JP4936796B2 - 成形品取出し機及び可動体移動制御方法 - Google Patents

成形品取出し機及び可動体移動制御方法 Download PDF

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本発明は、樹脂成形機から成形品を取出す成形品取出機及び可動体移動制御方法、詳しくは樹脂成形機及び成形品取出機近傍にいる作業者に対するチャックの遠近によりチャックや走行体の移動を制御する機能を備えた成形品取出機及び可動体移動制御方法に関する。
本出願人は、特許文献1により樹脂成形機や成形品取出機の近くに作業者の安全性を確認するため、樹脂成形機の長手直交方向で、金型と操作側及び反操作側のいずれか一方で樹脂成形機外に設定された解放位置とにわたって延出する本体フレーム上を往復移動する走行体と、該走行体に昇降可能に支持され、下部に成型品を把持するチャックが取付けられた昇降フレームとを備え、走行体及び昇降フレームの移動によりチャックを長手直交方向及び上下方向へ移動して金型内の成型品を解放位置に取出す成型品取出機において、解放位置側の本体フレームに、樹脂成形機外の所定の人検出エリアを有する人検出部材を設け、チャックが解放位置の上記解放エリア内に進入した状態で、人検出部材が人非検出状態から人検出状態へ遷移した際に、チャックの移動を減速制御し、該減速状態において人検出状態が所定の時間、継続したとき、チャックの移動を停止制御する制御手段を設けた成型品取出機を提案した。
上記成型品取出機にあっては、人検出部材による人検知状態が所要時間の間、継続した場合に、チャックを停止制御する構成であるため、作業者がチャックに接触する場所に居る場合であっても、チャックの移動を直ちに停止させることができず、作業者の安全性を確保できない問題を有している。
また、人検出部材が作業者を検出した際に、チャック移動を直ちに停止制御することにより作業者の安全性を確保することはできるが、その場合にあっては、成形品取出し機の稼働率が悪くなって効率的に成形品取出しを実行できない問題を有している。
特許第3663169号公報
解決しようとする問題点は、樹脂成形機及び成形品取出し機の近傍に作業者がいて危険性が高い場合であっても、チャックの移動を直ちに停止することができない点にある。樹脂成形機及び成形品取出し機の近傍に作業者がいる際に、チャックの移動を直ちに停止すると、成形品取出し機の稼働率が低下して成形品取出し作業効率が悪くなる点にある。
請求項1は、チャックを樹脂成形機の金型と樹脂成形機側方の解放位置の間で移動して成形品を取出す成形品取出し機において、本体フレームの解放位置側に固定的に取付けられ、該解放位置にて移動するチャックを撮像して撮像データを出力する撮像部材と、成形品取出し作業前において撮像部材により撮像されたチャックの基準移動に関する基準撮像データ成形品取出し作業時に撮像部材により撮像されたチャックの移動に関する実撮像データ及び撮像データの画面中心部からの離間画素数に応じて設定された複数の領域に関する領域データをそれぞれ記憶する記憶部材と、基準撮像データに対する実撮像データ中の変化を抽出する抽出手段と、抽出された変化が撮像画面中に設定された複数の領域のどこに存在するのかを判別する判別手段と、判別された変化の存在領域に基づいてチャックを移動する可動体を移動制御する制御手段とを備え、撮像部材は、成形品解放位置において下降するチャックが所要高さの撮像位置に到達した際に、撮像画面の中心部にチャックが位置する撮像データを出力するように固定的に取付けられ、該撮像位置における基準撮像データに対する実撮像データ中の変化に基づいてチャックを移動する可動体を移動制御することを特徴とする。
