内気体置換方法は、弾性を備えた中空のピグを使用しても良い。
.本発明による管内気体置換方法は、硬質のピグを使用しても良い。
.本発明による管内気体置換方法は、炭酸ガスを不活性ガスとして使用しても良い。
.本発明による管内気体置換方法は、予め配管内にワイヤーなど挿通しておいて、第2気体の第1空間部への供給量に応じて、そのワイヤーでピグを管長手方向他端側に牽引移動させても良い。
.本発明による第1特徴構成の管内気体置換方法は、管長手方向一端側の配管内にピグを挿入して、その配管内を、管長手方向一端側の第1空間部と管長手方向他端側の第2空間部とに仕切ると同時に、第2空間部のうちのピグ側部分に不活性ガスを供給して不活性ガス領域を形成しても良い。
.本発明による第2特徴構成の管内気体置換方法は、管長手方向一端側の配管内に少なくとも二個のピグを挿入して、二個のピグ間の中間空間部と、中間空間部に対して一方のピグを挟んで管長手方向一端側で隣り合う第1空間部と、中間空間部に対して他方のピグを挟んで管長手方向他端側で隣り合う第2空間部とに配管内を仕切ると同時に、中間空間部に不活性ガスを充填して不活性ガス領域を形成しても良い。
.本発明による第2特徴構成の管内気体置換方法は、三個以上のピグを配管内に挿入して、二個のピグ間毎の複数の中間空間部に配管内を仕切っても良い。
ガス供給用配管の配管構造を示す側面図 管内気体置換方法の説明図 管内気体置換方法の説明図 管内気体置換方法の説明図 管内気体置換方法の第2実施形態を示す説明図 管内気体置換方法の第2実施形態を示す説明図 管内気体置換方法の第2実施形態を示す説明図
符号の説明
8 ピグ
8a 一方のピグ
8b 他方のピグ
9a 第1空間部
9b 第2空間部
9c 中間空間部
11 不活性ガス領域
C 配管
Ga 管内空気(第1気体)
Gb 不活性ガス
Gc 可燃性ガス(第2気体)

Claims (4)

  1. ガス供給用配管内にある第1気体を、他の第2気体に置換する管内気体置換方法であって、
    前記第1気体が空気であり、前記第2気体が可燃性ガスであり、
    管長手方向一端側の前記配管内にピグを挿入して、その配管内を、管長手方向一端側の第1空間部と管長手方向他端側の第2空間部とに仕切ると共に、前記第2空間部のうちのピグ側部分に不活性ガスを供給して不活性ガス領域を形成した後、前記第1空間部に前記可燃性ガスを供給しながら、前記ピグを管長手方向他端側に移動させることにより、前記第2空間部の前記空気を管外に押し出す管内気体置換方法。
  2. ガス供給用配管内にある第1気体を、他の第2気体に置換する管内気体置換方法であって、
    前記第1気体が空気であり、前記第2気体が可燃性ガスであり、
    管長手方向一端側の前記配管内に少なくとも二個のピグを挿入して、二個のピグ間の中間空間部と、前記中間空間部に対して一方のピグを挟んで管長手方向一端側で隣り合う第1空間部と、前記中間空間部に対して他方のピグを挟んで管長手方向他端側で隣り合う第2空間部とに配管内を仕切ると共に、前記中間空間部に不活性ガスを充填して不活性ガス領域を形成した後、前記第1空間部に前記可燃性ガスを供給しながら、前記ピグを管長手方向他端側に移動させることにより、前記第2空間部の前記空気を管外に押し出す管内気体置換方法。
  3. 前記第1空間部に供給した前記可燃性ガスの圧力で、前記ピグを管長手方向他端側に移動させる請求項1又は2記載の管内気体置換方法。
  4. 前記不活性ガスとして、窒素ガスを使用する請求項1〜3のいずれか1項記載の管内気体置換方法。
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