また、請求項2は、チャックを樹脂成形機の金型と樹脂成形機側方の解放位置の間で移動して成形品を取出す成形品取出し機において、本体フレームの解放位置側に固定的に取付けられ、該解放位置にて移動するチャックを撮像して撮像データを出力する撮像部材と、成形品取出し作業前において撮像部材により撮像されたチャックの基準移動に関する基準撮像データ、成形品取出し作業時に撮像部材により撮像されたチャックの移動に関する実撮像データ及び撮像データの画面中心部からの離間画素数に応じて設定された複数の領域に関する領域データをそれぞれ記憶する記憶部材と、基準撮像データに対する実撮像データ中の変化を抽出する抽出手段と、抽出された変化が撮像画面中に設定された複数の領域のどこに存在するのかを判別する判別手段と、判別された変化の存在領域に基づいてチャックを移動する可動体を移動制御する制御手段とを備え、撮像部材は、成形品解放位置において下降するチャックに同期して撮像範囲を可変するように移動手段を介して取付けられ、所要時間ごとに撮像された基準撮像データに対する実撮像データ中の変化に基づいて可動体を移動制御することを特徴とする。
請求項3は、チャックを移動制御して樹脂成形機から成形品を取出す成形品取出し機において、成形品解放位置において下降するチャックが所要高さの撮像位置に到達した際に、成形品取出し作業前に撮像された基準撮像データと成形品取出し作業時に撮像される実撮像データに基づいて撮像画面中の変化を抽出し、撮像データの画面中心部からの離間画素数に応じて設定された複数の領域に関する領域データに基づいて上記変化が存在する領域を判別し、判別された上記変化の存在領域に基づいてチャックを移動する可動体を継続移動、減速移動及び移動停止のいずれかとなるように移動制御することを特徴とする。
また、請求項4は、チャックを移動制御して樹脂成形機から成形品を取出す成形品取出し機において、成形品取出し作業前に撮像された基準撮像データと成形品解放位置において下降するチャックに同期して撮像部材から出力される実撮像データに基づいて撮像画面中の変化を抽出し、撮像データの画面中心部からの離間画素数に応じて設定された複数の領域に関する領域データに基づいて上記変化が存在する領域を判別し、判別された上記変化の存在領域に基づいてチャックを移動する可動体を継続移動、減速移動及び移動停止のいずれかとなるように移動制御することを特徴とする。
請求項13は、チャックを移動制御して樹脂成形機から成形品を取出す成形品取出し機において、成形品取出し作業前に成形品解放位置側で測距されたチャックからの基準距離データに対する成形品取出し作業時に成形品解放位置側で測距されたチャックからの実距離データの変化に基づいて被測定物に対する距離変化を判別し、判別された距離変化に基づいてチャックを移動する可動体を移動制御することを特徴とする。
本発明は、樹脂成形機及び成形品取出し機の近傍に作業者がいる場合であっても、作業者に対する危険性の度合いに応じてチャック移動を移動制御することにより作業者の安全性を確保しながら成形品取出し作業を効率的に行うのを可能にする。
本発明は、基準撮像データに対する実撮像データ中の変化を抽出し、抽出された変化が撮像画面中に設定された複数の領域のどこに存在するのかを判別し、判別された変化の存在領域に基づいてチャックを移動する可動体を移動制御することを最良の形態とする。
以下に実施形態を示す図に従って本発明を説明する。
図1及び図2において、成形品取出し機1の走行フレーム3は、その基台部が樹脂成形機5の固定側プラテン7の上面に固定される。走行フレーム3は樹脂成形機5の中心軸線と直交する方向(左右方向)に延出する走行軌道を有している。走行フレーム3には可動体の一部である第1走行体9が左右方向へ往復移動するように支持される。また、第1走行体9には樹脂成形機5の中心軸線と一致する方向(前後方向)へ延出する前後フレーム11が設けられている。該前後フレーム11には可動体の一部である第2走行体13が前後方向へ往復移動するように支持されている。
第2走行体13には上下方向に軸線を有した可動体の一部である上下アーム17が昇降するように支持されている。該上下アーム17の下部には成形品を吸着する吸盤や成形品をクランプする一対のシリンダー等が取付けられたチャック19が設けられている。
上記した第1走行体9、第2走行体13及び上下アーム17はそれぞれに連結されたサーボモータ等の駆動部材21・23・25により独立して走行駆動され、チャック19を左右方向、前後方向及び上下方向の三次元方向へ移動させる。
走行フレーム3の成形品解放位置側にはビデオカメラ等の撮像部材27が取付けられている。該撮像部材27の取付け位置としては、通常、成形工場においては複数台の樹脂成形機5を並列配置し、これら樹脂成形機5間に作業者が歩行可能な通路や取出した成形品を仕分けしたり、加工する作業台29が配置されているところから、走行フレーム3の成形品解放位置側が望ましいが、これに限定されるものではなく、作業者や作業台29に載置された各種部材に対してチャック19が干渉する可能性がある領域を撮像範囲とすればよい。撮像部材27は、成形品解放位置にてチャック19が作業者に干渉するおそれがある所要高さの撮像位置まで下降した際に、該チャック19が撮像画面の中心部に位置し、その周辺を含む撮像データを出力する。
制御手段を示す図3において、CPU31にはプログラムメモリ33及び作業メモリ35がデータバスを介して接続されている。プログラムメモリ33にはチャック19を三次元方向へ移動して成形品取出し動作を実行するプログラムデータ及び後述する作業者の安全を確保するための安全処理を実行するプログラムデータ等の各種プログラムデータが予め記憶されている。
また、作業メモリ35は予め設定されたチャックの各移動位置を記憶するチャック位置記憶部35a、チャック19の現在位置を記憶する現在位置記憶部35b、各駆動部材21・23・25を所望の移動速度及び加減速度で駆動制御するための駆動データを記憶する駆動データ記憶部35c、成形品取出し作業前に撮像部材27により予め撮像された基準撮像データを記憶する基準撮像データ記憶部35d、成形品取出し作業時に撮像部材27により撮像された実撮像データを記憶する実撮像データ記憶部35e及び撮像部材27により撮像される撮像画面を複数の領域A〜Cに分割するための領域データを記憶する領域データ記憶部35f等を備えている。
基準撮像データは、成形品取出し動作を実行するに先立って作業台29上及びその周囲に作業者や他の部材等がない状態で、成型品解放位置に移動したチャック19が上記した所要高さの撮像位置まで下降した際で、撮像画面の中心部にチャック19が位置した状態で作業台29を含む撮像データで、後述する成形品解放位置においてチャック19を下降移動制御する際の基準になる撮像データとして使用する。
また、実撮像データは、成形品取出し作業の実行時、従って周囲に作業者がいたり、作業台29上に他の部材等が載置された状態で、成形品解放位置側に移動したチャック19が上記した所要高さの撮像位置に下降した際で、チャック19が撮像画面の中心部に位置するように撮像される撮像データで、基準撮像データに対して比較される撮像データとして使用する。
更に、領域データは、上記した所要の高さに下降した際の撮像データの撮像画面中心部から所要画素数で、該画素数内にいる作業者等に対してチャック19が干渉する危険性が高い範囲内を領域A、該領域Aの外側で画面中心部から所要画素数で、上記領域Aより作業者等に対してチャック19が干渉する危険性が若干低い範囲内を領域B、同様に領域Bの外側で画面中心部から所要画素数で、領域Bより作業者等に対してチャック19が干渉する危険性が低い範囲内を領域Cとして設定するためのデータである。
CPU31には撮像制御回路37がデータバスを介して接続され、該撮像制御回路37は成形品解放位置側へ移動したチャック19が、作業台29に向って所要高さの撮像位置まで下降した際に、撮像部材27から出力される撮像データを読込み、成形品取出し作業前の段取り代え時には基準撮像データ記憶部35dに基準撮像データとして、また成形品取出し作業時には実撮像データ記憶部35eに実撮像データとして記憶させる。
CPU31には駆動制御回路39がデータバスを介して接続され、該駆動制御回路39はチャック位置記憶部35aに記憶されたチャック位置データ及び駆動データ記憶部35cに記憶されたそれぞれの駆動データに基づいて駆動部材21・23・25を所望の移動速度及び加減速度で駆動制御してチャック19を所要の位置へ移動制御する。また、駆動制御回路39にはそれぞれの駆動部材21・23・25に取付けられたロータリーエンコーダ等の位置検出部材21a・23a・25aからの位置検出信号が入力され、これらの位置検出信号に基づいてチャック19の現在位置を現在位置記憶部35bに記憶させる。
CPU31には抽出手段41がデータバスを介して接続され、該抽出手段41は基準撮像データ記憶部35dに記憶された基準撮像データと実撮像データ記憶部35eに記憶された実撮像データを比較し、実撮像データ中に作業者等による変化を抽出する。また、CPU31には判別手段43がデータバスを介して接続され、判別手段43は実撮像データ中に変化が存在する場合には、領域撮像データ記憶部35fに記憶された領域データに基づいて抽出された変化が存在する領域A〜Cを判別する。
CPU31にはアラーム作動回路45がデータバスを介して接続され、アラーム作動回路45は後述するように基準撮像データと現在の撮像データの比較により抽出されて判別された変化の存在領域A〜Cに応じたアラーム信号を出力して警告灯、ブザー等のアラーム部材47を作動させる。アラーム部材47の作動態様としては、各領域A〜C毎にブザーの鳴動音や警告灯の点灯(点滅)時間を異ならせるようにしてもよい。
尚、成形品取出し動作を実行するための他の構成に付いては、公知であるため、その詳細な説明を省略する。
先ず、成形品取出機1による成形品取出し動作の概略を説明すると、樹脂成形機5から成形完了信号が入力されると、駆動部材25を駆動制御して樹脂成形機5における固定側プラテン7上方に移動待機していたチャック19を、下降して型開した金型間に進入させる。次に、チャック19が金型間の下降限位置に移動されると、駆動部材23を駆動制御してチャック19を、一方の金型(可動金型)内に保持された成形品に近接する位置へ前進させた後、樹脂成形機5の突出し機構(図示せず)により突出された成形品を保持させる。
次に、駆動部材23を逆転駆動制御して成形品を保持したチャック19を金型から離間する位置へ移動させた後、駆動部材25の逆転駆動によりチャック19を上昇して金型間から抜出した上方位置へ移動させる。尚、成形品取出機1はチャック19が金型間から完全に抜け出されたタイミングで樹脂成形機5へ成形開始信号を出力し、樹脂成形機5による次の成形動作を実行させる。
次に、駆動部材21を駆動制御して成形品を保持したチャック19を樹脂成形機5側方の成形品解放位置側へ移動した後、必要に応じて駆動部材23を駆動制御してチャック19を所要ストロークで前進させると共に駆動部材25を駆動制御してチャック19を作業台29に向って下降し、該チャック19が所要の下降位置へ移動したタイミングでチャック19による成形品の保持を解除して作業台29上に成形品を取出す。成形品解放位置に移動したチャック19を作業台29に向かって下降する際に、作業台29の周囲に作業者がいたり、作業台29上に各種の部材等が載置されているため、下降するチャック19がこれらと干渉するおそれがある。下降するチャック19が作業者や各種部材に干渉するのを回避するため、後述するようにチャック19の移動を制御する。
成形品の保持解除後に、駆動部材25及び必要に応じて駆動部材23をそれぞれ逆転駆動制御して上方位置及び必要に応じて後退位置へ戻した後、駆動部材21を逆転駆動制御してチャック19を上記した待機位置へ戻して樹脂成形機5から成形完了信号が出力されるまで待機させる。
次に、解放位置においてチャック19が作業台29に向って下降する際の移動制御作用及び方法を説明する。
図4乃至図6において、樹脂成形機5から取出した成形品を保持したチャック19が成形品解放位置へ移動されると、ステップ51により駆動部材25を駆動制御してチャック19を下降開始し、ステップ53により下降するチャック19が予め設定された所要高さの撮像位置に到達したか否かを判定する。今、チャック19が上記した撮像位置に到達していない場合には、ステップ51に戻ってチャック19の下降を継続させる。反対に、ステップ53の判定がYESの場合、ステップ55により撮像部材27からの実撮像データを取込んで実撮像データ記憶部35eに記憶させる。
次に、ステップ57において抽出手段41により基準撮像データ記憶部35dに記憶された基準撮像データと実撮像データ記憶部35eに記憶された実撮像データを比較し、ステップ59により基準撮像データに対して実撮像データ中に作業者等の存在による変化が有るか否かを判定する。今、下降するチャック19の近傍に作業者等がいず、基準撮像データに対して実撮像データ中に変化がない場合には、上記ステップ59がNOになり、ステップ61によりチャック19の下降を継続させる。
そしてステップ63によりチャック19が作業台29の作業面近くの所要高さ位置まで下降したか否かを判定する。今、チャック19が所要高さまで下降してステップ63がYESの場合、ステップ65により駆動部材25の駆動を停止制御してチャック19を停止させる。反対に、チャック19が所要高さ位置に到達していない場合には、ステップ63がNOになり、ステップ61に戻ってチャック19の下降を継続させる。
一方、下降するチャック19の近傍にいる作業者等が撮像されて基準撮像データに対する実撮像データ中に変化があってステップ59がYESの場合、ステップ67において判別手段43により実撮像データ中の変化が領域A内にあるか否かを判定する。
今、そのまま下降するチャック19の近くに作業者がいて干渉する危険性が高く、上記変化が実撮像データ中の領域A内に存在してステップ67がYESになると、ステップ65に移ってチャック19の下降を直ちに停止制御する。その際に、アラーム部材47を作動して作業者に危険であることを報知する。(図6参照)
反対に、作業者のいる場所が下降するチャック19の直ぐ近くではなく、少し離れた場所にいてステップ67がNOの場合には、ステップ69において判別手段43により実撮像データ中の変化が領域B内にあるか否かを判定する。今、作業者等の存在による変化が領域B内で、ステップ69がYESの場合、ステップ71によりチャック19の下降を減速制御した後、上記したステップ63に移る。チャック19の下降を減速制御する際には、アラーム部材47を作動して作業者に危険であることを報知する。(図6参照)
反対に、下降するチャック19に対し、作業者等による実撮像データ中の変化が領域A及びB以外で、ステップ69がNOの場合、ステップ73において判別手段43により作業者等の存在による実撮像データ中の変化が領域C内であるか否かを判定する。今、判別された変化が領域C内にあってステップ73がYESの場合、ステップ75によりチャック19の下降を微速移動制御してステップ63に移る。チャック19の下降を微速制御する際には、アラーム部材47を作動して作業者に危険であることを報知する。(図6参照)
反対に、抽出された変化が領域C外の実撮像データ内に存在してステップ73がNOの場合には、下降するチャック19が作業者等に干渉する危険性がないため、ステップ61に移ってチャック19の下降を継続させる。(図6参照)
このように本実施例は、成形品解放位置にて下降するチャック19の実撮像データに基づいて基準撮像データに対する変化により下降するチャック19の近傍に作業者がいるか否かを判別し、作業者が下降するチャック19の直ぐ近くに存在して干渉するおそれが高い場合には、直ちにチャック19を停止制御し、また直ぐ近くではないが下降するチャック19が作業者に干渉するおそれが少ない場合には、チャック19の下降を減速制御または微速制御することにより作業者の安全性を確保すると共に成形品取出し作業効率が悪くなるのを回避する。
上記説明は、走行フレーム3の成形品解放位置側に撮像部材27を固定的に取付け、撮像部材27により成形品解放位置側へ移動したチャック19が所要高さの撮像位置に下降したタイミングで、チャック19が撮像画面の中心部に位置する撮像データを出力し、基準撮像データに対する実撮像データ中における変化の存在領域A〜Cに応じてチャック19を移動制御する構成及び方法としたが、走行フレーム3の成形品解放位置側に撮像部材27をチャック19の下降に同期した速度で撮像範囲を移動する移動手段を介して取付け、撮像画面の中心部に常にチャック19が位置する撮像データを出力する構成及び方法であってもよい。
即ち、成形品取出し作業前において下降するチャック19の撮像データを所要時間毎に取込んで基準撮像データとして基準撮像データ記憶部35dに記憶する。一方、成形品取出し作業時においては、下降するチャック19の撮像データを上記した所要時間毎に実撮像データとして取込んで実撮像データ記憶部35eに記憶する。そして上記所要時間に応じた基準撮像データと該時間に応じて取込んだ実撮像データを比較して実撮像テータ中の変化を抽出し、変化が抽出された際には、変化が存在するそれぞれの領域A〜Cを判別し、判別された変化の存在領域A〜Cに応じたモードでチャック19を移動制御する構成及び方法であってもよい。
図7において、成形品取出し機1において成形品取出しを実行する際に成形品を保持するチャック19の下部には超音波センサー等の距離センサー101が、その測距方向を作業台29に向けて取付けられている。距離センサー101を超音波センサーとした場合には、発振器から発振して被測定物から反射した超音波を受信部により受信するまでの時間により被測定物に対する距離を測距する。
他の構成は、実施例1の成形品取出し機1と同様であり、同一の部材に付いては、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
制御手段を示す図8において、CPU111にはプログラムメモリ113及び作業メモリ115がデータバスを介して接続される。プログラムメモリ113には成形品取出し動作を実行するためのプログラムデータ、解放位置に移動したチャック19が作業台29に向って下降する際にチャック19の移動制御処理を実行するプログラムデータ等が記憶されている。
また、作業メモリ115はチャック位置記憶部115a、現在位置記憶部115b、駆動データ記憶部115c、成形品取出し作業前に距離センサー101により測距された基準距離データを記憶する基準距離データ記憶部115d、成形品取出し作業時に距離センサー101により測距された実距離データを記憶する実距離データ記憶部115e及び距離データを複数の距離領域に設定するための距離領域記憶部115f等を有している。
上記基準距離データは、成形品取出し作業前に、成形品解放位置に移動したチャック19が、作業者がいない状態の作業台29に向って下降して所要高さの測距位置に到達した際に、距離センサー101により作業台29の作業面側に対し、測距された距離データである。
また、実距離データは、実際の成形品取出し作業時に、チャック19が上記測距位置に下降した際に、作業者がいたりする作業台29の作業面に対して測距された距離データである。
距離領域記憶部115fに記憶される距離領域データとしては、距離センサー101により測距されるチャック19から所要範囲内を距離領域A、該距離領域Aより遠くチャック19からの所要範囲内を距離領域B、同様に距離領域Bより遠くチャック19から所要範囲内を距離領域Cとして設定するためのデータである。
CPU111にはA/D変換手段117がデータバスを介して接続されている。該A/D変換手段117は接続された距離センサー101から出力される距離信号を、ディジタル信号の距離データへ変換する。
CPU111には比較手段119がデータバスを介して接続されている。該比較手段119は基準距離データ記憶部115dに記憶された基準距離データと実距離データ記憶部115eに記憶された実距離データを比較し、基準距離データに対して実距離データが変異しているか否かを抽出する。
CPU111には判定手段121がデータバスを介して接続されている。該判定手段121は、実距離データが基準距離データと異なる場合に、実距離データによる距離が実距離データ記憶部115eにより設定されたどの距離領域A〜C内の範囲であるか否かを判別する。
尚、図8に示す制御手段の他の構成に付いては、実施例1の制御手段と同様であり、図中に同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
次に、成形品解放位置に移動したチャック19が作業台29に向って下降する際のチャック移動制御作用及び方法を説明する。
図9乃至図10において、ステップ131により成形品解放位置に移動されたチャック19を作業台29の作業面に向って下降し、ステップ133によりチャック19が所要高さの測距位置に到達したか否かを判定する。今、チャック19が上記測距位置に到達していない場合には、ステップ131に戻ってチャック19の下降を継続する。
反対に、チャック19が測距位置に到達してステップ133がYESの場合、ステップ135により距離センサー101を作動して作業台29周辺に対する距離を検出して実距離データ記憶部115eに記憶させる。
次に、ステップ137により基準距離データ記憶部115dに記憶された基準距離データと実距離データ記憶部115eに記憶された実距離データを比較し、ステップ139により基準距離データに対して変異があるか否かを判定する。今、変異がなく、ステップ139がNOの場合、ステップ141により作業台29の作業面に対するチャック19の下降を継続し、ステップ143によりチャック19が作業台29の作業面近くの所要位置まで下降したか否かを判定する。
チャック19が所要位置まで下降しておらずにステップ143がNOの場合、ステップ141に戻ってチャック19の下降を継続する。一方、チャック19が所要位置まで下降してステップ143がYESの場合、ステップ145によりチャック19の下降を停止制御して終了する。
一方、基準距離データに対して実距離データに変異があり、ステップ139がYESの場合、ステップ147により実距離データの距離が距離領域A内にあるか否かを判定する。今、下降するチャック19の直ぐ近くに作業者がいることにより測距された実距離データが領域A内でステップ147がYESの場合、ステップ145に移ってチャック19の下降を直ちに停止制御する。また、その際に、アラーム部材47を作動して作業者に危険であることを報知する。これにより下降するチャック19が作業台29の近くの作業者と干渉するのを回避する。
反対に、下降するチャック19に対して作業者等が距離領域A内にいず、ステップ147がNOの場合、ステップ149により測距された実距離データが距離領域B内であるか否かを判定する。今、作業者が下降するチャック19に対し、若干離れた距離領域B内でステップ149がYESの場合、ステップ151により下降するチャック19を減速移動制御して作業者に対してチャック19が干渉する危険性を低くした後、ステップ143に移る。チャック19を減速移動制御する際、アラーム部材47を作動して作業者に対してチャック19が干渉するおそれがあることを報知する。
反対に、下降するチャック19に対して作業者が距離領域B外にいてステップ149がNOの場合には、ステップ153により測距された実距離データが距離領域C内であるか否かを判定する。今、作業者が下降するチャック19に対し、距離領域Bより離れた距離領域C内で作業していてステップ153がYESの場合、ステップ155により下降するチャック19を微速移動制御してステップ143に移る。その際、上記と同様にアラーム部材47を作動して作業者に対し、下降するチャック19が近づいて危険のおそれがあることを報知する。
反対に、下降するチャック19に対して作業者が距離領域C外にいてステップ153がNOの場合には、作業者に対して下降するチャック19が干渉する危険性がないため、ステップ143に移る。
上記説明は、チャック19に距離センサー101を取付け、成形品解放位置側へ移動したチャック19が所要高さの測距位置に下降したタイミングで、作業台29周辺の距離を測定し、基準距離データに対して実距離データが異なる場合には、その距離に応じてチャック19を移動制御する構成及び方法としたが、チャック19の下降時に所要時間ごとに作業台29に対する距離を順次測定して基準距離データに対して実距離データが異なる場合には、測定された距離領域に応じてチャック19を移動制御する構成及び方法であってもよい。
実施例1及び2は、以下のように共通変更することができる。
上記説明は、成形品解放位置に移動したチャック19が作業台29に向かって下降する際に実撮像データに基づいてチャック19の移動を制御する例を説明したが、チャック19の移動と共に第1走行体9、第2走行体13及び上下アーム17の少なくともいずれかを移動制御する構成及び方法であってもよい。
成形品取出機の概略を示す説明図である。 成形品取出機に対する撮像部材の取付け状態を示す説明図である。 成形品取出機の制御概略を示す電気的ブロック図である。 チャックの移動制御処理を示すフローチャートの一部である。 チャックの移動制御処理を示すフローチャートの一部である。 作用を示す説明図である。 チャックに対する距離センサーの取付け状態を示す説明図である。 距離センサーの取付け状態を示す略体斜視図である。 チャックの移動制御処理を示すフローチャートの一部である。 チャックの移動制御処理を示すフローチャートの一部である。
符号の説明
1 成形品取出し機
5 樹脂成形機
9 可動体の一部である第1走行体
13 可動体の一部である第2走行体
17 可動体の一部である上下アーム
19 チャック
27 撮像部材
41 抽出手段
43 判別手段

Claims (4)

  1. チャックを樹脂成形機の金型と樹脂成形機側方の解放位置の間で移動して成形品を取出す成形品取出し機において、
    本体フレームの解放位置側に固定的に取付けられ、該解放位置にて移動するチャックを撮像して撮像データを出力する撮像部材と、
    成形品取出し作業前において撮像部材により撮像されたチャックの基準移動に関する基準撮像データ成形品取出し作業時に撮像部材により撮像されたチャックの移動に関する実撮像データ及び撮像データの画面中心部からの離間画素数に応じて設定された複数の領域に関する領域データをそれぞれ記憶する記憶部材と、
    基準撮像データに対する実撮像データ中の変化を抽出する抽出手段と、
    抽出された変化が撮像画面中に設定された複数の領域のどこに存在するのかを判別する判別手段と、
    判別された変化の存在領域に基づいてチャックを移動する可動体を移動制御する制御手段と、
    を備え
    撮像部材は、成形品解放位置において下降するチャックが所要高さの撮像位置に到達した際に、撮像画面の中心部にチャックが位置する撮像データを出力するように固定的に取付けられ、該撮像位置における基準撮像データに対する実撮像データ中の変化に基づいてチャックを移動する可動体を移動制御する成形品取出し機。
  2. チャックを樹脂成形機の金型と樹脂成形機側方の解放位置の間で移動して成形品を取出す成形品取出し機において、
    本体フレームの解放位置側に固定的に取付けられ、該解放位置にて移動するチャックを撮像して撮像データを出力する撮像部材と、
    成形品取出し作業前において撮像部材により撮像されたチャックの基準移動に関する基準撮像データ、成形品取出し作業時に撮像部材により撮像されたチャックの移動に関する実撮像データ及び撮像データの画面中心部からの離間画素数に応じて設定された複数の領域に関する領域データをそれぞれ記憶する記憶部材と、
    基準撮像データに対する実撮像データ中の変化を抽出する抽出手段と、
    抽出された変化が撮像画面中に設定された複数の領域のどこに存在するのかを判別する判別手段と、
    判別された変化の存在領域に基づいてチャックを移動する可動体を移動制御する制御手段と、
    を備え、
    撮像部材は、成形品解放位置において下降するチャックに同期して撮像範囲を可変するように移動手段を介して取付けられ、所要時間ごとに撮像された基準撮像データに対する実撮像データ中の変化に基づいて可動体を移動制御する成形品取出し機。
  3. チャックを移動制御して樹脂成形機から成形品を取出す成形品取出し機において、
    成形品解放位置において下降するチャックが所要高さの撮像位置に到達した際に、成形品取出し作業前に撮像された基準撮像データと成形品取出し作業時に撮像される実撮像データに基づいて撮像画面中の変化を抽出し、
    撮像データの画面中心部からの離間画素数に応じて設定された複数の領域に関する領域データに基づいて上記変化が存在する領域を判別し、
    判別された上記変化の存在領域に基づいてチャックを移動する可動体を継続移動、減速移動及び移動停止のいずれかとなるように移動制御する可動体移動制御方法。
  4. チャックを移動制御して樹脂成形機から成形品を取出す成形品取出し機において、
    成形品取出し作業前に撮像された基準撮像データと成形品解放位置において下降するチャックに同期して撮像部材から出力される実撮像データに基づいて撮像画面中の変化を抽出し、
    撮像データの画面中心部からの離間画素数に応じて設定された複数の領域に関する領域データに基づいて上記変化が存在する領域を判別し、
    判別された上記変化の存在領域に基づいてチャックを移動する可動体を継続移動、減速移動及び移動停止のいずれかとなるように移動制御する可動体移動制御方法。
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